説明

ヒートポンプ式給湯熱源機

【課題】圧縮機からの放熱を低減して沸き上げ効率を向上することができるとともに、圧縮機からの振動伝達による振動や騒音の発生を確実に抑制することができるヒートポンプ式給湯熱源機を提供すること。
【解決手段】本発明のヒートポンプ式給湯熱源機は、圧縮機3と、圧縮機3から吐出された冷媒により水を加熱する冷媒−水熱交換器と、冷媒−水熱交換器から流出した冷媒を減圧する減圧装置と、減圧装置から流出した冷媒と空気との熱交換を行う蒸発器と、圧縮機に吸入される冷媒が通過する冷媒配管11,12の途中に設けられた吸入マフラー5とを含む冷凍サイクルを有するヒートポンプ式給湯熱源機であって、吸入マフラー5には固定具13が取り付けられ、吸入マフラー5は、圧縮機3からは独立して、ヒートポンプ式給湯熱源機のベース14に対し固定具13を介して固定されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヒートポンプ式給湯熱源機に関する。
【背景技術】
【0002】
空気の熱を吸収して湯を沸かすことのできる、エネルギー効率に優れたヒートポンプ式の給湯熱源機が広く用いられている。ヒートポンプ式給湯熱源機には、圧縮機と、圧縮機から吐出された冷媒により水を加熱する冷媒−水熱交換器と、冷媒−水熱交換器から流出した冷媒を減圧する減圧装置と、減圧装置から流出した冷媒と空気との熱交換を行う蒸発器とを含む冷凍サイクルが搭載されている。また、圧縮機の入口側の冷媒経路には、圧縮機に吸入される冷媒によって生ずる音を低減するための吸入マフラーが設けられている。
【0003】
従来のヒートポンプ式給湯熱源機においては、一般に、吸入マフラーは圧縮機に近接して配置され、下部は冷媒配管により圧縮機と接合しており、上部は吸入マフラーと圧縮機のシェルとの間に設けられた金具により固定されており、吸入マフラーと圧縮機のシェルとを両方同時に覆うように断熱材が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、特許文献2には、空調室外機において、冷媒容器(アキュームレータ)に取り付け板を取り付け、取り付け板と底板とを固定することで冷媒容器を固定させた構成のものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2009−8363号公報(図3)
【特許文献2】特開2009−8321号公報(図1)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
吸入マフラーには低温冷媒が流れる。一方、圧縮機には高温冷媒が流れるため、圧縮機は高温となる。このため、従来のヒートポンプ式給湯熱源機のように、吸入マフラーと圧縮機とが近接して配置されていると、吸入マフラーと圧縮機の両方を同時に覆う断熱材を設けたとしても、圧縮機から吸入マフラーへの熱移動が生じて圧縮機のシェルの温度が低下し、圧縮機内を流れる高温冷媒の温度低下による熱損失が生じて、ヒートポンプ式給湯熱源機の沸き上げ効率が低下するという問題がある。ヒートポンプ式給湯熱源機では、圧縮機から吐出された高温冷媒によって湯を沸かすため、空調室外機と比べて、圧縮機内を流れる冷媒の温度がより高温となり、圧縮機もより高温となる。このため、圧縮機と吸入マフラーとが近接して配置されていると、断熱材で覆ったとしても、圧縮機から吸入マフラーへの熱移動を完全に防止することは困難であり、熱損失を十分に抑制することができない。
【0007】
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、圧縮機からの放熱を低減して沸き上げ効率を向上することができるとともに、圧縮機からの振動伝達による振動や騒音の発生を確実に抑制することができるヒートポンプ式給湯熱源機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係るヒートポンプ式給湯熱源機は、圧縮機と、圧縮機から吐出された冷媒により水を加熱する冷媒−水熱交換器と、冷媒−水熱交換器から流出した冷媒を減圧する減圧装置と、減圧装置から流出した冷媒と空気との熱交換を行う蒸発器と、圧縮機に吸入される冷媒が通過する冷媒配管の途中に設けられた吸入マフラーとを含む冷凍サイクルを有するヒートポンプ式給湯熱源機であって、吸入マフラーには固定具が取り付けられ、吸入マフラーは、圧縮機からは独立して、ヒートポンプ式給湯熱源機のベースに対し固定具を介して固定されているものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、高温となる圧縮機から、低温である吸入マフラーへの熱移動を確実に抑制することができる。このため、圧縮機の内部を流れる高温冷媒の温度の低下を防ぐことができ、熱損失を確実に低減し、沸き上げ効率を向上することが可能となる。更に、本発明によれば、吸入マフラーが固定具に支持されるため、圧縮機からの振動伝達による吸入マフラーや冷媒配管の振動を抑制することができ、ヒートポンプ式給湯熱源機の騒音を確実に抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明のヒートポンプ式給湯熱源機の実施の形態1における回路構成を示す図である。
【図2】本発明のヒートポンプ式給湯熱源機の実施の形態1における圧縮機および吸入マフラーの設置態様を示す図である。
【図3】固定具のホルダーを示す斜視図である。
【図4】固定具の支柱を示す斜視図である。
【図5】本発明のヒートポンプ式給湯熱源機の実施の形態2における吸入マフラーの設置態様を示す図である。
【図6】本発明のヒートポンプ式給湯熱源機の実施の形態3における吸入マフラーの設置態様を示す図である。
【図7】固定具を取り付けるサブフレームを示す斜視図である。
【図8】サブフレームに取り付けられた固定具の支柱を示す斜視図である。
【図9】本発明のヒートポンプ式給湯熱源機の実施の形態4における吸入マフラーの設置態様を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
【0012】
実施の形態1.
