説明

スロットマシン

【目的】 「リーチ目」を見逃すことがなくなるとともに、大きな期待感を持ちながらも、スリル溢れるゲームを集中して行うことができるスロットマシンを提供する。
【構成】 ボーナスフラグにもとづいてボーナス図柄を停止制御できない場合に出現する図柄の組合せを予め記憶したリーチ目記憶手段71と、ボーナスフラグの発生の如何に関わらず、前記リーチ目記憶手段71に記憶された図柄の組合せが出現した場合に、リーチ目出現信号を出力するリーチ目判定手段73と、このリーチ目判定手段73からのリーチ目判定信号にもとづいて、遊技者にリーチ目が出現したことを報知するリーチ目報知手段(例えば表示ランプ30及びスピーカー60)とを備えた。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スロットマシンに関し、リーチ目が出現した場合に、ボーナスフラグの発生如何に関わらず、リーチ目が出現したことを遊技者に報知するスロットマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスロットマシンにおいては、外周に複数種類の図柄の表示された回転リールを横3列に並列し、各回転リールを回転することで、その表面に表示された図柄が表示部に移動表示される。そして、ストップスイッチを操作すると各回転リールが停止し、停止した回転リールに表示された図柄の組み合わせにより、遊技者に所定枚数のメダルを払い出している。また、表示部に停止表示された図柄の組合せが、予め定めた一定の図柄の組み合わせであるボーナス図柄であった場合には、遊技者にとって通常遊技よりもさらに有利なボーナスゲームを行わせている。そして、このスロットマシンは、ボーナス図柄を平均して出現させるため、ボーナスフラグを発生したときに、ボーナス図柄が出現するように形成されている。そして、このボーナスフラグが発生した場合には、遊技者によって操作されるストップスイッチの操作タイミングが多少ずれていたとしても、これが所定の許容範囲内にあるときには、ボーナス図柄を出現させるよう回転リールを停止制御するものが知られている。
【0003】また、このスロットマシンは、ボーナスフラグが出力されて、表示部にボーナス図柄が出現する状況にあることを遊技者に対して報知するようにしている(特公平5−7008号など)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来のスロットマシンにおいては、ボーナスフラグが発生してボーナス図柄が出現することを報知するものであるから、この報知が行われた場合には、必ずボーナス図柄が出現することとなる。このため、ボーナスフラグの出力が報知された時点で、表示部にボーナス図柄が出現することが一目瞭然に判ってしまう。したがって、遊技者は、回転リールを停止させる操作に格別の注意を払うことなしに、ボーナス図柄を出現させることができるため、スリル感が薄れ、逆にゲームの興趣をそぐ結果となるといった問題点があった。
【0005】一方、上記したスロットマシンは、遊技者のストップスイッチの操作タイミングが所定の許容範囲を越え、ボーナス図柄を出現させることができない場合には、ボーナス図柄を出現させる代わりに、予め定められている特定種類の図柄の組合せを出現させるようにしている。この特定種類の図柄の組合せは、一般に「リーチ目」と呼ばれており、停止図柄の組合わせが「リーチ目」となった場合には、遊技者は、ボーナス図柄が出現する可能性が極めて高い状態であることを認識することができる。ただ、この「リーチ目」といわれる停止図柄の組合せが出現するのは、上記したように入賞リクエスト信号が出力された場合に必ずしも限られない。すなわち、ボーナスフラグを出力していない状態であっても、回転リールの停止制御の都合上、偶然に「リーチ目」といわれる停止図柄の組合せとなってしまう場合がある。
【0006】上記したようにボーナスフラグの出力と、「リーチ目」の出現とは確実に関連してはいないが、遊技者は、特別の賞態様が出現する可能性が高い状態であること知るためには、予め「リーチ目」といわれる図柄の組合せを記憶しておくか又はホールに掲示された図柄の組合せが表してある「リーチ目」の表示と照合しながら、ゲームを行うことが多い。しかしながら、この「リーチ目」といわれる停止図柄の組み合わせは、多数にのぼることが多く、記憶しておくことは困難であり、また、ホールに掲示された「リーチ目」の表示と照合することも、煩雑であることから、ゲームへの集中を妨げる原因となっているとともに、遊技者が「リーチ目」の出現を見逃すことが多いといった問題点があった。
