説明

リベッティングマシン

【課題】鋲頭と成型軸との摩擦による焼き付きを抑制でき、自動化設備の附帯設備を省略可能とする、リベッティングマシンを提供する。
【解決手段】リベッティングマシン10は、回転可能な成型工具15と、成型工具15と一体回転可能に成型工具15に装着された成型軸14とを備え、鋲頭3と軸部とを有するアルミリベット1の鋲頭3に接触した状態で成型軸14が回転することでアルミリベット1をワーク20に固定する。リベッティングマシン10はさらに、揮発性液23のミストを発生させるミスト発生器24と、ミスト発生器24で発生したミストを鋲頭3に供給するチューブ25および吐出口26と、ミスト発生器24の動作を制御するミスト制御部とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、リベッティングマシンに関し、特に、アルミリベットのかしめ加工を自動で行なうリベッティングマシンに関する。
【背景技術】
【0002】
アルミ製のリベットを使用したかしめ加工は、たとえば、電池や自動車などの組立作業において、従来必要とされている。図4は、アルミリベットの構成を示す断面模式図である。図4に示すように、アルミリベット1は、軸部2と、軸部2の基端に形成された鋲頭3とを備える。軸部2は、その内部がくり抜かれた中空円筒状に形成されている。鋲頭3は、軸部2の外径に対して大なる径を有する鍔状に形成されている。
【0003】
図5は、アルミリベットを使用してかしめ加工された部材の例を示す断面模式図である。図4に示すように、接合すべき対象物である二枚の板材4,5を重ね、板材4の表面にアルミリベット1の軸部2の先端部を押し当てた状態で、リベッティングマシンの成型軸を回転軸により回転させながらシリンダにより下降させて、成型軸をアルミリベット1の鋲頭3に接触させる。この接触状態を維持しながら、回転している成型軸をさらに下降させることにより、図5に示すように、軸部2が板材4を貫通し、先端側が押し広げられた軸部2と鋲頭3とによって二枚の板材4,5が接合される。
【0004】
図6は、リベッティングマシンによるアルミ製リベットの加工工程を含んだ自動化製造ラインを示す模式図である。図6に示すリベッティングマシン10は、モータ11により回転され、シリンダ12の伸長収縮作用により昇降するスピンドル13と、スピンドル13の下端に設けられ成型軸14を保持する成型工具15とを含む、周知の構成を備える。シリンダ12は、座台16から立設されたコラム17に支持されており、シリンダ12の作用によりスピンドル13が昇降可能に、スピンドル13を保持する。
【0005】
成型軸14は、スピンドル13と共に回転する成型工具15内にその基端部が挿入されており、回転するスピンドル13の軸方向に対し傾斜して成型工具15に装着されている。そのため、成型軸14は、モータ11により回転駆動力を付与されたスピンドル13が回転運動するとき、歳差運動する。
【0006】
座台16上に設置されたテーブル18上に、かしめ加工される対象物であるワーク20を搭載し、そのワーク20にアルミリベット1を押し当てた後に、アルミリベット1の上端の鋲頭3に成型軸14の先端部を接触させる。この状態で、シリンダ12の伸長作用によりスピンドル13を下降させることで、成型軸14の歳差運動により、アルミリベット1を使用したワーク20のかしめ加工が行なわれる。
【0007】
このような従来のリベッティングマシン10を含んだ自動化設備においては、加工前のワーク20をリベッティングマシン10内に挿入する搬入装置112と、かしめ加工された加工後のワーク20を次工程に排出するするための排出装置113とを備える。自動化設備はさらに、成型軸14の交換装置115、成型軸14を蓄えておく供給装置114、かしめ加工時にアルミリベット1に供給され加工後の鋲頭3表面に残留している潤滑油を除去するためのクリーニング装置116などを備える。
【0008】
リベッティングマシン10によるアルミ製のリベットかしめ加工においては、成型軸14と鋲頭3との間で生じる摩擦熱が発生し、鋲頭3の表面温度がアルミニウムの融解温度を超えると、溶融したアルミニウムの成型軸14への付着、すなわち焼き付きが発生する。周知のように、この焼き付きが発生すると、成型軸14を交換する必要が生じる。従来、成型軸14の交換を人手により行なう必要があったが、図6に示す自動化設備では、交換装置115および供給装置114などの附帯設備を備えることにより、成型軸14の交換作業を自動化している。
【0009】
焼き付きの防止策として、摩擦熱による温度上昇の軽減を目的とし、潤滑油を鋲頭に塗布する対策が用いられている場合がある。この場合、鋲頭面のクリーニング、および加工冶具周辺のクリーニングを、加工後に行なう必要がある。従来、このクリーニング作業を人手により行なう必要があったが、図6に示す自動化設備では、クリーニング装置116、および鋲頭3表面に潤滑油を塗布するための図示しない塗布装置などの附帯設備を備えることにより、鋲頭3への潤滑油の供給および除去を自動化している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】特開2004−358496号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
