説明

ベルト長さの調整具

【課題】 調整したベルト長さの位置ずれを確実に防止できるベルト長さの調整具を提供することを目的とするものである。
【解決手段】 調整具1は金具3との間のベルト2の長さL1を調整し、リュックサック等に取着されるベルト2の全体長さを調整可能にする。調整具1は、枠体4を備え、枠体4は一対の摺接枠部5A、5Bと、一対の支持枠部6A、6Bを備え、内側に略方形状の空間を画成している。枠体4の内側には、矢印X方向にスライド可能にスライド体7が備えられる。枠体4のうち、他方の摺接枠部5Bには、すべり止め用の外装部材9が外装され、外装部材9は合成ゴム等により形成され、摺接枠部5Bに対して環状に外装させている。一端側がスライド体7に支持されたベルト2は、空間8B、8Aと順次ベルト2の他端側が挿通され、L1の部分が長さ調整されたベルト2は、スライド体7を摺接枠部5B側にスライドさせた状態で枠体4に固定される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、肩から掛けるタイプの鞄やリュックサックなどのベルト部分に用いるのに好適とされ、該ベルトの長さを調整するためのベルト長さの調整具に関する。
【背景技術】
【0002】
肩から掛けるタイプの鞄や背中に背負うリュックサック、デイバックなどに用いられる装着用のベルトにおいては、使用者の体の大きさなどに応じ、長さを変更できるよう一般にベルト長さの調整具が取り付けられている。こうしたベルト長さの調整具においては、使用者の歩行運動などによる負荷によって調整したベルト長さの位置ずれが起きないよう種々の工夫がなされているところである。
【0003】
例えば、出願人は先に特開平11−276231号に開示されるベルト長さの調整具を提案したが、該調整具は、一対の対向する各辺部を、挿通するベルトの幅方向の面部に摺接可能な摺接枠部とし、一対の対向する他の各辺部を、挿通するベルトの幅方向の端部に接触可能な支持枠部とし、各摺接枠部並びに各支持枠部とにより、内側に略方形状の空間を画成する枠体と、枠体の内側の空間において支持枠部に両端部を遊止され、挿通するベルトの一端側を支持する状態で対向する各摺接枠部に向けてスライド可能とされるスライド体とを備えるようにしている。
【0004】
スライド体に対して、一端側を固定し、支持されたベルトは、その他端側をスライド体と各摺接枠部の間に画成される各空間に順次挿通されるようにしている。ここで順次挿通されるベルトは、一方の摺接枠部に対して、スライド体を他方の摺接枠部に近接スライドさせることとし、スライド体と他方の摺接枠部の間に該ベルトを挾持させ、ベルトを枠体に対して固定することを可能としている。
【0005】
またスライド体を一方の摺接枠部に近接スライドさせることにより、スライド体と他方の摺接枠部の間に挾持されていたベルトの挾持解除を行い、ベルトの枠体に対する挾持解除を可能としている。
【0006】
すなわち、上記従来例に係る調整具においては、ベルトの一端側を支持固定するスライド体を、枠体の他方の摺接枠部にスライドさせることとし、間に挿通されるベルトをスライド体との間で挾持、あるいは挾持解除することを可能とし、長さ調整されるベルトを枠体に対して固定自在とし、ベルトの長さ調整を可能にしている。
【特許文献1】特開平11−276231号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、最近のベルトは防水機能を高めるために撥水処理等、表面に特殊な加工を施すことが行われている。このような処理が行われたベルトは、通常金属で形成される調整具との間に滑りが生じ易く、せっかく調整具により、長さ調整されたベルトが調整具の摺接枠部とスライド体との間の挾持が十分でないため、序々に長くなるなどの不具合が生じていた。すなわち、このベルト長さの調整具は、適宜のベルト長さに調整し固定した状態において、ベルトと枠体との固定手段が該摺接枠部とスライド体とで押圧されて挾持されるのみであるため、ベルトの長さ方向に大きな負荷が掛かる場合に、摺接枠部とスライド体の間をベルトが負荷方向にすべり込む問題があった。
【0008】
