フィットタイプ枕カバー

【課題】枕の大きさ、形状の変化に広範囲に対応できる枕カバーを提供すること
【解決する手段】枕カバーの布地の裁断に余裕を持たせ、且つスパンゴムを使用して伸縮性をもたせる

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案はスパンゴムを利用して製造する枕カバーの布地の裁断方法及び縫製方法に関するものである
【０００２】
【従来の技術】
従来ファスナー利用の枕カバー、巻き付け型の枕カバーがあった
【０００３】
【考案の解決しようとする課題】
従来の枕カバーには、枕の大きさ、形状によって枕カバーの大きさ形状も変えねばならないという欠点がある
【０００４】
【課題を解決する為の手段】
上記の欠点を除く為に枕カバーの裁断方法を変え、枕カバーに伸縮性をもたせる目的で、スパンゴムを使用する
【０００５】
【考案の実施の形態】
考案の実施の形態を図面を参照して説明する図２のａあるいはｂは本考案の枕カバーの布地の裁断図であり、四つの角の角度１２は、使用できる枕の大きさを広げたい時には、角度を小さく裁断する。布地をこのように裁断したあと、４と５、６と７、８と９、１０と１１を各々縫い合せ袋状にする。さらに、開口部分の周囲の内側にスパンゴム１を引き伸ばしながら縫い付ける。
【０００６】
【考案の効果】
本考案は以上のように製造されているので、以下に記載されるような効果を有する
【０００７】
布地を図２ａあるいはｂのように裁断していることから、枕の大きさ、形の変化に対応できるだけの余裕がある
【０００８】
そして、開口部分にスパンゴムを使用していることから、図４の正面図の大きさ以下の枕で、図１の開口部分の大きさ以上の枕迄に使用が可能、非常に経済的である。
【０００９】
又、薄い数個の枕を重ねて入れることも出来、その日の体調によって、出し入れを行い、枕の高さを変えることによって、快適な睡眠につながることも効果の一つである。
【提出日】平成１２年４月６日（２０００．４．６）

【実用新案登録請求の範囲】
【請求項１】布地を袋に出来るように裁断して縫製を行いスパンゴムを用いて袋状にし、枕にかぶせるフィットタイプの枕カバー

【図１】