説明

スクラッチくじ式紙製玩具

【課題】 大掛かりな準備や打ち合わせ、協力者を必要とせず、手軽に対象者を驚かせ、ドッキリを仕掛けることが出来る玩具を提供すること。
【解決手段】 一見して本物のスクラッチ宝くじのように見え、手軽に持ち運ぶことが可能で、特別な技能を必要としない本発明の玩具は、対象者がその場で高額当選の疑似体験をすることが出来、使用者はその反応を見て楽しむことが出来る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スクラッチ式の宝くじを模した紙製の玩具に関する。
【背景技術】
【0002】
昨今、テレビの娯楽番組などで特定の人物を対象とし、様々なハプニングを意図的に起こし反応を楽しむ、いわゆるドッキリと呼ばれる手法が用いられる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来、この手法を用いるには大掛かりなセットや協力者、長い時間を必要としていた為、個人が手軽に楽しむことは難しかった。下準備を必要とせず手軽に対象者を驚かせることが出来る玩具の提供すること。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記課題を解決するために、手軽に持ち運ぶことが可能で、特別な技能を必要としない請求項1記載の玩具は、一見して本物の宝くじのように見え、対象者はその場で高額当選の疑似体験をすることが出来、使用者はその反応を楽しむことが出来る。
【0005】
請求項2記載の目印により、所有者自らがはずれを削り、対象者に見せることで真実味を持たせることが出来る。
【0006】
請求項3記載の背面の文章を対象者に読ませることで種明かしが出来、再度反応を楽しむことが出来る。
【発明の効果】
【0007】
請求項1に記載されている本発明によれば、大掛かりな準備を必要とせずに、誰でも手軽にドッキリを仕掛けることが出来、会合やパーティーなどで、大いに盛り上げることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】 本発明の表面図である。
【符号の説明】
【0009】
1…台紙
2…スクラッチ部
3…当たり目印
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明を実施するための最良の形態の玩具は、デザイン上不自然さのない当たり目印3を印刷した当たりくじ1枚と、所有者自らが削って対象者に見せるハズレくじ数枚を一組とする玩具。
【実施例】
【0011】
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳説する。
所有者は、当たり目印3を頼りにハズレくじ数枚を対象者の目の前でスクラッチ部2を削って見せ、興味を持たせる。その後、対象者に「当たる気がしないからあげる」と当たりくじを譲渡する。
【0012】
対象者がスクラッチ部2を削って当たりを確認し、周囲を巻き込みひとしきり盛り上がったところで、台紙1の背面を読ませ種明かしをする。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
スクラッチ式の宝くじを模した玩具であって、対象者に宝くじの当選を疑似体験させることが出来る特徴を持ったスクラッチカード式玩具。
【請求項2】
台紙の表面に1つ又は複数の目印を有し、この目印によって所有者が複数のカードの中から当たりを見分けることが出来、対象者に気づかれることなく当選くじを引かせることの出来る請求項1の玩具。
【請求項3】
台紙の背面にこの玩具の目的を記載し、当選金を受け取ることが出来ないことを明確にすることで、対象者の反応を楽しむことが出来る請求項1又は請求項2に記載の玩具。

【図1】
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【公開番号】特開2011−255147(P2011−255147A)
【公開日】平成23年12月22日(2011.12.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−148266(P2010−148266)
【出願日】平成22年6月11日(2010.6.11)
【出願人】(304000135)
【Fターム(参考)】