説明

ピット

【課題】 従来の、溝川の清掃は、バキュームカーで溝川に溜まった沈殿物を、吸い取っていたが、何百メートルを掃除するのは大変であった。そこで、本発明のピットは、沈殿物はピットの溜まるから、ピットをバキュームカーで吸わせることで、清掃する時間と、労力を節約できる。
【解決手段】 本発明のピットは、水路(1)に穴(2)を掘ることで、水(3)に混じった沈殿物(4)を、穴(2)に集める。また、その穴(2)に箱(5)を沈めて、その箱(5)に沈殿物(4)を集め、その箱(5)を定期的に交換する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、溝川の沈殿物をくぼみに集めることで、沈殿物の清掃が簡単になるピットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の溝川または下水は、勾配があれば流れが早いので、沈殿物が溜まることが無いが、通常は勾配は少なかった。そこで、下水の中に混ざった、細かい残飯などは、水路の底に溜まり沈殿物となって、悪臭またはボーフラなどが発生する原因であった。また、豪雨のとき、溝川から沈殿物が流れ、港や河口は真っ黒に海が染まり、陸で消費したつけは、全部海に流していた。したがって、豪雨のときに少しでも、沈殿物を溜める物があれば海の汚染は少なかった。
【0003】
また下水や雨水を処理するために、箱型のピットがあった。それは、雨水などの配管をピットに集め、そこから排水していた。したがって、配管用のピットはあった。そのピットの役割は、詰まった時に、そこから配管の中をつついて、詰まっている物を清掃をしていた。したがって、沈殿物を取り除く物ではなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2010−242542
【特許文献2】特開2009−148679
【特許文献3】特開2004−270181
【特許文献4】特開2000−45374
【特許文献5】特開平6−346501
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の下水は、勾配がとれず、下水に混ざった沈殿物が溜まり、溝川になっていた。それを取り除くためには、全部の沈殿物を取り除かないといけない状態であった。その方法の1つは、溝川の中に入り、上流から箱型スコップで、下流に沈殿物を集め、それをスコップなどで取り除いていた。もう一つの方法は、バキュームカーで吸い取る方法で、溝川に入らないで済むが、溝川の何百メートルも、バキュームカーで吸わすのは面倒である。そこで、上流から箱型スコップで、沈殿物を下流に集め、それをバキュームカーで吸い取っていた。しかし、上流から箱型スコップで、下流に集める作業が大変であった。
【0006】
そこで、本発明のピットは、水路(1)に穴(2)を掘ることで、水(3)に混じった沈殿物(4)を、その穴(2)に集めることで、その穴(2)を掃除するだけでよいピットを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明のピットは、水路(1)に穴(2)を掘ることで、水(3)に混じった沈殿物(4)をその穴(2)に集め、その穴(2)だけの沈殿物(4)を取り除くことで目的を達成した。
【0008】
請求項2のピットは、水路(1)に穴(2)を掘り、その穴(2)の中に沈殿物(4)を溜める箱(5)を取り付け、水(3)に混じった沈殿物(4)を、箱(5)に集めることで目的を達成した。
【0009】
請求項3のピットは、水路(1)に穴(2)を掘り、その穴(2)の中に沈殿物(4)を溜める箱(5)があり、その箱(5)の上部は柱(5e)を介して蓋(5a)が具備されていることで目的を達成した。
【発明の効果】
【0010】
本発明のピットは、次のような効果がある。
(イ)溝川にピットを設けることで、沈殿物を集めるため、ピットだけの掃除でよい。
(ロ)請求項2のピットは、穴の中に箱があり、その箱を取り替えることで、掃除が完了する。
(ハ)請求項3のピットは、穴の中には箱があり、その箱の上部は蓋が具備されていることで、マンホールと一体化した。
(ニ)従来のマンホールの蓋は、豪雨になると蓋を持ち上げていたが、請求項3の蓋は、柱を介して箱が構成されているので、浮き上がることがない。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】図は、ピットを側面から見た断面図である。
【図2】図は、ピットの斜視図である。
【図3】図は、従来の溝川の、沈殿物を側面から見た断面図である。
【図4】請求項2の、ピットを側面から見た断面図である。
