説明

サッカーの予想投票システム

【課題】 携帯電話機などを使った一般参加型のサッカーの予想投票システムを提供する。
【解決手段】 アプリケーションサーバ5では抽出手段によって最初の時間枠内での的中投票をデータの中から抽出する。そして抽出した的中投票数をカウントし、カウントした的中投票数を総投票数とともにモバイル端末4に送信する。次いで2番目の時間枠が経過した時点で、2番目の時間枠内での的中投票が判明する。そこで、アプリケーションサーバ5では、最初の時間枠内で抽出された的中投票の中から、抽出手段によって2番目の時間枠内での的中投票を抽出する。即ち、連続して2回的中した投票のみを抽出する。このようにして、最終の時間枠まで上記の抽出を繰り返し、最終の時間枠での的中投票を抽出し、その数をカウントして最終的中投票数とし、この最終的中投票数でポイントや賞金を除算し、その値を的中投票者への配当ポイント(配当金)とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯電話機などのモバイル端末を使ったサッカーの予想投票システムに関する。
【背景技術】
【0002】
サッカーは古くから賭けやくじの対象とされ、イタリアではトトカルチョ、イギリスではフットボールプール、スペインではキニエラと称され、広く一般に馴染まれている。また最近ではわが国でもスポーツ振興クジ(TOTO)としてサッカーくじが普及しつつある。
【0003】
しかしながら、スポーツ振興クジを例にとれば、参加人数が頭打ちとなり、深刻な問題となっている。そこで、参加人数を増やすべく、特許文献1では、ネットワークを介した携帯電話などの接続端末から勝敗予想を入力することを可能にした提案がなされている。
【0004】
そして、単に携帯電話などからの投票を可能にするだけでなく、更なる工夫がなされた提案として、特許文献2には、あらかじめ競技を複数の配当集計区間に分割し、参加時に与えられた原資ポイントを投票するたびに減算し、ポイントがゼロになるまで繰り返し投票可能とし、競技終了後に投票レコードを前記集計区間番号で抽出して集計区間ごとに投票ポイントと的中投票ポイントを合計し、前者を後者で除した値を配当率とし、的中した会員の投票レコードの投票ポイントに前記配当率を乗じたポイントを獲得せしめる内容が開示されている。
【0005】
また、特許文献3には、所定チームが所定期間に予め定められた回数だけ他のチームと行う複数の試合についての所定期間を通じた最終的な試合結果を予測対象とするくじを販売するとともに、初回の試合が開始して最終試合までの残りの試合が存在している期間中であれば、くじを購入することが可能なシステムが提案されている。
【0006】
また、特許文献4には、モバイル端末を用いた投票ではないが、ゲーム中での特定の時点(クオーターまたはハーフ終了時)におけるスコアを予想するシステムが提案されている。
また、特許文献5には、クイズ問題を提供し、応答した視聴者の中から正解者だけに、次の問題の解答権を与える勝ち抜け型のクイズ番組で携帯電話を用いたシステムが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2002−133020号公報
【特許文献2】特開2009−140187号公報
【特許文献3】特開2009−230639号公報
【特許文献4】特表2007−535383号公報
【特許文献5】特開平09−065308号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
従来のサッカーの予想投票システムは、複数の試合の勝ち、負けおよび引き分けを当てることを基本としている。このため、自分に興味のない試合の予想や、自分が予想した複数の試合がかち合う場合には、全ての試合を見ながらくじを楽しむことができない。
【0009】
また、特許文献2をサッカーに適用したと仮定すると、1つの試合の試合時間を複数の配当集計区間に分けることになるが、特許文献2にあっては、各配当集計区間内で投票を可能としたり、各配当集計区間ごとに配当率が変化したり、ルールが複雑で多くの参加者を集めることはできないと考えられる。
【0010】
また、特許文献4に提案されるような試合中の特定の時点でのスコアを予想する場合も、くじ的には倍率が高くなるわけではないので、確率的或いは配当的な面白味が増すわけではない。
【0011】
