説明

センサライト

【課題】フード部材を照明部に精度よく取り付ける。
【解決手段】ランプ12の光によって一定の範囲に向けて照射して前記一定の範囲を照明する照明部3と、この照明部3が上部に首振り可能に支持され設置場所に取り付けられる本体部2と、この本体部2の下部に設けられ検知エリア内への侵入物の侵入を検知する検知センサ部4とを備える。照明部3の保護キャップ部3Bには係合凸部3Baが形成され、フード部材11のフード基部11Aに係合凸部3Ba係脱可能に係合する係合凹部21aが形成される。フード部材11を照明部3から取り外した状態で使用する場合には、フード部材11のフード基部11Aに対応する形状を有するダミーリング21が用いられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、侵入物の検知により光源を点灯又は点滅(フラッシング)する、主として防犯用に使用されるセンサライトに関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、センサライトは、光源を有し前記光源の光を一定の範囲に向けて照射して前記一定の範囲を照明する照明部と、検知エリア内への侵入物の侵入を検知する検知センサ部とを備え、前記検知センサ部による侵入物の検知により前記光源を点灯又は点滅するものであり、主として防犯用に使用される。そして、そのようなセンサライトにおいて、前記照明部による照射方向を変更あるいは調整できるように構成されたものも知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
そのようなセンサライトは、住宅街の戸建て住宅の玄関先、カーポートなどに設置され、検知センサ部による侵入物の検知により光源を点灯又は点滅する構成となっているので、センサライトの光源が点灯又は点滅した場合に、左右両隣や向かいの住居まで照明し、迷惑をかけるおそれがあり、いわゆる光害の問題を生ずる。
【0004】
一方、光量の少ない光源を使用すると、照明範囲を住居内に制限することは可能であるが、必要な照度が得られず、照明範囲が非常に暗くなり、照明効果が得られない。
【0005】
そこで、光源からの光の全部又は一部の照射方向をフード部材にて規制することで、センサライトによる照明範囲を制御し、使用者が必要とする範囲内のみを照明することができるセンサライトを先に出願している(特願2006−355567号参照)。
【0006】
ところで、いわゆる光害の問題を防止するために、左右両隣や向かいの住居への照明を回避し、下方を照明する必要があるために、フード部材による規制によって光源からの光が下方に照射されるようにフード部材を取り付ける必要がある。
【特許文献1】特開平10−144134号公報(段落0009〜0011および図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、フード部材を照明部に対し、取り付ける基準もなく単に取り付けると、フード部材を照明部に対し所定の位置に取り付けることができず、光源からの光の一部が、左右両隣や向かいの住居まで照明するように取り付けてしまうおそれがある。
【0008】
また、フード部材を取り付ける照明部が首振り可能に支持されていても、その首振り可能な角度範囲内での調整では、左右両隣や向かいの住居まで照明するのを回避するのが困難な場合もある。
【0009】
この発明は、フード部材を照明部に精度よく取り付けることができるセンサライトを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
請求項1の発明は、光源を有し前記光源の光を一定の範囲に向けて照射して前記一定の範囲を照明する照明部と、この照明部が上部に首振り可能に支持され設置場所に取り付けられる本体部と、この本体部あるいは本体部の下部に設けられ予め定められた検知エリア内への侵入物の侵入を検知する検知センサ部とを備え、前記検知センサ部による侵入物の侵入の検知により前記光源を点灯又は点滅するセンサライトであって、前記照明部に着脱可能に取り付けられ前記光の全部又は一部の照射方向を規制するフード部材と、前記照明部と前記フード部材との間に設けられ前記照明部に対する前記フード部材の位置決めをする位置決め手段とを備え、前記フード部材を前記照明部に取り付けた状態あるいは前記フード部材を前記照明部から取り外した状態で使用されることを特徴とする。ここで、使用されるフード部材の形状に応じて、光源からの光の全部の照射方向が規制されたり、光の一部の照射方向が規制されたりする。
