説明

マルチユーザ多入力多出力のためのユーザ選択の方法および装置

【課題】マルチユーザ多入力多出力(MIMO)のためのユーザ選択の方法および装置を提供する。
【解決手段】方法は、2つのユーザ/ビーム・ペアリング・モードを選択し、それら2つのユーザ/ビーム・ペアリング・モードに対応する目標関数を獲得すること(S210)、2つのユーザ/ビーム・ペアリング・モードに対応する目標関数を比較すること(S220)、およびより大きい目標関数を有するユーザ/ビーム・ペアリング・モードを選択すること(S230)を含む。チャネル情報が不正確なときに最適なユーザ/ビーム・ペアリング・モードを獲得することができ、計算が簡素化される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は通信技術に関し、詳細には、ランダムビーム形成のマルチユーザ多入力多出力(MIMO)のためのユーザ選択の方法および装置に関する。
【背景技術】
【0002】
マルチユーザ環境の下で、特に多数のシステムユーザがいるときには、ランダムビーム形成が可能な解決法である。マルチユーザ環境の下では、ランダムスケジューリングは、マルチユーザダイバーシチをより有効に利用してシステムスループットを増大させることができる。各ユーザは、基地局にチャネル品質情報(CQI)をフィードバックしさえすればよい。基地局は、収集された情報に従ってチャネルリソースを使用すべきユーザを選択し、よって、フィードバック情報の量が大幅に低減される。単純なランダムビーム形成方式では、低速フェージングチャネルが、手動では高速フェージングチャネルと等価であり、適正なスケジューリング方式を使用すればユーザ間の公平性が保証される。別の方式では、ランダムビーム形成は、単一アンテナユーザ構成からマルチアンテナユーザ構成へと拡張される。基地局は、複数のデータストリームをユーザに同時に送信し、システムスループットを改善するために、フィードバック情報に従って複数のストリーム間で妥当な電力分配を行い得る。実際、マルチユーザ・マルチアンテナ・システムでは、マルチユーザダイバーシチ利得に加えて、空間分割多重化がシステムスループットをさらに改善し得る。基地局上で構成されるアンテナの数量(M)は普通、ユーザアンテナの数量(N)より大きい。情報理論によれば、基地局のタイムスロットが1ユーザのみにデータを送信する場合、このタイムスロットは、相互干渉なしで、同時に最大min(M,N)個の独立のデータストリームを送信することができる。基地局が同時に複数のユーザにデータを送信する場合、タイムスロットは、同時にM個の独立のデータストリームを送信することができる。したがって、基地局は普通、複数のユーザに同時にサービスするとき、より多くの利得を得ることができる。別の方式では、複数のプリコーディング行列が無作為に生成される。基地局は、最高速度のプリコーディング行列をサポートする複数のユーザにデータを送信する。各プリコーディング行列は、対応するユーザによって送信される情報を搬送する複数のビームとして使用される。この方式では、マルチユーザダイバーシチ利得と空間分割多重化利得の両方が獲得され得る。しかし、複数のプリコーディング行列が無作為に生成されるため、ユーザ間に強い干渉が生じ、よって、システム性能が低下する。技術文献の中には、複数のユーザデータを搬送する複数のビームが生成されるときに、複数のユーザ間の干渉を制御するために、各ビームを相互に直交させるよう提案しているものもある。しかし、各ユーザのチャネル状態情報は、干渉抑圧時には使用されない。複数のユーザ間の干渉はシステム性能をある程度まで低下させる場合もあるが、干渉は、ユーザ間の公平性を保証する。各ユーザが、各ユーザと基地局の間の距離の差に起因する異なる統計的特徴を有するチャネル応答を生成するとき、ユーザ側における干渉項目は、チャネル応答の統計的特徴に比例して増減され得る。干渉の影響が雑音の影響より大きい場合、各ユーザが基地局にフィードバックするCQIがチャネル特徴によって変化しない場合もあり、よってスケジューリングの公平性が影響を受ける。
【0003】
多数のユーザがいるとき、ランダムビーム形成の合計容量は最適な合計容量に近くなるが、多数のユーザがいるためにユーザ選択(スケジューリング)アルゴリズムが非常に複雑になる。したがって、低複雑度、準最適合計容量のユーザ選択アルゴリズムが、ランダムビーム形成における重要な研究動向となってきている。
【0004】
貪欲選択(greedy selection)(GS)アルゴリズムは、ランダムビーム形成におけるマルチユーザMIMOのための通常のユーザ選択アルゴリズムである。以下にGSアルゴリズムの基本原理を示す。
