テレビジョン信号中のデータ信号の伝送方法並びに自動受信方法
【発明の詳細な説明】
【０００１】
本発明は、データ信号のパケットから成るビデオテキスト特別ページを伝送するテレビジョン信号内のデータ信号の伝送方法、およびこの方法により伝送されたデータ信号の自動受信方法に関する。この種の方法はリサーチレポートBBC RD 1988/1 March 1988から公知である。
【０００２】
テレビジョン信号におけるデータ信号の伝送に対して、英国テレテキスト仕様（リサーチレポートBBC RD 1988/1 March 1988参照）では特別に識別されるビデオテキストの走査線がビデオテキストのサイクルに対して同期されずに使用される。このビデオテキストの走査線はいわゆる“擬似走査線（ライン）”であり、この擬似走査線はテレテキスト規格WST:World System Teletextのいわゆる“レベル1"のビデオテキストデコーダでは評価されない。WST規格の拡張段階“レベル2"および“レベル3"で使用される擬似走査線では“レベル1"での制限された基本的な符号セットに対する補完データが伝送される。これにより特別な符号や微細な構造または色の濃淡が表示される。これに依存しないデータ信号の伝送は例えばパーソナルコンピュータを遠隔プログラミングするソフトウェアデータ（“テレソフトウェア”）の伝送である。
【０００３】
ドイツ連邦共和国および（西）ベルリンでのARDおよびZDFにより使用されるビデオテキストの送信装置およびネットワーク装置は、現在ドイツ市場で販売されているビデオテキスト受信機と同様に、擬似走査線を伝送ないし評価することができない。特にビデオテキストのページ構造に依存しない擬似走査線がビデオテキストのサイクルに挿入されている場合はこれを伝送ないし評価することが不可能である。従ってARD/ZDF/DBPのテレビジョンテキスト仕様では英国テレテキストによるデータ信号の伝送は採用されていない。
【０００４】
本発明の課題は、ARD/ZDF/DBPのテレビジョンテキスト仕様と互換性のあるテレビジョン信号中のデータ信号の伝送方法を提供することである。さらにこの種の互換性のあるデータ信号伝送の際に、データ信号の受信および評価のための簡単な自動的手段を提供することである。
【０００５】
【０００５】
この課題は、ビデオテキスト特別ページをデータ信号のパケットにより形成し、ここで非周期的に伝送されるデータパケットの可変の長さをテレビジョンフィールドを介した伝送に使用可能な走査線の数に適合させ、各パケットをパケットオーバヘッド、制御データパケットおよび／またはユーザデータパケットから形成し、ここでパケットオーバヘッドはビデオテキスト特別ページのページ番号を含んでおり、制御データは複数のデータ送信を受信側で識別するのに用いられるデータ送信識別子を含んでおり、パケットオーバヘッドをビデオテキスト特別ページの第１列で伝送し、制御データおよび／またはユーザデータをビデオテキスト特別ページの残りの列で伝送することにより解決される。
課題はさらにａ）ビデオテキストを受信機で受信し、受信側で予めプログラミングされたビデオテキスト特別ページ番号の有無を連続的に探索し、ｂ）選択されているビデオテキスト特別ページ番号が受信されたビデオテキストのデータ内に存在した場合、このビデオテキスト特別ページを復号化して中間記憶し、ｃ）中間記憶されたビデオテキスト特別ページのデータ内容に受信側の制御のために設けられた制御データパケットが含まれているか否かを検査し、ｄ）含まれている場合には中間記憶されたビデオテキスト特別ページを受信側で処理することにより解決される。
【０００６】
以下に本発明を図面に基づき説明する。
【０００７】
図１は本発明の方法により伝送および受信されたビデオテキスト特別ページの概略図である。
【０００８】
図２は本発明の方法を実施するための送信側および受信側回路装置に対する実施例のブロック回路図である。
【０００９】
図３は図２に回路ブロックとして示された受信部に対するブロック回路図である。
【００１０】
