説明

コンバイン

【課題】スムーズな回転が可能な掻込みリールを備えるコンバインを提供すること。
【解決手段】刈取部4の上方に配設されており、左右一対の揺動アーム71,72によって昇降自在に支持された掻込みリール23を備えるコンバイン1であって、前記掻込みリール23は、前記揺動アーム71,72に支持される軸体74に取り付けられた左右一対のリールフレーム75,76を備えており、当該リールフレーム75,76は、前軸体74に取付けられる中心のハブ部80と、ハブ部80から放射状に延びる複数のスポーク部81と、隣接するスポーク部81の先端どうしを連結する連結部82とを備えており、当該連結部82を円弧形状に形成したことを特徴とするコンバインである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンバインに関するものである。
【背景技術】
【0002】
コンバインは刈取部に掻込みリールを備えている。従来の掻込みリールは、左右両端のリールフレーム間に複数本のタイン取付杆を横架し、タイン取付杆に多数のタインを取り付けたものである。また、各リールフレームは、回転軸位置に取り付けられた回転輪に、回転輪から放射状に延びる6本の揺動アームを取り付けると共に、揺動アームの先端同士を連結する補助アームを取り付けたものである(特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2001−327214号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、上述したように、従来の掻込みリールでは、回転軸位置から放射状に延びる揺動アームの先端部に穀稈が引っ掛かかり、掻込みリールのスムーズな回転が妨げられることがある。
【0004】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、よりスムーズな回転が可能な掻込みリールを備えるコンバインを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、刈取部の上方に配設されており、左右一対の揺動アームによって昇降自在に支持された掻込みリールを備えるコンバインであって、前記掻込みリールは、前記揺動アームに支持される回転軸に取り付けられた左右一対のリールフレームを備えており、当該リールフレームは、前記回転軸に取付けられる中心のハブ部と、当該ハブ部から放射状に延びる複数のスポーク部と、隣接するスポーク部の先端どうしを連結する連結部とを備えており、当該連結部を円弧形状に形成したことを特徴とするコンバインである。
【0006】
また、刈取部の上方に配設されており、左右一対の揺動アームによって昇降自在に支持された掻込みリールを備えるコンバインであって、前記掻込みリールは、前記揺動アームに支持される回転軸に取り付けられた左右一対のリールフレームを備えており、当該リールフレームは、前記回転軸に取付けられる中心のハブ部と、当該ハブ部から放射状に延びる複数のスポーク部と、隣接するスポーク部の先端どうしを連結する連結部とが一体形成されているコンバインである。なお、前記リールフレームは、外形が円形であるものでもよい。
【発明の効果】
【0007】
上記発明では、掻込みリールは、揺動アームに支持される回転軸に取り付けられた左右一対のリールフレームを備えており、当該リールフレームは、回転軸に取付けられる中心のハブ部と、当該ハブ部から放射状に延びる複数のスポーク部と、隣接するスポーク部の先端どうしを連結する連結部とを備えており、当該連結部を円弧形状に形成している。このように、リールフレームの外周に位置する連結部を円弧形状にすると、穀稈などの作物の引っ掛かりが防止され、リールフレームのスムーズな回転が確保される。
【0008】
また、掻込みリールとして、揺動アームに支持される回転軸に取り付けられた左右一対のリールフレームを備えており、当該リールフレームとして、前記回転軸に取付けられる中心のハブ部と、当該ハブ部から放射状に延びる複数のスポーク部と、隣接するスポーク部の先端どうしを連結する連結部とが一体形成されているものでもよい。このように、ハブ部と、当該ハブ部から放射状に延びる複数のスポーク部と、隣接するスポーク部の先端どうしを連結する連結部とを一体形成すると、穀稈などの作物の引っ掛かりが防止され、リールフレームのスムーズな回転が確保される。
【0009】
そして、ハブ部、スポーク部および連結部が一体成形されたリールフレームの外形を円形にすると、穀稈などの作物の引っ掛かりがより確実に防止され、リールフレームのスムーズな回転が確保される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明に係るコンバインの実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
【0011】
図1は、本実施形態の普通型コンバインの左側面図であり、図2は平面図である。
【0012】