上述したように、リベッティングマシン10の自動化設備においては、交換装置115、供給装置114、図示しない塗布装置、およびクリーニング装置116などを附帯設備として設置する必要がある。しかし、多数の附帯設備を設置することにより、設備費用が増大し、経済的な負担が大きくなる。また、設備の設置面積が増大するために設置スペースの確保が困難となる。加えて、設備自体が複雑化することにより、設備の保守が困難となる。
【0012】
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、アルミリベットのかしめ加工における鋲頭と成型軸との摩擦による焼き付きを抑制できるとともに、リベッティングマシンを含む自動化設備の附帯設備を省略可能とする、リベッティングマシンを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明に係るリベッティングマシンは、回転可能な回転部と、回転部と一体回転可能に回転部に装着された成型軸とを備える。リベッティングマシンは、鋲頭と軸部とを有するアルミリベットの鋲頭に接触した状態で成型軸が回転することで、アルミリベットを対象物に固定する。リベッティングマシンはさらに、揮発性液のミストを発生させるミスト発生器と、ミスト発生器で発生したミストを鋲頭に供給する供給部と、ミスト発生器の動作を制御する制御部とを備える。
【発明の効果】
【0014】
本発明のリベッティングマシンによると、アルミリベットのかしめ加工における鋲頭と成型軸との摩擦による焼き付きを抑制でき、加えて、リベッティングマシンを含む自動化設備の附帯設備を省略することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本実施の形態のリベッティングマシンの構成を示す模式図である。
【図2】リベッティングマシンの動作を制御する制御系の構成の概略を示すブロック図である。
【図3】リベッティングマシンの動作の概要を示す流れ図である。
【図4】アルミリベットの構成を示す断面模式図である。
【図5】アルミリベットを使用してかしめ加工された部材の例を示す断面模式図である。
【図6】リベッティングマシンによるアルミ製リベットの加工工程を含んだ自動化製造ラインを示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、図面に基づいてこの発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において、同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰返さない。
【0017】
なお、以下に説明する実施の形態において、各々の構成要素は、特に記載がある場合を除き、本発明にとって必ずしも必須のものではない。また、以下の実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、上記個数などは例示であり、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。
【0018】
図1は、本実施の形態のリベッティングマシン10の構成を示す模式図である。図1に示すように、リベッティングマシン10は、モータ11により回転され、シリンダ12の伸長収縮作用により昇降する、スピンドル13を備える。リベッティングマシン10はまた、スピンドル13の下端に設けられ、スピンドル13とともに回転する、成型工具15を備える。スピンドル13および成型工具15は、回転可能な回転部の一例を構成する。成型工具15は、成型軸14を保持している。成型軸14は、スピンドル13および成型工具15と一体回転可能に、成型工具15に装着されている。
【0019】
成型軸14は、スピンドル13と共に回転する成型工具15内にその基端部が挿入されており、回転するスピンドル13の回転中心軸Oの延びる方向に対し傾斜して成型工具15に装着されている。そのため、成型軸14は、モータ11により回転駆動力を付与されたスピンドル13および成型工具15が回転中心軸O周りに回転運動するとき、歳差運動する。
【0020】
シリンダ12は、座台16から立設されたコラム17に支持されており、シリンダ12の作用によりスピンドル13が昇降可能に、スピンドル13を保持する。シリンダ12は、その伸長収縮作用により、成型工具15に保持された成型軸14を、スピンドル13および成型工具15とともに昇降させ、成型軸14と鋲頭3との間の距離を調整する。
【0021】
リベッティングマシン10によるかしめ加工に使用されるアルミリベット1は、図4で説明した構成と同様に、軸部2と、軸部2の基端に形成され軸部2の外径に対して大なる径を有する鋲頭3とを備える。座台16上には、テーブル18が設置されている。かしめ加工される対象物であるワーク20は、テーブル18上に搭載される。
【0022】
