説明

ビッグバッグを空にするための方法及びアレンジメント

【課題】ビッグバッグを空にするための方法及びアレンジメントを提供する。
【解決手段】周囲と接触すべきで無い注入可能な、とりわけ微粉砕された物品が充填されたビッグバッグ又は同様の移送容器を空にする方法及びアレンジメントであって、ビッグバッグが、ビッグバッグの内容物を受け入れるための加工容器(3)と連接する、周囲から閉鎖されたスルース手段(2)内に挿入され、同時に該スルース手段がシールされ、その後、ビッグバッグが、該スルース手段の内部で、その中に設けられた切断手段(6)により切断開封される方法及びアレンジメントが提供される。空のビッグバッグは、スルース手段(2)の内部の除去ゾーンAにおいて圧縮され、そして、スルース手段(2)に接続されたプラスチックサック(8)に排出される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の前提部分に基づく方法及び請求項4の前提部分に基づくアレンジメントに関するものである。
【背景技術】
【0002】
この種の方法及びアレンジメントは、矩形断面を有するビッグバッグ受け入れホルダー上に環状構造物が設置され、空にされたビッグバッグがアームにより受け入れホルダーから取り出され、そして、環状チャンバーを経由して、前記環状構造物の下側に固定された除去手段に供給される、NL−C−1015987から公知である。
【非特許文献1】NL−C−1015987
【0003】
ビッグバッグは、例えば1立方メートルの容積を有し、そして、例えば出荷される注入可能な物品を移送するために使用される、引き裂き抵抗性が強化された合成ウェブ材料からなるサック状の移送容器である。運搬ループが設けられたビッグバッグは、空にするためには切断開封する必要があり、そこで、その中に含まれる粉砕された物品を、該粉砕された物品がそれらの周囲に漏れ出ないように加工タンクのような容器内に移すことが困難である。粉砕された物品が健康に有害な性質を有し、そして、開封作業者が空にするプロセスの間に危険に晒され得る場合、これは、とりわけ問題である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
空にするためのスルース手段内へのビッグバッグの挿入を簡単にするような上述の種類の方法及びアレンジメントを設計することが、本発明の目的である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
これは請求項1及び請求項4の特徴的事項により、本発明に従って達成される。ビッグバッグは、スルース手段上に設置された場合に該手段をその周囲環境から隔離してシールする移送ユニットによりスルース手段内に挿入されるので、そのアレンジメントの簡単な構造は、スルース手段内での操作プロセスが機械的手段により行われ得、その結果、必要な手作業が単に、配送されたビッグバッグを移送ユニットに吊り下げること、及び空にされたビッグバッグを持つシールされた容器を梱包容器を除去すること、に制限されるようにせしめる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
図面を参照して本発明の例示的な実施態様をより詳細に説明するが、ここで、
図1は、空にするアレンジメントを収納して有するタワー状建造物の概略断面図を示し、
図2は、空にする装置の概略説明図を示し、
図3は、スルース手段上に設置中の移送ユニットの概略図を示し、
図4は、除去バウ(5)の操作原理を概略説明図を示し、そして
図5は、移送ユニットの移送プレートにおける吊り下げ手段の図を示す。
【0007】
図1は、移送シャフトG1及び、該移送シャフトの側部に配置された空にする装置を有するタワー状建造物Gを概略的に示す。移送パス、例えばローラーパスRにおいて、ビッグバッグBBが移送シャフトG1内に挿入される。ビッグバッグには通常、その上方周囲を巡って分配された四つの運搬ループが設けられており、該ループは、移送ユニット1の移送プレート1aに手動で引っかけられ、該移送ユニットは、図1に示されるように、ク
レーンアレンジメントKによりシャフトG1内で引き上げられる。上方位置から、移送ユニット1が、クレーンアレンジメントKにより、空にする装置の上を図1中左側に水平に移動され、その後、移送ユニット1が、スルース手段2の上端部に当接するまで下降される。
