説明

フオーカスサーチ回路

【目的】本発明は、光磁気デイスク等を使用して所望の情報を記録し、又は再生する光デイスク装置のフオーカスサーチ回路に関し、フオーカスサーチに要する時間を短縮する。
【構成】本発明は、対物レンズ28を光磁気デイスク2側に急激に変位させた後、対物レンズ28を除々に降下させてフオーカスサーチする。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。
産業上の利用分野従来の技術(図5)
発明が解決しようとする課題(図5)
課題を解決するための手段(図1及び図2)
作用(図1及び図2)
実施例(1)実施例の構成(図1〜図4)
(2)実施例の効果(3)他の実施例発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はフオーカスサーチ回路に関し、例えば光磁気デイスクを使用して所望の情報を記録し、又は再生する光デイスク装置に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の光デイスク装置においては、フオーカスサーチ処理を実行してフオーカ制御の制御目標を検出し、この制御目標を基準にしてフオーカス制御するようになされている。このフオーカスサーチ処理は、所定の駆動信号で対物レンズを可動しながらフオーカスエラー信号をモニタすることにより実行され、これによりこの種の光デイスク装置においては、光磁気デイスクの記録層表面に光ビームを正しく集光し得るようになされている。
【0004】ところで光磁気デイスクにおいては、記録層表面をポリカーボネート等の透明部材で保護し、記録層表面だけでなくこの透明保護部材の表面からも反射光が得られる。さらに光磁気デイスクにおいては、記録層表面の反射率が低い特徴があり、透明保護部材の表面からの反射光と記録層表面の反射光とを誤検出し、制御目標を透明保護部材の表面に設定する恐れがある。
【0005】このためこの種の光デイスク装置においては、始めに対物レンズを光磁気デイスク側に接近させた後、除々に遠ざけ、この遠ざける際にフオーカスエラー信号が0レベルを横切るタイミングを検出して制御目標を正しく検出し得るようになされている。
【0006】すなわち図5に示すように、光デイスク装置においては、対物レンズが無通電時の保持位置から光磁気デイスクに近づくようにフオーカスサーチ信号DVの信号レベルを立ち上げた後、除々に信号レベルを立ち下げる(図5(A))。これに伴いフオーカスエラー信号FEにおいては、フオーカスサーチ信号DVが立ち上がると始めに透明保護部材の表面に光ビームがフオーカスすることにより、信号レベルがS字状に小さく変化し、続いて記録層表面に光ビームがフオーカスすることにより、信号レベルがS字状に変化する(図5(B))。
【0007】これに対してフオーカスサーチ信号DVが立ち下がると、フオーカスエラー信号FEにおいては、始めに記録層表面に光ビームがフオーカスすることにより、信号レベルがS字状に変化し、続いて透明保護部材の表面に光ビームがフオーカスすることにより、信号レベルがS字状に小さく変化する。これにより光デイスク装置においては、フオーカスエラー信号FEが0レベルを横切るタイミングで信号レベルが立ち上がるフオーカスゼロクロス信号FZC(図5(C))を生成し、フオーカスサーチ信号DVの立ち下がりでこのフオーカスゼロクロス信号FZCの立ち上がりを検出することにより、フオーカスサーチ処理を実行して制御目標を正しく検出し得るようになされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで実際上、このようにしてフオーカスサーチする場合、対物レンズを高速度で可動すると、対物レンズの振動を防止し得ないことにより、フオーカスエラー信号FEが0レベルを横切るタイミングを確実に検出し得なくなる。
【0009】このためこの種の光磁気デイスク装置においては、約1秒の期間を要してフオーカスサーチ信号DVを立ち上げた後、続く1秒の期間でフオーカスサーチ信号DVを立ち下げるようになされている。このため従来の光デイスク装置においては、フオーカスサーチに時間を要する問題があつた。
