説明

スポットライト

【課題】器具効率がよく、均一でムラのない照射面を得ることができるスポットライトを提供する。
【解決手段】フレネルレンズ15の裏面15aに曲率半径が異なる亀甲21を有する亀甲模様20を設けるとともに、フレネルレンズ15の中心付近に曲率半径が小さな亀甲21aを配し、フレネルレンズ15の外周部に曲率半径が大きな亀甲21bを配置したので、中心付近の屈折が大きくなり、照射面の中心照度が高くなって目玉のようになるのを防止することができる。また、フレネルレンズ15によるリングムラの低減を図ることができ、均一でムラのない照射面を得ることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、舞台等に用いられ、光源と、光源からの光を反射する反射板と、照射光を所定形状に整形するマスクと、光源及び反射板からの光を集光又は拡散させるフレネルレンズとを有するスポットライトに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、舞台やスタジオにおける照明装置としてスポットライトが用いられている(例えば特許文献1参照)。
図10に示すように、特許文献1に記載のスポットライト100では、本体101の内部に光源102を有しており、光源102の前方にフレネルレンズ103を有し、光源102の後方に反射鏡104を有している。そして、フォーカス調整ツマミ105が設けられており、フォーカス調整ツマミ105を回転させると、光源102及び反射鏡104がセットで移動して、照射面の配光を大きく(拡散)したり、小さく(集光)したりすることができるようになっている。
【特許文献1】登録実用新案第3009005号公報(第1図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、前述したようなスポットライト100においては、演出照明として使用する際に、均一でムラのない照射面が求められている。
しかしながら、フレネルレンズ103を用いたスポットライト100においては、レンズの立ち上がり部による影響が覆いとされている照射面に映るリング縞や、中心照度が高すぎることによる光の目玉が生じることがある。このような問題点を解決するために、レンズの内面部を荒らすなどして拡散率を上げることが行われているが、拡散率を上げすぎると照度低下を招くおそれがあるさらに、フレネルレンズ前面を形成する金型は非常に高価であり、金型の交換によりフレネルレンズを調整すると、コストアップを招くという問題がある。
【0004】
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、器具効率がよく、均一でムラのない照射面を得ることができるスポットライトを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のスポットライトは、灯体内部に、光源と、前記光源からの光を反射する反射板と、前記光源及び前記反射板からの光を集光又は拡散させるフレネルレンズとを有するスポットライトであって、前記フレネルレンズの裏面に多数の亀甲から形成される亀甲模様を設けるとともに、前記裏面の中心付近に曲率半径が小さな入射面を有する亀甲を配し、前記フレネルレンズの外周部に曲率半径が大きな入射面を有する亀甲を配置した構成を有している。
【0006】
この構成により、フレネルレンズの裏面に曲率半径が異なる亀甲を有する亀甲模様を設けるとともに、フレネルレンズの中心付近に曲率半径が小さな亀甲を配し、フレネルレンズの外周部に曲率半径が大きな亀甲を配置した。曲率半径が小さいということは屈折が大きく、曲率半径が大きいということは屈折が小さいので、中心付近の屈折が大きくなり、照射面の中心照度が高くなって目玉のようになるのを防止することができる。また、フレネルレンズによるリングムラの低減を図ることができる。ここで、亀甲の曲率半径とは、亀甲の裏面(光源側面)の曲率半径を言う。
【0007】
