説明

ハマダラ蚊、又はツエツエバエを死滅させる方法、及びその装置

【課題】電磁波を使用して病原体を媒介するハマダラ蚊、又はツエツエバエを死滅させる方法、及びその装置を提供する。
【解決手段】発振源であるマグネトロン、表面波振動、パルス波長、及び固体振動(以下、略して水晶振動子とする)を使用して2GHz前後から10GHz前後の領域の、人体に影響を与えない範囲内の出力の電磁波を水晶振動子を発振源として発振させて出力を高めて増幅させた電磁波を空気中、又は牛馬の体皮の表面上に発射、及び照射をさせて、空気中を飛翔している蚊、又はツエツエバエ(以下、略して、ハマダラ蚊、又はツエツエバエとする)に電磁波を照射してハマダラ蚊、又はツエツエバエを加熱してハマダラ蚊、又はツエツエバエを構成している蛋白質を摂氏60度Cから65度C以上に加熱をして、ハマダラ蚊、又はツエツエバエを構成している蛋白質を加熱により変性させることにより、マラリア原虫、又はトリパノソーマ原虫を媒介するハマダラ蚊、又はツエツエバエを空気中にて加熱をして死滅させることにより、1年間に3億人から7億人が感染をして、1年間に200万人以上の人間が死亡している、世界最大の感染症の病名がマラリア、又は1年間に40万人が感染をして、6万人が死亡をしているねむり病を撲滅することを目的とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、病名がマラリア、デング熱、日本脳炎、及び黄熱病などの病原体であるマラリア原虫、ウイルス、及び細菌を人体に媒介する代表的な蚊(以下、略して、ハマダラ蚊とする)を電磁波を使用して空気中にて加熱をして殺傷することを目的とする。
【背景技術】
【0002】
従来、病名がマラリア、デング熱、日本脳炎、及び黄熱病(以下、略して、マラリアとする)を媒介するハマダラ蚊を防ぐ手段としては蚊帳をつって寝床をおおってハマダラ蚊から人体が刺されるのを防御しているのが現状である。
【0003】
また、ねむり病は、アフリカ中央部で毎年40万人が感染して、6万人が死亡しているとされる。このねむり病は、吸血性のツエツエバエが媒介する寄生虫のトリパノソーマ原虫の感染で発症する。人間もさることながら、農耕用の牛も馬も、ねむり病に感染をしてやせ衰えて死亡するので、農作業が出来ないがために作物はとれず、地域が貧困から抜け出せない最大の原因となっている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電磁波を使用して人体にマラリア原虫を媒介するハマダラ蚊を空気中、又は静止状態のハマダラ蚊を加熱して殺傷することにより、ハマダラ蚊から人体が刺されるのを蚊帳をつって寝床をおおって防御することの変わりとして、電磁波を使用してハマダラ蚊を空気中にて加熱をして殺傷することにより、蚊帳の必要性がなくなる。
【0005】
また、ねむり病を媒介するツエツエバエは農耕用の牛と馬の体皮である表面上にまとわりついているので、牛と馬を殺傷しない範囲内の出力の電磁波を牛と馬の体皮である表面上に発射、及び照射をして、牛も馬も感染をするねむり病の原因であるトリパノソーマ原虫を媒介するツエツエバエを電磁波を使用して死滅させることにより、農耕用の牛と馬を使用してアフリカ中央部の広大な未開の農地を耕作することが出来ることになる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するために、本発明の構成は、発振源であるマグネトロン、表面波振動、パルス波長、及び固体振動(以下、略して水晶振動子とする)を使用して発振させた電磁波を増幅させた電磁波を空気中に発射、及び照射をさせて、電磁波を使用して殺傷する目的のハマダラ蚊、又はツエツエバエを空気中、又は牛馬の体皮の表面上にて加熱をして死滅させることとする。
【発明を実施するための最良の形態】
【実施例1】
【0007】
