説明

テキストメッセージングを介して支払システムを拡張する方法及びシステム

【課題】テキストメッセージ命令を読み取る装備がないような販売者に、テキストメッセージを起動する処理(例えば、購入及び/または発注)を行う方法を提供する。
【解決手段】テキストメッセージ注文処理システム30は、1若しくはそれ以上の販売者20から製品を購入する消費者10からテキストメッセージを受信し、各前記テキストメッセージを解析して購入される製品の識別番号と前記テキストメッセージを送信したデバイスの識別番号とを抽出し、各前記受信されたテキストメッセージに基づいて購入の支払いに使用される支払い手段を選択し、前記選択された支払い手段に関連する支払い情報と前記購入製品が搬送される場所を示すデリバリー情報とを設定し、前記設定された支払情報、前記デリバリー情報、及び前記購入される製品の識別番号を含む発注書を各受信メッセージに対して生成し、前記生成された発注書を前記販売者の発注管理システム22に提出する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2005年7月25日付で提出された米国仮出願第60/702,165号に対して優先権を主張するものであり、この参照によりその全体が本明細書に組み込まれるものである。
【0002】
本発明の主題はモバイルコマースの技術に関するものである。1つの特定用途は、認証処理を実行するのに使用されるモバイル移動通信デバイスに関するものであり、このことは本明細書において特に言及している。ただし、本発明の主題の態様は他の同様の用途にも適用されることは認識されるものである。
【背景技術】
【0003】
本発明の主題の目的は、消費者が安全に品物を購入できる、または商取引若しくは同様の処理をリアルタイムでできるシステムおよび/または方法を提供することであり、指定アドレスまたは他の同様の宛先へ特定の購入または発注のためのテキストメッセージ(例えば、ショートメッセージサービス(short message service:SMS))命令を携帯電話または他の同様のデバイスを使用して行うものである。
一般に、販売者(または代理人)は、商品及び/またはサービスを販売するために例えば自宅に居ながら買い物ができるテレビジョンネットワーク(shop−from−home television networks)、一般的なテレビ番組及び/または広告、ラジオ放送及び/または広告、カタログショッピング及び/または他の同様のチャネルなどの様々なルートを利用する。上述したチャネルから生じる商取引は、過去において典型的には、従来の通信販売/電話注文(mail order/telephone order:MOTO)システム、インターネットを使った発注及び/または購入システム、及び同様のものを使用して実施されてきた。この種の販売者の多くは、テキストメッセージ購入命令、発注を読み取る、またはこれに対応するための装備を持たない。したがって、本発明の主題は、テキストメッセージ命令を読み取る装備がないような販売者に、テキストメッセージを起動する処理(例えば、購入及び/または発注)を行う方法を提供するものである。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の主題の適切な実施形態は、携帯電話および/またはSMSアーキテクチャと共に、現在の電子決済方法(例えば、Visa(登録商標)、MasterCard(登録商標)、American Express(登録商標)、Discover(登録商標)、JCB(登録商標)、PayPal(登録商標)、非銀行系のアカウントなど)の処理アーキテクチャ、およびモバイルまたは他のSMSが使用可能なデバイスを使用してSMSメッセージを介して起動されているレガシーシステム上で安全な取引の実行が可能なレガシー支払いシステムを利用するものである。1つの実施形態では、PayPal(登録商標)またはその他の支払いアカウントを所有する消費者が、自宅に居ながら買い物ができるホームテレビジョンネットワーク(shop−from−home television networks)で販売されている製品を見ているとき、テレビ画面に現れているSMSショートコード(または他の同様のアドレス、電話番号、または同様の宛先識別子)へSMSを介して支払い命令を送信することにより購入処理を開始する。最適には、前記命令を処理するシステムは前記SMSメッセージを受信し、自宅に居ながら買い物ができるホームテレビジョンネットワークのレガシー発注処理システム及び/または管理システムに適切な情報を送る。この情報には、適切な支払い情報と同様に消費者に関する情報(例えば、氏名、住所、電話番号)を識別することを含めることができる。選択的に、前記システムはまた、支払方法処理システムまたはネットワークと通信し、SMSを介して消費者のパスワードまたは個人識別番号(personal identification number:PIN)で要求を消費者に返信して応答する。これにより、前記処理の安全性を確実にすることを助け、この時、前記支払処理システムは、前記パスワード及び/またはPINが有効であるか、利用できる十分な資金があるか及び/または他の検討材料に基づいて、前記処理は許可されるかまたは拒否される。最適には、前記許可及び支払プロセスが完了すると、前記処理の成功または不成功の完了通知がSMSメッセージを介して消費者に返信される。
