説明

ラベル剥離構造

【課題】簡易な構成によって、通常時は包装箱から剥がれ落ちることがなく、かつ、剥離時にはラベルの剥離を容易に行えるラベル剥離構造を提供する。
【解決手段】包装箱1に収容された電子機器の個別管理情報B1が印字されると共に、全面が包装箱1に貼付されたラベル2を、包装箱1から剥離可能にするラベル剥離構造であって、包装箱1のうちラベル2を貼付する表面1aに、表面1aに対して直交する方向に向けて位置をずらせることが可能な変位部11を備え、変位部11の一部のみを覆う状態で、ラベル2を表面1aに貼付した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、包装箱に収容された電子機器の個別管理情報が印字されると共に、全面が包装箱に貼付されたラベルを、前記包装箱から剥離可能にするラベル剥離構造に関する。
【背景技術】
【0002】
電子機器には機器毎に個別管理情報を管理するものがあり、特に、家庭用のガス警報器や火災警報器等のような緊急事態を報知する電子機器は、機器の有効期限の管理や、定期点検の要否の管理のために設置場所や設置日等を把握する必要性が高い一方で、設置数が膨大であるので、設置状況を容易に把握するべく、個別管理情報を一元管理することが多い。
【0003】
このため、電子機器を設置した際に、作業員は、ラベルに印字された個別管理情報を伝票や帳簿に書き写していた。しかし、設置の度に個別管理情報を書き写すのは非常に面倒であり、また、書き写し間違いが生じる可能性も否めない。各作業員に、個別管理情報を電気的に読み取ることが可能な端末(テキストリーダーやバーコードリーダー等)を携帯させるようにすることも考えられるが、これには相当の設備投資が必要となる。
【0004】
そこで、設備面ではなく、ラベル自体の構造に着目して、ラベルを包装箱から隔離可能にして、ラベル自体を管理するものが従来からあった。例えば、特許文献1には、個別管理情報を記載した部分とその他の部分とに切り離し可能なようにラベルを構成し、その他の部分のみに接着部を備えることが開示されている。特許文献1に記載のラベルであると、必要に応じて個別管理情報を記載した部分のみを切り離すことが可能である。
【0005】
また、特に文献は挙げないが、包装箱に接着される裏側の部分と、表側の部分と、を容易に剥離できるようにした二重構造のラベルや、ラベルの端部を包装箱に接着せず、剥離時にはこの非接着部分が手掛かりとなるようにしたラベル剥離構造もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】実開平04−1576号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、特許文献1に記載のラベルや二重構造のラベルは製造コストが掛かり、ラベルの端部を接着しないものは、包装箱の運搬時や保管時にその非接着部分に異物が引っ掛かって不測にラベルが剥離してしまう虞がある。
【0008】
上記実情を鑑み、本発明は、簡易な構成によって、通常時は包装箱から剥がれ落ちることがなく、かつ、剥離時にはラベルの剥離を容易に行えるラベル剥離構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係るラベル剥離構造の第一特徴構成は、包装箱に収容された電子機器の個別管理情報が印字されると共に、全面が前記包装箱に貼付されたラベルを、前記包装箱から剥離可能にするラベル剥離構造であって、前記包装箱のうち前記ラベルを貼付する表面に、前記表面に対して直交する方向に向けて位置をずらせることが可能な変位部を備え、前記変位部の一部のみを覆う状態で、前記ラベルを前記表面に貼付してある点にある。
【0010】
本特徴構成によると、ラベルを貼付した状態では、ラベルはその全面が包装箱の表面に貼付されているので、ラベルと包装箱の表面との間には異物が引っ掛かるような隙間がなく、包装箱の運搬時や保管時等の通常時は、ラベルが不測に剥がれ落ちることはない。一方、ラベルは変位部の一部のみを覆っているので、ラベルを剥離するに際して、変位部のうちラベルに覆われていない箇所を包装箱の表面に対して直交する方向に向けてずらせば、変位部全体が変位して、変位部のうちラベルに覆われた一部と、その部分を覆っているラベルの一部と、を部分的に剥離させることができる。この結果、部分的に剥離したラベルの一部を手掛かりとして、ラベル全体を容易に剥離させることができる。つまり、本特徴構成であれば、簡易な構成であって、通常時は包装箱から剥がれ落ちることがなく、かつ、剥離時にはラベルの剥離を容易に行えるラベル剥離構造を提供することが可能である。
【0011】
本発明に係るラベル剥離構造の第二特徴構成は、前記変位部は、前記表面に予め設けた切り込み線で構成してある点にある。
【0012】