図1に示されるように、コンバイン1は、左右一対のクローラ式の走行部2,2と、走行部2,2の上方に配置された機体3と、機体3の前方に配置された刈取部4と、機体3の前部に配置されており刈取部4を昇降自在に支持する刈取り穀稈の搬送部5と、機体3の前方であって搬送部5の上方に配設されたキャビン6と、搬送部5の後方に配設された脱穀部7と、脱穀部7の下方に配設された選別部8と、脱穀部7の側方に配置された穀粒貯留部9と、穀粒貯留部9に連通連設された穀粒搬出部10と、機体の後部に配置された排藁処理部11、穀粒貯留部9の後方に配設された原動機部12とを備えている。
【0013】
走行部2は、機体3の下側に取り付けられた走行フレーム2aを備えている。走行フレーム2aの前端部には駆動輪14が連動連結されており、走行フレーム2aの後端部には遊動輪15が回転自在に軸支されており、駆動輪14と遊動輪15との間には履帯16が巻回されている。また、駆動輪14には機体3の前部に配置されたミッションケース17内のトランスミッションに連動連結しており、トランスミッションに連動連結された原動機部12からの動力が走行部2に伝達される。なお、図1において、符号「18」は、転動輪を示すものである。
【0014】
刈取部4は、搬送部5の先端部に連設されたプラットホーム19を備えており、プラットホーム19内には、左右方向に軸線を向けた状態で横架された横送りオーガ20と、横送りオーガ20の前方位置に横架された刈刃装置21とが配置されている。刈刃装置21の直前方位置にはデバイダ22があり、デバイダ22の上方には掻込みリール23が配置されている。このような刈取部4では、掻込みリール23によって圃場に植立した穀稈を掻き込み、刈刃装置21によって穀稈の根元部分を刈り取る。その後、横送りオーガ20によって同横送りオーガ20の略中央部に刈り取った穀稈を寄せ集め、後方の搬送部5へ受け渡す。
【0015】
搬送部5は、機体3から前方に向けて延伸するフィーダハウス24を備えている。フィーダハウス24は、図示しない昇降用油圧シリンダによって上下回動自在に取り付けられている。また、フィーダハウス24の内部には搬送コンベア25が配設されており、搬送コンベア25によって後方に送られてきた刈取穀稈は脱穀部7に送り込まれる。このように、刈取部4の横送りオーガ20によって寄せ集められた穀稈は、搬送コンベア25によって脱穀部7へ搬送される。
【0016】
キャビン6は、機体3の前方に配置されたキャビン支持機枠30上に配置されており、中空箱形状に形成されている。このキャビン6によって運転部31が被覆されている。キャビン6内には、運転席33が設置されていると共に運転席33の前方位置にフロントコラム34が配設されており、フロントコラム34の上端部にステアリングホイール35と変速レバー36とが設けられている。そして、運転部31の後方に脱穀部7が配置されている。
【0017】
脱穀部7は、搬送部5の後方位置に配置された扱室41を備えている。そして、扱室41の内部には円筒状の扱胴42が配置されている。扱胴42は回動軸線が前後方向に向けられた状態で配設されており、扱胴42の下方に受網(不図示)が配設されている。
【0018】
搬送部5によって脱穀部7に搬送された穀稈は、扱胴42の作用によって前部から後部に移動されつつ脱穀処理される。そして、得られた穀粒は自重により受網を通過して下方の揺動選別部8へと落下し、排藁は、後方の排藁処理部11へと移送される。
【0019】
選別部8は、扱胴42の下方に配置されている。ここで選別されて一番穀粒受樋(不図示)に集められた穀粒は、一番穀粒搬送コンベア→揚穀コンベア→穀粒貯留部9へと搬送される。
【0020】
穀粒貯留部9は、脱穀部7の扱胴42の側方に配置されたグレンタンクを備えている。また、穀粒搬出部10は、グレンタンク65の下方に設置された図示しない横搬出用オーガと、前後方向に延びる横搬出用オーガの後端部に下端部が連通連結された縦搬送用オーガ66とを備えている。縦搬送用オーガ66は、上下方向に軸線が向けられた状態で、原動機部12の右側方位置に配置されている。そして、縦搬送用オーガ66の上端部には、前後方向に延びる排出オーガ67の後端部が連通連結されている。そして、排出オーガ67は、後端部を中心に旋回及び上下回動自在になっている。なお、符号「67a」は、排出オーガ67の先端部の排出口を示すものである。したがって、グレンタンク65内に貯留された一番穀粒は、横搬出用オーガ→縦搬送用オーガ66→排出オーガ67を通して排出口67aから機体の外部へと排出される。
【0021】
排藁処理部11は、脱穀部7の扱胴42の後方に配置された図示しない後部搬送ビータと、後部搬送ビータ後方に位置する排藁カッター(不図示)を備えている。脱穀部7で脱穀処理された排藁は、後部搬送ビータの搬送作用によって排藁カッターへと搬送され、同排藁カッターによって細断された後、機体外部へと排出される。
【0022】
原動機部12は、脱穀部7よりも後方の位置に設置されたエンジン(不図示)を備えている。エンジンの出力軸の回転は、動力伝動機構を介して、刈取部4の刈刃装置21やミッションケース17内のトランスミッションなどの各動力機構部に伝達される。