【0008】
移送シャフトG1内で及びスルース手段2上で、ガイドレールG2は側部に固定されており、ガイドローラー1bは、移送ユニット1の上昇及び下降移動の間、これが捩れ得ないように、移送ユニット1において該ガイドレールと嵌合する。加えて、頂部に水平なガイドレールG2が設けられており、これに対して、移送手段1の上側に固定されたガイドローラー1bが嵌合し、その結果、前記移送ユニットが、水平移送移動の間も、予め決定された位置を維持する。
【0009】
スルース手段2は、開口上端及び下端においてロート2aを有する、ほぼ環状の構造を有し、該ロート2aは、チェックバルブ3aを有するチューブにより加工容器、例えば撹拌槽3に結合されており、該撹拌槽3内で、前記ビッグバッグから排出された物品が加工され、又は、更なる加工のために利用可能にされる。移送ユニット1が上昇される間に、スルース手段2の上部開口端がスライダー4により閉鎖され、該スライダー4は、側方に突出した駆動手段、例えば圧空シリンダー4aにより、ビッグバッグを吊り下げて有する移送ユニット1がスルース手段2の開口上端上に設置される前に、スルース手段2の管状領域から引っ込められ得る。図2に示されるように、スライダー4は、スルース手段2の管状セクションに接続されている、側方に突出したクローズドガイド2b内において、開口位置に移動可能である。スルース手段2の管状セクションにおいて、スライダー4の下に、領域2cが側方に形成されており、バウ5(以下に、より詳細に説明される)を、図2に示されるように、スルース手段2の管状セクションに対して横に移動することができる。管状セクションの下方領域において、ロート2aの上に、切断手段が傾斜ナイフ6の形態で設けられており、該傾斜ナイフ6により、これらのナイフ上に置かれた場合、ビッグバッグ底部が切断開封される。
【0010】
吊り下げられたビッグバッグを有する移送ユニット1がスルース手段2の上に位置するやいなや、スライダー4が開口位置に移動される。バウ5は、ビッグバッグの通り抜け通路エリアの外側の、図2及び図4の左側の非操作位置にある。図3は、管状スルース手段2のオフセット上端部2dにおける移送ユニット1の概略配置を示す。側方に突出した移送スパイク1dを有する移送プレート1aは、ロッドリンク1e、次いでケーブル1e’又は鎖などにより、クレーンアレンジメントKに直接接続されている。移送プレート1aの上に、フランジ状部分1fを有するシリンダー状構造物1kが配置されており、その外端部は、スルース手段2の上端部2dの肩部に当接せしめられる。フランジ1fを有する移送ユニット1がスルース手段2上に設置される場合、該手段は閉鎖又はシールされる。この直後に、移送プレート1aは、クレーンアレンジメントにより下降され得、コネクティングロッド1e及びケーブル1e’を取り囲む伸縮手段1gは、下降中に外に移動する。1cは、ロッド1eを取り巻く、移送プレート1a用の螺旋状サプライパイプを示す。
【0011】
伸縮手段1gは、以下に説明するように、スルース手段内に窒素が導入される場合に、クレーンケーブル1e又は1e’の通路開口部において、外側に対するスルース手段2の内部のシールを保証するように、形成されている。更に、好ましくは矩形断面を有する伸縮手段1gは、スルース手段2内を前記移送プレートが下降される間にケーブル1eに対して移送プレートが捩じれることを阻止する。この結果、ナイフ6に対するビッグバッグの対角線的位置決めが保証される。最後に、伸縮手段1gはまた、スルース手段内の移送プレートの上昇及び下降の間、サプライパイプ1cを保護するために役立つ。
【0012】
クレーンアレンジメントKのケーブル1eは移送プレート1aに直接接続されており、
そして、移送ユニット1のシリンダー状構造物1kは移送プレート1a上にただ位置しているに過ぎないので、スルース手段2の外部及び内部での移送ユニット1の移送移動全体が、クレーンアレンジメントKにより行われ、該クレーンアレンジメントに対する駆動モーターのみが、全移送プロセスのために必要である。
【0013】
