説明

スティックキャップ、球技用スティックおよび球技用具

【課題】プレイヤーが打球の飛ぶ方向および距離の予測を困難にする球技を実現するためのスティックキャップ、球技用具等を提供する。
【解決手段】スティックキャップ1は、少なくとも1つの打撃面を備えたスティックヘッドと、スティックヘッドの長手方向に対して直角方向にスティックヘッドに固定したシャフトと、を有したスティックの打撃面に着脱自在に取り付け可能であって、打撃面に取り付ける取付部6と、取付部6に隣接し、ボールを打撃する打撃部5とを有し、打撃部5は、シャフトの長手方向から見たときに、先端2が扇形状であると共に、シャフトの長手方向に傾斜した傾斜面3を備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、球技に用いるスティックキャップ、球技用スティックおよび球技用具に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ゲートボールに用いられるスティックの先端部に着脱自在に取り付けられるスティックヘッドであって、スティックヘッドがセラミック類、或いはセラミック類、金属、木粉またはエンジニアリングプラスチックのうち少なくとも2種を必須成分とする硬質組成物により形成されたゲートボール用スティックヘッドが記載されている。
【0003】
また、特許文献2には、第一プレーエリア及び第二プレーエリアを有する球技コートと、前記第一プレーエリアの第一競技者と第二プレーエリアの第二競技者が足で蹴合う小球とから成り、前記球技コートは、球技マットと、該球技マット上に表示された左右のサイドラインと、該サイドラインの両端部を結ぶエンドラインと、前記エンドラインと平行して球技コートの中央部に表示されたセンターラインと、該センターラインの両端でサイドラインに沿って形成された防護壁と、前記各ライン及び防護壁で区画された前記第一プレーエリア及び第二プレーエリアとから構成された球技用具が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開昭64−005573号公報
【特許文献2】特許第2872482号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、打撃したボールの進行方向(飛ぶ方向)および移動距離(飛距離)の予測を難しくし、球技の娯楽性を向上させることができるスティックキャップ、球技用スティックおよび球技用具を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る発明は、少なくとも1つの打撃面を備えたスティックヘッドと、該スティックヘッドの長手方向に対して直角となるように該スティックヘッドに固定したシャフトと、を有したスティックの前記打撃面に着脱自在に取り付け可能なスティックキャップであって、該スティックキャップは、前記打撃面に取り付ける取付部と、該取付部に隣接しボールを打撃する打撃部と、を有し、該打撃部は、前記シャフトの長手方向から見たときに先端が扇形状であると共に、前記シャフトの長手方向に傾斜した傾斜面を備えたスティックキャップである。
【0007】
請求項2に係る発明は、前記傾斜面が、凹形状または凸形状となるように彎曲している請求項1に記載のスティックキャップである。
【0008】
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載のスティックキャップを、前記スティックの前記打撃面に取り付けた球技用スティックである。
【0009】
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の球技用スティックと、該球技用スティックの前記打撃部で打撃するボールと、前記球技用スティックで打撃した前記ボールが乗った場合に得点を加算する複数の得点プレートと、該複数の得点プレートを設置するエリアを規定するエリア規定部材と、を備えた球技用具である。
【0010】
請求項5に係る発明は、前記ボールが卵形状である請求項4に記載の球技用具である。
【0011】
また、請求項6に係る発明は、前記スティックキャップおよび前記ボールの材質は、ポリウレタンフォームである請求項4または5に記載の球技用具である。
【発明の効果】
【0012】
