パレット
【解決手段】梁材pと該梁材に取着された台座p4とを有するパレットPにおいて、梁材に取着された台座に形成された透孔p4aに、物品支持部材H1に形成された嵌合突部h9を嵌合することにより、物品支持部材を梁材に取り付けるように構成したものである。
【効果】梁材pと該梁材に取着された台座p4とを有するパレットPにおいて、梁材に取着された台座に形成された透孔p4aに、物品支持部材H1に形成された嵌合突部h9を嵌合することにより、物品支持部材を梁材に取り付けるように構成したもので、物品支持部材のパレットへの取り付け作業を、簡単に、且つ、迅速に行なうことができるので、物品支持部材のパレットへの取り付け作業の作業性が向上する。
【効果】梁材pと該梁材に取着された台座p4とを有するパレットPにおいて、梁材に取着された台座に形成された透孔p4aに、物品支持部材H1に形成された嵌合突部h9を嵌合することにより、物品支持部材を梁材に取り付けるように構成したもので、物品支持部材のパレットへの取り付け作業を、簡単に、且つ、迅速に行なうことができるので、物品支持部材のパレットへの取り付け作業の作業性が向上する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、パレットに取り付けられた物品支持具に、物品を載置し、物品を運搬、搬送するためのパレットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、パレットには、物品支持具を、ボルト・ナットより、パレットを構成する梁材に取り付けるために、物品支持具には、案内突起を挟んで、ボルト孔が穿設されたボルト・ナットの取り付け部と、物品が載置される載置部とが形成されている。また、物品支持具を、梁材に取り付けるために、梁材には、アングルが取り付けられており、物品支持具は、アングルに、ボルト・ナットより取り付けられるように構成されている。
【0003】
上述したような、パレットは、一例として、特許文献1に開示されている。
【0004】
【特許文献1】特開2004−59157号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したパレットに取り付けられる物品支持具は、案内突起を挟んで、取り付け部と物品が載置される載置部とが形成されているために、物品支持具が大型化し、パレットへの物品支持具の個数が減少したり、物品支持具の製造コストが上昇するという問題があった。
【0006】
また、物品支持具は、梁材に取り付けられたアングルに、ボルト・ナットより取り付けられるように構成されているために、物品支持具のパレットへの取り付けに時間と労力が係るという問題があった。
【0007】
本発明の目的は、上述した従来のパレットが有する課題を解決するとともに、パレットに載置されるトレーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上述した目的を達成するために、梁材と該梁材に取着された台座とを有するパレットにおいて、第1には、梁材に取着された台座に形成された透孔に、物品支持部材に形成された嵌合突部を嵌合することにより、物品支持部材を梁材に取り付けるように構成したものであり、第2には、物品支持部材に形成された係止突起を、台座の垂直側面に係止することにより、物品支持部材を梁材に取り付けるように構成したものであり、第3には、梁材に取着された台座の形成された物品支持部材に、台座のガタツキを抑制するガタツキ防止用リブを形成したものであり、第4には、梁部材に、目印部材を取り付けるようにしたものである。
【発明の効果】
【0009】
梁材と該梁材に取着された台座とを有するパレットにおいて、梁材に取着された台座に形成された透孔に、物品支持部材に形成された嵌合突部を嵌合することにより、物品支持部材を梁材に取り付けるように構成したので、物品支持部材を、ボルト・ナット等により取着することがないので、物品支持部材のパレットへの取り付け作業を、簡単に、且つ、迅速に行なうことができるので、物品支持部材のパレットへの取り付け作業の作業性が向上する。
【0010】
梁材と該梁材に取着された台座とを有するパレットにおいて、物品支持部材に形成された係止突起を、台座の垂直側面に係止することにより、物品支持部材を梁材に取り付けるように構成したので、物品支持部材を、ボルト・ナット等により取着することがないので、物品支持部材のパレットへの取り付け作業を、簡単に、且つ、迅速に行なうことができるので、物品支持部材のパレットへの取り付け作業の作業性が向上する。
【0011】
物品支持部材に、台座のガタツキを抑制するガタツキ防止用リブを形成したので、台座に取り付けられた物品支持部材のガタツキを抑制することができ、ひいては、物品支持部材に載置された物品のガタツキを抑制することができる。
【0012】
