説明

ネットワーク指示装置

【課題】本発明は、ネットワーク指示装置を提供する。
【解決手段】本発明のネットワーク指示装置は、NICマイクロチップ及びNICマイクロチップに電気的に接続されるPS/2メスコネクターを有するホストコンピューター、PS/2オスコネクターを有するキーボード、キーボードに設置され且つPS/2オスコネクターに電気的に接続される接続状態指示ランプ及び接続速度指示ランプを備え、NICマイクロチップが外部LANに接続する場合、NICマイクロチップは、PS/2メスコネクター及びPS/2オスコネクターによって接続状態指示ランプに第一制御信号を出力して、接続状態指示ランプを点灯させ、NICマイクロチップが外部のLANとの通信を確立する場合、NICマイクロチップは、PS/2メスコネクター及びPS/2オスコネクターによって接続速度指示ランプに第二制御信号を出力して、接続速度指示ランプは点滅する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ネットワーク指示装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
コンピューターのネットワーク指示ランプである接続状態指示ランプ、10M/100M接続速度指示ランプ、1000M接続速度指示ランプは、ホストコンピューターのRJ45インターフェースに設置される。
【0003】
図1は、従来のネットワーク指示ランプ回路の回路図である。前記ネットワーク指示ランプ回路は、ネットワークインターフェースカード(NIC)マイクロチップ21、RJ45インターフェース23、第一指示ランプL1、第二指示ランプL2及び第三指示ランプL3を備える。前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップ21のPIN26、PIN27及びPIN25は、別々に前記RJ45インターフェース23のPIN13、PIN15及びPIN11に電気的に接続される。前記RJ45インターフェース23のPIN12及びPIN14は、全て+3V電源に電気的に接続される。前記第一指示ランプL1の正相端は、前記RJ45インターフェース23のPIN12に電気的に接続され、前記第一指示ランプL1の逆相端は、前記RJ45インターフェース23のPIN11に電気的に接続される。前記第二指示ランプL2の正相端は、前記RJ45インターフェース23のPIN14に電気的に接続され、前記第二指示ランプL2の逆相端は、前記RJ45インターフェース23のPIN13に電気的に接続される。前記第三指示ランプL3の正相端は、前記RJ45インターフェース23のPIN14に電気的に接続され、前記第三指示ランプL3の逆相端は、前記RJ45インターフェース23のPIN15に電気的に接続される。ネットワークに接続されている場合、前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップ21のPIN25から送信される信号が低電圧であるので、前記第一指示ランプL1は導通されて点灯する。ネットワーク接続による通信がある場合、もし接続速度が10M/100Mであると、前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップ21のPIN26は、パルス信号を連続して出力し、前記PIN26から送信されるパルス信号が低電圧場合、前記第二指示ランプL2は導通されて点灯され、前記PIN26から送信されるパルス信号が高電圧である場合、前記第二指示ランプL2は点灯せず、従って前記パルス信号では高電圧、低電圧が交互に出力されるので前記第二指示ランプL2が点滅し、もし接続速度が1000Mであると、前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップ21のPIN27は、パルス信号を連続して出力し、前記第三指示ランプL3が点滅する。
【0004】
ネットワーク指示ランプである前記第一指示ランプL1、前記第二指示ランプL2及び前記第三指示ランプL3は、全てホストコンピューターの背面のRJ45インターフェースに設置される。デスクトップコンピューターにおいて、ホストコンピューターと表示装置は分離し、ホストコンピューターは一般的に机の下方に設置されているので、ネットワーク指示ランプが点滅しているかどうかを確かめるために、ユーザーは腰を曲げることを必要として、使用不便である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、前記課題を解決し、ネットワークに正常に接続されているかどうかを便利に確かめるネットワーク指示装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るネットワーク指示装置は、ネットワークインターフェースカードマイクロチップ及びPS/2メスコネクターを有するホストコンピューター、前記PS/2メスコネクターに対応