説明

ハト小屋

【課題】 軽量化を図ることができ、また、現場での構築作業を容易に行えるハト小屋を得る。
【解決手段】 屋上スラブ2に開けられた貫通孔3に被せるように前記屋上スラブ2上に設置して、前記貫通孔3の箇所を防水するハト小屋1であって、前記屋上スラブ2上に設置されるハト小屋本体4を合成樹脂発泡材で形成し、前記合成樹脂発泡材からなる前記ハト小屋本体4の表面にはネット材17を介して樹脂モルタル層18を積層した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、屋上スラブに開けられた貫通孔に被せて、貫通孔の箇所を防水するハト小屋に関するものである。
【背景技術】
【0002】
屋上スラブに開けられた貫通孔を通して設けられる空調用配管や給水配管等の設備配管や通気孔等の防水用として、屋上にハト小屋が設置されている。従来のこの種のハト小屋は、コンクリート製であった。コンクリート製のハト小屋は、既製品として予め工場で成型されているもの、或いは現場打ちで成型するもののいずれかであった(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開平8−284414号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、コンクリート製のハト小屋は、全体重量が最小でも100kg以上となり、既製品では非常に重たく、運搬や設置作業に労力と時間を要する問題があった。また、現場打ちのものでは非常に手間と時間がかかる問題があった。また、コンクリート製のハト小屋は、結露防止のために躯体内側に断熱層を設ける必要があり、構築作業に手間がかかるといった問題があった。
【0004】
本発明の目的は、軽量化を図ることができ、また、現場での構築作業を容易に行えるハト小屋を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、屋上スラブに開けられた貫通孔に被せるように前記屋上スラブ上に設置して、前記貫通孔の箇所を防水するハト小屋であって、前記屋上スラブ上に設置されるハト小屋本体は合成樹脂発泡材で形成され、前記合成樹脂発泡材からなる前記ハト小屋本体の表面にはネット材を介して樹脂モルタル層が積層されていることを特徴とする。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の、前記ハト小屋本体の壁部には、前記ネット材と前記樹脂モルタル層を貫通した貫通孔が設けられ、該貫通孔内には金属パイプが嵌められていることを特徴とする。
【0007】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の、前記ハト小屋本体の壁面には、前記貫通孔の周囲を補強する補強用金属板が設けられていることを特徴とする。
【0008】
請求項4に記載の発明は、請求項1,2または3に記載の、前記ハト小屋本体の壁面には、屋上スラブ上に敷設された防水膜端末止着部材を取り付ける取付用金属板が設けられていることを特徴とする。
【0009】
請求項5に記載の発明は、請求項1,2,3または4に記載の、前記樹脂モルタル層の表面に遮熱塗料が塗布されて遮熱塗料層が形成されていることを特徴とする。
【0010】
請求項6に記載の発明は、請求項1,2,3,4または5に記載の、前記ハト小屋本体は筒状部と前記筒状部に被せられる蓋部とで構成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
請求項1に記載のハト小屋によれば、屋上スラブ上に設置されるハト小屋本体は合成樹脂発泡材で形成されているのでコンクリート製のものに比べて非常に軽量化を図ることができ、また、前記合成樹脂発泡材からなる前記ハト小屋本体の表面にはネット材を介して樹脂モルタルが積層されているので、樹脂モルタル層によりハト小屋本体の強度を確保することができるとともに、耐火性を得ることができる。また、ハト小屋本体は合成樹脂発泡材で形成されているので、合成樹脂発泡材が断熱材としての機能を有することから、従来のコンクリート製のハト小屋のように、躯体内側に断熱層を設ける必要がなく、その分構築作業が容易となる。