図１に概略的に示されたビデオテキスト特別ページはビデオテキストサイクル内で非周期的に伝送される。この特別ページはデータ信号のパケットからなる。ここでパケットの長さは可変であるので、適用されるそれぞれの形式に適合することが保証される。有利にはデータパケットの長さは各テレビジョンフィールドで使用可能な走査線の数に適合するように調整される。これは必ずしも常に垂直帰線消去インターバル（画像フライバック）の走査線である必要はないが、このような適用形式が最も頻繁に使用されている。すなわちテレビジョン信号で画像成分が伝送されない場合、実質的に各フィールドの全走査線をデータ信号の伝送に使用することができる。
【００１１】
図１に示されているように、各ビデオテキスト特別ページは例えば24×８ビットのパケットオーバヘッド、および例えば40×８ビットの制御データパケットおよび／またはユーザデータパケットから成る。パケットオーバヘッドはビデオテキスト特別ページの第１列＃０にあり、一方で制御データおよび／またはユーザデータはビデオテキスト特別ページの＃１〜＃23の列に分配されている。
【００１２】
本発明の方法を実施するための送信側装置および受信側装置の図２の概略的な回路図によれば、送信側でユーザデータがデータソース１で形成され、“データ送信”信号としてコーダ２に伝送される。コーダはユーザデータをビデオテキストコードとして符号化する。個別のブロック３として図示されている符号化されたデータ送信信号はパケット形成器６でユーザデータパケットに変換される。
【００１３】
符号化およびパケットの形成はブロック２、６において制御回路５の制御により行われる。この制御回路は制御入力側４から到来するデータパケットのデータフォーマットに対する設定値をブロック２、６に対する相応の制御情報に変換する。
【００１４】
パケット形成器６により形成されたｎ個のユーザデータパケットは図２ではブロック81〜8nとして示されている。このユーザデータパケットには、図１からわかるように、制御データパケットが付加される。制御データパケットは図２ではブロック９として示されている。この制御データパケットは制御パケット発生器７により制御回路５の制御により形成される。ユーザデータパケット81〜8nおよび制御データパケット９はパケット送信機10から図１のビデオテキスト特別ページとしてビデオテキスト計算機12へ供給される。その際、パケット81〜8n,9はパケットオーバヘッドと図１の所望のフォーマットでの制御データおよびユーザデータとを含んでいる。
【００１５】
パケット送信機10から送出された非周期的なデータ流は、ビデオテキスト計算機12により、“通常”ビデオテキストページの周期的なデータ流と混合される。これはリングマガジン11として示されており、特別ページが２つのビデオテキスト通常ページ間に挿入されている。ビデオテキスト計算機12は（本発明の特別ページが含まれている）ビデオテキストデータを通常のように加算段13に供給する。この加算段はビデオテキストデータをテレビジョン規格にしたがってビデオ信号内へ挿入する。例えば、各フィールドの垂直帰線消去インターバル中に設けられた走査線内へ挿入する。
【００１６】
ビデオ信号は挿入されたビデオテキストデータとともに線路として示された概略的な伝送路14（広帯域ケーブルリンク、光波導体リンク、地上無線伝送路、衛星無線伝送路）を介して受信機15に達する。ビデオテキストデータは本発明のビデオテキスト特別ページを含む。受信機15は図３に詳細に示されている。
【００１７】
図３に示された受信機15のTVチューナ159は、例えば高周波で伝送されたビデオ／ビデオテキスト信号をベースバンド信号に変換する。このベースバンド信号からビデオテキストデータ分離段154でビデオテキスト成分が分離される。受信されたビデオテキストデータ流はデータ分離段154の出力側でビデオテキストページ捕捉段157により連続的に受信側で予めプログラミングされたビデオテキスト特別ページの番号の有無について探索される。この予めのプログラミングはページ番号入力部155により行われる。ページ番号入力部は制御回路153と接続されており、制御回路は捕捉段157も制御する。選択されたビデオテキスト特別ページ番号が受信されたビデオテキストデータ流に存在している場合、特別ページは復号化され、ビデオテキストページメモリ158に中間記憶される。
