説明

スキャナ付き袋支持装置

【課題】操作者がスキャナに商品識別情報を読み取らせた商品を買物袋へ容易に入れることができるスキャナ付き袋支持装置を提供する。
【解決手段】袋支持台1は、操作者から見て読取窓52aの手前側に位置する商品に付された商品識別情報を読み取るスキャナ52と、買物袋を開口状態で支持する袋支持部4と、を備える。袋支持部4は、操作者から見て読取窓52aの手前側且つ読取窓52aの下方に配置されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スキャナ付き袋支持装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えばスーパーマーケット等の小売店に設置され、客の操作によって会計を行うセルフチェックアウト装置がある。
【0003】
このようなセルフチェックアウト装置として、商品コードを読み取るスキャナを有する決済端末と、この決済端末の一側方に配置された籠台と、決済端末の他側方に配置された計量器と、計量器に設けられた袋支持部と、を備えるセルフチェックアアウト装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
このセルフチェックアウト装置では、操作者としての客は、会計前の商品を入れた買物籠を籠台に置き、レジ袋を袋支持部に支持させる。そして、客は、スキャナの手前側に立って、買物籠の中の商品を手で取り出し、その商品をスキャナに近接させて商品に付された商品コードをスキャナに読み取らせる。そして、客は、スキャナによって商品コードの読み取りがなされた商品を、袋支持部によって支持されているレジ袋に詰める。その後、セルフチェックアウト装置は、スキャナで商品コードを読み取った商品に対する会計処理を行う。このようなセルフチェックアウト装置には、店員が会計業務をしなくて済むという利点がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来のセルフチェックアウト装置では、スキャナの側方に袋支持部があるため、客は、手に持った商品を、スキャナの手前からスキャナの側方に移動させなければならない。この際、客は、手に持った商品を自分の胴体から遠ざける方向に移動させなければならず、客にかかる負荷が大きいという問題がある。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、操作者がスキャナに商品識別情報を読み取らせた商品を買物袋へ容易に入れることができるスキャナ付き袋支持装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のスキャナ付き袋支持装置は、操作者と対面する読取窓が設けられ、操作者から見て前記読取窓の手前側に位置する商品に付された商品識別情報を、読み取るスキャナと、操作者から見て前記読取窓の手前側且つ前記読取窓の下方に配置され、買物袋を開口状態で支持する袋支持部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明のスキャナ付き袋支持装置によれば、操作者がスキャナに商品識別情報を読み取らせた商品を買物袋へ容易に入れることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態のセルフチェックアウト装置の斜視図である。
【図2】図2は、セルフチェックアウト装置の正面図である。
【図3】図3は、セルフチェックアウト装置の平面図である。
【図4】図4は、セルフチェックアウト装置の右側面図である。
【図5】図5は、セルフチェックアウト装置の左側面図である。
【図6】図6は、袋支持台の右側面図である。
【図7】図7は、台部の内部を示す図である。
【図8】図8は、袋支持部の一部を示す斜視図である。
【図9】図9は、スタート画面を示す図である。
【図10】図10は、袋支持台の各部の電気的接続を示すブロック図である。
【図11】図11は、袋支持台のCPUの機能構成を示すブロック図である。
【図12】図12は、袋支持台のCPUが実行する会計処理の流れを示すフローチャートである。
【図13】図13は、本発明の第2の実施の形態のセルフチェックアウト装置の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるスキャナ付き袋支持装置の実施の形態を詳細に説明する。以下の実施の形態は、スキャナ付き袋支持装置としてセルフチェックアウト装置を適用した例である。なお、図中の矢印aは、セルフチェックアウト装置の上下方向を示し、図中の矢印bは、セルフチェックアウト装置の幅方向(左右方向)を示し、図中の矢印cは、セルフチェックアウト装置の奥行き方向(前後方向)を示す。
【0011】
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態を図1ないし図12を参照して説明する。図1ないし図5に示すように、スキャナ付き袋支持装置としてのセルフチェックアウト装置Aは、袋支持台1とこの袋支持台1の一側方に配置された籠台100とを備えている。セルフチェックアウト装置Aは、例えば店舗内の床面600(図2)に設置される。