梁部材に、目印部材を取り付けるようにしたので、裏面に、溝や凹部が形成されている物品のパレットへの載置を、確実に、且つ、迅速に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】図1は、本発明のパレットの斜視図である。
【図2】図2は、本発明のパレットに配設される物品支持部材の斜視図である。
【図3】図3は、同じく、本発明のパレットに配設される物品支持部材の斜視図である。
【図4】図4は、同じく、本発明のパレットに配設される物品支持部材の斜視図である。
【図5】図5は、本発明のパレットに配設される物品支持部材の一部断面を含む斜視図である。
【図6】図6は、本発明のパレットを構成する梁材と物品支持部材の一部断面を含む斜視図である。
【図7】図7は、物品支持部材が台座に取り付けられた状態の一部断面を含む本発明のパレットの斜視図である。
【図8】図8は、同じく、物品支持部材が台座に取り付けられた状態の一部断面を含む本発明のパレットの斜視図である。
【図9】図9は、本発明のパレットの斜視図である。
【図10】図10は、本発明のパレットに載置される、一例としての物品の斜視図である。
【図11】図11は、本発明のパレットの別の実施例の斜視図である。
【図12】図12は、同じく、本発明のパレットの別の実施例の斜視図である。
【図13】図13は、同じく、本発明のパレットの別の実施例の一部断面を含む斜視図である。
【図14】図14は、本発明のパレットの別の実施例に物品が載置された状態の斜視図である。
【図15】図15は、本発明のパレットの別の実施例に物品が載置された状態の垂直断面図である。
【図16】図16は、本発明のパレットの更に別の実施例の図7と同様の物品支持部材が台座に取り付けられた状態の一部断面を含む本発明のパレットの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り、何ら本実施例に限定されるものではない。
【0015】
先ず最初に、図1を用いて、物品支持部材等が取り付けられるパレットについて説明する。
【0016】
Pは、後述する物品支持部材が設置されるパレットであり、パレットPは、金属や合成樹脂で形成された複数の梁材により構成されている。以下に、一例として、複数の梁材により構成されたパレットPについて説明する。
【0017】
パレットPは、相対する外側梁材p1と、相対する外側梁材p1を架橋する相対する架橋梁材p2と、相対する架橋梁材p2を架橋する、外側梁材p1と平行な内側梁材p3とを有しており、また、外側梁材p1の上面及び外側梁材p1と相対する内側梁材p3の上面には、透孔p4aが穿設された板状の台座p4が取着されている。なお、透孔p4aが、外側梁材p1や内側梁材p3により、塞がれないように構成されている。本実施例においては、外側梁材p1に所定の間隙を置いて、2個の台座p4が配設され、また、内側梁材p3には、外側梁材p1配設された2個の台座p4に対応して、2個の台座p4が配設されている例が示されている。
【0018】
次に、図2〜図5を用いて、物品支持部材H1について説明する。
【0019】
物品支持部材H1は、略水平状の載置部H1aと、載置部H1aの一端部に形成された略垂直な位置決め部H1bとから、側面形状が、略L状に形成されている。
【0020】
物品支持部材H1は、最上水平板部h1aと、最上水平板部h1aの一端から下方に延在する上部傾斜板部h1bと、上部傾斜板部h1bから下方に延在する上部垂直板部h1cと、上部垂直板部h1cの下方に位置するアール状板部h1dと、アール状板部h1dに続く載置水平板部h1eと、載置水平板部h1eから下方に延在する下部傾斜板部h1fとを有しており、最上水平板部h1aと上部傾斜板部h1bと上部垂直板部h1cとアール状板部h1dと載置水平板部h1eと下部傾斜板部h1fとにより、物品支持部材H1の上板h1が形成されている。h2は、相対する側板であり、h3は、下部傾斜板部h1fから下方に延在する垂直状の前板である。また、側板h2に、切欠部h2aを形成することにより、側板h2には、前板h3側に位置する側板垂下部h2bが形成されている。更に、h4は、相対する側板h2の側板垂下部h2bと前板h3とに架橋された底板である。
【0021】
上述した物品支持部材H1の上板h1を形成する上部傾斜板部h1bは、後述のように、パレットPに物品支持部材H1が配設され、パレットPに物品を収容する際に、物品の下部が、上部傾斜板部h1bに案内され円滑に、載置水平板部h1eに載置されるように構成されており、また、載置水平板部h1eに載置された物品の水平方向の移動は、上部垂直板部h1cにより防止することができる。
【0022】
上述したように、物品支持部材H1は、上板h1と相対する側板h2と前板h3と底板h4とを有しており、物品支持部材H1には、上板h1と相対する側板h2と前板h3と底板h4とにより囲まれた内部空間A1が形成されている。
【0023】