【００１８】
中間記憶されたビデオテキスト特別ページは制御回路153によって制御され、評価段152により内部に受信側での制御のために設けられた制御データパケットが含まれているか否か、および場合により制御データパケットのデータ送信識別子が受信側で予めプログラミングされた識別子と一致するか否かについて探索される。この後者の予めのプログラミングは識別子入力部156により行われる。識別子入力部156は制御回路153と接続されている。
【００１９】
識別子が一致した場合には中間記憶されたビデオテキスト特別ページが評価段で処理され、また場合によっては同じビデオテキスト特別ページ番号で引き続いて受信された全てのビデオテキスト特別ページが評価段で処理され、後置接続されたデコーダ151で復号化される。得られたデータ信号は図１のデータソース１の出力側のデータ送信信号に相応する。このデータ信号を例えばパーソナルコンピュータに記憶したり、さらに処理したりすることができる。
［図面の簡単な説明］
【図１】
本発明の方法により伝送および受信されたビデオテキスト特別ページの概略図である。
【図２】
本発明の方法を実施するための送信側および受信側回路装置に対する実施例のブロック回路図である。
【図３】
図２に回路ブロックとして示された受信部に対するブロック回路図である。
【０００１】
本発明は、データ信号のパケットから成るビデオテキスト特別ページを伝送するテレビジョン信号内のデータ信号の伝送方法、およびこの方法により伝送されたデータ信号の自動受信方法に関する。この種の方法はリサーチレポートBBC RD 1988/1 March 1988から公知である。
【０００２】
テレビジョン信号におけるデータ信号の伝送に対して、英国テレテキスト仕様（リサーチレポートBBC RD 1988/1 March 1988参照）では特別に識別されるビデオテキストの走査線がビデオテキストのサイクルに対して同期されずに使用される。このビデオテキストの走査線はいわゆる“擬似走査線（ライン）”であり、この擬似走査線はテレテキスト規格WST:World System Teletextのいわゆる“レベル1"のビデオテキストデコーダでは評価されない。WST規格の拡張段階“レベル2"および“レベル3"で使用される擬似走査線では“レベル1"での制限された基本的な符号セットに対する補完データが伝送される。これにより特別な符号や微細な構造または色の濃淡が表示される。これに依存しないデータ信号の伝送は例えばパーソナルコンピュータを遠隔プログラミングするソフトウェアデータ（“テレソフトウェア”）の伝送である。
【０００３】
ドイツ連邦共和国および（西）ベルリンでのARDおよびZDFにより使用されるビデオテキストの送信装置およびネットワーク装置は、現在ドイツ市場で販売されているビデオテキスト受信機と同様に、擬似走査線を伝送ないし評価することができない。特にビデオテキストのページ構造に依存しない擬似走査線がビデオテキストのサイクルに挿入されている場合はこれを伝送ないし評価することが不可能である。従ってARD/ZDF/DBPのテレビジョンテキスト仕様では英国テレテキストによるデータ信号の伝送は採用されていない。
【０００４】
本発明の課題は、ARD/ZDF/DBPのテレビジョンテキスト仕様と互換性のあるテレビジョン信号中のデータ信号の伝送方法を提供することである。さらにこの種の互換性のあるデータ信号伝送の際に、データ信号の受信および評価のための簡単な自動的手段を提供することである。
【０００５】
【０００５】