また、本発明のスポットライトは、灯体内部に、光源と、前記光源からの光を反射する反射板と、前記光源及び前記反射板からの光を集光又は拡散させるフレネルレンズとを有するスポットライトであって、前記フレネルレンズの裏面に高さが同じで種々の幅を有する亀甲からなる亀甲模様を設け、前記裏面の中心付近に小幅の亀甲を配置するとともに外側部分に大幅の亀甲を配置した構成を有している。
【0008】
この構成により、フレネルレンズの裏面に同じ高さで種々の幅を有する亀甲からなる亀甲模様を設け、内側部分に小幅の亀甲を配置するとともに外側部分に大幅の亀甲を配置した。同じ高さで亀甲の幅が小さいと曲率半径が小さくなるので屈折が大きくなり、亀甲の幅が大きいと曲率半径が大きくなるので屈折が小さくなる。このため、中心付近の屈折が大きくなり、照射面の中心照度が高くなって目玉のようになるのを防止することができる。また、フレネルレンズによるリングムラの低減を図ることができる。
【0009】
また、本発明のスポットライトは、前記亀甲の幅が、1.5mm〜7mmであるとともに、前記内側部分の半径と前記外側部分の幅の比が2:3〜3:2である構成を有している。
【0010】
この構成により、亀甲の幅を1.5mm〜7mmとし、内側部分の半径と外側部分の幅の比が2:3〜3:2となるようにすることが効果的である。
【0011】
また、本発明のスポットライトは、灯体内部に、光源と、前記光源からの光を反射する反射板と、前記光源及び前記反射板からの光を集光又は拡散させるフレネルレンズとを有するスポットライトであって、前記フレネルレンズの裏面に幅が同一で種々の高さを有する亀甲からなる亀甲模様を設け、前記裏面の中心付近に高さが高い亀甲を配するとともに、外側に向かって徐々に低い亀甲を配する構成を有している。
【0012】
この構成により、フレネルレンズの裏面に幅が同一で種々の高さを有する亀甲からなる亀甲模様を設け、中心付近に高さが高い亀甲を配するとともに、外側に向かって徐々に低い亀甲を配した。同一幅で高い亀甲は曲率半径が小さくなるので屈折が大きくなり、低い亀甲は曲率半径が大きくなるので屈折が小さくなる。このため、中心付近の屈折が大きくなり、照射面の中心照度が高くなって目玉のようになるのを防止することができる。また、フレネルレンズによるリングムラの低減を図ることができる。
【0013】
また、本発明のスポットライトは、灯体内部に、光源と、前記光源からの光を反射する反射板と、前記光源及び前記反射板からの光を集光又は拡散させるフレネルレンズとを有するスポットライトであって、前記フレネルレンズの裏面に種々の幅及び高さの亀甲からなる亀甲模様を設け、内側に曲率半径が小さな亀甲を配置するとともに外側に曲率半径が大きな亀甲を配置した構成を有している。
【0014】
この構成により、フレネルレンズの裏面に種々の幅及び高さの亀甲からなる亀甲模様を設け、内側に曲率半径が小さな亀甲を配置するとともに外側に曲率半径が大きな亀甲を配置した。曲率半径が小さいということは屈折が大きく、曲率半径が大きいということは屈折が小さいので、中心付近の屈折が大きくなり、照射面の中心照度が高くなって目玉のようになるのを防止することができる。また、フレネルレンズによるリングムラの低減を図ることができる。
【0015】
さらに、本発明のスポットライトは、灯体内部に、光源と、前記光源からの光を反射する反射板と、前記光源及び前記反射板からの光を集光又は拡散させるフレネルレンズとを有するスポットライトであって、前記フレネルレンズの裏面に曲率半径が異なる亀甲を有する亀甲模様を設けるとともに、前記フレネルレンズの中心部の周囲に一定幅で曲率半径が大きな亀甲を配した構成を有している。
【0016】
この構成により、前記フレネルレンズの裏面に曲率半径が異なる亀甲を有する亀甲模様を設けるとともに、前記フレネルレンズの中心付近を囲んで曲率半径が大きな亀甲を配したので、中心付近の屈折が小さくなる。このため、中心に設けられている曲率半径が小さい亀甲によって照射面の中央に光が強い部分である「光のたまり」が生じるのを軽減することができ、均一度の高い照射面を提供することができる。また、フレネルレンズによるリングムラの低減を図ることができる。