【0012】
袋支持台1は、図1ないし図6に示すように、台部2と、台部2の上部に設けられた計量器3と、計量器3の載置台20に設けられた袋支持部4と、載置台20に連結された一時置き台5と、スキャナ52を有して計量器3の上方に配置されたユーザインタフェース端末7と、を備えている。袋支持台1は、当該装置1の正面側(前方)に位置した操作者700(図4)によって操作される。操作者700は、通常は客であるが、店員が操作者700となってもよい。
【0013】
籠台100は、スキャナ52による商品コードの読み取りがされる前の商品を収納した買物籠500(図2)が載置される。ここで、商品コードは、商品識別情報であり、バーコードの形態で商品に付されている。
【0014】
セルフチェックアウト装置Aでは、操作者700は、会計前の商品を入れた買物籠500を籠台100に置き、買物袋200(図2,図8参照)を袋支持部4に支持させる。そして、操作者700は、袋支持台1の手前側(別の言い方をすると前方)に立って、籠台100に載置した買物籠500の中の商品を手で取り出し、その商品をスキャナ52に近接させて商品に付された商品コードをスキャナ52に読み取らせる。そして、操作者700は、スキャナ52によって商品コードの読み取りがなされた商品を、袋支持部4によって開口状態で支持されている買物袋200に詰める。その後、袋支持台1が、スキャナ52で商品コードを読み取った商品に対する会計処理を行う。
【0015】
以下に、袋支持台1の各部を詳細に説明する。
【0016】
台部2は、第1の筐体10と、この第1の筐体10の上方に配置された載置台20と、を有している。第1の筐体10は、上面開口の矩形箱状に形成されている。載置台20は、第1の筐体10に対して上下動可能となっている。載置台20は、第1の筐体10の上面開口を覆っている。第1の筐体10の内部には、図7に示すように、上下2段の棚10aが設けられている。これらの棚10aは、左右一対の側壁10bに掛け渡されて固定されている。上段の棚10aには、計量器3が載置され、下段の棚10aには、情報処理装置6が載置されている。
【0017】
情報処理装置6は、台部2内で、計量器3の下方に配置されている。詳細には、情報処理装置6は、計量器3の直下に配置されている。情報処理装置6は、袋支持台1の各部を制御する制御部8(図10参照)を有するコンピュータであり、POS(Point of Sales:販売時点管理)端末として機能する。
【0018】
計量器3は、図7に示すように、載置台20と、載置台20の下方に位置して載置台20に連結された計量部21と、を備えている。載置台20には、図1ないし図6に示すように、袋支持部4が一体に設けられている。載置台20は、袋支持部4に支持された買物袋200(図2、図8)による荷重を受ける。詳しくは、載置台20の上面は、略平坦に形成されており、買物袋200が載置される載置面20aとなっている。載置面20aは、買物袋200の底部を支持する。なお、特に図示しないが、操作者700は、載置面20aに、店舗に自ら持ち込んだマイ籠を載置してもよく、この場合には、載置面20aは、マイ籠の底部を支持する。計量部21は、載置台20にかかる下方への荷重を計量して電気信号として制御部8へ出力するものであり、例えばロードセル等によって構成されている。
【0019】
袋支持部4は、買物袋200を開口状態で支持するものである。詳細には、袋支持部4は、一対の把手を有する買物袋200の把手を引っ掛けて買物袋200を開口状態で支持する。この袋支持部4は、操作者700から見てスキャナ52の読取窓52aの手前側且つ読取窓52aの下方に配置されている(図1,図2参照)。また、この袋支持部4は、籠台100の側方に配置されている。
【0020】
ここで、買物袋200は、スキャナ52によって商品コードが読み取られた商品を収納する袋である。本実施の形態では、買物袋200として、レジ袋300(図8)やマイバッグ400(図2)が適用されている。レジ袋300は、店舗が操作者700に提供する買物袋であり、マイバッグ400は、操作者700が店舗に持ち込む買物袋である。詳細には、レジ袋300は、図8に示すように、上面に開口301が形成された収納部302と、この収納部302の上部に連設された一対の把手303と、一対の把手303の間に位置する一対の引掛片304と、を有している。一対の把手303には、通し孔303aが形成されている。また、引掛片304には、引掛孔304aが形成されている。引掛片304における収納部302との接続部には、ミシン目305が形成されており、引掛片304は、ミシン目305で収納部302から分離可能となっている。マイバッグ400は、図2に示すように、上面に開口が形成された収納部402と、この収納部402の上部に連設された一対の把手403と、を有している。なお、以後においても、レジ袋300とマイバッグ400とを特段に区別しないで説明する場合には、それらを単に買物袋200という。
【0021】