この課題は、ビデオテキスト特別ページをデータ信号のパケットにより形成し、ここで非周期的に伝送されるデータパケットの可変の長さをテレビジョンフィールドを介した伝送に使用可能な走査線の数に適合させ、各パケットをパケットオーバヘッド、制御データパケットおよび／またはユーザデータパケットから形成し、ここでパケットオーバヘッドはビデオテキスト特別ページのページ番号を含んでおり、制御データは複数のデータ送信を受信側で識別するのに用いられるデータ送信識別子を含んでおり、パケットオーバヘッドをビデオテキスト特別ページの第１列で伝送し、制御データおよび／またはユーザデータをビデオテキスト特別ページの残りの列で伝送することにより解決される。
課題はさらにａ）ビデオテキストを受信機で受信し、受信側で予めプログラミングされたビデオテキスト特別ページ番号の有無を連続的に探索し、ｂ）選択されているビデオテキスト特別ページ番号が受信されたビデオテキストのデータ内に存在した場合、このビデオテキスト特別ページを復号化して中間記憶し、ｃ）中間記憶されたビデオテキスト特別ページのデータ内容に受信側の制御のために設けられた制御データパケットが含まれているか否かを検査し、ｄ）含まれている場合には中間記憶されたビデオテキスト特別ページを受信側で処理することにより解決される。
【０００６】
以下に本発明を図面に基づき説明する。
【０００７】
図１は本発明の方法により伝送および受信されたビデオテキスト特別ページの概略図である。
【０００８】
図２は本発明の方法を実施するための送信側および受信側回路装置に対する実施例のブロック回路図である。
【０００９】
図３は図２に回路ブロックとして示された受信部に対するブロック回路図である。
【００１０】
図１に概略的に示されたビデオテキスト特別ページはビデオテキストサイクル内で非周期的に伝送される。この特別ページはデータ信号のパケットからなる。ここでパケットの長さは可変であるので、適用されるそれぞれの形式に適合することが保証される。有利にはデータパケットの長さは各テレビジョンフィールドで使用可能な走査線の数に適合するように調整される。これは必ずしも常に垂直帰線消去インターバル（画像フライバック）の走査線である必要はないが、このような適用形式が最も頻繁に使用されている。すなわちテレビジョン信号で画像成分が伝送されない場合、実質的に各フィールドの全走査線をデータ信号の伝送に使用することができる。
【００１１】
図１に示されているように、各ビデオテキスト特別ページは例えば24×８ビットのパケットオーバヘッド、および例えば40×８ビットの制御データパケットおよび／またはユーザデータパケットから成る。パケットオーバヘッドはビデオテキスト特別ページの第１列＃０にあり、一方で制御データおよび／またはユーザデータはビデオテキスト特別ページの＃１〜＃23の列に分配されている。
【００１２】
本発明の方法を実施するための送信側装置および受信側装置の図２の概略的な回路図によれば、送信側でユーザデータがデータソース１で形成され、“データ送信”信号としてコーダ２に伝送される。コーダはユーザデータをビデオテキストコードとして符号化する。個別のブロック３として図示されている符号化されたデータ送信信号はパケット形成器６でユーザデータパケットに変換される。
【００１３】
符号化およびパケットの形成はブロック２、６において制御回路５の制御により行われる。この制御回路は制御入力側４から到来するデータパケットのデータフォーマットに対する設定値をブロック２、６に対する相応の制御情報に変換する。
【００１４】
パケット形成器６により形成されたｎ個のユーザデータパケットは図２ではブロック81〜8nとして示されている。このユーザデータパケットには、図１からわかるように、制御データパケットが付加される。制御データパケットは図２ではブロック９として示されている。この制御データパケットは制御パケット発生器７により制御回路５の制御により形成される。ユーザデータパケット81〜8nおよび制御データパケット９はパケット送信機10から図１のビデオテキスト特別ページとしてビデオテキスト計算機12へ供給される。その際、パケット81〜8n,9はパケットオーバヘッドと図１の所望のフォーマットでの制御データおよびユーザデータとを含んでいる。
【００１５】
