説明

パイプ支持金具

【課題】打設コンクリート内に残留する部分の高さが配筋される鉄筋の高さより低くなるようにしたパイプ支持金具を提供する。
【解決手段】雌ネジ部29が穿設された台板21、及び、台板21の雌ネジ部29に螺合されるネジ棒22、及び、ネジ棒22に螺合される調整ナット23を備え、調整ナット23の上部にはパイプ12の支持部が設けられており、台板21と調整ナット23との間のネジ棒22の外周面にはクッション性を有する材料から作製された保護カバー40が装着されてなり、保護カバー40の外周面形状は上方から下方に向けて小径のテーパをなしている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ベタ基礎へのコンクリート打設用の足場の支柱や橋脚工事用の足場の支柱として使用されるパイプの下端部を支持するためのパイプ支持金具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のパイプ支持金具は、図5に示すように、中空状の支持金具本体60の下部に取付板61を備え、支持金具本体60の上部には小径部62が形成され、その内周面には雌ねじが形成されており、棒状の支持軸部63の外周面に形成した雄ねじを前記小径部62の雌ねじに対して螺合することにより、高さ調整可能に支持され、支持軸部63の上端部には円形カップ状の支持部64が固定されており、この円形カップ状の支持部64によってパイプ66の下端部を係合支持するように構成されている。なお、68はロック用ナット、69は止水材である。
使用に際しては、円形カップ状の支持部64の高さをコンクリート67の打設面より上方に露出する高さに予め調整しておき、支持金具本体60の下部に設けた取付板61を介して捨コンクリート65などの所定位置に固定し、しかる後、足場などのパイプ66の下端部を円形カップ状の支持部64に係合支持して、適宜のタイミングで所期のコンクリート67を打設する。コンクリート67の打設作業の終了後、図5(b)に示すように、支持軸部63を回転してその外周面に形成した雄ねじを支持金具本体60の小径部62の雌ねじから外して引抜くことにより、支持軸部63及び円形カップ状の支持部64を回収して再使用するようになっている(特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−112050号公報(第7、8図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記した従来のパイプ支持金具は、支持軸部63を回転して支持金具本体60から外して引抜くことができるが、支持金具本体60は打設したコンクリート67内に残る。支持金具本体60は、一定の高さを有しているため、コンクリート67内に一定の高さを有する支持金具本体60が埋設されて残留することになる。コンクリート67内に鉄筋が配筋される場合、該鉄筋上面とコンクリート天端の間にコンクリート以外の物が存在する事が許容されない場合がある。このような場合には、上記した従来のパイプ支持金具を用いることができないという問題があった。
【0005】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、打設されるコンクリートの個所などに設置されるパイプ支持金具において、打設コンクリート内に残留する部分の高さが配筋される鉄筋の高さより低くなるようにしたパイプ支持金具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、本発明のパイプ支持金具は、
雌ネジ部が穿設された台板、及び、該台板の雌ネジ部に螺合されるネジ棒、及び、該ネジ棒に螺合される調整ナットを備え、該調整ナットの上部にはパイプの支持部が設けられており、前記台板と前記調整ナットとの間の前記ネジ棒の外周面にはクッション性を有する材料から作製された保護カバーが装着されてなることを特徴としている。
この特徴によれば、調整ナットを回動して足場用のパイプの支持部の高さ位置を自在に調節することができるとともに、コンクリートが打設された後に、台板からネジ棒を緩め、台板だけを残してネジ棒を引き上げることにより、打設コンクリート内に残留する部分の高さを配筋される鉄筋の高さより低くすることができるため、打設コンクリート内の鉄筋の防錆が図られ、耐久性を高めることができる。また、ネジ棒を引き上げる際、クッション性を有する材料から作製された保護カバーがネジ棒と打設されるコンクリートの間に介在されるため、保護カバーが縮径方向に変形することによりネジ棒を容易に引き上げることができる。
【0007】
本発明のパイプ支持金具は、
前記ネジ棒の上端にはナット部が設けられることを特徴としている。
この特徴によれば、ネジ棒をスパナで回動することができ、ネジ棒の締め付けあるいは緩めの作業が自在にできるとともに、ネジ付きレンチなどをナット部の雌ネジ部に螺合してネジ棒を引き上げることができるため、ネジ棒の引き抜き作業を容易に行うことができる。
【0008】
本発明のパイプ支持金具は、
前記保護カバーの外周面形状は上方から下方に向けて小径のテーパをなしていることを特徴としている。
この特徴によれば、ネジ棒を引き上げる際、抜き抵抗を一層小さくすることができる。
