説明

ペディキュアツール

【課題】たこ、乾燥肌又はうおのめを除去及び又は削減するために使用されるペディキュアツールを提供する。
【解決手段】ペディキュアツール1は、たこ、乾燥肌又はうおのめを削除又は削減するために、それらを削るための鋭利な環状刃5aの対向する先端を有する長い人間工学的なハウジング2を有している。ペディキュアツール1はまた対向するクリーニング端部19を有する長い内部のエレメント又はロッド17を有し、長い人間工学的なハウジング2の外側に直線的且つ機械的に移動され、対向する先端の鋭利な環状刃5aで、たこ、乾燥肌又はうおのめを削ることにより残ったものを洗浄することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、たこ、乾燥肌、又はうおのめの除去及び又は削減に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、人間の体、特に人間の足からたこ、乾燥肌、又はうおのめを除去又は削減するためのツールが多数存在する。そのような従来のツールは、やすり、鋭利な刃、或いはそれらを組み合わせたものを有している。従来のやすりは、米国特許第3,131,701号、米国特許第3,196,885号、米国特許第3,198,198号に開示されているように、研磨材料で覆われ又は全体的に粗い面で作られた各種サイズ及び形状の器具である。鋭利な刃を有する幾つかの従来のツールは、米国特許第3,797,505号、米国出願2005/0061343、米国出願2007/0244491、及び米国特許第6,601,588号に開示されている。米国特許第466,097号は、切断する刃と削るやすりの両方を有する、うおのめを取るツールを開示している。本発明は、その人間工学的構造、その独特な円形に切断する刃、及びその全体をクリーニングする器具のため、たこ、乾燥肌、又はうおのめを除去又は削減するために簡単に扱い及び使用することのできるツールである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の主な目的は、たこ、乾燥肌、又はうおのめを削減及び又は除去するツールを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
そのツール(以下、ペディキュアツールと言う。)は、作業領域で作業するため対向端部に削り部を有する長い人間工学的なハウジングと、削り部により作業する領域をその後にクリーニングするための人間工学的なハウジングに関連する可動手段とを有している。主に、本発明のペディキュアツールは足の処置領域に向けられるが、それは、手、肘、膝等からのように、人間の体の他の部分からたこ、乾燥肌、又はうおのめを削減及び又は除去するのみ適用することもできる。
【0005】
本発明のペディキュアツールを使用する他の目的及び利点は添付した図面が一部を形成する以下の説明を参照することにより明らかになるだろう。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】ペディキュアツールの側面図である。
【図2】ペディキュアツールの平面図である。
【図3】図2に示されているペディキュアツールの右側面図である。
【図4】図2に示されているペディキュアツールの左側面図である。
【図5】ペディキュアツールの他の側面図である。
【図6】ペディキュアツールの底面図である。
【図7】図1のライン7−7に沿って切断したペディキュアツールの拡大断面図である。
【図8】両端部に円錐形状のプロテクターを有する図7に示されているペディキュアツールの断面図である。
【図9a】図2に示されているペディキュアツールの右端部の円錐形状の削り部を示す斜視図である。
【図9b】図2に示されているペディキュアツールの右端部の円錐形状の削り部を示す断面図である。
【図10a】図2に示されているペディキュアツールの左端部の円錐形状の削り部を示す斜視図である。
【図10b】図2に示されているペディキュアツールの左端部の円錐形状の削り部を示す断面図である。
【図11】ペディキュアツールのハウジングの周りの滑らない1つのスリーブを示す側面図及び端面図である。
【図12】図8に示されているペディキュアツールの一端部の円錐形状のプロテクター削り部を示す斜視図である。
【図13】図7に示されている噛み合うラックを有する長い可動ロッドの斜視図である。
【図13a】図13に示されている長い可動ロッドの図13bのライン13a−13aで切断した断面図である。
【図13b】図13に示されている長い可動ロッドの平面図である。
【図13c】図13に示されている長い可動ロッドの側面図である。
【図13d】図13に示されている長い可動ロッドの底面図である。
【図14】図7に示されている回転可能な歯のついた又はへこんだ車輪の斜視図である。
【図15】図14に示されている回転可能な歯のついた又はへこんだ車輪の平面図である。
