説明

マッサージ器

【課題】手で持って使用する小型のローラー式マッサージ器において、高いマッサージ効果を発揮することのできるマッサージ器を提供する。
【解決手段】本実施形態に係るマッサージ器1は、取っ手本体10と、前記取っ手本体10に支持されると共に、少なくとも一部が湾曲形状であるローラー支持軸22と、前記ローラー支持軸22に、回転自在、且つ、当該ローラー支持軸22上を移動自在に支持される複数のローラー21と、隣接する前記ローラー21同士に反発力を生じさせるための反発力生成手段21と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、小型のマッサージ器に関して、特に、手持ちで人体の表面にローラーを接触させて使用するローラー式のマッサージ器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から種々のマッサージ器が提供されており、手で持って人体の表面にローラーを接触させながら使用する小型のローラー式マッサージ器も多数提供されている。例えば、下記特許文献1に従来の小型ローラー式マッサージ器が開示されている。
【0003】
下記特許文献1においては、ハンドル部材の先端に左右方向に一列に配列された球状ローラーをそれぞれ回転自在に軸支した構成のローラー式のマッサージ器が開示されている。
【0004】
このような構成のマッサージ器を手で持って顔面などの体表に接触させた状態で上下方向に往復移動させると、一列に配列されている複数の球状ローラーが回転しながら体表を転動するため、簡単な操作で体表をマッサージすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2009−142527号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、上記特許文献1では、一列に配列した複数のローラーが単に回転しながら人体の表面に接触するだけであるため、大したマッサージ効果を得ることができない。
【0007】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、手で持って使用する小型のローラー式マッサージ器において、高いマッサージ効果を発揮することのできるマッサージ器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明に係るマッサージ器は、取っ手本体と、前記取っ手本体に支持されると共に、少なくとも一部が湾曲形状であるローラー支持軸と、前記ローラー支持軸に、回転自在、且つ、当該ローラー支持軸上を移動自在に支持される複数のローラーと、隣接する前記ローラー同士に反発力を生じさせるための反発力生成手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】
さらに、本発明に係るマッサージ器は、前記ローラーに外力が作用していないときには、前記複数のローラーは、前記反発力により、前記ローラー支持軸上に所定の間隔で整列すると共に、前記ローラーに当該ローラーを回転させる所定の方向の外力が作用したときには、前記複数のローラーは、前記反発力に抗しながら間隔を狭める方向に前記ローラー支持軸の湾曲形状部分を移動するように構成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係るマッサージ器によれば、ローラーを人体表面に接触させた状態で往復動させることで、ローラーの間隔が広がったり狭まったりするので、ローラー間に人体表面の肉を挟むことで高いマッサージ効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】図1は、本発明の実施形態に係るマッサージ器の平面図である。
【図2】図2は、本発明の実施形態に係るマッサージ器の側面図である。
【図3】図3は、本発明の実施形態に係るマッサージ器の水平断面図である。
【図4】図4は、本発明の実施形態に係る末端ローラーの分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るマッサージ器について説明する。本実施形態に係るマッサージ器は、手で持って使用されるローラー式の小型マッサージ器であり、主として顔の表面などの人体の表面にローラーを接触させて使用される。
