説明

データアクセス管理方法およびデータアクセス管理システム

【課題】ゲームのセーブデータを管理するクラウドサービスの技術を提供する。
【解決手段】ゲームのセーブデータのダウンロードの要求をユーザから受け付けるステップと、セーブデータを一意に特定する識別子と、セーブデータのダウンロードが制限されるか否かを示す属性および次にダウンロードが可能となる時刻とが対応づけられたリストを参照することで、セーブデータがダウンロードが制限される属性を持つか否かを確認するステップと、セーブデータがダウンロードが制限される属性を持つ場合、前記リストを参照して、セーブデータのダウンロードの要求を受け付けた時刻が次にダウンロード可能となる時刻に到達しているか否かを確認するステップと、次にダウンロード可能となる時刻以前である場合、前記セーブデータのダウンロードの要求を拒否するとともに、次にダウンロード可能となる時刻をユーザに通知するステップとをプロセッサに実行させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、データアクセス管理方法およびデータアクセス管理システムに関し、特にネットワークを介してゲームのセーブデータをオンラインストレージにアップロードおよびダウンロードすることを管理する方法およびシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、インターネットをはじめとするネットワークの通信技術が急速に発達し、ユーザが写真や文書のようなデジタルデータを手軽にオンラインサーバにアップロードしたり、サーバからデータをダウンロードしたりすることができる、いわゆるクラウドサービスが提供されるようになってきた。
【0003】
クラウドサービスを利用することにより、ユーザは、例えば職場で作成した文書を持ち運ぶことなく自宅でその文書を編集することが可能となる。あるいは、デジタルカメラを用いて撮影した写真のデジタルデータをネットワーク上のストレージサーバに格納することで、複数のユーザと時間や場所を選ばずに共有することもできるようになってきた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなクラウドサービスは、ゲームのセーブデータを管理することにも利用できる。しかしながら、ゲームのセーブデータは写真データや文書とは異なり、ゲームのおもしろさやゲームのバランスに代表されるゲーム性を確保する観点から、セーブやロードのタイミングに制限をかける方が望ましい。このように、ゲーム等のセーブデータをネットワーク上で管理するために、既存のクラウドサービスを改良する余地があると考えられる。
【0005】
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ゲームのセーブデータを管理するクラウドサービスの技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様は、データアクセス管理方法である。この方法は、ゲームの進行に応じて更新されるステータス情報であるセーブデータのダウンロードの要求をネットワークを介して受け付けるステップと、セーブデータを一意に特定する識別子と、セーブデータのダウンロードが制限されるか否かを示す属性および次にダウンロードが可能となる時刻と、が対応づけられてリスト化されているデータベースから取得してメモリに格納したリストを参照することで、ダウンロードの要求があったセーブデータがダウンロードが制限される属性を持つか否かを確認するステップと、ダウンロード要求のあったセーブデータがダウンロードが制限される属性を持つ場合、前記データベースから取得したリストを参照して、セーブデータのダウンロードの要求を受け付けた時刻が当該セーブデータを次にダウンロード可能となる時刻に到達しているか否かを確認するステップと、セーブデータのダウンロードの要求を受け付けた時刻が、当該セーブデータを次にダウンロード可能となる時刻以前である場合、前記セーブデータのダウンロードの要求を拒否するとともに、次にダウンロード可能となる時刻をユーザに通知するステップとをプロセッサに実行させる。
【0007】
本発明の別の態様は、データアクセス管理システムである。このシステムは、サーバと、ネットワークを介して前記サーバと接続する複数の情報端末装置とを含むシステムである。ここで前記サーバは、ネットワークを介して前記複数の情報端末装置のいずれかからセーブデータのダウンロードの要求を受け付ける要求受付部と、セーブデータを一意に特定する識別子とセーブデータの属性および付帯情報とが対応づけてリスト化されているデータベースと、前記データベースに格納されているリストを、セーブデータのダウンロードの要求をした情報端末装置に送信するデータベース管理部とを含む。また前記複数の情報端末装置それぞれは、ネットワークを介して前記サーバからセーブデータのダウンロードの要求をして前記サーバから前記リストを取得するリスト取得部と、前記リスト取得部が取得したリストを参照することで、ダウンロードの要求があったセーブデータがダウンロードが制限される属性を持つか否かを確認する属性確認部と、ダウンロードの要求があったセーブデータがダウンロードが制限される属性を持つ場合、前記リストを参照して、セーブデータのダウンロードの要求があった時刻が当該セーブデータを次にダウンロード可能となる時刻に到達しているか否かを確認する時刻確認部と、セーブデータのダウンロードの要求があった時刻が、当該セーブデータを次にダウンロード可能となる時刻以前である場合、ユーザに次にダウンロード可能となる時刻を通知する通知部と、ダウンロードの要求があったセーブデータがダウンロードが制限される属性を持たない場合、またはダウンロードの要求があった時刻が当該セーブデータを次にダウンロード可能となる時刻を過ぎていてダウンロード可能となっている場合、前記サーバからセーブデータをダウンロードするダウンロード実行部と、次にダウンロード可能となる時刻を更新した時刻を前記データベースに送信する時刻更新部とを含む。ここで前記データベース管理部は、前記時刻更新部から取得したリストを前記データベースに格納して更新する。