h5は、上板h1に裏面形状に沿って形成された相対するガタツキ防止用上部垂直リブであり、ガタツキ防止用上部垂直リブh5の水平部h5aは、底板h4まで延在しておらず、水平部h5aの先端は、下部傾斜板部h1f付近に連結されている。h6は、底板h4に立設された相対するガタツキ防止用下部垂直リブであり、ガタツキ防止用上部垂直リブh5の下端とガタツキ防止用下部垂直リブh6の上端との間には、パレットPに配設された台座p4が嵌合される間隙S1が形成されているとともに、ガタツキ防止用下部垂直リブh6の先端部には、傾斜面h6aが形成されている。h7は、相対する側板h2の切欠部h2a付近に形成された相対するガタツキ防止用側部水平リブであり、ガタツキ防止用側部水平リブh7の先端部には、傾斜面h7aが形成されている。h8は、上板h1と前板h3と底板h4とにより形成される隅部に形成された相対するガタツキ防止用奥部垂直リブである。
【0024】
上述した相対するガタツキ防止用上部垂直リブh5の下端と相対するガタツキ防止用下部垂直リブh6の上端と相対するガタツキ防止用側部水平リブh7の先端と相対するガタツキ防止用奥部垂直リブh8とに囲まれた、台座p4が嵌合される台座用嵌合空間が形成されるように構成されている。
【0025】
h9は、底板h4の先端部に立設された嵌合突部であり、嵌合突部h9の前板h3と反対側に位置する面は、下方から上方に、前板h3方向に傾斜した傾斜面h9aが形成されている。嵌合突部h9の上面h9bは、ガタツキ防止用下部垂直リブh6の上端より、上方に位置するように構成されている。
【0026】
次に、図6〜図8を用いて、パレットPを形成する外側梁材p1や内側梁材p3に取着された台座p4への物品支持部材H1の取り付けについて説明する。なお、以下の説明においては、外側梁材p1や内側梁材p3を、単に、梁材と称し、符号pが付されている。
【0027】
先ず最初に、図6に示されているように、物品支持部材H1の前板h3と反対側に位置する側部と梁材pに取着された台座p4とが対向するように配置する。次いで、物品支持部材H1を、台座p4方向に移動させて、台座p4を、ガタツキ防止用上部垂直リブh5の下端と相対するガタツキ防止用下部垂直リブh6の上端と相対するガタツキ防止用側部水平リブh7の先端と相対するガタツキ防止用奥部垂直リブh8とに囲まれた台座用嵌合空間に、台座p4が嵌合される。この物品支持部材H1が、台座p4に取り付けられた際には、物品支持部材H1に形成された嵌合突部h9が、台座p4の透孔p4aに嵌合されるように構成されており、簡単には、物品支持部材H1が、台座p4から取り外されないように構成されている。
【0028】
なお、物品支持部材H1を、梁材pに取り付ける際に、ガタツキ防止用下部垂直リブh6の先端部には、傾斜面h6aが形成されており、また、ガタツキ防止用側部水平リブh7の先端部には、傾斜面h7aが形成されており、更に、嵌合突部h9にも傾斜面h9aが形成されているので、台座p4は、これらの傾斜面h6a、h7a、h9aに案内されることになるので、台座p4への物品支持部材H1への取り付けが容易になる。
【0029】
上述したように、梁材pに取着された台座p4に、物品支持部材H1を取り付ける際には、従来の物品支持具取り付け用パレットのように、物品支持部材H1を、ボルト・ナット等により取着することがないので、物品支持部材H1のパレットPへの取り付け作業を、簡単に、且つ、迅速に行なうことができるので、物品支持部材H1のパレットPへの取り付け作業の作業性が向上する。
【0030】
また、物品支持部材H1を、略水平状の載置部H1aと、該載置部H1aの一端部に略垂直に形成された略垂直な位置決め部H1bとにより構成したので、物品支持部材H1を小型化することができ、物品支持部材H1のパレットPへの取り付け位置の自由度が増加する。
【0031】
更に、物品支持部材H1の上板h1と相対する側板h2と前板h3と底板h4とにより囲まれた内部空間A1には、ガタツキ防止用上部垂直リブh5、ガタツキ防止用下部垂直リブh6、ガタツキ防止用側部水平リブh7及びガタツキ防止用奥部垂直リブh8が形成されているので、台座p4に取り付けられた物品支持部材H1のガタツキを抑制することができ、ひいては、物品支持部材H1に載置された物品のガタツキを抑制することができる。
【0032】
なお更に、台座p4に穿設された透孔p4aに、物品支持部材H1の底板h4に立設された嵌合突部h9が嵌合されるように構成されているので、台座p4から、物品支持部材H1が外れるようなことを防止することができるとともに、台座p4に対して、物品支持部材H1がガタつくようなことを抑制することができる。また、嵌合突部h9が、物品支持部材H1に載置された物品の負荷を、直接に受けることがないので、嵌合突部h9の損傷を防止することができる。
【0033】
図9には、一例として、一方の外側梁材p1と該外側梁材p1に平行な内側梁材p3とに、それぞれ、2個ずつ取着された台座p4に、物品支持部材H1を取り付けた例が示されており、物品が、物品支持部材H1に載置される際には、物品支持部材H1の上板h1を形成する上部傾斜板部h1bに案内されながら下降され、円滑に、載置水平板部h1eに載置されることになる。物品支持部材H1に載置された物品が、架橋梁材p2に沿って移動しようとした際には、物品が、上部垂直板部h1cに当接し、物品の水平移動を防止することができる。
