マンホ―ルの高さ調整用リング
【課題】高さ調整用リングをワイヤーで三点持ち上げ可能にして、施工の工期短縮と安全性を図るものである。
【解決手段】 上端面円周方向を複数に等間隔で分割した位置に固定用ボルト21を起立させた斜壁ブロック2の上面に載置する高さ調整用リング3であって、前記高さ調整用リング3には、斜壁ブロック2の固定用ボルト21位置に、ほぼ中間高さ位置にネジ穴32aを外方に直角に配置したナット32を溶着し、該ボルト21が挿通可能な径のパイプ31を配置して成型している。
【解決手段】 上端面円周方向を複数に等間隔で分割した位置に固定用ボルト21を起立させた斜壁ブロック2の上面に載置する高さ調整用リング3であって、前記高さ調整用リング3には、斜壁ブロック2の固定用ボルト21位置に、ほぼ中間高さ位置にネジ穴32aを外方に直角に配置したナット32を溶着し、該ボルト21が挿通可能な径のパイプ31を配置して成型している。
【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、マンホールの高さ調整用リングをワイヤーで三点持ち上げ可能にするマンホールの高さ調整用リングに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のマンホールの高さ調整用リングは、調整用リングを固定するために円周方向に穴3個が設けてあるだけであるため、既に据え付けてある斜壁ブロックの固定用連結ボルトに、高さ調整用リングを据え付ける時は、一個約60kgから90kgもある高さ調整用リングを人の手で持ち上げていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の技術では、以下のような問題点がある。
上記従来の技術では、斜壁ブロック上に高さ調整用リングを人の手で持ち上げて載置固定する場合に、斜壁ブロックと高さ調整用リングとの間に指を挟むという事故が頻繁に発生するという問題点がある。
このような事故の発生を防止するため、図7のように、マンホールの高さ調整用リング3の外周側面に吊り用インサートeを埋め込んだり、図8のように、吊り用インサートeを上部端面に埋め込み、ワイヤーで吊り上げるようにしていた。しかし、マンホールの高さ調整用リング3の外周側面に吊り用インサートeを埋め込む方法は、該インサートeのアンカー長が,マンホールの高さ調整用リング3の肉厚が薄いため、十分な強度を取れず、安全面に欠けるという問題点がある。
また、吊り用インサートeを上部端面に埋めむ方法は、アンカー長が必要となり、相当の厚みが必要なため、製品価格が高くなる。いずれにしても高さ調整用リングを固定するために取付穴fを3個と、吊り上げるためのインサートeを3個取り付けることとなり、製造面で面倒であり、制作に手間がかかるという問題点がある。
さらに、マンホールを据え付けるために、マンホールの周辺には余堀りがしてある。従って、余堀り部分に足場板を渡した上で高さ調整用リング3を据え付けるため、足場状態が悪く、非常に危険な状態で施工するという問題点がある。
本考案は上記問題点を解決するために、高さ調整用リングをワイヤーで三点持ち上げ可能にして、施工の工期短縮と安全性を図るマンホールの高さ調整用リングの提供を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の考案のマンホールの高さ調整用リングは、 上端面円周方向を複数に等間隔で分割した位置に固定用ボルトを起立させた斜壁ブロックの上面に載置する高さ調整用リングであって、 前記高さ調整用リングには、斜壁ブロックの固定用ボルト位置に、ほぼ中間高さ位置にネジ穴を外方に直角に配置したナットを溶着し、該ボルトが挿通可能な径のパイプを配置して成型したことを特徴としている。
【0005】
また、前記請求項1のパイプは、マンホールの高さ調整用リングの円周を3分割する位置に設けたことを特徴としている。
【0006】
請求項3に記載の考案のマンホールの高さ調整用リングは、 上端面円周方向を複数に等間隔で分割した位置に固定用ボルトを起立させた斜壁ブロックの上面に載置する高さ調整用リングであって、 前記高さ調整用リングには、斜壁ブロックの固定用ボルト位置に、ほぼ中間高さ位置にネジ穴を外方に直角に配置したナットを溶着し、該ボルトが挿通可能な径のパイプを配置して成型したマンホールの高さ調整用リングの 前記ナットに、吊り金具を固定用ボルトで締着したことを特徴としている。
