説明

コンバイン

【課題】 刈取部の逆転駆動時に引起装置の逆転を規制する低コストな逆転規制手段を備えたコンバインを提供することを課題としている。
【解決手段】 刈取り作業時に穀稈を引起す引起装置11への駆動力を入り切り自在に伝動する伝動断接手段を設け、刈取部12の駆動を逆転させる逆転駆動手段33による刈取部12の逆転時に引起装置11の逆転を規制する逆転規制手段を伝動断接手段によって構成し、逆転を操作する操作部69による逆転駆動操作に連係して伝動断接手段の駆動力入り作動を停止させる構造とした。そして引起装置11の駆動速度を段階的又は無段階に切り換えて出力する引起トランスミッション58にニュートラルポジションを設け、操作部69による逆転駆動操作に連係して引起トランスミッション58をニュートラル状態とするように構成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、刈取部の逆転駆動が可能なコンバインに関する。
【背景技術】
【0002】
従来コンバインには、刈取り作業時に穀稈を引起す引起装置と、穀稈を刈り取る刈取部と、穀稈の脱穀を行なう脱穀装置とが備えられている。そして上記刈取部の駆動を逆転させる逆転駆動手段と、逆転を操作する操作部とを備え、瞬間的に刈取部を逆転駆動させることによって、刈取部に詰まった穀稈の取り除き作業や刈取部の清掃等の刈取部のメンテナンスを簡単に行うことができる機種もあった。
【0003】
ただしコンバインの引起装置は逆転駆動されると破損するケースがある。このため上記逆転駆動手段と操作部とを備えた機種は、引起装置の逆転を規制する逆転規制手段を備え、引起装置の逆転に起因する引起装置の破損等を防止するように構成されている(特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平10−75620号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記逆転規制手段は、引起装置の駆動系内に設けられる一方向クラッチからなり、正転方向のみ引起装置側に駆動力を伝動する構造となっている。しかし一方向クラッチは高価でありコストアップにつながるという欠点があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための本発明のコンバインは、刈取り作業時に穀稈を引起す引起装置11と、穀稈を刈り取る刈取部12と、穀稈の脱穀を行なう脱穀装置6と、刈取部12の駆動を逆転させる逆転駆動手段33と、逆転を操作する操作部69と、刈取部12の逆転時に引起装置11の逆転を規制する逆転規制手段とを設けたコンバインにおいて、引起装置11への駆動力を入り切り自在に伝動する伝動断接手段を設け、該伝動断接手段によって上記逆転規制手段を構成し、該逆転規制手段を操作部69による逆転駆動操作に連係して伝動断接手段の駆動力入り作動を停止させる構造としたことを第1の特徴としている。
【0006】
第2に、引起装置11の駆動速度を段階的又は無段階に切り換えて出力する引起トランスミッション58を設け、該引起トランスミッション58にニュートラルポジションを設け、伝動断接手段を引起トランスミッション58により構成し、操作部69による逆転駆動操作に連係して引起トランスミッション58をニュートラル状態とすることを特徴としている。
【0007】
第3に、刈取り作業時に穀稈を引起す引起装置11と、穀稈を刈り取る刈取部12と、穀稈の脱穀を行なう脱穀装置6と、刈取部12の駆動を逆転させる逆転駆動手段33と、逆転を操作する操作部69とを設けたコンバインにおいて、刈取部12から脱穀装置6に穀稈を搬送する搬送装置の少なくとも一部を、正回転時にガイドによって引起される爪を備えた爪付搬送チェンによって構成し、刈取部12の逆転時に爪付搬送チェンの逆転を規制する搬送逆転規制手段を設けたことを特徴としている。
【発明の効果】
【0008】
以上のように構成される本発明の構造によると、刈取部を逆転駆動することによって、刈取部に詰まった穀稈の取り除き作業や刈取部の清掃等の刈取部のメンテナンスを簡単に行うことができる。そして逆転規制手段によって刈取部の逆回転時の引起装置の逆転が規制され、引起装置の逆転に起因する引起装置の破損等を防止することができる。
【0009】
そして伝動断接手段を通常のクラッチによって構成することによって、逆転規制手段を比較的安価且つ軽量な通常のクラッチによって構成することができ、逆転規制手段のコストダウンを図ることができる。特に伝動断接手段を引起装置の変速を行なう引起トランスミッションをから構成し、引起トランスミッションをニュートラルとすることによって逆転規制手段を構成すると、他のパーツを兼用して伝動断接手段の入り切り作動を簡単に行い、逆転規制を簡単に行うことができる他、刈取部の逆転時に引起装置をフリーの状態とすることができるという利点もある。