するPS/2オスコネクターを有するキーボード、接続状態指示ランプ及び接続速度指示ランプを備え、前記接続状態指示ランプ及び前記接続速度指示ランプは、前記キーボードに設置され、且つ前記キーボードの表面に露出され、前記接続状態指示ランプ及び前記接続速度指示ランプは、別々に前記PS/2オスコネクターに電気的に接続され、前記PS/2メスコネクターは、前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップに電気的に接続され、前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップが外部ローカルエリアネットワークに接続する場合、前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップは、前記PS/2メスコネクター及び前記PS/2オスコネクターを介して前記接続状態指示ランプに第一制御信号を出力して、前記接続状態指示ランプを点灯させ、前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップが外部のローカルエリアネットワークとのコミュニケーションを確立する場合、前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップは、前記PS/2メスコネクター及び前記PS/2オスコネクターを介して前記接続速度指示ランプに第二制御信号を出力して、前記接続速度指示ランプはきらめく。
【発明の効果】
【0007】
従来の技術に比べて、本発明のネットワーク指示装置は、キーボードに接続状態指示ランプ及び接続速度指示ランプを設置して、ホストコンピューターのPS/2メスコネクター及び前記キーボードのPS/2オスコネクターを介して、前記接続状態指示ランプ及び前記接続速度指示ランプに対する制御を実現し、前記キーボードは使用過程で絶えず使用者の視野に入るので、使用者はネットワークに正常に接続されているかどうかを便利に確かめることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】従来のネットワーク指示ランプ回路の回路図である。
【図2】本発明の実施形態に係るネットワーク指示装置のシステムブロック図である。
【図3】本発明の実施形態に係るネットワーク指示装置の回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
【0010】
図2を参照すると、本発明の実施形態に係るネットワーク指示装置10は、ホストコンピューター11と、キーボード13と、接続状態指示ランプ151と、接続速度指示ランプ153と、を備える。前記ホストコンピューター11は、コンピューター又はサーバーなどの電子装置のホストコンピューターである。前記ホストコンピューター11は、ネットワークインターフェースカード(NIC)マイクロチップ111及び前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップ111に電気的に接続されるPS/2メスコネクター113を備える。前記キーボード13は、PS/2オスコネクター131及び電圧変換回路133を備える。前記PS/2オスコネクター131は前記PS/2メスコネクター113に挿入接続して、前記キーボード13と前記ホストコンピューター11との間の通信を確立する。前記接続状態指示ランプ151及び前記接続速度指示ランプ153は、前記キーボード13に設置され、且つ前記キーボード13の表面に露出される。前記接続状態指示ランプ151及び前記接続速度指示ランプ153は、全て発光ダイオードであり、別々に前記PS/2オスコネクター131に電気的に接続される。前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップ111が外部ローカルエリアネットワーク(LAN)に接続する場合、前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップ111は、前記PS/2メスコネクター113及び前記PS/2オスコネクター131を介して前記接続状態指示ランプ151に第一制御信号を出力して、前記接続状態指示ランプ151を点灯させる。前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップ111が外部のローカルエリアネットワーク(LAN)とのコミュニケーションを開始、確立する場合、前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップ111は、前記PS/2メスコネクター113及び前記PS/2オスコネクター131を介して前記接続速度指示ランプ153に第二制御信号を出力して、前記接続速度指示ランプ153はきらめく。
【0011】
