説明

ブラシ掃除具付き歯ブラシ

【課題】歯ブラシのブラシを掃除するブラシ掃除具を歯ブラシ内に収納し、歯ブラシとブラシ掃除具を一体のものとして利用保管する。
【解決手段】把柄部21とブラシ23と頸部24と頭部25を有し、前記把柄部21に開口部を有する中空部22を設けた歯ブラシ20と、把持部11と嵌合部12と柄13と櫛歯14を有するブラシ掃除具10から成り、前記ブラシ掃除具10の嵌合部12と柄13と櫛歯14が前記歯ブラシ20の中空部22に収納され挿抜可能で、前記ブラシ掃除具10の嵌合部12が前記歯ブラシ20の中空部22と嵌合することを特徴としている

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は歯磨き時に使用される歯ブラシに関する。
【背景技術】
【0002】
歯磨きは歯の隙間等に残った食物の残滓を洗い落として口腔内を洗浄する目的があるが、その際に歯ブラシのブラシ部分の隙間に食物の残滓がブラシに挟まれ、水洗い等では容易に脱落せずに残る場合が多い。ブラシに残った食物の残滓は放置すると多量の雑菌の繁殖を招き不潔で衛生上の問題が発生するだけでなく使用者の不快感をも誘発する。
【0003】
従来、歯ブラシのブラシ部分の清掃には、洗浄剤を使う場合や紫外線を照射する、又は温風で急速乾燥させる等の方法があったが、いずれもブラシに付着する雑菌対策を主な目的としており、ブラシの隙間に挟まった比較的大きな植物繊維や肉類等の食物の残滓を排除することは困難で経済的負担も大きかった。
【0004】
歯ブラシ清掃用小型ブラシがあった。これは歯ブラシのブラシ部分を清掃するための小型ブラシであったが、歯ブラシ本体との組み合わせは歯ブラシ本体の外壁に小型ブラシの面積分だけくり抜き、小型ブラシを着脱可能とすることを目的にしたものであった。しかし、この方法は第1に小型ブラシの形状がと材質が不明である。第2に歯ブラシ本体に小型ブラシと同型の空間を設け、この空間に小型ブラシを嵌合固定すると、歯ブラシと小型ブラシ間に大きな摩擦抵抗が発生し、歯ブラシから小型ブラシを取り外す際に必要なツマミその他の構造を持たないため取り外しが極めて困難なものとなる。また、収納空間を小型ブラシの形状よりも大きくすると小型ブラシが自重で極めて容易に脱落し安定的に保持することができず、小型ブラシを任意に収納保管することは困難である。以上の事実からこの発明の歯ブラシ本体に小型ブラシを収納する方法は実際に使用するには現実的ではない。
【0005】
【特許文献1】特開2006−102438
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本来口腔内を清潔に保ち虫歯等の予防に必要な歯磨きに雑菌で汚染された歯ブラシを使用するのは好ましくなく、歯磨き後の一般的な歯ブラシの水洗でも雑菌の繁殖源である食物の残滓を十分に排除することはできずに不潔であった。また、頻繁に歯ブラシを購入し交換するのも経済的ではない。
【0007】
この対策として殺菌効果のある溶液に浸す、または紫外線を照射する、急速乾燥させる等の方法があったが、殺菌を目的としておりブラシを構成する毛束間に狭持されるように残った食物の残滓をこれらの方法で排除するのは十分な効果が無かった。また、一般に歯磨きは毎日繰り返されるため、これらの方法では溶液や機材等に経費が嵩み経済的な負担が大きい。
【0008】
歯ブラシのブラシ部分の掃除は櫛歯状の形体を成すブラシ掃除具を用いて歯部分をブラシの毛束の隙間に挿入し掻き出す操作をすれば効果的に能率良く食物の残滓を掃除することが可能となる。しかし、一般的な家庭の洗面台の物置台は多くの小物類が置かれており、小型の器具は紛失の恐れが有るだけでなく容易に見つけ難いのが現状である。また、紛失せずとも雑然とした物置台から必要な時に間髪をおかず手に取り、すぐにブラシ掃除に利用されるのが好ましい。歯ブラシ同様に歯ブラシ掃除具は個人所有が一般的であり、複数の同居者が暮らす家庭では個々人の歯ブラシ掃除具が誰のものであるか容易に判別されるの形態が好ましく、歯ブラシとブラシ掃除具が一体化すればブラシ掃除具が他者のものと取り違えることは無い。また、他所に移動する際にも小型のブラシ等は紛失の恐れがある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述の目的を達成する本発明のブラシ掃除具付き歯ブラシは、把柄部と頸部と頭部とブラシから成り、前記把柄部に開口部を有する中空部を設けた歯ブラシと、把持部と嵌合部と柄と櫛歯を有するブラシ掃除具から成り、前記ブラシ掃除具の嵌合部と柄と櫛歯が前記歯ブラシの中空部に収納され挿抜可能で、前記ブラシ掃除具の嵌合部が前記歯ブラシの中空部と嵌合することを特徴としている。