【図5】請求項2の、ピットの一部を拡大した断面図である。
【図6】請求項3の、ピットを側面から見た断面図である。
【図7】請求項3の、ピットの一部を拡大した断面図である。
【図8】請求項3のピットを吊った状態の斜視図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明のピットは、水路(1)に穴(2)を掘ることで、窪みを作り、水(3)に混じった沈殿物(4)を、その穴(2)に集めるものである。その穴(2)を掘ると、溝川には勾配が余り無いので、平均的に沈殿物(4)が溜まっていたものが、所どころに穴(2)を掘ることで、穴(2)の回りの沈殿物(4)に勾配ができる。
【0013】
すると、沈殿物(4)の勾配は崩れて、平均的になろうとするため、溝川に溜まった沈殿物(4)は、穴(2)に溜まるようになる。溜まった沈殿物(4)だけを、バキュームカーで吸わせることで、沈殿物(4)を取り除くことができる。したがって、ピットの場所だけ清掃すれば良いため、作業が簡便になる。
【0014】
請求項2のピットは、水路(1)に穴(2)を掘り、その穴(2)の中に沈殿物(4)を溜める箱(5)を沈めて、その箱(5)の中に沈殿物(4)を溜めるものである。その箱(5)は、定期的に取り替えるものである。そのため、箱(5)の高さより、穴(2)の深さが、深い物の方が、取り替えるときに、穴(2)の中に沈殿物(4)が溜まる可能性がある。そのため、箱(5)の底が、沈殿物(4)の上に乗り、下へ下がらないことを考慮して設計する。
【0015】
その箱(5)は、クレーンなどで吊って取り外すため、箱(5)の四隅にはアイプレート(5d)を取り付けて、アイプレート(5d)にフック(5b)やワイヤーを取り付け、クレーンで吊って、箱(5)を取り外す。
【0016】
そして、変わりの箱(5)を、水路(1)の穴(2)に沈める。その箱(5)の上部には、穴(2)の側面に接するため接触部(5)が構成されており、接触部(5c)が穴(2)の側面にくっつくことで、沈殿物(4)が箱(5)の隙間から入り、箱(5)の下へ侵入するのを防ぐ。
【0017】
請求項3のピットは、地下の水路(1)に穴(2)を掘り、その穴(2)の中に沈殿物(4)を溜める箱(5)がある。その箱(5)の上部に、柱(5e)を介して蓋(5a)が具備されている。その蓋(5a)は、道路(6)の取付部(6a)の中に、収まるように蓋(5a)がある。
【0018】
その蓋(5a)から、柱(5e)を介して箱(5)が構成されており、その箱(5)は穴(2)の底に届かないように、箱(5)全体が蓋(5a)にぶら下がった状態になっている。
【0019】
そのピットの使用状態を説明すると、水路(1)に穴(2)を取り付け、その穴(2)の中に沈殿物(4)を溜める箱(5)を沈める。そして、その箱(5)の中に、沈殿物(4)を溜めるものであり、その箱(5)は、定期的に取り替えるものである。そのため、箱(5)の底に沈殿物(4)が溜まり接触しないように、穴(2)の深さを十分に取り、沈殿物(4)が少々たまっても、マンホールの蓋(5a)が道路(6)から食み出さないようにする。
【0020】
その箱(5)は、クレーンなどで吊って取り外すため、蓋(5a)の端にフック(5b)を引っ掛けて、クレーンで吊って取り除く。このクレーンは、積載形トラッククレーンで、吊る方法は、バキュームカーで吸わせる方法より早く、作業が終わるため、交通の妨げにはなり難い。また、バキュームカーより、積載形トラッククレーンの方が安価である。
【0021】
そして、変わりの箱(5)を、水路(1)の穴(2)に取り付ける。その箱(5)の上部には、穴(2)の側面に接するため、接触部(5)が構成されており、接触部(5c)が穴(2)の側面にくっつくことで、沈殿物(4)が箱(5)の隙間から、箱(5)の下へ侵入するのを防ぐ。
【実施例1】
【0022】
本発明のピットを、図面を参照して説明する。
図3は、幅30センチの溝川を、側面から見た断面図である。その水路(1)は、勾配が余り無いため、沈殿物(4)が溜まっていた。そこで図1のように、そこへ穴(2)を堀って、窪みを作り、沈殿物(4)が穴(2)の中に溜まる。その状態は断面図のように、溝川の勾配は変わらなくても、沈殿物(4)の勾配は付き、沈殿物(4)は穴(2)の中に溜まる。
【0023】
溝川の水路(1)の深さは40センチで、約20センチの深さで、水(3)が流れている。斜めの点線の部分は、水(3)を現していて、直ぐ下にある斜線は、沈殿物(4)を現している。そして、普段は流れが緩やかであるが、豪雨の時は流れが早いので、その時に沈殿物(4)が流れ、穴(2)に溜まる。穴(2)に溜まった沈殿物(4)は、穴(2)の場所が80センチの深さになっているので、穴(2)を通過するときは、水(3)の流れの速度が落ちるため、沈殿物(4)が沈殿する。
