説明

リストバンドおよびその作成方法

【課題】バンド基材の単位長さあたりのリストバンドの作成数を増大させ、低コストでリストバンドを作成可能にすること。
【解決手段】リストバンド4を作成するための素材片2は、リストバンド形状を2分割した各分割部分の形状をした分割片4A、4Bを並列配置し、これらを接続片10で接続した形状である。帯状のバンド基材1には、素材片2の形状が1列に並んでレイアウトされ、各素材片2の輪郭形状に沿って切り取り線3が形成されている。バンド基材1をプリンターにセットして印刷領域7に表示情報を印刷した後、バンド基材1から素材片2を切り取る。切り取った素材片2における分割片4A、4Bの一方を180度回転させて端部4a、4bを突き合わせ、係止穴9が重なるか又は接近するように位置決めした後、クリップ8で挟み留める。これにより、分割片4A、4Bが連結され、リストバンド4として使用できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、帯状のバンド基材からリストバンドとして使用する部分を切り抜いてリストバンドを作成する方法およびリストバンドに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、病院などにおいて、患者の診療科、氏名、年齢、血液型などの個人情報を印刷などによって表示したリストバンドを患者に装着させて、患者の特定を確実にしている。また、各種の施設利用者や、イベントの参加者に必要な情報を印刷したリストバンドを装着させて、必要な情報を特定可能にしている。
【0003】
この種のリストバンドの作成においては、長尺の帯状に形成したバンド基材に、予め、リストバンドの形状に切り取るための切り取り線をミシン目などによって形成したものが用いられている。リストバンドを作成する際には、このバンド基材をロール状に巻いたものをプリンターにセットし、リストバンドとして使用される部分(ミシン目に囲まれた部分)に、個人情報などの表示情報を印刷する。そして、印刷済みの部分から切り取り線に沿ってバンド基材を切り離し、リストバンドとして使用する。特許文献1には、この種のリストバンドおよびその作成方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第4450410号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に示す従来の作成方法では、リストバンドを切り取るための形状を帯状のバンド基材の長手方向に一列に並べてレイアウトしており、1本のリストバンドを作成するために、リストバンドの長さ以上のバンド基材を使用していた。このような方法でリストバンドを作成するにあたって、従来は、リストバンドの幅が15mm程度であるのに対し、36mm程度の幅のバンド基材が用いられることがあった。このように、バンド基材の幅がリストバンドよりも大幅に広いと、リストバンドの切り取り後に残る部分の面積が大きく、無駄になるバンド基材の量が多かった。また、1つのロールから作成できるリストバンドの数を多くすることができなかった。従って、リストバンドのコスト高の要因となっていた。
【0006】
本発明の課題は、このような点に鑑みて、リストバンドの作成の際に無駄になるバンド基材を削減でき、低コストで作成することが可能なリストバンドおよびその作成方法を提案することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本発明のリストバンドの作成方法は、
帯状のリストバンド形状を長手方向に2分割した場合の2つの分割部分の形状を、帯状のバンド基材に並列にレイアウトし、
当該レイアウトに従って、前記分割部分の形状をした2つの分割片を備える素材片を、前記バンド基材から切り取り、
当該切り取った素材片における前記2つの分割片を、分割位置側の端部同士を突き合わせる向きに一列に配置して、当該端部同士を所定の連結部材によって連結することを特徴としている。
【0008】
