説明

ディスクドライブ

【課題】エンコーダホルダの高さの変更が容易であるため、エンコーダがディスクから一定の距離を確保することができ、狭い面積を有するベースプレートにもエンコーダが装着可能なディスクドライブを提供する。
【解決手段】ディスクドライブは、ディスク1を回転させるスピンドルモータ2と、ディスクの回転速度を感知するエンコーダ30と、エンコーダを固定するエンコーダホルダ20と、エンコーダホルダが挿入されるホルダ溝が形成され、スピンドルモータを支持するベースプレート10と、を含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はディスクドライブに関する。
【背景技術】
【0002】
ディスクドライブは、ディスクにデータを記録したり、記録されたデータを読み取る装置である。このようなディスクドライブでは、データの記録/読み取りを行うためにディスクを一定速度で回転させることが重要である。
【0003】
ディスクドライブを一定速度で回転させるためには、ディスクを回転させるスピンドルモータの回転速度を測定するエンコーダ(encoder)が必要である。このとき、エンコーダを用いて回転速度を測定するためにはディスクから一定の距離を維持しなければならない。このために、通常、エンコーダは基板に積層された樹脂成形物の上に搭載されて、ディスクとの距離を調節する。
【0004】
しかし、近来、ディスクドライブの薄型化によりディスクと基板との間の間隔が狭くなり、エンコーダとディスクとの間の距離を一定に確保することが困難であった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
こうした従来技術の問題点を解決するために、本発明は、エンコーダがディスクから一定の距離を確保できるようにディスクドライブを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態によれば、ディスクを回転させるスピンドルモータと、ディスクの回転速度を感知するエンコーダと、エンコーダを固定するエンコーダホルダと、エンコーダホルダが挿入されるホルダ溝が形成され、スピンドルモータを支持するベースプレートと、を含むディスクドライブが提供される。
【0007】
ここで、ホルダ溝はベースプレートを貫通して形成されてもよい。
【0008】
ベースプレートは、ホルダ溝の内壁からホルダ溝の内部に突出した固定突起を含み、エンコーダホルダには固定突起を受容するように、固定突起に対応する固定溝が形成されることができる。
【0009】
このとき、固定突起は端部の幅が広いボトルネック形状を含むことができる。
【0010】
ホルダ溝は、ベースプレートの外側に開放されてもよい。
【0011】
一方、エンコーダと電気的に接続され、ベースプレートに載置される基板をさらに含むことができる。
【0012】
ここで、エンコーダホルダは、基板の載置位置を決定する載置突起を含み、基板には載置突起が挿入される載置溝が形成されてもよい。
【0013】
基板とエンコーダを接続させ、導電性物質からなるエンコーダコネクタをさらに含むことができる。
【0014】
ここで、エンコーダコネクタは、エンコーダホルダにてエンコーダと電気的に接続するランドを形成することができる。
【0015】
一方、基板は、一部がエンコーダホルダとエンコーダとのの間に介在され、エンコーダと電気的に接続されるフレキシブル基板を含むことができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明の実施形態によれば、エンコーダホルダの高さの変更が容易であるため、エンコーダがディスクから一定の距離を確保でき、狭い面積を有するベースプレートにもエンコーダが装着されることができる。
【0017】
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の一実施例によるディスクドライブを示す断面図である。
【図2】本発明の一実施例によるディスクドライブのベースプレートを示す平面図である。
【図3】本発明の一実施例によるディスクドライブの基板を示す平面図である。
【図4】本発明の一実施例によるディスクドライブを示す平面図である。
【図5】本発明の一実施例によるディスクドライブのエンコーダホルダを示す斜視図である。
【図6】本発明の一実施例によるディスクドライブのエンコーダコネクタを示す断面図である。
【図7】本発明の一実施例によるディスクドライブのベースプレートを示す平面図である。
【図8】本発明の他の実施例によるディスクドライブを示す断面図である。
【図9】本発明の他の実施例によるディスクドライブのエンコーダホルダを示す斜視図である。
【図10】本発明のまた他の実施例によるディスクドライブを示す断面図である。
