ヒール吊るしホルダー
【課題】ヒールの種類を問わず、ハイヒールの装飾ものを傷つけずに、収納方法が簡単且つ安定的で、更に省スペースに収納できるヒール専用ホルダーを提供する。
【解決手段】少し幅広の平板材を用いて形成した略Ｆ字状において、Ｆ字における天板部分の取り付けプレート４と縦背板部分のヒール保持部プレート７、及び縦背板から天板の少し下部位置に、短く突き出した中天板の先端部を略垂直下方に数センチ程折曲げて入江湾状のヒール保持部３を形成する。ヒール保持部３の内周囲にスポンジ様等の保護当て材５を設けた。
【解決手段】少し幅広の平板材を用いて形成した略Ｆ字状において、Ｆ字における天板部分の取り付けプレート４と縦背板部分のヒール保持部プレート７、及び縦背板から天板の少し下部位置に、短く突き出した中天板の先端部を略垂直下方に数センチ程折曲げて入江湾状のヒール保持部３を形成する。ヒール保持部３の内周囲にスポンジ様等の保護当て材５を設けた。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、一般家庭の玄関の靴収納家具用、または多数の来客用の靴を収納用、或は、靴販売用展示用等にも適するヒールの専用収納具に関するものである。
【技術背景】
【０００２】
靴収納保持具の形状が一定であるもの（特許文献１参照）や、トレイに靴をのせる収納具（特許文献２参照））等が知られている。
【特許文献】
【０００３】
【特許文献１】 実登３０９１７０１
【特許文献２】 特開２００８−０１８０３６
【発明の提示】
【発明が解決いようとする課題】
【０００４】
（イ）従来の靴収納具の形状が一定であるので、種類の違う靴には対応することができ ないという問題があった。
（ロ）上下のトレイに靴をのせる靴収納具は細い、且つ高いハイヒールを収納する場合 は、収納状態における安定性が悪いという問題があった。
（ハ）更には、収納されている靴を履く際には、靴収納具を靴収納家具から取り外すの が面倒であった。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
プラスチック等の硬い材質で、少し幅広の平板材を用いて形成した略Ｆ字状において、Ｆ字における天板部分を取り付けプレートと呼び、縦背板部分をヒール保持部プレートと呼び、縦背板から天板の少し下部位置に、天板と同方向に、天板より短く突き出した中天板の先端部を略垂直下方に、縦背板と平行に約２〜３ｃｍ程の長さを折曲げて、入江湾状を形成し、この部分をヒール保持部と呼ぶ。ヒール保持部の内周囲、即ち入江湾岸には、弾性＆滑り止め性を有するスポンジ様の保護当て材を設ける。この保護当て材で囲まれた入江状の開口部が、ヒールのかかとを先端からヒール保持部に挿し込む挿し込み口となる。
以上を特徴とするヒール吊るしホルダーである。
【発明効果】
【０００６】
ヒール吊るしホルダーのヒールの挿し込み口に保護当て材がはってあるので、ヒールに傷をつけずに、ヒールを吊るして収納することができる。また、吊るして収納することによって、ハイヒールにビーズやスパンコール、ストーン等綺麗な装飾した物にも、傷をつけずに、省スペースで収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
【図１】 本発明の斜視図
【図２】 本発明の実施例を示す斜視図
【発明の実施するための最良の形態】
【０００８】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
プラスチック等の硬い材質で、少し幅広の平板材を用いて形成した略Ｆ字状の吊るしホルダー（１）において、Ｆ字における天板部分を取り付けプレート（４）と呼び、縦背板部分をヒール保持部プレート（７）と呼び、縦背板から天板の少し下部位置に、天板と同方向に天板より、短く突き出した中天板の先端部を略垂直下方に、縦背板と平行に約２〜３ｃｍ程の長さを折曲げて、入江湾状を形成し、この部分をヒール保持部（３）の内周囲、即ち入江湾岸に、弾性＆滑り止め性を有するスポンジ様の保護当て材（５）で囲まれた入江状の開口部が、ヒールのかかとを先端からヒール保持部（３）に挿し込み口になる。