【0005】
別の実施形態では、これらに限定されるものではないが、テレビで広告された製品、有料テレビ番組(情報コマーシャル(インフォマーシャル))、一般のテレビ番組において取上げられた製品、ラジオ番組において広告された製品、カタログまたは印刷メディア及び/または広告などに関してSMSを起動する処理を可能にする反復を含む。
【0006】
1つの実施形態によれば、商取引を実施する方法は、第2の当事者から製品を購入する第1の当事者からテキストメッセージを受信する工程であって、このテキストメッセージが前記第1の当事者によって選択されたアドレスにアドレス指定され、購入される製品の識別番号と前記テキストメッセージを送信したデバイスの識別番号とを含むものである、前記受信する工程と、前記テキストメッセージを解析して前記テキストメッセージから前記製品の識別番号及び前記デバイスの識別番号を抽出するものである、前記解析する工程と、前記受信テキストメッセージに基づいて前記購入の支払いに使用される支払手段を選択する工程と、前記選択された支払手段に関連する支払情報と前記購入された製品が搬送される場所を示すデリバリー情報とを設定する工程と、前記設定された支払情報、前記デリバリー情報、および前記購入される製品の識別番号を含む発注書を生成する工程と、前記生成された発注書を前記第2の当事者の発注管理システムに提出する工程とを有する方法である。
【0007】
他の実施形態によれば、テキストメッセージ発注処理システムは、1若しくはそれ以上の販売者から製品を購入する消費者からテキストメッセージを受信する手段であって、前記テキストメッセージのそれぞれは前記消費者により選択されたアドレスにアドレス指定され、前記購入される製品の識別番号と前記テキストメッセージを送信するデバイスの識別番号とを含める手段と、各前記テキストメッセージを解析して、前記製品の識別番号及び前記デバイスの識別番号を前記テキストメッセージから抽出するものである、前記解析する手段と、前記受信テキストメッセージに基づいて、前記購入の支払いに使用される支払い手段を選択する手段と、前記選択された支払手段に関する支払情報と前記購入された製品が搬送される場所を示すデリバリー情報とを設定する手段と、前記設定された支払情報、前記デリバリー情報、及び前記購入される製品の識別番号を含む発注書を受信テキストメッセージごとに生成する手段と、前記生成された発注書を前記販売者の発注管理システムに提出する手段とを有するシステムである。
【0008】
他の実施例によれば、テキストメッセージを処理する方法は、前記第1の当事者から前記第1のテキストメッセージを受信する工程であって、前記第1のテキストメッセージは、前記第1の当事者によって要求される情報の識別番号を含むものである前記受信する工程と、前記識別された情報の要求を生成する工程であって、この要求は、前記生成するテキストメッセージ・フォーマット以外のフォーマットである前記生成する工程と、前記識別情報にアクセスしているサーバへ要求を提出する工程と、前記識別情報を前記サーバから取得する工程であって、前記取得された情報はテキストメッセージ以外のフォーマットである前記取得する工程と、第2のテキストメッセージに前記取得情報を含める工程と、前記第2のテキストメッセージを前記第1の当事者に送信する工程とを有する方法である。
【0009】
他の実施形態によれば、商取引を実施する方法は、前記第2の当事者から購入する前記第1の当事者からテキストメッセージを受信する工程と、前記受信テキストメッセージに基づいて、購入の支払いに使用される前記第1の当事者の支払い口座を識別する工程と、前記第1の当事者の支払い口座を保持している第3の当事者と通信し、前記支払アカウントに前記購入のための十分な資金があるかを特定するものである前記通信する工程と、利用可能な十分な資金がある場合、第3の当事者にそれらの資金を留保するように命令する工程と、前記購入の発注書を生成させる工程と、前記生成された発注書を前記第2の当事者に提出し、前記第1の当事者の代わりに前記発注の支払義務を引受ける工程と、前記留保された資金から前記発注の支払義務に関する弁済を要求する工程とを有するものである。
【0010】
本明細書で開示される本発明の主題の多くの長所及び利点は、本明細書を読み、理解することにより当業者には明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0011】
本発明の主題は、様々な構成及び構成の配置、及び様々な工程及び工程の配列で具体化している。図面は、好ましい実施例を図示することのみが目的であり、これに限定されるように解釈されるべきではない。さらに、図面が正確な縮尺ではないことは認識されるべきである。
【図1】図1は、本発明の主題の実施形態に従った取引処理システムを示す略図である。
【図2】図2は、本発明の主題の実施形態に従った別の取引処理システムを示す略図である。
【図3】図3は、本発明の主題の実施形態に従った更に別の取引処理システムを示す略図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