更に、特許文献5のような勝ち抜けシステムは正解者の人数をクイズごとに絞ることができるが、この方法を複数の時間枠を設定した本願方法には適用することはできない。例えば11分から20分の時間枠を考えると、回答者は20分ぎりぎりまで回答しないことになり、設定した時間枠の最後に投票が集中してサーバの処理能力をオーバーしてしまうことが考えられ、また殆どが的中となり正解者を絞ることができない。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記課題を解決するため本発明に係るサッカーの予想投票システムは、ネットワークに接続されたアプリケーションサーバと、携帯電話機などの双方向通信が可能なモバイル端末とで構成されるサッカーの予想投票システムであって、
前記アプリケーションサーバは、投票プログラムを実行するCPUを有し、
前記投票プログラムは、
対戦する2つのチームの試合開始から試合終了までの時間を所定時間ごとに区切ったスコア表を前記モバイル端末に送信する送信手段と、
モバイル端末から送信されてきたIDを認識して当該モバイル端末からの投票を受け付けるか否かを判断する判断手段と、
投票が許容されたモバイル端末からの前記スコア表に従って記入された予想投票を記憶保存する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された予想投票の中から所定時間ごとに区切られた時間枠のうち最初の時間枠内での予想が的中している投票のみを抽出し、抽出した投票の中から次の時間枠内での予想が的中している投票を抽出し、以後この抽出を時間枠に沿って順次行う抽出手段と、
的中した予想が存在する時間枠のうちでの最後の時間枠内での予想が的中している投票数をカウントするカウント手段と、
ポイントまたは賞金を前記カウント手段でカウントした最終投票数で除算する計算手段と、
最終時間枠まで残った投票を行ったモバイル端末に前記計算手段で除算したポイントまたは賞金を通知する送信手段とを備える。
【0013】
前記所定時間とは5分間、10分間或いは15分間とするのが好ましい。10分間とした場合には、前半の終了前5分間と後半の開示5分間とを足して10分間とする。またロスタイムは前後半の最後の10分間の中に組み込む。さらに延長戦がある場合には、後半の最後の10分間に組み込むことが考えられる。
【0014】
前記IDとしては、SIMカードなどの個々のモバイル端末が保有する機器固有のID、予想投票システムの会員番号、特定商品に付されている個体番号,クレジット番号などが挙げられる。
【0015】
ゲームの面白味を増すため、各時間枠が終了した後に、サーバから投票者のモバイル端末に当該時間枠が終了した時点での、生き残った正解投票数及び総投票数を送信するようにしてもよい。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、試合の開始から終了までの間を複数の時間帯に分け、各時間帯毎の対戦チームのスコアを予想し、最初の時間帯で予想が外れた投票はサドゥンデス方式によって失格し、最初の時間帯で予想が当たった投票のみが次の時間帯に進むことができ、以後、最終の時間帯か予想が当たっている投票がなくなる時間帯まで上記のサドゥンデス方式を繰り返すようにしたので、仮に5〜15分間という短い時間内であれば、0−0、0−1、1−0及び1−1の4種類しか考える必要がないとしても、4の9乗の確率となり、高ポイント或いは高額賞金となる可能性があり、参加者の増加を期待できる。
【0017】
また、各時間枠が終了したら直ちに生き残りの投票数を投票したモバイル端末に送信することで、ゲームが盛上る。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明に係るシステムの一実施形態の構成を表わすブロック図
【図2】モバイル端末側のフローチャート
【図3】サーバ側のフローチャート
【図4】モバイル端末に表示されるスコア表の一例を示す図
【図5】スコア部クリック時の投票データ選択画面
【図6】スコア記入後のスコア表の一例を示す図
