説明

リボスイッチ、その使用方法、ならびにリボスイッチとともに用いるための組成物

【課題】新規リボスイッチ、その使用方法、ならびにリボスイッチとともに用いるための組成物の提供。
【解決手段】ある種の天然mRNAは代謝産物感受性遺伝子スイッチとして役立つ、ということが発見されたが、この場合、RNAは小有機分子と直接結合する。この結合過程はmRNAの立体配座を変え、これが種々の異なるメカニズムにより遺伝子発現の変化を引き起こす。これらの天然「リボスイッチ」の修飾バージョン(種々の核酸工学処理戦略を用いて作製される)は、特定のエフェクター化合物により制御されるデザイナー遺伝子スイッチとして用いられ得る。リボスイッチを活性化するこのようなエフェクター化合物は、本明細書中ではトリガー分子と呼ばれる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
コード領域と操作可能的に連結されたリボスイッチを含むRNAをコードする核酸分子を含む調節可能遺伝子発現構築物であって、該リボスイッチが該RNAの発現を調節し、該リボスイッチと該コード領域が異種であり、かつ、該コード領域はβ−ガラクトシダーゼをコードせず、該リボスイッチは、アプタマードメインと発現プラットフォームドメインを含み、該アプタマードメインと該発現プラットフォームドメインが異種であり、そして
(a)該アプタマードメインは、天然グアニン応答リボスイッチに由来し、ここで、該アプタマードメインは、配列
X1X2UCRUAUANNNNNNNNRAUANGGNNNNNNNGUNUCUACNNNNNNNCCGUAAANNNNNNNACUAYGRX3X4{ここで、
(i)Nはいずれかのヌクレオチドであり、Rはプリンであり、そしてYはピリミジンであり、
X1とX4は、互いに独立に、いずれかのヌクレオチドの一定可変数を表し、
X2とX3は、互いに独立に、いずれかのヌクレオチドの一定可変数を表し、かつ、それぞれ、X3とX2に相補的であり、
(ii)2〜7位のヌクレオチドは、63〜68位のヌクレオチドに相補的であり、11〜17位のヌクレオチドは、25〜31位のヌクレオチドに相補的であり、そして40〜46位のヌクレオチドは、54〜60位のヌクレオチドに相補的であり、そして
(iii)67〜70位のヌクレオチドは、該発現プラットフォームドメイン内の機能的に意味のある配列に相補的であるように改変されており、かつ、2〜4位のヌクレオチドは、67〜70位の改変されたヌクレオチドに相補的であるように改変されている。}を含む;又は
(b)該アプタマードメインは、天然アデニン応答リボスイッチに由来し、ここで、該アプタマードメインは、配列
X1X2UCRUAUANNNNNNNNRAUANGGNNNNNNNGUNUCUACNNNNNNNCCGUAAANNNNNNNAUUAYGRX3X4{ここで、
(i)Nはいずれかのヌクレオチドであり、Rはプリンであり、そしてYはピリミジンであり、
X1とX4は、互いに独立に、いずれかのヌクレオチドの一定可変数を表し、
X2とX3は、互いに独立に、いずれかのヌクレオチドの一定可変数を表し、かつ、それぞれ、X3とX2に相補的であり、
(ii)2〜7位のヌクレオチドは、63〜68位のヌクレオチドに相補的であり、11〜17位のヌクレオチドは、25〜31位のヌクレオチドに相補的であり、そして40〜46位のヌクレオチドは、54〜60位のヌクレオチドに相補的であり、そして
(iii)51〜69位のヌクレオチドは、該発現プラットフォームドメイン内の機能的に意味のある配列に相補的であるように改変されており、かつ、2〜7位、及び54〜60位のヌクレオチドは、それぞれ、63〜68位、及び40〜46位の改変されたヌクレオチドに相補的であるように改変されている。}を含む;又は
(c)該アプタマードメインは、天然リジン応答リボスイッチに由来し、ここで、該アプタマードメインは、配列
X1RWAGAGGHGCRX2ANNAGUAX3X4X5GAGX6NNX7NNX8X9NRRAGGX10YGCCGARGYX11X12X13RYUGGX14X15AAX16X17YUGUCAX18UGGAGNRCUWYX19
{ここで、
(i)Nはいずれかのヌクレオチドであり、Rはプリンであり、Yはピリミジンであり、WはA又はUであり、Hは、A、C又はUであり、