本発明は、このように、素材片の形状として、リストバンドを長手方向に2分割した場合の各分割形状をした分割片を2列に並列配置した形状を採用しているため、素材片の長さをリストバンドの長さよりも短くすることができる。その一方、素材片の幅は、従来の倍以上となる。従って、リストバンドを作成するために幅広のバンド基材を用いている場合には、従来の1本どりの作成方法では無駄になっていたバンド基材の部分を活用でき、リストバンドの長さよりも短いバンド基材から素材片を切り取ることができる。従って、バンド基材の単位長さあたりに作成できるリストバンドの数が増加する。よって、バンド基材の無駄な消費を削減でき、リストバンドを低コストで作成できる。
【0009】
この場合に、前記2つの分割片は同一長さであり、前記2つの分割片を前記バンド基材の幅方向に並列配置するように、前記素材片の形状を前記バンド基材上にレイアウトし、当該レイアウトに従って前記素材片を切り取ることができる。このようにすると、素材片の長さを最も短くすることができ、従来の半分程度の長さのバンド基材からリストバンドを作成できる。従って、リストバンドを従来よりも大幅に低いコストで作成できる。
【0010】
本発明において、前記2つの分割片は、各分割片における前記分割位置側の端部同士を同じ側に向けて並列配置されており、前記素材片は、前記2つの分割片を前記分割位置側の端部において接続する接続片を備える構成にすることが望ましい。このようにすると、接続片によって分割片がばらばらになるのを防止できると共に、分割片を縦一列に連結するための連結位置を明確にすることができる。従って、素材片からリストバンドを作成する作業が容易である。
【0011】
また、前記2つの分割片における前記分割位置側の端部を前記連結部材によって連結した後、当該連結後の前記分割片の端縁からはみ出した前記接続片の部分を切り取ることが望ましい。このようにすると、不要になった接続片によってリストバンドの見栄えや使用感が低下するなどの不都合を防止できる。
【0012】
ここで、前記連結部材は前記素材片を挟み留めるためのクリップであり、前記2つの分割片における前記分割位置側の各端部に、前記クリップに設けられた係止凸部を通すための連結用係止穴を形成し、各端部における前記連結用係止穴の形成部位を接近させるかもしくは重ね合わせて、当該部位を前記クリップによって挟み留めると共に各連結用係止穴に前記係止凸部を通すことにより、前記2つの分割片を一列に連結する構成にすることができる。このように、素材片に連結用係止穴を形成しておくことにより、クリップを用いて簡単に分割片を連結できる。また、連結用係止穴を位置決め部として機能させることができるため、2つの分割片を正しい配置で連結することができる。
【0013】
また、前記2つの分割片における前記リストバンド形状の一端側および他端側に対応する各部位には、前記係止凸部を通すための他の係止穴が形成されており、前記クリップは、前記一端側および他端側における前記他の係止穴の形成部位を重ね合わせて挟み留めることによって前記リストバンドを環状にするための係止具として使用可能に構成されていることが望ましい。このようにすると、リストバンドを環状にして腕などに取り付ける際に用いる係止具(クリップ)と同じものを、分割片を連結するための連結部材として用いることができるため、従来からある部品を利用するだけで済み、新たな部品を用意する必要がない。また、この種のクリップよりも無駄に捨てていたバンド基材の方がコスト高であるため、従来よりも低コストでリストバンドを作成できる。
【0014】
次に、本発明は、上記のリストバンドの作成方法によって作成されたリストバンドである。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、リストバンドを作成するために幅広のバンド基材を用いている場合には、従来の1本どりの作成方法では無駄になっていたバンド基材の部分を活用でき、リストバンドの長さよりも短いバンド基材から素材片を切り取ることができる。従って、バンド基材の単位長さあたりに作成できるリストバンドの数が増加する。よって、バンド基材の無駄な消費を削減でき、リストバンドを低コストで作成できる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】リストバンドを作成するためのバンド基材を示す説明図である。
【図2】素材片から作成したリストバンドの説明図である。