パケット送信機10から送出された非周期的なデータ流は、ビデオテキスト計算機12により、“通常”ビデオテキストページの周期的なデータ流と混合される。これはリングマガジン11として示されており、特別ページが２つのビデオテキスト通常ページ間に挿入されている。ビデオテキスト計算機12は（本発明の特別ページが含まれている）ビデオテキストデータを通常のように加算段13に供給する。この加算段はビデオテキストデータをテレビジョン規格にしたがってビデオ信号内へ挿入する。例えば、各フィールドの垂直帰線消去インターバル中に設けられた走査線内へ挿入する。
【００１６】
ビデオ信号は挿入されたビデオテキストデータとともに線路として示された概略的な伝送路14（広帯域ケーブルリンク、光波導体リンク、地上無線伝送路、衛星無線伝送路）を介して受信機15に達する。ビデオテキストデータは本発明のビデオテキスト特別ページを含む。受信機15は図３に詳細に示されている。
【００１７】
図３に示された受信機15のTVチューナ159は、例えば高周波で伝送されたビデオ／ビデオテキスト信号をベースバンド信号に変換する。このベースバンド信号からビデオテキストデータ分離段154でビデオテキスト成分が分離される。受信されたビデオテキストデータ流はデータ分離段154の出力側でビデオテキストページ捕捉段157により連続的に受信側で予めプログラミングされたビデオテキスト特別ページの番号の有無について探索される。この予めのプログラミングはページ番号入力部155により行われる。ページ番号入力部は制御回路153と接続されており、制御回路は捕捉段157も制御する。選択されたビデオテキスト特別ページ番号が受信されたビデオテキストデータ流に存在している場合、特別ページは復号化され、ビデオテキストページメモリ158に中間記憶される。
【００１８】
中間記憶されたビデオテキスト特別ページは制御回路153によって制御され、評価段152により内部に受信側での制御のために設けられた制御データパケットが含まれているか否か、および場合により制御データパケットのデータ送信識別子が受信側で予めプログラミングされた識別子と一致するか否かについて探索される。この後者の予めのプログラミングは識別子入力部156により行われる。識別子入力部156は制御回路153と接続されている。
【００１９】
識別子が一致した場合には中間記憶されたビデオテキスト特別ページが評価段で処理され、また場合によっては同じビデオテキスト特別ページ番号で引き続いて受信された全てのビデオテキスト特別ページが評価段で処理され、後置接続されたデコーダ151で復号化される。得られたデータ信号は図１のデータソース１の出力側のデータ送信信号に相応する。このデータ信号を例えばパーソナルコンピュータに記憶したり、さらに処理したりすることができる。
［図面の簡単な説明］
【図１】
本発明の方法により伝送および受信されたビデオテキスト特別ページの概略図である。
【図２】
本発明の方法を実施するための送信側および受信側回路装置に対する実施例のブロック回路図である。
【図３】
図２に回路ブロックとして示された受信部に対するブロック回路図である。
【特許請求の範囲】
【請求項１】ビデオテキスト特別ページをテレビジョン信号内に挿入し、ビデオテキスト特別ページを含むテレビジョン信号を受信機へ送信する、テレビジョン信号内でデータ信号を伝送する方法において、ビデオテキスト特別ページをデータ信号のパケットにより形成し、ここで非周期的に伝送されるデータパケットの可変の長さをテレビジョンフィールドを介した伝送に使用可能な走査線の数に適合させ、各パケットをパケットオーバヘッド、制御データパケットおよび／またはユーザデータパケットから形成し、ここでパケットオーバヘッドはビデオテキスト特別ページのページ番号を含んでおり、制御データは複数のデータ送信を受信側で識別するのに用いられるデータ送信識別子を含んでおり、パケットオーバヘッドをビデオテキスト特別ページの第１列で伝送し、制御データおよび／またはユーザデータをビデオテキスト特別ページの残りの列で伝送する、ことを特徴とするテレビジョン信号内でデータ信号を伝送する方法。