【0024】
使用例を説明する。沈殿物(4)が溜まったら、バキュームカーで沈殿した沈殿物(4)を吸わすと良い。したがって、50メートルごとにピットを設けると、バキュームカーを50メートル移動させて吸収するため、ピットを設けない時と比べ、格段に早く、便利である。
【0025】
そのピットを作る方法としては、幅30センチの、深さ40センチの、長さ100センチの略U字状のブロックを並べる。そしてピットは、図2の斜視図のような形で、長さ100センチの、深さ80センチの箱型の物を、水路(1)に合わせて両横を40センチ取り除いたブロックを、セメントを使用してくっつけた。したがって、通常40センチ掘って、水路(1)の略U字状のブロックを並べるが、その前にピットの場所は80センチ掘るので、ピットを先に設置する。そして、その図はピットの内部の穴(2)を点線で現した物であり、その点線で現した窪みの内部に沈殿物(4)を溜める。したがって、水路(1)の幅と、ピットの幅とは同じであり、水路(1)とピットの違いは、深さの40センチと80センチの違いだけである。
【実施例2】
【0026】
図4は、請求項2のピットで、幅80センチの溝川を、側面から見た断面図である。そのピットは、水路(1)の底より深さ80センチの穴(2)を掘り、その中に沈殿物(4)を溜める箱(5)を取り付け、水(3)に混じった沈殿物(4)を、箱(5)に集める物である。
【0027】
その箱(5)は、厚み6ミリの鉄板でできており、横幅78センチ、深さ80センチ、縦80センチの物を作り、縦に使用されている鉄板の深さが80センチなのに比べ、横幅に使用された鉄板は深さが70センチで、10センチ低くできている。
【0028】
その理由は、箱(5)を取り替えるとき、箱(5)を除けたときに沈殿物(4)が穴(2)の中に溜まり、箱(5)が沈殿物(4)の上に乗って、降りてこないとき、10センチまでは下に沈殿物(4)が溜まって、浮き上がるようになっても使用できるようになっている。
【0029】
また、図5の左の接触部(5c)を拡大した、側面からの断面図である。その接触部(5c)は、穴(2)と箱(5)との間をなくするため、各箱(5)の面の上部を、略く字状に鉄板を曲げ、沈殿物(4)の侵入を防ぐ。そして、取り外すときに引っ掛からないように、接触部(5c)の先端を少し内側に曲げる。その図で、実線はピットの底に沈殿物(4)が無い状態で、点線はピットに底に沈殿物(4)が溜まった状態だある。その点線で現した状態を越えると、余り良くない状態で、ピットの底を掃除して、実線の状態に戻す。
【0030】
また、その他の接触部(5c)を作る方法として、スポンジ(5f)を取り付ける。スポンジ(5f)は、干渉材として隙間をなくし、さらに沈殿物(4)の侵入を防ぐ。
また、その他の方法として、接触部(5c)を略く字状に鉄板を曲げる変わりに、鉄板の上部を、上から10センチの所を90度曲げて、水路(1)の底に接するように両側を曲げて、箱(5)を支え、箱(5)の下に空洞を作る。その空洞は、沈殿物(4)が溜まっても10センチ以下なら差支えない。
【0031】
使用例を説明する。箱(5)をピットから取り除くときは、クレーンの積載形トラッククレーンを端に用意し、クレーンに具備したワイヤーのフック(5b)を、ピットの中にある箱(5)のアイプレート(5d)に引っ掛け、積載形トラッククレーンの荷台に移す。その時、箱(5)の中に高分子吸収体(粉末のコンニャクの粉など)を撒くと、表面にあった水は、高分子吸収体に吸われ固体になるので、運搬しやすくなる。
【0032】
積載形トラッククレーンの荷台に移した箱(5)は、新たな箱(5)を吊り、ピットの穴(2)に沈める。その時、10センチまでは穴(2)の中に、沈殿物(4)が溜まってもかまわないようになっているが、10センチを越えて沈殿物(4)が溜まり、接触部(5c)が水路(1)の底から食み出しているときには、スコップなどで沈殿物(4)を掃除する。
【実施例3】
【0033】
図6は、請求項3のピットで、幅120センチの下水を、側面から見た断面図である。そのピットは、道路(6)の下に水路(1)があり、道路(6)の表面と、水路(1)の底の面の深さは150センチある。その水路(1)に穴(2)を掘り、道路(6)の表面と、ピットの穴(2)の底面の深さは、250センチである。その箱(5)の中に、沈殿物(4)を溜める箱(5)があり、水(3)に混じった沈殿物(4)を、箱(5)の中に集める。
【0034】