【0009】
本発明のパイプ支持金具は、
前記保護カバーの外面は防水性を有することを特徴としている。
この特徴によれば、打設されたコンクリートが保護カバー内に浸透しないため、コンクリートとの剥離性がよい。
【0010】
本発明のパイプ支持金具は、
前記ナット部の外周にレバーハンドルが設けられることを特徴としている。
この特徴によれば、レバーハンドルを持ってナット部を手動で簡単に回動することができる。
【0011】
本発明のパイプ支持金具は、
前記レバーハンドルには、上下方向に移動自在にコンクリートの打設面を表示する打設面表示用器具が設けられることを特徴としている。
この特徴によれば、打設されるコンクリートの高さが表示されるため、現場において安心してコンクリートの打設作業を行うことができるものであり、また、足場用パイプが設置される複数の個所で打設されるコンクリートの高さが表示されることから、コンクリートの天端を所定の面に形成することができる。さらに、打設されるコンクリートの高さに応じて表示器具を移動させるだけで種々の高さを表示できる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】高速道路等の橋脚の工事のための足場の一例を示したもので、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図2】図1(a)における橋脚のフーチング部を拡大した図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るパイプ支持金具の正面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るパイプ支持金具の抜き取り状態を示す正面断面図である。
【図5】従来技術を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明に係るパイプ支持金具を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
【実施例】
【0014】
図1は、高速道路等の橋脚の工事のための足場の一例を示したもので、(a)は正面図、(b)は側面図である。
図1において、橋脚1は2点鎖線で示されており、該橋脚1を囲むように足場用のパイプ10が構築される。足場用のパイプ10は、図1(a)に示すように、両側のパイプ11はそれぞれ地面から立設されているが、例えば、中央寄りの5本の足場用のパイプ12は橋脚1のフーチング部2が設けられる個所から立設されている。この場合、フーチング部2が形成され、躯体コンクリートの打設完了後には、フーチング部2から立設する足場用のパイプ12を撤去する必要があるため、従来はフーチング部2内に埋設可能な足場用架台(図示せず)を別途設け、該足場用架台で足場用のパイプ12を支持し、フーチング部2が形成され、躯体コンクリートの打設完了後にパイプ12を撤去することが行われている。
【0015】
ところで、足場用のパイプ12は、その高さ位置の調節のため、その下端にジャッキベースと呼ばれる器具などを介在させ、高さ調節が可能なようにして支持される場合が多い。
しかし、ジャッキベースはコンクリートが打設される個所に使用されるとコンクリートの打設された後にコンクリートから抜き取ることが不可能であるため、例えば、フーチング部2から立設する足場用のパイプ12を支持する個所に用いることはできず、図5に示すような従来のパイプ支持金具60が用いられていた。
【0016】
図2は、図1(a)における橋脚のフーチング部を拡大した図である。
橋脚のフーチング部2には、図2に示すように、フーチング部2のコンクリートの天端4から所定高さ低い位置に水平方向に配筋される鉄筋3が鋼製の架台5に支持されて設けられている。この架台5を利用して足場用のパイプ12を支持する支持金具を設置することは可能であるが、フーチング部2内の鉄筋の防錆を図り、耐久性を高める必要性などから、鉄筋3の上端と天端4との間に支持金具を残存させることが許容されない場合、図5に示す従来のパイプ支持金具60を用いることはできない。
【0017】
本発明においては、図1及び2に示すように、パイプ支持金具20をフーチング部2の鉄筋3を支持する鋼製の架台5に設置するものであって、フーチング部2にコンクリートが打設された後においてフーチング部2の鉄筋3の上端6より上方にはパイプ支持金具20が残存しないようにしたものである。
【0018】
図3は、本発明の実施の形態に係るパイプ支持金具20の正面図である。
図3において、パイプ支持金具20は、台板21、ネジ棒22、及び、調整ナット23を主要な構成部材として備えている。
台板21は、架台5に安定的に支持されるように所定の面積を有する板状部24と雌ネジ部26を有するがリング部25から構成され、板状部24とリング部25との合計した高さは、網目状に配筋された鉄筋3の上端6と同じかあるいは低くなるように設定される。板状部24とリング部25とは、金属材料などからなり、一体成型で形成されてもよく、また、別体に形成した後、溶接等で一体に形成されてもよい。
【0019】