本発明は上記従来の不具合に着目してなされたものであり、長さ調整したベルトの位置ずれを防止することを可能とするベルト長さの調整具を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題の解決を図るべく、本願の請求項1に係る発明は、一対の対向する各辺部を、挿通するベルトの幅方向の面部に摺接可能な摺接枠部とし、一対の対向する他の各辺部を、挿通するベルトの幅方向の端部に接触可能な支持枠部とし、各摺接枠部並びに各支持枠部とにより、内側に略方形状の空間を画成する枠体と、枠体の内側の空間において支持枠部に両端部を遊止され、挿通するベルトの一端側を支持する状態で対向する各摺接枠部に向けてスライド可能とされるスライド体と、を備え、スライド体に一端側が支持されたベルトの他端側を、スライド体と各摺接枠部の間に画成される各空間に順次挿通し、順次挿通されたベルトの他端側に位置する一方の摺接枠部に対し、スライド体を他方の摺接枠部に近接スライドさせることとし、スライド体と他方の摺接枠部の間にベルトを挾持させ、ベルトを枠体に対して固定可能とするとともに、スライド体を他方の摺接枠部の間に挾持されていたベルトの挾持解除を行い、ベルトの枠体に対する固定解除を可能とし、ベルトの長さ調整を可能とするベルト長さを調整具において、上記枠体の少なくとも他方の摺接枠部に、合成ゴムあるいは天然ゴムからなるすべり止め用の外装部材を、環状に外装させたことを特徴とするベルト長さの調整具からなることを特徴とする。
【0010】
本願の請求項2に係る発明は、請求項1において、上記外装部材は、他方の摺接枠部の他、一方の摺接枠部にも環状に外装させたことを特徴とするベルト長さの調整具からなることを特徴とする。
【0011】
本願の請求項3に係る発明は、請求項1または2のいずれかにおいて、外装部材は、摺接枠部の周部に環状の空間を画成可能とする鋳型に、溶融された合成ゴムあるいは天然ゴムを注入し、インジェクション成形により外装させることとしてなるベルト長さの調整具からなることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明は、上記のように、少なくとも他方の摺接枠部にゴム製の外装部材を外装させることとしたので、この摺接枠部とスライド体の間に挿通され、挾持されるベルトが摩擦抵抗が極めて大きい外装部材の存在により、大きな負荷がかかったときにでも、位置ずれを起こすことがなく確実に枠体に固定され、ベルト長さの調整を確実なものとすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明を実施するための最良の形態を図1ないし図4に基づいて説明する。実施形態に係るベルト長さの調整具1は、例えばリュックサックなどに取着されるベルト2に装着され、図2に示すようにリュックサックなどに取り付けられる金具3と調整具1の間のベルト2の長さL1を調整することにより、リュックサックなどに取着されるベルト2の全体長さを調整可能にするものとされる。
【0014】
調整具1は、図1に示すように金属製の棒材を屈曲して形成され、全体略方形状をなす枠体4を備えてなる。枠体4は、図2に示すように一対の対向する各辺部を、挿通するベルト2の幅方向の面部に摺接可能な摺接枠部5A、5Bとし、一対の対向する他の各辺部を、挿通するベルト2の幅方向の端部に接触可能な支持枠部6A、6Bとしている。すなわち枠体4は、各摺接枠部5A、5Bと支持枠部6A、6Bとにより、内側に略方形状の空間を画成するようにしている。
【0015】
枠体4の内側には、枠体4と同様、金属製の棒材にて形成されるスライド体7が備えられる。スライド体7は、棒材の各端部を環状に曲成し、その部分を枠体4の支持枠部6A、6Bに外挿させるようにしてなり、枠体4の内側の空間において支持枠部6A、6Bに両端部を遊止させるようにしている。すなわち、スライド体7は、図1に示すように各端部を支持枠部6A、6Bに遊止させる状態で対向する各摺接枠部5A、5Bに向けて、矢印X方向にスライド可能とされる。
【0016】
スライド体7に対しては、図2に示すように、例えば長尺状をなすベルト2の一端側の部分が固定する状態で支持され、スライド体7に対するベルト2の一端部の固定はスライド体7に対してベルト2の一端部を巻回し、巻回部分のベルト2を縫合することにより行われる。こうして、一端部がスライド体7に支持・固定されたベルト2の他端部は、図2に示すように例えばリュックサックなどに取付けられる金具3を挿通する状態で折り返される。
【0017】
図1に示す枠体4の内部には、スライド体7により、一方の摺接枠部5Aとの間に空間8Aが、他方の摺接枠部5Bとの間に空間8Bがそれぞれ画成され、上記金具3を挿通する状態で折り返されたベルト2の他端部は、図2に示すように空間8B、空間8Aと順次挿通され、例えばリュックサックの所定の部分に取着するようにしている。
【0018】
すなわち、一端部をスライド体7に支持・固定され、他端部を例えばリュックサックの所定の部分に支持されたベルト2は、図2に示すように、同じくリュックサックの所定の部分に取付けられる金具3に対する実施形態に係る調整具1のベルト2の長さL1を調整することにより、ベルト2の全体の長さを取り付ける例えばリュックサックにおけるベルト2の全体の長さを調整することを可能にするものである。
【0019】