【発明の効果】
【0017】
本発明は、フレネルレンズの裏面に曲率半径が異なる亀甲を有する亀甲模様を設けるとともに、フレネルレンズの中心付近に曲率半径が小さな亀甲を配し、フレネルレンズの外周部に曲率半径が大きな亀甲を配置したので、中心付近の屈折が大きくなり、照射面の中心照度が高くなって目玉のようになるのを防止することができる。また、フレネルレンズによるリングムラの低減を図ることができ、均一でムラのない照射面を得ることができるという効果を有するスポットライトを提供することができるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、本発明の実施の形態のスポットライトについて、図面を用いて説明する。
図1(A)は本発明の第1実施形態にかかるスポットライトのフレネルレンズの前面を示す斜視図、(B)はフレネルレンズの裏面を示す斜視図、(C)は(B)の拡大図、図3は曲率半径と屈折との関係を示す断面図である。
【0019】
本発明の第1実施形態にかかるスポットライトの概略は、図10に示す従来例と同様である。
【0020】
図1に示すように、フレネルレンズ15の裏面15a(光源12側面)には、曲率半径が異なる多数の亀甲21を有する亀甲模様20が設けられており、フレネルレンズ15の中心付近には曲率半径が小さな亀甲21aが配され、フレネルレンズの外周部には曲率半径が大きな亀甲21bが配置されている。ここで、亀甲21の曲率半径とは、亀甲21の入射面(光源側面)の曲率半径を言う。
従って、図2に示すように、曲率半径が小さいということは屈折が大きく、曲率半径が大きいということは屈折が小さいことを意味する。
【0021】
以上、説明した第1実施形態にかかるスポットライト10によれば、フレネルレンズ15の裏面15aに曲率半径が異なる亀甲21を有する亀甲模様20を設けるとともに、フレネルレンズ15の中心付近に曲率半径が小さな亀甲21aを配し、フレネルレンズ15の外周部に曲率半径が大きな亀甲21bを配置したので、中心付近の屈折が大きくなり、照射面の中心照度が高くなって目玉のようになるのを防止することができる。また、フレネルレンズによるリングムラの低減を図ることができる。
【0022】
(実施例1)
図3(A)はフレネルレンズの前面を示す斜視図、(B)はフレネルレンズの裏面を示す斜視図、(C)は(B)の拡大図、図4は亀甲の幅と屈折との関係を示す説明図、図5はフレネルレンズの裏面の平面図である。
【0023】
図3に示すように、本実施例1にかかるスポットライト10では、フレネルレンズ15Aの裏面15aに高さが同じで種々の幅を有する亀甲22からなる亀甲模様20Aを設け、裏面15aの中心付近に小幅の亀甲22aを配置するとともに外側部分に大幅の亀甲22bを配置している。
【0024】
すなわち、図4に示すように、フレネルレンズ15Aの裏面15aに設けられている亀甲模様20A(図5参照)を構成する亀甲22の高さが同一なので、亀甲模様20Aの入射面側(光源12側であり図4において右側)は全体として平面となっている。また、同一高さの亀甲22においては、小幅な亀甲22aの入射面の曲率半径は、大幅な亀甲22bの入射面の曲率半径よりも大きくなるので、小幅の亀甲22aの方が屈折が大きくなる。
【0025】
ここで、亀甲の幅Wを、1.5mm〜7mmの範囲とするのが望ましい。また、図4に示すように、内側部分の半径Rと外側部分の幅Bの比を、R:B=2:3〜3:2とするのが望ましい。
【0026】
従って、フレネルレンズ15Aの裏面15aに同じ高さで種々の幅Wを有する亀甲22からなる亀甲模様20を設け、内側部分に小幅の亀甲22aを配置するとともに外側部分に大幅の亀甲22bを配置した。同じ高さで亀甲22の幅Wが小さいと曲率半径が小さくなるので屈折が大きくなり、亀甲22の幅Wが大きいと曲率半径が大きくなるので屈折が小さくなる。このため、中心付近の屈折が大きくなり、照射面の中心照度が高くなって目玉のようになるのを防止することができる。また、フレネルレンズによるリングムラの低減を図ることができる。