【0008】
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、データ構造、記録媒体などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ゲームのセーブデータを管理するクラウドサービスの技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】実施の形態に係るデータアクセス管理システムの概要を説明する図である。
【図2】実施の形態に係るサーバの機能構成を模式的に示す図である。
【図3】実施の形態に係るダウンロード制御部の機能構成を模式的に示す図である。
【図4】実施の形態に係るデータベースに格納されたリストの一例を模式的に示す図である。
【図5】実施の形態に係る通知部が通知する画面の一例を示す図である。
【図6】実施の形態に係るアップロード制御部の機能構成を模式的に示す図である。
【図7】実施の形態にデータアクセス管理システムの処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】実施の形態にダウンロード制御部の処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】実施の形態にアップロード制御部の処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】実施の形態の変形例に係るデータアクセス管理システムの機能構成を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
図1は、実施の形態に係るデータアクセス管理システム600の概要を説明する図である。データアクセス管理システム600は、複数の情報端末装置200a、200b、および200cが、インターネット300を用いたネットワークを介してサーバ100と接続している。サーバ100と接続する情報端末装置200の数には、特に制限はない。以下、複数の情報端末装置200について区別の必要がない限り、単に情報端末装置200と総称する。
【0012】
サーバ100は、情報端末装置200で実行されるゲームのセーブデータを保存する。ここで「ゲームのセーブデータ」とは、例えばゲームの進行に応じて更新されるステータス情報である。ゲームのセーブデータは、デジタル写真のデータ等とは異なり、ゲームの進行に応じて書き換えられる。一方、ゲームのセーブデータは文書データ等とも異なり、ゲームの進行における特定のタイミングでセーブやロードすることが通常である。
【0013】
RPG(Role Playing Game)のセーブデータを具体例として説明する。ゲームの進行における特定の場面のセーブデータ、例えばボス戦の直前でセーブしたセーブデータをロードすれば、ユーザはその場面にロールバックすることができる。仮にボスが強敵でゲームが行き詰まったとしても、ユーザはゲームをやり直すことができる。このように、ゲームのセーブデータはゲームの進行に応じて更新されるだけではなく、ゲームの進行における複数の履歴を保存して、後にロールバックするためにも用いられる。
【0014】
そのため、任意のタイミングでゲームデータのセーブやロードの実行ができるとゲームの難易度が下がり、ゲーム性が崩れてしまう場合もありうる。そこでサーバ100は、ユーザによるセーブデータへのアクセスを管理する。
【0015】
図2は、実施の形態に係るサーバ100の機能構成を模式的に示す図である。サーバ100は、送受信部102、要求受付部104、ダウンロード制御部400、データベース106、およびアップロード制御部500を含む。
【0016】
図2は、実施の形態に係るサーバ100を実現するための機能構成を示しており、その他の構成は省略している。図2において、さまざまな処理を行う機能ブロックとして記載される各要素は、ハードウェア的には、CPU(Central Processing Unit)、メインメモリ、その他のLSI(Large Scale Integration)で構成することができ、ソフトウェア的には、メインメモリにロードされたプログラム等によって実現される。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組み合わせによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。
【0017】
