説明

パックンピン

【課題】 画びょうやマグネット式掲示具、粘着式掲示具はそれぞれの木板、ガラス、プラスチック、など掲示版の構成素材が限定されていた。これらに適用できる掲示具を解決するために取り組んだ。
【解決手段】 パックンピン本体の一方端に掲示版の材質に適応した素材を取り付ける部分を設け、対する一方にマグネットを設ける、取り付け部に金属製の押しピン又は金属片や粘着部を組み合わせる事により押しピンの使用可能な掲示板や、ガラスの様な押しピンが使用できず、貼付式が適した掲示板など材質を選ばずに使用可能な掲示具を提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術の分野】
【0001】
本発明は事務用品、掲示板の掲示貼付用具である。
【背景の技術】
【0002】
事務用品の進化はめざましい、掲示具は押しピンを初めマグネット式や粘着式掲示具など掲示板の材質によりそれぞれ多用されている。
なお、押しピンの針に磁石を取り付け頭の内部を磁石吸着材とした頭の取り替え可能なマグネット押しピンを提供する。
(実用新案文献1参照)。
【先行技術文献】
【0003】
【登録実用新案文献1】
第3094005号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、掲示具の押しピンは針式押しピンか鉄板ボード用のマグネット式や粘着式など掲示板の材質に合わせるのが一般的であり、ガラス面、木板などそれぞれの材質に適応させる事を課題とした。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のパックンピンはマグネットと取り付け部との構成によりそれぞれ押しピン又は金属片や粘着部を組み合わせて掲示板の材質を選ばない掲示具を提供する。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、画びょうをマグネットとパックンピン式貼付具の組み合わせによりマグネットの吸着力により掲示紙などを張り替えるにあたり、押しピンの抜き差しの手間や押しピンの脱落も減少し、針による怪我も少なくなる、パックンピンの粘着貼付をガラス面、プラスチック面など針を使えない場所や傷を付けたくない面に貼付して、パックンピンの金属面とマグネットの吸着力の使用により貼付用のシールのはがしや、張替などの手間が簡略される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】はパックンピンの使用時の実態を示す立面斜視図である。
【図2】はパックンピンと押しピンとの組み合わせを示す立面斜視である。
【図3】はパックンピンと金属片との組み合わせを示す立面斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
本発明を図1から説明すると、パックンピン(1)は閉じた状態で、掲示紙(8)を挟んだ使用実態を示す立面斜視図である、図2は折り曲げ可能なパックンピン本体(1)の一方端にマグネット(2)を組み合わせ、他方一方に取り付け部(3)を設け、貼付部(6)と、反面に押しピン(4)を組み合わせ、押しピン(4)の針を押しピンの針孔(7−1)を通し掲示板に差し込み、パックンピン(1)を掲示板に固定する、マグネット(2)と押しピン(4)の間に掲示紙を挟み、押しピン(4)の頭にマグネット(2)を吸着させ使用する。裏面の貼付部(6)を組み合わせ貼付すると安定した効果を得るが無くても良い。図3は、押しピン(4)の代わりに金属片(5)をパックンピンの取り付け部に組み合わせ、取り付け部(3)の裏面の貼付部(6)をガラス板等の押しピンが使用できない掲示板に貼付させ、パックンピン(1)と組み合わせたマグネット(2)と金属片(5)との間に掲示紙を挟み使用する。又金属片(5)が組み合わされていても押しピン孔(7−2)を設けてあれば押しピン(4)との併用も可能である。
【符号の説明】
【0009】
(1)はパックンピンの本体部である。(2)はマグネットである。(3)は取り付け部である(4)は金属製押しピンである。(5)は金属片である。(6)は粘着部である。(7−1)と(7−2)はそれぞれ押しピン用の穴である。(8)は掲示紙である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
折り曲げ可能なパックンピン本体の一方端にマグネットを組み合わせ、他方一方に取り付け部を設け、押しピン、金属片、粘着部のそれぞれを組み合わせる事が出来る様に構成されたパックンピン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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