袋支持部4は、相互に離間して対向配置されレジ袋300を開口状態で支持する左右一対の第1の引掛部30と、フック31と、相互に離間して対向配置されマイバッグ400を開口状態で支持する左右一対の第2の引掛部32と、を有している。即ち、袋支持部4は、一対の支持部として、一対の第1の引掛部30と一対の第2の引掛部32とを有している。袋支持部4では、支持構造33が、第1の引掛部30、フック31及び第2の引掛部32を載置台20に固定している。ここで、載置台20の載置面20aは、袋支持部4の一部を構成している。
【0022】
支持構造33は、第1の引掛部30を支持している第1の支柱34と、第2の引掛部32を支持している第2の支柱35と、これらの支柱34,35間に掛け渡された第1及第2の梁材36,37と、を有している。
【0023】
第2の支柱35は、載置台20の幅方向の両縁部に2本ずつ立設されて、合計4本設けられている。載置台20の各縁部の第2の支柱35は、奥行き方向に沿って相互に間隔をあけて配置されている。そして、載置台20の奥行き方向で対向する第2の支柱35同士が、複数の第1の梁材36によって連結されている。また、4本の第2の支柱35のうち奥側に位置する第2の支柱35同士は、第2の梁材37によって連結されている。そして、これらの第2の梁材37に第1の支柱34が固定されている。
【0024】
支持構造33の手前部に位置する第2の支柱35間は、開放されている。かかる構造によって、操作者700は、載置面20aに対して、載置台20の手前側から買物袋200を出し入れすることができる。また、第2の梁材37は、載置面20aの上方に配置されており、第2の梁材37は、載置面20aから離間している。
【0025】
第1の引掛部30は、第1の支柱34の上端部から手前側へ延出した棒状のアーム部材によって構成されている。第1の引掛部30は、第1の支柱34によって片持ち支持されている。第1の引掛部30は、載置面20aの上方に位置している。図8に示すように、一対の第1の引掛部30は、レジ袋300の各把手303にそれぞれ挿入されることで、レジ袋300の各把手303をそれぞれ引っ掛けてレジ袋300を開口状態で支持する。別の言い方をすると、一方の第1の引掛部30は、レジ袋300の一方の把手303を引っ掛け、他方の第1の引掛部30は、レジ袋300の他方の把手303を引っ掛ける。第1の引掛部30は、金属製の単一の棒部材が折り曲げ形成されることで、第1の支柱34と一体形成されている。
【0026】
フック31は、図1及び図8に示すように、一対の第1の引掛部30の間に配置されている。フック31は、第2の梁材37から手前側へ突出しており、載置面20aの上方に位置している。フック31は、レジ袋300の引掛片304の引掛孔304aを引っ掛けてレジ袋300を吊り下げ支持する。
【0027】
フック31及び第1の引掛部30は、折り畳まれた状態のレジ袋300を吊り下げ支持可能である。この状態から、レジ袋300に商品を詰める際には、操作者700は、レジ袋300から引掛片304を切り離して、そのレジ袋300を前方へ引き出して開口状態とする。開口状態のレジ袋300は、一対の第1の引掛部30によって引っ掛けられた状態で支持される。即ち、本実施の形態では、一対の第1の引掛部30は、レジ袋300を開口状態、閉口状態のどちらの状態でも支持することができる。このように第1の引掛部30によって支持されたレジ袋300の底部は、載置台20によって支持される。
【0028】
第2の引掛部32は、フック状に形成されている。第2の引掛部32は、第2の支柱35に接続されており、第2の支柱35を介して載置台20に固定されている。詳細には、右側の第2の引掛部32は、右側の2本の第2の支柱35に接続され、左側の第2の引掛部32は、左側の2本の第2の支柱35に接続されている。一対の第2の引掛部32は、載置面20aの上方に位置している。第2の引掛部32は、金属製の単一の棒部材が折り曲げ形成されることで、第2の支柱35と一体に形成されている。一対の第2の引掛部32は、マイバッグ400の各把手403をそれぞれ引っ掛けてマイバッグ400を開口状態で支持する。別の言い方をすると、一方の第2の引掛部32は、マイバッグ400の一方の把手403を引っ掛け、他方の第2の引掛部32は、マイバッグ400の他方の把手403を引っ掛ける。このようにして一対の第2の引掛部32によって支持されたマイバッグ400の底部は、載置面20aによって支持される。
【0029】
一対の第1の引掛部30によって開口状態で支持されるレジ袋300及び一対の第2の引掛部32によって開口状態で支持されるマイバッグ400の配置空間39は、載置面20aの上方の空間を含む。別の言い方をすると、一対の第1の引掛部30及び第2の引掛部32は、配置空間39に買物袋200を配置する。一対の第1の引掛部30は、一対の第2の引掛部32の間に配置されており、かかる配置によって、一対の第1の引掛部30によってレジ袋300が配置される第1の配置空間と、一対の第2の引掛部32によってマイバッグ400が配置される第2の配置空間とは、少なくとも一部が同じとなっている。ここで、載置台20のうち袋支持部4が設けられた部分は、操作者700から見てスキャナ52の手前側に配置されており、スキャナ52と載置台20との間に、買物袋200の一部を受け入れ可能な受入空間39aが形成されている。
【0030】