【0010】
前記歯ブラシの把柄部に前記中空部と外部とを貫通する通気孔を設け、前記中空部分と外部との通気性を持たせたことを特徴としている。
【発明の効果】
【0011】
歯磨き後の歯ブラシのブラシ部分には食物の残滓が残る場合が多く、これを放置すると多くの雑菌の繁殖を招き腐敗するため非常に不潔である。ブラシに残った食物の残滓を排除するためには櫛歯形状の歯を有するブラシ掃除具で掻き出すように排除するのが最も効果的で経済的である。従来は、ブラシに残った食物の残滓を取り除く方法は効果が不十分な水洗い等に頼っており、任意に歯ブラシと一体化と分離が可能でブラシ掃除に効果的な歯ブラシ用のブラシ掃除具は無かった。本発明によれば歯ブラシの把柄部に中空部と中空部の開口部を設け、前記歯ブラシの把柄部の中空部にブラシ掃除具を挿入し収納嵌合する事によって歯ブラシとブラシ掃除具を一体化することができる。歯ブラシとブラシ掃除具を一体化することによりブラシ掃除具の紛失を防ぐことができる。また、歯ブラシの柄に収納され一体化したブラシ掃除具は挿抜可能であるため、必要とされる際に歯ブラシの柄から挿出することによりすぐにブラシの掃除に利用可能となる。複数の同居者が生活する家庭では各個人が歯ブラシを所有しているが、歯ブラシとブラシ掃除具が一体化していることによりブラシ掃除具は他者の所有物と取り違えることは無い。また、歯ブラシとブラシ掃除具を他所へと持ち運ぶ際にも、この両者が一体化を可能としたことにより歯ブラシ又はブラシ掃除具の紛失といった問題を減らすことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
【0013】
図1〜図7は第一の実施の形態に係り、図1は歯ブラシとブラシ掃除具の概観斜視図、図2はブラシ掃除具が歯ブラシに収納された正面図(a)と側面図(b)、図3はブラシ掃除具の正面図(a)と側面図(b)、図4はブラシ掃除具が歯ブラシに収納された嵌合部付近の断面図、図5は図4のA部の拡大図、図6はブラシ掃除具の正面図(a)と側面図(b)、図7はブラシ掃除具の正面図(a)と側面図(b)である。
【0014】
図1に示すように、本ブラシ掃除具付き歯ブラシはブラシ掃除具10と歯ブラシ20から成る。
【0015】
前記ブラシ掃除具10は樹脂で成形され、把持部11と嵌合部12と柄13と櫛歯14が一体に連設されている。前記ブラシ掃除具10の一方に把持部11が設けられ中間に嵌合部12と他方に柄13と櫛歯14が設けられる。
【0016】
前記歯ブラシ20は樹脂又は金属で形成され把柄部21と頸部24と頭部25からなり、前記把柄部21の一端側の頭部25にはブラシ23を有している。前記把柄部21の他端側は把柄部21内に中空部22を有し、前記把柄部21の端部には前記中空部22の開口部を有する。頸部24とブラシ23を有する頭部25が分離可能な構造となる場合も有る。
【0017】
図2はブラシ掃除具10が歯ブラシ20に収納された状態を示し、ブラシ掃除具10の嵌合部12と柄13と櫛歯14は前記歯ブラシ20の把柄部21の中空部22に収納され、ブラシ掃除具10の把持部11は歯ブラシ20の把柄部21の外部に保持される。
【0018】
前記歯ブラシ20に設けられた中空部22の長さは前記ブラシ掃除具10の嵌合部12と柄13と櫛歯14を合わせた長さよりも長く、前記中空部22の幅と高さは前記ブラシ掃除具10の夫々対応する嵌合部12の幅と厚さよりも若干大きい。
【0019】
前記ブラシ掃除具10の把持部11の大きさは人の指で抓むのに適度な程度とする。把持部11の材質は樹脂等で形成され、表面に凹凸部を設けて指で抓んだ際の摩擦抵抗を大きくする場合も有る。
【0020】
前記ブラシ掃除具10は図3で示したように嵌合部12外壁の幅方向と厚さ方向の全部又は一部に弾性を有する外向突起12aを環状に設ける。図4は歯ブラシ20の把柄部21に設けられた中空部22内に前記ブラシ掃除具10が収納された際の断面図で、外向突起12aを加えた嵌合部12の幅と厚さは把柄部21の中空部22の夫々対応する幅と高さと同一である。
【0021】