【0013】
図1は、本実施形態に係るマッサージ器の平面図である。図2は、本実施形態に係るマッサージ器の側面図である。図3は、本実施形態に係るマッサージ器の水平断面図である。なお、図1〜図3において、上側がマッサージ器の先端となる。
【0014】
図1〜図3に示すように、マッサージ器1は、取っ手本体10、ローラー部20、末端ローラー部30を備えている。取っ手本体10は、使用者がマッサージ器1の本体を構成する筐体であり、プラスチック製の本体筐体11、ローラー部20を付勢するためのコイルバネ12を備えている。
【0015】
取っ手本体10を機能的に分けると、先端側から順に、ローラー部20を支持するローラー支持軸支持部15、手で握られる取っ手部16、末端ローラー部30を支持する末端回転軸支持部17が形成されている。
【0016】
ローラー支持軸支持部15は、後述するローラー部20のローラー支持軸22を支持する部分である。ローラー支持軸支持部15において、本体筐体11には、支持軸端当接部151と、バネ収容部153とがそれぞれ左右両側(図3参照)に形成されている。また、両者の間には、支持軸端当接部151が位置する内部空間と、バネ収容部153の内部空間とを仕切る隔壁152が形成されている。
【0017】
また、バネ収容部153の先端側及び隔壁152には、ローラー支持軸22を通すための挿通穴が形成されている。コイルバネ12は、バネ収容部153内に収容されている。
【0018】
取っ手部16において、本体筐体11は、中空の略円筒形状に形成されている。末端回転軸支持部17には、後述する末端ローラー部30の末端回転軸36を固定支持するための挿通穴が三箇所に形成されている。これら挿通穴に貫挿することで、末端回転軸36は、末端回転軸支持部17において本体筐体11に支持される。
【0019】
ローラー部20は、六個のローラー21、ローラー21を回転自在に直列に支持するローラー支持軸22を備えている。ローラー21は、略球状の永久磁石であり、中心を通る真っ直ぐな軸穴211が形成されている。この軸穴211内をローラー支持軸22が通される。
【0020】
また、軸穴211には、両側から軸穴211内面を保護するための略円筒形状の樹脂製軸穴保護カバー213が挿入されている。これにより、ローラー21がローラー支持軸22上を移動する際に、ローラー支持軸22が永久磁石であるローラー21の内面に直接当たって、ローラー21が破損するのを防止することができる。
【0021】
ローラー21の着磁方向は、軸穴211に平行な方向であり、S極とN極の向きが、交互に逆になるように複数のローラー21が設置されている。すなわち、隣り合うローラー21同士は、同じ極を向かい合わせて設置されており、隣り合うローラー21間には反発力(斥力)が作用している。
【0022】
ローラー支持軸22は、プラスチック製の湾曲棒状部材であり、マッサージ器1の先端側に凸となる略半円弧形状をしている。但し、上記ローラー支持軸支持部15において支持されるローラー支持軸22の両端部分は、真っ直ぐな直線状になっている。ローラー支持軸22の湾曲部分の両端近傍には、ローラー21が直線状の両端部分まで移動しないように規制するための輪帯状のローラー規制突起部221が形成されている。
【0023】
したがって、ローラー21に外力が作用していない状態では、ローラー支持軸22に移動自在に支持された六個のローラー21は、隣り合うローラー21間に作用する磁力による反発力によって所定の間隔で整列する初期位置に位置している。このとき、両端のローラー21は、両側のローラー規制突起部221にそれぞれ当接している。
【0024】
ここで、いったんローラー21が何かに触れるなどしてローラー21に上記反発力以上の外力(ローラー21の回転軸方向の力)が作用すると、反発力に抗してローラー21がローラー支持軸22に沿って移動することになる。但し、磁力による反発力が常にローラー21に作用しているため、外力の作用が無くなると、ローラー21は上記初期位置に戻ることになる。
【0025】
ローラー規制突起部221は、ローラー21の軸穴211よりも大きな外径の輪帯形状をしている。両端に位置するローラー21は、ローラー規制突起部221に阻止されて、ローラー規制突起部221が設置されている位置よりも両端側に移動することができない。
