説明

バッチファイル印刷方法および関連するユーザインタフェース

【課題】選択された印刷プリファレンスで多くのファイルをバッチ印刷するためのユーザ設定を迅速且つ簡単に行う。
【解決手段】ユーザは、アプリケーションを使用してファイルを開き、印刷要求を発行する。表示される印刷ダイアログボックスから、ユーザは印刷プリファレンスの設定を選択する。印刷プリファレンスダイアログボックスは、種々の印刷リファレンスの設定タブと、同じ印刷プリファレンスを使用してバッチ印刷するファイル群を選択する印刷タブとを含んでいる。印刷タブは、バッチに含まれるファイルを示すファイルリストボックスと、ユーザが当該リストにファイルを追加または除去するボタンとを含む。選択されたファイルは、現在開いているファイルと一緒に、ユーザによって設定された同じ印刷プリファレンスを使用して、一度に印刷される。選択されるファイルは、異なるフォルダに存在していてもよく、異なる種類のファイルであってもよい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
発明の背景
発明の分野
本発明は、プリンタドライバおよび印刷方法に関し、特に、簡単なバッチファイル印刷を可能にする、ユーザインタフェースを備えたプリンタドライバおよび関連する印刷方法に関する。
【背景技術】
【0002】
関連技術の説明
バッチファイル印刷とは、単一のコマンドを用いて複数のファイル(バッチ)を一度に印刷することをいう。Windows(登録商標)システム上で、バッチ印刷を実行する通常の方法は、オペレーティングシステムのクイック印刷機能を用いることによって実行され得る。これは、ファイルフォルダにおける複数のファイルを選択(強調表示)し、マウスを右クリックしてポップアップメニューを表示させ、当該メニューから「印刷」を選択することによって、行われる。この方法を用いることにより、全ての選択されたファイルは、デフォルトまたは予め設定された印刷プリファレンスで、印刷される。したがって、ユーザが特定のプリンタおよび特定の印刷プリファレンスを使用してバッチのファイルを印刷することを望む場合には、ユーザは、クイック印刷を実行する前に、デフォルトのプリンタ、およびデフォルトの印刷プリファレンスをセットしなければならない。また、同じファイルフォルダからのファイルだけが、このクイック印刷方法を用いて印刷されるバッチであることができる。
【発明の概要】
【0003】
概要
したがって、本発明は、関連技術の制限および不利な点による問題の1つまたはそれ以上を実質的に取り除くバッチ印刷方法および関連する装置に向けられている。
【0004】
本発明の目的は、選択された印刷プリファレンスで、選択されたプリンタにおいて、ファイルのバッチを印刷するための迅速且つ簡単な方法を提供することにある。
【0005】
本発明の付加的な特徴および利点は、以下の説明に記載され、部分的には当該説明から自明であり、或いは本発明の実施によってわかるであろう。本発明の目的および他の利点は、添付の図面とともに書面による明細書および特許請求の範囲において特に指摘される構成によって実現され達成されるであろう。
【0006】
これらおよび/または他の目的を達成するために、具現化されて広く説明されるように、本発明は、複数のファイルのバッチ印刷のための方法であって、ユーザが、第1のアプリケーションプログラムを使用して第1のファイルを開くステップ(a)と、ユーザが、前記第1のファイルを印刷するために前記第1のアプリケーションプログラムを使用して印刷要求を発行するステップ(b)と、コンピュータが、印刷プリファレンスを設定するための第1の入力手段、およびバッチ印刷ジョブに含まれるように一つ以上のファイルを前記コンピュータから選択するための第2の入力手段を有する第1のユーザインタフェース表示を表示するステップ(c)と、ユーザが、前記第1の入力手段を用いて印刷プリファレンスを設定し、前記第2の入力手段を用いてバッチ印刷ジョブに含まれるように一つ以上の第2のファイルを前記コンピュータから選択するステップ(d)と、コンピュータが、ユーザによって設定された印刷プリファレンスを使用して一つのバッチとして、前記第1のファイルおよびユーザによって選択された第2のファイルの印刷を実行するステップ(e)と、を有する方法を提供する。
【0007】
別の側面において、本発明は、複数のファイルのバッチ印刷のためのコンピュータにおいて実行される方法であって、印刷プリファレンスを設定するための第1の入力手段、およびバッチ印刷ジョブに含まれるように一つ以上のファイルを前記コンピュータから選択するための第2の入力手段を有する第1のユーザインタフェース表示を表示するステップ(a)と、印刷プリファレンスを設定する第1の入力手段を介して第1のユーザ入力を受信し、バッチ印刷ジョブに含まれるように一つ以上のファイルを選択する第2の入力手段を介して第2のユーザ入力を受信するステップ(b)と、設定された印刷プリファレンスを使用して一つのバッチとして、選択されたファイルを印刷するステップ(c)と、を有する方法を提供する。