請求項1または3に係る発明によれば、打撃部がシャフトの長手方向から見たときに先端が扇形状ではなく、かつ、シャフトの長手方向に傾斜した傾斜面を備えていないスティックキャップと比較して、打撃したボールの進行方向および移動距離の予測を困難にすることができる。
【0013】
請求項2に係る発明によれば、傾斜面が平らなスティックキャップと比較して、打撃したボールの進行方向および移動距離の予測をより困難にすることができる。
【0014】
請求項4に係る発明によれば、打撃したボールが飛ぶ方向および飛ぶ距離の予測が困難であるため、獲得できる得点の予測が困難で意外性に富む球技を楽しむことができる。
【0015】
請求項5に係る発明によれば、打撃したボールが球形である場合と比較して、打撃したボールの進行方向および移動距離の予測がさらに困難であるため、獲得できる得点の予測がより困難な球技を楽しむことができる。
【0016】
請求項6に係る発明によれば、スティックキャップおよびボールがポリウレタンフォームからなるため、打撃したボール(打球)が人体等に当たっても怪我をすることが無く、安全性が高い球技を楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】従来の球技用スティックの正面図(a)と、右側面図(b)である(実施例1)
【図2】従来の球技用スティックの組み立て状態を説明する斜視図である(実施例1)
【図3】スティックキャップの正面図(a)、右側面図(b)、背面図(c)、平面図(d)、底面図(e)である(実施例1)
【図4】球技用スティックの正面図(a)、右側面図(b)である(実施例1)
【図5】スティックキャップの右側面図である(実施例2)
【図6】スティックキャップの右側面図である(実施例2)
【図7】スティックキャップの右側面図(a)および背面図(b)である(実施例3)
【図8】球技エリアの平面図である(実施例4)
【図9】台の側面図である(実施例4)
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明の実施例を、図面を用いて以下に説明する。
【実施例1】
【0019】
〔従来のスティック〕
本発明に係るスティックキャップは、従来の球技に用いられていたスティックのボールの打撃面に着脱自在に装着するものである。このため、まず、従来球技で用いられていたスティックについて説明する。
【0020】
図1に示すように、従来のスティック7は、木製または金属性のスティックヘッド8と、スティックヘッド8の長手方向(X軸方向)に対して直角(Z軸方向)となるようにスティックヘッド8に固定した木製または金属性のシャフト9と、を有したものである。
【0021】
図2に示すように、スティック7は、スティックヘッド8に形成された有底の穴13にシャフト9の一端を嵌合させることにより組み立てられている。また、シャフト9の他端近傍には、プレイヤーがスティック7を把持するための把持部11が形成されている。
【0022】
さらに、スティックヘッド8の長手方向の一端には、ボールを打撃するための打撃面10が形成されている。打撃面10は、スティックヘッド8の長手方向の両端に形成されていても良い。
【0023】
プレイヤーは、シャフト9の把持部11を両手または片手で掴みながらスティック7を振ることにより、スティックヘッド8の打撃面10をボール12に当てて球技を楽しむ。
【0024】
〔スティックキャップ〕
図3に示すように、本発明に係るスティックキャップ1は、少なくとも1つの打撃面10を備えたスティックヘッド8と、スティックヘッド8の長手方向(X軸方向)の直角な方向(Z軸方向)に、スティックヘッド8に固定したシャフト9と、を有したスティック7の打撃面10に着脱自在に取り付け可能に構成されている。
【0025】
また、スティックキャップ1は、打撃面10に取り付ける取付部6と、取付部6に隣接し、ボール12を打撃する打撃部5とを有している。そして、打撃部5は、シャフト9の長手方向(Z軸方向)から見たときに、先端2が扇形状であると共に、シャフト9の長手方向(Z軸方向)に傾斜した傾斜面3を備えている。
尚、図3においては、左側面図の図示を省略している。これは、右側面図(b)と同一になるからである。
【0026】
(取付部)
取付部6は、ポリウレタンフォームで形成された円柱状部材の一端において有底の穴4を形成することにより構成されている。穴4の直径Eは、スティックヘッド8の打撃面10の近傍の直径とほぼ同じ大きさである。また、穴4の底14は、スティックヘッド8の打撃面10と密着できるように構成されている。ここで、「密着」とは、穴4の底14と、スティックヘッド8の打撃面10とが必ずしも直接的に接触している必要は無く、例えば、両面テープを介して接続されていても良い。