【0026】
ローラー支持軸22は、その両端の直線状の部分において、バネ収容部153内に収容されているコイルバネ12の内部を貫通している。そして、ローラー規制突起部221のさらに両端側であって、ローラー支持軸22のバネ収容部153内に位置する部分には、コイルバネ12の端部に当接してバネを伸縮させるためのバネ当接部材223が設置されている。
【0027】
バネ当接部材223は、ローラー支持軸22に固定される略筒状の部材であり、コイルバネ12のローラー21側に設置されている。また、バネ当接部材223は、コイルバネ12の外径よりも大径の径大部を有しており、この径大部がコイルバネ12のローラー12側端部に当接している。
【0028】
取っ手本体10の支持軸端当接部151に当接するローラー支持軸22の両端部には、軸抜け防止突起部225が形成されている。この軸抜け防止突起部225は、支持軸端当接部151とバネ収容部153との間の隔壁152に形成された挿通穴の径よりも大きな外径の輪帯形状をしている。
【0029】
よって、軸抜け防止突起部225は、この隔壁152によりバネ収容部153側への移動を阻止されるため、ローラー支持軸22がローラー支持軸支持部15から抜けることはない。
【0030】
このような構成により、ローラー支持軸22は、本体筐体11に対して、マッサージ器1の長手方向(ローラー21が回転する方向)において移動自在である。ローラー支持軸22に外力が作用していないときには、コイルバネ12の弾性力により、ローラー支持軸22が本体筐体11から飛び出す方向にバネ当接部材223が押され、軸抜け防止突起部225が隔壁152に当接した状態となる。すなわち、ローラー支持軸22が本体筐体11から最も突き出した状態となる。
【0031】
一方、ローラー支持軸22に、コイルバネ12の弾性力よりも強い引っ込む方向の外力が作用したときには、ローラー支持軸22がコイルバネ12の弾性力に抗して本体筐体11内に引っ込む(退避位置)。外力が大きい場合には、最大でローラー支持軸22の両端が支持軸端当接部151に当接するまでローラー支持軸22が本体筐体11内に引っ込む。
【0032】
このように、マッサージ器1をローラー21が回転する方向に動かすことで、ローラー支持軸22が、本体筐体11に対して、突出位置と退避位置との間で移動可能であり、よりソフトにローラー21が顔表面に接触することができる。
【0033】
末端ローラー部30は、二個の末端ローラー31と、二個の末端ローラー31を回転自在に直列に支持する末端回転軸36とを備えている。末端回転軸36は、上述したように取っ手本体10の末端回転軸支持部17において、マッサージ器1の長手方向に延在して本体筐体11に固定支持されている。
【0034】
各末端ローラー31は、略球状をしており、二個の半球状筐体32と、六個の回転ボール34を備えている。半球状筐体32は、内部空間が形成された半球状の筐体であり、二つの半球状筐体32を合わせることで、球状の末端ローラー31が形成される。半球状筐体32の内部空間には、回転ボール34を回転自在に収容するためのボール収容部321が六箇所に形成されている。
【0035】
ボール収容部321は、二つの半球状筐体32の境界部分に形成されている。ボール収容部312は、内部に収容された回転ボール34の一部が若干外部に突出するように、合体した二つの半球状筐体32の境界部分には、回転ボール34の直径よりも小さな径の円形の開口が形成されている。そして、回転ボール34は、全ての方向に回転自在にボール収容部321に収容されている。
【0036】
半球状筐体32の境界平面と垂直な直径の部分には、末端回転軸36を貫挿させるための軸挿通穴323が形成されている。末端ローラー31は、軸挿通穴323に貫挿する末端回転軸36に対して軸周りに回転自在に支持される。
【0037】
回転ボール34は、上記ローラー21と同様に、略球状の永久磁石であり、一端側がS極、他端側がN極となるように着磁している。なお、二個の末端ローラー31のうち末端側の末端ローラー31Bのほうが先端側の末端ローラー31Aよりも一回りサイズが大きくなっている。
【0038】
以上、マッサージ器1の構成について詳細に説明したが、続いて、マッサージ器1の使用態様について説明する。ここでは、人間の顔の表面のマッサージを行うための美顔ローラーとして用いる場合を例に挙げて説明する。