ネジ棒22は、金属製材料製で棒状をなし、外周面には雄ネジ部27が形成されており、下端部が台板21の雌ネジ部26に螺合することにより台板21とネジ結合される。ネジ棒22の上端にはナット部28が形成され、該ナット部28の外周面にスパナを係合したり、あるいは、雌ネジ部29にネジ付きレンチなどを係合したりして、ネジ棒22を回転させて締め付けあるいは緩め作業を行ったり、ネジ棒22を引き上げることができるようになっている。
【0020】
調整ナット23は、ネジ棒22の雄ネジ部27に螺合する雌ネジ部が内周面に穿設されており、回動により上下動する。調整ナット23の上部には足場用のパイプ12の下端が係合支持される係合部30が形成され、パイプ12を支持できるようになっている。図3においては、係合部30は1つしか示されていないが、複数のパイプに対応できるように、直径の異なる複数の係合部を形成してもよい。
また、調整ナット23の外周にレバーハンドル31が1対設けられ、レバーハンドル31を把持して調整ナット23を回動できるようになっている。
このため、レバーハンドル31を把持して調整ナット23を回動すれば、足場用のパイプ12の高さ位置を自在に調節することができる。
【0021】
さらに、レバーハンドル31には、上下方向に移動自在にコンクリートの打設面を表示する打設面表示用器具32が設けられている。打設面表示用器具32は、一方のレバーハンドル31に軸方向に嵌合する水平スリーブ33、該水平スリーブ33に直交する垂直スリーブ34を備え、水平スリーブ33及び垂直スリーブ34は溶接等により一体的に固定されている。垂直スリーブ34には調節棒35が嵌合され、上下方向にスライド自在に設けられている。調節棒35の下端には打設されるコンクリートの天端4を表示する表示板36が設けられ、表示板36が所定の表示位置で停止できるように垂直スリーブ34に蝶ネジ37が設けられている。表示板36の所定の位置で蝶ネジ37を操作して調節棒35を固定する。また、水平スリーブ33には止めネジ38が装着され、レバーハンドル31に対して水平スリーブ33を固定できるようになっている。
パイプ支持金具20に打設面表示用器具32が装着され、打設されるコンクリートの高さが表示板36で表示されるため、現場において安心してコンクリートの打設作業を行うことができるものであり、また、足場用パイプが設置される複数の個所でコンクリートの高さが表示されることから、天端4を所定の面に形成することができる。さらに、打設されるコンクリートの高さに応じて表示器具を移動させるだけで種々の高さを表示できる。
【0022】
台板21と調整ナット23との間のネジ棒22の外周面にはクッション性を有する材料から作製された保護カバー40が装着されている。該保護カバー40の外周面形状は上方から下方に向けて小径のテーパをなしている。また、保護カバー40の外周面は防水性を有している。保護カバー40は、本体部41を、例えば、ウレタン製のスポンジをネジ棒22外周面に巻き付けるとともに、外周面が下方に向けて小径のテーパ状になるように加工して形成し、その後、該テーパ状の外周面に防水シート42を添着して形成することもできるが、これに限定されるものではなく、予め厚さが異なるように加工された厚板状のスポンジをネジ棒22外周面に巻き付けて本体部41を形成し、これに防水シート42を添着して形成してもよい。また、保護カバー40の高さは、架台5からコンクリートの天端4までの距離を考慮して設定されるものであり、天端4から少なくと50mm位突出するように設定することが好ましい。
【0023】
上記のように、保護カバー40がクッション性を有し、また、外周面が下方に向けて小径のテーパ状をなしているため、コンクリ−トの打設後に、台板21とネジ棒22の螺合を解除して保護カバー40とともにネジ棒22を上方に抜き取る際、保護カバー40が容易に縮径方向に変形するため比較的簡単に抜き取ることができる。
また、保護カバー40の外周面が防水性を有しているため、打設されたコンクリートが保護カバー40内に浸透しないので、保護カバー40とコンクリートとの剥離性がよい。
【0024】
図4は、本発明の実施の形態に係るパイプ支持金具20の抜き取り状態を示す正面断面図である。
フーチング部2及び躯体のコンクリートの打設が完了した後、足場用のパイプ12は撤去され、該足場用のパイプ12を支持してきたパイプ支持金具20も撤去される。
パイプ支持金具20の撤去に当たっては、まず、蝶ネジ37を操作して調節棒35をコンクリートの天端4より少し上方に引き上げて固定し、ネジ棒22をレバーハンドル31を把持して手動で回動するか、あるいは、ナット部28の外周面にスパナを係合して回動し、台板21の雌ネジ部26との螺合を解除する。次に、レバーハンドル31を把持してネジ棒22を上方に引き上げるか、あるいは、ナット部28の雌ネジ部29にネジ付きレンチ50などを係合し、ネジ棒22を上方に引き上げる。その際、保護カバー40がクッション性を有し、また、外周面が下方に向けて小径のテーパ状をなしているため、比較的容易に引き上げることができる。
台板21は打設されたコンクリートの内部に残留するが、台板21の高さは、網目状に配筋された鉄筋3の上端6と同じかあるいは低くなるように設定されているため、フーチング部2内の鉄筋の防錆を図ることができ、耐久性を高めることができる。
ネジ棒22が引き上げられて形成された孔には、モルタル等が充填される。
【0025】