【0010】さらにこのようにフオーカスサーチ信号DVを除々に立ち下げてフオーカスサーチする際、光磁気デイスクに面ぶれが存在すると、フオーカスエラー信号FEの信号レベルの立ち上がりがフオーカスサーボ回路の周波数帯域外となり、この場合結局制御目標を正しく検出し得なくなる。
【0011】この場合従来の光デイスク装置においては、フオーカスサーチ処理を繰り返すようになされ、結局フオーカスサーチ処理にさらに時間を要するようになる。
【0012】本発明は以上の点を考慮してなされたもので、フオーカスサーチに要する時間を短縮することができるフオーカスサーチ回路を提案しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するため本発明においては、所定の光源から射出された光ビームを対物レンズ28を介してデイスク状記録媒体2に集光し、デイスク状記録媒体2に所望の情報を記録し、又はデイスク状記録媒体2の記録情報を再生する光デイスク装置1において、光ビームの反射光を受光して光ビームのフオーカスエラー信号FEを生成するフオーカスエラー信号検出手段7と、対物レンズ28の位置を可変する対物レンズ可変手段9と、フオーカスエラー信号FEと所定の基準レベルとの比較結果を得、フオーカスエラー信号FEの信号レベルが基準レベルを横切るとき信号レベルが立ち上がるフオーカスゼロクロス信号FZCを生成する比較手段7と、フオーカスサーチ信号D1を生成するフオーカスサーチ信号生成手段10と、フオーカスサーチ信号D1で対物レンズ可変手段9を駆動し、フオーカスゼロクロス信号FZCの信号レベルが立ち上がると、フオーカスサーチ信号D1に代えてフオーカスエラー信号FEを基準にして対物レンズ可変手段9を駆動するフオーカス制御手段10とを備え、フオーカスサーチ信号生成手段は、無通電状態の保持位置からデイスク状記録媒体2に近づく方向に、対物レンズ28を急激に可動させて対物レンズ28をサーチ開始位置に保持した後、所定周期毎に、デイスク状記録媒体2から遠ざかるようにサーチ開始位置から対物レンズ28を所定速度で可動するように、フオーカスサーチ信号D1を生成する。
【0014】さらに本発明において、フオーカスサーチ信号生成手段10は、所定期間T1サーチ開始位置に対物レンズ28を保持するようにフオーカスサーチ信号D1を生成することにより、対物レンズ28を可動した際に発生する対物レンズ28の振動を制振する。
【0015】さらに本発明において、フオーカスサーチ信号生成手段10は、サーチ開始位置で、対物レンズ28の可動範囲を制限する当接部材24に対物レンズ28が突き当たるように、フオーカスサーチ信号D1を生成し、所定期間T1サーチ開始位置に対物レンズ28を保持するようにフオーカスサーチ信号D1を生成することにより、対物レンズ28を可動した際に発生する対物レンズ28の振動を制振する。
【0016】さらに本発明において、フオーカス制御手段10は、フオーカスサーチ信号D1で対物レンズ可変手段9を駆動する期間の間、所定利得だけ利得を高く切り換えて対物レンズ可変手段9を駆動する。
【0017】
【作用】無通電状態の保持位置からデイスク状記録媒体2に近づく方向に、対物レンズ28を急激に可動させて対物レンズ28をサーチ開始位置に保持した後、所定周期毎に、デイスク状記録媒体2から遠ざかるようにサーチ開始位置から対物レンズ28を所定速度で可動することにより、対物レンズ28を急激に可動させた分、フオーカスサーチに要する時間を短縮することができる。
【0018】さらにこのとき、所定期間T1の間、サーチ開始位置に対物レンズ28を保持して対物レンズ28の振動を制振し、また当接部材24に対物レンズ28を突き当てて対物レンズ28の振動を制振することにより、確実にフオーカスサーチすることができる。
【0019】さらに所定利得だけ利得を高く切り換えて対物レンズ可変手段9を駆動して、確実にフオーカスサーチすることができる。
【0020】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
【0021】(1)実施例の構成図1において、1は全体として光デイスク装置を示し、光磁気デイスク2を用いて所望の情報を記録再生する。