送受信部102は、インターネット300を介して情報端末装置200からゲームのセーブデータのダウンロードやアップロードの要求を受け付けるインタフェースである。送受信部102は、例えばLAN(Local Area Network)カード等の既知の技術を用いて実現できる。要求受付部104は、送受信部102を介して情報端末装置200からゲームのセーブデータのダウンロードやアップロードの要求を受け付けてその要求を処理する。
【0018】
具体的には、要求受付部104はユーザからセーブデータのダウンロード要求を受け付けた場合、その旨、ユーザを一意に特定可能なユーザID(IDentification)、およびダウンロードすべきセーブデータを特定可能なセーブデータID等、ダウンロード処理に必要な一連の情報を後述のダウンロード制御部400に通知する。また、要求受付部104はユーザからセーブデータのアップロード要求を受け付けた場合、アップロード処理に必要な一連の情報を後述のアップロード制御部500に通知する。
【0019】
データベース106は、サーバ100に登録されているユーザ毎に、ゲームのセーブデータおよびそのセーブデータを一覧できるリストを格納する。リストの詳細については後述する。
【0020】
図3は、実施の形態に係るダウンロード制御部400の機能構成を模式的に示す図である。ダウンロード制御部400は、リスト取得部402、時刻更新部404、ダウンロード実行部406、属性確認部408、時刻確認部410、および通知部412を含む。
【0021】
リスト取得部402は、要求受付部104からユーザのダウンロード処理に必要な一連の情報を受け付けると、ユーザIDをもとにデータベース106からそのユーザが保存しているセーブデータが一覧できるリストを取得する。
【0022】
図4は、実施の形態に係るデータベース106に格納されたリストの一例を模式的に示す図である。図4に示すように、データベース106には、ユーザID毎にセーブデータIDと、セーブデータの属性および次にダウンロードが可能となる時刻とが対応づけられてリスト化されている。
【0023】
ここで「セーブデータID」とは、例えばセーブデータを一意に特定可能な識別子である。同一ユーザであっても、異なるゲームのセーブデータをデータベース106に保存する場合もある。また、同一ユーザが同一ゲームについて複数のセーブデータを保存する場合もある。そのため、「セーブデータID」には、ゲームのタイトルを特定する情報とそのタイトルにおけるセーブデータの通し番号との情報が含まれる。
【0024】
また、「セーブデータの属性」とは、例えばセーブデータのダウンロードを制限すること、すなわちダウンロードによるセーブデータのコピーが制限されるか否かを示す情報であり、セーブデータ毎に設定されている。ダウンロードが制限されないセーブデータは、ユーザはいつでも自由にセーブデータをダウンロードできる。一方、ダウンロードが制限されるセーブデータは、ユーザがそのセーブデータに最後にアクセスしたときから所定の時間の経過後でなければ、ユーザはダウンロードすることができない。
【0025】
「セーブデータにアクセスする」とは、例えばセーブデータをデータベース106にアップロードすること、セーブデータをデータベース106からダウンロードすること、およびデータベース106に格納されたセーブデータを消去することを含む。また、「所定の時間」とは、セーブデータのダウンロードが制限されている場合にそのセーブデータがダウンロード可能か否かを決定するための基準時間であり、例えば24時間である。所定の時間は24時間に限られず、例えばゲーム性の確保とユーザの利便性の向上とのバランスを考慮しながら実験によって定めればよく、サーバ100の管理者はいつでも変更することができる。
【0026】
セーブデータのダウンロードが制限されている場合、次にセーブデータのダウンロードが可能となる時刻もリスト内に対応づけられて格納されている。具体的には、そのセーブデータに最後にアクセスしたときから24時間後の時刻が格納されている。
【0027】
図3の説明に戻る。属性確認部408は、リスト取得部402が取得したリストを参照することで、ダウンロードの要求があったセーブデータがダウンロードが制限される属性を持つか否かを確認する。ダウンロードの要求のあったセーブデータがダウンロードが制限される属性を持たない場合、属性確認部408はセーブデータのダウンロードを許可し、ダウンロード実行部406にセーブデータをダウンロードさせる。
【0028】
ダウンロードの要求のあったセーブデータがダウンロードが制限される属性を持つ場合、属性確認部408は、その旨を時刻確認部410に通知する。時刻確認部410は、リスト取得部402が取得したリストを参照することで、セーブデータのダウンロードの要求を受け付けた時刻が当該セーブデータを次にダウンロード可能となる時刻に到達しているか否かを確認する。
【0029】
セーブデータのダウンロードの要求を受け付けた時刻が、そのセーブデータを次にダウンロード可能となる時刻以前である場合、時刻確認部410はその旨を属性確認部408および通知部412に通知する。その結果、属性確認部408はセーブデータのダウンロードを拒否し、ダウンロード実行部406にセーブデータをダウンロードさせない。また、通知部412は、次にダウンロード可能となる時刻をネットワークを介してユーザに通知する。
【0030】