テーブル18上に搭載されたワーク20にアルミリベット1を押し当てた後に、アルミリベット1の上端の鋲頭3に成型軸14の先端部を接触させる。成型軸14が鋲頭3に接触した状態で、シリンダ12の伸長作用によりスピンドル13をさらに下降させる。このとき、成型軸14は歳差運動を行なう。成型軸14が回転軸の方向を変えながら回転することで、アルミリベット1がワーク20に向かって下方へ押圧され、最終的にアルミリベット1はワーク20に固定される。このようにして、アルミリベット1を使用したワーク20のかしめ加工が行なわれる。
【0023】
なお、ワーク20は、図4および図5に示す二枚の板材であってもよいが、これに限られるものではなく、アルミリベット1を使用してかしめ加工される任意の対象物をワーク20として用いることが可能である。
【0024】
本実施の形態のリベッティングマシン10はさらに、ミスト発生器24を備える。ミスト発生器24は、コラム17に装着されている。ミスト発生器24は、コラム17に対し成型軸14と反対側に配置されている。ミスト発生器24は、その内部にタンク22を含む。タンク22の内部には、たとえばエタノールなどの、揮発性液23が充填されている。ミスト発生器24は、揮発性液23を供給するタンク22を含む。
【0025】
ミスト発生器24は、伝送路21を介して伝達された後述するミスト制御部からの制御信号を受けて、揮発性液23のミストを生成させる。たとえばベンチュリ管を利用したミスト発生器、超音波式のミスト発生器など、任意の公知のミスト発生器が、ミスト発生器24として適用されてもよい。ミスト発生器24で生成された揮発性液23のミストは、チューブ25を経由して、吐出口26へと移送され、吐出口26より噴射される。噴霧状に噴出されたミストがアルミリベット1の鋲頭3に塗布されるように、吐出口26は配置されている。チューブ25および吐出口26は、ミスト発生器24で発生した揮発性液23のミストを移送し、鋲頭3の表面に供給する、供給部に含まれる。
【0026】
図2は、リベッティングマシン10の動作を制御する制御系の構成の概略を示すブロック図である。図2に示す制御系は、リベッティングマシン10の本体の動作を制御する加工制御部19と、ミスト発生器24の動作を制御するミスト制御部29とを備える。加工制御部19は、モータ11およびシリンダ12に制御信号を伝達することにより、成型軸14の歳差運動の開始および停止、ならびに、成型軸14とアルミリベット1との相対位置を制御する。
【0027】
ミスト制御部29は、加工制御部19から制御信号を受け取り、ミスト発生器24における揮発性液23のミストの発生開始および停止を制御する。ミスト制御部29は、ミスト発生器24の動作を制御する、制御部としての機能を有する。ミスト制御部29は、図1に図示されていないセンサ28から、揮発性液23のミストの発生状況、成型軸14の回転状態および位置などの、リベッティングマシン10の種々の運転状態に関する信号を受け取り、リベッティングマシン10の運転状態をミスト発生器24の制御にフィードバックする。
【0028】
以上の構成を備えるリベッティングマシン10の動作について説明する。図3は、リベッティングマシン10の動作の概要を示す流れ図である。図3を参照して、アルミ製リベットを本実施の形態のリベッティングマシン10にて加工する工程について説明する。リベッティングマシン10の加工信号をミスト発生器24の制御信号に変換することにより、ミスト発生器24のON/OFF制御を行なう。
【0029】
具体的には、まずステップ(S1)において、リベッティングマシン10を使用したアルミリベット1のかしめ加工を開始する。具体的には、加工制御部19からモータ11およびシリンダ12へ制御信号を転送することにより、リベッティングマシン10は、モータ11の回転運動およびシリンダ12の伸長運動を開始する。
【0030】
次にステップ(S2)において、リベッティングマシン10の加工開始時の信号を受けて、ミスト制御部29は、ミスト発生器24に揮発性液23のミストを発生させる。
【0031】
たとえば、加工制御部19からモータ11への回転開始を指令する信号や、加工制御部19からシリンダ12への伸長運動開始を指令する信号を、加工制御部19からミスト制御部29へも転送することで、ミスト制御部29がミスト発生器24へミスト発生開始を指令する信号を転送してもよい。
【0032】
またたとえば、成型軸14または成型工具15の高さ方向の位置をセンサ28により検出して、成型軸14の先端がアルミリベット1の鋲頭3に接触する前に揮発性液23のミストが吐出口26から鋲頭3へ供給されるように、ミスト制御部29がミスト発生器24へミスト発生開始を指令する信号を転送してもよい。
【0033】
次にステップ(S3)において、アルミリベット1のかしめ加工を終了する。具体的には、たとえば成型軸14の位置を検出することにより、アルミリベット1を用いたワーク20の接合が完了したと判断したとき、加工制御部19はモータ11の回転運動を停止させ、成型軸14が上方へ移動するようにシリンダ12を収縮させる。
【0034】
次にステップ(S4)において、リベッティングマシン10の加工終了の信号を受けて、ミスト制御部29は、ミスト発生器24のミストの発生を停止させる。たとえば、成型軸14が鋲頭3から離れた所定の高さにまで上昇したことをセンサ28で検出することにより、ミスト発生器24にミストの発生を停止させてもよい。