【図3】素材片からリストバンドを作成する過程を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下に、図面を参照して、本発明を適用したリストバンドおよびその作成方法の実施の形態を説明する。
【0018】
図1はリストバンドを作成するためのバンド基材を示す説明図である。バンド基材1は一定幅の長尺の帯状に形成されている。このバンド基材は、病院において、患者の手首や足首などに巻き付けて使用するリストバンドとして用いるのに適した素材で形成されている。バンド基材1の表面には、リストバンドを形成するための素材片2(図3(a)参照)の輪郭線に沿った形状の切り取り線3が形成されている。切り取り線3は、ミシン目やハーフカットなどのように、手で切り取ることが可能な加工により形成されている。素材片2の詳細な形状については後述する。
【0019】
図2は素材片2から作成したリストバンドの説明図である。この図に示すように、リストバンド4は、全体として所定長さの帯状となっている。リストバンド4の長手方向の両端には、人の手首などに取り付ける際に環状に留めるための係止穴5が形成されている。リストバンドの一端側には、この係止穴5が一定間隔で多数形成されたベルト部6が設けられている。また、リストバンド4における係止穴5の形成領域に挟まれた中間部分には、個人情報などの各種の表示情報を印刷するための印刷領域7が設けられている。
【0020】
リストバンド4の中央部分にはクリップ8(連結部材)が取り付けられている。このリストバンド4は、2つの分割片4A、4Bを縦一列に連結して形成されている。分割片4A、4Bは、リストバンド4の形状を、その中央を横断する分割線(図2に示すA−A線)に沿って長手方向に2分割した場合の各分割部分の形状をしている。分割片4A、4Bは、その分割線に沿った形状をした端部4a、4b(分割位置側の端部)を突き合わせる向きに配置されている。端部4a、4bを突き合せて、突き合わせた部分をクリップ8によって挟み留めることにより、分割片4A、4Bが直線状に連結され、全体としてリストバンド4の形状となっている。
【0021】
クリップ8は、リストバンド4を環状に留める際に用いられるものと同一構成のものであり、係止穴5に通すための図示しない係止凸部が形成されている。リストバンド4の一端および他端を重ね合わせ、各端部に形成された係止穴5同士が重なるように重なり量を調整した後、重なり合った係止穴5に係止凸部を通してクリップ8を挟み留めることにより、リストバンド4を環状に留めることができる。分割片4A、4Bの端部4a、4bには、係止穴5と同一形状の係止穴9(連結用係止穴:図1、図3参照)が、端部4a、4b同士を突き合わせたときに所定の間隔まで接近する位置に形成されている。クリップ8には2つの係止凸部が設けられており、リストバンド4を環状に留めるときには、隣接する2つの係止穴5に係止凸部を通して留めるように構成されている。本実施形態では、クリップ8に設けられている2つの係止凸部を係止穴9に1本ずつ通すことにより、分割片4A、4Bを連結する。
【0022】
図1に示すように、リストバンド4を作成するための素材片2は、上記の分割片4A、4Bを備えており、この分割片4A、4Bを並列配置して、その端部同士を細い接続片10によって接続した形状である。分割片4A、4Bは、分割位置側の端部4a、4bが同じ側を向くように配置されており、この端部4a、4bの間に接続片10が直線状に延びている。バンド基材1には、このような素材片2の形状が一列に並んでレイアウトされており、各形状の輪郭線に沿って切り取り線3が形成されている。素材片2の形状は、バンド基材1上において、分割片4A、4Bがバンド基材1の幅方向に並ぶようにレイアウトされている。本実施形態では、分割片4A、4Bの長さが同一であるため、素材片2の長さは、リストバンド4の長さの半分程度となっている。
【0023】
リストバンド4を作成する際には、まず、バンド基材1をプリンターにセットして、切り取り線3の内側に設定されている印刷領域7に、必要な表示情報を印刷する。そして、印刷済みのバンド基材1の部分がプリンターから排出されると、このバンド基材1を切り取り線3に沿って切断して、素材片2を切り取る。
【0024】