図5は、実施の形態に係る通知部412が通知する画面の一例を示す図である。図5に示すように、ダウンロードしようとしているセーブデータが、ダウンロードが制限されるデータであることが表示される。さらに、次にダウンロードすることができる時刻も、ユーザの利用するモニタ等の表示画面に具体的に表示される。ユーザは情報端末装置200のコントローラ等のボタンを押し下げすることで、通知画面を確認した後に表示を消去することができる。これにより、セーブデータをダウンロードするために待機する必要がある時間を容易に確認することが可能となる。これは既知のGUI(Graphical User Interface)等の技術を用いて実現できる。
【0031】
セーブデータのダウンロードの要求を受け付けた時刻が、そのセーブデータを次にダウンロード可能となる時刻を過ぎている場合、時刻確認部410はその旨を属性確認部408に通知する。その結果、属性確認部408はセーブデータのダウンロードを許可し、ダウンロード実行部406にセーブデータをダウンロードさせる。ダウンロード実行部406がユーザにセーブデータをダウンロードさせた場合、時刻更新部404は、ダウンロードさせたセーブデータを次にダウンロード可能となる時刻を更新する。リスト取得部402は、次にダウンロード可能となる時刻が更新されたリストをデータベース106に格納する。
【0032】
図6は、実施の形態に係るアップロード制御部500の機能構成を模式的に示す図である。アップロード制御部500は、リスト取得部502、時刻更新部504、アップロード実行部506、データ比較部508、および指示確認部510を含む。
【0033】
リスト取得部502は、ダウンロード制御部400におけるリスト取得部402と同様に、要求受付部104からユーザのアップロード処理に必要な一連の情報を受け付けると、ユーザIDをもとにデータベース106からそのユーザが保存しているセーブデータが一覧できるリストを取得する。ここで「アップロード処理に必要な一連の情報」とは、ユーザID、セーブデータIDの他に、アップロードを望むセーブデータ自体を含む。
【0034】
データ比較部508は、リスト取得部502が取得したリストを参照して、アップロードの要求のあったセーブデータと同一のセーブデータが、既にデータベース106に登録されているか否かを確認する。具体的には、データ比較部508は、比較対象のセーブデータのセーブデータIDが一致するか否かを確認し、一致する場合に両者は一致すると判断する。データ比較部508は、セーブデータIDの比較に代えて、あるいはこれに加えて、比較対象のセーブデータ自体のバイナリコンペアを行い、両者が一致する場合に同一と判断してもよい。
【0035】
アップロードの要求のあったセーブデータと同一のセーブデータが登録されている場合、データ比較部508は、その旨を指示確認部510に通知する。指示確認部510は、送受信部102を介して、登録されているセーブデータをアップロードの要求のあったセーブデータで上書きするか否かをユーザに選択可能な態様で提示する。ユーザの指示によってセーブデータを上書きしないことが選択された場合、指示確認部510はセーブデータのアップロードを取り消し、アップロード実行部506にセーブデータのアップロードをさせることを中止する。
【0036】
ユーザの指示によってセーブデータを上書きすることが選択された場合、指示確認部510は、アップロード実行部506にアップロードされたセーブデータで登録されているセーブデータを上書きさせる。時刻更新部504は、アップロード実行部506がセーブデータをアップデートした場合、次にダウンロード可能となる時刻を更新する。リスト取得部402は、次にダウンロード可能となる時刻が更新されたリストをデータベース106に格納する。
【0037】
同一のセーブデータが登録されていないことを確認した場合、データ比較部508はセーブデータのアップロードを許可し、アップロード実行部506にアップロードの要求のあったセーブデータをアップロードさせてデータベース106に登録させる。時刻更新部504は、アップロード実行部506がセーブデータをアップデートした場合、次にダウンロード可能となる時刻を更新する。リスト取得部402は、次にダウンロード可能となる時刻が更新されたリストをデータベース106に格納する。
【0038】
ユーザに同一データの上書きをするか否かを通知することにより、ユーザが誤って同一のセーブデータをアップロードすることを防止することができる。セーブデータが、ダウンロードが制限される属性を持つ場合、同一のセーブデータをアップロードすることは、単なるデータの上書きとは異なる。すなわち、次にダウンロード可能となる時刻を遅らせることになるため、セーブデータのステータスが変更されることになる。したがって、ダウンロードが制限される属性を持つセーブデータを上書きしてアップロードするか否かを事前に確認することは、ユーザの利便性を向上させる上で有用である。
【0039】
図7は、実施の形態にデータアクセス管理システム600の処理の流れを示すフローチャートである。以下に示す各フローチャートにおいては、各部の処理手順を、ステップを意味するS(Stepの頭文字)と数字との組み合わせによって表示する。また、Sと数字との組み合わせによって表示した処理で何らかの判断処理が実行され、その判断結果が肯定的であった場合は、Y(Yesの頭文字)を付加して、例えば、(S22のY)と表示し、逆にその判断結果が否定的であった場合は、N(Noの頭文字)を付加して、(S22のN)と表示する。本フローチャートにおける処理は、サーバ100がユーザからデータアクセスの要求を取得したときに開始する。
【0040】