【0027】
(実施例2)
図6(A)はフレネルレンズの前面を示す斜視図、(B)はフレネルレンズの裏面を示す斜視図、(C)は(B)の拡大図、図7はフレネルレンズの断面図及び亀甲の高さと曲率半径の説明図である。
【0028】
図6に示すように、本実施例2にかかるスポットライト10では、フレネルレンズ15Bの裏面15aに幅が同一で種々の高さを有する亀甲23からなる亀甲模様20Bを設け、裏面15aの中心付近に高さが高い亀甲23aを配するとともに、外側に向かって徐々に低い亀甲23bを配する構成を有している。
【0029】
すなわち、図7に示すように、フレネルレンズ15Bの裏面15aに設けられている亀甲模様20Bを構成する亀甲23の幅が同一なので、図6(B)に示すように、亀甲模様20Bは全体的に均一の大きさとなる。また、図7に示すように、同一幅の亀甲23においては、高さが高い亀甲23aの入射面の曲率半径は、高さが低い亀甲23bの入射面の曲率半径よりも小さくなるので、高さが高い亀甲23aの方が屈折が大きくなる。
【0030】
従って、フレネルレンズ15Bの裏面15aに幅が同一で種々の高さを有する亀甲23からなる亀甲模様20Bを設け、中心付近に高さが高い亀甲23aを配するとともに、外側に向かって徐々に低い亀甲23bを配した。同一幅で高い亀甲23aは曲率半径が小さくなるので屈折が大きくなり、低い亀甲23bは曲率半径が大きくなるので屈折が小さくなる。このため、中心付近の屈折が大きくなり、照射面の中心照度が高くなって目玉のようになるのを防止することができる。また、フレネルレンズによるリングムラの低減を図ることができる。
【0031】
なお、前述した実施例1及び実施例2では、亀甲22の高さを一定として幅を変えた場合及び亀甲23の幅を一定として高さを変えた場合について説明したが、高さ及び幅を変えて曲率半径を変え、フレネルレンズ15の中央の屈折を大きくし、周縁部の屈折を小さくすることも可能である。
【0032】
次に、本発明の第2実施形態にかかるスポットライト10Bについて、図面を用いて説明する。
図8は第2実施形態にかかるスポットライトに用いられるフレネルレンズの裏面の平面図、図9は第2実施形態にかかるスポットライトの効果を示す説明図であり(A)は従来のスポットライトによる照射面を示す平面図、(B)は本発明のスポットライトによる照射面を示す平面図である。
【0033】
図8に示すように、フレネルレンズ16の裏面16aには、曲率半径が異なる亀甲24を有する亀甲模様20が設けられており、裏面16aの中心部には、曲率半径が小さな亀甲24aが設けられ、この曲率半径が小さな亀甲24aの周囲に一定幅で曲率半径が大きな亀甲24bが配されている。さらに、その外側には、曲率半径が小さな亀甲24cが配されている。
【0034】
曲率半径が小さな亀甲24a、24c及び曲率半径が大きな亀甲24bは、前述した第1実施形態における実施例1及び実施例2で前述したように、亀甲24の幅及び高さを調整することにより、形成することができる。
【0035】
以上、説明した第2実施形態にかかるスポットライト10Bによれば、フレネルレンズ16の裏面16aに曲率半径が異なる亀甲24を有する亀甲模様20を設けるとともに、フレネルレンズ16の中心付近を囲んで曲率半径が大きな亀甲24bを配したので、中心付近の屈折が小さくなる。このため、中心に設けられている曲率半径が小さい亀甲24aによって照射面の中央に光が強い部分である「光のたまり」が生じるのを軽減することができ、均一度の高い照射面を提供することができる。また、フレネルレンズ16によるリングムラの低減を図ることができる。
【0036】
なお、本発明のスポットライトは、前述した各実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】(A)はフレネルレンズの前面を示す斜視図、(B)はフレネルレンズの裏面を示す斜視図、(C)は(B)の拡大図
【図2】曲率半径と屈折との関係を示す断面図
