説明

ファッション消費者リーダーの選択・分析方法、ならびに市場調査作成方法。インターネット、携帯電話による情報配信方法とブログによる意見交換市場調査のコンテンツビジネス。

【課題】 一般消費者は自分で身につける物や購入商品の決め手になる情報を常に必要として雑誌やテレビで受け取っているが、雑誌やテレビだけではなし、身近な同世代の人達や都会での人達が実際身に付けている物の情報を一番必要としている。
【解決手段】 特定地域(銀座、渋谷、代官山、青山、原宿、新宿、品川、六本木)でプロのデザイナーが一般消費者の中からファッションリーダー的存在の人達を選択、(20才代、30才代、50才代)その人達のファッションに関する意見やこだわり、実際に身につけている物をインターネットで定期的に配信することによって会員の参考にする。
同時に誰でもこのコンテンツに参加が出来、意見や相談をブログによって行われる。

【発明の詳細な説明】
【技術の分野】
【0001】
プロデザイナーによる今シーズン商品を身につけているファッションリーダーを選択取材対象としていく。(対象者には情報提供と謝礼)
【0002】
不特定多数の一般消費者を対象として身に付けている商品や着方のこだわりや個性、理由を定期的に取材しインターネットに配信することによって会員を募りコンテンツビジネスとする。
【0003】
消費者の中からリーダー的存在の人達をクローズアップし意見や個性を解説し、インターネットコンテンツに写真、動画によって会員の人達に実際何が流行していて、何が個性のポイントになっているか、着こなしの何が必要かを参考にしてもらう。
【0004】
取材の段階その時点で身に付けている衣料品、バッグ、靴、化粧品、メガネ、雑貨等の商品ブランド、購入先のこだわり、理由、解説をコンテンツの中に入れていく事によって自分達と同じ仲間がどんな商品にこだわりや購入理由をもっているのかをインターネットで簡単に知識として理解出来る。
【0005】
世界の人達が日本の消費動向を参考にしたいと思っている。特に東京の消費者の身に付けている物への理由やこだわりに関心をもっている。こだわりや個性を市場調査する事によってインターネットコンテンツとして配信してゆくビジネスである。
【0006】
日本の四季の変化に日本のファッションはどこの国の変化より激しく、シーズン単位、月単位と変わり、日本人が身につける物は繊細な為に、一週間単位で取材を敢行し、できるだけ多くの消費者リーダーを取材しコンテンツに登場させていく。
【0007】
日本の代表的消費地 銀座、渋谷、代官山、青山、原宿、新宿、品川、六本木の特定の場所において取材対象を選択。
【0008】
インターネットと市場調査の融合を定期的に行い、消費者の情報を消費者自身が受け取る事によって、自分の物への考えやこだわりと他人の考えやこだわりをプロから情報ではなくて同じ仲間の情報を受取る事が出来る。
【0009】
インターネットによって情報を受取るだけで無く、簡単にネットの中に自分自身も参加が出来、自分の意見や異見をブログを通じて発信出来る楽しみを持つコンテンツ。
【0010】
このコンテンツは10代20代に限らず、30代40代50代も参加してもらう幅広い層を対象としたコンテンツとして成立させ、意見、異見がどの層の立場の人であっても、身につける一番身近な話題を市場調査コンテンツにすることによって提供するネットワークコンテンツシステムである。
【背景技術】
【0011】
従来の市場調査は多数のアンケートの中から調査内容平均値を数字に置き換えて結論を出していくのが普通である。
【0012】
個性を出す市場調査は定期的に決まった人間を取材調査をしてゆく定点調査が一般的である。
【0013】
テレビ、ラジオ、雑誌、新聞等のアンケート調査・市場調査は一方的な取材やアンケートで市場調査対象者は取材のみで終了し、その後のプロセスや相方向のデスカッションには参画出来ないシステムになっている。
【0014】
市場調査のほとんどは特定業者からの依頼された調査で、消費者には情報を直接消費者に還元されることはない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