【0010】
一方コンバインにおいて、刈取部から脱穀装置に穀稈を搬送する搬送装置の少なくとも一部を爪付搬送チェンによって構成し、刈取部の逆転時に爪付搬送チェンの逆転を規制する搬送逆転規制手段を設けることにより、刈取部の逆回転時に爪付搬送チェンが逆転して爪付搬送チェンが破損する等の不都合が防止される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
図1は本発明を採用したコンバインの側面図、図2は平面図である。機体フレーム1がクローラ走行装置2に支持されている。機体フレーム1の前方には前処理部3が設けられている。機体フレーム1上には右前方に運転席4が設けられている。運転席4の後方における左側には脱穀装置6が機体フレーム1に搭載されている。
【0012】
脱穀装置6の側方には脱穀後の穀粒を一時的に貯粒するグレンタンク7が機体フレーム1に搭載されている。運転席4の左側方には前処理部3によって刈り取られた穀稈を脱穀装置6に搬送する中継搬送機構8が設けられている。脱穀装置6には穀稈を扱胴に供給するフィードチェン9が設けられている。
【0013】
前処理部3は、圃場内の穀稈を引き起こす引起装置11と、圃場内の穀稈の株元を切断する刈取部(カッタ)12と、刈り取り後の穀稈を掻き込みながら下流側に送るスターホイル13及び掻込みベルト14と、スターホイル13から送られる穀稈を中継搬送機構8に搬送する前処理搬送機構16とを備える。前処理搬送機構16は、スターホイル13から送られる穀稈の株元側を受け継ぎ搬送するチェンからなる左右の前処理株元搬送体17,18と、描込みベルト14側から送られる穀稈の穂先側を受け継ぎ搬送する前処理穂先搬送体19とからなる。
【0014】
上記構造により前処理部3は、引起装置11によって圃場内の穀稈を引き起こした後、引き起こされた穀稈の株元をカッタ12によって切断して刈り取り、刈り取られた穀稈をスターホイル13及び描込みベルト14によって掻き込みながら後方に送り、スターホイル13及び描込みベルト14から送られた穀稈の株元側及び穂先側を前処理株元搬送体17,18及び前処理穂先搬送体19が受け継ぎ、中継搬送機構8に搬送する。
【0015】
前処理穂先搬送体19は、回転するチェンに、穀稈搬送用の起伏可能な爪(タイン)21が取り付けられた爪付搬送チェンからなる。そして従来公知のように、正方向へのチェンの回転によって、穀稈の搬送部分においてガイドによってタイン21が引起され穀稈を係止することにより、穀稈の搬送を行う。
【0016】
引起装置11は、従来同様、上下方向の回転するチェンに、穀稈搬送用の起伏可能な爪(タイン)22が取り付けられた爪付搬送チェンが複数設けられて構成されている。そして従来公知のように、正方向へのチェンの回転によって、一部の区間においてガイドによってタイン22が引起され穀稈を係止することにより穀稈の引き起こし作業を行なう。
【0017】
上記中継搬送機構8は、前処理穂先搬送体19から穀稈の穂先側を受け継ぎ脱穀装置6側に搬送するチェンからなる中継穂先搬送体23と、前処理株元搬送体17,18から穀稈の株元側を受け継ぎ、上下揺動して扱ぎ深さを調節しながら下流側に搬送するチェンからなる扱深さ搬送体24と、扱深さ搬送体24からフィードチェン9に穀稈の株元側を受け継ぎ、中継搬送するチェンからなる中継株元搬送体26とから構成されている。
【0018】
中継穂先搬送体23は、回転するチェンに、穀稈搬送用の起伏可能なタイン27が取り付けられた爪付搬送チェンからなる。そして従来公知のように、正方向へのチェンの回転によって、穀稈の搬送部分においてガイドによってタイン27が引起され穀稈を係止することにより、穀稈の搬送を行う。中継搬送機構8は、以上のように扱ぎ深さを調節しながら刈り取り穀稈をフィードチェンに中継して搬送する。
【0019】
そしてフィードチェン9に供給された穀稈は脱穀装置6の扱胴によって脱穀され、グレンタンク7に一時貯粒される。本コンバインは以上のように穀稈の刈り取り及び脱穀作業を行なう。
【0020】
図3は、引起装置11(爪付搬送チェン),カッタ12,スターホイル13,掻込みベルト14,前処理株元搬送体17及び18,前処理穂側搬送体19,扱深さ搬送体24,中継穂先搬送体23,中継株元搬送体26,フィードチェン9の駆動伝動線図である。
【0021】
入力プーリ31を介してエンジンからの駆動力がギヤケース32に入力される。ギヤケース32に入力された駆動力はHST33によって変速されてフィードチェン駆動軸34及び前処理駆動軸36から出力される。フィードチェン駆動軸34から出力される駆動力は一方向クラッチ37を介してフィードチェン9に伝動される。
