説明

ショーケースの照明装置およびショーケース

【課題】棚板の上下それぞれにおいて照明むらが少ないショーケースの照明装置、およびこの照明装置を備えるショーケースを提供する。
【解決手段】棚板4の前端部に取り付けられる照明装置20は、前方へ光を照射する複数のLED素子39と、LED素子39からの照射光を棚板4の上下へ導光する導光体32とを備える。導光体32は、LED素子39の前面に臨む入射面61と、棚板4の上方空間に臨む上出射面62と、棚板4の下方空間に臨む下出射面63と、複数の反射面64〜67とを備える。入射面61を介して導光体32の内部に進入したLED素子39の照射光は、反射面64〜67で一回ないし複数回反射されて、上出射面62と下出射面63のいずれかから出射するようになっている。上出射面62が面発光して棚板4の上方空間を照明するとともに、下出射面63が面発光して棚板4の下方空間を照明する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、前面が開口する陳列室内に商品陳列用の棚板が設けられているショーケースにおいて、棚板の前端部に取り付けられる照明装置と、この照明装置を備えるショーケースに関する。
【背景技術】
【0002】
この種の照明装置は、例えば特許文献1に公知である。そこでは、前方へ向けて光を照射する複数のLED素子と、LED素子からの照射光を後上方ないし後下方へ向けて反射するミラー等の反射部材などで、照明装置を構成している。ミラーで後上方へ反射された光は、透光性のガードを透過して、照明装置が取り付けられた棚板上に陳列された商品を前方から照明する。後下方へ反射された光は、プライスレールに形成された透孔を介して、照明装置が取り付けられた棚板の一段下の棚板上に陳列された商品を照明する。つまり、特許文献1の照明装置は、棚板の上下両方を照明することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−078251号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、LED素子の照射光は指向性が強いために、特許文献1のようにLED素子からの照射光を直接ミラーで反射させると、反射光が照射される範囲において照度が不均一になり、陳列商品の照明にむらが生じやすい。また、特許文献1では、ミラーの取付角度に精密性が要求されるため、取付作業に手間が掛かる。さらに、特許文献1では、ミラーでガードに向かって反射された光が棚板の上方を照明し、ミラーでプライスレールの透孔に向かって反射された光が棚板の下方を照明するが、それ以外の方向へ反射された光は、プライスレールの内部から出ることができず、この光を照明として利用することはできない。つまり、特許文献1の照明装置は、LED素子の照射光の利用率が低く、この点に改善の余地がある。
【0005】
本発明の目的は、棚板の上下それぞれにおいて照明むらが少ないショーケースの照明装置、およびこの照明装置を備えるショーケースを提供することにある。本発明の目的は、棚板に対して簡便に取り付けることができるショーケースの照明装置、およびこの照明装置を備えるショーケースを提供することにある。本発明の目的は、LED素子の照射光の利用率が高いショーケースの照明装置、およびこの照明装置を備えるショーケースを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、前面が開口する陳列室3内に商品陳列用の棚板4が設けられているショーケースにおいて、棚板4の前端部に取り付けられる照明装置20に関する。照明装置20は、前方へ向けて光を照射する複数のLED素子39と、LED素子39からの照射光を棚板4の上下へ導光する導光体32とを備える。導光体32は、LED素子39の前面に臨む入射面61と、棚板4の上方空間に臨む上出射面62と、棚板4の下方空間に臨む下出射面63と、LED素子39からの照射光を反射する複数の反射面64〜67とを備える。入射面61を介して導光体32の内部に進入したLED素子39の照射光は、反射面64〜67で一回ないし複数回反射されて、上出射面62と下出射面63のいずれかから出射するようになっている。上出射面62が面発光して棚板4の上方空間を照明するとともに、下出射面63が面発光して棚板4の下方空間を照明することを特徴とする。