発振源であるマグネトロン、表面波振動、パルス波長、及び固体振動(以下、略して水晶振動子とする)を使用して2GHz前後から10GHz前後の領域の、人体、及び牛馬に影響を与えない範囲内の出力の電磁波を水晶振動子を発振源として発振させて増幅した電磁波を空気中、又は牛馬の体皮の表面上に発射、及び照射をさせて、空気中を飛翔しているハマダラ蚊、又は牛馬の体皮の表面上に電磁波を照射してハマダラ蚊、又はツエツエバエを加熱してハマダラ蚊、又はツエツエバエを構成している蛋白質を摂氏60度Cから65度C以上に加熱をして、ハマダラ蚊、又はツエツエバエを構成している蛋白質を変性させることにより、マラリア原虫、又はトリパノソーマ原虫を媒介するハマダラ蚊、又はツエツエバエを空気中にて死滅させる構成とすることとする。
【実施例2】
【0008】
本考案者の長浦善昭が発明・発見をした加工手段を記載している、米国特許公報であるUS6,952,074B2に記載をしている水晶振動子の加工手段を使用して水晶を加工した正弦波の電磁波を発振させることが出来る固体振動子である水晶振動子を発振源とした電磁波を増幅させて出力を高めた電磁波を空気中、又は牛馬の体皮の表面上に発射、及び照射をさせて、空気中を飛翔しているハマダラ蚊、又はツエツエバエを空気中にて電磁波を使用して加熱をして殺傷して死滅させることとする。
【産業上の利用可能性】
【0009】
本発明は、地球上に於いて最大の感染症で、1年間に3億人から7億人が感染して、1年間に200万人以上の人間が死亡している、病名がマラリアの原因である病原体のマラリア原虫を媒介するハマダラ蚊を空気中にて電磁波を使用して加熱をしてハマダラ蚊を死滅させることにより、病名がマラリアを撲滅することに利用することが出来る。
【0010】
また、本発明は、アフリカ中央部に於いて毎年40万人が感染をして、6万人が死亡しているとされるねむり病は、ツエツエバエが媒介をする寄生虫であるトリパノソーマ原虫の感染で発症する。このねむり病のツエツエバエを電磁波を使用して人体、牛、及び馬に影響を与えない範囲内の出力の電磁波を使用して死滅させることにより、アフリカ中央部の広大な未開の農地を牛馬を使用して耕作をすることが出来ることになることに利用することが出来る。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
病名がマラリア、デング熱、日本脳炎、及び黄熱病などの病原体であるマラリア原虫、ウイルス、及び細菌を人体に媒介する代表的な蚊(以下、略して、ハマダラ蚊とする)を電磁波を使用してハマダラ蚊を空気中にて加熱をして殺傷する方法、及びその装置。
【請求項2】
発振源であるマグネトロン、表面波振動、パルス波長、及び固体振動(以下、略して水晶振動子とする)などを使用して発振させた電磁波を空気中に発射、及び照射をさせて、前記請求項1記載のハマダラ蚊を電磁波を使用して空気中にて加熱をして殺傷して死滅させる方法、及びその装置。
【請求項3】
本考案者の長浦善昭が発明・発見をした加工手段を記載している、米国特許公報であるUS6,952,074B2に記載をしている水晶振動子の加工手段を使用して加工をした水晶振動子を発振源として使用して増幅をした電磁波を使用して、前記請求項1、及び2記載のハマダラ蚊を電磁波を使用して空気中にて加熱をして殺傷して死滅させる方法、及びその装置。
【請求項4】
病名がねむり病の原因であるトリパノソーマ原虫を媒介するツエツエバエを電磁波を使用して空気中、又は牛馬の体皮の表面上にまとわりついているツエツエバエを電磁波を使用して殺傷して死滅させることを目的とした、前記請求項1、2、及び3記載のツエツエバエを電磁波を使用して空気中にて加熱をして殺傷して死滅をさせる方法、及びその装置。

【公開番号】特開2009−297008(P2009−297008A)
【公開日】平成21年12月24日(2009.12.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−180718(P2008−180718)
【出願日】平成20年6月12日(2008.6.12)
【出願人】(590005195)
【出願人】(501125002)
【出願人】(501125035)
【Fターム(参考)】