【図11】本発明のまた他の実施例によるディスクドライブのエンコーダホルダを示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本発明は多様な変換を加えることができ、様々な実施例を有することができるため、本願では特定実施例を図面に例示し、詳細に説明する。しかし、これは本発明を特定の実施形態に限定するものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれるあらゆる変換、均等物及び代替物を含むものとして理解されるべきである。本発明を説明するに当たって、係る公知技術に対する具体的な説明が本発明の要旨をかえって不明にすると判断される場合、その詳細な説明を省略する。
【0020】
「第1」、「第2」などのような序数を含む用語は、多様な構成要素を説明するために用いられるに過ぎず、構成要素がそれらの用語により限定されるものではない。それらの用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的だけに用いられる。
【0021】
本願で用いた用語は、ただ特定の実施例を説明するために用いたものであって、本発明を限定するものではない。単数の表現は、文の中で明らかに表現しない限り、複数の表現を含む。本願において、「含む」または「有する」などの用語は明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品、またはこれらを組合せたものの存在を指定するものであって、一つまたはそれ以上の他の特徴や数字、段階、動作、構成要素、部品、またはこれらを組合せたものの存在または付加可能性を予め排除するものではないと理解しなくてはならない。
【0022】
以下、本発明によるディスクドライブの好ましい実施例を添付した図面を参照して詳細に説明し、本発明を説明するに当たって、同一または対応の構成要素には同一の図面符号を付し、これに対する重複説明は省略する。
【0023】
図1は、本発明の一実施例によるディスクドライブを示す断面図であり、図2及び図7は、本発明の一実施例によるディスクドライブのベースプレートを示す平面図であり、図3は、本発明の一実施例によるディスクドライブの基板を示す平面図であり、図4は、本発明の一実施例によるディスクドライブを示す平面図であり、図5は、本発明の一実施例によるディスクドライブのエンコーダホルダを示す斜視図であり、図6は、本発明の一実施例によるディスクドライブのエンコーダコネクタを示す断面図である。
【0024】
図1から図7を参照すると、ディスク1、スピンドルモータ2、ベースプレート10、ホルダ溝12、固定突起13、スピンドルモータ挿入孔15、エンコーダホルダ20、固定溝22、載置突起24、エンコーダ30、基板40、エンコーダホルダ貫通孔42、載置溝44、エンコーダコネクタ接続部46、エンコーダコネクタ50が示されている。
【0025】
本発明の一実施例によるディスクドライブは、ディスク1を回転させるスピンドルモータ2、ディスク1の回転速度を感知するエンコーダ30、エンコーダ30を固定するエンコーダホルダ20、及び、エンコーダホルダ20が挿入されるホルダ溝12が形成され、スピンドルモータ2を支持するベースプレート10を含み、エンコーダホルダ20の高さの変更が容易であって、エンコーダ30がディスク1から一定の距離を確保することができる。
【0026】
スピンドルモータ2はディスク1を回転させる。スピンドルモータ2の上側にはディスク1を着脱可能にするディスクチャッキング装置が設けられてもよい。
【0027】
詳細に説明すると、スピンドルモータ2は、ロータとステータとで大きく構成される。ロータはシャフトに結合され、マグネットにより形成される磁場がステータと作用して回転できるようになる。マグネットはステータをカバーし、ステータと対向している。一方、シャフトはロータに結合され、ベアリングにより回転可能に支持される。
【0028】
エンコーダ30は、ディスク1の回転速度を感知する。エンコーダ30はディスク1に形成される認識マークを認識してディスク1の回転速度を感知し、これにより、スピンドルモータ2の回転速度を測定することができる。図1を参照すると、エンコーダ30はディスク1の回転速度を感知するためにディスク1の認識マークに対応する位置に設けられ、ディスク1と一定の距離を維持する。
【0029】
エンコーダホルダ20はエンコーダ30を固定するものであって、後述するベースプレート10に装着される。このとき、図1に示すように、エンコーダ30がディスク1から一定の距離を有するように所定の高さをもって形成される。
【0030】
ベースプレート10は、ホルダ溝12が形成され、ホルダ溝12にエンコーダホルダ20を挿入することによりエンコーダホルダ20を固定する。また、スピンドルモータ2を支持する。
【0031】
具体的に、多様な高さを有するスピンドルモータ2に対応してエンコーダ30がディスク1から一定の距離を有するように、ベースプレート10にはホルダ溝12が形成され、ディスク1の高さに対応するエンコーダホルダ20が装着される。これにより、ディスク1とエンコーダホルダ20との間には一定の間隔が確保される。
【0032】
