説明

ユニット型加湿器用の冷却槽

【課題】排水管の材料費を低減することができるユニット型加湿器用の冷却槽を提供する。
【解決手段】給水口12が、ユニット型加湿器50からのブロー排水を受けるよう、ユニット型加湿器50の直後に設けられている。金属製の貯水タンク11が、給水口12に連通し、給水口12から供給されるブロー排水を内部に貯めて冷却するようになっている。排水口13が、貯水タンク11に連通し、貯水タンク11の内部の水を排水するよう設けられている。仕切板14が、給水口12と排水口13との間を遮り、貯水タンク11を給水区画17および排水区画18の二つの区画に分けるよう、貯水タンク11の床面11dとの間に所定の間隔をあけて設けられている。緩衝材15が、給水口12から貯水タンク11に供給されるブロー排水の勢いを弱めるよう、給水口12と貯水タンク11の床面11dとの間に設けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユニット型加湿器用の冷却槽に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、空調機で加湿を行う場合、電熱式のユニット型加湿器や電極式のユニット型加湿器が使用されることがある(例えば、特許文献1参照)。この場合、ユニット型加湿器の蒸発槽で発生させた低圧蒸気を、蒸気ホースを介して空調機に挿入された蒸気噴霧管に導き、空調機内に噴出することにより、加湿を行っている。
【0003】
電熱式ユニット型加湿器は、蒸発槽内にシーズヒータを挿入し、水を加熱して沸騰、蒸発させ、蒸気を発生するようになっている。蒸発槽には、蒸発した量だけ水が給水されるようになっている。また、蒸発槽内の水濃縮によるスケールの析出、フォーミングなどの問題を抑制するために、所定の時間間隔で排水用電磁弁を自動開閉してブロー排水を行うようになっている。
【0004】
電極式ユニット型加湿器は、蒸発槽内に電極板を挿入し、この電極間に電流を流すことにより、水の電気抵抗で加熱作用を起こして蒸気を発生するようになっている。加湿量を確保するために、電極間の電流値を検出し、電流値が小さければ水を補給して電流を増加させるようになっている。水を蒸発させると蒸発槽内の水の不純物濃度が濃くなり、水位が低くなくとも電気抵抗が低下して電流値が大きくなってくるため、この電流値が規定値以上になると、排水用電磁弁が開いてブロー排水を行うようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平6−169993号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載のようなユニット型加湿器では、ブロー排水の温度が90℃以上と高いため、ブロー排水を排出するための排水管に、鉄製やポリ塩化ビニル製の耐熱性を有する特殊な管を使用しなければならず、その材料費が嵩むという課題があった。
【0007】
本発明は、このような課題に着目してなされたもので、排水管の材料費を低減することができるユニット型加湿器用の冷却槽を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明に係るユニット型加湿器用の冷却槽は、ユニット型加湿器からのブロー排水を受けるよう前記ユニット型加湿器の直後に設けられた給水口と、前記給水口に連通し、前記給水口から供給される前記ブロー排水を内部に貯めて冷却する金属製の貯水タンクと、前記貯水タンクに連通し、前記貯水タンク内の水を排水する排水口とを、有することを特徴とする。
【0009】
本発明に係るユニット型加湿器用の冷却槽は、ユニット型加湿器の直後に配置し、排水口に排水管を連結して使用される。本発明に係るユニット型加湿器用の冷却槽は、ユニット型加湿器からのブロー排水を給水口で受け、金属製の貯水タンクの内部に貯めることで、熱伝導の良好なタンク壁面を介して周囲空気などに積極的に熱伝達して冷却してから、排水口から排水することができる。ユニット型加湿器から排水された直後には90℃以上あるブロー排水を、例えば、汎用の樹脂製管が使用できる温度まで冷却してから排水することにより、排水管として汎用の樹脂製管材を使用することができる。このため、特殊な管を使用する場合と比べて、排水管の材料費を低減することができる。
【0010】
本発明に係るユニット型加湿器用の冷却槽は、ユニット型加湿器からのブロー排水を、貯水タンクの内部で60℃以下40℃程度まで冷却することが好ましい。この場合、排水管として、耐熱温度が約60℃の汎用のポリ塩化ビニル製の管を使用することができる。また、本発明に係るユニット型加湿器用の冷却槽で、ユニット型加湿器は、電熱式ユニット型加湿器や電極式ユニット型加湿器など、ブロー排水を行うものであればいかなるものであってもよい。
【0011】