【0007】
【作用】
高さ調整用リングを斜壁ブロックに載置する作業をする時には、ナットの開口面に吊り金具を取り付け、固定用ボルトをナットに螺合させて締着固定する。ワイヤーを高さ調整用リングの三点位置に取り付けた後、クレーンで安定的に吊り下げて,調整用リングを斜壁ブロック上に載置して固定する。
【0008】
【考案の実施の態様】
図1〜図6は本考案の実施例に関するものである。
上端面円周方向を複数に等間隔で分割した位置に固定用ボルト21を起立させた斜壁ブロック2の上面に載置する受枠(図示省略)の高さ調整用リング3に関するものである。
前記高さ調整用リング3の斜壁ブロック2の固定用ボルト21に対応する位置には、ほぼ中間高さ位置にネジ穴32aを外方に直角に配置したナット32をほぼ中間高さ位置に溶着し(図1、 図2参照)、該固定用ボルト21が挿通可能な径のパイプ31を配置して成型されている。
前記高さ調整用リング3の肉厚は、100mmと150mmが一般的である。
また、パイプ31は内径32mm程度のスチール製のものがよい。
また、前記請求項1のパイプ31は、ワイヤー7で高さ調整用リング3を三点支持した状態でクレーン8で安定的に吊り下げ可能に、高さ調整用リング3の円周を3分割する位置に設けるのがよい(図3、図5参照)。
吊り金具34は、前記構成の高さ調整用リング3の側面に取り付けるもので、上部に金属製の吊り部37を配置し、この吊り部37の下部には、固定用ボルト35の軸径よりやや大きい内径の孔36を設けた取付板38が配置されている。
そして、この吊り金具34は、高さ調整用リング3のナット32の開口面に吊り金具34の孔36を位置合わせし、ボルト35をナット32に螺合させて締着固定する。
なお、前記高さ調整用リング3の成型時には、ナット32のネジ穴32a内にコンクリートのペーストが入り込むのを防止するため、プラスチックス製のキャップ33をナット32の開口部に嵌着し後、高さ調整用リング3の円周を3分割した位置に、ナット32を外方向に向け型枠(図示省略)に固定した後、コンクリートを打設して成型する。
型枠より取り出した時の高さ調整用リング3には、ナット32にプラスチックス製のキャップ33が嵌着されているが、該ナット32のネジ穴32aに異物が入るのを防止するため、キャップ33は除去せず、マンホール施工時に取り外すのがよい。
高さ調整用リング3を斜壁ブロック2に載置する時は、ナット32の開口面に吊り金具34を位置合わせして固定用ボルト35をナット32に螺合させて締着し、高さ調整用リング3の三点位置にワイヤー7を取り付け、クレーン8で安定的に吊り下げて,斜壁ブロック2上に移動して載置し施工する。
【0009】
【考案の効果】
本考案は上述の通り構成されているので、次に記載する効果を奏する。
(1)高さ調整用リングの周面に、斜壁ブロックへの固定用パイプと吊り金具取り付け用ナットを一体に、かつ同時に型枠で製造するため、ワイヤーで吊り上げても高さ調整用リングは破壊せず、かつワイヤーで斜壁ブロック上に載置して安定的に固定できる。
(2)吊り金具固定用のボルトを螺着するナットをパイプに溶接してあるため、吊り金具を簡単に取り付けて高さ調整用リングをワイヤーで吊り上げることができる。
(3) 従来の高さ調整用リングは、ワイヤーで吊り下げる構成でないため、高さ調整用リングを据え付ける時には一個約60kgから90kgもある高さ調整用リングを人の手で持ち上げていたが、本考案では吊り金具が即座に取り付けられるので、ワイヤーで吊り下げて斜壁ブロック上に高さ調整用リングを載置できる。従って、斜壁ブロックと高さ調整用リング間に指を挟むという事故は皆無となる。
(4)マンホールを据え付ける際にはマンホールの周辺には余堀りがしてある。
高さ調整用リングは、ワイヤーで吊り下げて斜壁ブロック上に載置できるため、その余堀り部分に足場板を渡して重量の大きい高さ調整用リングを人力によって据え付ける不安定な作業が不要となる。従って、施工の安全性と、工期の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例で,パイプにナットを取り付けた説明図である。