【請求項２】請求項１に記載の方法により伝送されたデータ信号の自動受信方法において、ａ）ビデオテキストを受信機で受信し、受信側で予めプログラミングされたビデオテキスト特別ページ番号の有無を連続的に探索し、ｂ）選択されているビデオテキスト特別ページ番号がビデオテキストとして受信されたデータのなかに存在した場合、該ビデオテキスト特別ページを復号化して中間記憶し、ｃ）中間記憶されたビデオテキスト特別ページのデータ内容に受信側の制御のために設けられた制御データパケットが含まれているか否かを検査し、ｄ）含まれている場合には中間記憶されたビデオテキスト特別ページを受信側で処理する、ことを特徴とするデータ信号の自動受信方法。
【請求項３】データ送信識別子は複数のデータ送信を識別するために用いられ、該データ送信識別子が受信側で予めプログラミングされた識別子と一致するかについて比較され、一致した場合には同じビデオテキスト特別ページの番号で引き続いて受信された全てのビデオテキスト特別ページが受信側で処理される、請求項２記載の方法。
【請求項４】請求項１に記載の方法により伝送されたデータ信号の自動受信方法において、ａ）受信されたビデオテキストのデータについて受信側で予めプログラミングされたビデオテキスト特別ページ番号の有無を連続的に探索し、ｂ）選択されているビデオテキスト特別ページ番号がビデオテキストとして受信されたデータのなかに存在した場合、該ビデオテキスト特別ページを復号化して中間記憶し、ｃ）中間記憶されたビデオテキスト特別ページのデータ内容においてデータパケットのデータ送信識別子が受信側で予めプログラミングされた識別子と一致するか否かを検査し、ｄ）一致した場合には同じビデオテキスト特別ページの番号で引き続いて受信された全てのビデオテキスト特別ページを受信側で処理する、ことを特徴とするデータ信号の自動受信方法。
【請求項５】データ送信識別子を複数のデータ送信を識別するために用い、該データ送信識別子が受信側で予めプログラミングされた識別子と一致するかについて比較し、一致した場合には同じビデオテキスト特別ページの番号で引き続いて受信された全てのビデオテキスト特別ページを受信側で処理する、請求項４記載の方法。
【請求項１】ビデオテキスト特別ページをテレビジョン信号内に挿入し、ビデオテキスト特別ページを含むテレビジョン信号を受信機へ送信する、テレビジョン信号内でデータ信号を伝送する方法において、ビデオテキスト特別ページをデータ信号のパケットにより形成し、ここで非周期的に伝送されるデータパケットの可変の長さをテレビジョンフィールドを介した伝送に使用可能な走査線の数に適合させ、各パケットをパケットオーバヘッド、制御データパケットおよび／またはユーザデータパケットから形成し、ここでパケットオーバヘッドはビデオテキスト特別ページのページ番号を含んでおり、制御データは複数のデータ送信を受信側で識別するのに用いられるデータ送信識別子を含んでおり、パケットオーバヘッドをビデオテキスト特別ページの第１列で伝送し、制御データおよび／またはユーザデータをビデオテキスト特別ページの残りの列で伝送する、ことを特徴とするテレビジョン信号内でデータ信号を伝送する方法。
【請求項２】請求項１に記載の方法により伝送されたデータ信号の自動受信方法において、ａ）ビデオテキストを受信機で受信し、受信側で予めプログラミングされたビデオテキスト特別ページ番号の有無を連続的に探索し、ｂ）選択されているビデオテキスト特別ページ番号がビデオテキストとして受信されたデータのなかに存在した場合、該ビデオテキスト特別ページを復号化して中間記憶し、ｃ）中間記憶されたビデオテキスト特別ページのデータ内容に受信側の制御のために設けられた制御データパケットが含まれているか否かを検査し、ｄ）含まれている場合には中間記憶されたビデオテキスト特別ページを受信側で処理する、ことを特徴とするデータ信号の自動受信方法。