以上の構成の袋支持部4は、上述の通り載置台20に固定されている。したがって、載置台20は、袋支持部4を支持し、袋支持部4に支持された買物袋200による荷重を受ける。
【0031】
一時置き台5は、商品が一時的に載置されるものである。一時置き台5は、操作者700から見てスキャナ52の手前側且つスキャナ52の側方に配置されている(図1,図2参照)。また、一時置き台5は、スキャナ52の下方に配置されている(図1,図2参照)。一時置き台5は、上面が略平坦な載置面5aとなっている。載置面5aには、スキャナ52で商品コードが読み取られた商品であって買物袋200に収納される前の商品が一時的に載置される。一時置き台5には、落下阻止部材40が設けられている。落下阻止部材40は、載置面5aに載置された商品に当接して商品が一時置き台5から落下するのを阻止する。一時置き台5は、支持部材41を介して袋支持部4の支持構造33に固定されている。したがって、載置台20は、支持部材41及び袋支持部4を介して一時置き台5を支持しており、一時置き台5に載置された商品による荷重を受ける。
【0032】
ユーザインタフェース端末7は、図1に示すように、表示器50と、表示器50の下方に配置されたスキャナ52と、スキャナ52の下方に配置されたプリンタ53と、を有している。表示器50の表示画面50a上には、タッチパネル51(図10)が積層配置されている。表示器50、スキャナ52及びプリンタ53は、第2の筐体55に一体に設けられている。
【0033】
このユーザインタフェース端末7は、支持部材57によって支持されている、支持部材57は、操作者700から見て台部2の奥部から上方へ延出した柱部材57aと、柱部材57aの上端部から手前側(前方)へ延出した支持板57bとを有している。柱部材57aは、台部2に固定されている。支持板57bの上面にユーザインタフェース端末7が載置されている。支持板57bの一側部には、決済装置54(図10参照)が載置される支持台57cが積層して設けられている。
【0034】
表示器50は、袋支持部4の上方に配置された表示画面50aを有している。表示器50は、例えば液晶表示器である。表示器50は、制御部8に制御されて、表示画面50aに情報を表示する。表示器50は、例えば図9に示すスタート画面58を表示する。このスタート画面58には、スタートボタン58aが表示される。
【0035】
タッチパネル51は、操作者700によってタッチされたパネル上のXY座標の位置を認識して座標データを取得する。タッチパネル51は、取得した座標データに応じた信号を制御部8に入力する。制御部8は、タッチパネル51においてタッチされた座標に対応する表示器50に表示されるボタン等を認識することで、タッチパネル51によって指定されたボタン等を認識することになる。このタッチパネル51は、宣言手段として機能し、スタート画面58のスタートボタン58aに対してタッチ操作が行われることで商品の計量開始を宣言する。
【0036】
スキャナ52には、操作者700と対面する読取窓52aが設けられている。具体的には、読取窓52aは、第2の筐体55の正面壁に設けられている。スキャナ52は、載置台20の上方に配置されている(図1,図2,図5参照)。詳細には、スキャナ52は、載置台20の直上に配置されている。また、読取窓52aは、正面視で、買物袋200の一対の引掛部(一対の第1の引掛部30や一対の第2の引掛部32)の間に位置している(図2参照)。別の言い方をすると、読取窓52aは、買物袋200の一対の引掛部(一対の第1の引掛部30や一対の第2の引掛部32)の対向方向(矢印cと同じ方向)で、買物袋200の一対の引掛部(一対の第1の引掛部30や一対の第2の引掛部32)の間に位置している。スキャナ52は、操作者700から見て読取窓52aの手前側に位置する商品に付された商品識別情報である商品コードを光学的に読み取る。スキャナ52は、読み取った情報を制御部8に入力する。
【0037】
読取窓52aは、対面する操作者700から見て袋支持部4の奥側且つ袋支持部4の上方に配置されている(図1,図2,図4参照)。そして読取窓52aは、上下方向において、袋支持部4と表示画面50aとのうちで表示画面50a寄りに位置している(図2参照)。また、一対の引掛部(一対の第1の引掛部30や一対の第2の引掛部32)の対向方向での一対の引掛部の中間位置と、一対の引掛部の対向方向での表示画面50aの中央部と、一対の引掛部の対向方向での読取窓52aの中央部とが、正面視で(別の言い方をすると、操作者700からみて上下方向で)一直線上に位置している。
【0038】
プリンタ53は、図示しない長尺紙であるレシート用紙にレシートとしての必要事項を印字し、必要事項を印字した部分をレシート用紙から切断してレシートとして発行する。
【0039】
また、袋支持台1は、決済装置54(図10参照)を備える。決済装置54は、第2の筐体55の側方に配置された支持台57cに設置されている。決済装置54は、スキャナにかざされた非接触ICカード(図示せず)との間で近距離の無線通信を行う。決済装置54は、無線通信によって、非接触ICカードに記憶されている決済に係る情報を読み取る。決済装置54は、非接触ICカードとの無線通信を、例えばRFID(Radio Frequency Identification:無線周波数識別)で用いられる近距離無線通信用の電波を用いて行う。ここで、非接触ICカードは、決済に係る情報として、例えばプリペイド方式の電子マネーの残高、カード識別情報、顧客識別情報等の情報を記憶している。
