マイサドル

【課題】従来の自転車は駐車時に盗難に遭い、その解決手段が施錠をすることだけであった。
【解決手段】サドル１はシートポスト２の上部に取り付けられた固定具５，６で固定され、着脱するときはナンバーロック４を解除後、一回転させ上下に開いた固定具５，６からサドルアームを外す。装着するときは上下に開いた固定具５，６の中のロック板８にサドルアーム３をセット後、逆回りに一回転させて固定具５，６を閉めて固定する。サドル１とシートポスト２を装着・着脱を簡単にすることによりサドル１のない自転車は乗車できず、盗難に遭いにくい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、自転車のサドルを乗車時に装着し、乗車しない時は着脱するものである。
【背景技術】
【０００２】
現在、自転車の盗難が非常に多く、施錠を厳重にすることで対応するしかない。
【０００３】
この改善策として簡単に装着・着脱可能で、着脱後の持運びが容易なサドルにすることである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
解決しようとする課題は、サドルを簡単に装着・着脱でき、着脱後はの持運びが容易、そして装着して運転する時、絶対に安全でなければならないということである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明は、サドルをシートポストの上部に取り付けた固定具に装着・着脱することで対応することができる。
【発明の効果】
【０００６】
本発明のマイサドルは、自転車の盗難に抑止効果を発揮するのと同時にユーザーがサドルを簡単に交換することを可能にし、サドルにファッション性をもたせるところである。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００７】
サドルはシートポストの上部に取り付けられた固定具で固定され、着脱するときはナンバーロックを解除後、一回転させ上下に開いた固定具からサドルアームを外す。装着するときは上下に開いた固定具の中のロック板にサドルアームをセット後、逆回りに一回転させて固定具を閉めて固定する。ナンバーロックを設定する。
【実施例１】
【０００８】
図１は、サドルをシートポストの固定具から着脱したところである。
【実施例２】
【０００９】
図２は、着脱したサドルの裏面である。
【実施例３】
【００１０】
図３は、シートポストのサドル固定具を上下に開け、サドルのアームを抜いたところである。
【実施例４】
【００１１】
図４は、サドルをシートポストに装着し、固定具を閉じたところである。
【実施例５】
【００１２】
図５は、サドルアームを固定する固定具の下部の正面図である。
【産業上の利用可能性】
【００１３】
本発明のマイサドルは、自転車の盗難防止とファッション性を推進することになる。
【図面の簡単な説明】
【００１４】
【図１】自転車に乗車するときは装着し、駐車するときは着脱するものである。（実施例１）
【図２】サドルアームの形状をシートポストの固定具の中のロック板に固定しやすく、また外しやすいやすいような形状をしている。（実施例２）
【図３】ナンバーロック施錠を解除し一回転させ、サドルを前方に押し出すようにして上下に開いた固定具の間から抜き出したところである。（実施例３）
【図４】サドルを前方から引き寄せるようにして上下に開いた固定具の中のロック板に固定し一回転させると固定具が締まる。（実施例４）
【図５】サドルアームを固定する下部固定具の正面図である。（実証例５）
【符号の説明】
【００１５】
１．サドル
２．シートポスト
３．サドルアーム
４．ダイヤルロック施錠
５．上固定具
６．下固定具
７．固定ビス
８．ロック板
９．サドルアーム固定の下溝
１０．ボールベアリング
１１．サドルアーム固定の上溝
１２．固定柱

【特許請求の範囲】
【請求項１】
サドルの装着・着脱がワンタッチで可能である。シートポストの上部に取り付けられた固定具を上下に開閉させることによりサドルアームを装着・着脱できる。
装着時は固定具にサドルアームを通し一回転させると自動ロックがかかる。着脱時には暗証番号を入力し、ロックを解除し、逆回しで一回転させると固定具が上下に開きサドルアームを抜き取り着脱が可能。
【請求項２】
ロック版にボールベアリングが付いているため装着と着脱が非力な人にも簡単にできる。ロック板の型にサドルアームの固定部分の型がフィットするように設計されているため安全である。
【請求項３】
サドルの装着・着脱が簡単にできることは、２個以上のサドルを所有することを意味し、サドルにファッション性が求められマイサドルのコレクションが普及する。
【請求項４】
駐車時にサドルを着脱しておけば盗難防止になる。

【図１】