説明

コンテンツ作成支援装置、及び、コンテンツ作成支援装置の制御プログラム

【課題】位置情報を用いることで作成済みのコンテンツの検索が容易となるようなコンテンツが作成できるコンテンツ作成支援装置を提供する。
【解決手段】コンテンツ作成支援装置は、自装置の位置を示す情報を取得する位置情報取得部を有する、少なくともテキストデータを含むコンテンツの作成を支援するコンテンツ作成支援装置であって、ユーザーの操作によって新規コンテンツデータが作成された時に、位置情報取得部が新規コンテンツデータの作成時の位置を示す情報を取得し、新規コンテンツデータに作成時の位置を示す情報を関連付けることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、少なくともテキストデータを含むコンテンツを作成することを目的とする装置、プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
昨今、自身の体験した出来事を記述したテキストデータを含むコンテンツを、時系列に逐一ストレージに記録するブログやミニブログ(ブログより字数が少なく制限されているもの)を作成しているユーザーが増加してきている。
【0003】
上述のコンテンツの集合は、個々のコンテンツデータが、頻繁に追加される電子的な日記の集合であり、個々の日記(記事)が時間軸に沿って並んでいれば、冊子状の日記と同じ感覚で扱うことが可能で、ユーザーが後から読み返す時に目的のコンテンツを検索しやすいと考えられる。
【0004】
なお、特許文献1には、ユーザーの携帯する端末から得た位置情報に基づいて、ユーザーの行動を解析し、所定の行動パターンに一致する場合に、該所定の行動パターンに対応付けられる定型文を時間軸に沿って自動生成する日記作成支援装置が開示されている。
【0005】
【特許文献1】特開2002−215611号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、ユーザーが体験した出来事の発生した日時から経過時間が長くなっていくと、ユーザーがその出来事の発生した日時を正確に記憶していることは極めて稀であるため、その出来事を記載したコンテンツを読み返したい場合に、目的のコンテンツをコンテンツ群の中から検索することは困難である。特に、コンテンツが追加される頻度の高いコンテンツ群が対象の場合には、検索範囲が広いため、さらに困難である。
【0007】
一方、ユーザーが何かしらの出来事を体験した場所の情報は、よりユーザーの記憶に残っている可能性が高いのが一般的である。
【0008】
従って、個々のコンテンツデータに、コンテンツ作成時の位置情報が含まれていれば、ユーザーにとってより検索が容易である。
【0009】
特許文献1に記載の日記作成支援装置では、ユーザーの位置情報に基づいて解析された行動パターンが予め登録されているパターンに一致しないときには日記には反映されないため、ユーザーの全ての行動を記録することができない。
【0010】
換言すると、上述の日記作成支援装置では、繰り返し発生するような出来事のみを羅列した日記が記録されることになるため、記事作成時の位置情報に基づいて検索することはできない。
【0011】
そこで、本発明は、位置情報を用いることで検索が容易なコンテンツデータを作成できるコンテンツ作成支援装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の第1のコンテンツ作成支援装置は、自装置の位置を示す情報を取得する位置情報取得部を有する、少なくともテキストデータを含むコンテンツの作成を支援するコンテンツ作成支援装置であって、ユーザーの操作によって新規コンテンツデータが作成された時に、前記位置情報取得部が前記新規コンテンツデータの作成時の位置を示す情報を取得し、前記新規コンテンツデータに前記作成時の位置を示す情報を関連付けることを特徴とする。本発明の第1のコンテンツ作成支援装置によって、ユーザーの記憶に残っている可能性の高い新規コンテンツデータ作成時の位置情報でもって検索が容易なコンテンツデータを作成することができる。
【0013】
本発明の第2のコンテンツ作成支援装置は、好ましくは、ユーザーの操作によって前記新規コンテンツデータに画像ファイルが添付された時に、前記作成時の位置を示す情報を、前記画像ファイルに関連付けられた撮影位置を示す情報に、書き換えることを特徴とする。本発明の第2のコンテンツ作成支援装置によって、よりユーザーの記憶に残っている可能性の高い画像に関連付けられた撮影位置を示す情報でもって容易な検索が可能となるコンテンツデータを作成することができる。