【0034】
また、物品が、外側梁材p1や内側梁材p3に沿って、水平移動することを防止するためには、図9に点線で示されているように、相対する架橋梁材p2に、台座p4を介して物品支持部材H1を取り付けることにより、このような水平移動を防止することができる。
【0035】
次に、図10〜図15を用いて、本発明の別の実施例について説明する。
【0036】
本実施例においては、図10に示されているように、裏面に、溝や凹部が形成されている物品Cの物品支持部材H1が取り付けられたパレットPへの載置する場合に関する実施例に関するものである。この実施例においては、物品Cの裏面には、一方の相対する側壁c1に沿って、2条の溝c2が形成されている。
【0037】
物品Cが、パレットPに載置される際には、パレットPに取り付けられた物品支持部材H1に形成されている位置決め部H1bが、溝c2に嵌合されることになるが、物品Cの溝c2と位置決め部H1bとの嵌合に時間がかかることになる。本実施例においては、このような課題を解決するために、パレットPに、目印部材H2を取り付けたものである。
【0038】
本実施例においては、パレットPには、上述した図1に示されているパレットPに取着されている物品支持部材H1用の台座p4に加え、台座p4が取着されていない外側梁材p1に、2個の目印部材H2用の台座p4’が取着されている。
【0039】
目印部材H2は、物品支持部材H1と、外面形状が異なるだけで、他の構成は同じであるので、外面形状の相違についてのみ説明する。
【0040】
目印部材H2の上面は、平坦面h1’として形成されており、また、目印部材H2には、外側梁材p1に沿った平坦な垂直面h2’と外側梁材p1に垂直な平坦な垂直面h3’とにより、目印用切欠部h4’が形成されている。なお、目印部材H2の台座p4’の取り付けについては、物品支持部材H1と同じであるので、その説明は省略する。
【0041】
物品支持部材H1用の台座p4や目印部材H2用の台座p4’が取着されたパレットPに物品Cを載置する際には、目印部材H2の目印用切欠部h4’に、物品Cの対応する角部c3を嵌合させ、その後、物品Cを、パレットPに載置することにより、図15に示されているように、物品Cに形成された溝c2に、支持具部材H1に形成されている位置決め部H1bが嵌合されることになる。
【0042】
上述したように構成することにより、裏面に、溝や凹部が形成されている物品CのパレットPへの載置を、確実に、且つ、迅速に行なうことができる。
【0043】
また、上述したように、目印部材H2を、パレットPに取り付けることにより、物品Cの外側梁材p1に沿った水平方向の移動を防止することができる。
【0044】
図16に示されている実施例は、上述した実施例において、台座p4に穿設された透孔p4aを省略するとともに、該透孔p4aに嵌合される、物品支持部材H1に形成された嵌合突部h9を省略したものである。
【0045】
この実施例においては、台物品支持部材H1のガタツキ防止用上部垂直リブh5の角部h5b等の適当な個所に、下方に延在する係止突起h10を形成したものである。
【0046】
台座p4が、台物品支持部材H1に形成された上述した台座用嵌合空間に嵌合された際には、上述した台物品支持部材H1のガタツキ防止用上部垂直リブh5の角部h5b等の適当な個所に形成された係止突起h10が、台座p4の垂直側面p4bに係止されるように構成されている。
【符号の説明】
【0047】
C・・・・・・・・・・・・・・・・・物品
H1・・・・・・・・・・・・・・・・物品支持部材
h5〜h8・・・・・・・・・・・・・ガタツキ防止リブ
h9・・・・・・・・・・・・・・・・嵌合突部
h10・・・・・・・・・・・・・・・係止突起
H2・・・・・・・・・・・・・・・・目印部材
P・・・・・・・・・・・・・・・・・パレット
p・・・・・・・・・・・・・・・・・梁材
p4・・・・・・・・・・・・・・・・台座
p4a・・・・・・・・・・・・・・・透孔
【技術分野】
【0001】
本発明は、パレットに取り付けられた物品支持具に、物品を載置し、物品を運搬、搬送するためのパレットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、パレットには、物品支持具を、ボルト・ナットより、パレットを構成する梁材に取り付けるために、物品支持具には、案内突起を挟んで、ボルト孔が穿設されたボルト・ナットの取り付け部と、物品が載置される載置部とが形成されている。また、物品支持具を、梁材に取り付けるために、梁材には、アングルが取り付けられており、物品支持具は、アングルに、ボルト・ナットより取り付けられるように構成されている。
【0003】
上述したような、パレットは、一例として、特許文献1に開示されている。
【0004】
