説明

ナノシリカ結晶質物質及びその製造方法

【課題】天然ゼオライトは、主に水素型で実質的に酸性を持たない特性を持つ。ゼオライト構造の有するナノシリカ結晶質物質の微細表面均一担体組成の保持液多孔物質を持つ。
天然ゼオライトの含有顆粒・粉末・液体の製造法は,高額な設備投資を押さえ、比較的簡単な装置を用い、常温作業・攪拌混合技術でもって大量生産することができ、諸効果のあることを特徴とした。
【解決手段】本発明は、上記諸課題を解決し、地域の天然資源を活用することにより地域事業を育成し、さらに地域の産業開発となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自然界の化学物質・有害物質・重金属等の好ましくない生成物質を担体材料に天然ゼオライト構造を有するナノシリカ結晶質物質を顆粒物質・粉末物質・液体物質を保持材の利便性に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ナノシリカ結晶質物質を担体材料として、上記の好ましくない物質・混合物から有害物を除去選択する物質の性状対策に新規性のないままの産業活動が実態である。
用途、活用によって積極的に効果が追求でき得る技術が期待されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
前記従来、ナノシリカ結晶物質は、高額の容器、設備投資を要しているが、本発明は、天然ゼオライト構造を有するナノシリカ結晶質物質を、顆粒物質・粉末物質・液体物質製造加工によって簡単、確実、しかも、混合、攪拌攪が一体型でもって効果が得られる。
【0004】
本発明は、このような実状に鑑みなされたものであり、ゼオライト構造の有するナノシリカ結晶質物質を微細表面均一平担体組成物に保持させる技術開発でその提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
課題を解決するため、本発明技術は、天然物質ゼオライトのナノシリカ結晶質物質構造に活用を図ったことによって合理的構成が得られ、この発明に到達した。
【発明の効果】
【0006】
以上のように、本発明技術は、ナノシリカ結晶質物質を無駄なく発揮され環境への影響を低減するのを目的とする。主材料は、地域資源の利用技術となり地域産業に貢献をする。
【0007】
天然素材のゼオライト構造を有するナノシリカの結晶質物質の有用な特徴の活用は、吸着保持材効果に優れた用材を得ることができた。
【0008】
本発明により、ナノシリカ結晶質物質の担体材料は、安定、安全しかも経済性に優れた実用用材ができた。しかも、天然資源の活用から安定供給ができ、規模の自在設定ができることを特徴とする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明は、天然ゼオライトを焼成し、ナノシリカ結晶質顆粒物質、ナノシリカ結晶質粉末物質、ナノシリカ結晶質液体物質を貝殻焼成顆粒、粉末メッシュ、その他の多孔質素材を活用することでの同等の良好な結果が得られ、目詰まりのない保持材・吸着効果を得る。
【0010】
上記技術でもって、保持材の利便性に関する、ナノシリカ結晶質物質の製造が容易に出来ることを特徴とした。
【産業上の利用可能性】
【0011】
本発明のナノシリカ結晶質物質は、自然界で吸着している化学物質・有害物質・重金属の好ましくない生成物を取り除き、コロイド化する。天然ゼオライトの構造を有するナノシリカ結晶質物質をナノシリカ結晶質顆粒物質・ナノシリカ結晶質粉末物質・ナノシリカ結晶質液体物質は、さまざまな場面で産業的・工業的にも注目される物質となる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
天然ゼオライトの構造を有す一定焼成顆粒を得たことを特徴とするゼオライト・ナノシリカ結晶質顆粒物質。
【請求項2】
天然ゼオライトの構造を有す一定焼成粉末を得たことを特徴とするゼオライト・ナノシリカ結晶質粉末物質。
【請求項3】
天然ゼオライトを含有させて得たことを特徴とするゼオライト・ナノシリカ結晶質液体物質。
【請求項4】
請求項1から請求項3を単一・複合を特徴とするゼオライト・ナノシリカ結晶質物質。
【請求項5】
前記を常温状態で請求項の1から4を用途に応じて比率含有攪拌混合を特徴としたゼオライト・ナノシリカ結晶質顆粒物質・ゼオライト・ナノシリカ結晶質粉末物質・ゼオライト・ナノシリカ結晶質液体物質の製造方法。
【請求項6】
同様にてゼオライト・ナノシリカ結晶質液体物質を珪藻土、貝殻、澱粉等に含ませて顆粒、粉末・液体に含有反応させることにより、同等の成果を得ることを特徴とした製造方法。本趣旨のナノシリカ結晶物質製造を逸脱しない範囲の変更は、本発明に含まれる。

【公開番号】特開2012−87037(P2012−87037A)
【公開日】平成24年5月10日(2012.5.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−246788(P2010−246788)
【出願日】平成22年10月15日(2010.10.15)
【出願人】(305058494)
【Fターム(参考)】