要求受付部104は、送受信部102を介して、ユーザの利用する情報端末装置200からセーブデータのアクセス要求を取得する(S10)。要求受付部104が取得した要求処理がダウンロード要求の場合(S12のダウンロード)、ダウンロード制御部400はセーブデータのダウンロード処理を実行する(S14)。要求受付部104が取得した要求処理がアップロード要求の場合(S12のアップロード)、アップロード制御部500はセーブデータのアップロード処理を実行する(S16)。ダウンロード制御部400がダウンロード処理を実行するか、アップロード制御部500がアップロード処理を実行すると、本フローチャートにおける処理は終了する。
【0041】
図8は、実施の形態にダウンロード制御部400の処理の流れを示すフローチャートであり、図7におけるステップS14の詳細を説明する図である。
【0042】
リスト取得部402は、データベース106から、ダウンロード要求をしたユーザのセーブデータのリストを取得する(S18)。属性確認部408は、リストを参照してダウンロード要求のあったセーブデータが、ダウンロードが制限される属性を持つか否かを確認する(S20)。
【0043】
ダウンロード要求のあったセーブデータが、ダウンロードが制限される属性を持たない場合(S22のN)、ダウンロード実行部406は、ダウンロード要求のあったセーブデータをユーザにダウンロードする(S26)。
【0044】
ダウンロード要求のあったセーブデータが、ダウンロードが制限される属性を持つ場合(S22のY)、時刻確認部410は、ダウンロード要求のあった時刻が次にダウンロード可能な時刻を過ぎているか否かを確認する(S28)。ダウンロード要求のあった時刻が次にダウンロード可能な時刻を過ぎており、セーブデータのダウンロードが可能な場合(S30のY)、時刻更新部404は、ダウンロードされたセーブデータにおける、次にダウンロード可能な時刻を更新する(S24)。ダウンロード実行部406はダウンロード要求のあったセーブデータをユーザにダウンロードする(S26)。
【0045】
ダウンロード要求のあった時刻が次にダウンロード可能な時刻に至っておらず、セーブデータのダウンロードができない場合(S30のN)、通知部412は、送受信部102を介してユーザにダウンロードが許可されないこと、および次にダウンロード可能な時刻を通知する(S32)。通知部412がユーザに通知をするか、ダウンロード実行部406がダウンロード要求のあったセーブデータをユーザにダウンロードすると、本フローチャートにおける処理は終了する。
【0046】
図9は、実施の形態にアップロード制御部500の処理の流れを示すフローチャートであり、図7におけるステップS16の詳細を説明する図である。
【0047】
リスト取得部502は、データベース106から、アップロード要求をしたユーザのセーブデータのリストを取得する(S34)。データ比較部508は、アップロード対象のセーブデータが、既にデータベース106に登録されているセーブデータと同一か否かを比較する(S36)。
【0048】
アップロード対象のセーブデータと、既にデータベース106に登録されているセーブデータとが同一の場合(S38のY)、指示確認部510は、送受信部102を介してユーザにセーブデータを上書きするか否かを確認する(S40)。ユーザがセーブデータを上書きすることを選択する場合(S42のY)、時刻更新部504は、アップロードされたセーブデータにおける、次にダウンロード可能な時刻を更新する(S44)。アップロード実行部506は、アップロード対象のセーブデータを既にデータベース106に登録されているセーブデータに上書きしてアップロードする(S46)。
【0049】
ユーザがセーブデータを上書きすることを選択しない場合(S42のN)、指示確認部510はセーブデータのアップロードを拒否し、アップロード実行部506は特段の処理をしない。
【0050】
アップロード対象のセーブデータと、既にデータベース106に登録されているセーブデータとが同一でない場合(S38のN)、アップロード実行部506は、アップロード対象のセーブデータを既にデータベース106に登録されているセーブデータに上書きしてアップロードする(S46)。ユーザがセーブデータを上書きしないことを選択するか、アップロード実行部506がアップロード対象のセーブデータを既にデータベース106に登録されているセーブデータに上書きしてアップロードすると、本フローチャートにおける処理は終了する。
【0051】
以上の構成による動作は以下のとおりである。情報端末装置200のユーザがインターネット300を介してサーバ100にゲームのセーブデータのダウンロードを要求する。ダウンロード制御部400は、ダウンロード対象のセーブデータが、ダウンロードが制限される属性を持つか否かを確認し、ダウンロードが制限される属性を持つ場合、ダウンロード要求をした時刻がダウンロード可能な時刻に至っている場合にダウンロードを許可する。
【0052】
また、情報端末装置200のユーザがインターネット300を介してサーバ100にゲームのセーブデータのアップロードを要求する。アップロード制御部500は、アップロード対象のセーブデータと同一のセーブデータが既にサーバ100に登録されているか否かを確認する。同一のセーブデータが既にサーバ100に登録されている場合、アップロード制御部500は、セーブデータを上書きするか否かをユーザに選択可能な態様で通知する。
【0053】