その箱(5)は、厚み6ミリの鉄板でできており、幅118センチ、深さ80センチ、縦118センチの物を作り、それを吊り下げるために、柱(5e)を介して蓋(5a)が具備されおり、その柱(5e)の長さは150センチの物を使用している。 そして、箱(5)の底と、穴(2)の底は20センチの余裕があり、沈殿物(4)が20センチ溜まる間では、清掃の心配がない。
【0035】
しかし、20センチ以上溜まると、道路(6)の取付部(6a)と、マンホールの蓋(5a)が完全に締まらない状態になる。その理由は、箱(5)を取り替えるとき、沈殿物(4)が穴(2)の中に溜まり、箱(5)が沈殿物(4)の上に乗って、降りてこない。このとき箱(5)と、蓋(5a)とは、柱(5e)によって連動しているため、蓋(5a)が締まらない状態になる。そして、マンホールの蓋(5a)は、歩行者が躓くことがあるので、注意する。
【0036】
また、図7の左の接触部(5c)を拡大した、側面からの断面図である。その接触部(5c)は穴(2)と箱(5)との間をなくするため、各箱(5)の面の上部を、略く字状に鉄板を曲げ、沈殿物(4)の侵入を防ぐ。そして、取り外すときに引っ掛からないように、接触部(5c)の先端を少し曲げる。また、その他の方法として、スポンジ(5f)を取り付ける。スポンジ(5f)は、干渉材として隙間をなくし、さらに沈殿物(4)の侵入を防ぐ。したがって、略く字状に鉄板を曲げ、沈殿物(4)の侵入を防ぐ方法は図4を参照して、図6はスポンジ(5f)を干渉材として、隙間をなくした断面図である。
【0037】
使用例を説明する。図8のように、箱(5)をピットから取り除くときは、クレーンの積載形トラッククレーンを端に用意し、クレーンに具備したフック(5b)を、マンホールの蓋(5a)に引っ掛け、積載形トラッククレーンの荷台に移す。その時、箱(5)の中に高分子吸収体(粉末のコンニャクの粉など)を撒くと、表面にあった水は、高分子吸収体に吸われ固体になるので、運搬しやすくなる。積載形トラッククレーンので、箱(5)の取換えをする時間は、バキュームカーを使用して、掃除する時間と比べて短くなり、交通渋滞を起こすことが少ない。
【0038】
積載形トラッククレーンの荷台に移した箱(5)は、新たな箱(5)を吊り、ピットの穴(2)に沈める。その時、20センチまでは、穴(2)の中に沈殿物(4)が溜まってもかまわないようになっているが、20センチを越えて沈殿物(4)が溜まり、マンホールの蓋(5a)が飛び出しているときは、バキュームカーなどで掃除する。
【0039】
従来の下水のマンホールも蓋は、豪雨になると下水管が一杯になり、マンホールの蓋を持ち上げていたが、本発明の請求項3のピットでは、マンホールの蓋(5a)は柱(5e)を介して箱(5)が構成されており、その箱(5)は沈殿物(4)などで重たくなっているので、水圧で浮き上がることがない。
【産業上の利用可能性】
【0040】
トンネルの廃棄に、このピットの原理を応用すると、排気ガスは上に溜まるのを利用して、上に窪みを取り付けピットのような物を取り付ける。そのピットには、ピット内に集まった排気ガスを排出するため、その排気ガスを排出するダクトを構成する。したがって、従来のように、トンネルの中をファンで掻き回さなくた良い。
【符号の説明】
【0041】
1 水路 2 穴 3 水 4 沈殿物
5 箱 5a 蓋 5b フック 5c 接触部
5d アイプレート 5e 柱 5f スポンジ
6 道路 6a 取付部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
水路(1)に穴(2)を掘ることで、水(3)に混じった沈殿物(4)を該穴(2)に集め、
該穴(2)の該沈殿物(4)を取り除くことを特徴とするピット。
【請求項2】
水路(1)に穴(2)を掘り、該穴(2)の中に沈殿物(4)を溜める箱(5)を取り付け、
水(3)に混じった該沈殿物(4)を、該箱(5)に集めることを特徴とするピット。
【請求項3】
水路(1)に穴(2)を掘り、該穴(2)の中に沈殿物(4)を溜める箱(5)があり、
該箱(5)の上部は柱(5e)を介して蓋(5a)が具備されていることを特徴とするピット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−149432(P2012−149432A)
【公開日】平成24年8月9日(2012.8.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−8366(P2011−8366)
【出願日】平成23年1月19日(2011.1.19)
【出願人】(307010384)
【Fターム(参考)】