図1において、消費者10(本明細書ではあらゆる購入者を含む)はデバイス12を使用して商取引を開始して、例えば購入または発注を行う。前記購入または発注は、販売者20(本明細書ではあらゆる売り手若しくは売り手の代理人、または仲介者を含む)によって売りに出されている1若しくはそれ以上の望まれるあらゆる製品(本明細書ではサービスも含む)が対象である。最適には、消費者10に販売する前記購入商品は、適切なメディア及び/または販売経路を介して随意に提供される。例えば、前記製品は、家に居ながら買い物ができるネットワーク、情報コマーシャル、テレビ広告、または別のテレビ番組などのチャンネルに合わせられたテレビで提供される。或いは、それらはラジオ番組または広告を介して提供され、カタログまたは印刷広告でも提供される。
【0013】
適切な実施形態では、前記デバイス12は、携帯電話または他の装備された同様のデバイス、若しくはテキストメッセージの送信及び/または受信が可能なデバイスであり、例えば、SMSまたは他の同様のテキストメッセージサービス若しくはプロトコルを介するものである。前記購入または発注は、前記消費者10が前記デバイス12を適切に操作するか或いは使用することにより例えばSMSショートコード、電話番号、または他の適切なテキストメッセージ宛先アドレスなどにより識別された指定宛先にテキストメッセージ14を送信することにより購入または発注される。通常の方法では、前記テキストメッセージ14が送信されるとき、ヘッダーまたは同様のものの中に含まれ、或いはそうでなければパッケージとしてまたは関連付けられて、前記メッセージ14が由来する場所またはデバイスを示す発信識別子(ID)が実装されるかまたは発信識別子(ID)に関連付けられる。例えば、前記デバイス12が携帯電話である場合、前記発信IDは前記デバイス12に選択的に割り当てられた電話番号或いは関連する識別番号である。
【0014】
図1に示すように、前記メッセージ14は、前記販売者20にサービスを提供するテキストメッセージ購入及び/または注文処理システム30により受信される。最適には、前記システム30は、ソフトウエア命令を実行する及び/または1若しくはそれ以上のコンピュータプログラムが起動するのをサポートするサーバまたは他の適切なコンピュータ(例えばメモリ、データ記憶装置、中央処理装置などの典型的な付属部品を含む)として実行され、前記システム30により実行される本明細書に記載された機能、操作、及び/または処理を実行する。本明細書の図1において、簡潔性および明瞭性のため、前記システム30は一人の販売者20のみにサービスを提供しているように図示しているが、当然のことがながら、稼動中の前記システム30は同様に装備された及び/または位置付けられた複数の販売者(すなわち1若しくはそれ以上)にサービスを提供するものである。最適に、前記システム30には、サービスが提供される各販売者に関して1若しくはそれ以上の個々のSMSショートコードまたは他のテキストメッセージアドレスが提供される。従って、前記システム30は、前記テキストメッセージ14がアドレス指定された特定のSMSショートコードまたは他の同様の宛先IDに基づいて、特定の受信テキストメッセージ14に関係する販売者を識別及び/または特定する。或いは、1若しくはそれ以上の販売者が共通のショートコードまたは宛先アドレスを共有する場合、消費者10は、前記テキストメッセージ14の本体の中に、当該テキストメッセージに関係する販売者を特定するキーワードまたは他の識別子を含める。
【0015】
前記テキストメッセージ14の本体また、選択的に発注命令、配達命令、及び/または支払命令を有する。前記発注命令は、前記製品または購入される製品(例えば、指定された製品コード、製品に関する文書、または同様のもの)を特定し、選択的に数量も特定する。前記配達命令は、前記購入された製品が搬送される場所を示す住所または他の同様の宛先を適切に特定する。前記支払命令は、選択的に使用される支払手段または支払方法のタイプ(例えば、Visa(登録商標)、MasterCard(登録商標)、American Express(登録商標)、Discover(登録商標)、JCB(登録商標)、PayPal(登録商標)、非銀行系のアカウントなど)、カード若しくは口座番号、当該口座に関連したユーザ名、カード有効期限、前記支払手段若しくは口座に関連する請求書送付先、または口座所有者の名前等を特定する。
【0016】
選択的に、前記システム30は、消費者10に関する特定の情報が保持されている顧客情報システム(customer information system:CIS)データベース(database:DB)31を含む或いはこれにアクセスが可能なものである。したがって、この情報が「ファイル(記録)されている」場合には、テキストメッセージ14から省略することも可能である。最適には、前記受信テキストメッセージに含まれている或いは関連する前記発信IDに基づいて、消費者10はシステム30により選択的に特定される。例えば、前記デバイス12が携帯電話である場合、前記テキストメッセージ14を発信した電話番号に基づいて、前記消費者10は特定される。例えば、消費者名、宛先、及び/または請求書送付先などの前記特定された消費者10に関連する情報を得るために、前記CIS DB31は随意にアクセスされる。また、前記消費者はCIS DB31内に当該消費者の記録またはファイルと関連する1若しくはそれ以上の支払い手段及び/または方法を選択的に有するかもしれない。従って、前記消費者10がテキストメッセージ14を送信するとき、当該消費者がしなければならないことは、記録された前記支払い手段/方法のうちどれを特定の購入に対して使用するかを識別するだけである。もちろん、消費者10に対してCIS DB31にたった1つの支払い手段/方法が記録されてさえあれば、前記支払い手段/方法及び/またはそれに関する支払い情報はデフォルト設定として使用されうる。また、複数の支払手段/方法のうちの1つをデフォルト設定として設定することもできる。