【特許文献1】特開2004−59157号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したパレットに取り付けられる物品支持具は、案内突起を挟んで、取り付け部と物品が載置される載置部とが形成されているために、物品支持具が大型化し、パレットへの物品支持具の個数が減少したり、物品支持具の製造コストが上昇するという問題があった。
【0006】
また、物品支持具は、梁材に取り付けられたアングルに、ボルト・ナットより取り付けられるように構成されているために、物品支持具のパレットへの取り付けに時間と労力が係るという問題があった。
【0007】
本発明の目的は、上述した従来のパレットが有する課題を解決するとともに、パレットに載置されるトレーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上述した目的を達成するために、梁材と該梁材に取着された台座とを有するパレットにおいて、第1には、梁材に取着された台座に形成された透孔に、物品支持部材に形成された嵌合突部を嵌合することにより、物品支持部材を梁材に取り付けるように構成したものであり、第2には、物品支持部材に形成された係止突起を、台座の垂直側面に係止することにより、物品支持部材を梁材に取り付けるように構成したものであり、第3には、梁材に取着された台座の形成された物品支持部材に、台座のガタツキを抑制するガタツキ防止用リブを形成したものであり、第4には、梁部材に、目印部材を取り付けるようにしたものである。
【発明の効果】
【0009】
梁材と該梁材に取着された台座とを有するパレットにおいて、梁材に取着された台座に形成された透孔に、物品支持部材に形成された嵌合突部を嵌合することにより、物品支持部材を梁材に取り付けるように構成したので、物品支持部材を、ボルト・ナット等により取着することがないので、物品支持部材のパレットへの取り付け作業を、簡単に、且つ、迅速に行なうことができるので、物品支持部材のパレットへの取り付け作業の作業性が向上する。
【0010】
梁材と該梁材に取着された台座とを有するパレットにおいて、物品支持部材に形成された係止突起を、台座の垂直側面に係止することにより、物品支持部材を梁材に取り付けるように構成したので、物品支持部材を、ボルト・ナット等により取着することがないので、物品支持部材のパレットへの取り付け作業を、簡単に、且つ、迅速に行なうことができるので、物品支持部材のパレットへの取り付け作業の作業性が向上する。
【0011】
物品支持部材に、台座のガタツキを抑制するガタツキ防止用リブを形成したので、台座に取り付けられた物品支持部材のガタツキを抑制することができ、ひいては、物品支持部材に載置された物品のガタツキを抑制することができる。
【0012】
梁部材に、目印部材を取り付けるようにしたので、裏面に、溝や凹部が形成されている物品のパレットへの載置を、確実に、且つ、迅速に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】図1は、本発明のパレットの斜視図である。
【図2】図2は、本発明のパレットに配設される物品支持部材の斜視図である。
【図3】図3は、同じく、本発明のパレットに配設される物品支持部材の斜視図である。
【図4】図4は、同じく、本発明のパレットに配設される物品支持部材の斜視図である。
【図5】図5は、本発明のパレットに配設される物品支持部材の一部断面を含む斜視図である。
【図6】図6は、本発明のパレットを構成する梁材と物品支持部材の一部断面を含む斜視図である。
【図7】図7は、物品支持部材が台座に取り付けられた状態の一部断面を含む本発明のパレットの斜視図である。
【図8】図8は、同じく、物品支持部材が台座に取り付けられた状態の一部断面を含む本発明のパレットの斜視図である。
【図9】図9は、本発明のパレットの斜視図である。
【図10】図10は、本発明のパレットに載置される、一例としての物品の斜視図である。
【図11】図11は、本発明のパレットの別の実施例の斜視図である。
【図12】図12は、同じく、本発明のパレットの別の実施例の斜視図である。
【図13】図13は、同じく、本発明のパレットの別の実施例の一部断面を含む斜視図である。
【図14】図14は、本発明のパレットの別の実施例に物品が載置された状態の斜視図である。
【図15】図15は、本発明のパレットの別の実施例に物品が載置された状態の垂直断面図である。
【図16】図16は、本発明のパレットの更に別の実施例の図7と同様の物品支持部材が台座に取り付けられた状態の一部断面を含む本発明のパレットの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り、何ら本実施例に限定されるものではない。
【0015】
先ず最初に、図1を用いて、物品支持部材等が取り付けられるパレットについて説明する。
【0016】