【0040】
図10に示すように、制御部8は、各部を集中的に制御するCPU(Central Processing Unit)60と、起動プログラム等の固定的データを予め格納するROM(Read Only Memory)61と、売上バッファや印字バッファ等の各種バッファを構成して各種データを書き換え自在に格納するRAM(Random Access Memory)62と、日付や日時を計時する計時部63と、を有する。ROM61、RAM62、計時部63は、アドレスバス、データバス等のバスライン64を介してCPU60に接続されている。RAM62には、計量器3の計量の初期値を記憶する初期値記憶エリアが形成される。
【0041】
CPU60に接続されたバスライン64には、上述した表示器50、タッチパネル51、計量器3、スキャナ52、プリンタ53、決済装置54の他、通信インタフェース(図面ではI/F)65や記憶部であるHDD(Hard Disk Drive)66が接続されている。通信インタフェース65は、外部装置との通信を実行する。
【0042】
HDD66は、ハードディスクを含んでおり、制御部8を動作させるプログラムの他に、商品マスタファイル、販売データ等を記憶する売上ファイル(いずれも図示せず)等を格納している。商品マスタファイルは、商品コードに対応付けて商品名や単価、重量等を記憶するファイルである。HDD66に格納されたプログラムは、商品マスタファイル等の各種ファイルとともにRAM62に書き込まれ、これによって制御部8による各部の駆動制御が可能な状態となる。
【0043】
制御部8は、詳しくは後述するが、HDD66から、スキャナ52によって商品コードが読み取られた商品の重量を読み出し、読み出した重量と計量器3が計量した荷重とを用いて、スキャナ52による読み取りが行われていない商品が載置台20上に載置されたか否かを判定する。
【0044】
上記構成の袋支持台1の使用方法を詳細に説明する。操作者700は、会計前の商品を入れた買物籠500を籠台100に置き、買物袋200(レジ袋300又はマイバッグ400)を開口状態で袋支持部4に支持させる。そして、操作者700は、袋支持台1の手前側に立って、表示器50に表示されたスタート画面58のスタートボタン58aをタッチ操作した後、籠台100に載置した買物籠500の中の商品を手で取り出し、取り出した商品をスキャナ52に近接させて商品に付された商品コードをスキャナ52に読み取らせる。そして、操作者700は、スキャナ52によって商品コードの読み取りがなされた商品を、袋支持部4によって開口状態で支持されている買物袋200に詰める。この際、本実施の形態では、袋支持部4が、操作者700から見て読取窓52aの手前側且つ読取窓52aの下方に配置されているので、袋支持部4に支持された買物袋200は、操作者700から見て読取窓52aの手前側且つ読取窓52aの下方に位置する。したがって、操作者700は、スキャナ52に商品コードを読み取らせた後、手に持っている商品を、そのまま下方に移動させたり、スキャナ52の手前側(前方)に移動させた後に下方に移動させることで、その商品を買物袋200に入れることができる。つまり、この際、操作者700は、手に持った商品を自分の胴体から遠ざける方向に移動させなくてよい。ここで、スタートボタン58aがタッチ操作された後、表示器50は、終了ボタンを表示した画面を表示する。
【0045】
この際、操作者700は、一時置き台5を使用することができる。例えば、操作者700は、商品コードをスキャナ52に読み取らせた後、一時置き台5にパン等の潰れ易い商品を置き、他の商品を買物袋200に詰めた後に、一時置き台5から商品を降ろして買物袋200に入れることができる。
【0046】
操作者700は、買物袋200への商品の詰め込みが終了したならば、表示器50に表示された終了ボタンをタッチ操作し、非接触ICカードを決済装置54にかざして例えば電子マネーによって代金を支払う。その後、操作者700は、買物袋200を袋支持部4から離脱させて、買物袋200を袋支持台1から離脱させる。
【0047】
次に、袋支持台1が上記使用方法に従って使用される際に、袋支持台1のCPU60が実行する会計処理を説明する。この会計処理では、CPU60は、プログラムに従うことにより、図11に示すように、設定手段としての設定部70と、受付手段としての受付部71と、表示駆動手段及び登録手段としての登録部72と、算出手段としての算出部73と、重量チェック手段としての重量チェック部74、決済手段としての決済部75と、を機能部として実現する。
【0048】
次に、会計処理の流れを図12に示すフローチャートを参照して説明する。図12に示すように、CPU60は、スタート画面58のスタートボタン58aがタッチ操作されることでタッチパネル51によって商品の計量開始の宣言がされるのを待つ(ステップS1のNo)。
【0049】