【図7】別のスコア表の一例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下に本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように本発明に係るサッカーの予想投票システムは、インターネットなどのネットワーク1と、ネットワーク1に通信を行うべく携帯電話事業者が管理する基地局2と、アンテナ3を介して基地局2と通信を行う携帯電話機などのモバイル端末4と、データーベース6を持つアプリケーションサーバ5で構成される。ネットワーク1への携帯電話機4からのアクセスは、iモード(登録商標)、EZネットワーク(登録商標)やヤフー(登録商標)ケータイなどのネットワークが使える。
【0020】
アプリケーションサーバ5は、モバイル端末4とSSL通信するための相互認証機能やデーターベース6の制御を含むアプリケーションソフトウェアと、モバイル端末4から受信した内容を格納するメモリとで構成されるサーバコンピュータであり、本発明の予想投票システムを実行するCPUを有する。
【0021】
アプリケーションサーバ5のハードウェアは、汎用のサーバコンピュータが使え、CPU、ROM、RAM、HDD、BIOS、通信インターフェース部(COM I/F)、キーボードKBやマウスMSなどの入力部、およびディスプレイDSPで構成されている。このうち、ROM、RAM、HDD、BIOS、通信インターフェース部(COM I/F)はバスを介して前記CPUと接続されていて、キーボードKBやマウスMSはヒューマンインターフェースHI/Fを介して前記CPUと接続されている。
【0022】
上記の構成において、ROMは、システムプログラムを記憶する読み出し専用記憶デバイスである。CPUは、BIOSやROMに記憶されているシステムプログラムによって起動され、RAMに展開されたプログラム(アプリケーションプログラム)にしたがって各種の処理を実行する機能を持つ。
【0023】
またCPUは、入力部からの信号をトリガとして、前記システムプログラムの演算結果などをディスプレイに表示させる機能も持ち、RAMは、前記CPUが各種の処理を実行する上において必要なプログラムやデータなどを適宜記憶する機能を持つ。
【0024】
通信インターフェース部は、ハードディスク、通信部インターフェース部、入力部18、およびディスプレイの入出力を管理する。ディスプレイDSPは、CRTやLCDなどにより構成され、CPUの制御によってCPUの演算結果や外部からの入力データを表示する機能を持っている。前記CPU、ROM、RAM、ハードディスク、通信インターフェース部、キーボードやマウスなどの入力部、およびディスプレイは、バスを介して、CPUを中心として相互に接続されている。
【0025】
図2は、モバイル端末側のフローチャートを、図3は、サーバ側のフローチャートをそれぞれ例示している。前記アプリケーションサーバ5にモバイル端末4からのアクセスがあると、相互認証にSSLの暗号化通信を実行し、データ通信確立後にモバイル端末4からIDを取得し、取得したIDを登録されたデータと照合し当該モバイル端末からの投票を受け付けるか否かを判断する。取得するIDとしてはモバイル端末固有のID、購入商品に記されている商品の個体番号、会員登録番号などを使用する。
【0026】
IDを認識できず、投票を受け付けないと判断した場合は、その旨をモバイル端末4に送信して処理を終了する。
【0027】
投票を受け付けると判断した場合は、同一人(同一モバイル端末4)からの同一試合に対する重複投票か否かを判断する。例えば、飲料ボトルのキャップの裏側などに商品の個体番号を付している場合には、当該番号をモバイル端末に付設されたカメラで読み込み、これをIDとするとともに、1商品1投票と決めた場合には、同じ商品の個体番号からの2回目以降の投票は受け付けない。尚、重複投票を認める場合にはこの判断は行わない。
【0028】
次いで、投票を行える残金或いは残ポイントがあるかを確認する。商品の個体番号をIDとして使用する場合には、この判断は行わない。尚、重複投票、残金、残ポイントなどの判断は後述する投票者からのスコアシートを受信した後に行ってもよい。
【0029】
投票資格を有すると判断した場合には、アプリケーションサーバ5から当該モバイル端末4に投票用のスコアシート7を送信する。このスコアシート7は、例えば図4に示すように、矩形枠内の中央に時間枠8を設け、この時間枠8の左右に対戦チーム名9を表示している。
【0030】
この実施例では試合開始から終了までを10分ごとの時間枠8に分割している。例えば図において「20」は11分から20分の間の時間枠を示す。尚、秒の取り扱いは、切り上げとしている。例えば10分1秒での得点は11分での得点とする。また時間枠「50」の横破線はハーフタイムを挟むことを意味する。