X1とX19は、互いに独立に、いずれかのヌクレオチドの一定可変数を表し、かつ、それぞれ、X19とX1に相補的であり、
X2とX10は、各々、6〜9個のいずれかのヌクレオチドを表し、かつ、一緒になってステムとバルジを形成し、
X3、X5、X6、X7、X8、X12、X15、及びX16は、互いに独立に、いずれかのヌクレオチドの一定可変数を表し、かつ、各々がループを形成し、
X4とX9は、6〜8個のいずれかのヌクレオチドを表し、かつ、それぞれ、X9とX4に相補的であり、
X11とX13は、9〜12個のいずれかのヌクレオチドを表し、かつ、一緒になってステムを形成し、
X14とX17は、9〜11個のいずれかのヌクレオチドを表し、かつ、一緒になってステムを形成し、
X18は、いずれかのヌクレオチドの一定可変数を表し、かつステムとループを形成し、
(ii)1〜5位のヌクレオチドは、79〜83位のヌクレオチドに相補的であり、10〜12位のヌクレオチドは、42〜44位のヌクレオチドに相補的であり、28位と29位のヌクレオチドは、31位と32位のヌクレオチドに相補的であり、48〜50位のヌクレオチドは、54〜56位のヌクレオチドに相補的であり、57位と58位のヌクレオチドは、65位と66位のヌクレオチドに相補的であり、そして68〜70位のヌクレオチドは、72〜74位のヌクレオチドに相補的であり、そして
(iii)82位と83位のヌクレオチドは、該発現プラットフォームドメイン内の機能的に意味のある配列に相補的であるように改変されており、かつ、1位と2位のヌクレオチドは、82位と83位の改変されたヌクレオチドに相補的であるように改変されている。}を含む;又は
(d)該アプタマードメインは、天然チアミンピロホスフェート応答リボスイッチに由来し、ここで、該アプタマードメインは、配列
X1NNNNGDX2CUGAGAX3X4X5ANNNNNNNNACCUGNNNNNCX6UX7GNNNCGDAGGRAX8{ここで、
(i)Nはいずれかのヌクレオチドであり、Rはプリンであり、Yはピリミジンであり、DはG、A又はUであり、
X1とX8は、互いに独立に、いずれかのヌクレオチドの一定可変数を表し、かつ、それぞれ、X8とX1に相補的であり、
X2は、いずれかのヌクレオチドの一定可変数を表し、かつ、ステムとループを形成し、
X3、X5、X6、及びX7は、互いに独立に、いずれかのヌクレオチドの一定可変数を表し、かつ、各々がループを形成し、
X4は、存在するか又は存在しないかのいずれかであり、存在する場合には、いずれかのヌクレオチドの一定可変数を表し、かつ、ステムとループを形成し、
(ii)2〜5位のヌクレオチドは、19〜22位のヌクレオチドに相補的であり、28〜30位のヌクレオチドは、48〜50位のヌクレオチドに相補的であり、そして34〜37位のヌクレオチドは、41〜44位のヌクレオチドに相補的であり、そして
(iii)51位、52位のヌクレオチド、及びX8の2つの隣接ヌクレオチドチドは、該発現プラットフォームドメイン内の機能的に意味のある配列に相補的であるように改変されており、かつ、X1の2つの隣接ヌクレオチドチドは、X8の改変された2つの隣接ヌクレオチドチドに相補的であるように改変されている。}を含む;又は
(e)該アプタマードメインは、天然アデノシルコバラミン応答リボスイッチに由来し、ここで、該アプタマードメインは、配列
X1GGUX2X3NNAANNGGGAANNNGGUNNX4RANNCCNNNRCNGNNCCCGCNRCNGURNNNRX5X6X7X8X9NNCACUGX10YGGGAAGGNX11X12X13X14X15NNNRAGYCNGRANACCNGCCX16{ここで、
(i)Nはいずれかのヌクレオチドであり、Rはプリンであり、Yはピリミジンであり、
X1、X6、X12、及びX16は、互いに独立に、いずれかのヌクレオチドの一定可変数を表し、かつ、それぞれ、X16、X12、X6、及びX1に相補的であり、
X2は、いずれかのヌクレオチドであるか又は存在しないかのいずれかであり、
X3、及びX10は、互いに独立に、いずれかのヌクレオチドの一定可変数を表し、かつ、各々がステムとループを形成し、