【0007】
LED素子39と基板38とで構成されるLEDユニット31と、導光体32とを、ブラケット33に固定してユニット部品化する。ブラケット33に、棚板4に締結固定される締結座51を設ける。
【0008】
ブラケット33を、遮光性の材料で形成する。LEDユニット31および導光体32の外面を、導光体32の上出射面62と下出射面63とを除いて、ブラケット33と遮光性のカバー34〜36とで覆い、上出射面62と下出射面63のみを陳列室3に対して臨ませる。
【0009】
導光体32の入射面61を、LED素子39から離れる方向に凹み形成する。
【0010】
また本発明は、前面が開口する陳列室3内に商品陳列用の棚板4を設け、棚板4の前端部に上記照明装置20を取り付けたショーケースに関する。
【発明の効果】
【0011】
本発明では、入射面61を介して導光体32の内部に進入したLED素子39の照射光が、導光体32に設けた複数の反射面64〜67で繰り返し反射されて、上出射面62と下出射面63のいずれかから出射するようにした。このように、LED素子39の照射光を、導光体32で複雑に反射させて、上出射面62あるいは下出射面63へ導光すると、上出射面62と下出射面63のそれぞれにおいて照度を均一化できる。したがって、上出射面62と下出射面63のそれぞれの照明範囲において、照度を均一化して照明むらを少なくすることができる。
【0012】
LEDユニット31と導光体32とをブラケット33に固定して、これら三者をユニット部品化して、ブラケット33の締結座51を棚板4に締結固定するようにすると、ブラケット33を棚板4に締結固定するだけで、照明装置20を棚板4に取り付けることができるので、照明装置20の取付作業を簡便に行うことができる。
【0013】
LEDユニット31および導光体32の外面を遮光性のブラケット33とカバー34〜36とで覆い、上下の出射面62・63のみを陳列室3に臨ませると、LED素子39の照射光が上下の出射面62・63以外から漏れるのを防いで、そのほとんどを上下の出射面62・63のいずれかから出射させることができるので、LED素子39からの照射光の利用率を高めて、効率の良い照明装置20を得ることができる。ブラケット33を遮光性の材料で形成し、カバーとしての機能を持たせると、導光体32の外面を覆うのに必要なカバーの個数を削減して、照明装置20の低コスト化を図ることができる。ブラケット33とカバー34〜36は、導光体32の外表面の保護や、照明装置20の外観の向上にも寄与する。
【0014】
また、LED素子39の照射光のほとんどを、上下の出射面62・63のいずれかから出射させると、各出射面62・63における照度を高めることができ、したがって、商品Pを高い照度で照明して目立たせることができる。本発明に係る照明装置20は、庫外照明が無いもしくは庫外照明の照度が低いショーケースや、棚板4が雛段状に配置されたショーケースに好適である。
【0015】
導光体32の入射面61を、LED素子39から離れる方向に凹み形成すると、入射面61におけるLED素子39からの照射光の入射角度を多様化させて、導光体32内における光の進路を複雑化させることができ、したがって、上出射面62と下出射面63のそれぞれにおいて、照度をより均一化できる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】ショーケースの照明装置の縦断側面図である。
【図2】ショーケースの縦断側面図である。
【図3】ショーケースの棚板の先端部の構造を示す縦断側面図である。
【図4】ショーケースの照明装置の分解斜視図である。
【図5】ショーケースの照明装置の照明範囲を示す棚板の先端部の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
(実施形態) 図1から図5に、本発明に係る照明装置を冷蔵オープンショーケースに適用した実施形態を示す。なお、本実施形態における前後、左右、上下とは、各図に示す交差矢印と、各矢印の近傍に表記した前後、左右、上下の表示に従う。