【0014】
本発明の第1のコンテンツ作成支援装置の制御プログラムは、自装置の位置を示す情報を取得する位置情報取得部を有する、少なくともテキストデータを含むコンテンツの作成を支援するコンテンツ作成支援装置を制御するプログラムであって、ユーザーの操作によって新規コンテンツデータが作成されたことを検出させる第1の検出ステップと、前記第1の検出ステップが新規コンテンツデータの作成を検出した場合に、前記位置情報取得部が取得した前記新規コンテンツデータの作成時の自装置の位置を示す情報を前記新規コンテンツデータに関連付けさせるファイル制御ステップと、を備えることを特徴とする。本発明の第1のコンテンツ作成支援装置の制御プログラムによって、ユーザーの記憶に残っている可能性の高い新規コンテンツデータ作成時の位置情報を用いて容易な検索が可能となるコンテンツデータを作成することができる。
【0015】
本発明の第2のコンテンツ作成支援装置の制御プログラムは、好ましくは、ユーザーの操作によって前記新規コンテンツデータに画像ファイルが添付されたことを検出させる第2の検出ステップと、前記第2の検出ステップによって画像ファイルが添付されたことを検出した場合に、前記作成時の位置を示す情報を、前記画像ファイルに関連付けられた撮影位置を示す情報に書き換えさせる位置情報書き換えステップと、を備えることを特徴とする。本発明の第2のコンテンツ作成支援装置の制御プログラムによって、よりユーザーの記憶に残っている可能性の高い画像に関連付けられた撮影位置を示す情報でもって容易な検索が可能となるコンテンツデータを作成することができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、位置情報を用いることで検索が容易なコンテンツデータを作成できるコンテンツ作成支援装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の実施の形態のコンテンツ作成支援装置を説明するためのブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のコンテンツ作成支援装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態のコンテンツ作成支援装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態のコンテンツ作成支援装置を説明するためのブロック図である。
【0019】
まず、本発明の実施の形態のコンテンツ作成支援装置を説明すると、コンテンツ作成支援装置は、ユーザーによって新規にコンテンツ(個々のブログやミニブログのデータを指す。以下、コンテンツと言う。)を作成する操作が行われたときに、位置情報取得部が位置情報を取得し、作成対象となるコンテンツの検索用のタグ情報として当該位置情報を記録するものである。以下、詳細に説明する。
【0020】
図1を参照すると、本発明の実施の形態のコンテンツ作成支援装置10は、制御部20と、位置情報取得部30と、記憶部40とからなる。
【0021】
なお、本発明の実施の形態のコンテンツ作成支援装置10は、専用の装置である必要はなく、ノート型のパーソナルコンピュータや携帯情報端末で良い。
【0022】
制御部20は、記録媒体に格納されたプログラムを読み込んで実行することにより、ファイル制御手段21を論理的に備える。
【0023】
位置情報取得部30は、コンテンツ作成支援装置10の現在位置を示す情報を取得する専用のハードウェアである。より具体的には、GPS(Global Positioning System)受信機が一例として挙げられる。
【0024】
記憶部40は、具体的には、ハードディスク等の記憶装置が一例として挙げられる。コンテンツ群が記録される。なお、図1を参照すると、記憶部40は、コンテンツ作成支援装置10に内蔵されているが、コンテンツ作成支援装置10とネットワークを介して接続されている、ネットワークストレージであっても良い。
【0025】
次に、図2を参照して、本発明の第1の実施の形態の動作について説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【0026】
図2を参照すると、まずファイル制御手段21が、ユーザーによる、新規コンテンツの作成の操作を検出する(ステップS100)。