図3を参照すると、前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップ111は、前記ホストコンピューター11と外部のローカルエリアネットワークとの間のコミュニケーション及びデータ伝送を実現するために用いられる。本実施形態において、前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップ111は、10M/100M/1000Mの自動適応カードである。前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップ111は、接続状態信号ピンLED2、第一接続速度信号ピンLED0及び第二接続速度信号ピンLED1を備える。ネットワークに接続されていない場合、前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップ111の接続状態信号ピンLED2、第一接続速度信号ピンLED0及び第二接続速度信号ピンLED1は、常に高電圧の信号を出力する。ネットワークに接続されている場合、前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップ111の接続状態信号ピンLED2は、低電圧の信号を出力し、即ち第一制御信号を出力する。ネットワーク接続による通信がある場合、もし接続速度が10M/100Mであると、前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップ111の第一接続速度信号ピンLED0は、パルス信号を連続して出力し、即ち第二制御信号を出力する。ネットワーク接続による通信がある場合、もし接続速度が1000Mであると、前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップ111の第二接続速度信号ピンLED1は、パルス信号を連続して出力し、即ち第二制御信号を出力する。
【0012】
前記PS/2メスコネクター113は、標準の六角PS/2メスコネクターであり、6つのピンを備え、別々にデーターピンDATA、第一ピンX1、接地ピンGND、パワーピンVCC、クロックピンCLK及び第二ピンX2である。前記PS/2オスコネクター131は、標準の六角PS/2オスコネクターであり、6つのピンを備え、別々にデーターピンDATA、第三ピンX3、接地ピンGND、パワーピンVCC、クロックピンCLK及び第四ピンX4である。前記PS/2メスコネクター113の6つのピンは、前記PS/2オスコネクター131の6つのピンにそれぞれに対応する。前記PS/2メスコネクター113のパワーピンVCCは、前記ホストコンピューター11の+5V電源に電気的に接続される。前記キーボード13の前記PS/2オスコネクター131のパワーピンVCCは前記PS/2メスコネクター113のパワーピンVCCに電気的に接続されるので、前記キーボード13は、前記PS/2オスコネクター131のパワーピンVCCによって+5Vの電源を受け取る。
【0013】
従来の技術において、PS/2メスコネクターのデーターピン、接地ピン、パワーピン及びクロックピン以外の他の2つのピンは、使用されなくぶら下がり、PS/2オスコネクターのデーターピン、接地ピン、パワーピン及びクロックピン以外の他の2つのピンも、使用されなくぶら下がる。
【0014】
本発明において、前記PS/2メスコネクター113の第一ピンX1は、前記接続状態信号ピンLED2に電気的に接続され、前記PS/2メスコネクター113の第二ピンX2は、前記第一接続速度信号ピンLED0及び前記第二接続速度信号ピンLED1に電気的に接続される。前記PS/2オスコネクター131の第三ピンX3は、前記接続状態指示ランプ151の逆相端に電気的に接続され、前記接続状態指示ランプ151の正相端は、前記電圧変換回路133の出力端に電気的に接続される。前記PS/2オスコネクター131の第四ピンX4は、前記接続速度指示ランプ153の逆相端に電気的に接続され、前記接続速度指示ランプ153の正相端は、前記電圧変換回路133の出力端に電気的に接続される。
【0015】
前記電圧変換回路133は、前記接続状態指示ランプ151及び前記接続速度指示ランプ153に作動電圧を提供するために用いられる。具体的には、前記電圧変換回路133は、前記PS/2オスコネクター131のパワーピンVCCの+5V電圧を前記接続状態指示ランプ151及び前記接続速度指示ランプ153が必要とする3.3V電圧に変換する。本実施形態において、前記電圧変換回路133は、分圧回路である。前記電圧変換回路133は、直列に接続される第一分圧レジスターR1及び第二分圧レジスターR2を備え、前記第一分圧レジスターR1の他端は、前記PS/2オスコネクター131のパワーピンVCCに電気的に接続され、前記第二分圧レジスターR2の他端は、接地する。前記第一分圧レジスターR1及び前記第二分圧レジスターR2の電気抵抗値を分配することにより、前記接続状態指示ランプ151及び前記接続速度指示ランプ153が必要とする3.3V電圧を出力することができる。前記電圧変換回路133は、5V入力電圧を3.3V出力電圧に変換する電圧変換装置であることもできる。