X4、X8、及びX14は、互いに独立に、存在するか又は存在しないかのいずれかであり、存在する場合には、互いに独立に、いずれかのヌクレオチドの一定可変数を表し、かつ、各々がステムとループを形成し、そして
X5、X7、X9、X11、X13、及びX15は、互いに独立に、いずれかのヌクレオチドの一定可変数を表し、かつ、各々がループを形成し、そして
(ii)2〜4位のヌクレオチドは、102〜104位のヌクレオチドに相補的であり、12〜14位のヌクレオチドは、99〜101位のヌクレオチドに相補的であり、18〜22位のヌクレオチドは、31〜35位のヌクレオチドに相補的であり、38〜40位のヌクレオチドは、45〜47位のヌクレオチドに相補的であり、49〜51位のヌクレオチドは、92〜94位のヌクレオチドに相補的であり、55〜57位のヌクレオチドは、85〜87位のヌクレオチドに相補的であり、63〜65位のヌクレオチドは、77〜79位のヌクレオチドに相補的であり、そして67〜69位のヌクレオチドは、71〜73位のヌクレオチドに相補的である。}を含む;又は
(f)該アプタマードメインは、天然フラビンモノヌクレオチド応答リボスイッチに由来し、ここで、該アプタマードメインは、配列
YYYUCRGGGCNGGGYGNAANUCCCNACCGGYGGURNX1AGYCCRYGNX2NGAYYYRGUKNRANKCYRRRRCCGACRGUX3AGUCYGGAUGRRAGARRR{ここで、
(i)Nはいずれかのヌクレオチドであり、Rはプリンであり、Yはピリミジンであり、KはG又はUであり、
XとX2は、互いに独立に、いずれかのヌクレオチドの一定可変数であり、かつ、各々がステムとループを形成し、
X3は、2又は3個のいずれかのヌクレオチドであり、かつ、ループを形成し、
(ii)1〜5位のヌクレオチドは、91〜95位のヌクレオチドに相補的であり、11〜14位のヌクレオチドは、22〜25位のヌクレオチドに相補的であり、30〜33位のヌクレオチドは、41〜44位のヌクレオチドに相補的であり、51〜55位のヌクレオチドは、63〜67位のヌクレオチドに相補的であり、そして73〜75位のヌクレオチドは、81〜83位のヌクレオチドに相補的であり、そして
(iii)3〜10位のヌクレオチドは、該発現プラットフォームドメイン内の機能的に意味のある配列に相補的であるように改変されており、かつ、91〜95位のスクレオチドは、1〜5位の改変されたヌクレオチドチドに相補的であるように改変されている。}を含む;又は
(g)該アプタマードメインは、天然S−アデノシルメチオニン応答リボスイッチに由来し、ここで、該アプタマードメインは、配列
X1X2CUUAUNNNGAGX3GNYNGAGGGANNGGCCCNNYGANRNCX4CRGCAACNNX5NNNGUGCYANNCCNNNNRNX6NYNNRNNGAURAGX7X8{ここで、
(i)Nはいずれかのヌクレオチドであり、Rはプリンであり、Yはピリミジンであり、
X1、及びX8は、互いに独立に、いずれかのヌクレオチドの一定可変数を表し、
X2、及びX7は、互いに独立に、いずれかのヌクレオチドの一定可変数を表し、かつ、それぞれ、X7、及びX2に相補的であり、
X3、及びX4は、互いに独立に、存在しないか又は1個若しくは2個のいずれかのヌクレオチドを表すかのいずれかであり、かつ、それぞれ、X4、及びX3に相補的であり、
X5、及びX6は、互いに独立に、いずれかのヌクレオチドの一定可変数を表し、かつ、各々がステムとループを形成し、
(ii)2〜8位のヌクレオチドは、79〜85位のヌクレオチドに相補的であり、14〜17位のヌクレオチドは、38〜41位のヌクレオチドに相補的であり、21〜23位のヌクレオチドは、29〜31位のヌクレオチドに相補的であり、43〜45位のヌクレオチドは、57〜59位のヌクレオチドに相補的であり、48〜50位のヌクレオチドは、53〜55位のヌクレオチドに相補的であり、そして67〜70位のヌクレオチドは、72〜75位のヌクレオチドに相補的であり、そして
(iii)79〜85位のヌクレオチドは、該発現プラットフォームドメイン内の機能的に意味のある配列に相補的であるように改変されており、かつ、2〜7位のスクレオチドは、79〜85位の改変されたヌクレオチドチドに相補的であるように改変されている。}を含む、
前記構築物。