【0027】
より具体的には、新規コンテンツ作成の命令を検出する方法などが考えられるが、これに限定されるものではない。
【0028】
ステップS100で、新規コンテンツの作成の操作が検出されると(ステップS100/YES)、位置情報取得部30が、コンテンツ作成支援装置10の現在位置を示す情報を取得する(ステップS110)。
【0029】
なお、コンテンツの具体例としては、例えば、ある出来事についてユーザーが作成する日記、料理の日記やレシピ、備忘録、会議の議事録などが挙げられるが、これらに限定するものではない。ただし、コンテンツには、テキストデータが含まれているものとする。
【0030】
ステップS100で、新規コンテンツの作成の操作が検出されない場合には(ステップS100/NO)、ステップS100の処理に戻り、検出を繰り返す。
【0031】
ステップS110で、現在位置を示す情報が取得されると、ファイル制御手段21は、ステップS100で検出された新規に作成が開始されたコンテンツのファイルにタグ情報として、現在位置を示す情報を書き込む(ステップS120)。
【0032】
なお、タグ情報とは、ファイルの整理・検索を容易にするために、ファイルに付与される付随情報である。本発明の実施の形態のコンテンツ作成支援装置では、新規コンテンツの作成時に当該コンテンツのファイルに現在位置を示す情報のほかに、ファイルの生成を開始した時刻を示す情報やジャンルを示す情報等も付与できるようにして良い。
【0033】
ステップS120で、コンテンツ作成時の現在位置を示す情報をタグ情報として付与されると、ファイル制御手段21は、ユーザーによるコンテンツ作成の終了操作を検出する(ステップS130)。コンテンツの作成終了の操作を検出するまでは、コンテンツの編集の状態となり、ユーザーによって、コンテンツの編集が行われていることとなる。
【0034】
ステップS130で、コンテンツ作成の終了操作が検出されると(ステップS130/YES)、ステップS100に処理が戻る。
【0035】
なお、ステップS130で、コンテンツ作成の終了操作が検出されるまでは、コンテンツ作成支援装置100は、ユーザーによるコンテンツの編集操作中の状態である。
【0036】
なお、コンテンツ作成を終了すると、作成されたコンテンツのファイルは記憶部40に格納される。現在位置を示すタグ情報も当該コンテンツのファイルに付与されている。このようにして、作成されたコンテンツは順次、ファイルとして、記憶部40に格納されていく。
【0037】
以上の処理によって、ユーザーが能動的に、コンテンツを作成する操作を行った時に、当該操作を行った場所を示す位置情報をタグ情報として、当該コンテンツのファイルに付与し、ユーザーは、コンテンツの検索時に、検索したいコンテンツを作成した場所の記憶に基づいて容易に検索することができることになる。
【0038】
例えば、ユーザーが、旅行先で、コンテンツ作成支援装置10用いて、旅行記事を作成していた場合、ユーザーは、旅行の正確な日時は記憶していなくても、その旅行先の場所は記憶に良く残っているので、作成後のコンテンツ検索が容易である。また、ユーザーがコンテンツ作成支援装置10を用いて、会議の議事録を作成していた場合、会議が行われた日時は正確に記憶していなくても、会議の行われた場所は記憶に良く残っているので、作成後に議事録を検索して参照したい場合に、検索が容易となる。
【0039】
次に、図3を参照して、本発明の第2の実施の形態の動作について説明する。図3は、本発明の第2の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【0040】
なお、本発明の第2の実施の形態のコンテンツ作成支援装置の構成は、本発明の第1の実施の形態のコンテンツ作成支援装置と同様のため、説明を省略する。
【0041】
図3を参照すると、まずファイル制御手段21が、ユーザーによる、新規コンテンツの作成の操作を検出する(ステップS100)。
【0042】
ステップS100で、新規コンテンツの作成の操作が検出されると(ステップS100/YES)、位置情報取得部30が、コンテンツ作成支援装置10の現在位置を示す情報を取得する(ステップS110)。
【0043】
なお、ステップS100で、新規コンテンツの作成の操作が検出されない場合には(ステップS100/NO)、ステップS100の処理に戻り、検出を繰り返す。
【0044】