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、セーブデータのアップロードやダウンロードのタイミングに制限をかけることにより、ゲームのおもしろさやゲームのバランスに代表されるゲーム性を確保しつつ、ゲーム等のセーブデータをネットワーク上で管理するためのクラウドサービスを提供することができる。
【0054】
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
【0055】
(変形例1)
上記の説明では、ダウンロード制御部400およびアップロード制御部500がサーバ100に存在する場合について説明したが、ダウンロード制御部400およびアップロード制御部500は、情報端末装置200内にあってもよい。以下、そのような変形例について説明するが、上述した実施の形態と重複する説明については、適宜省略または簡略化して説明する。
【0056】
図10は、実施の形態の変形例に係るデータアクセス管理システム602の機能構成を模式的に示す図である。データアクセス管理システム602は、インターネット300を介して、情報端末装置200とサーバ100とが通信可能となっている。
【0057】
情報端末装置200は、送受信部202、データアクセス制御部204、ユーザインタフェース206、ダウンロード制御部420、およびアップロード制御部520を含む。情報端末装置200は、ユーザインタフェース206を介して、コントローラ210とモニタ208とに接続されている。ここで、ダウンロード制御部420の内部構成は、図3に示すダウンロード制御部400と同様である。また、アップロード制御部520の内部構成は、図6に示すアップロード制御部500と同様である。
【0058】
ユーザは、モニタ208を見ながらコントローラ210を操作して、サーバ100にセーブデータのアクセス要求を実行することができる。データアクセス制御部204は、ユーザインタフェース206を介してユーザからセーブデータのアクセス要求を取得する。セーブデータのアクセス要求がセーブデータのダウンロード要求の場合、データアクセス制御部204は、ダウンロード制御部420に、セーブデータのダウンロード要求を実行させる。また、セーブデータのアクセス要求がセーブデータのアップロード要求の場合、データアクセス制御部204は、アップロード制御部520に、セーブデータのアップロード要求を実行させる。
【0059】
サーバ100は、送受信部102、要求受付部104、データベース106、およびデータベース管理部108を含む。要求受付部104は、送受信部102を介してユーザからセーブデータへのアクセス要求を受け付けると、その旨をデータベース管理部108に通知する。データベース管理部108は、アクセス要求がダウンロード要求かアップロード要求かに関わらず、データベース106からアクセス要求をしたユーザが保存しているセーブデータが一覧できるリストを取得する。データベース管理部108は続いて、取得したリストを送受信部102を介してアクセス要求をしたユーザが使用する情報端末装置200に送信する。
【0060】
ユーザのデータアクセス要求がダウンロード要求の場合、ダウンロード制御部420内のリスト取得部402は、データベース管理部108からセーブデータのリストを取得する。リスト取得部402がリストを取得した後のダウンロード制御部420の動作は、上述した実施の形態に係るダウンロード制御部400と同様である。ただし、ダウンロード制御部420内の通知部412は、データアクセス制御部204およびユーザインタフェース206を介してモニタ208に選択画面を表示し、コントローラ210によるユーザの選択を取得する。また、ダウンロード制御部420内のダウンロード実行部406は、送受信部202を介してサーバ100内のデータベース106からセーブデータをダウンロードする。
【0061】
ユーザのデータアクセス要求がアップロード要求の場合、アップロード制御部520内のリスト取得部502は、データベース管理部108からセーブデータのリストを取得する。リスト取得部502がリストを取得した後のアップロード制御部520の動作は、上述した実施の形態に係るアップロード制御部500と同様である。ただし、アップロード制御部520内の指示確認部510は、データアクセス制御部204およびユーザインタフェース206を介してモニタ208に通知する。また、アップロード制御部520内のアップロード実行部506は、送受信部202を介してサーバ100内のデータベース106にセーブデータをアップロードして上書きする。
【0062】
以上のように、変形例に係るデータアクセス管理システム602は、情報端末装置200がセーブデータアクセスの具体的な処理を実行することにより、サーバ100の負荷分散が実現できる。サーバ100が同時に処理するセーブデータアクセスの要求の数を増加できる点で効果がある。
【0063】
(変形例2)
上記の説明では、所定時間内におけるセーブデータのアクセスを制限する場合について説明したが、セーブデータのアクセス制限は時間に限られず、例えばゲームの年齢制限をもとに制限してもよい。具体的には、ユーザがアクセス要求をしたセーブデータのゲームに年齢制限がある場合において、ユーザの年齢が対象年齢に到達していない場合、セーブデータのアクセスを制限してもよい。これは例えばデータベース106にユーザIDに紐づけて、ユーザの年齢およびゲームの対象年齢も格納することで実現できる。この場合、ダウンロード制御部400やアップロード制御部500における図示しない年齢確認部が年齢確認を実行すればよい。