【0016】
前記ネットワーク指示装置10は、第一限流レジスターR3及び第二限流レジスターR4をさらに備える。前記第一限流レジスターR3の一端は、前記第一分圧レジスターR1と前記第二分圧レジスターR2との間に電気的に接続され、前記第一限流レジスターR3の他端は、前記接続状態指示ランプ151の正相端に電気的に接続されて、前記接続状態指示ランプ151に対して過電流保護する。前記第二限流レジスターR4の一端は、前記第一分圧レジスターR1と前記第二分圧レジスターR2との間に電気的に接続され、前記第二限流レジスターR4の他端は、前記接続速度指示ランプ153の正相端に電気的に接続されて、前記接続速度指示ランプ153に対して過電流保護する。
【0017】
前記ネットワーク指示装置10は、第一隔離ダイオードD1及び第二隔離ダイオードD2をさらに備える。前記第一隔離ダイオードD1の正相端は、前記PS/2メスコネクター113の第二ピンX2に電気的に接続され、前記第一隔離ダイオードD1の逆相端は、前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップ111の第一接続速度信号ピンLED0に電気的に接続される。前記第一隔離ダイオードD1は、前記第一接続速度信号ピンLED0のノイズが前記接続速度指示ランプ153に対する影響を防止するために用いられる。前記第二隔離ダイオードD2の正相端は、前記PS/2メスコネクター113の第二ピンX2に電気的に接続され、前記第二隔離ダイオードD2の逆相端は、前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップ111の第二接続速度信号ピンLED1に電気的に接続される。前記第二隔離ダイオードD2は、前記第二接続速度信号ピンLED1のノイズが前記接続速度指示ランプ153に対する影響を防止するために用いられる。
【0018】
前記ネットワーク指示装置10を使用する場合、前記キーボード13の前記PS/2オスコネクター131を前記ホストコンピュータ11の前記PS/2メスコネクター113に挿入接続する。ネットワークに接続されていない場合、前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップ111の接続状態信号ピンLED2、第一接続速度信号ピンLED0及び第二接続速度信号ピンLED1は、常に高電圧の信号を出力して、前記PS/2メスコネクター113の第一ピンX1、第二ピンX2及び前記PS/2オスコネクター131の第三ピンX3、第四ピンX4は、全て高電圧を呈し、前記接続状態指示ランプ151及び前記接続速度指示ランプ153は、全て発光しない。ネットワークに接続されている場合、前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップ111の接続状態信号ピンLED2は、低電圧の信号を出力して、前記PS/2メスコネクター113の第一ピンX1及び前記PS/2オスコネクター131の第三ピンX3は、全て低電圧を呈し、前記接続状態指示ランプ151及び前記接続速度指示ランプ153は導通されて発光する。ネットワーク接続による通信がある場合、もし接続速度が10M/100Mであると、前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップ111の第一接続速度信号ピンLED0は、パルス信号を連続して出力し、前記PS/2メスコネクター113の第二ピンX2及び前記PS/2オスコネクター131の第四ピンX4は、パルス信号を連続して出力して、前記接続速度指示ランプ153が点滅する。ネットワーク接続による通信がある場合、もし接続速度が1000Mであると、前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップ111の第二接続速度信号ピンLED1は、パルス信号を連続して出力し、前記PS/2メスコネクター113の第二ピンX2及び前記PS/2オスコネクター131の第四ピンX4は、パルス信号を連続して出力して、前記接続速度指示ランプ153が点滅する。
【0019】
前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップ111が10M/100Mの自動適応カードである場合、前記第二接続速度信号ピンLED1はなく、前記PS/2メスコネクター113の第二ピンX2は、ただ前記第一接続速度信号ピンLED0に電気的に接続される。この時、前記ネットワーク指示装置10の作動原理は、前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップ111が10M/100M/1000Mの自動適応カードである場合と同じであり、即ちネットワークに接続されている場合、前記接続状態指示ランプ151は発光し、ネットワーク接続による通信がある場合、もし接続速度が10M/100Mであると、前記接続速度指示ランプ153は点滅する。