図1は、本発明のヒートポンプ式給湯熱源機の実施の形態1における回路構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態のヒートポンプ式給湯熱源機は、冷媒回路(冷凍サイクル)1を有している。冷媒回路1は、圧縮機3と、冷媒−水熱交換器4と、減圧装置6と、蒸発器7とを冷媒配管により順次接続して構成されている。冷媒には、高圧が超臨界圧力で運転するCO等が好ましく用いられる。水回路2は、貯湯タンク(図示せず)から取り出された低温水を冷媒−水熱交換器4に送り、冷媒−水熱交換器4で加熱された高温水を貯湯タンクに戻す回路となっている。冷媒−水熱交換器4では、冷媒の流れと水の流れとが対向流となるように配置されている。
【0013】
冷媒回路1において、圧縮機3は、吸入した冷媒を、運転時には臨界圧力以上まで圧縮し吐出する。冷媒−水熱交換器4は、圧縮機3より吐出された高温高圧のガス冷媒の熱を水回路2の水に放熱させることにより、水回路2の水を加熱する。減圧装置6は、冷媒−水熱交換器4より流出する冷媒を弁開度に応じて減圧する装置で、制御装置(図示せず)によって電気的に制御される。蒸発器7は、減圧装置6で減圧された冷媒に、ファン8によって送風される外気(空気)の熱を吸熱させる。
【0014】
冷媒回路1には、内部熱交換器10と、吸入マフラー5とが更に設けられている。内部熱交換器10は、蒸発器7において外気と熱交換した後の低圧側冷媒と、冷媒−水熱交換器4において水と熱交換した後の高圧側冷媒とを熱交換する熱交換器である。この内部熱交換器10により、低圧側冷媒のエンタルピを増加させ、冷媒−水熱交換器4の加熱能力を向上させることができる。
【0015】
吸入マフラー5は、内部熱交換器10の低圧側冷媒の出口と、圧縮機3との間に設けられている。吸入マフラー5と圧縮機3とは、冷媒配管11により接続されている。吸入マフラー5と内部熱交換器10とは、冷媒配管12により接続されている。内部熱交換器10で高圧冷媒と熱交換した低圧冷媒は、冷媒配管12、吸入マフラー5、冷媒配管11を順次通過して、圧縮機3に吸入される。この吸入マフラー5により、圧縮機3の吸入口から伝播する音を低減させることができる。本実施形態の吸入マフラー5は、略円筒形状をなしている。
【0016】
図2は、本発明のヒートポンプ式給湯熱源機の実施の形態1における圧縮機3および吸入マフラー5の設置態様を示す図である。図2に示すように、吸入マフラー5は、圧縮機3のシェル(外殻)とは別体となっており、圧縮機3に近接した位置ではなく、圧縮機3のシェルから離れた位置に設けられている。圧縮機3のシェルは、断熱材9により覆われている。
【0017】
このように、圧縮機3のシェルと、吸入マフラー5との間に距離を設けることにより、高温となる圧縮機3のシェルから、低温である吸入マフラー5への熱移動を確実に抑制することができる。このため、圧縮機3の内部を流れる高温冷媒の温度の低下を防ぐことができ、熱損失が確実に低減するので、ヒートポンプ式給湯熱源機の沸き上げ効率を向上することができる。
【0018】
また、圧縮機3と吸入マフラー5とを接続する冷媒配管11の途中には、複数の湾曲部11a,11b,11cが設けられている。このうち、湾曲部11a,11bは、それぞれ、ほぼ180°湾曲しており、湾曲部11cは、ほぼ90°湾曲している。このように、圧縮機3と吸入マフラー5とを接続する冷媒配管11の途中に複数の湾曲部11a,11b,11cを設けたことにより、圧縮機3の振動は、冷媒配管11の湾曲部11a,11b,11cによって吸収され、吸入マフラー5に伝達しにくい。このため、吸入マフラー5の振動を抑制することができるので、振動や騒音の発生を確実に抑制することができる。
【0019】