本特徴構成であれば、変位部を構成するのに、包装箱に予め切り込み線を入れるだけで良いので、簡易な構造であって、コストを抑えたラベル剥離構造を提供できる。
【0013】
本発明に係るラベル剥離構造の第三特徴構成は、前記切り込み線は、前記ラベルを貼付する範囲と前記ラベルを貼付しない範囲とを二以上の箇所で横断し、一直線状ではなく、かつ、前記ラベルを貼付する範囲内において繋がっている点にある。
【0014】
本特徴構成によると、切り込み線は、ラベルを貼付する範囲とラベルを貼付しない範囲とを二以上の箇所で異なる方向に向けて横断し、一直線状ではなく、かつ、ラベルを貼付する範囲内において繋がっている。つまり、変位部は、切り込み線のうちラベルを貼付しない範囲の側の端部同士を結ぶ線を折り目として、包装箱の内部側に折り込むことが可能である。これにより、変位部を指等で包装箱の内部側に折り込むというだけで、折り込んだ変位部の一部とラベルとが剥離し、ラベルのうちその剥離した箇所を手掛かりとしてラベル全体を容易に剥離させることができる。
【0015】
本発明に係るラベル剥離構造の第四特徴構成は、前記ラベルの裏面全体に亘って接着部を備えた点にある。
【0016】
本特徴構成によると、ラベルの裏面に接着部を備えているので、剥離後のラベルを伝票や帳簿等に再貼付することができる。
【0017】
本発明に係るラベル剥離構造の第五特徴構成は、前記表面に、前記ラベルを貼付する範囲を明示してある点にある。
【0018】
本発明は、変位部とラベルとの位置関係が重要であるところ、ラベルを人手で貼付する場合、何の目印もないと、ラベルの貼付箇所にバラつきが生じ、例えば、変位部全部をラベルで覆ってしまう可能性も有り得る。本特徴構成によれば、包装箱の表面にラベルを貼付する範囲を明示してあるので、誰がラベルを貼付しても、変位部に対する適切な位置にラベルを精度良く貼付できる。
【0019】
本発明に係るラベル剥離構造の第六特徴構成は、前記電子機器は、家庭用のガス警報器または火災警報器である点にある。
【0020】
家庭用のガス警報器や火災警報器は、設置数が膨大であるため、設置作業の頻度が多く、また、その都度個別管理情報を書き写すのは効率が悪い。しかし、本特徴構成によれば、ラベルを剥離させ易く、作業手間が軽減されると共に、正確な個別管理情報を持ち帰られるので、人手で個別管理情報を書き写す場合のような誤記の虞もない。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明に係るラベル剥離構造を適用した包装箱の斜視図である。
【図2】本発明に係るラベル剥離構造を適用した包装箱の上面図である。
【図3】本発明にかかるラベル剥離構造のラベル周辺の拡大上面図である。
【図4】ラベルを剥離する手順を示すラベル剥離構造の断面図である。
【図5】別実施形態にかかるラベル剥離構造のラベル周辺の拡大上面図である。
【図6】別実施形態にかかるラベル剥離構造を適用した包装箱の斜視図である。
【図7】別実施形態にかかるラベル剥離構造を適用した包装箱の斜視図であって、ラベルを剥離する要領を示す図である。
【図8】別実施形態にかかるラベル剥離構造を適用した包装箱の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下に、本発明に係るラベル2の剥離構造の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0023】
〔包装箱について〕
包装箱1は、紙製(ダンボール等)または樹脂製であって、図1に示すごとく、直方体の箱である。包装箱1の上面1aは、何れかの一辺(図1においては紙面右上辺)を中心として揺動開閉自在である。包装箱1は、例えば、家庭用のガス警報器や火災警報器等の電子機器を収容するものである。包装箱1の上面1aには、電子機器に関する一般的情報A1〜A4や、包装箱1の取扱注意事項A5が印字してある。
【0024】
具体的には、図2に示すごとく、電子機器に関する一般的情報A1〜A4として、商品名A1(「都市ガス警報器(不完全燃焼警報器能付)」等)、型番A2(「ABC−123」等)、性能情報A3(「空気より軽い12A・13Aガス用」、「燃焼排気ガス中のCO用」等)、機能説明A4(「スイッチ初期点検機能付」等)、その他情報(製造会社名、販売会社名、使用電源、有効期限等)等を印字してある。また、包装箱1の取扱注意事項A5として、「落下厳禁」、「!注意」、「過度の衝撃を加えると正常に動作しなくなる場合があります。」等を印字してある。
【0025】
〔ラベルについて〕
ラベル2は、図2及び図3に示すごとく、横長の長方形形状であって、ラベル2には「個別管理情報」としての製造番号B1が印字してある。製造番号B1は、電子機器毎に個別に設けられた番号であり、製造番号B1によってその電子機器を他から判別することができる。ラベル2の裏面全体には接着部が備えられており、ラベル2は包装箱1の上面1aの右側中央付近に横向きの姿勢で貼付してある。つまり、包装箱1の上面1aが、本発明にかかる「表面」に相当する。