図3は素材片2からリストバンド4を作成する過程を示す説明図である。まず、図3(a)に示すように、分割片4A、4Bの一方(図3(a)では、分割片4B)を矢印Bのように180度回転させ、端部4a、4bを突き合わせた姿勢にする。分割片4A、4Bは、端部4a、4bにおいて細い接続片10によって繋がっているため、接続片10を曲げて分割片4A、4Bの向きを変える作業を簡単に行うことができる。また、接続片10によって連結された端部4a、4b同士を突き合わせればよいため、分割片4A、4Bをどのように連結するかが素材片2の形状から一目でわかるようになっている。
【0025】
分割片4A、4Bの一方を回転させた後、図3(b)に示すように、端部4a、4bを突き合わせて、2つの係止穴9が所定の間隔となるように分割片4A、4Bを位置決めする。そして、クリップ8を用いて係止穴9が並んだ部位を挟み留める。このとき、2つの係止穴9のそれぞれに係止凸部を差し込むことにより、分割片4A、4Bを連結する。これにより、リストバンド4が完成する。また、このとき、分割片4A、4Bの側端からはみ出した状態となっている接続片10の部分を必要に応じて切り取ることにより、リストバンド4を見栄え良く仕上げると共に、接続片10が衣服や他の物体に引っ掛かるのを防止できる。また、リストバンド4を装着した人の肌に接続片10が当たって不快な思いをするのを防止できる。
【0026】
このように、本実施形態では、リストバンド4を長手方向に2分割した形状の分割片4A、4Bを並列配置したものを素材片2として用いてリストバンド4を作成している。本実施形態の分割片4A、4Bは同一長さであるため、素材片2は、リストバンド4の半分程度の長さのバンド基材1から切り取ることができる。また、従来は不要であった分割片4A、4Bを連結するためのクリップ8が必要になるものの、この種のクリップ8のコストよりも、従来無駄に捨てていたバンド基材1のコストの方が高い。加えて、このクリップ8は、従来からリストバンド4を環状に留めるために用いていた部材であるため、新規な連結部品を用意する必要がない。以上により、本実施形態では、バンド基材1の単位長さあたりに作成できるリストバンド4の数を従来よりも大幅に増加させることができ、従来は無駄になっていたバンド基材1の部分を活用できる。従って、バンド基材1の無駄な消費を削減でき、リストバンド4を低コストで作成できる。
【0027】
(改変例)
(1)上記実施形態では、分割片4A、4Bを同一長さとしていたが、分割片4A、4Bの長さを不等にしてもよい。例えば、リストバンド4の中央に印刷領域7が設定されている場合には、印刷領域7を避けた位置に分割位置を設定し、この分割位置でリストバンド形状を分割した場合の2つの分割形状を、分割片4A、4Bの形状としてもよい。この場合においても、素材片2をレイアウトするためのバンド基材の長さはリストバンド4の長さよりも短くなるため、バンド基材1の消費量が従来よりも少なくなる。従って、従来よりも低コストでリストバンド4を作成できる。
【0028】
(2)上記実施形態では、素材片2の形状を、接続片10によって分割片4A、4Bを接続して分割片4A、4Bがばらばらにならない形状としていたが、接続片10を設けず、完全に分離した2つの分割片4A、4Bをバンド基材1から切り取って、素材片2として用いることもできる。この場合には、連結部であることを示す目印を端部4a、4bに設けておくことが望ましい。また、上記の接続片10の形状は上記の形状に限定されず、他の形状の接続片を設けてもよい。
【0029】
(3)上記実施形態では、リストバンド4を環状に留めるためのクリップ8と同じものを分割片4A、4Bを連結するための連結部材として用いているが、他の構成の連結部材を用いて分割片4A、4Bを連結してもよい。例えば、クリップを留めるとその間に挟んだバンド基材1に突き刺さるようなピン状の部分を備えるクリップを用いても良い。この場合には、素材片2に予め係止穴9を設けておく必要がなくなる。
【0030】
(4)上記実施形態では、分割片4A、4Bの端部4a、4bにおける係止穴9が形成された部分を突き合わせて2つの係止穴9を接近させ、各係止穴9にそれぞれ係止凸部を通してクリップを挟み留めていたが、端部4a、4bに重ねしろを設けておき、この重ねしろの部分を重ね合わせると係止穴9が重なるように構成して、重なった係止穴9に係止凸部を通すことにより、分割片4A、4Bを連結してもよい。この場合には、係止凸部を1つのみ備えているクリップを用いて分割片4A、4Bを連結することができる。