図5は図4のA部の拡大図である。前記歯ブラシ20の把柄部21に設けられた中空部22内に内向き点状突起21aを数箇所設け、その位置は前記ブラシ掃除具10を前記中空部22の任意の位置に収納した際の、前記嵌合部12に設けられた前記外向突起12aの先端部付近に接する開口部側である。前記点状突起21aの大きさは当該点状突起21a上を前記外向突起12aが摩擦抵抗を発生しながら弾性変形し移動可能な程度とする。前記点状突起21a上を前記嵌合部12に設けられた前記外向突起12aが移動することにより発生する摩擦抵抗の大きさは、前記歯ブラシ20の把柄部21と前記ブラシ掃除具10の把持部11を指で挟持しながら前記ブラシ掃除具10を前記中空部22へ任意に挿入と挿出が可能で、前記歯ブラシ20から前記ブラシ掃除具10が自重で自然に脱落しない程度とする。この様な構成を有することにより前記ブラシ掃除具10を前記歯ブラシ20に収納すれば両者を一体的に保管することができ、この状態でそのまま歯磨きに利用することも可能となる。
【0022】
前記ブラシ掃除具10と歯ブラシ20の嵌合手段は[0020]と[0021]の方法だけではない。図6に示したように前記ブラシ掃除具10の嵌合部12の外壁面に柔軟性を持った樹脂乃至ゴムで形成された弾性部材12bを装着固定する手段も有する。嵌合部12に装着された弾性部材12bの幅と厚さは、歯ブラシ20に設けられた中空部22の夫々対応する幅と高さよりも大きく、先端付近が櫛歯14方向に向かって先細り形状となり、前記中空部22に挿入された際には前記中空部22の夫々対応する幅と高さと同一の大きさに弾性変形する程度の大きさとする。弾性部材12bを有するブラシ掃除具10が歯ブラシ20の中空部22へ挿入されることにより前記弾性部材12bと中空部22間に発生する摩擦抵抗の大きさは、前記歯ブラシ20の把柄部21と前記ブラシ掃除具10の把持部11を指で挟持しながら前記ブラシ掃除具10を前記中空部22へ任意に挿入と挿出が可能で、自重で脱落しない程度とする。この様な構成を有することにより前記ブラシ掃除具10を前記歯ブラシ20に収納すれば両者を一体的に保管することができ、この状態でそのまま歯磨きに利用することも可能となる
【0023】
また、前記ブラシ掃除具10と歯ブラシ20の嵌合手段は[0020]と[0021][0022]以外にも図7に示したように、前記ブラシ掃除具10の把持部11の幅方向又は厚さ方向に嵌合部材として一対の差し入れ腕部15を設け、櫛歯14の柄13は直接把持部11に連設される。差し入れ腕部15は樹脂等の弾性部材で形成され、先端部付近は前記ブラシ掃除具10の長手方向中心軸に向かい屈曲した腕形状を成し、前記差し入れ腕部15の外壁面外向きには凸部15aが設けられる。前記凸部15aの先端間の距離は夫々対応する前記歯ブラシ20の中空部22の幅又は高さと同程度かやや大きい。前記歯ブラシ20の把柄部21に設けられた中空部22壁面には差し入れ腕部15の凸部15aに対応し組み合う凸部が設けられる。前記中空部22に設けられた前記凸部の位置は前記ブラシ掃除具10が前記歯ブラシ20の前記中空部22に挿入し保持される任意の位置の前記凸部15aと接する開口部側である。前記差し入れ腕部15を有する前記ブラシ掃除具10が前記中空部22に挿抜する際には前記差し入れ腕部15が前記ブラシ掃除具10の中心軸方向に弾性変形することにより前記凸部15aが前記中空部22の凸部上を移動する。前記ブラシ掃除具10が前記中空部22に収納保持される任意の位置では前記凸部15aと前記中空部22に設けられた前記凸部が接することにより組み合う。この組み合いによる摩擦抵抗の大きさは前記歯ブラシ20の把柄部21と前記ブラシ掃除具10の把持部11を指で挟持しながら前記ブラシ掃除具10を前記中空部22へ任意に挿入と挿出が可能で、ブラシ掃除具10が自重で脱落しない程度とする。これにより前記歯ブラシ20の把柄部21と前記ブラシ掃除具10の把持部11を指で挟持しながら前記ブラシ掃除具10を前記中空部22へ任意に挿入と挿出が可能となる。この様な構成を有することにより前記ブラシ掃除具10を前記歯ブラシ20に収納すれば両者を一体的に保管することができ、この状態でそのまま歯磨きに利用することも可能となる。
【0024】