【0022】すなわち光デイスク装置1においては、スピンドルモータ3を駆動して光磁気デイスク2を所定の回転速度で回転させ、この状態で光ピツクアツプ4を駆動して所望の情報を記録再生する。このとき光デイスク装置1においては、光ピツクアツプ4の出力信号を前処理回路5で加減算処理することにより、フオーカスエラー信号FE、再生信号、トラツキングエラー信号等を生成し、これらの信号を増幅回路6で増幅する。
【0023】さらに光デイスク装置1においては、この中から再生信号を所定の信号処理回路に出力して処理することにより、光磁気デイスク2の記録情報を再生するのに対し、フオーカスエラー信号FE、トラツキングエラー信号等をサーボ回路7に出力する。
【0024】サーボ回路7は、このフオーカスエラー信号FEに基づいて、増幅回路8を介して光ピツクアツプのフオーカスコイル9を駆動することにより、フオーカス制御し得るようになされ、これにより光デイスク装置1においては、確実に所望の情報を記録再生し得るようになされている。さらにサーボ回路7は、このフオーカスエラー信号FEの信号レベルが0レベルを横切るタイミングで信号レベルが立ち上がるフオーカスゼロクロス信号FZCを生成し、システム制御回路10に出力する。
【0025】これに対してシステム制御回路10においては、光デイスク装置1全体の動作を制御し、光磁気デイスク2が装填された場合、及び電源投入時、全体の動作モードをフオーカスサーチモードに切り換え、これによりフオーカスサーボの制御目標を検出する。
【0026】すなわちこのフオーカスサーチモードにおいて、システム制御回路10は、サーボ回路7に制御信号を出力し、フオーカスエラー信号に基づくフオーカスコイル9の駆動を停止制御する。続いてシステム制御回路10においては、所定のフオーカスサーチ信号D1をサーボ回路7に出力し、フオーカスサーボ回路7においては、このフオーカスサーチ信号D1でフオーカスコイル9を駆動する。
【0027】このとき、システム制御回路10は、所定のメモリ回路に格納されたフオーカスサーチデータを順次読み出してアナログ信号に変換することにより、フオーカスサーチ信号D1を生成する。
【0028】ここで図2に示すように、システム制御回路10においては、フオーカスサーチ信号D1の信号レベルを急激に立ち上げた後、期間T1の間、この信号レベルに保持する(図2(A))。
【0029】ここで図3に示すように、光ピツクアツプ4においては、レーザダイオードから射出された光ビームをミラー26で反射して対物レンズ28に導き、この対物レンズ28の透過光を光磁気デイスク2に照射するようになされている。この対物レンズ28は、両端にヨーク30及び磁石32を配置したフオーカスコイル9で保持され、これによりフオーカスコイル9を駆動して上下に可動し得るようになされている。
【0030】これにより光デイスク装置1においては、対物レンズ28を光磁気デイスク2の方向に除々に可動すると、始めに透明保護部材20の表面に光ビームを集光した後、続いて記録層表面22に光ビームを集光し得るようになされている。この光ピツクアツプ4は、全体をカバー24で保護し、システム制御回路10においては、フオーカスサーチ信号D1の信号レベルを急激に立ち上げて保持することにより、図3において破線で示すように対物レンズ28をこのカバー24に突き当てるようになされている。
【0031】これにより光デイスク装置1においては、対物レンズ28を光磁気デイスク2に急激に接近させた後、除々に遠ざかるようにフオーカスサーチし、これにより確実に制御目標を検出し得るようになされている。
【0032】このとき光デイスク装置1においては、フオーカスサーチ信号D1の信号レベルを急激に立ち上げることにより、その分フオーカスサーチに要する時間を短縮し得るようになされている。さらに光デイスク装置1においては、期間T1の間、フオーカスサーチ信号D1の信号レベルを一定値に保持することにより、この期間T1の間、対物レンズ28をカバー24に押し当てた状態に保持し、これにより対物レンズ28を急激に可動させた際に発生する対物レンズ28の振動を制振するようになされている。