【0017】
1つの適切な実施形態において、消費者10によってテキストメッセージ14に含まれる前記関連情報は、メディアプレゼンテーション上またはメディアプレゼンテーション内に供給されて、消費者10により購入された売り物を提供する。すなわち、前記メディアプレゼンテーションにより、前記テキストメッセージ14に含まれる情報、及び前記テキストメッセージ14が送信される場所を消費者10に選択的に伝えることができる。例えば、前記メディアプレゼンテーションは、"品目Xを購入、テキスト製品コードA1B2SMSをショートコード555123へ"を表示または通知することができる。データが含まれる当該データのフォーマット及び/または前記データが前記テキストメッセージの本体内に含まれる発注書は、前記メディアプレゼンテーションを介して前記消費者10に伝えられ、当該メディアプレゼンテーションは事前に決められているか、或いは特定されているか、若しくはそれらの組み合わせであってもよい。
【0018】
前記テキストメッセージ14を受信すると、前記システム30により前記テキストメッセージ14が解析され、前記特定情報及び/またはデータ要素が識別される。そこから、前記システム30により適切な発注32が準備され、当該発注32が注文処理システムまたは販売者20の発注管理システム(OMS)22に提出される。最適には、前記OMS22は前記販売者が通常の方法で従来のMOTO処理を入力する従来のOMSまたはレガシーOMSであり、前記発注32は前記システム30から前記OMS22へ直接提出される。最適には、前記OMS22が正確に発注を処理するために、前記発注は好ましくは前記特定のOMSにより指定された特定の方法で構成された及び/またはフォーマットされた関連購入または発注情報を含むかまたは有する。例えば、前記発注は適切なデータ要素が投入される多数のフィールドを含むことができる。従って、前記システム30は、送信されることになっている前記OMS22に適した指定のフォーマットに前記発注32が適合するように、前記テキストメッセージ14(及び/または前記CIS DB31から得られたもの)から受け取ったデータ要素または情報を配列し、翻訳し、及び/或いは操作する。例えば、前記システム30は、前記テキストメッセージ14から受け取ったまたは前記CIS DB31から得た特定のデータ要素を選択的にフォーマットし、前記OMS22により指定された適切なフィールドに入力することにより、前記発注32に合致させる。
【0019】
図1に示すように、前記OMS22は発注を処理し、通常の方法での支払い処理の取引を各購入に応じて使用される支払い手段または方法に応じた支払いシステムまたはネットワーク40へ提出する。選択的に、前記システム30は、取引の特定のタイプによっておよび/または特定の支払い方法のために、前記支払い処理を支援することも行う。例えば、いくつかの取引では、追加のセキュリティ情報または認証証明書が前記支払い処理を完了するために消費者10から要求されるため、前記支払いネットワーク40または前記支払い方法によって指示された認証プロトコルまたはその発動を含みうる。このような認証プロトコル(例えば、Visa's 3−D Secure(登録商標)(Visa(VbV)による検証として知られている)、MasterCard's SecureCode(登録商標)、および同類のもの)は2005年1月28日に出願された米国仮出願第60/647、883号および2006年1月27日に出願された米国出願第11/340、887号に記載されており、この参照によりこれらの全体が本明細書に組み込まれるものである。他の支払い方法(例えば、PayPal(登録商標))も同様に、取引を認証または認可する前に消費者10からの認証証明書(例えば、パスワードまたは同種のもの)を要求しうる。
【0020】
一般に、前記システム30は消費者10から目的の認証証明書を探索するか或いは要求し、当該認証証明書を支払いネットワーク40に返送する。選択的に、前記支払いネットワーク40により生成された全ての認証結果は、次に、前記システム30が前記支払いネットワーク40から取得し、前記消費者10に転送する。最適には、この能力において前記システム30は実行され及び/または上述した米国仮出願第60/647、883号及び/または米国出願第11/340、887号に記載されているように本質的に機能する。
【0021】