【0007】本発明は、上記した従来の技術の有する問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、ボーナス図柄が出現する可能性を有する「リーチ目」が停止表示されたことを遊技者に報知することにより、遊技者は、「リーチ目」を見逃すことがなくなるとともに、大きな期待感を持ちながらも、スリル溢れるゲームを集中して行うことができるスロットマシンを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に示した実施例を用いて説明する。請求項1に記載のスロットマシンには、ボーナスフラグが発生し、かつ当該ボーナスフラグにもとづいてボーナス図柄を停止制御できない場合に出現する図柄の組合せを予め記憶したリーチ目記憶手段(71)と、ボーナスフラグの発生の如何に関わらず、前記リーチ目記憶手段に記憶(71)された図柄の組合せが出現した場合に、リーチ目出現信号を出力するリーチ目判定手段(73)と、このリーチ目判定手段(73)からのリーチ目判定信号にもとづいて、遊技者にリーチ目が出現したことを報知するリーチ目報知手段(30,60)とを備えたことを特徴としている。
【0009】本発明にかかるスロットマシンには、縦横それぞれ3列、合計9個の図柄を表示することができ、表示される図柄は、例えば、数字、動物、果物等を図形として表現したものである。そして、本発明におけるボーナス図柄とは、例えば、停止表示された図柄の組合せが、例えば「7」「7」「7」となった場合であり、ボーナスフラグにもとづいてボーナス図柄を停止制御できない場合に出現する図柄の組合せは、例えば「7」「7」「チェリー」、あるいは「7」「チェリー」「チェリー」等である。 また、報知手段は、例えば、遊技者の視覚に訴える表示ランプ(30)や、聴覚に訴えるスピーカー(60)等から構成される。
【0010】
【作用】遊技者がスロットマシンに所定数のメダルを投入してスタートスイッチ(50)を操作すると、各回転リール(14〜16)が回転を開始し、複数の図柄が順次、高速に移動表示される。そして、遊技者がストップスイッチ(40〜42)を操作するか、予め定めた一定時間が経過すると、図柄の高速移動表示が順次停止する。
【0011】この時、リーチ目判定手段(73)は、停止図柄の組合せが、リーチ目記憶手段(71)に予め記憶された図柄の組合せであると判定した場合には、ボーナスフラグの発生の如何に関わらず、リーチ目判定信号を出力する。リーチ目判定信号が出力されると、リーチ目報知手段(30,60)は、遊技者にリーチ目が出現したことを報知する。
【0012】したがって、リーチ目が見逃すことがなく、ゲームに集中することができるとともに、遊技者が安心してゲームを行うことができる。。また、上記したように、リーチ目判定手段(73)によるリーチ目判定信号の出力は、リーチ目記憶手段(71)に記憶された図柄の組合せが出現した場合に、ボーナスフラグの発生とは無関係に行われる。したがって、リーチ目が出現したことが報知された場合であっても、ボーナス図柄が必ず出現するとは限らない。
【0013】このため、遊技者は、リーチ目が出現した以降も、大きな期待感を持ちながらも、回転リール(14〜16)の停止操作に格別の注意を払い必要があることから、極めてスリルに富み、興趣あふれるゲームを行うことができる。
【0014】
【実施例】図1〜5は本発明の一実施例を示すもので、図1は本発明の概略構成を示すブロック図、図2はスロットマシンの正面図、図3は図2の部分拡大図、図4は表示部における停止図柄を示した説明図、図5は本発明における処理のフローチャートを各々示す。
【0015】図2中、10は、スロットマシンを示すものであり、このスロットマシン10は、前面の高さのほぼ中央には、方形の表示部11〜13が横並びに複数個、本実施例では3個設けられている。前記表示部11〜13には、各表示部11〜13に対応して、合計で3個の回転リールが配置されている。
【0016】前記3個の回転リール14〜16は、図には示さないが、ステッピングモータなどの駆動源により駆動されている。また、回転リール14〜16は、外周に複数個の絵柄が各々表示され、3個の絵柄が上記各表示部11〜13ごとに表示され、3個の表示部11〜13の全体で合計9個の絵柄が表示可能に形成されている。前記3個の回転リール14〜16の斜め右下側には、図2,3に示すように、メダル投入口17が配置されている。
【0017】上記表示部11〜13の右側には、図2,3に示すように、リーチ目報知手段としての表示ランプ30が配置されている。この表示ランプ30は、上中下段に並んだ3個のランプ31〜33から構成されている。また、前記3個の回転リール14〜16の下側には、図2に示すように、回転リール14〜16の各々に対応させて、各回転リール14〜16を個別に停止させるための3個のストップスイッチ40〜42がそれぞれ配置されている。各ストップスイッチ40〜42からは、それぞれ回転リールのストップ信号が出力される。
【0018】上記ストップスイッチ40〜42の左側には、図2に示すように、レバー状のスタートスイッチ50が配置され、スタートスイッチ50が操作されると、該スタートスイッチ50から回転リールのスタート信号が出力される。また、スロットマシンの前面中央の下部には、報知手段としてのスピーカーが配置されている。
