説明

ブラシに付着した毛髪等を取り除く道具

【課題】ヘアーブラシ等の植毛部分に邪魔されず、ストレスなく簡単に毛髪等を取り除くことができ、粘着性捕集部に付着した毛髪等は水洗いできれいに掃除し、何度でも繰り返し使うことができる毛髪等を取り除く道具を提供する。
【解決手段】持ち手1の先に間接軸2を設け、間接軸の先に補助板3を儲け、補助板に水洗い可能な両面粘着性捕集部4を装着する道具を提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘアーブラシやペット用ブラシに付着した毛髪もしくはペットの毛を簡単に取り除く道具に関するものである。
【技術背景】
【0002】
従来、熊手のような形状をしたものでヘアーブラシに付着した毛髪を挟み込んで取るものがあった。(特許文献1参照)。また、ロール式の粘着テープを利用したものがあった。(特許文献2参照)
【先行技術文献】
【特許文献1】特許2001−361747
【特許文献2】特許公開平9−173153
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのために、次のような問題点があった。
(イ)実際的にすっきり有効に除去できない。
(ロ)ヘアーブラシの植毛自体を引き抜いてしまう。
(ハ)ヘアーブラシ自体を傷つける可能性もある。
(ニ)ロール式粘着テープを交換する手間が生じる。
(ホ)ロール式粘着テープを交換するためランニングコストが発生する。
(ヘ)構造が複雑であり、故障する危険性がある。
(ト)直感的に操作方法がわからない。
【問題を解決する手段】
【0004】
持ち手の先に間接軸を設け、間接軸の先に補助板を設置し、補助板に両面粘着テープのような粘着性捕集部を装着する。粘着性捕集部は水洗い可能なものとする。なお、補助板は怪我防止、及びスムーズに毛髪等を取り除くため4つの角に丸みを持たせる。
以上を特徴とする道具である。
【発明の効果】
【0005】
ヘアーブラシ等の植毛部分に邪魔されず、ストレスなく簡単に毛髪等を取り除くことが可能である。また、粘着性捕集部に付着した毛髪等は水洗いできれいに掃除し、何度でも繰り返し使うことができ常に衛生的に保つことができる。更には、粘着性捕集部を交換する手間を省き、ランニングコストの必要がなく、構造が単純であることから直感的に操作可能で故障する心配がない。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の補助板へ粘着性捕集部を装着する時の斜視図
【図3】本発明の側面図
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ)持ち手(1)の先に間接軸(2)を設け、更に間接軸(2)の先に補助板(3)を設置する。
(ロ)補助板(3)へ両面粘着テープのような粘着性捕集部(4)を装着する。補助板(3)は怪我防止、及びスムーズに毛髪等を取り除くため4つの角に丸みを持たせる。
本発明は以上のような構成で、これを使用するときは、持ち手(1)を握りヘアーブラシ等の植毛部分に補助板(3)へ装着した粘着性捕集部(4)を挿入し毛髪等を付着させる。数回同じ動作を行うのみで簡単に毛髪等を取り除くことが可能である。毛髪等が付着した粘着性捕集部は水洗いで簡単に掃除でき、常に衛生的に保て、何度でも使用できる。
また、本発明はヘアーブラシに限らず、ペット用ブラシへも利用可能であり、ペット用ブラシに付着したペットの毛を簡単に取り除くことも可能である。
【符号の説明】
【0008】
1 持ち手
2 間接軸
3 補助板
4 粘着性捕集部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
持ち手の先に間接軸を設け、間接軸の先に補助板を設け、補助板に水洗い可能な両面粘着性捕集部を装着したことを特徴とするブラシに付着した毛髪等を取り除く道具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−220989(P2010−220989A)
【公開日】平成22年10月7日(2010.10.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−98450(P2009−98450)
【出願日】平成21年3月23日(2009.3.23)
【出願人】(509106094)
【Fターム(参考)】