図1を参照して、適切な実施形態において、前記支払いネットワーク40がシステム30に信号で伝えるか、或いは前記システム30は前記消費者10から認証証明書を取得するように促される。それに応答して、前記システム30はSMSまたは他のテキストメッセージ50をデバイス12に送信し、消費者10が適切な証明書(例えば、パスワード、PINなど)で応答するように要求する。前記消費者10は、次に、前記デバイス12を操作或いは使用してSMSまたは他のテキストメッセージ52を前記システム30に(例えば、要求された証明書をSMSまたは他のテキストメッセージ52に含めて)返信する。前記テキストメッセージ52を受信してから、前記システム30は前記テキストメッセージ52を解析し及び/または前記消費者10から返信された前記証明書を識別する。これら返信された証明書は、次に、選択的にフォーマットされ及び/或いは前記支払いネットワーク40により指定されたまたは求められたように適切にアレンジされ、前記支払いネットワーク40に転送される。最適には、前記支払いネットワーク40が前記システム30から受信した前記証明書に基づいて、認証及び/または認可の決定がなされる。選択的に、前記システム30は前記支払いネットワーク30から前記決定結果を取り出し或いは取得し、それらをSMSまたは他のテキストメッセージ54にフォーマット化し、そして消費者10の受領書として前記メッセージ54を前記デバイス12に転送する。代替的に、前記システム30には、消費者10からの認証証明書を要求するのに使用される(例えば、携帯電話として実装されるデバイス12に設置された音声電話を介して)インタラクティブな音声応答(interactive voice response:IVR)システムが装備されているかまたはアクセス可能なものです。同様に、前記IVRシステムは消費者10へ前記決定結果を返信するように選択的に装備されていることもある。
【0022】
図1から分かるように、あらゆる定められたタイプの取引に関連して、多くの場合複数のテキストにより、SMSまたは他の同様のメッセージ(例えば、メッセージ14、50、52、または54)は前記デバイス12と前記システム30の間で交換され、取引が完了する。また、特定のタイプの取引に基づいて、記入済み発注書32がOMS22に提出される前に、前記デバイス12と前記システム30の間で複数のメッセージ交換が行われ得る。例えば、前記メッセージ14に含まれる情報は、複数の別個の問い合わせおよび応答により、前記システム30により交互に獲得され、または前記発注書が提出される前に認証が実行される。ただし、通常、このようなメッセージは「セッション空き(session free)」である。すなわち、通常のテキストメッセ−ジングでは、メッセージ送信およびメッセージ受信ノードとの間で専用セッションが設定されていない。むしろ、各メッセージは本質的に独立したコミュニケーションである。
【0023】
従って、例えば同じ消費者10またはデバイス12が同時に複数の取引に携わっているよな場合には、混乱状態を回避するために同じ取引に関連したメッセージを認識および/またはグループ化することが望ましい。より具体的には、例えば、第1の取引が前記メッセージ54の送信によって終了する前に、第2の取引が第2のテキストメッセージ14の送信により開始される。例えば前記システム30で受信された応答が前記第1の取引または前記第2の取引に関係するのかを決定するような場合、このようにするのが望ましい。
【0024】
1つの適切な実施形態において、前記システム30は取引(TX)DB33を含むか、或いはアクセスを有するか及び/または保持するものである。前記TB DB33において、前記デバイス12と前記システム30の間で交換された様々なメッセージは、当該メッセージが関係する特定の取引に従って記録または同様のものに保存、編成及び/または分類される。例えば、前記システム30が新たな取引を開始するメッセージ14を受信すると、当該メッセージ14には一意のTX IDまたは他の同様の識別子が割り当てられ、この識別子により索引付けされて前記TX DB33に保存或いは記録される。同様に、前記システム30から前記デバイス12へ送信される応答メッセージ52は、設定された前記TX IDを使用して同様に前記TX DB33に記録され、前記メッセージ54及び56においても同様のことが行われる。このように、1つの特定の取引に関係する複数の独立したメッセージは、関連付けられまたは一連のものとして結合される。さらに、前記同じTX IDに対応する以前に交換された1若しくはそれ以上のメッセージから識別される特定の取引タイプに基づいて、前記システム30は次に特定の取引で予想されるフォーム及び/またはメッセージタイプを知ることまたは予想することができる。すなわち、このような方法で前記メッセージを関連付けまたは一連のものとして結合されることにより、前記システム30は取引のどの処理にあるのか、例えば任意の時点で前記取引はどの工程を進んでいるかなどを認識することができる。例えば、取引中のある特定の時点において、所定の前記TX IDに基づき前記TX DB33に既に記録されている1若しくはそれ以上のメッセージに基づいて、前記システム30は認証証明書若しくは他の正当と認められるフォーム、または前記デバイス20からの応答またはメッセージタイプを予測する。従って、前記消費者10またはデバイス12が複数の取引に携わっている場合、前記デバイス12から受信するメッセージフォームまたはメッセージタイプに基づいて、前記システム30は前記メッセージがどの取引に属しているかを識別することができ、さらに前記適切なTX IDにより索引付けされて前記TX DB33内に記録させ得る。さらに、所定の取引に関して、設定された或いは所定の期間内に予期されるメッセージが受け取られない場合、前記システム30は選択的に「タイムアウト(時間切れ)」或いは当該取引を無効とみなすこともできる。
【0025】