【0022】
前処理駆動軸36に出力される駆動力は、プーリ35及びベルト38を介して軸Aに伝動され、軸Aからベベルギヤ39を介して軸Bに伝動される。軸Bに伝動された駆動力は、軸Bの中間に設けられるベベルギヤ41と軸Cとベベルギヤ42を介して軸Dに伝動される。軸Dに伝動された駆動力は、直接中継株元搬送体26に伝動され、且つ一方向クラッチ43を介して中継穂先搬送体23に伝動される。
【0023】
軸Bに伝動された駆動力は、ベベルギヤ44を介して軸Eにも伝動される。軸Eに伝動された駆動力はベベルギヤ46,軸F,ベベルギヤ47,軸Gを介して扱深さ搬送体24に伝動される。軸Eに伝動された駆動力は、直接一方の前処理株元搬送体18にも伝動される。前処理株元搬送体18に伝動された駆動力は1つのスターホイル13の支持軸48に伝動される。上記支持軸48に伝動された駆動力によって1組のスターホイル13及び掻込みベルト14が駆動される。
【0024】
軸Eに伝動された駆動力はさらにベベルギヤ49を介して軸Hに伝動される。軸Hに伝動された駆動力は両端のベベルギヤ51を介してカッタ12に伝動される。軸Hに伝動された駆動力はさらにベベルギヤ52を介して軸Jに伝動される。軸Jに伝動された駆動力はベベルギヤ53,軸K,ベベルギヤ54を介して軸Lに伝動される。
【0025】
軸Lに伝動された駆動力は、直接他方の前処理株元搬送体17に伝動され、且つ一方向クラッチ56を介して前処理穂先搬送体19に伝動される。前処理株元搬送体17に伝動された駆動力は1つのスターホイル13の支持軸57に伝動される。上記支持軸57に伝動された駆動力によって1組のスターホイル13及び掻込みベルト14が駆動される。
【0026】
前述の軸Jには、変速ギヤを内装した引起トランスミッション58が設けられている。軸Jに伝動された駆動力は引起トランスミッション58によって変速されて引起トランスミッション58の出力軸59から出力される。出力軸59の駆動力はベベルギヤ61を介して引起装置の軸Mに伝動される。軸Mには複数のベベルギヤ62が設けられ、各ベベルギヤ62から引起装置11の各爪付搬送チェン63に駆動力が伝動される。
【0027】
上記引起トランスミッション58には、引起クラッチ65が設けられており、段階的な複数段(本実施形態では2段)の変速が可能となっている。引起トランスミッション58はニュートラルポジションを備えている。引起トランスミッション58には変速操作を行うアーム64が設けられている。該アーム64は電動シリンダ66のシリンダロッド67によって操作される。
【0028】
電動シリンダ66には変速切換スイッチ68が接続されている。電動シリンダ66は変速切換スイッチ68によってシリンダロッド67の伸縮が操作される。引起トランスミッション58はアーム64を介してシリンダロッド67の伸縮によって切換操作されるため、変速切換スイッチ68により、引起装置11の駆動速度を変速操作することができる(本実施形態においては高低の2段階)。
【0029】
さらに電動シリンダ66には逆転スイッチ69が接続されている。電動シリンダ66は逆転スイッチ69によってもシリンダロッド67の伸縮が操作される。そして電動シリンダ66は、引起トランスミッション58が、逆転スイッチ69の入り操作によってニュートラルとなり、逆転スイッチ69の切り操作によって変速切換スイッチ68により設定されている状態に戻るようにシリンダロッド67の伸縮が設定されている。
【0030】
引起トランスミッション58のニュートラル状態では引起装置11(爪付搬送チェン63)は駆動されない。つまり引起トランスミッション58は、引起装置11への駆動力を入り切り自在に伝動する伝動断接手段を構成している。
【0031】
一方逆転スイッチ69は、前述のHST33にも接続されている。HST33は逆転スイッチ69によって変速が操作される。HST33は、逆転スイッチ69の入り操作によって出力回転方向が逆転し、逆転スイッチ69の切り操作によって逆転前に設定されていた速度に戻るように設定されている。
【0032】
HST33が逆回転を出力すると、フィードチェン駆動軸34及び前処理駆動軸36からの駆動力は逆回転となる。これによりチェンからなる中継株元搬送体26と扱深さ搬送体24と両前処理株元搬送体17及び18、さらにスターホイル13と掻込みベルト14、そしてカッタ12の駆動が逆転する。ただし一方向クラッチ37,43,56を介して駆動力が伝動されるフィードチェン9,中継穂先搬送体23,前処理穂側搬送体19は駆動されない。つまりHST33はカッタ12の駆動を逆転させる逆転駆動手段を構成し、逆転スイッチ69がカッタ12の逆転駆動を操作する操作部を構成している。
【0033】