本発明は以上のような構成であり、これを実際に使用する時は、取り付け対象部の棚板（６）に取り付けプレート（４）を置き掛け、ハイヒールかかとの後ろをヒール保持部プレート（７）側にして、ヒール先端を挿し込み口に軽く挿し込んで、手を離すだけでよい。ハイヒールは自重によって、ヒール先端がヒール保持部（３）の突き出て折れ曲がった突端部に押し付けられ、ヒールの根元がヒール保持部プレート（７）の末端に押し付けられて、安定保持される。（図２参照）。この時、ヒール保持部（３）に設けられた保護当て材（５）によって、ハイヒールが傷ついたりする心配もない。
【符号の説明】
【０００９】
１ ヒール吊るしホルダー
２ 挿し込み口
３ ヒール保持部
４ 取り付けプレート
５ 保護当て材
６ 棚板
７ ヒール保持部プレート
【技術分野】
【０００１】
本発明は、一般家庭の玄関の靴収納家具用、または多数の来客用の靴を収納用、或は、靴販売用展示用等にも適するヒールの専用収納具に関するものである。
【技術背景】
【０００２】
靴収納保持具の形状が一定であるもの（特許文献１参照）や、トレイに靴をのせる収納具（特許文献２参照））等が知られている。
【特許文献】
【０００３】
【特許文献１】 実登３０９１７０１
【特許文献２】 特開２００８−０１８０３６
【発明の提示】
【発明が解決いようとする課題】
【０００４】
（イ）従来の靴収納具の形状が一定であるので、種類の違う靴には対応することができ ないという問題があった。
（ロ）上下のトレイに靴をのせる靴収納具は細い、且つ高いハイヒールを収納する場合 は、収納状態における安定性が悪いという問題があった。
（ハ）更には、収納されている靴を履く際には、靴収納具を靴収納家具から取り外すの が面倒であった。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
プラスチック等の硬い材質で、少し幅広の平板材を用いて形成した略Ｆ字状において、Ｆ字における天板部分を取り付けプレートと呼び、縦背板部分をヒール保持部プレートと呼び、縦背板から天板の少し下部位置に、天板と同方向に、天板より短く突き出した中天板の先端部を略垂直下方に、縦背板と平行に約２〜３ｃｍ程の長さを折曲げて、入江湾状を形成し、この部分をヒール保持部と呼ぶ。ヒール保持部の内周囲、即ち入江湾岸には、弾性＆滑り止め性を有するスポンジ様の保護当て材を設ける。この保護当て材で囲まれた入江状の開口部が、ヒールのかかとを先端からヒール保持部に挿し込む挿し込み口となる。
以上を特徴とするヒール吊るしホルダーである。
【発明効果】
【０００６】
ヒール吊るしホルダーのヒールの挿し込み口に保護当て材がはってあるので、ヒールに傷をつけずに、ヒールを吊るして収納することができる。また、吊るして収納することによって、ハイヒールにビーズやスパンコール、ストーン等綺麗な装飾した物にも、傷をつけずに、省スペースで収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
【図１】 本発明の斜視図
【図２】 本発明の実施例を示す斜視図
【発明の実施するための最良の形態】
【０００８】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
プラスチック等の硬い材質で、少し幅広の平板材を用いて形成した略Ｆ字状の吊るしホルダー（１）において、Ｆ字における天板部分を取り付けプレート（４）と呼び、縦背板部分をヒール保持部プレート（７）と呼び、縦背板から天板の少し下部位置に、天板と同方向に天板より、短く突き出した中天板の先端部を略垂直下方に、縦背板と平行に約２〜３ｃｍ程の長さを折曲げて、入江湾状を形成し、この部分をヒール保持部（３）の内周囲、即ち入江湾岸に、弾性＆滑り止め性を有するスポンジ様の保護当て材（５）で囲まれた入江状の開口部が、ヒールのかかとを先端からヒール保持部（３）に挿し込み口になる。