本発明に係るユニット型加湿器用の冷却槽は、前記給水口と前記排水口との間を遮り、前記貯水タンクを二つの区画に分けるよう、前記貯水タンクの床面との間に所定の間隔をあけて設けられた仕切板を有し、前記排水口は前記仕切板の下端より高い位置に設けられていることが好ましい。この場合、仕切板で分けられた給水口側の区画に供給されたブロー排水は、大容積の金属製の貯水タンク壁面の接する全面を介して外部空気などと熱交換されることで、貯水中に温度成層が生じ、下方に低温度の層が形成される。このため、その低温まで冷却された水の層から順に、仕切板の下端と貯水タンクの床面との間を通って、排水口側の区画に入れることができる。また、排水口が仕切板の下端より高い位置に設けられているため、排水口側の区画に入った水を、一旦その区画内に貯めて、さらに金属製の貯水タンク壁面を介して外部空気などと熱交換して冷却してから、排水口から排水することができる。このように、ブロー排水を効率的に冷却して排水することができる。また、給水などによる給水口側の区画の波立ちなどの外乱は、仕切板に遮られて排水口側に区画に波及せず、給水口側の区画内ですぐに収束する。
【0012】
本発明に係るユニット型加湿器用の冷却槽で、前記ユニット型加湿器は、1日に5〜7回、蒸発槽の容量の1/4〜1/6の量のブロー排水を行い、前記貯水タンクは前記ユニット型加湿器の蒸発槽の1.5〜2.5倍の容量を有していることが好ましい。この場合、特にブロー排水を効率的に冷却して排水することができる。
【0013】
本発明に係るユニット型加湿器用の冷却槽は、前記給水口から前記貯水タンクに供給される前記ユニット型加湿器からのブロー排水の勢いを弱めるよう、前記給水口と前記貯水タンクの床面との間に設けられた緩衝材を有することが好ましい。この場合、緩衝材により、貯水タンクに供給されるブロー排水が、既に貯水タンクの内部に貯められた水を乱すのを防ぐことができる。これにより、貯水タンクの内部の水を温度成層状態に維持することができ、効率的に冷却することができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、排水管の材料費を低減することができるユニット型加湿器用の冷却槽を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の実施の形態のユニット型加湿器用の冷却槽の使用状態を示す斜視図である。
【図2】図1に示すユニット型加湿器用の冷却槽の使用状態を示す縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、図面に基づき本発明の実施の形態について説明する。
図1および図2は、本発明の実施の形態のユニット型加湿器用の冷却槽を示している。
図1に示すように、冷却槽10は、空調機30に蒸気を供給して加湿を行うためのユニット型加湿器50の直後に設けられている。
【0017】
図1に示すように、空調機30は、上流側から下流側に向かって、還気用レタンダクト31とレタンボックス32とフィルタセクション33とコイルセクション34と加湿セクション35とファンセクション36と給気用サプライダクト37とを有している。還気用レタンダクト31および給気用サプライダクト37は、空調を行う室内に連通している。レタンボックス32は、還気用レタンダクト31を介して、空調を行う室内からの空気を取り込むようになっている。また、レタンボックス32は、外気導入ダクト(図示せず)が接続されて、内部で還気と外気とを混合するようになっていてもよい。フィルタセクション33は、内部にプレフィルタ38と中性能フィルタ39とを有し、室内から取り込んだ空気をプレフィルタ38および中性能フィルタ39を通過させることにより、空気中の塵埃等を取り除くようになっている。
【0018】
コイルセクション34は、内部にコイル40を有し、通過する空気を所定の温度に温めるようになっている。加湿セクション35は、ユニット型加湿器50からの蒸気を取り込んで、通過する空気を所定の湿度に加湿するようになっている。ファンセクション36は、内部にファン41を有し、フィルタセクション33、コイルセクション34、加湿セクション35を通過して、清浄化され、温度および湿度を調整された空気を、給気用サプライダクト37を介して室内に供給するようになっている。
【0019】
図1および図2に示すように、ユニット型加湿器50は、電極式ユニット型加湿器から成り、蒸発槽51と1対の電極52と水中鉱物濃度センサ53と排水受皿54と集水キャップ55と蒸気噴霧管56と均圧管57と制御部58とを有している。蒸発槽51は、内部に水を溜めるようになっており、上部に蒸気口51a、下部に排水口51bを有している。排水口51bには、排水ストレーナ59と排水用電磁弁60が設けられている。各電極52は、蒸発槽51の内部に貯められた水に浸かるよう、互いに離して設けられている。水中鉱物濃度センサ53は、蒸発槽51の内部に貯められた水に浸かるよう設けられている。排水受皿54は、排水口51bからの排水を一時的に受けるよう、排水用電磁弁60の下流側に設けられている。