【0033】これにより光デイスク装置1においては、このように急激に対物レンズ28を可動してフオーカスサーチする場合でも、続く対物レンズ28の可動の際、対物レンズ28の振動を防止し得、その分確実かつ迅速にフオーカスサーチすることができる。
【0034】すなわちシステム制御回路10においては、フオーカスサーチ信号D1の信号レベルを立ち上げて期間T1だけ経過すると、続いて期間T2の間、除々に信号レベルを立ち下げる。この期間T2の間でフオーカスゼロクロス信号FZCが立ち上がらない場合、システム制御回路10においては、続いて期間T3の間、除々に信号レベルを立ち上げ、この期間T2及びT3の変化を所定回数だけ繰り返すようになされている。
【0035】これによりサーボ回路7においては、このフオーカスサーチ信号D1の変化に追従して記録層表面及び透明保護部材表面に光ビームが集光されるタイミングで信号レベルがS字状に変化するフオーカスエラー信号FEを得ることができる(図2(B))。
【0036】システム制御回路10においては、このフオーカスサーチ信号D1で対物レンズ28を可動しながら、サーボ回路7から出力されるフオーカスゼロクロス信号FZCをモニタし、フオーカスサーチ信号D1を除々に立ち下げている途中でフオーカスゼロクロス信号FZCの信号レベルが立ち上がると、サーボ回路7に動作切り換えの制御信号を出力する。この制御信号に応答してサーボ回路7においては、フオーカスサーチ信号D1に代えてフオーカスエラー信号FEでフオーカスコイル9を駆動する。
【0037】これによりサーボ回路7においては、このときのフオーカスサーチ信号D1の信号レベルで決まる対物レンズ28の位置を制御目標に設定し、フオーカスエラー信号FEの信号レベルが0レベルになるようにフオーカスコイル9を駆動する。
【0038】すなわち図4に示すように、光デイスク装置1においては、フオーカスサーチ信号D1(図4(A))を出力し、これに伴いフオーカスエラー信号FE(図4(B))の信号レベルが立ち下がり、続いて0レベルを横切ると、フオーカスゼロクロス信号FZC(図4(C))の信号レベルが立ち上がることにより、フオーカスサーチ処理を終了する。これにより光デイスク装置1においては、確実に記録層表面を制御目標に設定してフオーカス制御することができる。
【0039】このフオーカスサーチの期間の間、システム制御回路10においては、増幅回路6に出力する制御信号SEL(図4(D))を立ち上げ、増幅回路6の利得を6〔dB〕向上する。すなわちこのようにフオーカスサーチ信号D1の信号レベルを急激に立ち上げた後、除々に立ち下げるようにしても、光磁気デイスク2に面ぶれがあると、対物レンズ28が振動した場合と同様に短い周期で信号レベルがS字状に変化するフオーカスエラー信号FEが得られ、この面ぶれが甚だしい場合、S字状の変化がサーボ回路7の帯域外になる。
【0040】さらに対物レンズ28を下方向に移動させる場合、対物レンズ28の自重により、可動速度も速くなり、この場合もフオーカスゼロクロス信号が立ち上がらない恐れがある。このためこの実施例においては、フオーカスサーチの際、サーボ回路の帯域をそのまま保持し、これに代えて増幅回路6の利得を6〔dB〕向上するようになされ、これにより面ぶれ等が発生した場合でも確実に制御目標を検出し得るようになされている。
【0041】実際上、実験によれば、期間T2を従来より短い約0.75秒に設定しても、確実に制御目標を検出し得ることがわかつた。
【0042】(2)実施例の効果以上の構成によれば、対物レンズを光磁気デイスク側に急激に変位させ、カバーに押し当てて振動を制振した後、対物レンズを除々に降下させ、併せて増幅回路の利得を向上してフオーカスサーチすることによりフオーカスサーチに要する時間を短縮することができる。
【0043】(3)他の実施例なお上述の実施例においては、カバーに対物レンズを押し当てて対物レンズの振動を制振する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、別途当接部材を配置し、これに押し当てるようにしてもよい。