【0023】
このような構成のコンバイン1の刈取部4の掻込みリール23について説明する。
【0024】
図2に示されるように、コンバイン1は、刈取部4の上方に、左右一対の揺動アーム71,72によって昇降自在に支持された掻込みリール23を備えている。両揺動アーム71,72は、揺動軸周りに上下揺動自在に軸支されており、油圧シリンダ(不図示)によって上下揺動されるようになっている。掻込みリール23は、左右一対の揺動アーム71,72の前部に取り付けられており、揺動アーム71,72を上下揺動させると、掻込みリール23の上下方向の掻込み動作位置を調節できるようになっている。
【0025】
また、図1に示されるように、掻込みリール23は、揺動アーム71,72に沿って前後方向にスライド移動可能になっており、掻込みリール23にはリール移動用のアーム73が接続されている。この移動用アーム73によって掻込みリール23の前後方向に掻き込み動作位置を調節できるようになっている。
【0026】
図2に示されるように、掻込みリール23は、左右一対の揺動アーム71,72に支持された軸体74と、軸体74に取付けられた左右一対のリールフレーム75,76と、両リールフレーム75,76間に回動自在に横架された複数のタイン取付杆77,…と、タイン取付杆77,…に所定間隔で取り付けられた多数のタイン78,…と、リールフレーム75,76の回転軸位置からずれた偏心軸位置を中心に回動自在に支持された補助リールフレーム79とを備えており、これらによって構成されている。なお、左右一対のリールフレーム75,76および補助リールフレーム79は形状が同じであるので、左側のリールフレーム75のみ図示することとし、その他については図示を省略する。
【0027】
リールフレーム75,76および補助リールフレーム79は、いずれも、円盤形状の部材であり、中心部分であるハブ部80と、ハブ部80から放射状に延びる複数(本実施形態では6箇所)のスポーク部81と、隣接するスポーク部81どうしを連結する連結部82とが一体に成形されたものである。連結部82は、隣接するスポーク部81の先端どうしを連結する部材であり、放射方向外側に膨出した円弧形状に形成されている。連結部をこのような形状にすることで、リールフレーム75,76および補助リールフレーム79を外形が円形になるように形成している。また、図4(c)に示されるように、一体形成されたリールフレーム75,76および補助リールフレーム79は、その周縁に折り曲げ部83を備えている。折り曲げ部83は、リールフレーム75,76及び補助リールフレーム79の外周全周に亘って形成されていると共に、円形の空間形状部分の周縁(リールフレームの内周縁)にも形成されている。この折り曲げ部83を形成すると、リールフレーム75,76および補助リールフレーム79の強度が向上する。
【0028】
各タイン取付杆77の右端部には、図2において前後方向に延びる状態のロッド84の後端が回転可能に連結されており、ロッド84の前端は補助リールフレーム79に回転可能に連結されている。両連結位置間距離は、リールフレーム75,76と補助リールフレーム79の回転中心間距離と等しくなっている。このような構造にすると、リールフレーム75,76がその回転軸周りに回転すると共にこれに同期して補助リールフレーム79がその回転軸(偏心軸)周りに回転したとき、ロッド84は、常に一定の向き向いた状態(図3参照)を維持しつつリールフレーム75,76の外周位置を回転する。したがって、ロッド84が取り付けられたタイン取付杆77およびタイン取付杆77に取り付けられたタイン78も、同様に、常に一点の向きに向いた状態を維持しつつリールフレーム75,76の外周を回転する。なお、符号「85」は、掻込みリールの動力を伝達する伝動ベルトが掛け回されるスプロケットを示すものである。
【0029】
したがって、本実施形態のように、リールフレーム75,76の外形を円形にすると、穀稈などの作物がリールフレーム75,76に引っ掛かるようなことが確実に防止され、リールフレーム75,76のスムーズな回転が確保される。本実施形態では、上述したように、連結部82の形状を円弧形状にすることで、リールフレーム75,76の外形を円形にしている。
【0030】
そして、ハブ部80、スポーク部81、連結部82が一体形成されたリールフレーム75,76では、スポーク部81と連結部82との接続部分など、接続部分がないので、接続部分に穀稈などの作物が引っ掛かるようなことが防止され、リールフレーム75,76のスムーズな回転が確保される。また、一体成形することで、部品点数が大幅に削減され、組立工数が大幅に削減される。工数が削減されれば、組立が容易になり、作業効率が向上する。また、一体成形によれば、従来必要であった専用治具が不要になり、この点でも組立が容易になる。また、一体成形の場合、型を用いて成形を行うので、各リールフレーム間の精度のバラツキを抑制することができ、部品精度が向上する。
【0031】