【0008】
別の側面において、本発明は、コンピュータに上記方法を実行させるコンピュータプログラムを提供する。
【0009】
前述の概説および以下の詳細な説明は、例示的であって説明のためのものであり、特許請求の範囲に記載された発明の更なる説明を提供することを意図していると理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の一実施形態にかかるバッチファイル印刷方法を示すフローチャートである。
【図2A】本発明の実施形態にかかるバッチファイル印刷方法において使用されるユーザインタフェース表示を示す。
【図2B】本発明の実施形態にかかるバッチファイル印刷方法において使用されるユーザインタフェース表示を示す。
【図2C】本発明の実施形態にかかるバッチファイル印刷方法において使用されるユーザインタフェース表示を示す。
【図2D】本発明の実施形態にかかるバッチファイル印刷方法において使用されるユーザインタフェース表示を示す。
【発明を実施するための形態】
【0011】
好ましい実施形態の詳細な説明
本発明の実施形態にかかるバッチファイル印刷方法は、アプリケーションプログラム内から印刷操作を実行しているときに、ユーザが印刷したい選択されたファイルを追加することを可能にする。全ての選択されたファイルは、同じ印刷プリファレンスで、選択されたプリンタにおいて、一度に印刷される。
【0012】
印刷方法は、図1、および図2A〜2Dを参照して、更に詳細に記載されている。図1は、その方法のステップを示す。図2A〜2Dは、印刷方法を実行するための種々のユーザインタフェース表示を示す。まず、ユーザは、アプリケーションプログラムでファイルを開き、必要に応じて当該ファイルを編集して保存する(ステップS11)。それからユーザは、例えばマウスクリックまたはキーストロークを用いることによって、アプリケーションプログラムから印刷要求を発行する(ステップS12)。応答して、アプリケーションプログラムは、「印刷」ダイアログボックス20(図2Aを参照のこと)を表示する(ステップS13)。印刷ダイアログボックス20は、ユーザがプリンタを選択することを可能にするプリンタフィールド21と、ユーザが選択されたプリンタの印刷プリファレンスを設定することを可能にする「プリファレンス」ボタン22とを有している(ステップS14)。ユーザがプリファレンスボタンを作動させると、「プリファレンス」ダイアログボックス30(例が図2Bに示される)が表示される(ステップS15)。印刷プリファレンスダイアログボックスは、複数の選択可能な印刷プリファレンス項目を含む。プリファレンスダイアログボックス30は、プリンタドライバにより提供される。なお、「プリファレンス」は、時には、「プロパティ」として、あるいはアプリケーションに依存するいくつかの他の名称によって言及されるものであり、用語「プリファレンス」が、本開示において使用されるが、全てのそのような名称をカバーすることは理解されなければならない。
【0013】
図2Bに示すように、プリファレンスダイアログボックス30は、複数のタブ31(シート)を有しており、その多くは、「基本」、「レイアウト」、「オーバレイ」等の典型的な従来のプリンタドライバ・ユーザインタフェースにおいて見られるものである。ユーザは、所望する種々の印刷プリファレンスを設定するために、これらのタブを使用することができる。印刷プリファレンスは、ウォーターマーク、オーバレイ、ローテーション、ランドスケープ、画像シフト、コピー数、オリエンテーション、オリジナル原稿サイズ、出力用紙サイズ、ズーム、丁合い、給紙トレイ、用紙種類、第1ページには異なる用紙、などを含んでもよいが、これらに限定されるものではない。
【0014】
図2Bに示される例において、プリファレンスダイアログボックス30は、バッチファイル印刷方法に使用される「バッチファイル印刷」タブ32を含んでいる。図2Cは、ユーザがタブ32を選択した場合に表示される「バッチファイル印刷」シート33の一例を示す。バッチファイル印刷シート33は、ファイルリストボックス34と、「ブラウズ/追加」ボタン35aおよび「除去」ボタン35bを含む多くのボタンとを有する。
ユーザは、「ブラウズ/追加」ボタン35aを作動させて、コンピュータ上のフォルダをブラウズし、種々のホルダから、選択されたファイルを、印刷されるファイルのバッチに追加する。
【0015】
ブラウズ/追加ボタン35aがクリックされると、例えば図2Dに示されるようなブラウズウィンドウが表示される。ブラウズウィンドウ40は、ドライブまたはフォルダを選択するために使用され得る「ルックイン」ドローダウンリストボックス41を含む。表示フィールド42は、「ルックイン」フィールドにおいて選択されたドライブまたはフォルダの内容を示す。この表示フィールド42は、フォルダを開くために、またはファイルを選択するために使用され得る。「ファイルズ・オブ・タイプ」ドローダウンリストボックス43は、ファイルタイプを選択するために使用され得る。表示フィールド42においてファイルが選択(強調表示)された後、「開く」ボタン44がクリックされることができ、これにより、選択されたファイルがバッチ印刷ジョブに加えられて、ブラウズウィンドウが閉じられる。キャンセルボタン45は、いかなるファイルも加えることなくブラウズウィンドウ40を閉じるために設けられている。