【図2】図3のA―A断面図である。
【図3】本考案の斜壁ブロック上に高さ調整用リングを取り付けたときの平面図である。
【図4】本考案のマンホール本体に高さ調整用リングを取り付ける場合の取り付け状態図である。
【図5】本考案の高さ調整用リングをワイヤーで吊り下げた時の斜視図である。
【図6】Aは本考案の高さ調整用リングの平面図、Bは本考案の高さ調整用リングの右側面図である。
【図7】Aは従来の高さ調整用リングの平面図、Bは従来の高さ調整用リングの右側面図である。
【図8】Aは従来の高さ調整用リングの平面図、Bは従来の高さ調整用リングの右側面図である。
【符号の説明】
1 マンホール
2 斜壁ブロック
21 固定用ボルト
3 高さ調整用リング
31 パイプ
32 ナット
33 キャップ
4 直壁ブロック
5 下部ブロック
6 インバーター
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、マンホールの高さ調整用リングをワイヤーで三点持ち上げ可能にするマンホールの高さ調整用リングに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のマンホールの高さ調整用リングは、調整用リングを固定するために円周方向に穴3個が設けてあるだけであるため、既に据え付けてある斜壁ブロックの固定用連結ボルトに、高さ調整用リングを据え付ける時は、一個約60kgから90kgもある高さ調整用リングを人の手で持ち上げていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の技術では、以下のような問題点がある。
上記従来の技術では、斜壁ブロック上に高さ調整用リングを人の手で持ち上げて載置固定する場合に、斜壁ブロックと高さ調整用リングとの間に指を挟むという事故が頻繁に発生するという問題点がある。
このような事故の発生を防止するため、図7のように、マンホールの高さ調整用リング3の外周側面に吊り用インサートeを埋め込んだり、図8のように、吊り用インサートeを上部端面に埋め込み、ワイヤーで吊り上げるようにしていた。しかし、マンホールの高さ調整用リング3の外周側面に吊り用インサートeを埋め込む方法は、該インサートeのアンカー長が,マンホールの高さ調整用リング3の肉厚が薄いため、十分な強度を取れず、安全面に欠けるという問題点がある。
また、吊り用インサートeを上部端面に埋めむ方法は、アンカー長が必要となり、相当の厚みが必要なため、製品価格が高くなる。いずれにしても高さ調整用リングを固定するために取付穴fを3個と、吊り上げるためのインサートeを3個取り付けることとなり、製造面で面倒であり、制作に手間がかかるという問題点がある。
さらに、マンホールを据え付けるために、マンホールの周辺には余堀りがしてある。従って、余堀り部分に足場板を渡した上で高さ調整用リング3を据え付けるため、足場状態が悪く、非常に危険な状態で施工するという問題点がある。
本考案は上記問題点を解決するために、高さ調整用リングをワイヤーで三点持ち上げ可能にして、施工の工期短縮と安全性を図るマンホールの高さ調整用リングの提供を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の考案のマンホールの高さ調整用リングは、 上端面円周方向を複数に等間隔で分割した位置に固定用ボルトを起立させた斜壁ブロックの上面に載置する高さ調整用リングであって、 前記高さ調整用リングには、斜壁ブロックの固定用ボルト位置に、ほぼ中間高さ位置にネジ穴を外方に直角に配置したナットを溶着し、該ボルトが挿通可能な径のパイプを配置して成型したことを特徴としている。
【0005】
また、前記請求項1のパイプは、マンホールの高さ調整用リングの円周を3分割する位置に設けたことを特徴としている。
【0006】
請求項3に記載の考案のマンホールの高さ調整用リングは、 上端面円周方向を複数に等間隔で分割した位置に固定用ボルトを起立させた斜壁ブロックの上面に載置する高さ調整用リングであって、 前記高さ調整用リングには、斜壁ブロックの固定用ボルト位置に、ほぼ中間高さ位置にネジ穴を外方に直角に配置したナットを溶着し、該ボルトが挿通可能な径のパイプを配置して成型したマンホールの高さ調整用リングの 前記ナットに、吊り金具を固定用ボルトで締着したことを特徴としている。