【0012】
請求項2に記載のハト小屋によれば、請求項1に記載の、前記ハト小屋本体の壁部には、前記ネット材と前記樹脂モルタル層を貫通した貫通孔が設けられているので、貫通孔を利用して設備配管の貫通または通気通路の確保を得ることができ、そして、貫通孔内には金属パイプが嵌められているので、貫通孔の補強を図ることができる。
【0013】
請求項3に記載のハト小屋によれば、請求項2に記載の、前記ハト小屋本体の壁部には、前記貫通孔の周囲を補強する補強用金属板が設けられているので、貫通孔に挿通された設備配管による下向きの荷重で貫通孔が破壊されるのを防止することができ、また、前記ハト小屋本体の壁部に、前記貫通孔と連通するように保護管を取り付ける場合の下地材にもなる。
【0014】
請求項4に記載のハト小屋によれば、請求項1,2または3に記載の、前記ハト小屋本体の壁面には、屋上スラブ上に敷設された防水膜の端末を止着する止着部材を取り付ける取付用金属板が設けられているので、止着部材を取付用金属板に取り付けることにより防水膜端末を前記ハト小屋本体の壁面に確実に止着することができる。
【0015】
請求項5に記載のハト小屋によれば、請求項1,2,3または4に記載の、前記ハト小屋本体の表面に積層された前記樹脂モルタル層の表面に遮熱塗料が塗布されて遮熱塗料層が形成されてているので、遮熱塗料層が合成樹脂発泡材からなるハト小屋本体の熱を拡散させることにより、ハト小屋本体の蓄熱の防止を図ることができる。
【0016】
請求項6に記載のハト小屋によれば、請求項1,2,3,4または5に記載の、前記ハト小屋本体は筒状部と前記筒状部に被せられる蓋部とで構成されているので、蓋部を外すことにより配管設備の設置や内部の点検等を容易に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明に係るハト小屋の実施の形態の一例を図面を参照して詳細に説明する。ここで、図1は本発明に係るハト小屋の一実施例を示す斜視図、図2は図1に示したハト小屋のA−A線断面図、図3は本例のハト小屋の層構造を示す部分拡大切欠斜視図、図4は本例のハト小屋の層構造を示す部分拡大断面図、図5は本例のハト小屋の貫通孔の部分を示す一部省略拡大斜視図、図6は本例のハト小屋の壁面に設けられた取付用金属板の部分を示す一部省略正面図、図7は、本例のハト小屋を屋上に設置した状態を示す断面図である。
【0018】
本例のハト小屋1は、建物の屋上スラブ2に開けられた貫通孔3に被せて屋上スラブ2上に設置され、貫通孔3の箇所を防水する構造のハト小屋本体4からなり、ハト小屋本体4は合成樹脂発泡材で形成されている。
【0019】
ハト小屋本体4を形成する合成樹脂発泡材は、例えば炭酸カルシウム発泡体、パーライト、シラス発泡体、シリカ発泡体等が挙げられるが、不燃性があり且つ断熱性をもつ無機発泡体が好ましい。この合成樹脂発泡材の材質は、特に限定されるものではない。
【0020】
このハト小屋本体4は、本例では下部が開口されて上部が閉じられた四角筒状をなし、ハト小屋1の壁部となる下部と上部が開口された筒状部5と、ハト小屋1の屋根となる、すなわち筒状部5の上部開口部を閉鎖する蓋部6とで構成されている。
【0021】
筒状部5の下端には、、筒状部5を屋上スラブ2上に設置したときの安定性を得るためのスカート部7が形成されている。また、筒状部5の高さ方向の中間部位外周には鍔部8が突設されている。鍔部8の下面には、周方向に水切り部9が形成されている。
【0022】