Pは、後述する物品支持部材が設置されるパレットであり、パレットPは、金属や合成樹脂で形成された複数の梁材により構成されている。以下に、一例として、複数の梁材により構成されたパレットPについて説明する。
【0017】
パレットPは、相対する外側梁材p1と、相対する外側梁材p1を架橋する相対する架橋梁材p2と、相対する架橋梁材p2を架橋する、外側梁材p1と平行な内側梁材p3とを有しており、また、外側梁材p1の上面及び外側梁材p1と相対する内側梁材p3の上面には、透孔p4aが穿設された板状の台座p4が取着されている。なお、透孔p4aが、外側梁材p1や内側梁材p3により、塞がれないように構成されている。本実施例においては、外側梁材p1に所定の間隙を置いて、2個の台座p4が配設され、また、内側梁材p3には、外側梁材p1配設された2個の台座p4に対応して、2個の台座p4が配設されている例が示されている。
【0018】
次に、図2〜図5を用いて、物品支持部材H1について説明する。
【0019】
物品支持部材H1は、略水平状の載置部H1aと、載置部H1aの一端部に形成された略垂直な位置決め部H1bとから、側面形状が、略L状に形成されている。
【0020】
物品支持部材H1は、最上水平板部h1aと、最上水平板部h1aの一端から下方に延在する上部傾斜板部h1bと、上部傾斜板部h1bから下方に延在する上部垂直板部h1cと、上部垂直板部h1cの下方に位置するアール状板部h1dと、アール状板部h1dに続く載置水平板部h1eと、載置水平板部h1eから下方に延在する下部傾斜板部h1fとを有しており、最上水平板部h1aと上部傾斜板部h1bと上部垂直板部h1cとアール状板部h1dと載置水平板部h1eと下部傾斜板部h1fとにより、物品支持部材H1の上板h1が形成されている。h2は、相対する側板であり、h3は、下部傾斜板部h1fから下方に延在する垂直状の前板である。また、側板h2に、切欠部h2aを形成することにより、側板h2には、前板h3側に位置する側板垂下部h2bが形成されている。更に、h4は、相対する側板h2の側板垂下部h2bと前板h3とに架橋された底板である。
【0021】
上述した物品支持部材H1の上板h1を形成する上部傾斜板部h1bは、後述のように、パレットPに物品支持部材H1が配設され、パレットPに物品を収容する際に、物品の下部が、上部傾斜板部h1bに案内され円滑に、載置水平板部h1eに載置されるように構成されており、また、載置水平板部h1eに載置された物品の水平方向の移動は、上部垂直板部h1cにより防止することができる。
【0022】
上述したように、物品支持部材H1は、上板h1と相対する側板h2と前板h3と底板h4とを有しており、物品支持部材H1には、上板h1と相対する側板h2と前板h3と底板h4とにより囲まれた内部空間A1が形成されている。
【0023】
h5は、上板h1に裏面形状に沿って形成された相対するガタツキ防止用上部垂直リブであり、ガタツキ防止用上部垂直リブh5の水平部h5aは、底板h4まで延在しておらず、水平部h5aの先端は、下部傾斜板部h1f付近に連結されている。h6は、底板h4に立設された相対するガタツキ防止用下部垂直リブであり、ガタツキ防止用上部垂直リブh5の下端とガタツキ防止用下部垂直リブh6の上端との間には、パレットPに配設された台座p4が嵌合される間隙S1が形成されているとともに、ガタツキ防止用下部垂直リブh6の先端部には、傾斜面h6aが形成されている。h7は、相対する側板h2の切欠部h2a付近に形成された相対するガタツキ防止用側部水平リブであり、ガタツキ防止用側部水平リブh7の先端部には、傾斜面h7aが形成されている。h8は、上板h1と前板h3と底板h4とにより形成される隅部に形成された相対するガタツキ防止用奥部垂直リブである。
【0024】
上述した相対するガタツキ防止用上部垂直リブh5の下端と相対するガタツキ防止用下部垂直リブh6の上端と相対するガタツキ防止用側部水平リブh7の先端と相対するガタツキ防止用奥部垂直リブh8とに囲まれた、台座p4が嵌合される台座用嵌合空間が形成されるように構成されている。
【0025】
h9は、底板h4の先端部に立設された嵌合突部であり、嵌合突部h9の前板h3と反対側に位置する面は、下方から上方に、前板h3方向に傾斜した傾斜面h9aが形成されている。嵌合突部h9の上面h9bは、ガタツキ防止用下部垂直リブh6の上端より、上方に位置するように構成されている。
【0026】
次に、図6〜図8を用いて、パレットPを形成する外側梁材p1や内側梁材p3に取着された台座p4への物品支持部材H1の取り付けについて説明する。なお、以下の説明においては、外側梁材p1や内側梁材p3を、単に、梁材と称し、符号pが付されている。
【0027】
