説明

ハーネスガイド

【課題】スライダとガイドレールとの摺動抵抗を増大させることなく、スライダの脱落を防止する。
【解決手段】Hハーネスガイドは、ガイド部材10の内面から突出して上面がガイド面14とされた一対のガイドレール13と、ワイヤーハーネスWが貫通された状態で一対のガイド部材10の間を移動するスライダ20と、スライダ20の外側面を段差状に凹ませた形態であって下向きの摺接面23を有する切欠部22とを備え、摺接面23をガイド面14上で摺接させることにより、スライダ20がガイド部材10に案内されて移動する。スライダ20の外側面に、ガイドレール13の突出方向と反対方向へ突出した形態であって、摺接面23よりも高い位置に配された突部26を形成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハーネスガイドに関するものである。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車体とのスライドドアとの間に配索されるワイヤーハーネスをガイドするためのハーネスガイドが開示されている。このハーネスガイドは、互いに平行な板状をなす一対のガイド部材と、両ガイド部材の互いに対向する内面から略直角に突出した形態であって、上面がガイド面とされている一対のガイドレールと、ワイヤーハーネスが貫通された状態で一対のガイド部材の間を移動するスライダと、スライダのガイド部材と対向する外側面を段差状に凹ませた形態であって、下向きの摺接面を有する切欠部とを備えており、切欠部にガイドレールを入り込ませるとともに、摺接面をガイド面に載置して摺接させた状態で、スライダが一対のガイド部材に案内されて移動するようになっている。
【0003】
このハーネスガイドでは、スライダがガイドレールから脱落するのを防止する手段として、スライダの外側面に突起部が形成されている。スライダに対して横方向から不正な外力が作用した場合には、突起部によってスライダの姿勢を傾けることにより、一対の摺接面の対角領域がガイド面に載置した状態となるようにしている。これにより、一対のガイド部材の間隔が拡がった場合でも、スライダが確実にガイドレールに係止した状態に保たれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007−336613号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のハーネスガイドでは、スライダに不正な外力が作用していない状態でも、常に、突起部の下面がガイド面に摺接するようになっている。そのため、スライドドアを手動で開閉する際のスライダとガイドレールとの間の摺動抵抗が大きくなるという問題がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、スライダとガイドレールとの摺動抵抗を増大させることなく、スライダの脱落を防止することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、互いに平行な板状をなす一対のガイド部材と、前記一対のガイド部材の互いに対向する内面から略直角に突出した形態であって、上面がガイド面とされている一対のガイドレールと、ワイヤーハーネスが貫通された状態で前記一対のガイド部材の間を移動するスライダと、前記スライダの前記ガイド部材と対向する外側面を段差状に凹ませた形態であって、下向きの摺接面を有する一対の切欠部とを備え、前記摺接面の下方に前記ガイドレールを潜り込ませて、前記摺接面を前記ガイド面上で摺接させることにより、前記スライダが前記一対のガイド部材に案内されて移動するようになっているハーネスガイドにおいて、前記スライダの外側面には、前記ガイドレールの突出方向と反対方向へ突出した形態であって、前記摺接面よりも高い位置に配された突部が形成されているところに特徴を有する。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ガイド面のうち前記ガイドレールの突出方向先端側領域は、テーパ状をなしているところに特徴を有する。
【発明の効果】
【0008】
<請求項1の発明>
ガイドレールの間隔が拡がった場合は、ガイド面のうちガイドレールの突出方向先端側領域が突部に係止することにより、スライダの脱落が防止される。突部の下面の位置は摺接面よりも高く、一対のガイド部材が正規の間隔を保って摺接面がガイド面に載置されている状態では、突部がガイド面とは非接触となるので、スライダとガイドレールとの間の摺動抵抗が増大することはない。
【0009】
<請求項2の発明>
ガイド部材が弾性的に変形して両ガイドレールの間が一時的に拡がった場合には、ガイド部材の弾性復元力と、ガイド面におけるテーパ状領域の傾斜とによって、ガイドレールが切欠部内に入り込んだ位置に復帰できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】実施形態1の斜視図