CPU60は、商品の計量開始の宣言がされたと判断した場合(ステップS1のYes)、設定部70として動作して、商品の計量開始の宣言がされた際の計量器3による計量値を初期値として設定する(ステップS2)。詳細には、CPU60は、タッチパネル51から受信した信号に基づいて商品の計量開始の宣言がされたと判断した時の計量器3の計量値をRAM62の初期値記憶エリアに記憶させることによって、その計量値を初期値として設定する。そして、CPU60は、スキャナ52に商品コードの読み取り動作を開始させるとともに、終了ボタンを表示した画面を表示器50に表示させる。
【0050】
次に、CPU60は、スキャナ52によって商品コードが入力されるのを待つ(ステップS3のNo、ステップS8のNo)。CPU60は、受付部71として動作して、スキャナ52からの商品コードの入力を受け付けたならば(ステップS3のYes)、次に、登録部72として動作し、商品コードの入力を受け付けた商品の販売登録処理を行う(ステップS4)。詳細には、CPU60は、商品マスタファイルを検索して、入力された商品コードに対応する商品名、単価、重量等の商品情報を取得し、取得した商品情報に基づいて当該商品の販売データを作成してこの販売データをRAM62等の記憶部に記憶させることで、当該商品の販売登録を行う。また、CPU60は、商品の商品情報のうち名称や単価等を表示器50の表示画面50aに表示させる。このとき、商品情報は、表示画面50aであればどこに表示してもよいが、表示画面50aの下部に表示するのが好適である。さらに、CPU60は、ここまで販売登録した商品の合計金額を算出して、RAM62等の記憶部に記憶させるとともに、表示器50に表示させる。
【0051】
次に、CPU60は、算出部73として動作して、RAM62の初期値記憶エリアに記憶されている初期値からの計量器3による計量値の変動値を算出する(ステップS5)。詳細には、CPU60は、ステップS3で商品コードを受け入れてから、載置台20に商品が載置されることで計量器3の計量値が増加した後、計量器3の計量値が略一定値に安定したときの計量値を、対象計量値とする。そして、CPU60は、対象計量値からRAM62の初期値記憶エリアに記憶されている初期値を除算することで、変動値を算出する。以後、この変動値を実際重量とも呼ぶ。
【0052】
次に、CPU60は、重量チェック部74として動作して、重量チェックを行う(ステップS6)。詳細には、ステップS5で算出した実際重量が、ステップS4で検索してRAM62に記憶させた商品の重量(以後、理論重量とも呼ぶ)と同一性を有するか否かを判定することで、計量器3が計量した商品がステップS4で販売登録されたものか否かを判定する。即ち、CPU60は、スキャナ52による読み取りが行われていない商品が載置台20上に載置されたか否かを判定する。CPU60は、実際重量と理論重量との差が規定の範囲内である場合には、実際重量は理論重量と同一性を有すると判定し、計量器3が計量した商品は販売登録済みのものであると判定する。つまり、CPU60は、スキャナ52による読み取りが行われていない商品は、載置台20上に載置されていないと判定する。一方、CPU60は、実際重量と理論重量との差が規定の範囲外である場合には、実際重量は理論重量と同一性を有しないと判定し、計量器3が計量した商品は販売登録がされていないものであると判定する。つまり、CPU60は、スキャナ52による読み取りが行われていない商品が載置台20上に載置されたと判定する。この判定をした後、CPU60は、RAM62の初期値記憶エリアの値をステップS3で得た対象計量値で更新して、対象計量値を新たな初期値として設定する。
【0053】
CPU60は、計量器3が計量した商品は販売登録済みのものであると判定した場合において(ステップS7のYes)、終了ボタンがタッチ操作されずに(ステップS8のNo)、商品コードの入力が有ったときには、ステップS3に戻って商品コードの入力を受け付け、ステップS3〜S7の処理を繰り返し行う。一方、CPU60は、計量器3が計量した商品が販売登録されていないものであると判定した場合には(ステップS7のNo)、規定のエラー処理を行う。
【0054】
そして、CPU60は、表示器50に表示された終了ボタンがタッチ操作されたと判断した場合(ステップS8のYes)、決済部75として動作して決済処理を実行する(ステップS9)。この決済処理では、CPU60は、販売登録した商品の代金を算出して、その算出した金額を表示器50に表示させるとともに、決済装置54を駆動して非接触ICカードとの間で決済を行わせる。決済装置54は、当該決済装置54にかざされた非接触ICカードに記憶された電子マネーの残高やカード識別情報等の情報を読み取った後、非接触ICカードに電子マネーの残高から代金分の金額を減額させる。そして、CPU60は、当該取引のレシートをプリンタ53に発行させる。また、CPU60は、決済装置54が読み取ったカード識別情報に商品の代金の額を関連付けして請求情報を生成する。この請求情報は、所定のタイミングで電子マネー運用会社のサーバに送信され、このサーバの処理によって、請求情報に含まれる代金の額分の現金が、店舗が指定した預金口座に電子マネー運用会社から振り込まれる。