そして逆転スイッチ69の入り操作によるHST33の逆回転出力時には、引起トランスミッション58がニュートラルとなり、引起装置11への駆動力の伝動が断たれるため、引起トランスミッション58がカッタ12の逆転時に引起装置11の逆転を規制する逆転規制手段をなし、引起装置11(爪付搬送チェン63)も駆動されない。
【0034】
つまり逆転スイッチ69の入り操作によって、中継株元搬送体26,扱深さ搬送体24,両前処理株元搬送体17及び18,スターホイル13,掻込みベルト14,カッタ12の駆動が逆転しても、引起トランスミッション58が逆転スイッチ69の入り操作に連係してニュートラルポジションに作動するとともに、各一方向クラッチ37,43,56が各対応する爪付搬送チェンへの駆動力を伝動せず、ニュートラルポジションとなった引起トランスミッション58及び各上記一方向クラッチ37,43,56によって搬送逆転規制手段が構成され、引起装置11の爪付搬送チェン63を含む全ての爪付搬送チェンとフィードチェン9の駆動が規制されて停止する。
【0035】
これにより刈り取り作業中にカッタ12に穀稈等が詰まった場合、カッタ12を逆転駆動することによって、カッタ12に詰まった穀稈の取り除き作業を簡単に行うことができる。またカッタ12の逆転駆動によって、カッタ12の清掃やメンテナンス等を簡単に行うことができる。
【0036】
そして逆転スイッチ69によるカッタ12の逆転駆動時は、引起トランスミッション58が自動的にニュートラルに切り換えられることによって引起装置11の爪付搬送チェン63の逆転が規制され、爪付搬送チェン63の破損等が防止される。
【0037】
特に伝動断接手段が、引起装置11の変速を行なう引起トランスミッション58をから構成され、ニュートラルになった引起トランスミッション58によって逆転規制手段が構成されるため、他のパーツ(トランスミッション)を兼用して伝動断接手段及び逆転規制手段を設けることができ、逆転規制手段のコストダウンを図ることができる。そしてカッタ12の逆転時に引起装置11の爪付搬送チェン63がフリーの状態となるため、爪付搬送チェン63の破損をより確実に避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】コンバインの側面図である。
【図2】コンバインの平面図である。
【図3】引起装置等の駆動伝動線図である。
【符号の説明】
【0039】
6 脱穀装置
11 引起装置
12 カッタ(刈取部)
33 HST(逆転駆動手段)
58 引起トランスミッション
69 逆転スイッチ(操作部)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
刈取り作業時に穀稈を引起す引起装置(11)と、穀稈を刈り取る刈取部(12)と、穀稈の脱穀を行なう脱穀装置(6)と、刈取部(12)の駆動を逆転させる逆転駆動手段(33)と、逆転を操作する操作部(69)と、刈取部(12)の逆転時に引起装置(11)の逆転を規制する逆転規制手段とを設けたコンバインにおいて、引起装置(11)への駆動力を入り切り自在に伝動する伝動断接手段を設け、該伝動断接手段によって上記逆転規制手段を構成し、該逆転規制手段を操作部(69)による逆転駆動操作に連係して伝動断接手段の駆動力入り作動を停止させる構造としたコンバイン。
【請求項2】
引起装置(11)の駆動速度を段階的又は無段階に切り換えて出力する引起トランスミッション(58)を設け、該引起トランスミッション(58)にニュートラルポジションを設け、伝動断接手段を引起トランスミッション(58)により構成し、操作部(69)による逆転駆動操作に連係して引起トランスミッション(58)をニュートラル状態とする請求項1のコンバイン。
【請求項3】
刈取り作業時に穀稈を引起す引起装置(11)と、穀稈を刈り取る刈取部(12)と、穀稈の脱穀を行なう脱穀装置(6)と、刈取部(12)の駆動を逆転させる逆転駆動手段(33)と、逆転を操作する操作部(69)とを設けたコンバインにおいて、刈取部(12)から脱穀装置(6)に穀稈を搬送する搬送装置の少なくとも一部を、正回転時にガイドによって引起される爪を備えた爪付搬送チェンによって構成し、刈取部(12)の逆転時に爪付搬送チェンの逆転を規制する搬送逆転規制手段を設けたコンバイン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2006−6187(P2006−6187A)
【公開日】平成18年1月12日(2006.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−187363(P2004−187363)
【出願日】平成16年6月25日(2004.6.25)
【出願人】(000001878)三菱農機株式会社 (1,502)
【Fターム(参考)】