【0035】
以上説明した本実施の形態のリベッティングマシン10によれば、リベッティングマシン10を使用したアルミリベット1のかしめ加工中に、吐出口26より、エタノールなどの揮発性液23を鋲頭3に塗布することができる。鋲頭3表面と成型軸14との接触面に生じる温度上昇を軽減するための冷却媒体としての、ミスト状の揮発性液23が鋲頭3に供給される。塗布された揮発性液23により、リベッティングマシン10におけるアルミリベット1の加工時に鋲頭3と成型軸14との摩擦により成型軸14と鋲頭3表面に生じる、焼き付きを抑制できる。
【0036】
成型軸14の焼き付きが抑制されることにより、成型軸14を交換する頻度を低減できるので、成型軸14の交換、清掃の手間を削減し、手数の削減効果を得ることができる。アルミリベット1の鋲頭3を冷却しながらかしめ加工を行なうことにより、かしめ加工後の製品の品質向上を達成することもできる。
【0037】
また、エタノールに代表される揮発性液23が自動的に霧状にされ、潤滑および冷却用の媒体として使用されている。一般的に冷却に用いられる潤滑油と異なり、揮発性液23は大気条件下で揮発するため、液体状の揮発性液23が鋲頭3に残存することはない。ミスト状の揮発性液23が鋲頭3に塗布されるので、鋲頭3表面からの揮発性液23の揮発をより容易にしている。鋲頭3への揮発性液23の残留がないため、加工後に鋲頭3から潤滑油を除去するクリーニング処理を省略でき、清掃などの人手作業を省略化することができる。
【0038】
本実施の形態のリベッティングマシン10では、特にアルミニウム製のリベットが使用されて、ワーク20のかしめ加工が行なわれる。アルミリベット1は、柔らかい材質で形成されているために、鉄鋼材料などの他の材料製のリベットに比較して、かしめ加工に必要な力が小さい。加工力の大きな他の材料製のリベットを使用する場合、揮発性液23を冷却媒体として使用すると冷却能が不十分である場合が考えられる。これに対し、本実施の形態では、比較的小さな荷重を負荷して容易にかしめ加工が可能なアルミリベット1が用いられている。そのため、揮発性液23を冷却媒体として使用しても、十分な冷却効果を得ることができる。
【0039】
成型軸14の交換頻度を低減し、またかしめ加工後に鋲頭3のクリーニング処理を省略できるので、リベッティングマシン10を含む製造ラインの自動化において、従来必要であった附帯設備を省略することができる。具体的には、図6を参照して説明した、成型軸14の交換装置115、成型軸14の供給装置114、加工後の鋲頭3表面に残留している潤滑油を除去するためのクリーニング装置116などの、附帯設備を省略することができる。したがって、リベッティングマシン10を含む自動化設備のコスト低減、省スペース化、人件費の低減など、顕著な経済的な効果を得ることができる。
【0040】
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【産業上の利用可能性】
【0041】
本発明のリベッティングマシンは、電池、自動車など、アルミリベット材を使用したかしめ加工全般について、特に有利に適用され得る。
【符号の説明】
【0042】
1 アルミリベット、2 軸部、3 鋲頭、4,5 板材、10 リベッティングマシン、14 成型軸、20 ワーク、21 伝送路、22 タンク、23 揮発性液、24 ミスト発生器、25 チューブ、26 吐出口、29 ミスト制御部、112 搬入装置、113 排出装置、114 供給装置、115 交換装置、116 クリーニング装置。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転可能な回転部と、前記回転部と一体回転可能に前記回転部に装着された成型軸とを備え、鋲頭と軸部とを有するアルミリベットの前記鋲頭に接触した状態で前記成型軸が回転することで前記アルミリベットを対象物に固定する、リベッティングマシンにおいて、
揮発性液のミストを発生させるミスト発生器と、
前記ミスト発生器で発生したミストを前記鋲頭に供給する供給部と、
前記ミスト発生器の動作を制御する制御部と、をさらに備える、リベッティングマシン。
【請求項2】
前記成型軸を昇降させるシリンダと、
前記シリンダを支持するコラムとをさらに備え、
前記ミスト発生器は、前記コラムに対し前記成型軸と反対側において、前記コラムに装着されており、
前記供給部は、チューブと吐出口とを含み、
前記ミスト発生器で発生したミストは、前記チューブを経由して、前記吐出口から噴霧状に射出されて前記鋲頭へ供給される、請求項1に記載のリベッティングマシン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−62709(P2011−62709A)
【公開日】平成23年3月31日(2011.3.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−213332(P2009−213332)
【出願日】平成21年9月15日(2009.9.15)
【出願人】(501137636)東芝三菱電機産業システム株式会社 (904)