一般消費者が商品を買う場合の悩みは何が流行していて何が新しいのか仲間の人達は何を購入しているのか、雑誌やテレビの中では情報は氾濫しているが身近な情報は意外に少なく購入の時の悩みは尽きない。その時に「ネット」によって気軽に自分と同じ仲間が何を購入し、何を身につけどんなこだわりを持って自分自身を演出しているのかを簡単に知識として入手出来るし、自分の意見を堂々と発表する場を持つ事が出来る。
【課題を解決する為の手段】
【0016】
プロのデザイナーが直接的に一般消費の中からファッションリーダを選択、取材することによって解決。
インターネットブログによって市場調査結果を相方向で交信従来の市場調査と違った方向を出していく。
【発明の効果】
【0017】
一般消費者の中からプロのデザイナーがファッションリーダーを定期的に選択し物へのこだわりや購入動機、個性を調査、分析してインターネットで一週間単位で配信する。インターネットのブログによって相方向の意見交換することによってここに参加する人達同士の思いやこだわりを身近な情報として受け取る事が出来るし、自分の意見も聞いてもらうことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】消費者リーダー市場調査とインターネット配信。ブログによる相方向の意見交換市場調査によるビジネスコンテンツの図式にしたものである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
東京での特定地域(銀座・渋谷・新宿・代官山・青山・原宿・品川)で一般消費者の中から、プロのデザイナーが不特定多数の大衆の中からファッションリーダーとして、新商品をコーディネートしている人達を選択。15才〜22才代、22才〜30才代、30才〜40才代の3つのカテゴリーに区分け市場調査を行う。対象者にはインターネットに配信していくことを理解してもらい、情報提供及び謝礼を行い、消費者個人の「感性」を分析していくコンテンツビジネスである。
【請求項2】
一般消費者が物を買う、身につける物への理由、こだわり、動機を現在実際身につけている帽子、メガネ、衣料品、化粧品、バック、ベルト、靴、全てを定期的に市場調査をしていくことによって同じ仲間の消費者に影響を与えていく市場調査システム方法。
【請求項3】
一般的にファッション雑誌情報、広告のほとんどは作り手の創作理論によって掲載され、ネット情報のほとんども作り手側の売る為の理論であり、物づくりの為の商品情報である。この情報システムは作り手とは全く関係なく消費者の情報を消費者のためだけに分析・解説され、定期的に消費者の考えやこだわりを画面によってシステム的に提供するビジネス方法。
【請求項4】
一般消費者の身につける物へのこだわり、理由、動機をインターネットによりパソコン、携帯電話を通して、全く同じ消費者自身の仲間がクローズアップされ、仲間の情報をインターネットによって気軽に参考に出来るコンテンツビジネスシステム方法である。
【請求項5】
プロデザイナーの眼による、不特定多数の中からファッションリーダーを選択することは、その人のこだわりや個性をネットに配信するだけではなく、ファッションリーダーの中から人気者をつくり出すこと。それによってネット会員を創出するコンテンツビジネス方法である。
【請求項6】

不特定多数のネット会員と不特定多数の中のファッションリーダーとプロ取材者の3者をインターネットのプログによってつなぎ、商品へのこだわり、物へのあこがれ、意見、異見、相談が定期的に行われる。市場調査をインターネットコンテンツツールにすることによって多角的な使い方が可能になり、一時的な参加ではなくて誰でもこのコンテンツにいつでも参加出来る特徴をもっている。
市場調査のインターネットコンテンツによって人間のつながりまで拡大することが可能になってくる。それを格安な料金によって自分自信が身につける物を通して人と人のつながりまで可能にしていくコンテンツビジネス方法である。

【図1】
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【公開番号】特開2006−318426(P2006−318426A)
【公開日】平成18年11月24日(2006.11.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−166105(P2005−166105)
【出願日】平成17年5月11日(2005.5.11)
【出願人】(502191790)