【図16a】図7に示されているハウジング内の回転可能な歯のついた又はへこんだ車輪を締めるために使用されるワッシャーを示す底面図である。
【図16b】図7に示されているハウジング内の回転可能な歯のついた又はへこんだ車輪を締めるために使用されるワッシャーを示す平面図である。
【図16c】図7に示されているハウジング内の回転可能な歯のついた又はへこんだ車輪を締めるために使用されるワッシャーを示す側面図である。
【図17】図7に示されている回転可能な車輪の反対側のハウジングに挿入される回り止めの平面図、側面図、及び底面図である。
【図18】図7に示されている回り止めのカバーを示す平面図及び側面図である。
【図19】ペディキュアツールのハウジングの凹状開口部に回転可能な歯のついた車輪及びワッシャーの連続的な間隔の空いた関係の設置を示す図である。
【図20】ペディキュアツールのハウジングの反対側の凹状開口部に回り止め及びカバーの連続的な間隔の空いた関係の設置を示す図である。
【図21】分解した配列で本発明のペディキュアツールの構成を示す図である。
【図22】人間工学的なハウジングの左端部から外側に延びる可動ロッドのクリーニング端部を有する本発明のペディキュアツールの側面図である。
【図23】人間工学的なハウジングの右端部から外側に延びる可動ロッドのクリーニング端部を有する本発明のペディキュアツールの側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
図1〜8を参照する。本発明のペディキュアツールは一般的な長円形状の長い人間工学的なハウジング2を有している。長い人間工学的なハウジング2は内部通路3とその対向端部の円錐形状の先端4,5を有している。図9b及び10bに最も良く示されているように、各円錐形状の先端4,5は、内部通路と、そのより細い端部6及び7の鋭利な環状刃とを有しており、それぞれ、たこ、乾燥肌、又はうおのめを削るために使用される。円錐形状の先端5のそのよい細い端部7の鋭利な環状刃5aは、より大きな領域を削るため、反対側の円錐形状の先端4のより細い端部の鋭利な環状刃4aより大きな直径を有し、反対側の円錐形状の先端4のより細い端部6の鋭利な環状刃4aのより細い直径はより小さい又は難しい領域に届くようにするために使用される。各円錐形状の先端4,5はそれが悪い皮膚領域に作用し、良い皮膚領域を滑るように構成されている。長い人間工学的なハウジング2の各端部は内部の細い部分8,9を有している。各円錐形状の先端4,5は、それぞれ、長い人間工学的なハウジング2の各内側の細い部分8,9と協働するため、反対側の各細い端部6,7に細く延出する部分10,11を有しており、各円錐形状の先端4,5が長い人間工学的なハウジング2に取り付けできるようになっている。長い人間工学的なハウジング2への細いタイプの取付は円錐形状の先端4,5のために開示されているが、接着又は摩擦等により取り付ける他の方法が使用されてもよい。円錐形状の先端4,5は、鋼等の頑強な金属製であることが好ましいが、他の金属(例えば、アルミニウム)又は合金も使用可能である。長い人間工学的なハウジング2は図7に示されているような単一の金属片製であるのが好ましいが、一緒に取り付けられる複数の材料片製であってもよい。長い人間工学的なハウジング2はプラスチック製であるのが好ましいが、アルミニウム、他の金属、又は合金製であってもよい。長い人間工学的なハウジング2は、長さが約13.5cm、その中間部分の直径が約1.64cmである。円錐形状の鋭利な先端4のより細い端部6の鋭利な環状刃4aは約3.4mmの直径を有し、円錐形状の先端5のより細い端部7の鋭利な環状刃5aは約5.35mmの直径を有している。上記寸法が好ましいが、他の実用的な寸法も使用可能である。長い人間工学的なハウジング2はその両側に滑らないスリーブ12,13を有している。滑らないスリーブ12,13はゴム、プラスチック又は発泡材製であってもよく、弾性の圧力又は摩擦により人間工学的なハウジング2の外側に取り付けられる。滑らないスリーブの1つの側面図及び端面図が図12に示されている。図8に示されているように、本発明のペディキュアツールは、不使用時に円錐形状の先端4,5の鋭利な環状刃を損傷から保護するため、人間工学的なハウジング2の対向端部に円錐形状のプロテクターを備えていてもよい。図11は円錐形状のプロテクターの1つを示す側面図及び端面図である。円錐形状のプロテクター14,15はプラスチック材料製であることが好ましいが、アルミニウム又は他の金属又は他の金属の合金も使用可能である。
【0008】