【0055】
以上説明したように、本実施の形態では、袋支持部4が、操作者700から見て読取窓52aの手前側且つ読取窓52aの下方に配置されているので、袋支持部4に支持された買物袋200は、操作者700から見て読取窓52aの手前側且つ読取窓52aの下方に位置する。したがって、操作者700は、スキャナ52に商品コードを読み取らせた後、手に持っている商品を、そのまま下方に移動させたり、スキャナ52の手前側(前方)に移動させた後に下方に移動させることで、その商品を買物袋200に入れることができる。よって、この際、操作者700は、手に持った商品を自分の胴体から遠ざける方向に移動させなくてよいので、スキャナ52に商品コードを読み取らせた商品を、買物袋200へ容易に入れることができる。
【0056】
また、本実施の形態の袋支持台1は、載置台20を有しこの載置台20にかかる荷重を計量する計量器3を備え、載置台20には、袋支持部4が一体に設けられ、載置台20は、袋支持部4に支持された買物袋200による荷重を受ける。したがって、計量器3は、袋支持部4に支持された買物袋200の重量を含む載置台20にかかる荷重を計量する。
【0057】
また、本実施の形態では、情報処理装置6は、商品の重量を記憶した記憶部であるHDD66からスキャナ52によって商品コードが読み取られた商品の重量を読み出し、読み出した重量と計量器3が計量した荷重とを用いて、スキャナ52による読み取りが行われていない商品が載置台20上に載置されたか否かを判定する。したがって、スキャナ52によって商品コードが読み取られていない商品が、買物袋200に入れられて店外へ持ち出されることを抑制することができる。
【0058】
また、本実施の形態では、情報処理装置6は、計量器3の下方に配置されている。したがって、計量器3の下方のスペースを計量器3の設置スペースとして有効利用することができる。
【0059】
また、本実施の形態では、スキャナ52は、載置台20の上方に配置されている。また、載置台20のうち袋支持部4が設けられた部分は、操作者700から見てスキャナ52の手前側に配置されており、スキャナ52と載置台20との間に、買物袋200の一部を受け入れ可能な受入空間39aが形成されている。したがって、比較的大型のマイバッグ400やマイ籠であっても、受入空間39aを用いて載置台20に置くことができる。
【0060】
また、本実施の形態では、袋支持部4の側方には、スキャナ52による商品コードの読み取りがされる前の商品を収納した買物籠500が載置されている籠台100が配置されている。したがって、買物籠500をスキャナ52の側方に位置させることができる。ここで、本実施の形態では、籠台100の載置面101aは、計量器3の載置面20aの上方に位置している。
【0061】
ここで、スキャナ52に商品コードを読み取らせる際には、操作者700は、商品やスキャナ52の読取窓52aを見ている。そして、スキャナ52により商品コードが読み取られた商品の商品情報が表示画面50aに表示されると、操作者700は、視線を表示画面50aに移動させて、商品情報を確認する。この際、視線の移動距離が短い方が、操作者700にかかる負荷は少ない。本実施の形態では、上述した通り、読取窓52aが、対面する操作者700から見て袋支持部4の奥側且つ袋支持部4の上方に配置されて袋支持部4と表示画面50aとのうちで表示画面50a寄りに位置している。したがって、読取窓52aが、袋支持部4寄りに位置している場合に比べて、操作者700の視線の移動距離が少なくなるので、操作者700の負荷を低減することができる。よって、スキャナ52に商品コードを読み取らせた商品を買物袋200へ更に容易に入れることができる。更に、本実施の形態では、表示駆動手段である登録部72は、スキャナ52によって商品コードが読み取られた商品に関する商品情報を表示画面50aの下部に表示する。したがって、操作者700の視線の移動距離が更に少なくなるので、操作者700の負荷をより低減することができる。
【0062】
また、本実施の形態では、袋支持部4は、相互に離間して対向配置され買物袋200の把手をそれぞれ引っ掛ける一対の引掛部(一対の第1の引掛部30や、一対の第2の引掛部32)を有している。そして、一対の引掛部(一対の第1の引掛部30や一対の第2の引掛部32)の対向方向での一対の引掛部の中間位置と、一対の引掛部の対向方向での表示画面50aの中央部と、一対の引掛部の対向方向での読取窓52aの中央部とが、正面視で一直線上に位置している。したがって、表示画面50a、読取窓52a、袋支持部4のそれぞれの間での操作者700の視線の移動が直線的になるので、操作者700の視線移動の方向が複雑になることを抑制でき、操作者700にかかる負荷を少なくすることができる。
【0063】
また、本実施の形態では、一時置き台5が、操作者700から見てスキャナ52の手前側且つスキャナ52の側方に配置されている。したがって、操作者700は、スキャナ52に商品コードを読み取らせた商品をスムーズに一時置き台5に置くことができる。更に、本実施の形態では、一時置き台5は、スキャナ52の下方に配置されている。したがって、操作者700は、スキャナ52に商品コードを読み取らせた商品をよりスムーズに一時置き台5に置くことができる。
