リガンド交換サーモクロミック(LETC)系
【課題】系の温度が可逆的に変化するとき電磁放射線の吸収の可逆的変化を示すサーモクロミックのリガンド交換、LETC系に関する。
【解決手段】記載されているLETC系は、錯体化または遷移金属イオン(1つ以上)の周囲への配位の性質を帯びた熱的に誘発される変化を受け、それによってその系が、温度が変化したとき電磁放射線を吸収するその能力を変化させる1つまたは複数の遷移金属イオンを含む。
【解決手段】記載されているLETC系は、錯体化または遷移金属イオン(1つ以上)の周囲への配位の性質を帯びた熱的に誘発される変化を受け、それによってその系が、温度が変化したとき電磁放射線を吸収するその能力を変化させる1つまたは複数の遷移金属イオンを含む。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
a) Ni(II)と、
b) ヨウ素と
を含むサーモクロミック組成物であって、前記組成物の温度が上昇するときに400nm〜1400nmの範囲の光エネルギーを吸収するその能力の可逆的純増加を有する、サーモクロミック組成物。
【請求項2】
前記組成物が、水、ジオール類、トリオール類、ポリオール類、及びそれらの組合せからなる群から選択されるリガンドをさらに含む、請求項1に記載のサーモクロミック組成物。
【請求項3】
UV吸収剤、ヒンダードアミン系光安定剤、熱安定剤、及び可塑剤の少なくとも1つをさらに含む、請求項1または2に記載のサーモクロミック組成物。
【請求項4】
ヨウ素の濃度対Ni(II)の濃度の比が4より大きい、請求項1〜3のいずれか一項に記載のサーモクロミック組成物。
【請求項5】
ホスフィンをさらに含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載のサーモクロミック組成物。
【請求項6】
窒素、リン、または硫黄を介して前記Ni(II)に配位するリガンドをさらに含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載のサーモクロミック組成物。
【請求項7】
ポリ(ビニルブチラール)、ポリ(ヒドロキシエチルメタクリレート)、ポリ(l-グリセロールメタクリレート)、ヒドロキシアルキルセルロース、ウレタン類、ポリ(2-エチル-2-オキサゾリン)、ポリ(N-ビニルピロリドン)、ポリ(エチレン-co-ビニルアルコール)、ポリ(ビニルメチルエーテル)、ポリ(ビニルブチラール-co-ビニルアルコール-co-ビニルアセテート)、ポリアクリルアミド、ポリ(N,N-ジメチルアクリルアミド)、ポリビニルピリジン類、及び前記ポリマーの官能基を含むコポリマー類から選択されるポリマーをさらに含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載のサーモクロミック組成物。
【請求項8】
前記Ni(II)が、ポリマー1キログラム当たり約0.02モル〜約0.4モルの量で存在する、請求項7に記載のサーモクロミック組成物。
【請求項9】
前記組成物中のヘイズレベルが5%より低い、請求項7に記載のサーモクロミック組成物。
【請求項1】
a) Ni(II)と、
b) ヨウ素と
を含むサーモクロミック組成物であって、前記組成物の温度が上昇するときに400nm〜1400nmの範囲の光エネルギーを吸収するその能力の可逆的純増加を有する、サーモクロミック組成物。
【請求項2】
前記組成物が、水、ジオール類、トリオール類、ポリオール類、及びそれらの組合せからなる群から選択されるリガンドをさらに含む、請求項1に記載のサーモクロミック組成物。
【請求項3】
UV吸収剤、ヒンダードアミン系光安定剤、熱安定剤、及び可塑剤の少なくとも1つをさらに含む、請求項1または2に記載のサーモクロミック組成物。
【請求項4】
ヨウ素の濃度対Ni(II)の濃度の比が4より大きい、請求項1〜3のいずれか一項に記載のサーモクロミック組成物。
【請求項5】
ホスフィンをさらに含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載のサーモクロミック組成物。
【請求項6】
窒素、リン、または硫黄を介して前記Ni(II)に配位するリガンドをさらに含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載のサーモクロミック組成物。
【請求項7】
ポリ(ビニルブチラール)、ポリ(ヒドロキシエチルメタクリレート)、ポリ(l-グリセロールメタクリレート)、ヒドロキシアルキルセルロース、ウレタン類、ポリ(2-エチル-2-オキサゾリン)、ポリ(N-ビニルピロリドン)、ポリ(エチレン-co-ビニルアルコール)、ポリ(ビニルメチルエーテル)、ポリ(ビニルブチラール-co-ビニルアルコール-co-ビニルアセテート)、ポリアクリルアミド、ポリ(N,N-ジメチルアクリルアミド)、ポリビニルピリジン類、及び前記ポリマーの官能基を含むコポリマー類から選択されるポリマーをさらに含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載のサーモクロミック組成物。
【請求項8】
前記Ni(II)が、ポリマー1キログラム当たり約0.02モル〜約0.4モルの量で存在する、請求項7に記載のサーモクロミック組成物。
【請求項9】
前記組成物中のヘイズレベルが5%より低い、請求項7に記載のサーモクロミック組成物。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
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【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
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【図31】
【図32】
【図33】
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【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
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【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【公開番号】特開2011−99120(P2011−99120A)
【公開日】平成23年5月19日(2011.5.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−34424(P2011−34424)
【出願日】平成23年2月21日(2011.2.21)
【分割の表示】特願2009−526933(P2009−526933)の分割
【原出願日】平成19年8月31日(2007.8.31)
【出願人】(501154633)プレオティント エル エル シー (3)
【公開日】平成23年5月19日(2011.5.19)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年2月21日(2011.2.21)
【分割の表示】特願2009−526933(P2009−526933)の分割
【原出願日】平成19年8月31日(2007.8.31)
【出願人】(501154633)プレオティント エル エル シー (3)
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