【0027】
本実施例1においては、スティックヘッド8の打撃面10の近傍の直径がφ29mmであるスティック7を採用したため、スティックキャップ1は直径59mmの円柱形状のポリウレタンフォームを加工して製造した。取付部6は、当該円柱形状のポリウレタンフォームの一端から深さD=30mm、直径E=φ29mmの穴4を略中央部に加工して形成した。
【0028】
(打撃部)
打撃部5は、円柱形状のポリウレタンフォームの他端に形成したボール12を打撃する部分であって、取付部6に隣接して形成されている。打撃部5の先端2は、図3(d)および(e)に示すように、シャフト9の長手方向(Z軸方向)から見たときに、扇形状になっている。このため、プレイヤーが先端2にボール12を当てた時、ボール12の当たる位置によってXY方向におけるボール12が飛ぶ向きが変わる。つまり、先端2が扇形状になっているので、プレイヤーは、ボール12の飛ぶ方向を予測することが非常に困難である。
【0029】
また、プレイヤーが斜面5にボール12を当てた場合は、斜面12がX軸方向に対してシャフト9の長手方向(Z軸方向)に角度θで傾斜しているので、ボール12が上方に上がる可能性が高い。ボール12を上に上がり易くすることによりボール12の飛ぶ方向および飛ぶ距離の予測をより一層困難にするため、角度θは45度より小さくしている。角度θは、10度以上35度以下であることが望ましい。本実施例1においては、角度θは35度、寸法Cは、約86mmとした。
【0030】
〔球技用スティック〕
本発明に係る球技用スティック15は、図4に示したように、前記した従来のスティック7のスティックヘッド8の打撃面10に、前記したスティックキャップ1の穴4の底14を密着させて取り付けたものである。スティックキャップ1のスティックヘッド8への取り付けは、穴4の底14に円形状に加工した両面テープの一方の粘着面を貼り付け、他方の粘着面を打撃面10に貼り付けることにより行った。
【0031】
かかる構成により、球技用スティック15は、プレイヤーがシャフト9の把持部11を把持して矢印I方向に振ると、地面に置かれているボール12が打撃部5の先端2および/または斜面3により打撃される。このため、プレイヤーは、ボール12の飛ぶ方向および飛ぶ距離の予測を非常に困難にすることができる。
【実施例2】
【0032】
本発明の第2実施例を、図5および図6を用いて以下に説明する。
説明を簡単にするため、実施例1との相違点のみを詳細に説明し、実施例1と同一の部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
尚、図5および図6については、図3における右側面図(b)に相当する図面しか図示していない。これは、他の図面(図3における(a)、(c)、(d)および(e))は略同一となるからである。
【0033】
本実施例2の実施例1との主な相違点は、図5に示すように、斜面3がシャフト9の長手方向(Z軸方向)に凹形状に湾曲している点のみである。かかる構成により、実施例1のスティックキャップ1および球技用スティック15よりもボール12が上方に上がり易くなるため、より一層プレイヤーがボール12の飛ぶ方向および飛距離を予測することが困難となる。
【0034】
尚、図6に示すように、斜面3がシャフト9の長手方向(Z軸方向)に凸形状に湾曲していても良い。この場合も、実施例1のスティックキャップ1および球技用スティック15よりもボール12が前方(スティックヘッド8を振る向き)に飛び易くなるが、プレイヤーがボール12の飛ぶ方向および飛距離を予測することは困難である。
【実施例3】
【0035】
本発明の第3実施例を、図7を用いて以下に説明する。
説明を簡単にするため、実施例1との相違点のみを詳細に説明し、実施例1と同一の部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
【0036】
図7に示すように、スティックキャップ18は、ポリウレタンフォームで形成された球に有底の穴4を加工して形成されている。穴4の底14に、スティック7のスティックヘッド8の打撃面10を密着させることにより、図4に示したような球技用スティックを構成することができる。