【0007】
【作用】
高さ調整用リングを斜壁ブロックに載置する作業をする時には、ナットの開口面に吊り金具を取り付け、固定用ボルトをナットに螺合させて締着固定する。ワイヤーを高さ調整用リングの三点位置に取り付けた後、クレーンで安定的に吊り下げて,調整用リングを斜壁ブロック上に載置して固定する。
【0008】
【考案の実施の態様】
図1〜図6は本考案の実施例に関するものである。
上端面円周方向を複数に等間隔で分割した位置に固定用ボルト21を起立させた斜壁ブロック2の上面に載置する受枠(図示省略)の高さ調整用リング3に関するものである。
前記高さ調整用リング3の斜壁ブロック2の固定用ボルト21に対応する位置には、ほぼ中間高さ位置にネジ穴32aを外方に直角に配置したナット32をほぼ中間高さ位置に溶着し(図1、 図2参照)、該固定用ボルト21が挿通可能な径のパイプ31を配置して成型されている。
前記高さ調整用リング3の肉厚は、100mmと150mmが一般的である。
また、パイプ31は内径32mm程度のスチール製のものがよい。
また、前記請求項1のパイプ31は、ワイヤー7で高さ調整用リング3を三点支持した状態でクレーン8で安定的に吊り下げ可能に、高さ調整用リング3の円周を3分割する位置に設けるのがよい(図3、図5参照)。
吊り金具34は、前記構成の高さ調整用リング3の側面に取り付けるもので、上部に金属製の吊り部37を配置し、この吊り部37の下部には、固定用ボルト35の軸径よりやや大きい内径の孔36を設けた取付板38が配置されている。
そして、この吊り金具34は、高さ調整用リング3のナット32の開口面に吊り金具34の孔36を位置合わせし、ボルト35をナット32に螺合させて締着固定する。
なお、前記高さ調整用リング3の成型時には、ナット32のネジ穴32a内にコンクリートのペーストが入り込むのを防止するため、プラスチックス製のキャップ33をナット32の開口部に嵌着し後、高さ調整用リング3の円周を3分割した位置に、ナット32を外方向に向け型枠(図示省略)に固定した後、コンクリートを打設して成型する。
型枠より取り出した時の高さ調整用リング3には、ナット32にプラスチックス製のキャップ33が嵌着されているが、該ナット32のネジ穴32aに異物が入るのを防止するため、キャップ33は除去せず、マンホール施工時に取り外すのがよい。
高さ調整用リング3を斜壁ブロック2に載置する時は、ナット32の開口面に吊り金具34を位置合わせして固定用ボルト35をナット32に螺合させて締着し、高さ調整用リング3の三点位置にワイヤー7を取り付け、クレーン8で安定的に吊り下げて,斜壁ブロック2上に移動して載置し施工する。
【0009】
【考案の効果】
本考案は上述の通り構成されているので、次に記載する効果を奏する。
(1)高さ調整用リングの周面に、斜壁ブロックへの固定用パイプと吊り金具取り付け用ナットを一体に、かつ同時に型枠で製造するため、ワイヤーで吊り上げても高さ調整用リングは破壊せず、かつワイヤーで斜壁ブロック上に載置して安定的に固定できる。
(2)吊り金具固定用のボルトを螺着するナットをパイプに溶接してあるため、吊り金具を簡単に取り付けて高さ調整用リングをワイヤーで吊り上げることができる。
(3) 従来の高さ調整用リングは、ワイヤーで吊り下げる構成でないため、高さ調整用リングを据え付ける時には一個約60kgから90kgもある高さ調整用リングを人の手で持ち上げていたが、本考案では吊り金具が即座に取り付けられるので、ワイヤーで吊り下げて斜壁ブロック上に高さ調整用リングを載置できる。従って、斜壁ブロックと高さ調整用リング間に指を挟むという事故は皆無となる。
(4)マンホールを据え付ける際にはマンホールの周辺には余堀りがしてある。
高さ調整用リングは、ワイヤーで吊り下げて斜壁ブロック上に載置できるため、その余堀り部分に足場板を渡して重量の大きい高さ調整用リングを人力によって据え付ける不安定な作業が不要となる。従って、施工の安全性と、工期の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例で,パイプにナットを取り付けた説明図である。