【0016】
図2Cを再度参照して、バッチに加えられたファイルは、ファイルリストボックス34に表示される。ファイルリストボックス34におけるファイルは、「除去」ボタン35bを使用してバッチから除去されることができる。
【0017】
ユーザは、(プリファレンスダイアログボックス30における種々の他のタブ31を作動させることによって)種々の印刷プリファレンスを設定することができ、(プリファレンスダイアログボックス30におけるバッチファイル印刷タブ32を作動させることによって)バッチ印刷されるファイルを任意の順番で選択することができる(ステップS16)。ユーザが満足に全ての印刷プリファレンスを設定してバッチ印刷ファイルを選択した後、プリファレンスの設定およびファイルの選択を確認し、プリファレンスダイアログボックス30を閉じるために、ユーザは、プリファレンスダイアログボックス30の「OK」ボタン36を作動させる。それからユーザは、印刷ダイアログボックス21の「OKの」ボタン23を作動させて、バッチ印刷ジョブを提出する(ステップS16)。
【0018】
バッチに含まれるファイルを選択する場合、Word、PowerPoint(登録商標)、PDF、テキスト等の異なるタイプのファイルが含まれ得る。異なる種類のファイルの各々は、通常、ファイルを取り扱うことができるアプリケーションプログラムと関連付けられている。ユーザがバッチ印刷ジョブを提出すると、プリンタドライバは、(アプリケーションがすでに実行していない限り)それぞれのファイルタイプを取り扱う適当なアプリケーションプログラムを作動させる。ユーザによって設定された印刷プリファレンスを使用してファイルを処理し印刷するために、アプリケーション、プリンタドライバ、およびプリンタは、当該技術において知られた方法で協働する(ステップS17)。ステップS17の処理は、関連技術に熟練した当業者によって容易に実行されることができ、ここでは詳述しない。
【0019】
ここにおいてユーザインタフェース表示の例(図2A〜2D)が示され、詳述されているが、本発明はユーザインタフェース表示の細目に限定されるものではない。ユーザインタフェース表示が、ユーザが印刷プリファレンスを設定しバッチ印刷ジョブに含まれるようにファイルをコンピュータから選択することを可能にする入力手段を含む限りにおいて、本発明は、任意の形態(form)のユーザインタフェース表示を用いて実施され得る。入力手段は、ボタン、チェックボックス、ラジオボタン、テキスト入力フィールド、ドロップダウンメニュー、ポップアップメニュー、アイコン、異なるシートを前面に提示するためのタブ、分離したウィンドウなどであってもよく、あるいはそれらの組合せ、またはユーザがコンピュータに情報を入力することを可能にする他の任意の適切な手段であってもよい。用語「ユーザインタフェース表示」は、一般に、ユーザがコマンドその他の情報を入力することを可能にする任意の適切な画面表示を意味するために用いられており、いかなる特定の形態の表示にも限定されるものではなく、一連の連続した表示を含むことができる。
【0020】
本発明の実施形態は、好ましくはプリンタドライバの一部として実行される。それらは、また、プラグインまたはスタンドアロンのユーティリティープログラムとして実行されることができる。例示された実施形態においては、アプリケーションプログラムを使用して文書が現在開かれている間にバッチ印刷が開始され、アプリケーションプログラム内から印刷が要求されるけれども、スタンドアロンのユーティリティープログラムが実行されると図2B〜2Dに示されるようなユーザインタフェース表示が表示されてユーザが印刷プリファレンスを設定してバッチ印刷されるファイルを選択することを可能にするように、スタンドアロンのユーティリティープログラムが提供され得る。コンピュータのハードウェア構造は、当業者に一般に知られており、更に記載しない。
【0021】
本発明のバッチファイル印刷方法および関連する装置において、本発明の精神ないし範囲から逸脱することなく、種々の修正および変更がなされ得ることは、当業者にとって明らかである。よって、本発明は添付した特許請求の範囲およびそれらの均等物の範囲内でなされる修正および変更をカバーするものであることが意図されている。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のファイルのバッチ印刷のための方法であって、
ユーザが、コンピュータ上の第1のアプリケーションプログラムを使用して第1のファイルを開くステップ(a)と、
ユーザが、前記第1のファイルを印刷するために前記第1のアプリケーションプログラムを使用して印刷要求を発行するステップ(b)と、