【0018】
図2に示すように、冷蔵オープンショーケースは、ショーケース本体1と、ショーケース本体1の下側に配置される機械室2などで構成される。ショーケース本体1は、前面が開口する陳列室3と、陳列室3内に配される上下四段の商品陳列用の棚板4と、陳列室3内を冷却する冷却手段5とを備える。棚板4は雛壇状に配置されており、下段の棚板4ほど、その前端が前方に位置している。冷却手段5は、陳列室3の上側前部に設けた空気吹出口8と、陳列室3の下側前部に設けた空気吸込口9と、ショーケース本体1の外周壁に沿って設けられて空気吹出口8と空気吸込口9とを繋ぐ循環路10と、循環路10内に配した送風ファン11および熱交換器12等からなる。
【0019】
送風ファン11の送風作用によって、熱交換器12で冷却された冷気が空気吹出口8から陳列室3内へ下向きに吹き出し、陳列室3内の空気が空気吸込口9から循環路10内へ吸い込まれて熱交換器12に循環する。これにて、陳列室3の前面にエアーカーテンが形成されるとともに、陳列室3内に冷気が供給されて陳列室3内が冷却され、棚板4や陳列室3の内底13の上面に陳列された商品Pが冷却される。機械室2には、冷却手段5を構成する圧縮機や凝縮器等が配置されている。
【0020】
各棚板4の前端には、商品Pの落下を防止するためのガードレール18と、商品Pの値札等を保持するプライスレール19と、本実施形態に係る照明装置20とが取り付けられている。これらガードレール18、プライスレール19および照明装置20は、棚板4の左右幅寸法のほぼ全長にわたって設けられている。図3に示すように棚板4は、商品Pが陳列される商品陳列部23の前端に連続して下方へ伸びる前壁24と、前壁24の下端に連続して後方へ伸びる下壁25とを備えており、これら前壁24および下壁25を利用して、ガードレール18、プライスレール19および照明装置20が取り付けられる。
【0021】
ガードレール18は、透光性のプラスチック材料からなり、その下端部が前壁24の前面上部に固定されている。ガードレール18は、下端部を除く全体が商品陳列部23の上面より上方に突出して、陳列された商品Pが棚板4の前方に落下するのを防止する。図4に示すように照明装置20は、左右に並べて配置される複数のLEDユニット31と、アクリル樹脂等からなる導光体32と、LEDユニット31および導光体32を棚板4に固定するためのブラケット33と、導光体32に取り付けられる前カバー34、下カバー35および左右一対の横カバー36とを備える。各LEDユニット31は、左右横長の基板38と、基板38の前面上部に左右に並べて配置される複数のLED素子39とで構成される。図3に示すように、照明装置20を棚板4に取り付けたとき、導光体32は前壁24の前方に位置する。プライスレール19は、透光性のプラスチック材料からなり、導光体32の前カバー34の前側に位置する値札保持部43と、値札保持部43の下端に連続して後方へ伸びる連結部44とを一体に備える。連結部44とブラケット33とは、棚板4の下壁25にビス45で同時に締結固定される。
【0022】
ブラケット33は、一枚の板材を三箇所で直角に折り曲げて階段状に形成されており、その下端部の水平な締結座51を介して棚板4の下壁25に締結固定される。締結座51の前端に連続して上方へ伸びる下縦板52には、その前面に各LEDユニット31が固定される。下縦板52の後面は前壁24の外面に接触する。下縦板52の上端に連続して前方へ伸びる横板53と、横板53の前端に連続して上方へ伸びる上縦板54とは、導光体32の外面に接触する。導光体32はビス55でブラケット33の上縦板54に固定される。横板53および上縦板54と、棚板4の前壁24で囲まれる空間に、ガードレール18の下端部が固定される。
【0023】
導光体32は、LED素子39からの照射光を入射させる入射面61と、入射した光を棚板4の上方へ向けて出射させる上出射面62と、入射した光を棚板4の下方へ向けて出射させる下出射面63と、入射した光を反射させる第1〜第4の反射面64〜67とを備える。
【0024】