【図2】ガイドレールが正規の間隔に保たれている状態をあらわす断面図
【図3】図2においてガイドレールとスライダとの係止状態をあらわす部分拡大断面図
【図4】ガイドレールの間隔が拡がった状態をあらわす断面図
【図5】図4においてガイドレールとスライダとの係止状態をあらわす部分拡大断面図
【発明を実施するための形態】
【0011】
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図5を参照して説明する。本実施形態のハーネスガイドHは、車体(図示省略)側からスライドドア(図示省略)側へ電力を供給するための電線や、車体側とスライドドア側との間で電気信号を授受するための電線を一纏めに束ねて配索したワイヤーハーネスWを、スライドドアの開閉に伴って所定経路に沿って移動するように案内するためのものである。
【0012】
図1に示すように、ハーネスガイドHは、ブラケット12を介してスライドドアに固定される左右一対のガイド部材10と、一対のガイド部材10に対してスライド可能に取付けられたスライダ20と、ガイド部材10に固定されるドア側固定部材30と、ドア側固定部材30とスライダ20とを連結する可動案内部材31と、車体に固定される車体側固定部材32と、車体側固定部材32に支持されて前方へ片持ち状に延出した形態の筒状アーム部材33とを備えている。
【0013】
一対のガイド部材10は、アルミニウム、ステンレススチール等の金属板材からなり、板面を左方又は右方に向けた状態(板面を鉛直方向と略平行にした状態)で前後方向(スライドドアの開閉時におけるスライド方向と略へ平行な方向)に細長く延びている。この一対のガイド部材10は、その前後両端部及び前後方向の略中央部において、軸線をガイド部材10の板面と直角に向けたピン状のスペーサ11によって所定の間隔を空けた状態で連結されている。そして、一方のガイド部材10が、その前後両端部及び前後方向略中央部において、ブラケット12を介してスライドドアに固定されている。
【0014】
図2〜5に示すように、左右両ガイド部材10の互いに対向する内側面には、その下端縁部(即ち、スペーサ11よりも下方の位置)に沿ってガイド部材10の長さ方向と平行に且つガイド部材10の全長に亘って連続して延びる左右対称な一対のガイドレール13が、一体に形成されている。左右一対のガイドレール13は、互いに同じ高さにおいて、ガイド部材10の内側面から略直角(即ち、略水平)にリブ状に突出し、ガイドレール13の上面はガイド面14となっている。
【0015】
図3,5に示すように、ガイド面14のうち、ガイド部材10からのガイドレール13の突出方向における先端側領域は、突出方向に向かって次第に下り勾配となるテーパ状領域14Aとなっている。このガイドレール13の突出方向先端部を、ガイドレール13の長さ方向と直角に切断したときの断面形状は、略半円弧形をなしている。したがって、ガイド面14のテーパ状領域14Aは、突出端側に向かって次第に低くなるような四半円弧面によって構成されている。ガイド面14のうちテーパ状領域14Aよりもガイド部材10に近い領域は、水平領域14Bとなっている。左右方向(ガイドレール13の突出方向と平行な方向)において、テーパ状領域14Aと水平領域14Bはほぼ同じ寸法である。
【0016】
スライダ20は、合成樹脂製であり、ブロック状をなす本体部21と、本体部21の下端に連なる連結部24とを一体に形成して構成されている。本体部21の内部には挿通孔(図示省略)が形成され、この挿通孔内にワイヤーハーネスWが挿通されている。連結部24は、本体部21の下端面のうち車体とは反対側の側縁から下方へL字形に延出した形態である。
【0017】
本体部21には、その左右両外側面を溝状に凹ませた形態であって、本体部21(スライダ20)の前端面と後端面とに開放された左右対称な一対の切欠部22が形成されている。切欠部22の上端部と下端部は、スライダ20の外側面に対して段差状に凹んだ形態となっている。切欠部22の天井面(下を向いた面)は水平な摺接面23となっており、摺接面23とスライダ20の外側面との境界部分は、略直角なエッジ状をなしている。この切欠部22の上下方向の寸法(高さ寸法)は、ガイドレール13の上下寸法(厚さ寸法)よりも僅かに大きい寸法とされている。
【0018】
スライダ20は、一対のガイド部材10に挟まれるように配されている。そして、図2に示すように、一対のガイドレール13が一対の切欠部22の内部に入り込む(ガイドレール13が摺接面23の下に潜り込む)とともに、一対の摺接面23が一対のガイド面14に載置されることにより、スライダ20が、一対のガイド部材10(一対のガイドレール13)により下方へ脱落しないように、且つガイド部材10に対して前後方向(スライドドアの開閉方向と略平行な方向)へ相対的にスライドし得るように取り付けられている。スライダ20をガイドレール13に支持した状態では、本体部21のうち切欠部22よりも下方の部分(本体部21の下端部)と連結部24が、ガイドレール13よりも下方に位置している。そして、スライダ20がスライドするときには、摺接面23がガイド面14上を相対的に摺接するようになっている。
