説明

ヘルメットインナー

【課題】 ヘルメット内部の不衛生の改善、内部保護。ファッション性の付加。雨天時の襟足部分の濡れ防止。サイズ講整機能。
【解決手段】 ヘルメット内部に取り付ける交換脱着可能なインナーを考案。これを装着すれば内部の保護になり、また脱着可能なので不衛生にならないように交換できる。また、頭のサイズとヘルメットのサイズがぴったりとあっていない場合にサイズの微調整のために用いることもできる。さらに、インナーにファッション性を持たせて服のように着替えることができるので、お洒落として着けてもよい。インナーの襟足部分を長くして防水にすれば雨天時の雨よけにもなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘルメット全般(バイク用、スポーツ競技用など)の内側に取り付ける脱着可能なインナーに関する。
【背景技術】
【0002】
従来ヘルメットは、その内部は交換することが出来ずにあった。内部交換の出来ないヘルメットは、繰り返しの使用により不衛生になりがちであった。また、内部デザインに飽きたり、内部環境に不満(擦り切れ、変色臭いなど)が生じても交換できずにあった。また、ヘルメットのサイズは大まかにS、M、Lなどとなっており、人によっては必ずしもぴったりではなく、微妙な調節ができなかった。以上がおおまかな現状である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上述の如く、従来のヘルメットは内部交換が出来ず、繰り返しの使用により擦り切れなどの不満が生じたり、色やデザインに飽きてしまったり、汗や埃や化粧料や整髪料の付着、臭い等で不衛生になってしまいがちだった。特に数人で一つのヘルメットを共有する場合は他人との間接的接触が不快なこともある。また、サイズの微調節ができない。
【0004】
このような状況をヘルメット使用者は解決しようと従来は、野球帽などの頭に被る帽子などを被ってからヘルメットを被ったりしていた。が、いずれもヘルメットを上から被る専用のものでは無く、ツバなどの形状が邪魔になりヘルメット装着がぴったりとできなかった。そのため装着時にズレが生じたり視界が妨げられたりして危険な場合もある。また、F1レーサーなどがヘルメット装着時に頭に被る頭巾のようなものは一般的ではなく、また、そのように被るものは、はずした時に髪が乱れたりして普段の一般実用的形態ではない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、このような点に鑑みて成されたものであり、ヘルメット内部に密着する形の脱着可能なインナーを考案した。インナーは基本的にヘルメット内部側に着け、付属するものであり、頭側に装着するものではない。「密着する」とは、まったく隙間が無いという意味では無く、「内部にぴったりフィットしている状態」の表現である。インナーの素材、形状は多岐にわたる。布製であれば洗濯して繰り返し使用が可能で、紙製などであれば使い捨て(ディスポーザブル)にできる。形状はヘルメットの形やサイズにもより、ヘルメットの内部にフィットできる形となる。
【発明の効果】
【0006】
以上説明したように本発明によれば、ヘルメット内部に脱着可能なインナーを装着さることにより、上述のような従来のヘルメット使用上の内部環境の問題点を改善することができる。衛生的に保つことが可能であるし、ヘルメットの内部に飽きたり、不満が生じても、内部環境を変化させられる。また、内部を服を着替えるように好みによりおしゃれに演出することができファッション性を持たせることが出来て、ヘルメット装着に楽しみを付加できる。また交換できない部分の保護にもなる。襟足部分を長く伸ばせば雨天時の雨よけにもなる。またサイズの大きめのヘルメットへのサイズ調整の役割もできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】は本発明第一の実施の形態に係わるその外観図。
【図2】は第二の形態の斜視図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ヘルメットの内部に取り付ける脱着可能なインナー

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2006−316397(P2006−316397A)
【公開日】平成18年11月24日(2006.11.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−171593(P2005−171593)
【出願日】平成17年5月16日(2005.5.16)
【出願人】(305016069)
【Fターム(参考)】