図2に関して、最適には、テキストメッセージ処理システム/サーバ30はまた、支払いネットワークにアクセスすることなしに機能するように設定される。例えば、図示するように、前記システム30は、消費者10の口座を保持する支払い口座プロセッサまたはマネージャ42に直接接続する或いは通信する。例えば、前記支払い口座プロセッサ/マネージャ42は前記消費者10のために前払いクレジットカード口座または預金口座、若しくは他の同様の資金口座を保持することもできる。したがって、前記システム30が前記テキストメッセージ14を受信したときに前記プロセッサ/マネージャ42により保持されている支払い口座を識別すると、前記システムは前記プロセッサ/マネージャ42と通信して購入金額をカバーするのに利用できる十分な資金があるかを特定する。前記支払い口座に十分な資金がある場合、前記システム30により命令され、前記プロセッサ/マネージャ42は口座資金の残額から前記購入金額を留保する(すなわち、使用不能にする)、そして発注書32が前記販売者20へ発行される。最適には、前記発注書32は、前記消費者10に関する搬送先を識別する(例えば、前記メッセージ14に示されているか、または前記CIS DB32から取得されるように)。しかしながら、実施形態においては、前記システム30の所有者またはオペレータは消費者の代わりに支払義務があると仮定し、前記プロセッサ/マネージャ42から(すなわち保留されていた資金から)当該支払いの返済を求める。例えば、前記販売者20への支払い及び前記プロセッサ/マネージャ42からの返済は、選択的に電子資金振替または同様のものを介して実施される。当事者間の関係または条件の合意に基づいて、前述の決済は取引ごとに実行されてもいいし、計画された或いは所定の期間においてバッチで実行されてもよい。
【0026】
最適には、図2で図示するように、前記販売者20から購入された特定の製品及び/またはサービスは、テキスト、SMS、または他の同様のメッセージを介して「電子配信」され得る。従って、選択的に、前記システム30は前記販売者20から搬送される品目を取得し、フォーマットし、適切なメッセージ56を前記デバイス12へ送信する。より具体的には、例えば、前記販売者20は、無縁通信時間(airtime)、テレホンカード(calling card)の時間または他の同様のもの得るために使用される無線のPIN(個人識別番号)を販売する場合もある。従って、前記無線のPIN、アクセスコード、テレホンカード番号、または他の同様のものが、購入された時間でまたは購入された時間について選択的に前記システム30により取得され、前記システム30から前記デバイス12に前記テキスト、SMS、または他の同様のメッセージ56で送信される。
【0027】
図3に関して、テキストメッセージ処理システム/サーバ30はまた、例えばDBから要求された情報を取得するなどの非商業的な取引または活動をサポートするように選択的に設定される。図示するように、前記システム30は情報サーバ24に動作可能なように接続されるかまたは通信されるものであり、当該情報サーバは、例えばウェブサーバ、DBサーバ、またはそれらの組合わせ若しくは他の同様のものであるレガシー情報サーバである。最適には、前記情報サーバ24は情報DB26を含む或いは当該情報DBにアクセスを有し、テキストメッセージまたはSMSフォーマット以外の例えばウェブページまたは同様の形式で、前記情報DBからの情報を要求に応じて提供する。さらに、最適には、前記サーバ24は前記テキストまたはSMSメッセージを受け取り及び/または解釈するよういには設定されていない。
【0028】
したがって、本実施形態において、最適には、前記テキストメッセージ14は前記DB26から選択された情報の要求を含む。前記受信テキストメッセージ14に応答して、前記システム30は前記要求を識別し、フォーマットし、更にサーバ24に適切な信号を送信しまたは当該サーバ24と交信し、そこから前記要求された情報を取得する。前記要求された情報が取得されると、前記システム30は、次に、前記デバイス12に返信されるテキスト、SMS、または他の同様のメッセージ58の前記要求された情報をフォーマットする及び/または含む。当然のことながら、本実施形態は多くのものに適用することが可能であり、例えば残高照会を実行或いは口座の状態をチェックする、または前記DB26に保存されている他の口座情報を取得することなどである。選択的に、単に情報を要求及び/または取得することに加えて、前記システム30は、例えば1つの銀行口座から別のまたは同様のものに資金を振り替えるなどの情報を操作するように選択的に設定及び/または使用される。したがって、前記メッセージ14が要求の情報を含むというよりは、むしろ当該メッセージは前記情報の選択された操作を達成する命令を含む。
【0029】
もちろん、図2または3において明示的に図示されていないが、当然のことながら、認証は、例えば選択的に図1を参照して説明されているのと同様の方法で実行することができる。ただし、どの様な場合においても、代替の認証プロトコルも選択的に実行することができる。
【0030】
最適には、前記システム30によってサポートされる認証インフラストラクチャーは、処理されている取引タイプに基づいて異なる認証技術を選択的に使用する。例えば、認証証明書を含む前記メッセージ52は、前記取引を開始した前記メッセージ14とは別個のものである。認証証明書要求50および応答メッセージ52は、2つの異なるSMSCセンターを使用して選択的に交換される。最適には、前記メッセージ50で使用されたものと異なる別のSMSCを用いることを前記応答メッセージ52に強制するため、前記メッセージ50のSMSヘッダー内の「アドレスへの応答」は異なるSMSCアドレスに設定される。2つの異なるSMSCを有するこの方法の操作はより高い取引のセキュリティを可能にし、これは特にデリケートな認証証明書の場合において有効である。