先ず最初に、図6に示されているように、物品支持部材H1の前板h3と反対側に位置する側部と梁材pに取着された台座p4とが対向するように配置する。次いで、物品支持部材H1を、台座p4方向に移動させて、台座p4を、ガタツキ防止用上部垂直リブh5の下端と相対するガタツキ防止用下部垂直リブh6の上端と相対するガタツキ防止用側部水平リブh7の先端と相対するガタツキ防止用奥部垂直リブh8とに囲まれた台座用嵌合空間に、台座p4が嵌合される。この物品支持部材H1が、台座p4に取り付けられた際には、物品支持部材H1に形成された嵌合突部h9が、台座p4の透孔p4aに嵌合されるように構成されており、簡単には、物品支持部材H1が、台座p4から取り外されないように構成されている。
【0028】
なお、物品支持部材H1を、梁材pに取り付ける際に、ガタツキ防止用下部垂直リブh6の先端部には、傾斜面h6aが形成されており、また、ガタツキ防止用側部水平リブh7の先端部には、傾斜面h7aが形成されており、更に、嵌合突部h9にも傾斜面h9aが形成されているので、台座p4は、これらの傾斜面h6a、h7a、h9aに案内されることになるので、台座p4への物品支持部材H1への取り付けが容易になる。
【0029】
上述したように、梁材pに取着された台座p4に、物品支持部材H1を取り付ける際には、従来の物品支持具取り付け用パレットのように、物品支持部材H1を、ボルト・ナット等により取着することがないので、物品支持部材H1のパレットPへの取り付け作業を、簡単に、且つ、迅速に行なうことができるので、物品支持部材H1のパレットPへの取り付け作業の作業性が向上する。
【0030】
また、物品支持部材H1を、略水平状の載置部H1aと、該載置部H1aの一端部に略垂直に形成された略垂直な位置決め部H1bとにより構成したので、物品支持部材H1を小型化することができ、物品支持部材H1のパレットPへの取り付け位置の自由度が増加する。
【0031】
更に、物品支持部材H1の上板h1と相対する側板h2と前板h3と底板h4とにより囲まれた内部空間A1には、ガタツキ防止用上部垂直リブh5、ガタツキ防止用下部垂直リブh6、ガタツキ防止用側部水平リブh7及びガタツキ防止用奥部垂直リブh8が形成されているので、台座p4に取り付けられた物品支持部材H1のガタツキを抑制することができ、ひいては、物品支持部材H1に載置された物品のガタツキを抑制することができる。
【0032】
なお更に、台座p4に穿設された透孔p4aに、物品支持部材H1の底板h4に立設された嵌合突部h9が嵌合されるように構成されているので、台座p4から、物品支持部材H1が外れるようなことを防止することができるとともに、台座p4に対して、物品支持部材H1がガタつくようなことを抑制することができる。また、嵌合突部h9が、物品支持部材H1に載置された物品の負荷を、直接に受けることがないので、嵌合突部h9の損傷を防止することができる。
【0033】
図9には、一例として、一方の外側梁材p1と該外側梁材p1に平行な内側梁材p3とに、それぞれ、2個ずつ取着された台座p4に、物品支持部材H1を取り付けた例が示されており、物品が、物品支持部材H1に載置される際には、物品支持部材H1の上板h1を形成する上部傾斜板部h1bに案内されながら下降され、円滑に、載置水平板部h1eに載置されることになる。物品支持部材H1に載置された物品が、架橋梁材p2に沿って移動しようとした際には、物品が、上部垂直板部h1cに当接し、物品の水平移動を防止することができる。
【0034】
また、物品が、外側梁材p1や内側梁材p3に沿って、水平移動することを防止するためには、図9に点線で示されているように、相対する架橋梁材p2に、台座p4を介して物品支持部材H1を取り付けることにより、このような水平移動を防止することができる。
【0035】
次に、図10〜図15を用いて、本発明の別の実施例について説明する。
【0036】
本実施例においては、図10に示されているように、裏面に、溝や凹部が形成されている物品Cの物品支持部材H1が取り付けられたパレットPへの載置する場合に関する実施例に関するものである。この実施例においては、物品Cの裏面には、一方の相対する側壁c1に沿って、2条の溝c2が形成されている。
【0037】
物品Cが、パレットPに載置される際には、パレットPに取り付けられた物品支持部材H1に形成されている位置決め部H1bが、溝c2に嵌合されることになるが、物品Cの溝c2と位置決め部H1bとの嵌合に時間がかかることになる。本実施例においては、このような課題を解決するために、パレットPに、目印部材H2を取り付けたものである。
【0038】
本実施例においては、パレットPには、上述した図1に示されているパレットPに取着されている物品支持部材H1用の台座p4に加え、台座p4が取着されていない外側梁材p1に、2個の目印部材H2用の台座p4’が取着されている。
【0039】
目印部材H2は、物品支持部材H1と、外面形状が異なるだけで、他の構成は同じであるので、外面形状の相違についてのみ説明する。
【0040】
目印部材H2の上面は、平坦面h1’として形成されており、また、目印部材H2には、外側梁材p1に沿った平坦な垂直面h2’と外側梁材p1に垂直な平坦な垂直面h3’とにより、目印用切欠部h4’が形成されている。なお、目印部材H2の台座p4’の取り付けについては、物品支持部材H1と同じであるので、その説明は省略する。