【0026】
上面1aには、ラベル2の大きさよりもやや大きい貼付ライン13が印刷してあって、ラベル2を貼付する際は、貼付ライン13に囲まれた範囲内を目掛けてラベル2を貼付する。このように、貼付ライン13によってラベル2を貼付する範囲を明示してあるので、後述する押し込み部11に対して適切な位置に、ラベル2を貼付することができる。
【0027】
〔押し込み部について〕
包装箱1の上面1aには、図2及び図3に示すごとく、「変位部」としての押し込み部11を備えてある。押し込み部11は、上面1aに予め設けたU字状の切り込み線12によって構成してある。切り込み線12は、包装箱1を内外方向に貫通する切り目である。押し込み部11は、U字を横倒しにした状態で、U字の二本の直線部分が貼付ライン13の右側部の中央付近を横断するように形成してある。また、押し込み部11のうちU字形状の底部分に相当する箇所(湾曲した箇所)は、貼付ライン13の内側に位置している。
【0028】
つまり、切り込み線12は、貼付ライン13の内側(ラベル2を貼付する範囲)と貼付ライン13の外側(ラベル2を貼付しない範囲)とを二箇所で横断し、一直線状でなく、かつ、貼付ライン13の内側(ラベル2を貼付する範囲内)において繋がっている。したがって、押し込み部11は、切り込み線12のうち貼付ライン13の外側に位置する端部12a同士を結ぶ線を折り目として、包装箱1の内部側に折り込むことが可能である。
【0029】
〔ラベルと押し込み部との位置関係について〕
図1乃至図3に示すごとく、ラベル2を貼付ライン13の範囲内に貼付すると、押し込み部11の一部(U字形状の底部分に相当する箇所)のみがラベル2によって覆われる。この時点で押し込み部11は折り込まれていないので、押し込み部11は上面1a全体と同一平面上にあり、ラベル2の裏面全面が押し込み部11を含む上面1aに隙間無く貼り付き(図4(a)参照)、ラベル2は包装箱1にしっかりと固着される。
【0030】
〔ラベルの剥離について〕
ラベル2を包装箱1から剥離する要領について、図4に基づいて説明する。ラベル2を剥離する前は、図4(a)に示すごとく、ラベル2は、上述したように、押し込み部11を含む上面1aに隙間無く貼り付いている。ラベル2を貼付する際は、先ず、図4(b)に示すごとく、押し込み部11のうちラベル2で覆われていない箇所を、上面1aと直交する方向、即ち、包装箱1の内部方向へ指で押し込む。すると、押し込み部11全体が包装箱1の内部側へ変位するので、押し込み部11のうちラベル2を貼付した箇所と、その部分を覆っているラベル2の一部との接着が外れ、押し込み部11は端部12a同士を結ぶ線を折り目として折り込まれる。後は、図4(c)に示すごとく、押し込み部11を折り込んだことにより生じた隙間14に指を入れ、ラベル2のうち押し込み部11から剥離した箇所を摘んで、ラベル2全体を上面1aから剥離する。
【0031】
このように、本構成であれば、簡易な構成としつつも、通常時は包装箱1から剥がれ落ちることがなく、かつ、剥離時にはラベル2の剥離を簡単に行うことができる。
【0032】
なお、ラベル2の裏面全面に接着部を備えているので、剥離後のラベル2を伝票や帳簿等に再貼付することが可能である。
【0033】
〔別実施形態〕
(1)ラベル2と押し込み部11との位置関係は、上述の実施形態で示したものに限らず、例えば、図5(a)に示すごとく、押し込みをラベル2の角部と重複するように設けても良い。
【0034】
(2)押し込み部11の形状は、上述の実施形態で示したU字形状に限られるものではなく、他の形状であっても良い。例えば、図5(b)に示すごとく、T字形状としてあっても良い。押し込み部11をT字形状とした場合、切り込み線12は、貼付ライン13の内側(ラベル2を貼付する範囲)と貼付ライン13の外側(ラベル2を貼付しない範囲)とを三箇所で横断し、一直線状でなく、かつ、貼付ライン13の内側(ラベル2を貼付する範囲内)において繋がっている。したがって、押し込み部11は、切り込み線12のうち貼付ライン13の外側に位置する端部12a同士を結ぶ線(二箇所)を折り目として、包装箱1の内部側に折り込むことが可能である。つまり、押し込み部11の形状をT字とすると、二回に分けてラベル2の部分剥離を行うことができる。つまり、U字のように一気に部分剥離を行う場合と比較して、剥離面積が小さいため、確実にラベル2の部分剥離を行うことができる。また、押し込み部11をH字形状にして、H字の左側または右側をラベルで覆うように構成しても同様の効果を奏する。
【0035】