【0005】
(1)基地局が、全ユーザのダウンリンクの正確なチャネル情報を獲得する。
【0006】
(2)基地局が、異なるビームおよび異なるユーザについて、k=1,…,K、m=1,…,NとするSINRk,mを計算する。
【0007】
(3)基地局が、最大のSINRk,mを見つけ、最大のSINRに対応するビームとユーザとを適合させる。
【0008】
(4)基地局が、すべてのビームが組み合わされるまで、前述の各ステップを繰り返して、残りのビームと残りのユーザとを適合させる。
【0009】
GSアルゴリズムは、基地局がすべてのダウンリンクの正確なチャネルを獲得しているという仮定に基づくものである。よって、ダウンリンクのチャネル情報が不正確な場合、GSアルゴリズムの計算の正確さは低下する。加えて、GSアルゴリズムは、多項式計算を使用するため、計算が複雑になる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明の各実施形態は、計算を簡素化し、情報が不正確な場合の計算結果の正確さを改善することを目的とする、マルチユーザMIMOのためのユーザ選択の方法および装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0011】
マルチユーザMIMOのためのユーザ選択の方法は、2つのユーザ/ビーム・ペアリング・モードを選択し、それら2つのユーザ/ビーム・ペアリング・モードに対応する目標関数を獲得すること、2つのユーザ/ビーム・ペアリング・モードに対応する目標関数を比較すること、およびより大きい目標関数を有するユーザ/ビーム・ペアリング・モードを選択することを含む。
【0012】
マルチユーザMIMOのためのユーザ選択装置は、2つのユーザ/ビーム・ペアリング・モードを選択し、それら2つのユーザ/ビーム・ペアリング・モードに対応する目標関数を獲得するように構成された選択モジュールと、2つのユーザ/ビーム・ペアリング・モードに対応する目標関数を比較するように構成された比較モジュールと、より大きい目標関数を有するユーザ/ビーム・ペアリング・モードを選択するように構成された制御モジュールとを含む。
【0013】
本発明の各実施形態では、離散的で、ランダムな、最適化されたスケジューリング方法を使用することによって、チャネル情報が不正確なときに、最適なユーザ/ビーム・ペアリング・モードが迅速に獲得され得る。さらに、GSアルゴリズムと比べて、計算が簡素化される。
【0014】
添付の図面は、本発明を限定するためではなく、本発明をより良く理解することを目的とし、本出願の一部を構成するものである。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】直交ランダムビーム形成を示す概略図である。
【図2】本発明の第1の実施形態によるマルチユーザMIMOのためのユーザ選択の方法を示す流れ図である。
【図3】本発明の第2の実施形態によるマルチユーザMIMOのためのユーザ選択の方法を示す流れ図である。
【図4】本発明の一実施形態によるマルチユーザMIMOのためのユーザ選択の方法の結果を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態によるマルチユーザMIMOのためのユーザ選択の方法の結果を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施形態によるマルチユーザMIMOのためのユーザ選択装置の構造を示す図である。
【図7】本発明の第4の実施形態によるマルチユーザMIMOのためのユーザ選択装置の構造を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明の目的、技術的解決法および利点をより明確にするために、以下で、添付の図面および例示的実施形態を参照して本発明の詳細な説明を行う。本発明の例示的実施形態およびその説明は、本発明を限定するものではなく、本発明を解説するためのものである。
【0017】
本発明の各実施形態は、マルチユーザMIMOのためのユーザ選択の方法を提供する。
【0018】
マルチユーザMIMOのためのユーザ選択の方法を詳細に示す前に、若干の説明を行う。マルチユーザMIMOシステムには、N個の送信アンテナとKユーザがあり、各ユーザごとにN個の受信アンテナが設置されている。各ユーザの受信信号ベクトルはy(t)であり、これは次式で表される。
【数1】