【0020】
集水キャップ55は、蒸発槽51の上部付近の高さに設けられている。集水キャップ55は、給水ストレーナ61および給水用電磁弁62を介して、給水源(図示せず)に連通している。また、集水キャップ55は、蒸発槽51の下部および排水受皿54にも連通している。蒸気噴霧管56は、蒸気ホース63を介して、蒸気口51aに連通している。蒸気噴霧管56は、側面に蒸気を排出するための穴56aが設けられており、空調機30の加湿セクション35の内部に配置されている。均圧管57は、凝縮水ホース64を介して、集水キャップ55に連通している。均圧管57は、空調機30の加湿セクション35の内部に配置され、蒸気噴霧管56の先端に連通している。制御部58は、各電極52、水中鉱物濃度センサ53、排水用電磁弁60、給水用電磁弁62に接続され、各電極52間の電流値や水中鉱物濃度センサ53の検出値に基づいて、排水用電磁弁60および給水用電磁弁62を開閉制御可能になっている。
【0021】
ユニット型加湿器50は、蒸発槽51の内部に挿入された各電極52間に電流を流すことにより、水の電気抵抗で加熱作用を起こして蒸気を発生するようになっている。また、発生した蒸気を蒸気噴霧管56から空調機30の加湿セクション35の内部に噴霧するようになっている。ユニット型加湿器50は、加湿量を確保するために、制御部58により、各電極52間の電流値を検出し、電流値が小さければ水を補給して電流を増加させるようになっている。また、水を蒸発させると蒸発槽51の内部の水の不純物濃度が濃くなり、水位が低くなくとも電気抵抗が低下して電流値が大きくなってくるため、制御部58により、各電極52間の電流値が規定値以上になると、排水用電磁弁60を開けてブロー排水を行うようになっている。さらに、水質を良好に維持してスケール析出などを防止するため、制御部58により、水中鉱物濃度センサ53による鉱物濃度が規定値以上になると、排水用電磁弁60を開けてブロー排水を行うようになっている。
【0022】
具体的な一例では、ユニット型加湿器50は、最大蒸気発生量が10kg/h、蒸発槽51の容量が6〜7リットルで、1日6回(約4時間に1回)、約1リットルのブロー排水を行うようになっている。また、ブロー排水の温度は、90℃以上である。なお、ユニット型加湿器50は、これに限らず、最大蒸気発生量が45kg/hまでのものであってもよい。
【0023】
図2に示すように、冷却槽10は、貯水タンク11と給水口12と排水口13と仕切板14と緩衝材15とを有している。貯水タンク11は、金属製で直方体状を成し、架台16の上に設けられ、上部に蓋11aを有している。給水口12は、貯水タンク11に連通し、貯水タンク11の一方の端面11bの、中央よりやや上に設けられている。排水口13は、貯水タンク11に連通し、貯水タンク11の他方の端面11cの、中央よりやや下に設けられている。排水口13は、給水口12より低い位置に設けられている。
【0024】
仕切板14は、給水口12と排水口13との間を遮り、貯水タンク11を給水口12の側の給水区画17および排水口13の側の排水区画18の二つの区画に分けるよう、貯水タンク11の長さ方向の中央付近に、貯水タンク11の両側面に架け渡されて垂直に取り付けられている。仕切板14は、下端が排水口13より低い位置になるよう、貯水タンク11の床面11dとの間に所定の間隔をあけて設けられている。緩衝材15は、板状で、貯水タンク11の一方の端面11bの、給水口12の直下に取り付けられている。緩衝材15は、貯水タンク11の内部に向かって、下向き傾斜で、給水口12より突出するよう設けられている。
【0025】
図1および図2に示すように、冷却槽10は、ユニット型加湿器50の直後に設けられている。冷却槽10は、ユニット型加湿器50からのブロー排水を受けるよう、耐熱性の管19により給水口12がユニット型加湿器50の排水受皿54と連通されている。冷却槽10は、給水口12から供給されるブロー排水を、貯水タンク11の内部に貯めて、貯水タンク11の壁面を介して外部空気などと熱交換することで冷却し、貯水タンク11の内部の水を排水口13から排水するようになっている。また、冷却槽10は、給水口12から貯水タンク11にブロー排水が供給されるとき、給水口12から排出されたブロー排水が緩衝材15に当たることにより、ブロー排水の勢いを弱めてから貯水タンク11に供給されるようになっている。冷却槽10は、排水口13に排水管20が連結されている。
【0026】
具体的な一例では、貯水タンク11は、容量が14リットルのステンレス鋼製のものである。また、仕切板14の下端と貯水タンク11の床面11dとの間隔は、15〜20mmである。給水口12に接続された耐熱性の管19は、配管用炭素鋼鋼管(JIS G 3452 SGP、口径呼び40A)である。排水管20は、汎用の硬質塩化ビニル管(JIS K 6741 VP、口径呼び40)である。