【0031】
また各時間枠2の左右にはチームごとの得点を表示するスコア窓10が18個設けられている。
各スコア窓10は投票者の予想スコアを特定する窓であり、特定のスコア窓10をクリックすると図4に示す得点選択画面11に切り替わる。得点選択画面11には、チーム名と時間枠の他に、4つのスコアボタン12a、12b、12c及び12dが設けられている。
【0032】
スコアボタン12a、12bはそれぞれ得点が1、2を予想した場合のボタンであり、スコアボタン12cは10分間で得点が3点以上の場合はレアケースなのでまとめて「3以上」とし、更に、スコアボタン12dはスコアが1か2の両方を予想するマルチ用のボタンである。
【0033】
因みに予想スコアが「0」の場合は、デフォルトの表示が「0」であるので、そのまま次のスコア窓に進めばよい。また、マルチのスコアボタン12dを選択した場合は、2通りの予想投票をしたことになるので、購入金額(ポイント)は2倍になる。またマルチのスコアボタン12dを選択した回数がn回あった場合には、2のn乗通りの予想投票をしたことになる。
また「1または2」の代わりに「0または1」としたスコアボタンを設けてもよい。
【0034】
以上の如くして、両チームの最終時間枠までのスコアを記入したものが図4である。スコア表7にはトータルのスコア表示部13が設けられているので、投票者は自分の予想が正しく入力されたか否かを確認できる。
【0035】
そして、予想が正しく入力されていることを確認できたら、スコア表7の下に設けられた確認ボタン14をクリックする。この場合記入漏れがあるか否かを自動的にチェックし、記入漏れがあった場合にはその箇所を指摘する。その後、問題がなければ確認ボタン14の右側の送信ボタン15をクリックすることで、予想内容がサーバに送信される。
【0036】
アプリケーションサーバ5では受信した前記スコア表7に従って記入された予想投票を記憶手段に記憶保存する。
【0037】
試合が開始され最初の10分間が経過した時点で最初の時間枠内での的中投票が判明する。そこで、アプリケーションサーバ5では前記記憶手段に記憶保存されているデータの中から、抽出手段によって最初の時間枠内での的中投票を抽出する。
【0038】
前記抽出した的中投票数をカウントし、カウントした的中投票数を総投票数とともにモバイル端末4に送信する。送信するモバイル端末としては、的中投票を行ったモバイル端末のみにしてもよい。
【0039】
次いで2番目の時間枠が経過した時点で、2番目の時間枠内での的中投票が判明する。そこで、アプリケーションサーバ5では、最初の時間枠内で抽出された的中投票の中から、抽出手段によって2番目の時間枠内での的中投票を抽出する。即ち、連続して2回的中した投票のみを抽出する。
【0040】
このようにして、最終の時間枠(81〜90分)まで上記の抽出を繰り返し、最終の時間枠(81〜90分)での的中投票を抽出し、その数をカウントして最終的中投票数とし、この最終的中投票数でポイントや賞金を除算し、その値を的中投票者への配当ポイント(配当金)とする。
【0041】
配当は最終的中投票者のみでなく、1つ前或いは2つ前の時間枠での的中投票者までを対象とし、配当率に差をつけて分配するようにしてもよい。
また、最終の時間枠に的中投票がない場合には、最終の時間枠に最も近い時間枠で且つ的中投票がある時間枠を最終の時間枠として扱う。
【0042】
以上の如くして、最終的中投票数および配当ポイント(配当金)が確定したら、最終的中投票を行ったモバイル端末4にアプリケーションサーバ5から配当ポイント(配当金)を通知する。尚、配当ポイント(配当金)は特定の口座に加算或いは振り込まれる。
【0043】
図7は別のスコア表の一例を示す図であり、この別実施例では前後半をそれぞれ、序盤の15分、中盤の15分、終盤の15分に分け、それぞれの時間枠でのスコアを予想するようにしている。
【産業上の利用可能性】
【0044】
本発明に係るサッカーの予想投票システムは、野球などの他の競技には向かない。
例えば、野球には9回のイニングがあるので、このイニングを本実施例の10分に当て嵌めたと仮定する。しかしながら、野球では1イニングで6点、7点入ることがしばしば起こり、各イニングでの得点を予想することは極めて難しく、的中投票がないケースが多々起こり得るので、却って興味がなくなってしまう。
【0045】