【0064】
(変形例3)
サーバ100をペアレンタルコントロールサーバとして機能させてもよい。具体的には、ペアレンタルコントロールを受けるべきユーザは、特定の時間帯においてセーブデータのダウンロードが許可される。あるいは、ペアレンタルコントロールを受けるべきユーザは、セーブデータをダウンロードする回数が制限される。これは例えばデータベース106にユーザIDに紐づけて、ペアレンタルコントロールを受けるユーザか否かを示す属性やダウンロードが許可される時間帯、ダウンロード可能な回数等の情報を格納することで実現できる。この場合、ダウンロード制御部400やアップロード制御部500における図示しないペアレンタルコントロール確認部がセーブデータへのアクセスを制御すればよい。
【0065】
(変形例4)
上記の説明では、所定時間内におけるセーブデータのアクセスを制限する場合について説明したが、特定の期間中は、セーブデータへのアクセス制限を解除するようにしてもよい。例えば、ユーザの誕生日やクリスマス、サーバ100へのユーザ登録のキャンペーン期間中などにおいては、セーブデータへのアクセス制限を解除する。この場合、例えばアップロード制御部500内の指示確認部510が、ユーザに対し、キャンペーン期間中であることを提示するとともに、特定の期間中にセーブデータへのアクセス制限を解除するか否かを選択可能な態様で提示する。ユーザがキャンペーンに参加する意思を表明した場合、そのユーザがキャンペーンに参加するユーザであることを示す属性をデータベース106にユーザIDと紐づけて登録する。ダウンロード制御部400内の属性確認部408は、キャンペーンに参加するユーザであることを示す属性の有無を確認してセーブデータのダウンロードを制御することで、特定の期間中におけるセーブデータへのアクセス制限の解除を実現できる。
【0066】
(変形例5)
上記の説明では、所定時間内におけるセーブデータのアクセスを制限する場合について説明したが、セーブデータのアクセス制限は時間に限られず、例えばゲームの販売地域をもとに制限してもよい。具体的には、ユーザがゲームのセーブデータへのアクセス要求の際に使用したアクセスポイントが存在する地域が、そのゲームが販売されている地域ではない場合、そのゲームのセーブデータのアクセスを制限してもよい。これは例えばデータベース106にゲームのタイトルに紐づけて、そのゲームの販売地域も格納することで実現できる。この場合、ダウンロード制御部400やアップロード制御部500における図示しない販売地域確認部が、アクセスポイントの存在する地域がゲームを販売する地域であるか否かの確認を実行すればよい。
【符号の説明】
【0067】
100 サーバ、 102 送受信部、 104 要求受付部、 106 データベース、 108 データベース管理部、 200 情報端末装置、 202 送受信部、 204 データアクセス制御部、 206 ユーザインタフェース、 208 モニタ、 210 コントローラ、 300 インターネット、 400、420 ダウンロード制御部、 402 リスト取得部、 404 時刻更新部、 406 ダウンロード実行部、 408 属性確認部、 410 時刻確認部、 412 通知部、 500、520 アップロード制御部、 502 リスト取得部、 504 時刻更新部、 506 アップロード実行部、 508 データ比較部、 510 指示確認部、 600、602 データアクセス管理システム。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゲームの進行に応じて更新されるステータス情報であるセーブデータのダウンロードの要求をネットワークを介して受け付けるステップと、
セーブデータを一意に特定する識別子と、セーブデータのダウンロードが制限されるか否かを示す属性および次にダウンロードが可能となる時刻と、が対応づけられてリスト化されているデータベースから取得してメモリに格納したリストを参照することで、ダウンロードの要求があったセーブデータがダウンロードが制限される属性を持つか否かを確認するステップと、
ダウンロード要求のあったセーブデータがダウンロードが制限される属性を持つ場合、前記データベースから取得したリストを参照して、セーブデータのダウンロードの要求を受け付けた時刻が当該セーブデータを次にダウンロード可能となる時刻に到達しているか否かを確認するステップと、
セーブデータのダウンロードの要求を受け付けた時刻が、当該セーブデータを次にダウンロード可能となる時刻以前である場合、前記セーブデータのダウンロードの要求を拒否するとともに、次にダウンロード可能となる時刻をユーザに通知するステップとをプロセッサに実行させることを特徴とするデータアクセス管理方法。
【請求項2】
ダウンロードの要求のあったセーブデータがダウンロードが制限される属性を持たない場合、またはセーブデータのダウンロードの要求を受け付けた時刻が当該セーブデータを次にダウンロード可能となる時刻を過ぎていてダウンロード可能となっている場合、ユーザにセーブデータをダウンロードさせるステップと、
ユーザにダウンロードさせたセーブデータに対応づけられている時刻であって、次にダウンロード可能となる時刻を更新して前記データベースに格納するステップとをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のデータアクセス管理方法。