図7,13〜18を参照する。本発明のペディキュアツール1の人間工学的なハウジング2は長い可動エレメント17を有する内部通路3を有している。可動エレメント17の対向端部は、いずれかが円錐形状の先端4又は5の外側に移動する時にクリーニングエレメント18及び19を構成する。内部の長い可動エレメント17は、歯のついた又はへこんだ車輪20及び内部の可動エレメント17の一部分として形成される歯のついた又はへこんだラック22の形式のラック・ピニオン機構により右又は左に直線的に移動可能である。長い可動エレメント17はその中間部分に切り取った領域21を有するロッドの形状をしているのが好ましい。切り取った領域21の底部は歯のついた車輪20と接触する歯のついたラック22を有している。長いエレメント又はロッド17は、長さが約11.5cm、クリーニング端部18での直径が約5.0mm、クリーニング端部19での直径が約3.0mm、切り取った領域21の近傍部分の直径が約5.8mmとなっている。歯のついたラック22の長さは約4.26cmである。上記寸法が好ましいが、他の実用的な寸法も使用可能である。歯のついた車輪20はペディキュアツール1のハウジング2の上方に部分的に露出しており、長いエレメント又はロッド17が右又は左に直線的に移動可能なように手動で回転可能であり、円錐形状の先端4又は5の外側にクリーニングエレメント18又は19を露出させるようになっている。可動ロッド又はエレメント17の対向端部のクリーニングエレメント18及び19は曲成又は湾曲しているのが好ましく、たこ、乾燥肌、又はうおのめが円錐形状のいずれかの先端4又は5により取られた後に使用される。内部の可動ロッド又はエレメント17は、各円錐形状の先端4又は5の異なる内径を有する通路を通って適応すると共に移動するために長いハウジング2の対向端部に異なる直径を有している。長いハウジング2は内部の通路を規定する内部の周壁23を有している。内部の可動エレメント又はロッド17は、歯のついたラック22及び歯のついたラック22の反対側のより細い切り取った領域24の周の近接領域により大きな外径を有している。そのより大きな外径を有する内部の可動エレメント又はロッド17の領域は内部の周壁23にスライド可能に係合している。より細い切り取った領域24のほぼ中間点には、内部の可動ロッド又はエレメント17に刻み目又は溝25がある。この刻み目又は溝25は回り止め37から延びるタブ37aを受け入れ、歯のついた車輪20が作動していない間、可動エレメント又はロッド17を移動しない状態に保持するのに十分だが、歯のついた車輪20が作動している時にロッド17の直線的な移動を妨げるのに不十分な可動エレメント又はロッド17に僅かな圧力を与える。カバー38は回り止め37上で長いハウジング2に挿入され、カバー38は回り止め37に僅かな圧力を掛ける。内部の長い可動ロッド又はエレメント17及び歯のついた車輪20はプラスチック材料製であるのが好ましいが、アルミニウム又は他の金属又は金属の合金製であってもよい。
【0009】
図7、14〜19を参照する。歯のついた又はへこんだ車輪20は図14及び15に示されているように歯のついた車輪20の対向端部及び中央に固定ピン20a及び20bを有している。図19に示されているように、人間工学的なハウジング2の中央領域に開口部29があり、開口部29内に凹部30がある。凹部30は対向して配置された回転可能な車輪20の固定ピン20a及び20bを受け入れるために対向して配置された一対の溝32及び33を有している。凹部30は回転可能な車輪20の一部分を挿入させるための大きな開口部31を有している。凹部30はまた幾つかの間隔の空いた孔34をも有している。中央の開口部36を有するワッシャー又はカバー35はハウジング2の開口部29内に係合すると共に回転可能な車輪20の上部に配置されるような大きさを有している。ワッシャー又はカバー35は底部側から延びる幾つかの間隔の空いたピン35a(図16c)を有し、ピン35aは凹部30の幾つかの間隔の空いた孔34に係合する。ワッシャー又はカバ−35の底部側は対向して配置される溝35b(図16a)をも有し、それは回転可能な車輪20に対向して配置されたピン20a及び20b上に係合する。歯のついた車輪20は人間工学的なハウジング2の開口部29に挿入され、ピン20a及び20bは凹部30の溝32及び33に取り付けられている。凹部30及び溝32及び33の深さは、歯のついた又はへこんだ車輪20の一部分が長いハウジング2の上に露出すると共に、歯のついた又はへこんだ車輪20の一部分の歯が図7に示されているように歯のついたラック22と係合するのに十分なように設定されている。凹部30はまた複数の間隔の空いた孔34を有していてもよい。ワッシャー又はカバー35は、人間工学的なハウジング2の開口部29内に適合可能な形状及びサイズを有しており、人間工学的なハウジング2の上方に歯のついた車輪20を露出させる開口部を有している。ワッシャー又はカバー35はその下側から延びる複数の間隔の空いたピン35aを有しており、ピン35aは凹部30に押圧された時に凹部30に複数の間隔の空いた孔34に挿入される。ワッシャー35又はカバーの目的は、人間工学的なハウジング2に対する位置に歯のついた又はへこんだ車輪20を維持することがであり、長いエレメント又はロッド17のクリーニング端部18又は19のいずれかを使用することを望む時に車輪20はが自由に回転することができるようになっている。