以下において、粉末形態のシアヌル酸クロリドで満たされたビッグバッグを空にすることを説明する。このようにしてスルース手段2の上部領域をシールした後に、スルース手段の内部が窒素ガスを使用して不活性化され、例えば、ビッグバッグの開封時の爆発の危険が避けられるように、酸素含有率が8%未満に低減される。その後、移送プレート1aは、ビッグバッグが、好ましくは圧力を使用して、ナイフ6上に置かれ、そして切断開封されるまで、スルース手段2の内部を下降される。ビッグバッグの内容物は、ロート2aを経由して撹拌槽3内へと下方に流出する。ビッグバッグが移送プレート1aにより2回上及び下に移動することにより、完全に空にすることが保証される。
【0014】
1tの内容物及び直径1×1×1.2mを有するビッグバッグの場合、スルース手段2は、直径ほぼ1.5m及び高さおよそ6.5mを有する。それは、液体不浸透構造及び以下の三つのゾーン:
−完全に空にすることが保証されるようにビッグバッグの底部を対角線状に切断開封するところの、対角線状に配置されたナイフ6により、ビッグバッグの底部を切断開封するためのゾーンS、
−除去バウ5により、プラスチックバッグ8内に、空のビッグバッグが完全に自動的に除去されるところの、ゾーンA、
−移送プレート1aが洗浄され、そして乾燥されるところの、ゾーンW、
を有する。
【0015】
切断開封された後、空のビッグバッグは、図4に示されるように、ビッグバッグを取り囲むために例えばU字形に形成された除去バウ5の高さに上昇される。駆動シリンダー5aにより、除去バウ5は、空にするプロセスの開始前にプラスチックサック8が手で緊密に接続されたロート形状出口2eの上に、図2中右側に引かれる。図2及び図4中の除去バウ5の右手端部位置のうえにシリンダー9が配置されており、そのピストンロッドは、除去バウ5が図2及び図4中の左手側の出発位置に押し戻される間、ビッグバッグを固定的に保持するか又は留める。ロート形状出口2eの上にシリンダー10が配置されており、そのピストンロッド10aは、空のビッグバッグをプラスチックサック8内に押し下げる。
【0016】
図5に示されるように、移送プレート1aにおいて、直径方向に対向して装着された固定用スパイク1dが存在し、これは各々、圧空駆動シリンダー1hにより、前後に移動され得る。ビッグバッグの四つの運搬ループに応じて、二つのこのような固定用スパイク1dが、それぞれの側に設けられている。空のビッグバッグが除去ゾーンA内に上昇された後、ビッグバッグの左側が開放されるように図1及び図5中の左側の二つのスパイク1dが引っ込められ、そこで、圧空駆動シリンダー5aが除去バウ5をほぼ水平に右側に移動させる。その後、除去バウ5がビッグバッグを一定経路で右側に移送した後、二つの右側の固定用スパイク1dもまた引っ込められ、その結果、ビッグバッグが完全に解放され、そして今や除去バウ5のみにより、除去開口部2eの上の、図2に示される位置に運ばれる。
【0017】
ビッグバッグが前記位置に到達するやいなや、それは好ましくは、除去バウ5が図2及び図4中左側に、その非操作位置に押し戻される間、前後に配置された二つの圧空シリンダー9により保持されるか又は留められる。除去バウ5はまた、図4に示されるように、鋸歯状レールを介して駆動モーター5bにより、水平に移動され得る。この直後に、圧空
シリンダー10のピストンロッド10aが下降され、そしてビッグバッグは、圧空シリンダー9がビッグバッグを開放した後、プラスチックサック8内に押し出される。
【0018】
プラスチックサック8は、その上端部により、上固定用リング11経由でロート形状の除去開口部2eの壁に固定されている。この下に距離をおいて、下固定用リング11aが設けられており、プラスチックサック8は、前記プラスチックサックの充分な長さが、二つの固定用リング11及び11aの間で利用可能であるように、除去開口部2eに接続されており、これは、バルジ8aとして図2に示されている。その後、下固定用リング11aは、プラスチックサック8が幾分か下に落ち、そして過剰長さ8aに起因して存在するプラスチックサック8の領域が、除去開口部2eの下の一定距離のX1 において手動で締め付けられ得るように、解放される(図2a)。このようにして、ビッグバッグを含むプラスチックサック8が気密にシールされ、締め付け位置X1 と除去開口部との間に別の締め付けX2 を行い、その結果、前記プラスチックサックを二カ所の締め付け位置X1 及びX2 の間で切断することができ、他方、除去開口部2eは、前記プラスチックサックの残留領域に起因して閉鎖される。ビッグバッグを含むプラスチックサック8は、その後、例えば焼却することにより、廃棄される。
【0019】