また、本実施形態では、圧縮機3を覆う断熱材9を設けたことにより、圧縮機3のシェルから周囲の空気への放熱を確実に低減することができる。このため、圧縮機3の内部を流れる高温冷媒の温度の低下をより確実に防止することができ、熱損失をより確実に低減することができる。特に、本実施形態では、断熱材9と吸入マフラー5とが接触しておらず、吸入マフラー5が断熱材9から離れている。このため、高温となる圧縮機3のシェルから、低温である吸入マフラー5への熱移動をより確実に防止することができる。また、断熱材9は、吸入マフラー5まで覆うものではないので、圧縮機3のシェルのみを覆うのに必要な最低限のサイズでよい。このため、断熱材9を小さくすることができ、コスト低減が図れる。
【0020】
本実施形態のヒートポンプ式給湯熱源機は、前述した冷媒回路1の各構成機器が搭載されるメインフレームとなるベース(底板)14を有している。圧縮機3の下部は、ベース14に固定されている。一方、圧縮機3のシェルと分離されて配置された吸入マフラー5には、固定具13が取り付けられ、この固定具13がベース14に対し固定されている。このように、吸入マフラー5は、圧縮機3とは独立して、固定具13を介してベース14に固定されている。
【0021】
固定具13は、吸入マフラー5を保持するホルダー13aと、複数の支柱13bとを有している。図3に示すように、ホルダー13aは、吸入マフラー5の側周面に対応した円形のリング状をなしている。このホルダー13aは、溶接または粘着テープ等の接着手段により、吸入マフラー5の側面に取り付けられている。支柱13bの上端部は、溶接等によりホルダー13aの外周部に固着されている。複数の支柱13bは、ホルダー13aの外周に沿って、間隔をおいて配置されている。図4に示すように、支柱13bの下端部には、ベース14と平行になるように折れ曲がった折れ曲がり部13cが形成されている。折れ曲がり部13cには、小穴15が設けられ、この小穴15を通すようにねじ締めもしくはボルトとナットによる固定などの方法で、支柱13bがベース14に固定されている。
【0022】
本実施形態では、固定具13を介して吸入マフラー5をベース14に固定したことにより、圧縮機3からの振動が伝達することによって生じる吸入マフラー5の振動や、吸入マフラー5と連結する冷媒配管の振動を確実に抑制することができる。このため、ヒートポンプ式給湯熱源機の振動や騒音を確実に抑制することができる。
【0023】
なお、防振ゴム等の緩衝部材を介して吸入マフラー5に固定具13を取り付けるようにしてもよい。すなわち、ホルダー13aと吸入マフラー5との間に緩衝部材を設けても良い。これにより、吸入マフラー5から固定具13への振動伝達が軽減される。
【0024】
また、吸入マフラー5の上下方向に対するホルダー13aの取り付け位置は、吸入マフラー5の側面とホルダー13aの内側とで接触可能な面積があれば取り付けることが可能であるが、吸入マフラー5の重心位置の付近にホルダー13aを取り付けることが好ましい。これにより、吸入マフラー5の安定性をより向上することができる。
【0025】
また、支柱13bの折れ曲がり部13cの面積を増加させることにより、固定具13とベース14との取り付け面積が増加し、吸入マフラー5の取り付けがさらに安定し、吸入マフラー5と連結する冷媒配管との溶接の作業性が改善する。
【0026】
実施の形態2.
次に、図5を参照して、本発明の実施の形態2について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。
【0027】
図5は、本発明のヒートポンプ式給湯熱源機の実施の形態2における吸入マフラー5の設置態様を示す図である。図5に示すように、本実施の形態2では、固定具13の支柱13bの折れ曲がり部13cと、ベース14との間に、例えば防振ゴム等の緩衝部材16を設置した構成となっている。このような構成により、吸入マフラー5や冷媒配管からベース14への振動伝達により発生する、ヒートポンプ式給湯熱源機の振動や騒音を更に低減することができる。
【0028】
実施の形態3.