【0019】
図1に示すように、一対のガイド部材10における前後方向の略中央位置には、ドア側固定部材30が固定されている。ドア側固定部材30とスライダ20との間には、キャタピラ状をなすとともに略U字形に屈曲された可動案内部材31が設けられている。スライダ20から導出されたワイヤーハーネスWは、可動案内部材31の内部とドア側固定部材30の内部とに順に挿通されている。ドア側固定部材30の外部へ導出されたワイヤーハーネスWのドア側端末部は、ドア側ハーネス(図示省略)に接続されている。
【0020】
車体側固定部材32は、スライダ20よりも後方の位置において車体に固定されている。車体側固定部材32には、筒状アーム部材33の後端部が、左右方向(水平方向)に首を振るように(揺動するように)支持されている。筒状アーム部材33の前端部(延出端部)は、スライダ20に連結されている。即ち、スライダ20の本体部21と、連結部24のうち本体部21の下端面と対向する支持板部25との間の空間に、筒状アーム部材33の前端部が収容され、この筒状アーム部材33は、スライダ20に左右方向への首振り(揺動)を可能に支持されている。スライダ20から導出されたワイヤーハーネスWは、筒状アーム部材33内と車体側固定部材32内とに順に挿通され、車体側固定部材32の外部へ導出されたワイヤーハーネスWの車体側端末部は、車体側ハーネス(図示省略)に接続されている。
【0021】
本実施形態では、スライドドアが開閉すると、それに伴って、スライダ20がガイドレール13に対して相対的に前後方向へスライドするのであるが、このとき、筒状アーム部材33が左右方向に首を振るので、連結部24(スライダ20の下端部)に対して筒状アーム部材33側から左右方向の力が作用する。このとき、ガイド部材10が弾性的に変形して左右両ガイドレール13の間隔が一時的に拡がり、その結果、左右いずれかのガイドレール13が切欠部22から外れて、スライダ20がガイドレール13から脱落することが懸念される。
【0022】
その対策として本実施形態では、スライダ20に脱落防止手段が設けられている。即ち、図2〜5に示すように、スライダ20の左右両外側面には、夫々、ガイドレール13のガイド部材10からの突出方向と反対方向へ突出した形態の左右対称な一対の突部26が一体に形成されている。突部26は、スライダ20の移動方向における全長に亘って連続した形態となっている。スライダ20の外側面からの突部26の突出方向は、一対のガイドレール13の間隔が拡がったときに、ガイドレール13がスライダ20から遠ざかる方向である。図3に示すように、スライダ20の外側面からの突部26の突出寸法Maは、一対のガイドレール13が正規の間隔であるときの、切欠部22に対するガイドレール13の進入寸法Mbよりも小さい。また、左右方向において、突部26の突出寸法Maは、ガイドレール13のテーパ状領域14Aの幅寸法Mcよりも小さい。
【0023】
図3,5に示すように、突部26は、その全体が摺接面23よりも上方の領域に配されている。突部26は水平な下面26Sを有しており、この突部26の下面26Sは、摺接面23よりも上方に位置している。即ち、スライダ20が摺接面23をガイド面14に摺接させながらスライドする状態では、突部26の下面26Sが、ガイド面14に対してその上方へ退避(離間)した位置(ガイド面14とは非接触の位置)にある。また、図3に示すように、突部26の下面26Sと摺接面23の高低差Haは、ガイドリブの厚さの1/2の寸法Hb(テーパ状領域14Aの最大高低差)よりも小さい。
【0024】
次に、本実施形態の作用を説明する。
スライダ20の下端部(連結部24)に対して左右方向の外力が作用し、ガイド部材10が一時的に弾性変形して両ガイドレール13の間隔が拡がると、図4,5に示すように、ガイドレール13が切欠部22の外方へ脱外する方向(スライダ20から遠ざかる方向)へ変位し、図5に示すように、ガイド面14の水平領域14Bの全体が切欠部22の外部へ抜け出し、ガイドレール13の突出方向において、水平領域14Bと摺接面23とが互いに非対向となるようにずれた位置関係となる。
【0025】
しかし、スライダ20の外側面には、ガイドレール13がスライダ20から遠ざかる方向と同じ方向へ突出した突部26が形成されているので、ガイドレール13の突出方向先端部(ガイド面14のうちのテーパ状領域14A)が突部26に対して下方から引っ掛かるように当接する。この引っ掛かり作用により、スライダ20は、ガイドレール13から脱落することなく、ガイドされてスライド動作を支障なく続けることができる。
【0026】
また、ガイド部材10が弾性変形せずに両ガイドレール13が正規の間隔を保っている状態では、図2,3に示すように、切欠部22に対してガイドレール13が水平方向に深く進入し、図3に示すように、ガイドレール13の突出方向において、ガイド面14の水平領域14Bが、広い範囲に亘って摺接面23と摺接しているので、スライダ20がガイドレール13によって確実に支持される。