【0011】
このようにすれば、照明部とフード部材との間に、前記照明部に対する前記フード部材の位置決めをする位置決め手段を設けているので、照明部にフード部材を取り付けるだけで、首振り可能な範囲内での照明部の向きの調整により、左右両隣や向かいの住居への照明を規制して、下方を照明することができる所定の位置に取り付けることができる。よって、前記位置決め手段に基づきフード部材を照明部に取り付けるだけで、精度よく取り付けられ、フード部材を用いて隣近所への光害を回避することができる。
【0012】
請求項2に記載のように、前記照明部は、前記光源を収納する照明本体部と、前記光源からの光が透過する透光部を有し前記照明本体部を保護する保護キャップ部とを備え、前記照明本体部に対し前記保護キャップ部が着脱可能に取り付けられるものであり、前記フード部材は、前記照明本体部と保護キャップ部との間に挟持され前記照明部に取り付けられる基部と、前記基部に連接され前記照明部より突出して延びるフード本体部とを有するものであり、前記位置決め手段は、前記照明部の照明本体部または保護キャップ部の少なくとも一方に形成される係合部と、前記フード部材の基部に形成され前記係合部に係脱可能に係合する被係合部とで構成することができる。ここで、係合部と被係合部との係合関係は、少なくとも、照明部の照明本体部または保護キャップ部と、フード部材との周方向の位置を規制するものであればよい。
【0013】
このようにすれば、照明部の照明本体部または保護キャップ部の少なくとも一方に形成される係合部と、前記フード部材の基部に形成される被係合部とを係脱可能に係合することで、フード本体部によって光源からの光の照射方向を規制して、左右両隣や向かいの住居への照明が回避されるように取り付けることができる。しかもそのような係合部、被係合部であれば、前記本体部の設置場所への取付方法に影響を与えるおそれもない。
【0014】
請求項3に記載のように、前記フード部材を前記照明部から取り外した状態で使用する場合に用いられるダミーリングを備え、前記ダミーリングは、前記フード部材の基部に対応する形状を有する構成とすることができる。
【0015】
このようにすれば、左右両隣や向かいの住居への照明を考慮する必要がなく、フード部材を取り外した状態で使用する場合には、従来と同様に、前記一定の範囲に向かって光源の光を照射し、比較的広範囲となる前記一定の範囲を照明することができる。この場合、フード部材の基部を挟持する隙間に、ダミーリングが配置されるので、そのような隙間が空間となることがない。よって、その隙間(空間)に落ち葉などの燃えやすいものが挟まり、照明ガラスなどが高温(200℃程度)になり、燃えるという問題が回避される。
【0016】
また、ダミーリングは、前記フード部材の基部に対応する形状を有し、つまり前記ダミーリングには、前記フード部材の基部の被係合部に対応する被係合部が形成されているので、フード部材の基部が前記照明本体部と保護キャップ部との間に挟持されるのと同様にダミーリングも挟持され、ダミーリングも無理なく取り付けることができる。
【発明の効果】
【0017】
本発明は、上記のように、照明部とフード部材との間に、前記照明部に対して前記フード部材を位置決めする位置決め手段を設けているので、照明部にフード部材を取り付けるだけで、首振り可能な範囲内での照明部の向きの調整により、左右両隣や向かいの住居への照明を回避して、下方を照明することができる所定の位置に取り付けることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、本発明の実施の形態を図面に沿って説明する。
【0019】
図1はそれぞれ本発明に係るセンサライトの一実施の形態を示す斜視図、図2(a)(b)は同側面図および底面図、図3(a)(b)(c)はそれぞれフード部材を取り外した状態の側面図、正面図および平面図である。
【0020】
図1および図2(a)(b)に示すように、センサライト1は、基本構造は従来のものと同様で、設置場所に取付固定される本体部2と、この本体部2の上部に左右方向及び上下方向に首振り可能に取り付けられた照明部3と、この本体部2の下端部に左右方向及び上下方向に回転可能に取り付けられる検知センサ部4とにより構成され、主として防犯用に使用されるものである。
【0021】
続いて、照明部3に着脱可能に取り付けられる、本発明の特徴点であるフード部材11及びこのフード部材11と照明部3との関係について説明する。なお、本体部2及び検知センサ部4については、従来と同様の構造であるので、その詳細な説明は省略する。
【0022】
センサライト1の照明部3は、光源としてのランプ12や反射板13を収納する照明本体部3Aと(図5参照)、照明本体部3Aの前側に取り付けられランプ12や反射板13を保護する保護キャップ部3Bとを備える。そして、照明部3は、首振り可能な角度範囲が、左方向および右方向それぞれ60°ずつで左右方向に120°の範囲で、上方向10°、下方向50°で上下方向に60°の範囲とされ、検知センサ部4による侵入物の侵入の検知によりランプ12を点灯又は点滅するものである。
【0023】
また、照明部3には、ランプ12の光の一部の照射方向を規制するフード部材11(フード部)が着脱可能に取り付けられるようになっている。よって、センサライト1を設置する場所に応じて、フード部材11を照明部3に取り付けた状態で使用するか(図2(a)(b)参照)、フード部材11を照明部3から取り外した状態で使用するか(図3(a)〜(c)参照)を選択して使用することができる。
【0024】
一方、フード部材11は、図4(a)〜(d)に示すように、上側部分が略半円筒状に形成されるフード基部11Aと、そのフード基部11Aの前側に連接される断面半円弧状のフード本体部11Bとを有し、この基部11Aが、照明本体部3Aと保護キャップ部3Bとの間に挟持されることで、照明部3にフード部材11が取り付けられる。フード本体部11Bの内面は、表面処理を施さずそのままの面とするほか、前記ランプからの光を反射する反射率が高くなるように表面処理を施すことも可能である。
【0025】
また、フード部材11は、それの上側部分の上縁11aが角度θ1だけ前下がりに傾斜し、また、側面視で前記上側部分の前縁11bと、照明部3の前縁3a(フード部材11の基部11A)とがなすフード遮光角度θ2が46°〜70°の範囲となるように形成されている。よって、フード部材11は、照明部3の首振り可能な角度範囲のいずれかの角度において、フード部材11の上側部分の前縁11bが側面視で略水平方向に延びる状態にすることができる。よって、この状態とすれば、後述するように、検知エリア外を通過する第三者の目線で照明部からの光が第三者の目にほとんど入らないようにすることができるので、この状態を基準として、使用者が照明範囲の微調整をすることができる。なお、フード部材11の上側部分の後縁11cは、前縁11bを基部11Aと接続するために、フード遮光角度θ2よりも小さい角度θ3で傾斜している。
【0026】
また、フード部材11の基部11Aには、係合凹部11Aaが形成される一方、保護キャップ部3Bには、図10(a)(b)に示すように、係合凹部11Aaに係脱可能に係合する係合凸部3Baが形成されている。なお、係合凸部3Ba(係合部)と係合凹部11Aa(被係合部)とによって、照明部3に対するフード部材11の位置決めをする位置決め手段が構成される。
【0027】
よって、フード部材11を取り付ける場合には、係合凹部11Aaと係合凸部3Baとの係合関係でフード部材11を照明部3に取り付けることで、フード部材11は所定の照射方向について光の照射を規制するように、つまり、左右両隣や向かいの住居への照明を回避(あるいは制限)して、下方を照明することができるように照明部3の上側位置(所定の位置)に精度よく取り付けられることになる。ここで、フード部材11の基部11Aは、照明本体部3Aと保護キャップ部3Bとの間に挟持されるので、係合凹部11Aaと係合凸部3Baとの係合関係は、照明部3に対しフード本体部11Bが周方向において回転しないものであればよく、それらの形状については特に制限されない。
【0028】
照明部3のランプ(光源)としては、通常、ハロゲンランプが用いられ、そのランプの発熱により、フード部材11の温度は100℃〜220℃程度まで上昇するので、この温度に耐えれる耐熱材料をフード部材11の材料として用いることが望ましい。また、センサライト1は、住宅街の戸建て住宅の玄関先、カーポートなどの屋外に設置されるので、耐候性のよい材料であることも望ましい。
【0029】
フード部材11を取り付ける場合には、図5に示すように、照明本体部3Aの先端筒状部に、防水パッキン14、ランプ12からの光あるいは反射板13で反射された光が透過する透光部例えば耐熱ガラス15、フード部材11の基部11Aおよび保護キャップ部3Bの順に取り付けられる。フード部材11の基部11Aは、照明本体部3Aと保護キャップ部3Bとの間に挟持されることで、照明部3にフード部材11が取付固定される。
【0030】
保護キャップ部3Bは、照明本体部3Aの先端筒状部に、嵌合あるいはねじ止めなどにより取り付けられる。この保護キャップ部3Bは、照明本体部3Aを保護する機能も有する。
【0031】
このように照明部3にフード部材11を設けているものであれば、図6に示すように取付高さHでもって設置した場合には、目線Aをもってセンサライト1を見ても、照明部3が下方に傾いており、フード部材11による照射方向についての規制効果で、ランプ12や反射板13が完全に見えず、光害を防止する上で有利となる。なお、目線Aが前縁11bと同じ高さであると見えないが、目線Aより角度α程度下方の破線A’よりも下方になると、ランプ12からの光が見える。
【0032】
よって、このようなフード部材11を照明部3に対し使用しなければ、図7(b)に示すように、左右両隣や向かいの住居まで照明が広がり、左右両隣や向かいの住居への光害の原因となるが、フード部材11を使用し、照明部3の首振り角度を調整すれば、図7(a)に示すように、照明部3に対しフード部材11(フード本体部11B)を設けた側において、ランプ12からの光の照射方向が規制され、センサライト1による照明範囲が制限される。よって、フード部材11によって照明範囲が制限され、左右両隣や向かいの住居にまでランプ12の光が照射されるという光害が回避される。なお、フード部材11のフード遮光角度θ2と、照明部3の首振り角度βとを適宜変更して組み合わせることで、遮光距離の調整が可能となる。
【0033】
また、隣近所に対する光害を考慮する必要がない場合など、図8に示すように、フード部材11を取り外した状態で使用する場合には、照明本体部3Aの先端筒状部に、防水パッキン14、耐熱ガラス15、ダミーリング21および保護キャップ部3Bの順で取り付けられる。このダミーリング21は、フード部材11を取り外した場合に、照明本体部3Aと保護キャップ部3Bとの間に形成される隙間が埋めるもので、図9(a)(b)に示すように、フード部材11の基部11Aに対応した形状を有し、保護キャップ部3Bの係合凸部3Baに係脱可能に係合する係合凹部11Aaが形成されている。よって、ダミーリング21が係合凹部21aと係合凸部3Baとの係合関係で所定の位置関係に、周方向に回転しないように取り付けられる。
【0034】
このようにして、ダミーリング21は、フード部材11の基部11Aと同様に、照明本体部3Aと保護キャップ部3Bとの間に挟持されることで取付固定される。
【0035】
前記実施形態のほか、本発明は次のように変更して実施することも可能である。
【0036】
(i)前記実施の形態では、ハロゲンランプなどの光源を使用した照明部に適用しているが、LEDなどの光源を利用した照明部に適用することも可能である。
【0037】
(ii)前記実施の形態では、係合凸部3Baと係合凹部11Aaとはそれぞれ1つずつ設けているだけであるが、例えば複数の係合凹部11Aaを等角度間隔で設けて、係合凸部3Baと係合凹部11Aaとの係合関係を周方向に変化させることができるようにして、フード部材11の、照明部3の周方向における取付位置を変更あるいは調整できるようにすることも可能である。
【0038】
(iii)前記実施の形態では、照明部が1つの1灯式のセンサライトについて説明したが、図11に示すように、照明部3が2つの2灯式のセンサライト1’についても適用することができる。この場合には、前記(ii)のように、係合凸部と係合凹部との係合関係を周方向において変化させることができるようにすれば、各照明部においてフード部材を取り付ける取付位置を調整あるいは変更することができる。
【0039】
(iv)前記実施の形態では、フード部材11の基部11Aを保護キャップ部3Bと耐熱ガラス15との間に配置するようにしているが、防水パッキン14と照明本体部3Aとの間に配置することもできる。この場合には照明本体部3Aに係合部(係合凸部)が形成される。また、フード部材11の基部11Aやダミーリング21側に係合凹部を形成し、保護キャップ部3Bや照明本体部3A側に前記係合凹部に係脱可能に係合する係合凸部を設けるようにすることも可能である。
【0040】
(v)前記実施の形態では、フード本体部の少なくとも一部を、複数の開孔(例えば、円形状の孔や矩形状の孔)が形成されている構成(例えば、パンチングメタル)とすることで、照明範囲の光量を部分的に制限し、近隣住居への照明を低減することができる。つまり、複数の開孔を通過すると、光が減衰するので、開孔の数を変更することで、明るさを調整することができる。
【0041】
(vi)前記実施の形態では、検知センサ部は本体部の下部に設けているが、本体部の前面部に検知センサ部が取り付けられるものにも同様に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明の一実施の形態に係るセンサライトの斜視図である。
【図2】(a)(b)はそれぞれ同側面図および底面図である。
【図3】(a)〜(c)はそれぞれフード部材を取り外した状態の側面図、正面図および平面図である。
【図4】(a)〜(d)はそれぞれフード部材の斜視図、正面図、側面図および平面図である。
【図5】フード部材の取り付けの説明図である。
【図6】遮光効果の説明図である。
【図7】(a)(b)はそれぞれ遮光効果の説明図である。
【図8】フード部材に代えてダミーリングを取り付ける場合の説明図である。
【図9】(a)(b)はそれぞれダミーリングの正面図および側面図である。
【図10】(a)(b)はそれぞれ保護キャップ部の背面図および側面図である。
【図11】他の実施の形態についての図1と同様の図である。
【符号の説明】
【0043】
1,1’ センサライト
2 本体部
3 照明部
3A 照明本体部
3B 保護キャップ部
3Ba 係合凸部
4 検知センサ部
11 フード部材
11A フード基部
11Aa 係合凹部
11B フード本体部
12 ランプ(光源)
21 ダミーリング
21a 係合凹部



【特許請求の範囲】
【請求項1】
光源を有し前記光源の光を一定の範囲に向けて照射して前記一定の範囲を照明する照明部と、この照明部が上部に首振り可能に支持され設置場所に取り付けられる本体部と、この本体部あるいは本体部の下部に設けられ予め定められた検知エリア内への侵入物の侵入を検知する検知センサ部とを備え、前記検知センサ部による侵入物の侵入の検知により前記光源を点灯又は点滅するセンサライトであって、
前記照明部に着脱可能に取り付けられ前記光の全部又は一部の照射方向を規制するフード部材と、前記照明部と前記フード部材との間に設けられ前記照明部に対する前記フード部材の位置決めをする位置決め手段とを備え、
前記フード部材を前記照明部に取り付けた状態あるいは前記フード部材を前記照明部から取り外した状態で使用されることを特徴とするセンサライト。
【請求項2】
前記照明部は、前記光源を収納する照明本体部と、前記光源からの光が透過する透光部を有し前記照明本体部を保護する保護キャップ部とを備え、前記照明本体部に対し前記保護キャップ部が着脱可能に取り付けられるものであり、
前記フード部材は、前記照明本体部と保護キャップ部との間に挟持され前記照明部に取り付けられる基部と、前記基部に連接され前記照明部より突出して延びるフード本体部とを有するものであり、
前記位置決め手段は、前記照明部の照明本体部または保護キャップ部の少なくとも一方に形成される係合部と、前記フード部材の基部に形成され前記係合部に係脱可能に係合する被係合部とで構成されることを特徴とする請求項1に記載のセンサライト。
【請求項3】
前記フード部材を前記照明部から取り外した状態で使用する場合に用いられるダミーリングを備え、
前記ダミーリングは、前記フード部材の基部に対応する形状を有することを特徴とする請求項2に記載のセンサライト。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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