【図3】(A)はフレネルレンズの前面を示す斜視図、(B)はフレネルレンズの裏面を示す斜視図、(C)は(B)の拡大図
【図4】亀甲の幅と屈折との関係を示す説明図
【図5】フレネルレンズの裏面の平面図
【図6】(A)はフレネルレンズの前面を示す斜視図、(B)はフレネルレンズの裏面を示す斜視図、(C)は(B)の拡大図
【図7】フレネルレンズの断面図及び亀甲の高さと屈折との関係の説明図
【図8】本発明の第2実施形態にかかるスポットライトに用いられるフレネルレンズの裏面の平面図
【図9】第2実施形態に用いられるフレネルレンズによる効果を示す説明図であり、(A)は問題点を示す平面図、(B)は効果を示す平面図
【図10】従来のスポットライトの構成を示す側面図
【符号の説明】
【0038】
11 灯体
12 光源
13 反射板
14 マスク
15 フレネルレンズ
15a 裏面
20 亀甲模様
21、22,23 亀甲
21a 曲率半径が小さな亀甲
21b 曲率半径が大きな亀甲
22a 小幅の亀甲
22b 大幅の亀甲
23a 高い亀甲
23b 低い亀甲

【特許請求の範囲】
【請求項1】
灯体内部に、光源と、前記光源からの光を反射する反射板と、前記光源及び前記反射板からの光を集光又は拡散させるフレネルレンズとを有するスポットライトであって、
前記フレネルレンズの裏面に多数の亀甲から形成される亀甲模様を設けるとともに、前記裏面の中心付近に曲率半径が小さな入射面を有する亀甲を配し、前記フレネルレンズの外周部に曲率半径が大きな入射面を有する亀甲を配置したことを特徴とするスポットライト。
【請求項2】
灯体内部に、光源と、前記光源からの光を反射する反射板と、前記光源及び前記反射板からの光を集光又は拡散させるフレネルレンズとを有するスポットライトであって、
前記フレネルレンズの裏面に高さが同じで種々の幅を有する亀甲からなる亀甲模様を設け、前記裏面の中心付近に小幅の亀甲を配置するとともに外側部分に大幅の亀甲を配置したことを特徴とするスポットライト。
【請求項3】
前記亀甲の幅が、1.5mm〜7mmであるとともに、前記内側部分の半径と前記外側部分の幅の比が2:3〜3:2であることを特徴とする請求項2記載のスポットライト。
【請求項4】
灯体内部に、光源と、前記光源からの光を反射する反射板と、前記光源及び前記反射板からの光を集光又は拡散させるフレネルレンズとを有するスポットライトであって、
前記フレネルレンズの裏面に幅が同一で種々の高さを有する亀甲からなる亀甲模様を設け、前記裏面の中心付近に高さが高い亀甲を配するとともに、外側に向かって徐々に低い亀甲を配することを特徴とするスポットライト。
【請求項5】
灯体内部に、光源と、前記光源からの光を反射する反射板と、前記光源及び前記反射板からの光を集光又は拡散させるフレネルレンズとを有するスポットライトであって、
前記フレネルレンズの裏面に種々の幅及び高さの亀甲からなる亀甲模様を設け、内側に曲率半径が小さな亀甲を配置するとともに外側に曲率半径が大きな亀甲を配置したことを特徴とするスポットライト。
【請求項6】
灯体内部に、光源と、前記光源からの光を反射する反射板と、前記光源及び前記反射板からの光を集光又は拡散させるフレネルレンズとを有するスポットライトであって、
前記フレネルレンズの裏面に曲率半径が異なる亀甲を有する亀甲模様を設けるとともに、前記フレネルレンズの中心部の周囲に一定幅で曲率半径が大きな亀甲を配したことを特徴とするスポットライト。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate


【公開番号】特開2009−205872(P2009−205872A)
【公開日】平成21年9月10日(2009.9.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−45159(P2008−45159)
【出願日】平成20年2月26日(2008.2.26)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】