【0010】
図7,17,18及び20を参照する。ペディキュアツール1が使用されていない時に内部の長いエレメント又はロッド17が直線的に移動するのを防止するため、延びるタブ又は舌片部37aが使用される。歯のついたラック22の反対側に歯のついたラック22の切り取り部21の深さより深さが浅い別の切り取り部24がある。この小さい切り取り部24のほぼ中間点には、図7に示されているように、長いエレメント又はロッド17のほぼ中心点に刻み目又は溝25がある。図20に示されているように、人間工学的なハウジング2の壁(の開口部29の反対側)に別の開口部40と凹部41がある。凹部41内には、そこから上方に延びる一対の対向ピン42a及び42bを有する別の凹部42がある。また、凹部42内には、回り止め37(図17)の底部側から延びるタブ又は舌片部37aの挿入を可能にする別の開口部43がある。回り止め37の頂部側はそれぞれそこを通過する孔37c,37cを有する対向する高い端部37b,37bを有している。カバー(図18)は回り止め37上で開口部40に押し下げられ、回り止め37は孔37c及び37cを有する凹部42に押し下げられ、凹部42の各ピン42b及び42b上に適合する。同時に、回り止め37のタブ又は舌片部37a(図20に僅かに示されているが、図7に明瞭に示されている。)はペディキュアツール1の長いエレメント又はロッド17の刻み目又は溝25に挿入される。上述したように、回り止め37は長いエレメント又はロッド17に僅かだけの圧力を与え、回転可能な車輪20が手動で作動される時に長いエレメント又はロッド17の直線的な移動を妨げない。回り止め37の目的は、ペディキュアツール1が使用されていない時に長いエレメント又はロッド17の移動を防止することである。
【0011】
図21はペディキュアツール1の各種構成及びその構成がどのように組立てられるかを示している。
(作用)
たこ又はうおのめを削除するため、本発明のペディキュアツールが使用される。大きなサイズのたこ又はうおのめには、通常、より大きな直径の先端を有する円錐形状の先端4が使用され、大きなサイズのたこ又はうおのめには、より小さな直径の先端を有する円錐形状の先端5が使用される。いずれの場合にも、円錐形状の先端は、いずれかが完全に除去されるか又は少なくとも削減されるまで、たこ又はうおのめを削るために使用される。乾燥肌の領域には、通常、乾燥肌のサイズに従って、円錐形状のいずれかの先端4又は5が使用される。削る段階の後、長いエレメント又はロッド17のクリーニング端部18又は19が使用され、削る処理により残ったものを掃除する。これは、より大きい直径のクリーニング端部19を使用するため、長いエレメント又はロッド17を左に直線的に移動するような方向(図22参照)、又はより小さい直径のクリーニング端部18を使用するため、右の方向に(図23)、歯のついた車輪20を手動で回転させることにより達成される。
【0012】
本発明の変形は当業者であれば容易に明らかであり、それは本発明がここに開示された実施の形態によって限定される趣旨ではないが、本発明の範囲は添付した特許請求の範囲により定義される趣旨である。


【特許請求の範囲】
【請求項1】
対向端部に取り付けられた削り部と内部の長いエレメントとを有する長い人間工学的なハウジングを備えたペディキュアツールであって、前記内部の長いエレメントは対向するクリーニング端部を有し、前記内部の長いエレメントは機械的手段により前記長い人間工学的なハウジングの対向端部から外側に直線状に移動可能であることを特徴とするペディキュアツール。
【請求項2】
前記長い人間工学的なハウジングは長円形状を有し、前記各削り部は円錐形状を有し、通路を有している請求項1に記載のペディキュアツール。
【請求項3】
前記各円錐形状の削り部はその小さい端部に鋭利な環状刃を有している請求項2に記載のペディキュアツール。
【請求項4】
前記内部の長いエレメントは長いロッドである請求項3に記載のペディキュアツール。
【請求項5】
前記各削り部は異なる直径の鋭利な環状刃を有している請求項4に記載のペディキュアツール。
【請求項6】
前記長い人間工学的なハウジングは前記長い人間工学的なハウジングの中央と対向端部との間に一対の間隔を空けた滑らないスリーブを有している請求項5に記載のペディキュアツール。
【請求項7】
前記長い人間工学的なハウジングの前記対向端部の前記各削り部は、前記ペディキュアツールの不使用時にその上に設けられる円錐形状のプロテクターを有している請求項6に記載のペディキュアツール。
【請求項8】