入射面61は、導光体32の後端部に設けられて、各LED素子39の前面に臨む。入射面61は、LED素子39から離れる方向に凹む断面く字状に形成されている。入射面61の上端に連続して、前方へ伸びる水平な第1反射面64が形成され、第1反射面64の前端に連続して、上方へ伸びる垂直な第2反射面65が形成され、第2反射面65の上端に連続して、前方へ上り傾斜する上出射面62が形成されている。また、入射面61の下端に連続して、前方へ伸びる水平な第3反射面66が形成され、第3反射面66の前端に連続して下出射面63が形成されている。下出射面63は、第3反射面66の前端から前方へ下り傾斜する傾斜面68と、傾斜面68の下端から前方へ伸びる水平な水平面69とで構成される。水平面69の前端に連続して、上方へ伸びる第4反射面67が形成されている。第4反射面67は、導光体32の前端面を構成し、導光体32の上下幅寸法の全長にわたって形成されている。
【0025】
ブラケット33、前カバー34、下カバー35および横カバー36は、いずれも遮光性の材料で成形される。ブラケット33の横板53は、導光体32の第1反射面64の外面に接触し、これを外側から覆う。ブラケット33の上縦板54は、第2反射面65の外面に接触し、これを外側から覆う。前カバー34は、第4反射面67と、第4反射面67の上端に連続する導光体32の上端面との外面に接触し、これらを外側から覆い、ビス75で導光体32に固定される。このビス75は、プライスレール19の値札保持部43で外面を覆われる。下カバー35は、その前半部が導光体32の第3反射面66に接触した状態で、ビス76で導光体32に固定される。下カバー35の後半部は、後方へ下り傾斜して、その下端がブラケット33に接当している。横カバー36は、導光体32とLEDユニット31に加え、ブラケット33、前カバー34および下カバー35の左右外側面を外側から覆う。このように、ブラケット33、前カバー34、下カバー35および横カバー36は、LEDユニット31および導光体32の外面を、導光体32の上出射面62と下出射面63とを除いて覆う。上出射面62と下出射面63のみが、陳列室3に臨む。
【0026】
図1は、LED素子39からの照射光の進路の一例を示す。LED素子39から下斜め前方へ照射されて、入射面61を介して導光体32の内部に進入した光線L1は、第3反射面66で上斜め前方へ反射される。次いで、第4反射面67で上斜め後方へ反射され、第2反射面65で上斜め前方へ反射され、再度、第4反射面67で上斜め後方へ反射されて、上出射面62に至る。上出射面62に至った光線L1は、上出射面62で上向きに屈折されて、棚板4の上方へ出射する。上出射面62による照明範囲は、上出射面62の下端の後方から、上出射面62の上端の上斜め後方の間に設定されている。
【0027】
一方、LED素子39から上斜め前方へ照射されて、入射面61を介して導光体32の内部に進入した光線L2は、第1反射面64で下斜め前方へ反射される。次いで、第4反射面67で下斜め後方へ反射され、下出射面63の傾斜面68で下向きに屈折されて、棚板4の下方へ出射する。下出射面63による照明範囲は、水平面69の前端の下斜め前方から、傾斜面68の上端の下斜め後方の間に設定されている。下出射面63は、前方にも光線を出射させる点で、上出射面62と相違する。
【0028】
図5に示すように、棚板4Aの上面に陳列された商品Pは、当該棚板4Aに取り付けられた照明装置20から上向きに出射する光と、当該棚板4Aの一段上の棚板4Bに取り付けられた照明装置20から下向きに出射する光とにより照明される。図5において下側の棚板4Aの前端は、上側の棚板4Bの前端よりも前方に位置しており、下側の棚板4Aの前端部に陳列された商品Pは、上側の棚板4Bに取り付けられた照明装置20のほぼ真下に位置する。照明装置20の下出射面63からは、下斜め前方から下斜め後方にかけて光線が出射するので、当該照明装置20の下方の商品Pは、真上から効果的に照明される。
【0029】
以上のように、本実施形態では、入射面61を介して導光体32の内部に進入したLED素子39の照射光が、導光体32に設けた複数の反射面64〜67で繰り返し反射されて、上出射面62と下出射面63のいずれかから出射するようにした。このように、LED素子39の照射光を、導光体32で複雑に反射させて、上出射面62あるいは下出射面63へ導光すると、上出射面62と下出射面63のそれぞれにおいて照度を均一化できる。したがって、上出射面62と下出射面63のそれぞれの照明範囲において、照度を均一化して照明むらを少なくすることができる。