【0044】さらに上述の実施例においては、光磁気デイスクを使用して所望の情報を記録再生する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、コンパクトデイスクプレイヤ等の光デイスク装置に広く適用することができる。
【0045】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、対物レンズを光磁気デイスク側に急激に変位させた後、対物レンズを除々に降下させてフオーカスサーチすることにより、フオーカスサーチに要する時間を短縮することができるフオーカスサーチ回路を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による光デイスク装置を示すブロツク図である。
【図2】そのフオーカスサーチ信号の説明に供する信号波形図である。
【図3】その動作の説明に供する断面図である。
【図4】全体の動作の説明に供する信号波形図である。
【図5】従来のフオーカスサーチ処理の説明に供する信号波形図である。
【符号の説明】
1……光デイスク装置、2……光磁気デイスク、4……光ピツクアツプ、6……増幅回路、7……サーボ回路、9……フオーカスコイル、10……システム制御回路、28……対物レンズ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】所定の光源から射出された光ビームを対物レンズを介してデイスク状記録媒体に集光し、上記デイスク状記録媒体に所望の情報を記録し、又は上記デイスク状記録媒体の記録情報を再生する光デイスク装置において、上記光ビームの反射光を受光して上記光ビームのフオーカスエラー信号を生成するフオーカスエラー信号検出手段と、上記対物レンズの位置を可変する対物レンズ可変手段と、上記フオーカスエラー信号と所定の基準レベルとの比較結果を得、上記フオーカスエラー信号の信号レベルが上記基準レベルを横切るとき信号レベルが立ち上がるフオーカスゼロクロス信号を生成する比較手段と、フオーカスサーチ信号を生成するフオーカスサーチ信号生成手段と、上記フオーカスサーチ信号で上記対物レンズ可変手段を駆動し、上記フオーカスゼロクロス信号の信号レベルが立ち上がると、上記フオーカスサーチ信号に代えて上記フオーカスエラー信号を基準にして上記対物レンズ可変手段を駆動するフオーカス制御手段とを具え、上記フオーカスサーチ信号生成手段は、無通電状態の保持位置から上記デイスク状記録媒体に近づく方向に、上記対物レンズを急激に可動させて上記対物レンズをサーチ開始位置に保持した後、所定周期毎に、上記デイスク状記録媒体から遠ざかるように上記サーチ開始位置から上記対物レンズを所定速度で可動するように、上記フオーカスサーチ信号を生成することを特徴とするフオーカスサーチ回路。
【請求項2】上記フオーカスサーチ信号生成手段は、所定期間の間、上記サーチ開始位置に上記対物レンズを保持するように上記フオーカスサーチ信号を生成することにより、上記対物レンズを可動した際に発生する上記対物レンズの振動を制振することを特徴とする請求項1に記載のフオーカスサーチ回路。
【請求項3】上記フオーカスサーチ信号生成手段は、上記サーチ開始位置で、上記対物レンズの可動範囲を制限する当接部材に上記対物レンズが突き当たるように、上記フオーカスサーチ信号を生成し、所定期間の間、上記サーチ開始位置に上記対物レンズを保持するように上記フオーカスサーチ信号を生成することにより、上記対物レンズを可動した際に発生する上記対物レンズの振動を制振することを特徴とする請求項1に記載のフオーカスサーチ回路。
【請求項4】上記フオーカス制御手段は、上記フオーカスサーチ信号で上記対物レンズ可変手段を駆動する期間の間、所定利得だけ利得を高く切り換えて上記対物レンズ可変手段を駆動することを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載のフオーカスサーチ回路。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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