特に、エンコーダホルダ20がベースプレート10に直接挿入されるので、エンコーダ30の高さを低くすることができ、薄型のスピンドルモータ2でもディスク1から一定の間隔を確保することができる。
【0033】
このとき、ホルダ溝12はベースプレート10を貫通して形成されることにより、エンコーダ30の高さをさらに低くすることができる。
【0034】
また、ベースプレート10はホルダ溝12の内壁からホルダ溝12の内部に突出した固定突起13を含み、エンコーダホルダ20には、固定突起13が受容され、固定突起13に対応する形状を有する固定溝22が形成される。これにより、エンコーダホルダ20がホルダ溝12に強固に支持される。
【0035】
固定突起13は、端部の幅が広いボトルネック形状を有することにより、さらに強固に支持される。特に、ホルダ溝12の一部が外側に開口される形態である場合、エンコーダ30が開口から離脱することを防止する効果がある。
【0036】
具体的に、図1及び図2に示すように、本実施例のベースプレート10には、スピンドルモータ2を支持するスピンドルモータ挿入孔15が形成され、スピンドルモータ2のベアリングホルダがベースプレート10に挿入された後、その端部がコーキング(calking)され固定される。
【0037】
エンコーダホルダ20が挿入される、貫通されたホルダ溝12は、スピンドルモータ挿入孔15の中心に向かって形成される。ホルダ溝12がスピンドルモータ2の中心に向かうようにすれば、エンコーダ30をスピンドルモータ2の中心に向かうように整列することが容易になる。また、ホルダ溝12の位置及び形状はそのまま維持しながら、エンコーダホルダ20だけを変更して多様な高さのディスクドライブを構成することができるので、設計変更を最小化することができる。これにより、ベースプレート10とエンコーダホルダ20の標準化設計が可能となる。
【0038】
ホルダ溝12には端部の幅が広いボトルネック形状を有する固定突起13が形成される。図5を参照すると、エンコーダホルダ20にはボトルネック形状の固定突起13が受容され固定される固定溝22が形成される。これにより、エンコーダホルダ20がベースプレート10に挿入される際に、さらに強固に固定される。
【0039】
特に、図7に示すように、ベースプレート10の空間が狭くて、ホルダ溝12をベースプレート10の内部に形成せずに、一部が開口された場合でも、固定突起13及び固定溝22によりエンコーダホルダ20を固定することができる。このとき、固定突起13は端部の幅が広いボトルネック形状であるため、エンコーダホルダ20が開口側から離脱することを防止する。これにより、空間が狭くなってベースプレート10の一部を切断することになっても、特に設計変更を行うことなく、エンコーダホルダ20とエンコーダ30を装着することができる。
【0040】
一方、本実施例のディスクドライブは、エンコーダ30と電気的に接続する基板40をさらに含むことができる。基板40はエンコーダ30に電源を供給し、エンコーダ30により感知された回転速度データを受け、ベースプレート10に載置される。
【0041】
このとき、基板40が載置される位置を取るために、エンコーダホルダ20には載置突起24が形成され、基板40には載置位置に合わせて載置溝44が形成されることができる。これにより、ベースプレート10に基板40を載置する際に、基板40の位置を容易に取ることができる。
【0042】
具体的に図3及び図4を参照すると、本実施例の基板40にはエンコーダホルダ20が貫通されるエンコーダホルダ貫通孔42と、エンコーダホルダ20の載置突起24が挿入される載置溝44が形成される。これにより、ベースプレート10にエンコーダホルダ20を装着した後に基板40を嵌め込むことになるため、エンコーダホルダ20の高さを低く形成しながら基板40を容易に固定することができる。
【0043】
ディスクドライブは基板40とエンコーダ30を電気的に接続させるエンコーダコネクタ50をさらに含み、基板40からエンコーダ30に必要な電源を供給することができ、回転速度データを基板40に送ることができる。エンコーダコネクタ50は金属のような導電性物質で形成される。
【0044】
具体的に、図3に示すように本実施例では、基板40にエンコーダコネクタ接続部46が形成され、金属材質のエンコーダコネクタ50によりエンコーダ30と接続される。特に、図6に示すように、エンコーダコネクタ50がエンコーダホルダ20の上部にエンコーダ30と接続するランド形態で形成されることにより、エンコーダ30と電気的に容易に接続することができる。
【0045】
図8は、本発明の他の実施例によるディスクドライブを示す断面図であり、図9は、本発明の他の実施例によるディスクドライブのエンコーダホルダを示す斜視図である。
【0046】