【0037】
図7の符号19は先端であり、符号22および23が斜面、符号20が打撃部、符号21が取付部である。スティックキャップ18の先端19は、シャフト9の長手方向(Z軸方向)から見ると、扇形状である。また、凸形状に湾曲した斜面22および23は、先端19を挟んでZ軸方向の両側に形成された形になっているので、斜面23に当たったボール12は下方(地面)に向けて飛び、斜面22に当たったボール12は上方に向けて飛ぶ。
【0038】
このため、本実施例3のスティックキャップ18を取り付けたスティック7(球技用スティック)は、実施例1および実施例2の場合と比較して、さらにプレイヤーがボール12の飛ぶ方向および飛ぶ距離を予測することを困難にすることができる。
【0039】
尚、本実施例においては、ポリウレタンフォーム製の球の直径は59mm、穴14の深さは15mm、穴4の直径は29mmとした。そして、実施例1と同様に、スティックキャップ18は、底14に両面テープを貼り付け、スティックヘッド8の打撃面10の近傍の直径がφ29mmのスティック7に、当該両面テープを介して取り付けた。
【実施例4】
【0040】
本発明の第4実施例を、図8を用いて以下に説明する。
説明を簡単にするため、実施例1と同一の部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
【0041】
本実施例4は、実施例1に記載した球技用スティック15と、球技用スティック15の打撃部5で打撃するボール12と、球技用スティック15で打撃したボール12が乗った場合に得点を加算する複数の得点プレート24と、複数の得点プレート24を設置するエリア26を規定するエリア規定部材25と、を備えた球技用具である。
【0042】
(ボール)
ボール12は、図4に示したように球形状であっても良いし、楕円形状または卵形状であっても良い。ボール12が卵形状または楕円形状である場合は、球形状である場合と比較して、プレイヤーがさらにボール12の飛ぶ距離および飛ぶ方向を予測することが困難となるため、球技の意外性および娯楽性を高めることができる。
【0043】
また、ボール12をスティックキャップ1と同じポリウレタンフォームで製造した場合は、球技用スティック15で打撃したボール12が人体等に当たっても人体等に与えるダメージが非常に小さいので、球技の安全性を高めることができる。本実施例4においては、ボール12の材質をポリウレタンフォームとし、ボール12の寸法を半径25mmの球形状とした。
【0044】
(得点プレート)
得点プレート24は、図8に示すように、エリア規定部材25により規定した球技エリア26の内部の所定の位置に配置されるプレートである。球技用スティック15で打撃したボール12が得点プレート24の上で停止した場合、ボール12を打撃したプレイヤーに当該得点プレート24に表示された得点が加算される。
【0045】
得点プレートの一例としては、図8に示すように、P(Prosper)1および2、R(Return)1〜9、W(Win)、M(Merry)、H(Happy)、並びにS(Success)の計15枚を挙げることができる。
【0046】
P1は、西側プレイヤーの球技開始位置を示すと共に、P1の上にボール12が停止すると1000点の得点を取得できる得点プレートでもある。同様に、P2は、東側プレイヤーの球技開始位置を示すと共に、P2の上にボール12が停止すると1000点の得点を取得できる得点プレートでもある。
【0047】
その他、R1〜8、W、M、HおよびSの各得点プレートも、これらの上にボール12が停止すると1000点の得点を取得できる。R1〜8の上にボール12が停止した場合の得点はゼロであり、再度ボール12の打撃ができるというルールで球技をしても良い。
【0048】
本実施例4においては、15枚の各得点プレート24は、直径20mm、厚さ0.3mmのウレタンシート製のものを採用し、ウレタンシートの表面に写真、得点等を印刷した。ウレタンシートは、厚さが0.3mm以上3mm以下であれば、球技に支障が生じない。
【0049】
(エリア規定部材)
エリア規定部材25は、複数の得点プレート24が置かれる球技のエリアを規定するものである。本実施例4においては、直径約10mmの布製ロープを用いたが、これに限るものではなく、球技エリアを規定するものであれば、円形、楕円形または矩形のマット、シート等でも良い。また、球技エリアは、例えば、図8に示すように、長軸7m、短軸5mの楕円形にしても良い。