【図2】図3のA―A断面図である。
【図3】本考案の斜壁ブロック上に高さ調整用リングを取り付けたときの平面図である。
【図4】本考案のマンホール本体に高さ調整用リングを取り付ける場合の取り付け状態図である。
【図5】本考案の高さ調整用リングをワイヤーで吊り下げた時の斜視図である。
【図6】Aは本考案の高さ調整用リングの平面図、Bは本考案の高さ調整用リングの右側面図である。
【図7】Aは従来の高さ調整用リングの平面図、Bは従来の高さ調整用リングの右側面図である。
【図8】Aは従来の高さ調整用リングの平面図、Bは従来の高さ調整用リングの右側面図である。
【符号の説明】
1 マンホール
2 斜壁ブロック
21 固定用ボルト
3 高さ調整用リング
31 パイプ
32 ナット
33 キャップ
4 直壁ブロック
5 下部ブロック
6 インバーター
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】 上端面円周方向を複数に等間隔で分割した位置に固定用ボルトを起立させた斜壁ブロックの上面に載置する高さ調整用リングであって、前記高さ調整用リングには、斜壁ブロックの固定用ボルト位置に、ほぼ中間高さ位置にネジ穴を外方に直角に配置したナットを溶着し、該ボルトが挿通可能な径のパイプを配置して成型したことを特徴とするマンホールの高さ調整用リング。
【請求項2】 前記パイプは、マンホールの高さ調整用リングの円周を3分割する位置に設けたことを特徴とする請求項第1項に記載のマンホールの高さ調整用リング。
【請求項3】上端面円周方向を複数に等間隔で分割した位置に固定用ボルトを起立させた斜壁ブロックの上面に載置する高さ調整用リングであって、前記高さ調整用リングには、斜壁ブロックの固定用ボルト位置に、ほぼ中間高さ位置にネジ穴を外方に直角に配置したナットを溶着し、該ボルトが挿通可能な径のパイプを配置して成型したマンホールの高さ調整用リングの 前記ナットに、吊り金具を固定用ボルトで締着したことを特徴とするマンホールの高さ調整用リング。
【請求項1】 上端面円周方向を複数に等間隔で分割した位置に固定用ボルトを起立させた斜壁ブロックの上面に載置する高さ調整用リングであって、前記高さ調整用リングには、斜壁ブロックの固定用ボルト位置に、ほぼ中間高さ位置にネジ穴を外方に直角に配置したナットを溶着し、該ボルトが挿通可能な径のパイプを配置して成型したことを特徴とするマンホールの高さ調整用リング。
【請求項2】 前記パイプは、マンホールの高さ調整用リングの円周を3分割する位置に設けたことを特徴とする請求項第1項に記載のマンホールの高さ調整用リング。
【請求項3】上端面円周方向を複数に等間隔で分割した位置に固定用ボルトを起立させた斜壁ブロックの上面に載置する高さ調整用リングであって、前記高さ調整用リングには、斜壁ブロックの固定用ボルト位置に、ほぼ中間高さ位置にネジ穴を外方に直角に配置したナットを溶着し、該ボルトが挿通可能な径のパイプを配置して成型したマンホールの高さ調整用リングの 前記ナットに、吊り金具を固定用ボルトで締着したことを特徴とするマンホールの高さ調整用リング。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【登録番号】実用新案登録第3067538号(U3067538)
【登録日】平成12年1月12日(2000.1.12)
【発行日】平成12年4月7日(2000.4.7)
【考案の名称】マンホ―ルの高さ調整用リング
【国際特許分類】
【評価書の請求】有
【出願番号】実願平11−7179
【出願日】平成11年9月20日(1999.9.20)
【出願人】(000224215)藤村ヒューム管株式会社 (24)
【登録日】平成12年1月12日(2000.1.12)
【発行日】平成12年4月7日(2000.4.7)
【考案の名称】マンホ―ルの高さ調整用リング
【国際特許分類】
【出願番号】実願平11−7179
【出願日】平成11年9月20日(1999.9.20)
【出願人】(000224215)藤村ヒューム管株式会社 (24)
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