【0031】
本願明細書に記載された特定の例示的実施形態と関連して、特定の構成の特徴及び/または機能の特徴は、特定の実施形態に組み込まれて説明されている。当然のことながら、前記例示的実施形態の異なる態様は要求される用途に適した他の代替実施形態を達成するのに適するように選択的に使用されており、これにより、他の代替実施形態に対しても本明細書に組み込まれた態様のそれぞれの効果が認められるものである。
【0032】
また、当然のことながら、本明細書において一緒に組み込まれるように記載された特定の要素は、適切な状況下において独立した要素或いは分離した要素であってもよい。同様に、1つの特定要素により実行されるように記載された複数の特定機能は、独立して動作して別個の機能を実行する複数の要素により実行することもでき、特定の独立した機能は協動で動作する複数の区別できる要素により分離され実行され得るものである。代わりに、お互いにはっきりと異なるように本明細書に記載され及び/または図示されたいくつかの要素または構成要素は、物理的にまたは機能的に必要に応じて結合されるものである。
【0033】
すなわち、例示的実施形態を参照しながら本明細書を説明してきた。修正及び変更は、本明細書を読み理解した者にとっては明白なことであろう。前記発明の主題は、添付の請求の範囲またはそれに相当するものの範囲内に関する限り、そのような全ての修正および変更を含むものとして解釈されることを目的とするものである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
商取引を実施する方法であって、
(a)第2の当事者から製品を購入する第1の当事者からのテキストメッセージを受信する工程であって、このテキストメッセージは前記第1の当事者により選択されたアドレスにアドレス指定され、前記購入される製品の識別番号と前記テキストメッセージを送信したデバイスの識別番号とを含むものである、前記受信する工程と、
(b)前記テキストメッセージを解析して前記製品の識別番号と前記デバイスの識別番号とを前記テキストメッセージから抽出するものである、前記解析する工程と、
(c)前記受信テキストメッセージに基づいて、前記製品の購入の支払いに使用される支払い手段を選択する工程と、
(d)前記選択された支払い手段に関する支払情報と前記購入品が搬送される場所を示すデリバリー情報を設定する工程と、
(e)前記設定された支払情報、前記デリバリー情報、及び前記購入される製品の識別番号を含む発注書を生成する工程と、
(f)前記生成された発注書を前記第2の当事者の発注管理システムへ提出する工程と
を有する方法。
【請求項2】
請求項1記載の方法において、前記発注書が前記発注管理システムにより受信された後、前記発注管理システムは処理に対する支払いを支払処理ネットワークに提出するものである。
【請求項3】
請求項2記載の方法において、この方法は、さらに、
(g)前記提出された支払いに応答して、前記支払処理ネットワークからの信号を受信する工程と、
(h)前記受信信号に応答して認証証明書を要求するテキストメッセージを生成する工程と、
(i)前記工程(h)により前記生成されたテキストメッセージを前記第1の当事者のデバイスに送信する工程と、
(j)前記第1の当事者のデバイスから前記認証証明書を含む応答テキストメッセージを受信する工程と、
(k)前記受信された認証証明書を前記支払いネットワークに転送する工程と
を有するものである。
【請求項4】
請求項1記載の方法において、この方法は、さらに
複数の前記第1の当事者の各デバイスの識別番号に関する情報のデータベースを保持する工程であって、前記第1の当事者ごとに、当該第1の当事者に属する1若しくはそれ以上の前記支払い手段のリストを含む記録を有するものである。
【請求項5】
請求項4記載の方法において、前記工程(c)は、
前記工程(b)において、前記抽出されたデバイスの識別番号に関係する前記第1の当事者の前記支払い手段を前記データベース内の前記記録から選択する工程を有するものである。
【請求項6】
請求項1記載の方法において、前記工程(c)で選択された前記支払い手段は、前記工程(a)において前記受信されたテキストメッセージ内で識別されるものである。
【請求項7】
請求項1記載の方法において、この方法は、さらに、
複数の前記第1の当事者の各デバイスの識別番号に関する情報データベースを保持する工程であって、前記第1の当事者ごとに、当該第1の当事者のデリバリー情報を含む記録を有するものである。
【請求項8】
請求項7記載の方法において、前記工程(d)は、
前記工程(b)において前記抽出されたデバイスの識別番号に関係する前記第1の当事者のデリバリー情報を前記データベース内の前記記録から取得する工程を有するものである。
【請求項9】
請求項1記載の方法において、前記デリバリー情報は、前記工程(a)において前記受信されたテキストメッセージ内で識別されるものである。
【請求項10】
請求項1記載の方法において、この方法は、さらに、