前記長い人間工学的なハウジングは通路を有し、前記機械的手段は、前記通路内に前記内部の長いエレメントと、前記ハウジングに取り付けられてそこから部分的に突出する回転可能な歯のついた車輪とを備え、前記内部の長い直線的に移動可能な可動エレメントと前記回転可能な歯のついた車輪が前記ハウジングの内側にお互いに爪車で連結し、前記削り部の1つの前記通路を通り、且つ前記長い人間工学的なハウジングの前記対向端部の1つを通って外側に、前記対向するクリーニング端部の選択された1つを直線的に移動する請求項7に記載のペディキュアツール。
【請求項9】
前記内部の長いエレメントの前記対向端部のそれぞれが曲成又は湾曲している請求項8に記載のペディキュアツール。
【請求項10】
前記長く直線的に移動可能な可動エレメントがその底部で歯のついたラックを有する中央の切り取り領域を有し、前記歯のついたラックが前記回転可能な歯のついた車輪と機械的に係合している請求項9に記載のペディキュアツール。
【請求項11】
前記長く直線的に移動可能な可動エレメントは、前記歯のついたラックの前記中央の切り取り領域の反対側にあり、前記歯のついたラックの前記中央の切り取り領域より高さの低い、別の中央切り取り領域を有し、前記別の切り取り領域は前記歯のついたラックの反対側に刻み目を有し、前記長い人間工学的なハウジングは前記開口内で前記刻み目の反対側に支持される回り止めを有する開口部を備え、前記回り止めは前記回転可能な車輪の非作動中に前記刻み目と内部で係合している請求項10に記載のペディキュアツール。
【請求項12】
前記円錐形状の削り部は金属又は金属の合金製である請求項11に記載のペディキュアツール。
【請求項13】
前記円錐形状の削り部は鋼又はアルミニウム製である請求項12に記載のペディキュアツール。
【請求項14】
前記長い人間工学的なハウジングはプラスチック製である請求項13に記載のペディキュアツール。
【請求項15】
前記長い人間工学的なハウジングはアルミニウム、アルミニウム以外の金属、又は金属の合金製である請求項13に記載のペディキュアツール。
【請求項16】
前記内部の長い可動エレメント及び前記歯のついた車輪はプラスチック材料製である請求項15に記載のペディキュアツール。
【請求項17】
前記内部の長い可動エレメント及び前記歯のついた車輪はアルミニウム、アルミニウム以外の金属、又は金属の合金製である請求項15に記載のペディキュアツール。
【請求項18】
前記円錐形状のプロテクターはゴム、プラスチック、又は発泡材製である請求項16に記載のペディキュアツール。
【請求項19】
前記長い人間工学的なハウジングの前記対向端部のそれぞれは前記通路内の内部の貫通領域を有し、前記円錐形状の各端部は前記内部の貫通領域と協働する前記削り部の反対側の外部の貫通延長部を有し、前記長い人間工学的なハウジングの対向端部に前記円錐形状の端部を固定する請求項18に記載のペディキュアツール。
【請求項20】
前記円錐形状の各端部は機械的手段又は接着剤により前記長い人間工学的なハウジングの各端部に固定されている請求項18に記載のペディキュアツール。
【請求項21】
前記長い人間工学的なハウジングは1つの金属片製である請求項20に記載のペディキュアツール。
【請求項22】
前記長い人間工学的なハウジングはお互いに固定される幾つかの材料片製であり、一体の長い人間工学的なハウジングを形成している請求項20に記載のペディキュアツール。
【請求項23】
前記長い人間工学的なハウジングは、長さが約13.5cmで、その中間部分の直径が約1.64cmで、前記円錐形状の端部の1つの前記鋭利な環状刃での直径が約3.4mmで、前記他の円錐形状の端部の前記鋭利な環状刃での直径が約5.35mmである請求項20に記載のペディキュアツール。
【請求項24】
前記内部の長いロッドは約11.5cmの長さを有し、歯のついたラックの長さが約4.26cmで、前記クリーニング端部の1つの外径が約5.0mmで、前記反対側のクリーニング端部での外径が約3.0mmである請求項23に記載のペディキュアツール。
【請求項25】
前記長い人間工学的なハウジングが通路を有し、前記機械的手段が、前記通路内に前記内部の長いエレメントと、前記ハウジングに取り付けられてそこから部分的に突出する回転可能な歯のついた車輪とを有し、前記内部の長い直線的に移動可能か可動エレメント及び前記回転可能な歯のついた車輪が前記ハウジングの内側にお互いに爪車で連結し、前記削り部の1つの前記通路と通って、前記長い人間工学的なハウジングの前記対向端部の1つを通って外側に、前記対向するクリーニング端部の選択された1つを直線的に移動させる請求項1に記載のペディキュアツール。
【請求項26】
前記内部の長いエレメントは長いロッドである請求項25に記載のペディキュアツール。
【請求項27】
前記長い人間工学的なハウジングは前記長い人間工学的なハウジングの中央と対向端部の間に一対の間隔を空けた滑らないスリープを有している請求項26に記載のペディキュアツール。
【請求項28】