本発明の他の実施例によるディスクドライブは、一実施例よりもスリムなディスクドライブを実現するために、薄いフレキシブル基板45を用いる。また、低くなったディスクとの距離を確保するために一実施例よりも低いエンコーダホルダ20を用いる。このとき、フレキシブル基板の一部をエンコーダホルダ20とエンコーダ30との間に介在することにより、フレキシブル基板45がエンコーダ30と直接電気的に接続されるようにすることができる。
【0047】
図10は、本発明のまた他の実施例によるディスクドライブを示す断面図であり、図11は、本発明のまた他の実施例によるディスクドライブのエンコーダホルダを示す斜視図である。
【0048】
本発明のまた他の実施例によるディスクドライブは、上述した実施例よりもさらにスリムなディスクドライブを実現するために、ベースプレート10と同じ厚さを有するエンコーダホルダ20を用いる。これにより、エンコーダホルダ20は、ベースプレート10の外側に突出されずにエンコーダ30を支持することになる。
【0049】
上述したように、本発明によるディスクドライブは、エンコーダホルダ20の高さだけを変更することにより、特に設計変更することなく、多様な高さのディスクドライブに対応することができる。これにより、ウルトラスリム(約9.5mm)を超えてスーパーウルトラスリム(約7.0mm)に達するディスクドライブの薄型化に容易に対応することができる。
【0050】
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0051】
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置における動作、手順、ステップ、および工程等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「先ず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
【符号の説明】
【0052】
1 ディスク
2 スピンドルモータ
10 ベースプレート
12 ホルダ溝
13 固定突起
15 スピンドルモータ挿入孔
20 エンコーダホルダ
22 固定溝
24 載置突起
30 エンコーダ
40 基板
42 エンコーダホルダ貫通孔
44 載置溝
45 フレキシブル基板
46 エンコーダコネクタ接続部
50 エンコーダコネクタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ディスクを回転させるスピンドルモータと、
前記ディスクの回転速度を感知するエンコーダと、
前記エンコーダを固定するエンコーダホルダと、
前記エンコーダホルダが挿入されるホルダ溝が形成され、前記スピンドルモータを支持するベースプレートと、を含むディスクドライブ。
【請求項2】
前記ホルダ溝が、前記ベースプレートを貫通して形成されることを特徴とする請求項1に記載のディスクドライブ。
【請求項3】
前記ベースプレートが、前記ホルダ溝の内壁から前記ホルダ溝の内部に突出した固定突起を含み、
前記エンコーダホルダには、前記固定突起を受容するように、前記固定突起に対応する固定溝が形成されることを特徴とする請求項1または2に記載のディスクドライブ。
【請求項4】
前記固定突起が、端部の幅が広いボトルネック形状を含むことを特徴とする請求項3に記載のディスクドライブ。
【請求項5】
前記ホルダ溝が、前記ベースプレートの外側に開放されることを特徴とする請求項4に記載のディスクドライブ。
【請求項6】
前記エンコーダと電気的に接続され、前記ベースプレートに載置される基板をさらに含むことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載のディスクドライブ。
【請求項7】
前記エンコーダホルダが、前記基板の載置位置を決定する載置突起を含み、
前記基板には、前記載置突起が挿入される載置溝が形成されることを特徴とする請求項6に記載のディスクドライブ。
【請求項8】
前記基板と前記エンコーダを接続させ、導電性物質からなるエンコーダコネクタをさらに含むことを特徴とする請求項6に記載のディスクドライブ。
【請求項9】
前記エンコーダコネクタが、
前記エンコーダホルダにて前記エンコーダと電気的に接続するランドを形成することを特徴とする請求項8に記載のディスクドライブ。
【請求項10】
前記基板は、
一部が前記エンコーダホルダと前記エンコーダとの間に介在され、前記エンコーダと電気的に接続されるフレキシブル基板を含むことを特徴とする請求項6に記載のディスクドライブ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2010−140595(P2010−140595A)
【公開日】平成22年6月24日(2010.6.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−262375(P2009−262375)
【出願日】平成21年11月17日(2009.11.17)
【出願人】(594023722)サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. (1,585)