筒状部5の上端には、凸部10が周方向に沿って突設されている。そして、蓋部6の下面には、筒状部5の上端に突設されている凸部10に対応する位置に、凸部10と嵌合する凹部11が周方向に沿って形成されており、筒状部5の上端に突設されている凸部10を蓋部6の下面に形成されている凹部11に嵌合することにより、筒状部5の上部開口部を蓋部6で閉鎖できるようになっている。また蓋部6の外周側の下面には、周方向に水切り部12が形成されている。
【0023】
ハト小屋本体4の壁部となる筒状部5には、鍔部8より上の部分に、屋上スラブ2に開けられた貫通孔3を通して設けられる空調用配管や給水配管等の設備配管を挿通する貫通孔13が設けられている。この貫通孔13には金属パイプ14が嵌められている。
【0024】
また、本例では、ハト小屋本体4の壁部となる筒状部5には、貫通孔13の周囲のハト小屋本体4の壁面、すなわち筒状部5の壁面には、貫通孔13の周囲を補強する補強用金属板15が接着剤で接着されて設けられている。この補強用金属板15としては、本例ではパンチングメタルが用いられており、筒状部5の壁面に、貫通孔13と連通するように保護管を取り付ける場合の下地材も兼ねている。
【0025】
また、ハト小屋本体4の壁部となる筒状部5には、鍔部8より下の部分の壁面に、屋上スラブ2上に敷設された防水膜の端末を止着する止着部材を取り付ける取付用金属板16が接着剤で接着されて設けられている。この取付用金属板16としては、本例ではパンチングメタルが用いられている。
【0026】
前記のように構成された合成樹脂発泡材からなるハト小屋本体4の表面には、ネット材17を介して樹脂モルタル層18が積層されている。ネット材17はハト小屋本体4の表面に固定して張られているが、その固定手段にあっては特に限定されるものではなく、容易に脱落しない程度に張られていればよい。
【0027】
ネット材17としては、例えばガラスクロスメッシュ、ガラスファイバーメッシュ、耐アルカリ性ガラス繊維メッシュ、アラミド繊維メッシュ、炭素繊維メッシュ、ナイロンメッシュ、ビニロンメッシュ、或いはポリプロピレンメッシュ等が挙げられる。
【0028】
また、樹脂モルタル層18は、例えばセメント、樹脂エマルジョンを必須成分として含有する。樹脂エマルジョンとしては、例えばアクリル樹脂、アクリルシリコーン樹脂等のアクリル系樹脂からなるアクリル系樹脂エマルジョンが挙げられる。セメントは、樹脂モルタルに係る技術分野において公知のセメント材料であれば特に限定されず、例えばポルトランドセメント、アルミナセメント等が挙げられ、これらは単独で、または2種以上を併用して用いることができる。
【0029】
更に、本例では、樹脂モルタル層18の表面に、遮熱塗料が塗布され遮熱塗料層19が形成されている。遮熱塗料としては、例えば、アクリル系ポリマ41%、水酸化アンモニウム12%、マイカ25%、炭酸カルシウム23%、酸化チタン6%、水を組成分とする水性アクリルエラストマー塗料が用いられる。
【0030】
ハト小屋本体4の表面に張られたネット材17及び樹脂モルタル層18は、ハト小屋本体4の壁部となる筒状部5に設けられた貫通孔13と一致する位置に貫通孔13を塞がないように穴が設けられ、この穴が貫通孔13と連通する貫通孔を構成している(以下、貫通孔13と、この貫通孔13と連通するネット材17及び樹脂モルタル層18に設けられた貫通孔を指して、単に貫通孔13という。)。この貫通孔13に、前記した金属パイプ14が嵌められている。
【0031】
次に、このような構造のハト小屋1を、建物の屋上スラブ2に設置する方法の一例を説明する。
【0032】
先ず、屋上スラブ2の上にハト小屋本体4の壁部となる筒状部5を、貫通孔3の箇所を包囲して設置し、接着モルタルを介して屋上スラブ2の上に固定する。次に、この筒状部5に設けられている貫通孔13に金属パイプ14を嵌め、そして、筒状部5の壁面に、貫通孔13の周囲を補強する補強用金属板15を接着剤で接着し、また、筒状部5の鍔部8より下の部分の壁面に取付用金属板16を接着剤で接着する。次に、筒状部5の外壁面に、ネット材17を張る。ネット材17には、筒状部5に設けられている貫通孔13と一致する位置に、貫通孔13を塞がないように穴を設ける。次に、ネット材17が張られている筒状部5の外壁面に樹脂モルタルを塗布し、樹脂モルタル層18を形成する。