【0020】
前記ネットワーク指示装置10は、前記接続状態指示ランプ151及び前記接続速度指示ランプ153を前記キーボード13に設置することにより、前記キーボード13のPS/2オスコネクター131の従来の技術では使用されない2つのピンによって、前記接続状態指示ランプ151及び前記接続速度指示ランプ153に対する制御を実現する。前記キーボード13は使用過程で常に使用者の視覚に入るので、使用者はネットワークに正常に接続されているかどうかを便利に確かめることができる。
【0021】
以上、本発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種種の変更が可能であることは勿論であって、本発明の技術的範囲は、添付の特許請求の範囲によって決まる。
【符号の説明】
【0022】
10 ネットワーク指示装置
11 ホストコンピューター
13 キーボード
23 RJ45インターフェース
21,111 ネットワークインターフェースカードマイクロチップ
113 PS/2メスコネクター
131 PS/2オスコネクター
133 電圧変換回路
151 接続状態指示ランプ
153 接続速度指示ランプ
CLK クロックピン
D1 第一隔離ダイオード
D2 第二隔離ダイオード
DATA データーピン
GND 接地ピン
L1 第一指示ランプ
L2 第二指示ランプ
L3 第三指示ランプ
LED0 第一接続速度信号ピン
LED1 第二接続速度信号ピン
LED2 接続状態信号ピン
R1 第一分圧レジスター
R2 第二分圧レジスター
R3 第一限流レジスター
R4 第二限流レジスター
VCC 電源ピン
X1 第一ピン
X2 第二ピン
X3 第三ピン
X4 第四ピン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークインターフェースカードマイクロチップ及びPS/2メスコネクターを有するホストコンピューター、前記PS/2メスコネクターに対応するPS/2オスコネクターを有するキーボード、接続状態指示ランプ及び接続速度指示ランプを備えてなるネットワーク指示装置であって、
前記接続状態指示ランプ及び前記接続速度指示ランプは、前記キーボードに設置され、且つ前記キーボードの表面に露出され、
前記接続状態指示ランプ及び前記接続速度指示ランプは、別々に前記PS/2オスコネクターに電気的に接続され、
前記PS/2メスコネクターは、前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップに電気的に接続され、
前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップが外部ローカルエリアネットワークに接続する場合、前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップは、前記PS/2メスコネクター及び前記PS/2オスコネクターを介して前記接続状態指示ランプに第一制御信号を出力して、前記接続状態指示ランプを点灯させ、
前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップが外部のローカルエリアネットワークとのコミュニケーションを確立する場合、前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップは、前記PS/2メスコネクター及び前記PS/2オスコネクターによって前記接続速度指示ランプに第二制御信号を出力して、前記接続速度指示ランプは点滅することを特徴とするネットワーク指示装置。
【請求項2】
前記ネットワーク指示装置は、前記接続状態指示ランプ及び前記接続速度指示ランプに作動電圧を提供する電圧変換回路をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のネットワーク指示装置。
【請求項3】
前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップは、接続状態信号ピンを備え、
前記PS/2メスコネクターは、前記接続状態信号ピンに電気的に接続される第一ピンを備え、
前記PS/2オスコネクターは、前記第一ピンに電気的に接続される第三ピンを備え、
前記接続状態指示ランプは発光ダイオードであり、前記接続状態指示ランプの正相端は、前記電圧変換回路に電気的に接続され、前記接続状態指示ランプの逆相端は、前記PS/2オスコネクターの第三ピンに電気的に接続され、
前記第一制御信号は、前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップが外部ローカルエリアネットワークに接続する場合、前記接続状態信号ピンは低電圧信号は、前記接続状態指示ランプを導通して発光させることを特徴とする請求項2に記載のネットワーク指示装置。