【0064】
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態を図13を参照して説明する。なお、第1の形態と同じ要素には同一符号を付与し、重複する説明は省略する。
【0065】
本実施の形態の袋支持台1Aは、第1の実施の形態の袋支持台1に対して、一時置き台5の位置が異なる。本実施の形態の一時置き台5は、当該装置Aの幅方向で、ユーザインタフェース端末7と対向している。そして、一時置き台5は、上下方向で、載置台20の載置面20aと対向している。一時置き台5は、支持部材41Aによって載置面20aに固定されている。
【0066】
また、袋支持台1Aは、台部2における第1の筐体10の底面の四隅に、車輪11を備える。これらの車輪11によって、袋支持台1Aは走行可能となっている。さらに、袋支持台1Aは、載置台20の側方及び奥側に位置した囲い部材90を備えている。この囲い部材90の手前部における上部には、面取り部90aが形成されている。
【0067】
以上の構成の袋支持台1Aでは、一時置き台5が、上下方向で、載置台20の載置面20aと対向しているので、水平方向で一時置き台5が載置台20から突出量を少なくすることができる。
【0068】
なお、本発明は、上記各実施の形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施の形態を各種採用することができる。上記各実施の形態では、袋支持部4として、第1の引掛部30と第2の引掛部32を備えたものを例に説明したが、これに限るものではなく、袋支持部4は、第1の引掛部30と第2の引掛部32とのいずれか一方だけを備えたものであってもよい。
【0069】
また、セルフチェックアウト装置Aで実行されるプログラムを、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供しても良い。
【0070】
また、セルフチェックアウト装置Aで実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、セルフチェックアウト装置Aで実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
【符号の説明】
【0071】
3…計量器
4…袋支持部
6…情報処理装置
20…載置台
39a…受入空間
52…スキャナ
52a…読取窓
66…HDD(記憶部)
100…籠台
200…買物袋
300…レジ袋(買物袋)
303,403…把手
400…マイバッグ(買物袋)
500…買物籠
700…操作者
A…セルフチェックアウト装置(スキャナ付き袋支持装置)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0072】
【特許文献1】特開2007−226498公報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
操作者と対面する読取窓が設けられ、操作者から見て前記読取窓の手前側に位置する商品に付された商品識別情報を、読み取るスキャナと、
操作者から見て前記読取窓の手前側且つ前記読取窓の下方に配置され、買物袋を開口状態で支持する袋支持部と、
を備えるスキャナ付き袋支持装置。
【請求項2】
前記袋支持部が一体に設けられ前記袋支持部に支持された前記買物袋による荷重を受ける載置台を有し、前記載置台にかかる荷重を計量する計量器を備える請求項1に記載のスキャナ付き袋支持装置。
【請求項3】
商品の重量を記憶した記憶部から前記スキャナによって商品識別情報が読み取られた商品の重量を読み出し、読み出した前記重量と前記計量器が計量した荷重とを用いて、前記スキャナによる読み取りが行われていない商品が前記載置台上に載置されたか否かを判定する情報処理装置を備える請求項2に記載のスキャナ付き袋支持装置。
【請求項4】
前記情報処理装置は、前記計量器の下方に配置されている請求項3に記載のスキャナ付き袋支持装置。
【請求項5】
前記スキャナは、前記載置台の上方に配置され、前記載置台のうち前記袋支持部が設けられた部分は、操作者から見て前記スキャナの手前側に配置されており、
前記スキャナと前記載置台との間に、前記買物袋の一部を受け入れ可能な受入空間が形成されている請求項2ないし4のいずれか一項に記載のスキャナ付き袋支持装置。
【請求項6】
前記袋支持部の側方に配置され、前記スキャナによる商品識別情報の読み取りがされる前の商品を収納した買物籠が載置される籠台を備える請求項1ないし5のいずれか一項に記載のスキャナ付き袋支持装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2011−164761(P2011−164761A)
【公開日】平成23年8月25日(2011.8.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−24307(P2010−24307)
【出願日】平成22年2月5日(2010.2.5)
【出願人】(000003562)東芝テック株式会社 (5,631)
【Fターム(参考)】