【0033】
この段階で、屋上スラブ2の貫通孔3を通して立ち上げた配管20を、筒状部5に設けられている貫通孔13に嵌められている金属パイプ14を通して外に導出する。金属パイプ14内には配管20との間を防水するシーリング材(図示せず)を充填する。
【0034】
また、図示しないが、筒状部5の外壁面に金属パイプ14を通した配管20を保護するために保護管を取り付ける場合、筒状部5の壁面に接着されている貫通孔13の周囲を補強する補強用金属板15を下地材として取り付けるようにする。
【0035】
次に、筒状部5の上部開口部を蓋部6で閉鎖する。蓋部6による筒状部5の上部開口部の閉鎖は、筒状部5の上端に突設されている凸部10を蓋部6の下面に形成されている凹部11に嵌合し容易に外れないように固定する。このようにして筒状部5の上部開口部を蓋部6で閉鎖したら、この蓋部6の表面に、ネット材17を張り、その上から樹脂モルタルを塗布し、樹脂モルタル層18を形成する。
【0036】
次に、筒状部5及び蓋部6に積層された樹脂モルタル層18の表面に遮熱塗料を塗布して遮熱塗料層19を形成することにより建物の屋上スラブ2におけるハト小屋1の組立が完了する。
【0037】
なお、本例では、筒状部5の外壁面に樹脂モルタル層18を形成した後に、屋上スラブ2の貫通孔3を通して立ち上げた配管20を、筒状部5に設けられている貫通孔13に嵌められている金属パイプ14を通して外に導出しているが、この作業は必ずしもこの段階で金属パイプ14に配管20を通す必要はなく、少なくとも、筒状部5の上部開口部を蓋部6で閉鎖する前に行えばよい。
【0038】
このようにして建物の屋上スラブ2におけるハト小屋1の組立が完了したら、屋上スラブ2上に敷設した防水膜21を筒状部5のスカート部7に沿って立ち上げ、防水膜21の端末をL形の止着部材22で押さえ、止着部材22をビスで筒状部5に接着した取付用金属板16に取り付けて、防水膜21の端末を筒状部5に固定し、防水膜21の端末を筒状部5との間を防水するために止着部材22と筒状部5の間にシーリング材23を充填している。
【0039】
この後、屋上スラブ2上の防水膜21の上に、断熱材24を敷設し、断熱材22の上に押さえコンクリート25を打設して建物の屋上スラブ2におけるハト小屋1の設置が完了する。
【0040】
以上のように構成されたハト小屋1によれば、屋上スラブ2上に設置されるハト小屋本体4が合成樹脂発泡材で形成されているのでコンクリート製のものに比べて非常に軽量化することができ、また、合成樹脂発泡材からなるハト小屋本体4の表面にはネット材17を介して樹脂モルタル18が積層されているので、樹脂モルタル層18によりハト小屋本体4の強度を確保することができるとともに、耐火性を得ることができる。
【0041】
また、樹脂モルタル層18の表面に遮熱塗料層19が形成されてているので、遮熱塗料層19が合成樹脂発泡材からなるハト小屋本体4の熱を拡散させることにより、ハト小屋本体4の蓄熱の防止を図ることができる。
【0042】
また、ハト小屋本体4の壁部には、ネット材17及び樹脂モルタル層18を貫通した貫通孔13が設けられているので、貫通孔13を利用して屋上スラブ2の貫通孔3を通して立ち上げた配管20を、筒状部5に設けられている貫通孔13を通して外に導出することができ、そして、貫通孔13内には金属パイプ14が嵌められているので、貫通孔13の補強を図ることができる。
【0043】
また、本例では、筒状部5の壁面に、貫通孔13の周囲を補強する補強用金属板15が設けられているので、貫通孔13に挿通された配管20による下向きの荷重で貫通孔13が破壊されるのを防止することができ、また、筒状部5の壁面に貫通孔13と連通する保護管を取り付ける場合の下地材にもなる。このとき、補強用金属板15にあっては、本例ではパンチングメタルが用いられているので、ビス等による取り付けが容易となる。