【0050】
本発明に係る球技用具を用いることにより、球技用スティック15により打撃したボール12が飛ぶ方向および飛ぶ距離の予測が非常に困難であるため、獲得できる得点の予測が困難で意外性に富む球技を楽しむことができる。
【0051】
尚、ボール12およびスティックキャップ1がポリウレタンフォーム製であるため、球技中の損耗、摩耗を少なくするため、ボール12を打撃する時は、図9に示した台27の上にボール12を乗せることが望ましい。ここで、台27は、ポリウレタンフォーム製の円形プレート(例えば、厚さ5mm、直径50mm)の上にポリウレタンフォーム製の複数の突起28が形成されたものである。
【0052】
前記した実施例は、説明のために例示したものであって、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲、発明の詳細な説明、及び図面の記載から当業者が認識する事ができる本発明の技術的思想に反しない限り、変更、削除および付加が可能である。
【0053】
例えば、前記した実施例4においては、ボール12の形状として球形状のものを示したが、これに限るものではなく、楕円形状または卵形状であっても良い。また、前記した実施例4においては、球技用スティックとして実施例1に記載のものを示したが、これに限るものではなく、実施例2または実施例3に記載の球技用スティックであっても良い。
【0054】
また、前記実施例においては、スティックキャップおよびボール12の材質としてポリウレタンフォームのものを示したが、これに限るものではなく、他の発泡樹脂またはゴム製であっても良い。ただし、本発明に係る球技用具は、打撃したボール12の飛ぶ方向および飛距離が予測できない球技に用いるものであるため、人体等に当たった場合のダメージを非常に少なくするという観点から、軽くて柔らかい材質を選定すべきである。
【産業上の利用可能性】
【0055】
本発明は、球技用具に適用される。
【符号の説明】
【0056】
1 スティックキャップ
2 先端
3 傾斜面
5 打撃部
6 取付部
7 スティック
8 スティックヘッド
9 シャフト
10 打撃面
12 ボール
15 球技用スティック

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1つの打撃面を備えたスティックヘッドと、該スティックヘッドの長手方向に対して直角となるように該スティックヘッドに固定したシャフトと、を有したスティックの前記打撃面に着脱自在に取り付け可能なスティックキャップであって、
該スティックキャップは、前記打撃面に取り付ける取付部と、該取付部に隣接しボールを打撃する打撃部と、を有し、
該打撃部は、前記シャフトの長手方向から見たときに先端が扇形状であると共に、前記シャフトの長手方向に傾斜した傾斜面を備えたスティックキャップ
【請求項2】
前記傾斜面は、凹形状または凸形状となるように彎曲している請求項1に記載のスティックキャップ
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載のスティックキャップを、前記スティックの前記打撃面に取り付けた球技用スティック
【請求項4】
請求項3に記載の球技用スティックと、
該球技用スティックの前記打撃部で打撃するボールと、
前記球技用スティックで打撃した前記ボールが乗った場合に得点を加算する複数の得点プレートと、
該複数の得点プレートを設置するエリアを規定するエリア規定部材と、
を備えた球技用具
【請求項5】
前記ボールが卵形状または楕円形状である請求項4に記載の球技用具
【請求項6】
前記スティックキャップおよび前記ボールの材質は、ポリウレタンフォームである請求項5または6に記載の球技用具

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−81207(P2012−81207A)
【公開日】平成24年4月26日(2012.4.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−232027(P2010−232027)
【出願日】平成22年10月14日(2010.10.14)
【特許番号】特許第4747383号(P4747383)
【特許公報発行日】平成23年8月17日(2011.8.17)
【出願人】(502359046)信愛商事株式会社 (6)