前記工程(a)の前に、前記第1の当事者が受信するメディアに前記製品購入のオファーを提供する工程であって、前記オファーは前記製品購入のために前記テキストメッセージが送信されるべきアドレスを識別し、前記購入される製品の識別方法をテキストメッセージ内に記載するものである。
【請求項11】
請求項10記載の方法において、前記メディアは、テレビ、ラジオ、印刷メディアである。
【請求項12】
請求項1記載の方法において、前記テキストメッセージは、ショートメッセージサービス(Short Message Service:SMS)フォーマットである。
【請求項13】
請求項12記載の方法において、前記テキストメッセージがアドレス指定される前記アドレスは、SMSショートコードである。
【請求項14】
テキストメッセージ発注処理システムであって、
1若しくはそれ以上の販売者から製品を購入する消費者からテキストメッセージを受信する手段であって、前記テキストメッセージのそれぞれは前記消費者により選択されたアドレスにアドレス指定されるものである、前記受信する手段と、
前記購入される製品の識別番号と前記テキストメッセージを送信するデバイスの識別番号とを含める手段と、
各前記テキストメッセージを解析して、前記製品の識別番号および前記デバイスの識別番号を前記テキストメッセージから抽出するものである、前記解析する手段と、
前記受信テキストメッセージに基づいて、前記購入の支払いに使用される支払い手段を選択する手段と、
前記選択された支払い手段に関する支払情報と前記購入品が搬送される場所を示すデリバリー情報とを設定する手段と、
前記設定された支払情報、前記デリバリー情報、及び前記購入される製品の識別番号を含む発注書を前記受信テキストメッセージごとに生成する手段と、
前記生成された発注書を前記販売者の発注管理システムに提出する手段と
を有するシステム。
【請求項15】
請求項14記載のテキストメッセージ発注処理システムにおいて、
前記テキストメッセージがアドレス指定される前記アドレスは、前記発注書が提出される前記販売者の発注管理システムを識別するのに使用されるものである。
【請求項16】
請求項14記載のテキストメッセージ発注処理システムにおいて、
前記発注書が前記発注管理システムにより受信された後、前記発注管理システムは処理に対する支払いを支払処理ネットワークへ提出するものである。
【請求項17】
請求項16記載のテキストメッセージ発注処理システムにおいて、このシステムは、さらに、
前記提出された支払いに応答して前記支払処理ネットワークから信号を受信する手段と、
前記受信信号に応答して認証証明を要求するテキストメッセージを生成する手段と、
工程(h)において前記生成されたテキストメッセージを前記第1の当事者のデバイスに送信する手段と、
前記第1の当事者のデバイスから前記認証証明を含む応答テキストメッセージを受信する手段と、
前記受信した認証証明を前記支払いネットワークに転送する手段と
を有するものである。
【請求項18】
テキストメッセージを処理する方法であって、
第1の当事者から第1のテキストメッセージを受信する工程であって、前記第1のテキストメッセージは前記第1の当事者によって要求される情報の識別番号を含むものである、前記受信する工程と、
前記識別情報の要求を生成する工程であって、前記要求は前記テキストメッセージフォーマット以外のフォーマットである、前記生成する工程と、
前記識別情報へのアクセスを有するサーバへ前記要求を提出する工程と、
前記識別情報を前記サーバから取得する工程であって、この取得された情報はテキストメッセージ以外のフォーマットである、前記取得する工程と、
第2のテキストメッセージに前記取得情報を含める工程と、
前記第2のテキストメッセージを前記第1の当事者に送信する工程と
を有するテキストメッセージを処理する方法。
【請求項19】
商取引を実施する方法であって、
(a)第2の当事者から購入する第1の当事者からテキストメッセージを受信する工程と、
(b)前記受信テキストメッセージに基づいて、前記購入の支払いに使用される前記第1の当事者の支払い口座を識別する工程と、
(c)、前記支払い口座に前記購入のための十分な資金があるかを特定するため、前記第1の当事者の支払い口座を保持している第3の当事者と交信する工程と、
(d)利用可能な十分な資金がある場合、
(1)前記第3の当事者にそれらの資金を留保するように命令する工程と、
(2)前記購入の発注書を生成させる工程と、
(3)前記生成された発注書を前記第2の当事者に提出し、前記第1の当事者の代わりに前記発注の支払義務を引受ける工程と、
(4)前記保留された資金から前記発注の支払義務に関する弁済を要求する工程と
を有する方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−253544(P2011−253544A)
【公開日】平成23年12月15日(2011.12.15)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2011−132747(P2011−132747)
【出願日】平成23年6月15日(2011.6.15)
【分割の表示】特願2008−524045(P2008−524045)の分割
【原出願日】平成18年7月25日(2006.7.25)
【出願人】(507255695)カーディナル コマース コーポレーション (5)