次に、図6乃至図8を参照して、本発明の実施の形態3について説明するが、上述した実施の形態との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。
【0029】
図6は、本発明のヒートポンプ式給湯熱源機の実施の形態3における吸入マフラー5の設置態様を示す図である。図6に示すように、本実施の形態3では、実施の形態1で説明した固定具13をベース14に直接に取り付けるのではなく、固定具13をサブフレーム17に取り付け、サブフレーム17をベース14に固定することで吸入マフラー5をベース14に固定する構成である。
【0030】
図7に示すように、サブフレーム17には、固定具13の支柱13b1個当たりに少なくとも2個の小穴18a,18bが設けられている。図8に示すように、支柱13bの折れ曲がり部13cの小穴15と、サブフレーム17の一方の小穴18aとが、ねじ締めもしくはボルトとナットにより固定されることにより、支柱13bとサブフレーム17とが連結される。そして、サブフレーム17とベース14とは、サブフレーム17のもう一方の小穴18bを通すようにねじ締めもしくはボルトとナットにより固定される。
【0031】
このように、支柱13bとサブフレーム17との固定ねじと、サブフレーム17とベース14との固定ねじとを、同一場所にねじ締めするのではなく、異なる場所に独立して固定する構成としたことにより、ベース14の形状による設置位置の制約がなくなり、固定具13を任意の場所に固定すること可能となり、設置位置の自由度を高くすることができる。
【0032】
本実施の形態3によれば、サブフレーム17に固定することによって固定具13の剛性が上がるので、吸入マフラー5を更に安定的に設置することができる。
【0033】
実施の形態4.
次に、図9を参照して、本発明の実施の形態4について説明するが、上述した実施の形態との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。
【0034】
図9は、本発明のヒートポンプ式給湯熱源機の実施の形態4における吸入マフラー5の設置態様を示す図である。図9に示すように、本実施の形態4では、前述した実施の形態3で説明したサブフレーム17とベース14との間に、例えば防振ゴム等の緩衝部材19を設けた構成となっている。このような構成により、吸入マフラー5や冷媒配管からベース14への振動伝達により発生する、ヒートポンプ式給湯熱源機の振動や騒音を更に低減することができる。
【符号の説明】
【0035】
1 冷媒回路
2 水回路
3 圧縮機
4 冷媒−水熱交換器
5 吸入マフラー
6 減圧装置
7 蒸発器
8 ファン
9 断熱材
10 内部熱交換器
11,12 冷媒配管
11a,11b,11c 湾曲部
13 固定具
13a ホルダー
13b 支柱
13c 折れ曲がり部
14 ベース
15 小穴
16,19 緩衝部材
17 サブフレーム
18a,18b 小穴

【特許請求の範囲】
【請求項1】
圧縮機と、前記圧縮機から吐出された冷媒により水を加熱する冷媒−水熱交換器と、前記冷媒−水熱交換器から流出した冷媒を減圧する減圧装置と、前記減圧装置から流出した冷媒と空気との熱交換を行う蒸発器と、前記圧縮機に吸入される冷媒が通過する冷媒配管の途中に設けられた吸入マフラーとを含む冷凍サイクルを有するヒートポンプ式給湯熱源機であって、
前記吸入マフラーには固定具が取り付けられ、前記吸入マフラーは、前記圧縮機からは独立して、前記ヒートポンプ式給湯熱源機のベースに対し前記固定具を介して固定されているヒートポンプ式給湯熱源機。
【請求項2】
前記固定具と前記ベースとの間に緩衝部材が設けられている請求項1記載のヒートポンプ式給湯熱源機。
【請求項3】
前記固定具はサブフレームに固定され、前記サブフレームが前記ベースに固定されている請求項1記載のヒートポンプ式給湯熱源機。
【請求項4】
前記サブフレームと前記ベースとの間に緩衝部材が設けられている請求項3記載のヒートポンプ式給湯熱源機。
【請求項5】
前記吸入マフラーと前記圧縮機とを接続する冷媒配管は、その途中に複数の湾曲部を有している請求項1乃至4の何れか1項記載のヒートポンプ式給湯熱源機。
【請求項6】
前記圧縮機を覆う断熱材を有し、該断熱材と前記吸入マフラーとが接触していない請求項1乃至5の何れか1項記載のヒートポンプ式給湯熱源機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2013−96674(P2013−96674A)
【公開日】平成25年5月20日(2013.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−242095(P2011−242095)
【出願日】平成23年11月4日(2011.11.4)
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)