【0019】
式中、zは各ユーザの白色ガウス雑音を示す。送信側が電力のパリティ制約条件Pを満たす場合、すなわちE[xx]≦Pである場合、γを使用して、異なるユーザが異なる伝搬損失およびシャドウフェージング(shadow fading)を被るときのこれらの影響の影響因子が示される。本発明の各実施形態では、ブロック・フェージング・チャネル・モデル(block fading channel model)が使用される。チャネルブロックHは独立であり、H∈CN(0,1)である。
【0020】
直交ランダムビーム形成方式が使用される場合、等方性分布に従い、N個の正規化直交ベクトル
【数2】


が生成される。図1に示すように、第mの情報ストリームx(t)にφ(t)を掛けたものが、その都度の送信信号と等しくなる。
【数3】

【0021】
情報ストリーム
【数4】


が独立に測定され、各アンテナの平均送信電力が等しいと仮定すると、
【数5】


は、各ストリームの送信信号雑音比を示す。
【0022】
チャネル推定誤り、フィードバック遅延およびその他の理由により、基地局が合計速度の推定値だけしか獲得することができない場合もある。スケジューリングアルゴリズムの目的は、N個の空間ビームを最適に適合させるためのKユーザを選択することである。全探索法が使用される場合、
【数6】


通りの可能な適合が生じる。
【0023】
実行可能解は、w,w,…,wとして定義され、
【数7】


であり、wは、その数をNとする、{1,2,i,…,K}の連続した部分集合である。w(i)はwの第iの要素として定義される。
【0024】
次式がさらに定義される。
【数8】


は、実行可能解のチャネル状態行列(ユーザ/ビーム・ペアリング・モード)を示す。
【0025】
【数9】


は、実行可能解に対応する合計速度を示す。
【0026】
この式においては、
【数10】


である。
【0027】
明らかに、最適なビーム/ユーザ対は以下の通りである。
【数11】

【0028】
実際のシステムでは、正確なH[ω]推定を獲得することができず、雑音推定
【数12】


だけしか獲得することができない。よって、第n回には、Φ[H[ω]]のφ[ω,n]だけが獲得される。Φ[H[ω]]が不偏推定である、すなわち、Φ(H[ω])=E{φ[ω]}であるものと仮定すると、式は以下のように書き換えられる。
【数13】

【0029】
各解の推定シーケンスが反復において生成され、各解は、前の解よりも最適解に近くなる。
【0030】
第nの反復時におけるωの占有確率はπ(m,n)である。状態確率ベクトルはπ[n]=[π[1,n],…,π[M,n]]として定義され、eは、第iの要素が1に等しく、残りの要素が0に等しいM×1ベクトルとして定義される。加えて、M×1のベクトルシーケンス{d[n]}も定義され、ω=ωの場合、d[n]=eである。
【0031】
以上の説明に基づき、以下に、図2および本発明の各実施形態を参照して、マルチユーザMIMOのためのユーザ選択の方法を詳しく説明する。この方法は以下の各ステップを含む。
【0032】
ステップS210:2つのユーザ/ビーム・ペアリング・モードを選択し、それら2つのユーザ/ビーム・ペアリング・モードに対応する目標関数を獲得する。
【0033】
ステップS220:2つのユーザ/ビーム・ペアリング・モードに対応する目標関数を比較する。
【0034】
ステップS230:より大きい目標関数を有するユーザ/ビーム・ペアリング・モードを選択する。
【0035】
この実施形態では、ユーザ/ビーム・ペアリング・モードが無作為に選択され、比較によって大きい目標関数を有するユーザ/ビーム・ペアリング・モードが獲得される。よって、最適なユーザ/ビーム・ペアリング・モードを迅速に獲得することができる。
【0036】
本発明の一実施形態では、別のマルチユーザMIMOのためのユーザ選択の方法が提供される。以下に、図3を参照して、このマルチユーザMIMOのためのユーザ選択の方法を詳しく説明する。この方法は以下の各ステップを含む。
【0037】
ステップS310:ユーザ/ビーム・ペアリング・モードを無作為に選択し、そのユーザ/ビーム・ペアリング・モードに対応する目標関数を獲得する。
【0038】
ステップS310:別のユーザ/ビーム・ペアリング・モードを無作為に選択し、そのユーザ/ビーム・ペアリング・モードに対応する目標関数を獲得する。
【0039】
ステップS320:2つのユーザ/ビーム・ペアリング・モードに対応する目標関数を比較する。
【0040】
ステップS340:より大きい目標関数を有するユーザ/ビーム・ペアリング・モードの占有確率を更新する。
【0041】
占有確率は次式を使用して計算される。
【数14】

【0042】
ステップS350:次の反復のユーザ/ビーム・ペアリング・モードである最大の占有確率を有するユーザ/ビーム・ペアリング・モードが獲得されるまで前述の各ステップを繰り返す。
【0043】
この実施形態では、反復プロセスを終了させるために最大反復回数が事前設定され得る。また反復回数は、直前の目標関数と現在の目標関数との差によって反復プロセスを終了させるように決定することもできる。すなわち、直前の目標関数と現在の目標関数との差の絶対値が事前設定の閾値(例えば0.01など)より小さい場合に、反復プロセスを終了させるように決定することができる。このようにして、最後の反復において最大の占有確率を有するユーザ/ビーム・ペアリング・モードを獲得することができる。
【0044】
表1に、マルチユーザMIMOのユーザ選択アルゴリズムの擬似コードを記載する。この実施形態の結果を図4および図5に示す。図4には、本発明の一実施形態におけるマルチユーザMIMOのためのユーザ選択の方法の結果が示されている。図5には、本発明の一実施形態におけるマルチユーザMIMOのためのユーザ選択の方法の結果が示されている。図4および図5に示すように、10ユーザ、3ビームおよび15dB信号雑音比の条件下で、最適解が迅速に獲得される。10回を上回る反復探索後に、獲得される合計速度は合計速度の中央値よりはるかに大きくなり、このアルゴリズムはきわめて有用である。このアルゴリズムは特に、多数のユーザを擁し、高リアルタイム要件を有するマルチユーザMIMOのためのユーザ選択を行うシステムに適用することができる。
【0045】
この実施形態では、離散的で、ランダムな、最適化されたスケジューリング方法が使用され、そのため、チャネル情報が不正確なときに最適なユーザ/ビーム・ペアリング・モードを獲得することができ、計算が簡素化される。
【0046】
【表1】