この除去プロセスの後又はまだ実施中に、移送プレート1aがスライダー4の上の洗浄ゾーンW内に引き上げられ、その後、スライダー4が閉鎖される。スルース手段2の前記領域内に、洗浄ジェット12が、周囲全体に分配されて設けられており(図2)、これを通して、キシレンが中に噴霧され、そして、移送プレート1aから、微量のビッグバッグ内容物が洗浄除去される。スライダー4の傾斜された配置により、キシレンは、スルース手段2の内部の溝2f(スルース手段2の下方領域に導く)に流入し、その結果、キシレン洗浄液を撹拌槽3内に除去することができる。クリーニングのため、移送プレート1aは、噴霧ジェット12を例えば2回、適用され得る。洗浄プロセスの後、キシレン液滴は窒素で吹き飛ばされ、その後、空気乾燥が使用され得る。
【0020】
その後、移送プレート1aがクレーンKにより上昇され得、シリンダー状構造物1k(前記移送プレート1a上に位置し、そしてこれにより運ばれる)が移送プレート1aと共に上昇される。
【0021】
移送プレート1aを有する移送ユニット1は、その後、新しいビッグバッグを受け入れるための出発位置に移動され得、その間に、新しいプラスチックサック8が、除去開口部2eに手動で接続される。従って、必要な手作業は、固定用スパイク1dに満杯のビッグバッグの運搬ループSを引っかけること、並びに、プラスチックサック8を締め付けそして除去すること及び新しいプラスチックサックを固定すること、に限定される。
【0022】
図5において、移送プレート1aの周囲に膨張可能な膜7が存在し、これを使用して、移送プレート1aとスルース手段2の内壁とがシールされ得る。特に、図2に示されるように、切断開封しそして空にするため、ビッグバッグがゾーンS内にある場合に、このシールが行われる。スルース手段2の内部での移送プレート1aの上昇及び下降移動の間、前記膜7は好ましくは、非加圧状態に切り換えられる。
【0023】
図3において、1mは、移送プレート1aに接続され、そしてスルース手段2に対して移送プレート1aの位置を表示するために使用され得るチェーンを有する手段を示す。表示手段は図3に示されていない。
【0024】
記載されたアレンジメントは操作上の高い安全性を保証し、該アレンジメントは、ビッグバッグが健康に有害な物質を含む場合でさえも、ガスマスク無しで空にすることができる。建造物Gの外部への全ての臭気の放出が、建造物Gの内部で僅かに低い圧力を使用し
てアレンジメントを操作することにより、遮断され得る。
【0025】
記載された構成の種々の変更が可能である。例えば、前記スルース手段はまた、実質的に水平に配置することができ、ビッグバッグの底部を切断開封するために、ナイフを、前記スルース手段の内部に昇降可能に又は移動可能に、設けることができる。ここで、スルース手段の端部で空のビッグバッグを除去し、他方、移送プレートを切断手段の前方の洗浄ゾーンに引き戻すため、除去バウ5を、例えば、切断手段の後に設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】図1は、空にするアレンジメントを収納して有するタワー状建造物の概略断面図である。
【図2】図2は、空にする装置の概略説明図である。
【図3】図3は、スルース手段上に設置中の移送ユニットの概略図である。
【図4】図4は、除去バウ(5)の操作原理の概略説明図である。
【図5】図5は、移送ユニットの移送プレートにおける吊り下げ手段を示す図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
周囲と接触すべきで無い注入可能な、とりわけ微粉砕された物品が充填されたビッグバッグ又は同様の移送容器を空にする方法であって、
−周囲からシール可能であり、そして前記ビッグバッグの内容物を受け入れるための加工容器(3)と連通する、実質的に垂直に配置されたスルース手段(2)内に、上から前記ビッグバッグを挿入する段階、
−前記スルース手段の下側に配置され、上に前記ビッグバッグが位置する切断手段(6)により、前記スルース手段内部で、前記ビッグバッグを切断開封する段階、
−前記スルース手段内の除去ゾーン(A)に空の前記ビッグバッグを移送し、該ゾーン内で前記ビッグバッグが圧縮され、そして前記スルース手段(2)に接続されたプラスチックサック(8)内に除去される段階、
を含み、
前記ビッグバッグは、移送ユニット(1)により前記スルース手段内に挿入され、該ユニットは、該スルース手段上に設置されることにより、該スルース手段を、その周囲から隔離してシールする、