【0027】
本実施形態では、ガイドレール13の間隔が拡がったときにガイドレール13と係止させるための突部26を、摺接面23よりも上方に配置しているので、ガイド面14と摺接面23とが摺接している状態では、突部26(の下面26S)とガイドレール13(のガイド面14)とは非接触である。しかも、ガイドレール13の突出方向におけるスライダ20とガイドレール13との摺接領域は、ガイド面14の全領域ではなくガイド面14のうちの水平領域14Bの範囲内に限られていて、テーパ状領域14Aと摺接面23とは非接触である。したがって、スライダ20がスライドする際のガイドレール13との摩擦抵抗が低減されている。このように本実施形態によれば、スライダ20とガイドレール13との摺動抵抗を増大させることなく、スライダ20の脱落を防止することができる。
【0028】
また、本実施形態では、ガイド面14のうちガイドレール13の突出方向先端側領域を、テーパ状領域14Aとしている。この構成によれば、ガイド部材10が弾性的に変形して両ガイドレール13の間が一時的に拡がった場合に、ガイド部材10の弾性復元力とテーパ状領域14Aの傾斜とによって、ガイドレール13が、突き当たりな引っ掛かりを生じることなく、切欠部22内に入り込む位置へ円滑に復帰できる。
【0029】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、切欠部を溝状としたが、切欠部を、スライダの下端面まで開放された段差状としてもよい。
(2)上記実施形態では、摺接面を含む一対の切欠部を左右対称な形態としたが、一対の切欠部は左右非対称な形態であってもよい。
(3)上記実施形態では、一対のガイドレールを左右対称な形態としたが、一対のガイドレールは左右非対称な形態であってもよい。
(4)上記実施形態では、一対の突部を左右対称な形態としたが、一対の突部は左右非対称な形態であってもよい。
(5)上記実施形態では、突部を左右一対設けたが、突部は、左右いずれか一方の外側面のみに形成してもよい。
(6)上記実施形態では、突部を、スライダの移動方向における全長に亘って連続した形態としたが、スライダの移動方向における突部の形成領域は、スライダの一部分だけであってもよい。この場合、突部の数は、1つでもよく、複数でもよい。また、突部の配置については、移動方向における前端部、後端部、中央部等、いずれの位置であってもよい。
(7)上記実施形態では、ガイド面のうちガイドレールの突出方向先端側領域をテーパ状としたが、ガイド面は、テーパ状領域を設けずに、突出方向先端縁に至るまでフラットな面としてもよい。
(8)上記実施形態では、ガイド面のテーパ状領域を、ガイドレールの突出方向に向かって次第に傾斜角度が変化するような円弧面としたが、テーパ状領域は傾斜角度が一定な斜面であってもよい。
(9)上記実施形態では、左右方向(ガイドレールの突出方向と平行な方向)において、テーパ状領域と水平領域をほぼ同じ寸法としたが、テーパ状領域は、水平領域より広くてもよく、水平領域より狭くてもよい。
【符号の説明】
【0030】
H…ハーネスガイド
W…ワイヤーハーネス
10…ガイド部材
13…ガイドレール
14…ガイド面
14A…テーパ状領域(ガイド面におけるガイドレールの突出方向先端側領域)
20…スライダ
22…切欠部
23…摺接面
26…突部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いに平行な板状をなす一対のガイド部材と、
前記一対のガイド部材の互いに対向する内面から略直角に突出した形態であって、上面がガイド面とされている一対のガイドレールと、
ワイヤーハーネスが貫通された状態で前記一対のガイド部材の間を移動するスライダと、
前記スライダの前記ガイド部材と対向する外側面を段差状に凹ませた形態であって、下向きの摺接面を有する一対の切欠部とを備え、
前記摺接面の下方に前記ガイドレールを潜り込ませて、前記摺接面を前記ガイド面上で摺接させることにより、前記スライダが前記一対のガイド部材に案内されて移動するようになっているハーネスガイドにおいて、
前記スライダの外側面には、前記ガイドレールの突出方向と反対方向へ突出した形態であって、前記摺接面よりも高い位置に配された突部が形成されていることを特徴とするハーネスガイド。
【請求項2】
前記ガイド面のうち前記ガイドレールの突出方向先端側領域は、テーパ状をなしていることを特徴とする請求項1記載のハーネスガイド。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−147545(P2012−147545A)
【公開日】平成24年8月2日(2012.8.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−2909(P2011−2909)
【出願日】平成23年1月11日(2011.1.11)
【出願人】(000183406)住友電装株式会社 (6,135)