【請求項3】
ネットワークを介してユーザからセーブデータのアップロードの要求を受け付けるステップと、
前記データベースから取得したリストを参照して、アップロードの要求のあったセーブデータと同一のセーブデータが登録されているか否かを確認するステップと、
同一のセーブデータが登録されていない場合、アップロードの要求のあったセーブデータをアップロードさせて登録するとともに、次にダウンロード可能となる時刻を前記データベースに格納するステップとをさらに含むことを特徴とする請求項1または2に記載のデータアクセス管理方法。
【請求項4】
アップロードの要求のあったセーブデータと同一のセーブデータが登録されている場合、登録されているセーブデータをアップロードの要求のあったセーブデータで上書きするか否かをユーザに選択可能な態様で提示するステップと、
ユーザによってセーブデータを上書きすることが選択された場合、アップロードされたセーブデータで登録されているセーブデータを上書きするとともに、次にダウンロード可能となる時刻を更新して前記データベースに格納するステップとをさらに含むことを特徴とする請求項3に記載のデータアクセス管理方法。
【請求項5】
セーブデータが次にダウンロード可能となる時刻は、当該セーブデータが最後にダウンロードされた時刻または最後にアップロードされた時刻のいずれか遅い方の時刻から所定の時間後の時刻であることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載のデータアクセス管理方法。
【請求項6】
ゲームの進行に応じて更新されるステータス情報であるセーブデータのダウンロードの要求をネットワークを介して受け付ける機能と、
セーブデータを一意に特定する識別子と、セーブデータのダウンロードが制限されるか否かを示す属性および次にダウンロードが可能となる時刻と、が対応づけてリスト化されているデータベースから取得してメモリに格納したリストを参照することで、ダウンロードの要求があったセーブデータがダウンロードが制限される属性を持つか否かを確認する機能と、
ダウンロード要求のあったセーブデータがダウンロードが制限される属性を持つ場合、前記データベースから取得したリストを参照して、セーブデータのダウンロードの要求を受け付けた時刻が当該セーブデータを次にダウンロード可能となる時刻に到達しているか否かを確認する機能と、
セーブデータのダウンロードの要求を受け付けた時刻が、当該セーブデータを次にダウンロード可能となる時刻以前である場合、前記セーブデータのダウンロードの要求を拒否するとともに、次にダウンロード可能となる時刻をユーザに通知する機能とをコンピュータに実現させることを特徴とするプログラム。
【請求項7】
サーバと、
ネットワークを介して前記サーバと接続する複数の情報端末装置とを含むシステムにおいて、
前記サーバは、ネットワークを介して前記複数の情報端末装置のいずれかからセーブデータのダウンロードの要求を受け付ける要求受付部と、
セーブデータを一意に特定する識別子とセーブデータの属性および付帯情報とが対応づけてリスト化されているデータベースと、
前記データベースに格納されているリストを、セーブデータのダウンロードの要求をした情報端末装置に送信するデータベース管理部とを含み、
前記複数の情報端末装置それぞれは、
ネットワークを介して前記サーバからセーブデータのダウンロードの要求をして前記サーバから前記リストを取得するリスト取得部と、
前記リスト取得部が取得したリストを参照することで、ダウンロードの要求があったセーブデータがダウンロードが制限される属性を持つか否かを確認する属性確認部と、
ダウンロードの要求があったセーブデータがダウンロードが制限される属性を持つ場合、前記リストを参照して、セーブデータのダウンロードの要求があった時刻が当該セーブデータを次にダウンロード可能となる時刻に到達しているか否かを確認する時刻確認部と、
セーブデータのダウンロードの要求があった時刻が、当該セーブデータを次にダウンロード可能となる時刻以前である場合、ユーザに次にダウンロード可能となる時刻を通知する通知部と、
ダウンロードの要求があったセーブデータがダウンロードが制限される属性を持たない場合、またはダウンロードの要求があった時刻が当該セーブデータを次にダウンロード可能となる時刻を過ぎていてダウンロード可能となっている場合、前記サーバからセーブデータをダウンロードするダウンロード実行部と、
次にダウンロード可能となる時刻を更新した時刻を前記データベースに送信する時刻更新部とを含み、
前記データベース管理部は、前記時刻更新部から取得したリストを前記データベースに格納して更新することを特徴とするデータアクセス管理システム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate


【公開番号】特開2012−190076(P2012−190076A)
【公開日】平成24年10月4日(2012.10.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−50727(P2011−50727)
【出願日】平成23年3月8日(2011.3.8)
【出願人】(310021766)株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント (417)