【0039】
使用者は、マッサージ器1の取っ手部16を握った状態で、先端のローラー部20のローラー21を全て顔の表面に接触させる。このとき、取っ手部16が顔の表面に対して垂直になるのではなく、なるべく顔の表面に対して寝かせた状態(例えば、30°程度)で接触させるのが望ましい。
【0040】
このように接触させた状態で、マッサージ器1を手元側に引っ張ると、顔表面に接触しているローラー21がマッサージ器1の移動に伴って、回転軸(ローラー支持軸22)周りに回転する。このとき、ローラー21は、顔表面への接触によりローラー支持軸22上においてマッサージ器1の移動方向と反対側(マッサージ器1の先端側)に引っ張られる。
【0041】
ローラー21は、ローラー支持軸22の湾曲形状部分において支持され、この湾曲形状部分は、先端側に凸の半円弧形状となっている。よって、先端側に引っ張られるローラー21は、ローラー21間の反発力に抗しながらローラー支持軸22上を先端側へと移動する。すなわち、複数のローラー21は間隔を詰めながら先端側へと移動し、最終的には、隣り合うローラー21同士が接触した状態となる。
【0042】
続いて、ローラー21を接触させたままで、マッサージ器1を先端側に押すて移動させると、ローラー支持軸22の先端側に集まっているローラー21が、支持軸周りに回転しながら、今度はローラー支持軸22上を両端側へと広がるよう押し戻される。
【0043】
このように、顔表面に対して寝かせた状態でローラー21を押し当てながらマッサージ器1を往復動させることで、ローラー21が支持軸周りに回転しながらローラー支持軸22上を移動し、隣り合うローラー21の間隔が広がったり狭まったりする。これにより、ローラー21の間に顔表面の肉が挟まれたり解放されたりし、大きなマッサージ効果を得ることができる。
【0044】
そして、マッサージ器1を顔表面から離すと、ローラー21への外力が働かなくなるので、磁石であるローラー21間に作用する反発力によって、六個のローラー21は、所定の間隔を空けた初期位置に戻る。
【0045】
なお、ローラー21の磁石の強さについては、ローラー21の磁力が強すぎると、ローラー21間の反発力が強すぎてローラー21が移動し難くなったり、マッサージ器1を持ち運ぶ際に金属品にくっついたり電子機器に悪影響を与えたりして望ましくない。また、ローラー21の磁力が弱すぎると、ローラー21が初期位置に戻ることができなくなってしまう。よって、本実施形態では、ローラー21として、磁束密度が800〜1,000ガウスの永久磁石を用いている。
【0046】
続いて、末端ローラー部30の使用態様について説明する。二個の末端ローラー31A,31Bは、末端回転軸36の周りに回転自在である。よって、まず、使用者が取っ手部16を握った状態で、末端ローラー31を鼻の稜線が両ローラー31A,31Bの間に位置するよう接触させる。
【0047】
その状態で、マッサージ器1を鼻の稜線に沿って末端回転軸36と垂直な方向に移動させれば、末端ローラー31が回転し、回転ボール34を含めて末端ローラー31の表面が鼻の表面に回転しながら接触させることができる。このように、末端ローラー部30は、鼻の稜線のような人体の凸部を末端ローラー31間に挟んで使用するのに適している。
【0048】
以上、本実施形態について詳細に説明したが、マッサージ器1によれば、複数のローラー21を顔表面に押し当てながら長手方向に往復動させることで、磁石であるローラー21が顔表面上でコロコロと転がり、転がり接触によるマッサージ効果と磁気による血行改善効果により肌にツヤや張りを与えることができる。
【0049】
特に、マッサージ器1においては、ローラー21が支持軸周りに回転するだけでなく、回転しながら支持軸(回転軸)方向にも移動し、ローラー21の間隔が可変となるため、ローラー21の間に顔表面の肉を挟んで、さらなるマッサージ効果を得ることができる。
【0050】
また、ローラー支持軸22に回転及び移動自在に支持されている複数のローラー21間には反発力が作用しており、ローラー21に外力が作用していない状態では、所定の間隔の初期位置に戻る。このため、ローラー支持軸22の一方側に全てのローラー21が偏った状態で顔表面に接触することがなく、ローラー21の移動によるマッサージ効果を常時発揮することができる。