調整具1の枠体4のうち、他方の摺接枠部5Bには、図1および図2に示すように、すべり止め用の外装部材9が外装される。この外装部材9は、合成ゴムあるいは天然ゴムにより形成され、金属製の棒材からなる摺接枠部5Bにおいて図4に示すように環状に外装させるようにしている。
【0020】
外装部材9の摺接枠部5Bに対する外装は、図3(a)に示す上下の鋳型10A、10Bの内部に摺接枠部5Bを位置決めし、鋳型10A、10Bの内部に溶融された合成ゴムあるいは天然ゴムを注入することにより行うようにしている。すなわち鋳型10A、10Bの、摺接枠部5Bが位置決めされる湾曲部11の周部には、矢印A方向での上下の鋳型10A、10Bの合型状態において(図3(a)参照)、環状の空間部12が画成可能とされる。外装部材9は、図3(b)に示す合型状態において空間部12に注入口13より溶融された合成ゴムあるいは天然ゴムを注入し、インジェクション成形によって外装されるものとされ、注入されたゴムの冷却、硬化により成形されるところである。
【0021】
こうして少なくとも他方の摺接枠部5Bに、すべり止め用の外装部材9が外装された調整具1においては、図2に示すように空間8B、空間8Aと順次ベルト2の他端部側が挿通されるものとされ、前述のように金具3と調整部1の間のベルト2の長さL1を調整することにより、例えばリュックサックなどに取着されるベルト2の全体長さが調整可能とされる。
【0022】
ベルト2の長さL1が調整され、スライド体7を図4(a)に示すニュートラルな位置から、図4(b)に示す他方の摺接枠部5Bに近接スライドさせるようにする。この状態において、スライド体7と他方の摺接枠部5B間の空間8Bが小さくなり、スライド体7と他方の摺接枠部5Bの間で、図4(b)に示すように空間8Bを挿通するベルト2が挾持されることとなる。すなわち、この状態は、調整具1並びにベルト2が取着される例えばリュックサックを人が背負う状態とされ、図2に示すようにベルト2が金具3側に矢印B方向に引っ張られる状態とされ、かつリュックサックなどに取着されるベルト2の他端部側も矢印C方向に引っ張られる状態となる(図4(b)参照)。
【0023】
この状態においてスライド体7と他方の摺接枠部5B間に挾持されるベルト2は、すべり止め用の外装部材9に摺接する状態となり、前記のようにベルト2にそれぞれ矢印B方向並びに矢印C方向の引っ張り力が加わった場合においても、外装部材9との摩擦抵抗により、摺接枠部5Bとの間で滑りが発生することがない。また金具3側にベルト2が引っ張られる状態において、スライド体7は、矢印B方向にスライドされることとなり、摺接枠部5Bとの間でのべルト2の挾持力も増すこととなり、ベルト2は調整された長さL1を維持する状態で調整具1の枠体4に対して確実に固定することが可能とされる。
【0024】
ベルト2が装着されるリュックサックなどに対して、再び金具3に対する調整具1との間の長さL1を調整し、ベルト2の長さ調整を行う場合は、先ずスライド体7を図4(a)に示すニュートラルな位置に、あるいはスライド体7を図4(c)に示す一方の摺接枠部5A側にスライドさせ、スライド体7と摺接枠部5B間の空間8Bを大きくするようにする。するとスライド体7と他方の摺接枠部5Bに挾持されていたベルト2の挾持解除が行われ、ベルト2の調整具1の枠体4に対する固定解除が行われることとなる。
【0025】
すなわち、この状態において、空間8Bを挿通されるベルト2の金具3に対する長さL1の調整が自由に行えることとなる。
【0026】
このように実施形態に係る調整具1によれば、枠体4に対してスライド体7をスライド可能とするタイプの調整具1において、長さ調整されたベルト2を確実にスライド体7と他方の摺接枠部5Bとの間に挾持させることが可能となり、摺接枠部5Bに外装される外装部材9の存在により、ベルト2と摺接枠部5Bとの間に滑りが生じることなく、ベルト2を確実に調整具1に固定することが可能となる。
【実施例1】
【0027】
図5は上記実施形態の変形例に係り、実施例1としてのベルト長さの調整具14を示すものである。前記実施形態においては、枠体4における一対の摺接枠部5A、5Bのうち、ベルト2に荷重方向の引っ張りが加わった場合、スライド体7との間で挾持を行う他方の摺接枠部5Bにのみ、合成コムあるいは天然ゴムで形成されるすべり止め用の外装部材9を外装させるようにしていた。
【0028】
一方、実施例1に係る調整具14は、他方の摺接枠部5Bの他、一方の摺接枠部5Aにも、同じく合成ゴムあるいは天然ゴムからなる外装部材9を環状に外装させるようにしている。
【0029】
この調整具14によれば、ベルト2が金具3側に矢印B方向に引っ張られる状態とされ、かつリュックサックなどに取着されるベルト2の他端部側にも矢印C方向に引っ張られる状態にあっても、ベルト2と摺接枠部5Aに外装される外装部材9との間に滑りが発生することなく、より長さ調整されたベルト2を調整具14に固定することが可能となる。その他の構成および作用については、前記実施形態と同様につき、説明を省略する。
