説明

ステンドグラス様化粧クロスパネル

【課題】ステンドグラスのように飾りや縁取り装飾などに使う樹脂板の表面に、クロス布を貼ったステンドグラス様クロスパネルを提供する。
【解決手段】使用目的の大きさに合わせてカットした樹脂板の各ピースの縁に、クロス布が表面においてたるまないように両面テープを貼り、その上にクロス布を貼った事を特徴としたステンドグラス様クロスパネル。
これを使用せんとする時は各ピースを目的に合わせて組み合わせて色々な作品にする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はステンドグラスのように飾り付け、装飾などに用いる、樹脂板にクロス布を貼り、デザインした鉛線に組み込んで使用するステンドグラス様化粧クロスパネルに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来平板上に幾何学的に配置した鉛線にガラス、色つきセロハン紙を嵌め込んだステンドグラスがあった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのために次のような問題点があった。
(イ)材料のガラスが高価である。
(ロ)加工技術が難しい。
(ハ)加工用道具が高価である。
(ニ)ガラスの為、見た目が冷たい感じがする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
従来のステンドグラスの材料であるガラスを、樹脂板とクロス布による材料に代えたもので、1ピース(片)として構成される単位当りのパネルは、適当な大きさに形成した透明樹脂板の表面周縁に両面テープを貼り、この上から該樹脂板表面全体にクロス布を貼着した事を特徴とする。また前記両面テープ及びクロス布は、表面だけでなく、透明樹脂板の裏面にあっても、表面同様に貼着してもよい。
【発明の効果】
【0005】
(イ)従来のステンドグラスの材料であるガラスを樹脂板とクロス布による材料に代える為、価格がやすくなる。
(ロ)加工用の道具が少なく又、安くなる。
(ハ)加工技術が簡単になる。
(ニ)表面がクロス布の為、見た目に温かみが出る。
(ホ)使用するクロス布が小さいのではぎれですむ。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ)樹脂板(1)のピースの縁にクロス布(3)がたるまないように両面テープ(2)を図1のようにコの字型に貼る。
(ロ)(イ)で出来たピースの片面に、図3のようにクロス布(3)を貼る。
本発明は以上のような構成で、これを使用するときは(ロ)で出来た各ピースを鉛線で組み合わせてつぎのように実施する。
図6は予め縁の付いた鏡を鉛線で囲い、そのまわりに(ロ)で出来たピースを鉛線で組み込んで鏡のフレームにした実施例である。
図7は幾何学的に配置した鉛線にピースを組み込みパネル化して、それを立体的に組み立てて行灯にした実施例である。
多少方法を変えて下記の実施例等も出来る。
(I)表札 (II)写真たて (III)ウインドウパネル
(IV)ドアホンカバー
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の実施例を示すピース単体の斜視図
【図2】本発明の図1A−Aにおいてカットした断面図
【図3】本発明のクロス布を貼った状態のピース単体の斜視図
【図4】本発明の図3B−Bにおいてカットした断面図
【図5】本発明の図4の(C)部分の拡大図
【図6】本発明の各ピースをパネル化して鏡のフレームにした実施例図
【図7】本発明の各ピースをパネル化して4枚を組合わせ行灯にした実施例図
【符号の説明】
【0008】
1 樹脂板
2 両面テープ
3 クロス布
4 鉛線
5 カガミ
6 ピース
7 カガミの縁
8 脚

【特許請求の範囲】
【請求項1】
イ、樹脂板の縁に両面テープをはる。
ロ、上記の両面テープを貼った樹脂板にクロス布をはる。
ハ、前記クロス布を貼った樹脂板をピース片として数枚用意して平板上で組み合わせ、そこに模様として配した鉛線と鉛線で囲まれた空間に各ピース片を嵌め込む。
以上を特徴とするステンドグラス様化粧クロスパネル。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate