チーム競技環境における運動パフォーマンスモニタリングのシステムおよび方法
【課題】チーム競技環境における運動パフォーマンスモニタリングのシステムおよび方法を提供する。
【解決手段】システム、装置、および方法は、ボール130に位置している無線タグにチャープ(掃引信号)を送信することにより、競技者とボールとの間の距離を推定する。チャープの間、送信される信号の周波数は所定の方式で変更される。無線タグは、送信周波数を二倍化し、処理された信号を、競技者に典型的には位置している送受信機に返す。次いで、現在の送信周波数が受信周波数と比較されて、装置が距離を推定しうるための差周波数が獲得される。装置は、掃引信号を送信している間に、同時に、処理された信号をセンサから受信することができる。
【解決手段】システム、装置、および方法は、ボール130に位置している無線タグにチャープ(掃引信号)を送信することにより、競技者とボールとの間の距離を推定する。チャープの間、送信される信号の周波数は所定の方式で変更される。無線タグは、送信周波数を二倍化し、処理された信号を、競技者に典型的には位置している送受信機に返す。次いで、現在の送信周波数が受信周波数と比較されて、装置が距離を推定しうるための差周波数が獲得される。装置は、掃引信号を送信している間に、同時に、処理された信号をセンサから受信することができる。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)所定のパターンに従って変化する掃引周波数を有する掃引信号を、無線タグに送信する
ように構成された、競技者に位置している送受信機と、
(a)前記掃引信号を受信し、かつ
(b)前記掃引周波数とは異なる周波数で戻り信号を生成する
ように構成された、ボールに位置している前記無線タグと
を含み、
前記送受信機がさらに、
前記掃引信号を送信している間に、同時に、前記戻り信号を受信し、
前記戻り信号と前記掃引信号の現在の周波数との周波数差を決定し、かつ
前記周波数差に基づいて前記競技者と前記ボールとの間の距離を近似する
ように構成されている、
試合における競技者とボールとの近接度を決定するためのシステム。
【請求項2】
無線タグが、
掃引信号を受信している間に、同時に、掃引周波数の二倍に等しい異なる周波数で戻り信号を生成するように構成された、周波数二倍器回路
を含む、請求項1記載のシステム。
【請求項3】
無線タグが、
送信周波数で受信し、かつ掃引周波数の二倍で送信するためのアンテナ
をさらに含む、請求項2記載のシステム。
【請求項4】
送受信機が、
戻り信号を掃引信号の第二調波と混合するように構成された混合器
を含む、請求項2記載のシステム。
【請求項5】
アンテナが、交差磁気スロットダイポールを含む、請求項3記載のシステム。
【請求項6】
送受信機が、
混合器によって生成される混合器出力に適応する帯域幅を有するフィルタ
をさらに含む、請求項4記載のシステム。
【請求項7】
送受信機がさらに、別の競技者と関連付けられている別の送受信機による干渉を低減するために掃引信号をいつ開始すべきか決定するように構成されている、請求項1記載のシステム。
【請求項8】
送受信機がさらに、周波数差の測定値の変動性が所定の閾値より大きい場合に、競技者とボールとの間の距離を近似するように後続の掃引信号を生成するように構成されている、請求項1記載のシステム。
【請求項9】
ボールの無線タグへの掃引信号の送信を開始する段階であって、該掃引信号の掃引周波数は所定のパターンに従って変化する、段階;
前記掃引信号を送信している間に、同時に、前記無線タグからの戻り信号を受信する段階;
周波数差を獲得するために、前記戻り信号の受信周波数と現在の掃引周波数とを比較する段階;および
前記周波数差から競技者と前記ボールとの間の距離を推定する段階
を含む、試合における競技者とボールとの間の距離を決定するための方法。
【請求項10】
比較する段階が、
現在の掃引周波数を二倍化して、第二調波信号を獲得すること;および
前記第二調波信号を戻り信号と混合して、差周波数を特徴とする混合器出力を獲得すること
を含む、請求項9記載の方法。
【請求項11】
別の競技者と関連付けられている別の送受信機による干渉を低減するために掃引信号をいつ開始すべきか決定する段階をさらに含む、請求項9記載の方法。
【請求項12】
推定する段階が、
周波数差の複数の測定値から競技者とボールとの間の推定距離を決定すること
を含む、請求項9記載の方法。
【請求項13】
複数の測定値の変動性が所定の閾値より大きい場合に、競技者とボールとの間の距離を近似するように後続の掃引信号を生成する段階をさらに含む、請求項12記載の方法。
【請求項14】
所定のパターンに従って変化する掃引周波数を有する掃引信号を、無線タグに送信し、
前記掃引信号を送信している間に、同時に、ボールに位置している前記無線タグからの戻り信号を受信し、かつ
前記戻り信号と前記掃引信号の現在の掃引周波数との周波数差を獲得する
ように構成された無線部分と、
前記周波数差に基づいて競技者と前記ボールとの間の距離を近似する
ように構成されたプロセッサと
を含む、競技者に位置し、競技者とボールとの間の距離を推定するための装置。
【請求項15】
戻り信号を掃引信号の第二調波と混合するように構成された混合器をさらに含む、請求項14記載の装置。
【請求項16】
混合器によって生成される混合器出力に適応する帯域幅を有するフィルタをさらに含む、請求項15記載の装置。
【請求項17】
プロセッサがさらに、別の競技者と関連付けられている別の装置による干渉を低減するために掃引信号をいつ開始すべきか決定するように構成されている、請求項14記載の装置。
【請求項18】
プロセッサがさらに、周波数差の複数の測定値から競技者とボールとの間の推定距離を決定するように構成されている、請求項14記載の装置。
【請求項19】
複数の測定値の変動性が所定の閾値より大きい場合に、競技者とボールとの間の距離を近似するように後続の掃引信号を生成する段階をさらに含む、請求項18記載の方法。
【請求項20】
掃引周波数で受信し、かつ該掃引周波数の二倍で送信するためのアンテナと、
競技者に位置している装置から前記アンテナを介して掃引信号を受信し、かつ
前記掃引信号を受信している間に、同時に、前記アンテナを介して前記掃引周波数の二倍で戻り信号を生成する
ように構成された周波数二倍器回路と
を含む、試合における競技者とボールとの間の距離を決定するための、ボールに位置している無線タグ。
【請求項21】
アンテナが、交差磁気スロットダイポールを含む、請求項20記載の無線タグ。
【請求項1】
(a)所定のパターンに従って変化する掃引周波数を有する掃引信号を、無線タグに送信する
ように構成された、競技者に位置している送受信機と、
(a)前記掃引信号を受信し、かつ
(b)前記掃引周波数とは異なる周波数で戻り信号を生成する
ように構成された、ボールに位置している前記無線タグと
を含み、
前記送受信機がさらに、
前記掃引信号を送信している間に、同時に、前記戻り信号を受信し、
前記戻り信号と前記掃引信号の現在の周波数との周波数差を決定し、かつ
前記周波数差に基づいて前記競技者と前記ボールとの間の距離を近似する
ように構成されている、
試合における競技者とボールとの近接度を決定するためのシステム。
【請求項2】
無線タグが、
掃引信号を受信している間に、同時に、掃引周波数の二倍に等しい異なる周波数で戻り信号を生成するように構成された、周波数二倍器回路
を含む、請求項1記載のシステム。
【請求項3】
無線タグが、
送信周波数で受信し、かつ掃引周波数の二倍で送信するためのアンテナ
をさらに含む、請求項2記載のシステム。
【請求項4】
送受信機が、
戻り信号を掃引信号の第二調波と混合するように構成された混合器
を含む、請求項2記載のシステム。
【請求項5】
アンテナが、交差磁気スロットダイポールを含む、請求項3記載のシステム。
【請求項6】
送受信機が、
混合器によって生成される混合器出力に適応する帯域幅を有するフィルタ
をさらに含む、請求項4記載のシステム。
【請求項7】
送受信機がさらに、別の競技者と関連付けられている別の送受信機による干渉を低減するために掃引信号をいつ開始すべきか決定するように構成されている、請求項1記載のシステム。
【請求項8】
送受信機がさらに、周波数差の測定値の変動性が所定の閾値より大きい場合に、競技者とボールとの間の距離を近似するように後続の掃引信号を生成するように構成されている、請求項1記載のシステム。
【請求項9】
ボールの無線タグへの掃引信号の送信を開始する段階であって、該掃引信号の掃引周波数は所定のパターンに従って変化する、段階;
前記掃引信号を送信している間に、同時に、前記無線タグからの戻り信号を受信する段階;
周波数差を獲得するために、前記戻り信号の受信周波数と現在の掃引周波数とを比較する段階;および
前記周波数差から競技者と前記ボールとの間の距離を推定する段階
を含む、試合における競技者とボールとの間の距離を決定するための方法。
【請求項10】
比較する段階が、
現在の掃引周波数を二倍化して、第二調波信号を獲得すること;および
前記第二調波信号を戻り信号と混合して、差周波数を特徴とする混合器出力を獲得すること
を含む、請求項9記載の方法。
【請求項11】
別の競技者と関連付けられている別の送受信機による干渉を低減するために掃引信号をいつ開始すべきか決定する段階をさらに含む、請求項9記載の方法。
【請求項12】
推定する段階が、
周波数差の複数の測定値から競技者とボールとの間の推定距離を決定すること
を含む、請求項9記載の方法。
【請求項13】
複数の測定値の変動性が所定の閾値より大きい場合に、競技者とボールとの間の距離を近似するように後続の掃引信号を生成する段階をさらに含む、請求項12記載の方法。
【請求項14】
所定のパターンに従って変化する掃引周波数を有する掃引信号を、無線タグに送信し、
前記掃引信号を送信している間に、同時に、ボールに位置している前記無線タグからの戻り信号を受信し、かつ
前記戻り信号と前記掃引信号の現在の掃引周波数との周波数差を獲得する
ように構成された無線部分と、
前記周波数差に基づいて競技者と前記ボールとの間の距離を近似する
ように構成されたプロセッサと
を含む、競技者に位置し、競技者とボールとの間の距離を推定するための装置。
【請求項15】
戻り信号を掃引信号の第二調波と混合するように構成された混合器をさらに含む、請求項14記載の装置。
【請求項16】
混合器によって生成される混合器出力に適応する帯域幅を有するフィルタをさらに含む、請求項15記載の装置。
【請求項17】
プロセッサがさらに、別の競技者と関連付けられている別の装置による干渉を低減するために掃引信号をいつ開始すべきか決定するように構成されている、請求項14記載の装置。
【請求項18】
プロセッサがさらに、周波数差の複数の測定値から競技者とボールとの間の推定距離を決定するように構成されている、請求項14記載の装置。
【請求項19】
複数の測定値の変動性が所定の閾値より大きい場合に、競技者とボールとの間の距離を近似するように後続の掃引信号を生成する段階をさらに含む、請求項18記載の方法。
【請求項20】
掃引周波数で受信し、かつ該掃引周波数の二倍で送信するためのアンテナと、
競技者に位置している装置から前記アンテナを介して掃引信号を受信し、かつ
前記掃引信号を受信している間に、同時に、前記アンテナを介して前記掃引周波数の二倍で戻り信号を生成する
ように構成された周波数二倍器回路と
を含む、試合における競技者とボールとの間の距離を決定するための、ボールに位置している無線タグ。
【請求項21】
アンテナが、交差磁気スロットダイポールを含む、請求項20記載の無線タグ。
【図1】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図2D】
【図2E】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8A】
【図8B】
【図8C】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17A】
【図17B】
【図18】
【図19A】
【図19B】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【図86】
【図87】
【図88】
【図89】
【図90】
【図91】
【図92】
【図93】
【図94】
【図95】
【図96】
【図97】
【図98】
【図99】
【図100】
【図101】
【図102】
【図103】
【図104】
【図105】
【図106】
【図107】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図2D】
【図2E】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8A】
【図8B】
【図8C】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17A】
【図17B】
【図18】
【図19A】
【図19B】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【図86】
【図87】
【図88】
【図89】
【図90】
【図91】
【図92】
【図93】
【図94】
【図95】
【図96】
【図97】
【図98】
【図99】
【図100】
【図101】
【図102】
【図103】
【図104】
【図105】
【図106】
【図107】
【公開番号】特開2012−139493(P2012−139493A)
【公開日】平成24年7月26日(2012.7.26)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2011−281869(P2011−281869)
【出願日】平成23年12月22日(2011.12.22)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ZIGBEE
【出願人】(505424859)ナイキ インターナショナル リミテッド (249)
【公開日】平成24年7月26日(2012.7.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−281869(P2011−281869)
【出願日】平成23年12月22日(2011.12.22)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ZIGBEE
【出願人】(505424859)ナイキ インターナショナル リミテッド (249)
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