ことを特徴とする方法。
【請求項2】
前記空のビッグバッグが、管状スルース手段内部で除去ゾーン(A)内へと上昇され、そして、除去バウ(5)により、下にプラスチックサック(8)が接続されている除去開口部(2e)上に側方に押される、請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記スルース手段から前記ビッグバッグを除去した後、前記スルース手段(2)内部で前記ビッグバッグを移送する移送ユニット(1)の一部(1a)がスライダー(4)上の洗浄ゾーン(W)内へと上昇され、それにより前記スルース手段(2)がシールされ、一方、前記移送ユニット(1)の一部(1a)はスプレージェット(12)により洗浄され、その後、乾燥される、請求項2記載の方法。
【請求項4】
周囲と接触すべきで無い注入可能な、とりわけ微粉砕された物品が充填されたビッグバッグ又は同様の移送容器を空にするためのアレンジメントであって、
液体不浸透の状態で周囲からシール可能であり、実質的に垂直に配置されており、そして下端部に切断手段(6)を有し、ビッグバッグの内容物のための加工容器(3)と連通されているスルース手段(2)、
除去開口部(2e)上で、使用済みビッグバッグを圧縮し且つ排出する除去手段(5,10)、
を含み、
前記ビッグバッグ用の移送ユニット(1)が、該移送ユニット(1)に固定され且つ該移送ユニット(1)に対して移動可能である移送プレート(1a)を設けられており、該移送ユニット(1)は、前記スルース手段(2)上に置かれることにより、これを周囲から隔離してシールする、
ことを特徴とするアレンジメント。
【請求項5】
前記除去手段が管状スルース手段(2)内部を水平に移動可能な除去バウ(5)を有し、そして該バウの端部位置の下で、前記除去開口部(2e)が前記スルース手段の側方突出部(2c)内に形成されている、請求項4記載のアレンジメント。
【請求項6】
前記除去開口部(2e)上に、前記ビッグバッグを留めるための少なくとも一つのシリンダー(9)及び、前記ビッグバッグが留めのシリンダー(9)により開放された後該ビッグバッグを排出するための少なくとも一つのシリンダー(10)が設けられている、請求項5記載のアレンジメント。
【請求項7】
前記除去手段(5,10)上の前記スルース手段(2)内に、スライダー(4)が設けられており、その上に、移送プレート(1a)のための洗浄ゾーン(W)が形成されている、請求項4ないし6の何れか一項記載のアレンジメント。
【請求項8】
前記スライダー(4)が洗浄液を排出させるために、傾斜して配置されている、請求項7記載のアレンジメント。
【請求項9】
前記移送プレート(1a)がケーブル(1e)によりクレーンアレンジメント(K)に直接結合されており、そして、前記移送プレート(1a)と、前記移送ユニット(1)の前記スルース手段(2)上にある部分(1k)との間に、外部から前記スルース手段(2)の内部をシールし、そして、前記スルース手段(2)内での上昇及び下降運動の間に前記移送プレート(1a)の捩れを阻止する伸縮手段(1g)が設けられている、請求項4記載のアレンジメント。

【図1】
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【図2】
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【図2a】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2007−508204(P2007−508204A)
【公表日】平成19年4月5日(2007.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−530117(P2006−530117)
【出願日】平成16年10月7日(2004.10.7)
【国際出願番号】PCT/EP2004/011222
【国際公開番号】WO2005/039985
【国際公開日】平成17年5月6日(2005.5.6)
【出願人】(396023948)チバ スペシャルティ ケミカルズ ホールディング インコーポレーテッド (530)
【氏名又は名称原語表記】Ciba Specialty Chemicals Holding Inc.
【Fターム(参考)】