【請求項4】
前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップは、第一接続速度信号ピンをさらに備え、
前記PS/2メスコネクターは、前記第一接続速度信号ピンに電気的に接続される第二ピンを備え、
前記PS/2メスコネクターは、前記第二ピンに電気的に接続される第四ピンを備え、
前記接続速度指示ランプは発光ダイオードであり、前記接続速度指示ランプの正相端は、前記電圧変換回路に電気的に接続され、前記接続速度指示ランプの逆相端は、前記PS/2オスコネクターの第四ピンに電気的に接続され、
前記第二制御信号は、ネットワーク接続による通信がある場合、もし接続速度が10M/100Mであると、前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップの第一接続速度信号ピンはパルス信号を連続して出力し、前記第二ピン及び前記第四ピンは交互に高電圧及び低電圧の信号を出力することで前記接続速度指示ランプは点滅することを特徴とする請求項2に記載のネットワーク指示装置。
【請求項5】
前記ネットワーク指示装置は、第一隔離ダイオードをさらに備え、前記第一隔離ダイオードの正相端は、前記PS/2メスコネクターの第二ピンに電気的に接続され、前記第一隔離ダイオードの逆相端は、前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップの第一接続速度信号ピンに電気的に接続され、前記第一隔離ダイオードは、前記第一接続速度信号ピンのノイズが前記接続速度指示ランプに対する影響を防止することを特徴とする請求項4に記載のネットワーク指示装置。
【請求項6】
前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップは、第二接続速度信号ピンをさらに備え、
前記第二接続速度信号ピンは、前記PS/2メスコネクターの第二ピンに電気的に接続され、
前記第二制御信号は、ネットワーク接続による通信がある場合、もし接続速度が1000Mであると、前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップの第二接続速度信号ピンはパルス信号を連続して出力し、前記第二ピン及び前記第四ピンは交互に高電圧及び低電圧の信号を出力することで前記接続速度指示ランプは点滅することを特徴とする請求項4に記載のネットワーク指示装置。
【請求項7】
前記ネットワーク指示装置は、第二隔離ダイオードをさらに備え、前記第二隔離ダイオードの正相端は、前記PS/2メスコネクターの第二ピンに電気的に接続され、前記第二隔離ダイオードの逆相端は、前記ネットワークインターフェースカードマイクロチップの第二接続速度信号ピンに電気的に接続され、前記第二隔離ダイオードは、前記第二接続速度信号ピンのノイズが前記接続速度指示ランプに対する影響を防止することを特徴とする請求項6に記載のネットワーク指示装置。
【請求項8】
前記PS/2メスコネクターは、前記ホストコンピューターの電源に電気的に接続されるパワーピンを備え、
前記PS/2オスコネクターもパワーピンを備え、前記PS/2オスコネクターもパワーピンは、前記PS/2メスコネクターのパワーピンに電気的に接続され、
前記電圧変換回路の入力端は、前記PS/2オスコネクターのパワーピンに電気的に接続され、前記電圧変換回路の出力端は、前記接続状態指示ランプ及び前記接続速度指示ランプに電気的に接続されることを特徴とする請求項2〜7のいずれの一項に記載のネットワーク指示装置。
【請求項9】
前記電圧変換回路は、直列に接続される第一分圧レジスター及び第二分圧レジスターを備え、前記第一分圧レジスターの他端は、前記PS/2オスコネクターのパワーピンに電気的に接続され、前記第二分圧レジスターの他端は接地することを特徴とする請求項8に記載のネットワーク指示装置。
【請求項10】
前記ネットワーク指示装置は、第一限流レジスター及び第二限流レジスターをさらに備え、
前記第一限流レジスターは、前記接続状態指示ランプと前記電圧変換回路との間に直列に接続され、
前記第二限流レジスターは、前記接続速度指示ランプと前記電圧変換回路との間に直列に接続されることを特徴とする請求項8に記載のネットワーク指示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−231464(P2012−231464A)
【公開日】平成24年11月22日(2012.11.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−91725(P2012−91725)
【出願日】平成24年4月13日(2012.4.13)
【出願人】(503023069)鴻富錦精密工業(深▲セン▼)有限公司 (399)
【出願人】(500080546)鴻海精密工業股▲ふん▼有限公司 (1,018)
【Fターム(参考)】