ステップS110で、現在位置を示す情報が取得されると、ファイル制御手段21は、ステップS100で検出された新規に作成が開始されたコンテンツのファイルのタグ情報として、現在位置を示す情報を書き込む(ステップS120)。
【0045】
ステップS120で、現在位置を示す情報がコンテンツのファイルのタグ情報として付与されると、次に、ファイル制御手段21は、作成中のコンテンツへの画像ファイルの添付操作を検出する(ステップS130)。
【0046】
本発明の第2の実施の形態のライフログ作成支援装置では、コンテンツにテキストのほかに、画像ファイルを添付できる。例えば、旅行に関するコンテンツを作成する場合、旅行中に撮影した写真を添付することができる。
【0047】
ステップS130で、コンテンツへの画像ファイルの添付操作が検出された場合(ステップS130/YES)、ファイル制御手段21は、添付された画像ファイルに位置情報が含まれているかを検出する(ステップS140)。
【0048】
コンテンツ作成支援装置10に、カメラ機能である撮影部が備えられている場合、ユーザーが、コンテンツ作成支援装置10の撮影部を用いて、撮影する際に位置情報取得部30から撮影位置を示す情報を取得し、該情報を撮影された画像ファイルのタグ情報として書きこめるようにして良い。ファイル制御手段21は、コンテンツへの添付操作がされた画像のファイルのタグ情報を読み取ることで、位置情報を取得することが可能である。
【0049】
また、コンテンツ作成支援装置10が、内蔵しない外部デジタルカメラ等に格納されている画像を記憶部40に格納するために、外部からの画像ファイルを取り込む機能を備えていても良い。コンテンツ作成支援装置10に取り込まれた画像のファイルに、撮影時の位置を示す情報がタグ情報として書き込まれている場合があり、外部デジタルカメラ等から取り込んだ画像であっても、ファイル制御手段21が、添付操作がされた画像のファイルのタグ情報を読み取ることで、位置情報を取得することが可能である。
【0050】
なお、ステップS130で、コンテンツへの画像ファイルの添付操作が検出されなかった場合(ステップS130/NO)、後述するステップS170の処理に進む。
【0051】
ステップS140で、添付された画像ファイルに位置情報が含まれていることが検出された場合(ステップS140/YES)、ファイル制御手段21は、ユーザーに対して、コンテンツのファイルのタグ情報に含まれている位置情報を書き換えるかを選択させる(ステップS150)。
【0052】
具体的には、「添付する画像ファイルに位置情報が付随しています。位置情報の書き換えを行いますか?」といったメッセージを、不図示のコンテンツ作成支援装置10の出力部を介して表示装置(コンテンツ作成支援装置10に内蔵されていても、外部に接続されていても良い)に表示し、ユーザーに選択させる。
【0053】
なお、ステップS140で、添付された画像ファイルに位置情報が含まれていなかった場合(ステップS140/NO)、後述するステップS170の処理に進む。
【0054】
ステップS150で、ユーザーが位置情報の書き換えを選択した場合は(ステップS150/YES)、ユーザーはステップS120でコンテンツ作成時にコンテンツのファイルのタグ情報として書き込まれたコンテンツ作成時の位置を示す情報を、添付された画像ファイルに付随している位置情報から取得した位置を示す情報に書き換える処理を行う(ステップS160)。
【0055】
ステップS150で、ユーザーがコンテンツのファイルのタグ情報に含まれている位置情報の書き換えを選択しなかった場合は(ステップS150/NO)、コンテンツ作成時に書き込まれたタグ情報に含まれるコンテンツ作成時の位置を示す情報の書き換えを行わずに、後述するステップS170の処理に進む。
【0056】
ステップS170で、コンテンツ作成の終了操作が検出されると(ステップS170/YES)、ステップS100の処理に戻る。
【0057】
なお、コンテンツ作成を終了すると、作成されたコンテンツのファイルは記憶部40に格納される。位置情報を示すタグ情報も当該コンテンツのファイルに付与されている。このようにして、作成されたコンテンツは順次、ファイルとして、記憶部40に格納されていく。
【0058】
一方、ステップS170で、コンテンツ作成の終了操作が検出されなかった場合には(ステップS170/NO)、ステップS130の処理に戻る。
【0059】
なお、コンテンツ作成の終了操作が行われないということは、ユーザーによって、コンテンツの編集操作が行われているということになる。