コンピュータが、印刷プリファレンスを設定するための第1の入力手段、およびバッチ印刷ジョブに含まれるように一つ以上のファイルを前記コンピュータから選択するための第2の入力手段を有する第1のユーザインタフェース表示を表示するステップ(c)と、
ユーザが、前記第1の入力手段を用いて印刷プリファレンスを設定し、前記第2の入力手段を用いてバッチ印刷ジョブに含まれるように一つ以上の第2のファイルを前記コンピュータから選択するステップ(d)と、
コンピュータが、ユーザによって設定された印刷プリファレンスを使用して一つのバッチとして、前記第1のファイルおよびユーザによって選択された第2のファイルの印刷を実行するステップ(e)と、を有する方法。
【請求項2】
ステップ(b)の後、ステップ(c)の前に、
ステップ(b)における印刷要求に応答して、コンピュータが、第2のユーザインタフェース表示を表示するステップであって、前記第2のユーザインタフェース表示は、前記第1のアプリケーションプログラムにより生成されるものであり、前記第2のユーザインタフェース表示は、ユーザがプリンタを選択することを可能にする第3の入力手段、およびユーザが印刷プリファレンスを設定するための要求を発行することを可能にする第4の入力手段を含んでなるステップ(f)と、
ユーザが、前記第3の入力手段を用いてプリンタを選択し、前記第4の入力手段を用いて印刷プリファレンスを設定するための要求を発行するステップ(g)と、をさらに有し、
ステップ(c)は、印刷プリファレンスを設定するための前記要求に応答して実行され、ステップ(c)は、プリンタドライバプログラムにより実行される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
ステップ(e)において、少なくとも一つの前記第2のファイルが、前記第1のアプリケーションプログラムと異なる第2のアプリケーションプログラムに関連付けられており、ステップ(e)は、前記第2のファイルを処理するために前記第2のアプリケーションプログラムを起動することを含む、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記第2の入力手段は、ユーザによって選択された第2のファイルのリストを表示するファイルリストボックスと、ファイルを前記ファイルリストボックスに加えるための追加ボタンと、前記ファイルリストボックスからファイルを除去するための除去ボタンと、を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
印刷プリファレンスは、少なくとも、ウォーターマーク、オーバレイ、ローテーション、ランドスケープ、画像シフト、コピー数、オリエンテーション、オリジナル原稿サイズ、出力用紙サイズ、ズーム、丁合い、給紙トレイ、用紙種類、および第1ページには異なる用紙、を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記第1の入力手段は、少なくとも一つの選択可能な印刷プリファレンス項目を含む印刷プリファレンスダイアログボックスを有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
複数のファイルのバッチ印刷のためのコンピュータにおいて実行される方法であって、
印刷プリファレンスを設定するための第1の入力手段、およびバッチ印刷ジョブに含まれるように一つ以上のファイルを前記コンピュータから選択するための第2の入力手段を有する第1のユーザインタフェース表示を表示するステップ(a)と、
印刷プリファレンスを設定する第1の入力手段を介して第1のユーザ入力を受信し、バッチ印刷ジョブに含まれるように一つ以上のファイルを選択する第2の入力手段を介して第2のユーザ入力を受信するステップ(b)と、
設定された印刷プリファレンスを使用して一つのバッチとして、選択されたファイルを印刷するステップ(c)と、を有する方法。
【請求項8】
ステップ(a)の前に、
印刷要求に応答して、第1のアプリケーションプログラムが、第2のユーザインタフェース表示を表示するステップであって、前記第2のユーザインタフェース表示は、プリンタを選択するための第3の入力手段、および印刷プリファレンスを設定するための要求を発行するための第4の入力手段を含んでなるステップ(d)と、
プリンタを選択する前記第3の入力手段を介して第3のユーザ入力を受信し、印刷プリファレンスを設定するための要求を行う前記第4の入力手段を介して第4のユーザ入力を受信するステップ(g)と、をさらに有し、
ステップ(a)は、前記第4のユーザ入力に応答して実行される、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
選択された一つ以上のファイルの各々はアプリケーションプログラムに関連付けられており、ステップ(c)は、前記選択された一つ以上のファイルを処理するためにそれぞれのアプリケーションプログラムを起動することを含む、請求項7または8に記載の方法。
【請求項10】