抜き取られたネジ棒22及びナット部28は、損傷がなく、また弾性変形した、保護カバー40は弾性復元するため、何度でも再利用可能である。
【0026】
以上説明したように、本発明のパイプ支持金具20によれば、ネジ棒22を被覆した弾性被覆体としての保護カバー40がネジ棒22と打設コンクリートとの間に介在され、保護カバー40が縮径方向に変形するできること、及び、保護カバー40の外周面が下方に向けて小径のテーパ状をなしているため、ネジ棒22が、固化し一体化した打設コンクリートから分離でき、打設コンクリートとの一体化に依る引抜き抵抗力を低減して、容易に引抜くことが出来る。
【0027】
また、保護カバー40の外周面が防水性を有しているため、打設されたコンクリートが保護カバー40内に浸透しないため、保護カバー40とコンクリートとの剥離性がよい。
【0028】
台板21は打設されたコンクリートの内部に残留するが、台板21の高さは、網目状に配筋された鉄筋3の上端6と同じかあるいは低くなるように設定されているため、フーチング部2内の鉄筋の防錆を図ることができ、耐久性を高めることができる。
【0029】
また、パイプ支持金具20に打設面表示用器具32が装着され、コンクリートの天端4が表示板36で表示されるため、現場において安心してコンクリートの打設作業を行うことができるものであり、また、足場用パイプが設置される複数の個所でコンクリートの天端4が表示されることから、天端4を所定の平面に形成することができる。
【0030】
また、レバーハンドル31を把持して調整ナット23を回動すれば、足場用のパイプ12の高さ位置を自在に調節することができる。
【0031】
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0032】
例えば、前記実施例では、本発明のパイプ支持金具が、高速道路等の橋脚1のフーチング部2に立設される足場用のパイプ12の支持に使用される場合を説明したが、その他、ベタ基礎へのコンクリート打設用の足場の支柱として使用されるパイプの下端部を支持するためにも使用できるものである。
【0033】
また、例えば、前記実施例では、本発明の保護カバー40をスポンジからなる本体部41に防水シート42を添着して形成しているが、例えば防水シートは、スポンジからなる本体部41の表面を被膜した防水性を有する被膜素材であってもよい。
【0034】
また、例えば、台板21は、架台5に溶接等で固定されてもよいし、ネジで固定されるようにしてもよい。
【符号の説明】
【0035】
1 橋脚
2 フーチング部
3 鉄筋
4 コンクリートの天端
5 架台
6 鉄筋の上端
10 足場用のパイプ
11 両側のパイプ
12 中央寄りのパイプ
20 パイプ支持金具
21 台板
22 ネジ棒
23 調整ナット
24 板状部
25 リング部
26 雌ネジ部
27 雄ネジ部
28 ナット部
29 雌ネジ部
30 パイプ係合部
31 レバーハンドル
32 打設面表示用器具
33 水平スリーブ
34 垂直スリーブ
35 調節棒
36 表示板
37 蝶ネジ
38 止めネジ
40 保護カバー
41 本体部
42 防水シート
50 ネジ付きレンチ





【特許請求の範囲】
【請求項1】
雌ネジ部が穿設された台板、及び、該台板の雌ネジ部に螺合されるネジ棒、及び、該ネジ棒に螺合される調整ナットを備え、該調整ナットの上部にはパイプの支持部が設けられており、前記台板と前記調整ナットとの間の前記ネジ棒の外周面にはクッション性を有する材料から作製された保護カバーが装着されてなることを特徴とするパイプ支持金具。
【請求項2】
前記ネジ棒の上端にはナット部が設けられることを特徴とする請求項1記載のパイプ支持金具。
【請求項3】
前記保護カバーの外周面形状は上方から下方に向けて小径のテーパをなしていることを特徴とする請求項1又は2記載のパイプ支持金具。
【請求項4】
前記保護カバーの外面は防水性を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のパイプ支持金具。
【請求項5】
前記ナット部の外周にレバーハンドルが設けられることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のパイプ支持金具。
【請求項6】
前記レバーハンドルには、上下方向に移動自在にコンクリートの打設面を表示する打設面表示用器具が設けられることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のパイプ支持金具。








【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公開番号】特開2013−87500(P2013−87500A)
【公開日】平成25年5月13日(2013.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−229271(P2011−229271)
【出願日】平成23年10月18日(2011.10.18)
【特許番号】特許第4903294号(P4903294)
【特許公報発行日】平成24年3月28日(2012.3.28)
【出願人】(591124019)株式会社高長建設 (11)