本実施形態のリールフレーム75,76及び補助リールフレーム79は、外形が円形で、かつ一体成形されたものであるので、穀稈などの作物の引っ掛かりがより確実に防止され、リールフレーム75,76のスムーズな回転が確保される。
【0032】
なお、リールフレーム75,76及び補助リールフレーム79の一体形成形状としては、種々の形状が考えられる。
【0033】
たとえば、図4に示されるリールフレーム75,76は、隣接するスポーク部81と、隣接するスポーク部81の先端どうしを連結する連結部82に囲まれるように形成された空間形状が円形である。
【0034】
そして、図5に示されるリールフレーム86は、各スポーク部87および連結部88が幅寸法一定の延伸部を備える形状になっている。したがって、隣接するスポーク部87とそれらの先端どうしを連結する連結部88とに囲まれる空間形状は、両スポーク部87の側縁である両直線部87aと、両直線部87a,87aの間でリールフレーム86中心側に位置する内側円弧部86aと、連結部88の内側縁でありリールフレームの外周円と同心円の外側円弧部88aと、当該外側円弧部88aと各直線部87a,87aとの間に位置する左右の円弧部86b,86cとに囲まれる形状である。なお、符号「89」は、ハブ部を示すものである。
【0035】
また、図6に示されるリールフレーム91のように、スポーク部87または結部88のうちの少なくとも一方に、凹凸部92を設けるようにしても良い。このようにすると、リールフレーム91の強度が向上する。なお、図5に示されるリールフレーム86と共通の構成には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明に係る第1実施形態のコンバインを示す左側面図である。
【図2】図1に示されるコンバインの掻込みリールを示す平面図である。
【図3】図2の掻込みリールを示す左側面図である。
【図4】(a)は、リールフレームを示す正面図であり、(b)は右側面図であり、(c)は、A−A面を示すA−A断面図であり、(d)は、B−B面を示すB−B断面図であり、(e)は、C−C面を示すC−C断面図である。
【図5】別実施形態のリールフレームを示す図であり、(a)は、リールフレームを示す正面図であり、(b)は右側面図であり、(c)は、A−A面を示すA−A断面図であり、(d)は、B−B面を示すB−B断面図であり、(e)は、C−C面を示すC−C断面図である。
【図6】さらに別実施形態のリールフレームを示す図であり、(a)は、リールフレームを示す正面図であり、(b)は右側面図であり、(c)は、A−A面を示すA−A断面図であり、(d)は、B−B面を示すB−B断面図であり、(e)は、C−C面を示すC−C断面図である。
【符号の説明】
【0037】
1 コンバイン
2 走行部
3 機体
4 刈取部
5 搬送部
6 キャビン
7 脱穀部
8 選別部
9 穀粒貯留部
10 穀粒搬出部
19 プラットホーム
20 横送りオーガ
21 刈刃装置
22 デバイダ
23 リール
71,72 揺動アーム
73 移動用アーム
74 軸体
75,76 リールフレーム
77 タイン取付杆
78 タイン
79 補助リールフレーム
80 ハブ部
81 スポーク部
82 連結部
83 曲げ部
84 ロッド
86 リールフレーム
87 スポーク部
88 連結部
88 結部
91 リールフレーム
92 凹凸部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
刈取部の上方に配設されており、左右一対の揺動アームによって昇降自在に支持された掻込みリールを備えるコンバインであって、
前記掻込みリールは、前記揺動アームに支持される回転軸に取り付けられた左右一対のリールフレームを備えており、
当該リールフレームは、前記回転軸に取付けられる中心のハブ部と、当該ハブ部から放射状に延びる複数のスポーク部と、隣接するスポーク部の先端どうしを連結する連結部とを備えており、
当該連結部を円弧形状に形成したことを特徴とするコンバイン。
【請求項2】
刈取部の上方に配設されており、左右一対の揺動アームによって昇降自在に支持された掻込みリールを備えるコンバインであって、
前記掻込みリールは、前記揺動アームに支持される回転軸に取り付けられた左右一対のリールフレームを備えており、
当該リールフレームは、前記回転軸に取付けられる中心のハブ部と、当該ハブ部から放射状に延びる複数のスポーク部と、隣接するスポーク部の先端どうしを連結する連結部とが一体形成されているコンバイン。
【請求項3】
前記リールフレームは、外形を円形である請求項2に記載のコンバイン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−31(P2008−31A)
【公開日】平成20年1月10日(2008.1.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−170783(P2006−170783)
【出願日】平成18年6月20日(2006.6.20)
【出願人】(000006781)ヤンマー株式会社 (3,810)
【Fターム(参考)】