【0060】
以上のように、本発明の第2の実施の形態では、コンテンツに写真や動画などの画像ファイルが添付されている場合に、その画像ファイルに付与された位置を示す情報を、コンテンツ作成時の位置情報として流用することができる。
【0061】
例えば、旅行に関する日記を、旅行先では写真等は撮影していたが、日記の作成作業は旅行先と異なる場所で行なうような場合でも、日記に撮影した写真等の画像ファイルを添付することでタグ情報に含まれる作成開始日時の位置を示す情報を書き換えることを可能とし、ユーザーにとって日記の検索の利便性がより高くなる。
【0062】
なお、コンテンツの検索方法は、例えば、地図上から所望の地域を選択し、選択された地域に対応する住所を示す情報に基づいてタグ情報を検索する方法が挙げられるが、タグ情報を用いる方法であれば、この方法に限定されない。
【符号の説明】
【0063】
10 コンテンツ作成支援装置
20 制御部
21 ファイル制御手段
30 位置情報取得部
40 記憶部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
自装置の位置を示す情報を取得する位置情報取得部を有する、少なくともテキストデータを含むコンテンツの作成を支援するコンテンツ作成支援装置であって、
ユーザーの操作によって新規コンテンツデータが作成された時に、前記位置情報取得部が前記新規コンテンツデータの作成時の位置を示す情報を取得し、前記新規コンテンツデータに前記作成時の位置を示す情報を関連付けることを特徴とするコンテンツ作成支援装置。
【請求項2】
ユーザーの操作によって前記新規コンテンツデータに画像ファイルが添付された時に、前記作成時の位置を示す情報を、前記画像ファイルに関連付けられた撮影位置を示す情報に、書き換えることを特徴とする請求項1記載のコンテンツ作成支援装置。
【請求項3】
ユーザーの操作によって新規に少なくともテキストデータを含むコンテンツデータが作成されたことを検出する第1の検出手段と、前記第1の検出手段が新規コンテンツデータの作成を検出した場合に、前記新規コンテンツデータの作成時の自装置の位置を示す情報を取得する位置情報取得部と、前記新規コンテンツデータに前記作成時の位置を示す情報を関連付けるファイル制御手段と、を備えることを特徴とするコンテンツ作成支援装置。
【請求項4】
前記ファイル制御手段は、ユーザーの操作によって前記新規コンテンツデータに画像ファイルが添付されたことを検出する第2の検出手段と、前記第2の検出手段によって画像ファイルが添付されたことを検出した場合に、前記作成時の位置を示す情報を、前記画像ファイルに関連付けられた撮影位置を示す情報に書き換える位置情報書き換え手段と、を備えることを特徴とする請求項3記載のコンテンツ作成支援装置。
【請求項5】
自装置の位置を示す情報を取得する位置情報取得部を有する、少なくともテキストデータを含むコンテンツの作成を支援するコンテンツ作成支援装置を制御するプログラムであって、
ユーザーの操作によって新規コンテンツデータが作成されたことを検出させる第1の検出ステップと、前記第1の検出ステップが新規コンテンツデータの作成を検出した場合に、前記位置情報取得部が取得した前記新規コンテンツデータの作成時の自装置の位置を示す情報を前記新規コンテンツデータに関連付けさせるファイル制御ステップと、を備えることを特徴とするコンテンツ作成支援装置を制御するプログラム。
【請求項6】
前記ファイル制御ステップは、ユーザーの操作によって前記新規コンテンツデータに画像ファイルが添付されたことを検出させる第2の検出ステップと、前記第2の検出ステップによって画像ファイルが添付されたことを検出した場合に、前記作成時の位置を示す情報を、前記画像ファイルに関連付けられた撮影位置を示す情報に書き換えさせる位置情報書き換えステップと、を備えることを特徴とする請求項5記載のコンテンツ作成支援装置を制御するプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−73901(P2012−73901A)
【公開日】平成24年4月12日(2012.4.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−219430(P2010−219430)
【出願日】平成22年9月29日(2010.9.29)
【出願人】(000004237)日本電気株式会社 (19,353)
【Fターム(参考)】