【0030】
上記実施形態では、全ての棚板4に照明装置20を取り付けたが、本発明はこれに限られず、例えば、一段おきに照明装置20を取り付けることができる。導光体32の上下の出射面62・63の向き、反射面64〜67の数や配置などは、ショーケースの形態などに応じて任意に設定できる。例えば、各棚板4の前端位置が等しいショーケースにおいては、下出射面63を傾斜面68のみで構成して、照明範囲を下出射面63の下斜め後方に設定することができる。入射面61は、断面く字状に形成する以外に、例えば凹曲面状に形成することができる。ブラケット33、前カバー34および下カバー35の、導光体32との接触面を鏡面状に形成して、反射面とすることができる。ガードレール18およびプライスレール19は、少なくとも出射面62・63に臨む部分が透光性であればよい。
【符号の説明】
【0031】
3 陳列室
4 棚板
20 照明装置
31 LEDユニット
32 導光体
33 ブラケット
34 前カバー
35 下カバー
36 横カバー
39 LED素子
51 締結座
61 入射面
62 上出射面
63 下出射面
64〜67 反射面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
前面が開口する陳列室(3)内に商品陳列用の棚板(4)が設けられているショーケースにおいて、棚板(4)の前端部に取り付けられる照明装置(20)であって、
照明装置(20)は、前方へ向けて光を照射する複数のLED素子(39)と、LED素子(39)からの照射光を棚板(4)の上下へ導光する導光体(32)とを備えており、
導光体(32)は、LED素子(39)の前面に臨む入射面(61)と、棚板(4)の上方空間に臨む上出射面(62)と、棚板(4)の下方空間に臨む下出射面(63)と、LED素子(39)からの照射光を反射する複数の反射面(64〜67)とを備えており、
入射面(61)を介して導光体(32)の内部に進入したLED素子(39)の照射光は、反射面(64〜67)で一回ないし複数回反射されて、上出射面(62)と下出射面(63)のいずれかから出射するようになっており、
上出射面(62)が面発光して棚板(4)の上方空間を照明するとともに、下出射面(63)が面発光して棚板(4)の下方空間を照明することを特徴とするショーケースの照明装置。
【請求項2】
LED素子(39)と基板(38)とで構成されるLEDユニット(31)と、導光体(32)とが、ブラケット(33)に固定されてユニット部品化されており、
ブラケット(33)に、棚板(4)に締結固定される締結座(51)が設けられている請求項1に記載のショーケースの照明装置。
【請求項3】
ブラケット(33)が、遮光性の材料で形成されており、
LEDユニット(31)および導光体(32)の外面が、導光体(32)の上出射面(62)と下出射面(63)とを除いて、ブラケット(33)と遮光性のカバー(34〜36)とで覆われて、上出射面(62)と下出射面(63)のみが陳列室(3)に対して臨ませてある請求項2記載のショーケースの照明装置。
【請求項4】
導光体(32)の入射面(61)が、LED素子(39)から離れる方向に凹み形成されている請求項1から3のいずれかに記載のショーケースの照明装置。
【請求項5】
前面が開口する陳列室(3)内に商品陳列用の棚板(4)が設けられており、
棚板(4)の前端部に、請求項1から4のいずれかに記載の照明装置(20)が取り付けられていることを特徴とするショーケース。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−161474(P2012−161474A)
【公開日】平成24年8月30日(2012.8.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−24176(P2011−24176)
【出願日】平成23年2月7日(2011.2.7)
【出願人】(000239585)福島工業株式会社 (62)
【Fターム(参考)】