【実施例2】
【0030】
出願人は先に特開平11−276231号に示すベルト長さの調整具の提案を行った。本発明はそうしたタイプの調整具にも応用することが可能とされ、図6はその調整具15を示す斜視図である。
【0031】
この調整具15の方形状の枠体16は、一対の摺接枠部17A、17Bと、一対の支持枠部18A、18Bを備えており、各支持枠部18A、18Bの枠体16の内側空間を臨む部分には案内溝19が形成される。この案内溝19には、矢印X方向にスライド可能なスライド体20の両端部が遊止される状態とされる。
【0032】
一対の摺接枠部17A、17Bのうち、少なくとも他方の摺接枠部17Bには、合成ゴムあるいは天然ゴムにて形成されるすべり止め用の外装部材9が環状に外装される。
【0033】
このようにして構成される図6に示す調整具15には、スライド体20の部分に、図1に示すようにベルト2の一端部を支持・固定し、次いでベルト他端部を金具3に挿通して折り返し、さらに図6に示す空間21A、21Bに順次ベルト2を挿通して使用することが可能とされる。その他の構成および作用については、前記実施形態と同様につき、説明を省略する。
【0034】
本発明は、ベルトと調整具の枠体との間に生じる滑りを低減させ、長さ調整を確実にすることが可能とされるため、例えばカバン、リュックサックなどベルトの長さ調整が可能な分野で利用できる他、カメラや音響機器など、ベルトで吊り下げて持ち歩くタイプの吊着具などにも応用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明の実施形態に係るベルト長さの調整具を示す斜視図である。
【図2】ベルトが装着された調整具を示す斜視図である。
【図3】鋳型により、外装部材を外装させるプロセスを示す断面図である。
【図4】図2の矢印IV−IV線に沿い、調整具に対するベルトの固定状態を説明する断面図である。
【図5】本発明の実施例1に係る調整具を示す図2と同様の斜視図である。
【図6】本発明の実施例に係る調整具を示す図1と同様の斜視図である。
【符号の説明】
【0036】
1・14・15 ベルト長さの調整具
2 ベルト
3 金具
4・16 枠体
5A・5B・17A・17B 摺接枠部
6A・6B・18A・18B 支持枠部
7・20 スライド体
8A・8B 空間
9 外装部材
10A・10B 鋳型
11 湾曲部
12 空間部
13 注入口
19 案内溝

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一対の対向する各辺部を、挿通するベルトの幅方向の面部に摺接可能な摺接枠部とし、一対の対向する他の各辺部を、挿通するベルトの幅方向の端部に接触可能な支持枠部とし、各摺接枠部並びに各支持枠部とにより、内側に略方形状の空間を画成する枠体と、
枠体の内側の空間において支持枠部に両端部を遊止され、挿通するベルトの一端側を支持する状態で対向する各摺接枠部に向けてスライド可能とされるスライド体と、
を備え、
スライド体に一端側が支持されたベルトの他端側を、スライド体と各摺接枠部の間に画成される各空間に順次挿通し、順次挿通されたベルトの他端側に位置する一方の摺接枠部に対し、スライド体を他方の摺接枠部に近接スライドさせることとし、スライド体と他方の摺接枠部の間にベルトを挾持させ、ベルトを枠体に対して固定可能とするとともに、スライド体と他方の摺接枠部の間に挾持されていたベルトの挾持解除を行い、ベルトの枠体に対する固定解除を可能とし、ベルトの長さ調整を可能とするベルト長さの調整具において、
上記枠体の少なくとも他方の摺接枠部に、合成ゴムあるいは天然ゴムからなるすべり止め用の外装部材を、環状に外装させたことを特徴とするベルト長さの調整具。
【請求項2】
請求項1において、上記外装部材は、他方の摺接枠部の他、一方の摺接枠部にも環状に外装させたことを特徴とするベルト長さの調整具。
【請求項3】
請求項1または2のいずれかにおいて、外装部材は、摺接枠部の周部に環状の空間を画成可能とする鋳型に、溶融された合成ゴムあるいは天然ゴムを注入し、インジェクション成形により外装させることとしてなるベルト長さの調整具。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2007−54347(P2007−54347A)
【公開日】平成19年3月8日(2007.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−243833(P2005−243833)
【出願日】平成17年8月25日(2005.8.25)
【出願人】(390022482)株式会社エムアンドケイ・ヨコヤ (8)