【請求項３】データ送信識別子は複数のデータ送信を識別するために用いられ、該データ送信識別子が受信側で予めプログラミングされた識別子と一致するかについて比較され、一致した場合には同じビデオテキスト特別ページの番号で引き続いて受信された全てのビデオテキスト特別ページが受信側で処理される、請求項２記載の方法。
【請求項４】請求項１に記載の方法により伝送されたデータ信号の自動受信方法において、ａ）受信されたビデオテキストのデータについて受信側で予めプログラミングされたビデオテキスト特別ページ番号の有無を連続的に探索し、ｂ）選択されているビデオテキスト特別ページ番号がビデオテキストとして受信されたデータのなかに存在した場合、該ビデオテキスト特別ページを復号化して中間記憶し、ｃ）中間記憶されたビデオテキスト特別ページのデータ内容においてデータパケットのデータ送信識別子が受信側で予めプログラミングされた識別子と一致するか否かを検査し、ｄ）一致した場合には同じビデオテキスト特別ページの番号で引き続いて受信された全てのビデオテキスト特別ページを受信側で処理する、ことを特徴とするデータ信号の自動受信方法。
【請求項５】データ送信識別子を複数のデータ送信を識別するために用い、該データ送信識別子が受信側で予めプログラミングされた識別子と一致するかについて比較し、一致した場合には同じビデオテキスト特別ページの番号で引き続いて受信された全てのビデオテキスト特別ページを受信側で処理する、請求項４記載の方法。
【第１図】
【第２図】
【第３図】
【第２図】
【第３図】
【特許番号】特許第３３７０６６５号（Ｐ３３７０６６５）
【登録日】平成１４年１１月１５日（２００２．１１．１５）
【発行日】平成１５年１月２７日（２００３．１．２７）
【国際特許分類】
【出願番号】特願平２−５１２１３１
【出願日】平成２年８月１０日（１９９０．８．１０）
【公表番号】特表平５−５０２３４２
【公表日】平成５年４月２２日（１９９３．４．２２）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＥＰ９０／０１３２３
【国際公開番号】ＷＯ９１／００３１２７
【国際公開日】平成３年３月７日（１９９１．３．７）
【審査請求日】平成９年８月８日（１９９７．８．８）
【審判番号】不服２００１−１６５６８（Ｐ２００１−１６５６８／Ｊ１）
【審判請求日】平成１３年９月１７日（２００１．９．１７）
【出願人】（３９０００９０１４）トムソン コンシューマー エレクトロニクス セイルズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング (1)
【氏名又は名称原語表記】ＴＥＬＥＦＵＮＫＥＮ ＦＥＲＮＳＥＨ ＵＮＤ ＲＵＮＤＦＵＮＫ ＧＥＳＥＬＬＳＣＨＡＦＴ ＭＩＴ ＢＥＳＣＨＲＡＮＫＴＥＲ ＨＡＦＴＵＮＧ
【合議体】
【登録日】平成１４年１１月１５日（２００２．１１．１５）
【発行日】平成１５年１月２７日（２００３．１．２７）
【国際特許分類】
【出願日】平成２年８月１０日（１９９０．８．１０）
【公表番号】特表平５−５０２３４２
【公表日】平成５年４月２２日（１９９３．４．２２）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＥＰ９０／０１３２３
【国際公開番号】ＷＯ９１／００３１２７
【国際公開日】平成３年３月７日（１９９１．３．７）
【審査請求日】平成９年８月８日（１９９７．８．８）
【審判番号】不服２００１−１６５６８（Ｐ２００１−１６５６８／Ｊ１）
【審判請求日】平成１３年９月１７日（２００１．９．１７）
【出願人】（３９０００９０１４）トムソン コンシューマー エレクトロニクス セイルズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング (1)
【氏名又は名称原語表記】ＴＥＬＥＦＵＮＫＥＮ ＦＥＲＮＳＥＨ ＵＮＤ ＲＵＮＤＦＵＮＫ ＧＥＳＥＬＬＳＣＨＡＦＴ ＭＩＴ ＢＥＳＣＨＲＡＮＫＴＥＲ ＨＡＦＴＵＮＧ
【合議体】
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