【0019】次に、図1を用いてスロットマシン10の制御回路について説明する。スロットマシン10の制御回路は、図1に示すように、例えばCPUから構成された中央制御装置70から構成されている。上記中央制御装置70の入力側には、図1に示すように、回転リール14〜16を回転するためのスタート信号を出力する前記スタートスイッチ50と、回転リール14〜16の回転を個別に停止させるためのストップ信号を出力するストップスイッチ40〜42とが接続されている。
【0020】前記中央制御装置40の出力側には、図1に示すように、リーチ目を遊技者に報知するためのリーチ目報知手段30,60と、回転リール14〜16とが接続されている。一方、前記中央制御装置70は、図1に示すように、ボーナスフラグにもとづいてボーナス図柄を停止制御できない場合に出現する図柄の組合せを予め記憶したリーチ目記憶手段71と、スタートスイッチ50からのスタート信号にもとづいて、回転リール14〜16の回転を開始させるとともに、ストップスイッチ40〜42からのストップ信号にもとづいて、各回転リール14〜16の回転を停止させるリール駆動制御手段72と、リール駆動制御手段72からのリール位置情報にもとづいて、回転リール14〜16の停止位置を判定し、ボーナスフラグの発生の如何に関わらず、前記リーチ目記憶手段71に記憶された図柄の組合せ、すなわちリーチ目が出現した場合に、リーチ目出現信号を前記リーチ目報知手段30,60に出力するリーチ目判定手段73とを備えている。
【0021】つぎに、本実施例におけるスロットマシンの遊技について説明する。まず、遊技者がスロットマシン10に所定数のメダルを投入してスタートスイッチ50を操作すると、各回転リール14〜16が回転を開始し、複数の図柄が順次、高速に移動表示される。そして、遊技者がストップスイッチ40〜42を操作するか、予め定めた一定時間が経過すると、回転リール14〜16の回転が停止し、表示部11〜13に図柄が停止表示される。
【0022】この時、リーチ目判定手段73は、図5に示すように、表示部11〜13に停止表示された図柄の組合せが、リーチ目記憶手段71に予め記憶された図柄の組合せであると判定した場合には、ボーナスフラグの発生の如何に関わらず、リーチ目判定信号を出力する。なお、上記表示部11〜13に停止表示される図柄の組み合わせは、スタートスイッチ50が操作された時点、あるいは予め定めた一定時間が経過した時点でソフト的に決定される。そして、ストップスイッチ40〜42の操作に応じて、その操作タイミングが多少ずれていたとしても、所定の許容範囲にある場合には、決定されたボーナス図柄が表示部11〜13に出現する位置に回転リール14〜16が停止するよう制御される。
【0023】このとき、予め定めた確率にしたがって、遊技者にとって通常遊技よりもさらに有利なボーナスゲームを行わせるボーナス図柄が出現する。このボーナス図柄が出現する場合には、スロットマシン10を電気的に制御する電気的制御装置の制御ソフトにおいて、ボーナスフラグが出力され、このボーナスフラグが発生した状態でストップスイッチ40〜42が操作されると、図4Aに示すように、各表示部11〜13の中央にを結ぶライン、すなわち中央ラインの停止図柄が、ボーナス図柄を表す停止図柄、例えば「7」「7」「7」となる。
【0024】一方、ストップスイッチ40〜42の操作タイミングがずれて、これが所定の許容範囲を越える場合には、各回転リール14〜16が、ボーナス図柄が表示部11〜13に出現する位置で停止できない場合がある。この場合には、ボーナスフラグが発生されているにもかかわらず、ボーナス図柄を出現させる代わりに、ボーナス図柄を停止制御できない場合に出現する特定種類の図柄の組合せ、すなわちリーチ目が出現する。具体的には、図4Bに示すように、中央ラインの停止図柄が、例えば「7」「7」「チェリー」、または図4Cに示すように例えば「7」「チェリー」「チェリー」等がある。
【0025】なお、上記リーチ目には、上記したものに限られず、例えば図4Bに示すように、左側及び中央の表示部11,12の停止図柄が「7」となり、右側の表示部13の停止図柄はどのような図柄であってもよい場合と、図4Cに示すように、左側の表示部11の停止図柄が「7」となり、中央及び右側の表示部12,13はどの図柄でもよい場合がある。
【0026】また、このリーチ目は、ストップスイッチ40〜42の操作タイミングにより、ボーナス図柄を停止することができない場合に出現するものであるから、このリーチ目が出現した場合には、ボーナス図柄が出現し易い。しかしながら、ボーナスフラグが出力されていない場合でも、回転リール14〜16の停止制御の都合上、上記したリーチ目と同一の図柄の組合せが出現する場合がある。
【0027】本発明では、表示部11〜13に停止表示された図柄が、リーチ目と同一の組合せとなった場合に、ボーナスフラグの出力とは無関係に、全てリーチ目として処理することとしている。具体的には、ボーナスフラグの発生如何に関わらず、リーチ目記憶手段71に予め記憶しておいたリーチ目に該当する図柄の組合せが出現した場合には、リーチ目報知手段30,60により、その旨を報知する。