【0051】
また、本実施形態によれば、鼻等のローラー部20を当てにくい場所であっても、末端ローラー部30を用いることで、マッサージ効果や磁気による血行改善効果を得ることができる。
【0052】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の実施形態は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、美顔ローラーとして用いる場合を例に挙げて説明したが、顔以外の人体表面全体に用いることができるのは言うまでもない。
【0053】
また、上記実施形態では、ローラー支持軸の形状を先端側に凸の略半円弧形状としているが、ローラー支持軸の形状はこれに限定されるものではない。ローラー21が回転するようにローラー21に作用する外力によって、ローラー21が支持軸に沿って移動できるような湾曲形状であれば、種々の湾曲形状を採用することができる。例えば、先端側に凹の略半円弧形状であっても良いし、楕円の円弧形状や波形状であっても良い。
【0054】
また、上記実施形態では、ローラー間に反発力を作用させる反発力生成手段として、ローラー自体を永久磁石とする構成を採用しているが、ローラー間に反発力を発生させることができる手段であれば、適宜他の構成を採用することができる。例えば、ローラー内に永久磁石を設置する構成であっても良い。また、ローラー同士をコイルバネ等の弾性部材で連結するような構成であっても良い。
【0055】
また、上記実施形態では、ローラー部に六個のローラーを設置したが、ローラーの数は複数であれば適宜変更可能である。
【符号の説明】
【0056】
1 マッサージ器
10 取っ手本体
11 本体筐体
12 コイルバネ
15 ローラー支持軸支持部
16 取っ手部
17 末端回転軸支持部
20 ローラー部
21 ローラー
22 ローラー支持軸
30 末端ローラー部
31 末端ローラー
32 半球状筐体
34 回転ボール
36 末端回転軸

【特許請求の範囲】
【請求項1】
取っ手本体と、
前記取っ手本体に支持されると共に、少なくとも一部が湾曲形状であるローラー支持軸と、
前記ローラー支持軸に、回転自在、且つ、当該ローラー支持軸上を移動自在に支持される複数のローラーと、
隣接する前記ローラー同士に反発力を生じさせるための反発力生成手段と、を備えることを特徴とするマッサージ器。
【請求項2】
前記ローラーに外力が作用していないときには、前記複数のローラーは、前記反発力により、前記ローラー支持軸上に所定の間隔で整列すると共に、
前記ローラーに当該ローラーを回転させる所定の方向の外力が作用したときには、前記複数のローラーは、前記反発力に抗しながら間隔を狭める方向に前記ローラー支持軸の湾曲形状部分を移動するように構成されていることを特徴とする請求項1記載のマッサージ器。
【請求項3】
前記反発力生成手段は、前記ローラー自体を永久磁石で構成する、又は、前記ローラー内に永久磁石を設置することで実現されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のマッサージ器。
【請求項4】
前記永久磁石は、隣接する前記ローラー間でS極又はN極が向き合うように設置されていることを特徴とする請求項3記載のマッサージ器。
【請求項5】
前記ローラー支持軸の湾曲形状部分は、先端側に凸の円弧形状であることを特徴とする請求項1乃至4何れか1項に記載のマッサージ器。
【請求項6】
前記取っ手本体は、前記ローラーが回転するようにマッサージ器を動かすときに、前記ローラー支持軸が突出位置と退避位置との間で移動可能に、前記ローラー支持軸を支持していることを特徴とする請求項1乃至5何れか1項に記載のマッサージ器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2013−52113(P2013−52113A)
【公開日】平成25年3月21日(2013.3.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−192319(P2011−192319)
【出願日】平成23年9月5日(2011.9.5)
【出願人】(501331212)バイオインターナショナル株式会社 (4)
【出願人】(591173785)
【Fターム(参考)】