【0027】
次に、作用について説明する。
冷却槽10は、ユニット型加湿器50からのブロー排水を給水口12で受け、金属製の貯水タンク11の内部の給水区画17に供給する。貯水タンク11の内部では、給水区画17に供給されたブロー排水は、大容積の金属製の貯水タンク11の壁面の接する全面を介して外部空気などと熱交換されることで、貯水中に温度成層が生じ、下方に低温度の層が形成される。このため、その低温まで冷却された水の層のうち、冷却されたものから順に、仕切板14の下端と貯水タンク11の床面11dとの間を通って、排水区画18に入れることができる。排水区画18では、排水口13が仕切板14の下端より高い位置に設けられているため、排水区画18に入った水を、一旦排水区画18の内部に貯めて、さらに金属製の貯水タンク11の壁面を介して外部空気などと熱交換して冷却してから、排水口13から排水することができる。このように、冷却槽10は、ブロー排水を効率的に冷却して排水することができる。
【0028】
また、冷却槽10は、給水口12から貯水タンク11の内部に向かって排出されたブロー排水が緩衝材15に当たり、勢いを弱められてから供給されるため、ブロー排水の供給により、既に貯水タンク11の内部に貯められた水が乱されるのを防ぐことができる。また、ブロー排水により給水区画17の内部の水が多少乱されたとしても、仕切板14によりその乱れが排水区画18に伝わるのを防ぐことができる。このように、冷却槽10は、貯水タンク11の内部の水を温度成層状態に維持することができ、より効率的に冷却することができる。
【0029】
具体的な一例では、冷却槽10は、ユニット型加湿器50から排水された直後には90℃以上あるブロー排水を、貯水タンク11の内部で50℃以下40℃程度まで冷却してから排水することができる。このため、排水管20として耐熱温度が約60℃の硬質塩化ビニル管(JIS K 6741 VP)を使用することができ、特殊な耐熱性の管(例えば、耐熱性硬質塩化ビニル管;JIS K 6776 通称HT)を使用する場合と比べて、排水管20の材料費を低減することができる。
【符号の説明】
【0030】
10 冷却槽
11 貯水タンク
12 給水口
13 排水口
14 仕切板
15 緩衝材
16 架台
17 給水区画
18 排水区画
19 耐熱性の管
20 排水管
30 空調機
31 還気用レタンダクト
32 レタンボックス
33 フィルタセクション
34 コイルセクション
35 加湿セクション
36 ファンセクション
37 給気用サプライダクト
38 プレフィルタ
39 中性能フィルタ
40 コイル
41 ファン
50 ユニット型加湿器
51 蒸発槽
52 電極
53 水中鉱物濃度センサ
54 排水受皿
55 集水キャップ
56 蒸気噴霧管
57 均圧管
58 制御部
59 排水ストレーナ
60 排水用電磁弁
61 給水ストレーナ
62 給水用電磁弁
63 蒸気ホース
64 凝縮水ホース

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユニット型加湿器からのブロー排水を受けるよう前記ユニット型加湿器の直後に設けられた給水口と、
前記給水口に連通し、前記給水口から供給される前記ブロー排水を内部に貯めて冷却する金属製の貯水タンクと、
前記貯水タンクに連通し、前記貯水タンク内の水を排水する排水口とを、
有することを特徴とするユニット型加湿器用の冷却槽。
【請求項2】
前記給水口と前記排水口との間を遮り、前記貯水タンクを二つの区画に分けるよう、前記貯水タンクの床面との間に所定の間隔をあけて設けられた仕切板を有し、
前記排水口は前記仕切板の下端より高い位置に設けられていることを、
特徴とする請求項1記載のユニット型加湿器用の冷却槽。
【請求項3】
前記ユニット型加湿器は、1日に5〜7回、蒸発槽の容量の1/4〜1/6の量のブロー排水を行い、
前記貯水タンクは前記ユニット型加湿器の蒸発槽の1.5〜2.5倍の容量を有していることを、
特徴とする請求項1または2記載のユニット型加湿器用の冷却槽。
【請求項4】
前記給水口から前記貯水タンクに供給される前記ユニット型加湿器からのブロー排水の勢いを弱めるよう、前記給水口と前記貯水タンクの床面との間に設けられた緩衝材を有することを、特徴とする請求項1、2または3記載のユニット型加湿器用の冷却槽。



【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2010−236701(P2010−236701A)
【公開日】平成22年10月21日(2010.10.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−81959(P2009−81959)
【出願日】平成21年3月30日(2009.3.30)
【出願人】(000001834)三機工業株式会社 (316)
【Fターム(参考)】