【0028】この報知手段30,60は、スロットマシン10のフロントパネルに設けた表示ランプ30とスピーカー60からなり、表示ランプ30を点灯するとともに、スピーカー60から音声を出力してリーチ目が出現したことを遊技者に報知する。上記表示ランプ30による報知は、例えば上段のランプ31を所定時間点灯させ、上段のランプ31が消灯した後に中段のランプ32を所定時間点灯させ、中段のランプ32が消灯した後に下段のランプ33を所定時間点灯させ、上から順に流れるようにランプの点灯消灯を連続させる。また更に、下段のランプ33が消灯した後には、再び中段のランプ32、上段のランプ31を上記と同じ要領で点灯または消灯させ、下から順に流れるようにランプの点灯消灯を連続させる。上記した動作を複数回連続させることで行われ、リーチ目が出現したことを遊技者に知らせる。
【0029】上記スピーカー60による報知は、例えば通常の遊技時には出力されない特定の音楽を出力させることにより行われ、リーチ目が出現したことを遊技者に知らせる。したがって、リーチ目が出現すると、表示ランプ30の点灯やスピーカー60からの音声の出力により、リーチ目が出現してボーナス図柄が出現する可能性が極めて高いことを遊技者が認識することができる。また、このリーチ目の報知は、ボーナスフラグとは無関係に行われることから、リーチ目が報知された後も、遊技者は、回転リール14〜16の停止操作に格別の注意を払い続ける必要があることから、極めてスリルに富んだゲームを行うことができる。
【0030】なお、上記した報知手段30,60によるリーチ目の報知は、表示部11〜13に、リーチ目が表示されてから所定時間、例えば1秒間行われる。また、このリーチ目を報知する時間は、これに限られず、例えば表示部11〜13に、リーチ目が表示されている間としてもよい。また、上記した実施例では、表示ランプ30の点灯とともに、スピーカー60からの音声の出力することで、遊技者に対してリーチ目を報知すると説明したが、表示ランプ50の点灯又はスピーカー60からの音声の出力のいずれか一方で遊技者に対して報知するものであってもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1記載の発明によれば、ボーナスフラグにもとづいてボーナス図柄を停止制御できない場合に出現する図柄の組合せが出現したことを、遊技者に報知することができるので、遊技者はゲームに集中することができるとともに、リーチ目を見逃す不利益が未然に防止できる。
【0032】さらに、リーチ目の出現は、ボーナス図柄が停止制御できなかったことを示す場合と、ボーナス図柄出現の可能性とは無関係に偶然に停止表示された場合の双方を含むため、ボーナス図柄が出現する可能性が極めて高いという期待感を得ながらも、遊技者は、回転リールの停止操作に格別の注意を払う必要があることから、極めてスリルに富み、興趣溢れたスロットマシンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略構成を示すブロック図である。
【図2】スロットマシンの正面図である。
【図3】図2の部分拡大図である。
【図4】表示部における停止表示図柄を示した説明図である。
【図5】本発明における処理のフローチャートである。
【符号の説明】
10 スロットマシン 11〜13 表示部
14〜16 回転リール 30 報知手段としての表示ランプ
31〜33 ランプ 40〜42 ストップスイッチ
50 スタートスイッチ 60 報知手段としてのスピーカー
70 中央制御装置 71 リーチ目記憶手段
72 リール駆動制御手段 73 リーチ目判定手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】 外周に複数種類の図柄の表示された複数の回転リールの回転を、ゲーム中に発生されたボーナスフラグにもとづいて停止制御するようにしたスロットマシンにおいて、上記スロットマシンには、ボーナスフラグが発生し、かつ当該ボーナスフラグにもとづいてボーナス図柄を停止制御できない場合に出現する図柄の組合せを予め記憶したリーチ目記憶手段と、ボーナスフラグの発生の如何に関わらず、前記リーチ目記憶手段に記憶された図柄の組合せが出現した場合に、リーチ目出現信号を出力するリーチ目判定手段と、このリーチ目判定手段からのリーチ目判定信号にもとづいて、遊技者にリーチ目が出現したことを報知するリーチ目報知手段とを備えたことを特徴とするスロットマシン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開平7−51431
【公開日】平成7年(1995)2月28日
【国際特許分類】
【出願番号】特願平5−198127
【出願日】平成5年(1993)8月10日
【出願人】(390031783)サミー工業株式会社 (5,279)