(3)上述の実施形態においては、変位部として、包装箱1の内部側に押し込める押し込み部11を設ける例を示したが、これに限られるものではない。例えば、図6及び図7に示すごとく、変位部を直線状の切り込み線12で構成してあっても良い。この場合、切り込み線12は、例えば、上面1aの右縁から中央方向に横向きに切り目を入れて形成する。そして、ラベル2は切り込み線12の一部を覆うように貼付する。ラベル2を剥離する際は、図7に示すごとく、一旦、上面1aを開放して、上面1aのうち切り込み線12を境とする両端部111,111を、上面1aと直交する方向に沿って夫々反対側に変位させる。すると、上記両端部111,111のうち下方に変位させた端部111とラベル2とが剥離する。なお、本実施形態においては、切り込み線12を境とする上記両端部111,111が「変位部」に相当することとなる。
【0036】
(4)上述の実施形態においては、変位部を、ラベル2を貼付する面に予め設けた切り込み線12で構成する例を示したが、変位部は、包装箱1のうちラベル2を貼付する表面に設けられ、表面に対して直交する方向に向けて位置をずらせることが可能であれば、これに限られるものではない。
【0037】
例えば、図8に示すごとく、ラベル2を、包装箱1の内部に設けられた一対の内蓋201a,201b(本発明に係る「表面」に相当する)に亘って貼付し、「変位部」をこの一対の内蓋201a,201bとしても良い。通常、一対の内蓋201a,201bは部分的に互いに重なっているが、本実施形態において、ラベル2を剥離する際は、下側の内蓋201bを動かないように押えた状態で、上側の内蓋201aを角部分からめくり上げるように上方向に変位させる。これにより、ラベル2と下側の内蓋201bとが部分的に剥離する。そして、ラベル2のうちの剥離箇所を摘んで、ラベル2全体を包装箱1から剥離する。
【0038】
なお、本実施形態であると、上蓋201cが閉じられるとラベル2が隠れてしまい、ラベル2に記載した製造番号B1等が見えなくなる。よって、本実施形態においては、上蓋201cのうち、両内蓋201a,201bに亘って印刷された貼付ライン13に対応する箇所を切り欠いて開口201dを設け、上蓋201cを閉じた状態でも、開口201dを介してラベル2を確認することができるようにすると好適である。
【0039】
(5)上述の実施形態においては、貼付ライン13を印刷してある例を示したが、貼付ライン13は印刷していなくても良い。特に、機械によってラベル2を貼付する場合は、貼付ライン13は不要である。
【0040】
(6)上述の実施形態においては、個別管理情報として製造番号B1をラベル2に印字する例を示したが、これに限られず、個別管理情報は、各電子機器を区別するための情報であれば、例えば、バーコード等であっても良い。
【0041】
(7)包装箱1の形状や素材は、上述の実施形態に示した形状や素材に限られるものではない。例えば、包装箱1を樹脂製としたり、その形状を立方体や円柱としてあっても構わない。
【産業上の利用可能性】
【0042】
本発明は、家庭用のガス警報器または火災警報器を包装する包装箱に貼付するラベルだけでなく、電子機器の個別管理情報が印字されたラベルであれば、その他電子機器を包装する包装箱に貼付するラベルにも適用可能である。
【符号の説明】
【0043】
1 包装箱
1a 上面(表面)
2 ラベル
11 押し込み部(変位部)
12 切り込み線
111 端部(変位部)
201a 上側の内蓋(表面、変位部)
201b 下側の内蓋(表面、変位部)
B1 製造番号(個別管理情報)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
包装箱に収容された電子機器の個別管理情報が印字されると共に、全面が前記包装箱に貼付されたラベルを、前記包装箱から剥離可能にするラベル剥離構造であって、
前記包装箱のうち前記ラベルを貼付する表面に、前記表面に対して直交する方向に向けて位置をずらせることが可能な変位部を備え、
前記変位部の一部のみを覆う状態で、前記ラベルを前記表面に貼付してあるラベル剥離構造。
【請求項2】
前記変位部は、前記表面に予め設けた切り込み線で構成してある請求項1に記載のラベル剥離構造。
【請求項3】
前記切り込み線は、前記ラベルを貼付する範囲と前記ラベルを貼付しない範囲とを二以上の箇所で横断し、一直線状ではなく、かつ、前記ラベルを貼付する範囲内において繋がっている請求項2に記載のラベル剥離構造。
【請求項4】
前記ラベルの裏面全体に亘って接着部を備えた請求項1から3の何れか一項に記載のラベル剥離構造。
【請求項5】
前記表面に、前記ラベルを貼付する範囲を明示してある請求項1から4の何れか一項に記載のラベル剥離構造。
【請求項6】
前記電子機器は、家庭用のガス警報器または火災警報器である請求項1から5の何れか一項に記載のラベル剥離構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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