前記第2の入力手段は、ユーザによって選択されたファイルのリストを表示するファイルリストボックスと、ファイルを前記ファイルリストボックスに加えるための追加ボタンと、前記ファイルリストボックスからファイルを除去するための除去ボタンと、を含む、請求項7〜9のいずれか1項に記載の方法。
【請求項11】
印刷プリファレンスは、少なくとも、ウォーターマーク、オーバレイ、ローテーション、ランドスケープ、画像シフト、コピー数、オリエンテーション、オリジナル原稿サイズ、出力用紙サイズ、ズーム、丁合い、給紙トレイ、用紙種類、および第1ページには異なる用紙、を含む、請求項7〜10のいずれか1項に記載の方法。
【請求項12】
前記第1の入力手段は、少なくとも一つの選択可能な印刷プリファレンス項目を含む印刷プリファレンスダイアログボックスを有する、請求項7〜11のいずれか1項に記載の方法。
【請求項13】
コンピュータを制御するためのコンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムは前記コンピュータにバッチ印刷処理を実行させるように構成されており、前記処理は、
印刷プリファレンスを設定するための第1の入力手段、およびバッチ印刷ジョブに含まれるように一つ以上のファイルを前記コンピュータから選択するための第2の入力手段を有する第1のユーザインタフェース表示を表示するステップ(a)と、
印刷プリファレンスを設定する第1の入力手段を介して第1のユーザ入力を受信し、バッチ印刷ジョブに含まれるように一つ以上のファイルを選択する第2の入力手段を介して第2のユーザ入力を受信するステップ(b)と、
設定された印刷プリファレンスを使用して一つのバッチとして、選択されたファイルを印刷するステップ(c)と、を有するコンピュータプログラム。
【請求項14】
前記処理は、
ステップ(a)の前に、
印刷要求に応答して、第2のユーザインタフェース表示を表示するステップであって、前記第2のユーザインタフェース表示は、プリンタを選択するための第3の入力手段、および印刷プリファレンスを設定するための要求を発行するための第4の入力手段を含んでなるステップ(d)と、
プリンタを選択する前記第3の入力手段を介して第3のユーザ入力を受信し、印刷プリファレンスを設定するための要求を行う前記第4の入力手段を介して第4のユーザ入力を受信するステップ(g)と、をさらに有し、
ステップ(a)は、前記第4のユーザ入力に応答して実行される、請求項13に記載のコンピュータプログラム。
【請求項15】
選択された一つ以上のファイルの各々はアプリケーションプログラムに関連付けられており、ステップ(c)は、前記選択された一つ以上のファイルを処理するためにそれぞれのアプリケーションプログラムを起動することを含む、請求項13または14に記載のコンピュータプログラム。
【請求項16】
前記第2の入力手段は、ユーザによって選択されたファイルのリストを表示するファイルリストボックスと、ファイルを前記ファイルリストボックスに加えるための追加ボタンと、前記ファイルリストボックスからファイルを除去するための除去ボタンと、を含む、請求項13〜15のいずれか1項に記載のコンピュータプログラム。
【請求項17】
印刷プリファレンスは、少なくとも、ウォーターマーク、オーバレイ、ローテーション、ランドスケープ、画像シフト、コピー数、オリエンテーション、オリジナル原稿サイズ、出力用紙サイズ、ズーム、丁合い、給紙トレイ、用紙種類、および第1ページには異なる用紙、を含む、請求項13〜16のいずれか1項に記載のコンピュータプログラム。
【請求項18】
前記第1の入力手段は、少なくとも一つの選択可能な印刷プリファレンス項目を含む印刷プリファレンスダイアログボックスを有する、請求項13〜17のいずれか1項に記載のコンピュータプログラム。
【請求項19】
請求項13〜18のいずれか1項に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

【図1】
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【図2A】
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【図2B】
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【図2C】
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【図2D】
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【公開番号】特開2010−20760(P2010−20760A)
【公開日】平成22年1月28日(2010.1.28)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2009−143014(P2009−143014)
【出願日】平成21年6月16日(2009.6.16)
【出願人】(507031918)コニカ ミノルタ システムズ ラボラトリー, インコーポレイテッド (157)