一般に歯ブラシ20のブラシ23は頭部25に密に束ねられた毛束を複数箇所植毛されて成る構成となっており、長さ方向の毛束の並びを列と呼び幅方向の毛束の並びを行と呼ぶ。各毛束は間隔を置いて植毛されており、各毛束間には隙間を有している。ブラシ掃除具10における櫛歯14に設けられた各歯の幅は歯ブラシ20のブラシ23の各毛束間の間隔と同程度から半分程度とし、櫛歯14に設けられた各歯の長さは歯ブラシ20のブラシ23の幅方向に植毛された毛束の行の長さと同程度から半分程度とする。櫛歯14に設けられた各歯の厚さは当該櫛歯14を毛束の隙間に挿入して食物の残渣を掻き出すのに十分な強度を有する程度とする。櫛歯14の歯の本数は歯ブラシ20のブラシ23に植毛された毛束の列の隙間数と同程度の数を有し、1〜3本程度の差異を有する場合も有る。以上のような形状を有する前記ブラシ掃除具10は把持部11を指で持ち、前記櫛歯14を前記歯ブラシ20のブラシ23に植毛された毛束の隙間へ差し込み掻き出すことにより毛束の隙間に残った食物の残滓を容易且つ効果的に掃除することが可能となる。
【0025】
図8は本発明の第2の実施の形態に係る歯ブラシ30の正面図と縦断面図である。同図の示すように歯ブラシ30の把柄部31に外面と中空部32を貫通する通気孔31aを設ける。前記通気孔31aを設けることにより中空部32と歯ブラシ30外部との間で容易に空気の出入りが可能となる。歯磨き後、前記ブラシ掃除具10を用いブラシ33を掃除すると前記ブラシ掃除具10の櫛歯14には水分等が付着し雑菌が繁殖し不潔になる恐れが有る。前記ブラシ掃除具10を前記歯ブラシ30に設けられた中空部32に収納保管した際に、前記通気孔31aは中空部32内の空気の出入りを可能とするため、櫛歯14に付着した水分を蒸発乾燥させ雑菌の繁殖を抑制することができる。
【0026】
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではない。本発明で示した一般的な手動式歯ブラシだけでなく、ブラシ部を電力駆動により振動運動乃至回転運動させる電動歯ブラシにおいてもブラシ掃除時にはブラシの運動は停止しておりブラシ掃除具の利用は可能であり、ブラシ掃除具を電動はブラシの把柄部の中空部に挿抜可能なものとして収納し、適宜これをブラシ掃除に利用することができる。一般に電動歯ブラシは手動式に比べて把柄部を大径曲面形状としている場合が多いが、この場合は把柄部に設ける中空部とその開口部の位置を把柄部の端部に限定することなく中央部付近に設けることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る歯ブラシとブラシ掃除具の概観斜視図である。
【図2】図1の歯ブラシにブラシ掃除具が収納された状態を示し、(a)は正面図(b)は側面図である。
【図3】図1のブラシ掃除具で、(a)は正面図(b)は側面図である。
【図4】図2の嵌合部の断面図である。
【図5】図4のA部分の拡大図である。
【図6】図1のブラシ掃除具で、(a)は正面図(b)は側面図である。
【図7】ブラシ掃除具で、(a)は正面図(b)は側面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る歯ブラシで(a)は正面図、(b)は縦断面図である。
【符号の説明】
【0028】
10 ブラシ掃除具
11 把持部
12 嵌合部 12a 突起部 12b 嵌合部弾性部材
13 柄部
14 櫛歯部
15 差込み腕部 15a 突起部
20 歯ブラシ
21 把柄部 21a 点状突起部
22 中空部
23、33 ブラシ
23 頸部
24 頭部
30 通気孔付き歯ブラシ
31 把柄部 31a 通気孔
32 中空部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
把柄部とブラシと頸部と頭部を有し、前記把柄部に開口部を有する中空部を設けた歯ブラシと、把持部と嵌合部と柄と櫛歯を有するブラシ掃除具から成り、前記ブラシ掃除具の嵌合部と柄と櫛歯が前記歯ブラシの中空部に収納され挿抜可能で、前記ブラシ掃除具の嵌合部が前記歯ブラシの中空部と嵌合することを特徴としているブラシ掃除具付き歯ブラシ。
【請求項2】
前記歯ブラシの把柄部に中空部と外部とを貫通する通気孔を設け、中空部分と外部との通気性を持たせた請求項1記載のブラシ掃除具付き歯ブラシ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−264211(P2010−264211A)
【公開日】平成22年11月25日(2010.11.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−136686(P2009−136686)
【出願日】平成21年5月15日(2009.5.15)
【出願人】(506259896)
【Fターム(参考)】