【0041】
物品支持部材H1用の台座p4や目印部材H2用の台座p4’が取着されたパレットPに物品Cを載置する際には、目印部材H2の目印用切欠部h4’に、物品Cの対応する角部c3を嵌合させ、その後、物品Cを、パレットPに載置することにより、図15に示されているように、物品Cに形成された溝c2に、支持具部材H1に形成されている位置決め部H1bが嵌合されることになる。
【0042】
上述したように構成することにより、裏面に、溝や凹部が形成されている物品CのパレットPへの載置を、確実に、且つ、迅速に行なうことができる。
【0043】
また、上述したように、目印部材H2を、パレットPに取り付けることにより、物品Cの外側梁材p1に沿った水平方向の移動を防止することができる。
【0044】
図16に示されている実施例は、上述した実施例において、台座p4に穿設された透孔p4aを省略するとともに、該透孔p4aに嵌合される、物品支持部材H1に形成された嵌合突部h9を省略したものである。
【0045】
この実施例においては、台物品支持部材H1のガタツキ防止用上部垂直リブh5の角部h5b等の適当な個所に、下方に延在する係止突起h10を形成したものである。
【0046】
台座p4が、台物品支持部材H1に形成された上述した台座用嵌合空間に嵌合された際には、上述した台物品支持部材H1のガタツキ防止用上部垂直リブh5の角部h5b等の適当な個所に形成された係止突起h10が、台座p4の垂直側面p4bに係止されるように構成されている。
【符号の説明】
【0047】
C・・・・・・・・・・・・・・・・・物品
H1・・・・・・・・・・・・・・・・物品支持部材
h5〜h8・・・・・・・・・・・・・ガタツキ防止リブ
h9・・・・・・・・・・・・・・・・嵌合突部
h10・・・・・・・・・・・・・・・係止突起
H2・・・・・・・・・・・・・・・・目印部材
P・・・・・・・・・・・・・・・・・パレット
p・・・・・・・・・・・・・・・・・梁材
p4・・・・・・・・・・・・・・・・台座
p4a・・・・・・・・・・・・・・・透孔
【特許請求の範囲】
【請求項1】
梁材と該梁材に取着された台座とを有するパレットにおいて、梁材に取着された台座に形成された透孔に、物品支持部材に形成された嵌合突部を嵌合することにより、物品支持部材を梁材に取り付けるように構成したことを特徴とするパレット。
【請求項2】
梁材と該梁材に取着された台座とを有するパレットにおいて、物品支持部材に形成された係止突起を、台座の垂直側面に係止することにより、物品支持部材を梁材に取り付けるように構成したことを特徴とするパレット。
【請求項3】
物品支持部材に、台座のガタツキを抑制するガタツキ防止用リブを形成したことを請求項1または請求項2に記載の特徴とするパレット。
【請求項4】
梁部材に、目印部材を取り付けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の特徴とするパレット。
【請求項1】
梁材と該梁材に取着された台座とを有するパレットにおいて、梁材に取着された台座に形成された透孔に、物品支持部材に形成された嵌合突部を嵌合することにより、物品支持部材を梁材に取り付けるように構成したことを特徴とするパレット。
【請求項2】
梁材と該梁材に取着された台座とを有するパレットにおいて、物品支持部材に形成された係止突起を、台座の垂直側面に係止することにより、物品支持部材を梁材に取り付けるように構成したことを特徴とするパレット。
【請求項3】
物品支持部材に、台座のガタツキを抑制するガタツキ防止用リブを形成したことを請求項1または請求項2に記載の特徴とするパレット。
【請求項4】
梁部材に、目印部材を取り付けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の特徴とするパレット。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【公開番号】特開2012−240690(P2012−240690A)
【公開日】平成24年12月10日(2012.12.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−110050(P2011−110050)
【出願日】平成23年5月17日(2011.5.17)
【出願人】(591006944)三甲株式会社 (380)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年12月10日(2012.12.10)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年5月17日(2011.5.17)
【出願人】(591006944)三甲株式会社 (380)
【Fターム(参考)】
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