本発明は以上のような構成であり、これを実際に使用する時は、取り付け対象部の棚板（６）に取り付けプレート（４）を置き掛け、ハイヒールかかとの後ろをヒール保持部プレート（７）側にして、ヒール先端を挿し込み口に軽く挿し込んで、手を離すだけでよい。ハイヒールは自重によって、ヒール先端がヒール保持部（３）の突き出て折れ曲がった突端部に押し付けられ、ヒールの根元がヒール保持部プレート（７）の末端に押し付けられて、安定保持される。（図２参照）。この時、ヒール保持部（３）に設けられた保護当て材（５）によって、ハイヒールが傷ついたりする心配もない。
【符号の説明】
【０００９】
１ ヒール吊るしホルダー
２ 挿し込み口
３ ヒール保持部
４ 取り付けプレート
５ 保護当て材
６ 棚板
７ ヒール保持部プレート
【特許請求の範囲】
【請求項１】
プラスチック等の硬い材質で、少し幅広の平板材を用いて形成した略Ｆ字状において、Ｆ字における天板部分を取り付けプレートと呼び、縦背板部分をヒール保持部プレートと呼び、縦背板から天板の少し下部位置に、天板と同方向に、天板より短く突き出した中天板の先端部を略垂直下方に、縦背板と平行に約２〜３ｃｍ程の長さを折曲げて、入江湾状を形成し、この部分をヒール保持部と呼び、ヒール保持部の内周囲、即ち入江湾岸には、弾性＆滑り止め性を有するスポンジ様の保護当て材を設け、この保護当て材で囲まれた入江状の開口部が、ヒールのかかとを先端からヒール保持部に挿し込む挿し込み口となり、この挿し込み口にヒール先端を軽く挿し込んで手を離せば、ハイヒール保持部の突き出て折れ曲がった突端部に押し付けられて、ヒールの根元がヒール保持部プレートの末端に押し付けられて、安定保持され、且つヒール保持部に設けられた保護当て材によって、ハイヒールが傷つく心配もないということを特徴とするヒール吊るしホルダー。
【請求項１】
プラスチック等の硬い材質で、少し幅広の平板材を用いて形成した略Ｆ字状において、Ｆ字における天板部分を取り付けプレートと呼び、縦背板部分をヒール保持部プレートと呼び、縦背板から天板の少し下部位置に、天板と同方向に、天板より短く突き出した中天板の先端部を略垂直下方に、縦背板と平行に約２〜３ｃｍ程の長さを折曲げて、入江湾状を形成し、この部分をヒール保持部と呼び、ヒール保持部の内周囲、即ち入江湾岸には、弾性＆滑り止め性を有するスポンジ様の保護当て材を設け、この保護当て材で囲まれた入江状の開口部が、ヒールのかかとを先端からヒール保持部に挿し込む挿し込み口となり、この挿し込み口にヒール先端を軽く挿し込んで手を離せば、ハイヒール保持部の突き出て折れ曲がった突端部に押し付けられて、ヒールの根元がヒール保持部プレートの末端に押し付けられて、安定保持され、且つヒール保持部に設けられた保護当て材によって、ハイヒールが傷つく心配もないということを特徴とするヒール吊るしホルダー。
【図１】
【図２】
【図２】
【公開番号】特開２０１３−９４６３３（Ｐ２０１３−９４６３３Ａ）
【公開日】平成２５年５月２０日（２０１３．５．２０）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１１−２５０１１４（Ｐ２０１１−２５０１１４）
【出願日】平成２３年１０月２８日（２０１１．１０．２８）
【出願人】（５０６４２１６９９）
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２５年５月２０日（２０１３．５．２０）
【国際特許分類】
【出願日】平成２３年１０月２８日（２０１１．１０．２８）
【出願人】（５０６４２１６９９）
【Ｆターム（参考）】
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