【0031】
(5)上記実施形態では、分割片4A、4Bをバンド基材1の幅方向に並列にレイアウトしていたが、バンド基材1の幅が分割片4A、4Bの長さよりも長い場合には、90度回転させて、バンド基材1の長手方向に分割片4A、4Bを並列配置するように、素材片2の形状をレイアウトすることも可能である。
【0032】
(6)上記実施形態では、ミシン目などの切り取り線3を予めバンド基材1に形成して、手で素材片2を切り取っていたが、他の方法で素材片2を切り取っても良い。例えば、印刷後のバンド基材に対して、素材片2の形状の刃先を有するカッターによる切り抜き作業を行っても良い。
【符号の説明】
【0033】
1…バンド基材、2…素材片、3…切り取り線、4…リストバンド、4a、4b…端部(分割位置側の端部)、4A、4B…分割片、5…係止穴、6…ベルト部、7…印刷領域、8…クリップ(連結部材)、9…係止穴(連結用係止穴)、10…接続片


【特許請求の範囲】
【請求項1】
帯状のリストバンド形状を長手方向に2分割した場合の2つの分割部分の形状を、帯状のバンド基材に並列にレイアウトし、
当該レイアウトに従って、前記分割部分の形状をした2つの分割片を備える素材片を、前記バンド基材から切り取り、
当該切り取った素材片における前記2つの分割片を、分割位置側の端部同士を突き合わせる向きに一列に配置して、当該端部同士を所定の連結部材によって連結することを特徴とするリストバンドの作成方法。
【請求項2】
請求項1において、
前記2つの分割片は同一長さであり、
前記2つの分割片を前記バンド基材の幅方向に並列配置するように、前記素材片の形状を前記バンド基材上にレイアウトし、当該レイアウトに従って前記素材片を切り取ることを特徴とするリストバンドの作成方法。
【請求項3】
請求項1または2において、
前記2つの分割片は、各分割片における前記分割位置側の端部同士を同じ側に向けて並列配置されており、
前記素材片は、前記2つの分割片を前記分割位置側の端部において接続する接続片を備えることを特徴とするリストバンドの作成方法。
【請求項4】
請求項3において、
前記2つの分割片における前記分割位置側の端部を前記連結部材によって連結した後、当該連結後の前記分割片の端縁からはみ出している前記接続片の部分を切り取ることを特徴とするリストバンドの作成方法。
【請求項5】
請求項1ないし4のいずれかの項において、
前記連結部材は前記素材片を挟み留めるためのクリップであり、
前記2つの分割片における前記分割位置側の各端部に、前記クリップに設けられた係止凸部を通すための連結用係止穴を形成し、
各端部における前記連結用係止穴の形成部位を接近させるかもしくは重ね合わせて、当該部位を前記クリップによって挟み留めると共に各連結用係止穴に前記係止凸部を通すことにより、前記2つの分割片を一列に連結することを特徴とするリストバンドの作成方法。
【請求項6】
請求項5において、
前記2つの分割片における前記リストバンド形状の一端側および他端側に対応する各部位には、前記係止凸部を通すための他の係止穴が形成されており、
前記クリップは、前記一端側および他端側における前記他の係止穴の形成部位を重ね合わせて挟み留めることによって前記リストバンドを環状にするための係止具として使用可能に構成されていることを特徴とするリストバンドの作成方法。
【請求項7】
請求項1ないし6のいずれかの項に記載のリストバンドの作成方法によって作成されたリストバンド。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−155250(P2012−155250A)
【公開日】平成24年8月16日(2012.8.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−16159(P2011−16159)
【出願日】平成23年1月28日(2011.1.28)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)