【0047】
本発明の一実施形態では、マルチユーザMIMOのためのユーザ選択装置が提供される。以下に、図6を参照してマルチユーザMIMOのためのユーザ選択装置600を詳しく説明する。マルチユーザMIMOのためのユーザ選択装置600は、
2つのユーザ/ビーム・ペアリング・モードを選択し、それら2つのユーザ/ビーム・ペアリング・モードに対応する目標関数を獲得するように構成された選択モジュール610と、
2つのユーザ/ビーム・ペアリング・モードに対応する目標関数を比較するように構成された比較モジュール620と、
より大きい目標関数を有するユーザ/ビーム・ペアリング・モードを選択するように構成された制御モジュール630と、
を含む。
【0048】
この装置では、最適なユーザ/ビーム・ペアリング・モードを迅速に獲得することができる。
【0049】
本発明の一実施形態では、図7に示すようなマルチユーザMIMOのためのユーザ選択装置が提供される。図6に示すマルチユーザMIMOのためのユーザ選択装置600と同様に、図7に示すマルチユーザMIMOのためのユーザ選択装置700は、選択モジュール710と、比較モジュール720と、制御モジュール730とを含む。マルチユーザMIMOのためのユーザ選択装置600と異なり、マルチユーザMIMOのためのユーザ選択装置700は、
ユーザ/ビーム・ペアリング・モードの占有確率を初期設定するように構成された初期設定モジュール740と、
より大きい目標関数を有するユーザ/ビーム・ペアリング・モードの占有確率を更新するように構成された更新モジュール750と、
をさらに含む。
【0050】
この実施形態のマルチユーザMIMOのためのユーザ選択装置では、チャネル情報が不正確なときに最適なユーザ/ビーム・ペアリング・モードを獲得することができ、計算が簡素化される。
【0051】
以上の各実施形態は、本発明の目的、技術的解決法、および利益を詳細に示している。これらの実施形態は単なる一部の例示的実施形態にすぎず、本発明の保護の範囲を限定するためのものではないことが理解されるものである。当業者は、本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく、本発明に様々な改変および変形を加えることができることは明らかである。本発明は、それらの改変および変形が、添付の特許請求の範囲またはその均等物によって定義される保護の範囲内に該当する限りにおいて、それらの改変および変形を包含するものである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
マルチユーザ多入力多出力(MIMO)のためのユーザ選択の方法であって、
2つのユーザ/ビーム・ペアリング・モードを選択し、前記2つのユーザ/ビーム・ペアリング・モードに対応する目標関数を獲得すること、
前記2つのユーザ/ビーム・ペアリング・モードに対応する前記目標関数を比較すること、及び、
より大きい目標関数を有するユーザ/ビーム・ペアリング・モードを選択すること、
を含む方法。
【請求項2】
前記目標関数が合計速度を示す請求項1に記載の方法。
【請求項3】
より大きい目標関数を有する前記ユーザ/ビーム・ペアリング・モードの占有確率を更新することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記ユーザ/ビーム・ペアリング・モードの占有確率を初期設定することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
マルチユーザ多入力多出力(MIMO)のためのユーザ選択の装置であって、
2つのユーザ/ビーム・ペアリング・モードを選択し、前記2つのユーザ/ビーム・ペアリング・モードに対応する目標関数を獲得するように構成された選択モジュールと、
前記2つのユーザ/ビーム・ペアリング・モードに対応する前記目標関数を比較するように構成された比較モジュールと、
より大きい目標関数を有するユーザ/ビーム・ペアリング・モードを選択するように構成された制御モジュールと、
を備える装置。
【請求項6】
前記目標関数が合計速度を示す、請求項5に記載の装置。
【請求項7】
前記ユーザ/ビーム・ペアリング・モードの占有確率を初期設定するように構成された初期設定モジュールをさらに備える、請求項5に記載の装置。
【請求項8】
より大きい目標関数を有する前記ユーザ/ビーム・ペアリング・モードの占有確率を更新するように構成された更新モジュールをさらに備える、請求項5に記載の装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−10305(P2011−10305A)
【公開日】平成23年1月13日(2011.1.13)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2010−145151(P2010−145151)
【出願日】平成22年6月25日(2010.6.25)
【出願人】(502385872)華為技術有限公司 (139)
【Fターム(参考)】