一方、本発明はサッカーの国際試合やプロの試合時間が90分であること、5〜15分の時間枠では、3点以上の点数が入るのは極めて希であることに着目し、これらと配当の妙味を考慮したサッカーに特化したシステムである。
【符号の説明】
【0046】
1…ネットワーク、2…携帯電話機の基地局、3…基地局アンテナ、4…モバイル端末、5…アプリケーションサーバ、6…データーベース、7…スコアシート、8…時間枠、9…対戦チーム名、10…スコア窓、11…得点選択画面、12a、12b、12c、12d…スコアボタン、13…スコア表示部、14…確認ボタン、15…送信ボタン、
M01…モバイル端末4のアプリケーションを起動、
M02…モバイル端末4からIDを送信し、画面にて試合を選択、
M03…モバイル端末4がアプリケーションサーバ5から投票画面を受信、
M04…投票画面にて予想スコアを入力、
M05…投票画面の全予測スコアの内容を確認、
M06…モバイル端末4からアプリケーションサーバ5にデータ送信、
M07…モバイル端末4のアプリケーションを終了、
S01…アプリケーションサーバ5の起動、
S02…モバイル端末4からのデータ受信、
S03…モバイル端末4のID確認、
S04…モバイル端末4のIDを確認できない場合にエラー通知、
S05…モバイル端末4に投票画面を送信、
S06…モバイル端末4から投票画面の全予測スコアの内容を受信、
S07…モバイル端末4のIDと残高を確認、
S08…最初の時間枠での結果が的中した投票者の抽出、
S08a…最初の時間枠での的中投票数と総得票数をモバイル端末4に送信、
S09…二番目の時間枠での結果が的中した投票者の抽出、
S09a…二番目の時間枠での的中投票数と総得票数をモバイル端末4に送信、
S10…最後の時間枠での結果が的中した投票者の抽出、
S11…最終勝抜者を確定後、配当計算して、的中者のモバイル端末4に送信、
S12…プログラムの終了。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークに接続されたアプリケーションサーバと、携帯電話機などの双方向通信が可能なモバイル端末とで構成されるサッカーの予想投票システムであって、
前記アプリケーションサーバは、投票プログラムを実行するCPUを有し、
前記投票プログラムは、
対戦する2つのチームの試合開始から試合終了までの時間を所定時間ごとに区切ったスコア表を前記モバイル端末に送信する送信手段と、
モバイル端末から送信されてきたIDを認識して当該モバイル端末からの投票を受け付けるか否かを判断する判断手段と、
投票が許容されたモバイル端末からの前記スコア表に従って記入された予想投票を記憶保存する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された予想投票の中から所定時間ごとに区切られた時間枠のうち最初の時間枠内での予想が的中している投票のみを抽出し、最初の時間枠内で抽出した投票の中から次の時間枠内での予想が的中している投票を抽出し、以後この抽出を時間枠に沿って順次行う抽出手段と、
的中した予想が存在する時間枠のうちでの最後の時間枠内での予想が的中している投票数をカウントするカウント手段と、
ポイントまたは賞金を前記カウント手段でカウントした最終投票数で除算する計算手段と、
最終時間枠まで残った投票を行ったモバイル端末に前記計算手段で除算したポイントまたは賞金を通知する送信手段と、
を備えることを特徴とするサッカーの予想投票システム。
【請求項2】
請求項1に記載のサッカーの予想投票システムにおいて、前記送信手段は、前記抽出手段によって抽出した正解投票数を、各時間枠が終了した後に投票者のモバイル端末に送信する機能を有することを特徴とするサッカーの予想投票システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−108030(P2011−108030A)
【公開日】平成23年6月2日(2011.6.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−263064(P2009−263064)
【出願日】平成21年11月18日(2009.11.18)
【特許番号】特許第4493728号(P4493728)
【特許公報発行日】平成22年6月30日(2010.6.30)
【出願人】(506376218)ケイ・アンド・アイ有限会社 (14)