【0044】
また、筒状部5の壁面に、屋上スラブ2上に敷設された防水膜21の端末を止着する止着部材22を取り付ける取付用金属板16が設けられており、取付用金属板16にあっては、本例ではパンチングメタルが用いられているので、ビス等による取り付けが容易となる。
【0045】
また、本例では、ハト小屋本体4は筒状部5と蓋部6とで構成されているので、筒状部5と蓋部6とを着脱可能な固定手段により固定しておけば、筒状部5から蓋部6を外すことにより配管20の設置や内部の点検等を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明に係るハト小屋の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1に示したハト小屋のA−A線断面図である。
【図3】本例のハト小屋の層構造を示す部分拡大切欠斜視図である。
【図4】本例のハト小屋の層構造を示す部分拡大断面図である。
【図5】本例のハト小屋の貫通孔の部分を示す一部省略拡大斜視図。
【図6】本例のハト小屋の壁面に設けられた取付用金属板の部分を示す一部省略正面図である。
【図7】本例のハト小屋を屋上に設置した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
【0047】
1 ハト小屋
2 屋上スラブ
3 貫通孔
4 ハト小屋本体
5 筒状部
6 蓋部
7 スカート部
8 鍔部
9 水切り部
10 凸部
11 凹部
12 水切り部
13 貫通孔
14 金属パイプ
15 補強用金属板
16 取付用金属板
17 ネット材
18 樹脂モルタル層
19 遮熱塗料層
20 配管
21 防水膜
22 止着部材
23 シーリング材
24 断熱材
25 押さえコンクリート

【特許請求の範囲】
【請求項1】
屋上スラブに開けられた貫通孔に被せるように前記屋上スラブ上に設置して、前記貫通孔の箇所を防水するハト小屋であって、前記屋上スラブ上に設置されるハト小屋本体は合成樹脂発泡材で形成され、前記合成樹脂発泡材からなる前記ハト小屋本体の表面にはネット材を介して樹脂モルタル層が積層されていることを特徴とするハト小屋。
【請求項2】
前記ハト小屋本体の壁部には、前記ネット材と前記樹脂モルタル層を貫通した貫通孔が設けられ、該貫通孔内には金属パイプが嵌められていることを特徴とする請求項1に記載のハト小屋。
【請求項3】
前記ハト小屋本体の壁面には、前記貫通孔の周囲を補強する補強用金属板が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のハト小屋。
【請求項4】
前記ハト小屋本体の壁面には、屋上スラブ上に敷設された防水膜端末止着部材を取り付ける取付用金属板が設けられていることを特徴とする請求項1,2または3に記載のハト小屋。
【請求項5】
前記樹脂モルタル層の表面に遮熱塗料が塗布されて遮熱塗料層が形成されていることを特徴とする請求項1,2,3または4に記載のハト小屋。
【請求項6】
前記ハト小屋本体は筒状部と前記筒状部に被せられる蓋部とで構成されていることを特徴とする請求項1,2,3,4または5に記載のハト小屋。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−34010(P2009−34010A)
【公開日】平成21年2月19日(2009.2.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−199384(P2007−199384)
【出願日】平成19年7月31日(2007.7.31)
【出願人】(000110376)ドラーフタイト工業株式会社 (7)
【出願人】(306007598)EIFS JAPAN株式会社 (3)
【出願人】(506061613)ISO設計株式会社 (2)
【Fターム(参考)】