前記円錐形状の端部は異なる直径の鋭利な環状刃を有し、前記円錐形状の各端部は異なる直径の鋭利な環状刃を有し、前記長い人間工学的なハウジングと前記円錐形状の端部は通路を有し、前記通路内に長い可動エレメントが延び、前記長い可動エレメントがその対向端部にクリーニング端部を有し、前記クリーニング端部のそれぞれが各円錐形状の端部の外側に移動可能であり、前記長い可動エレメントが機械的集団により前記通路を通って直線的に移動可能であることを特徴とするペディキュアツール。
【請求項29】
前記長い可動エレメントはロッドの形状を成し、前記ロッドの前記対向するクリーニング端部は前記人間工学的なハウジングの対向端部での前記円錐形状の端部の各鋭利な環状刃の前記直径より僅かに小さい外径を有している請求項28に記載のペディキュアツール。
【請求項30】
前記機械的手段は外側に手動で作動するラックとピニオンを有している請求項28に記載のペディキュアツール。
【請求項31】
前記機械的手段は、前記長い人間工学的なハウジングの外側に部分的に露出する手動で回転可能な歯のついた車輪と、前記長い可動エレメント内に形成される歯のついたラックとを備え、前記歯のついた車輪及び前記歯のついたラックはお互いに内側で係合する請求項28に記載のペディキュアツール。
【請求項32】
前記長い可動エレメントは刻み目を有し、前記回転可能な歯のついた車輪の非作動中に回り止めが前記刻み目に内部で係合する請求項28に記載のペディキュアツール。
【請求項33】
前記長い人間工学的なハウジングが長円形状を成している請求項28に記載のペディキュアツール。
【請求項34】
前記長い人間工学的なハウジングは前記長い人間工学的なハウジングの中央と対向端部の間に一対の間隔を空けた滑らないスリーブを有している請求項28に記載のペディキュアツール。
【請求項35】
前記長い可動ロッドの前記クリーニング端部のそれぞれは曲成又は湾曲している請求項29に記載のペディキュアツール。
【請求項36】
前記手動で回転可能な歯のついた車輪は有孔ワッシャーにより前記長い人間工学的なハウジングに固定されている請求項31に記載のペディキュアツール。
【請求項37】
前記有孔ワッシャーはネジ、接着剤又は摩擦により前記長い人間工学的なハウジングに固定されている請求項36に記載のペディキュアツール。
【請求項38】
前記回り止めは前記ハウジングの開口部内に押し込まれたカバーにより前記長い人間工学的なハウジング内に固定されている請求項32に記載のペディキュアツール。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9a】
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【図9b】
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【図10a】
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【図10b】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図13a】
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【図13b】
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【図13c】
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【図13d】
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【図14】
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【図15】
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【図16a】
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【図16b】
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【図16c】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【公開番号】特開2011−41727(P2011−41727A)
【公開日】平成23年3月3日(2011.3.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−192746(P2009−192746)
【出願日】平成21年8月24日(2009.8.24)
【出願人】(509010780)ワウ エレメンツ リミテッド (1)
【氏名又は名称原語表記】Wow Elements Ltd
【住所又は居所原語表記】250 Altara Ave, Coral Gables, Florida 33146 United States of America
【Fターム(参考)】