【請求項2】
前記アプタマードメインがP1ステムを含み、該P1ステムがアプタマー鎖及び制御鎖を含み、前記発現プラットフォームドメインが調節鎖を含み、該調節鎖、該制御鎖又はその両方がステム構造を形成するよう設計されている、請求項1に記載の構築物。
【請求項3】
前記リボスイッチが、天然リボスイッチの非天然誘導体である、請求項1に記載の構築物。
【請求項4】
前記発現プラットフォームドメインが、天然グアニン応答リボスイッチ、アデニン応答リボスイッチ、リジン応答リボスイッチ、チアミンピロホスフェート応答リボスイッチ、アデノシルコバラミン応答リボスイッチ、フラビンモノヌクレオチド応答リボスイッチ又はS−アデノシルメチオニン応答リボスイッチに由来する、請求項3に記載の構築物。
【請求項5】
前記リボスイッチが、天然グアニン応答リボスイッチ、アデニン応答リボスイッチ、リジン応答リボスイッチ、チアミンピロホスフェート応答リボスイッチ、アデノシルコバラミン応答リボスイッチ、フラビンモノヌクレオチド応答リボスイッチ又はS−アデノシルメチオニン応答リボスイッチに由来する、請求項3に記載の構築物。
【請求項6】
前記リボスイッチが、天然グアニン応答リボスイッチ、アデニン応答リボスイッチ、リジン応答リボスイッチ、チアミンピロホスフェート応答リボスイッチ、アデノシルコバラミン応答リボスイッチ、フラビンモノヌクレオチド応答リボスイッチまたはS−アデノシルメチオニン応答リボスイッチに由来する、請求項1に記載の構築物。
【請求項7】
前記天然リボスイッチの誘導体が、該天然リボスイッチの塩基対の保存的変更のみからなる、請求項6に記載の構築物。
【請求項8】
前記リボスイッチが、天然グアニン応答リボスイッチ、アデニン応答リボスイッチ、リジン応答リボスイッチ、チアミンピロホスフェート応答リボスイッチ、フラビンモノヌクレオチド応答リボスイッチ又はS−アデノシルメチオニン応答リボスイッチである、請求項1に記載の構築物。
【請求項9】
前記アプタマードメインは、天然グアニン応答リボスイッチに由来し、ここで、該アプタマードメインは、配列
NNUCRUAUANNNNNNNNRAUANGGNNNNNNNGUNUCUACNNNNNNNCCGUAAANNNNNNNACUAYGRNN{ここで、
(i)Nはいずれかのヌクレオチドであり、Rはプリンであり、そしてYはピリミジンであり、
(ii)2〜7位のヌクレオチドは、63〜68位のヌクレオチドに相補的であり、11〜17位のヌクレオチドは、25〜31位のヌクレオチドに相補的であり、そして40〜46位のヌクレオチドは、54〜60位のヌクレオチドに相補的であり、そして
(iii)67〜70位のヌクレオチドは、該発現プラットフォームドメイン内の機能的に意味のある配列に相補的であるように改変されており、かつ、2〜4位のヌクレオチドは、67〜70位の改変されたヌクレオチドに相補的であるように改変されている。}を含む、請求項1に記載の構築物。
【請求項10】
前記アプタマードメインは、天然アデニン応答リボスイッチに由来し、ここで、該アプタマードメインは、配列
NNUCRUAUANNNNNNNNRAUANGGNNNNNNNGUNUCUACNNNNNNNCCGUAAANNNNNNNAUUAYGRNN{ここで、
(i)Nはいずれかのヌクレオチドであり、Rはプリンであり、そしてYはピリミジンであり、
(ii)2〜7位のヌクレオチドは、63〜68位のヌクレオチドに相補的であり、11〜17位のヌクレオチドは、25〜31位のヌクレオチドに相補的であり、そして40〜46位のヌクレオチドは、54〜60位のヌクレオチドに相補的であり、そして
(iii)51〜69位のヌクレオチドは、該発現プラットフォームドメイン内の機能的に意味のある配列に相補的であるように改変されており、かつ、2〜7位、及び54〜60位のヌクレオチドは、それぞれ、63〜68位、及び40〜46位の改変されたヌクレオチドに相補的であるように改変されている。}を含む、請求項1に記載の構築物。
【請求項11】
前記アプタマードメインは、天然リジン応答リボスイッチに由来し、ここで、該アプタマードメインは、配列
X1RWAGAGGHGCRNNNNNNANNAGUAX3NNNNNNNX5GAGX6NNX7NNX8NNNNNNNNRRAGGNNNNNNNYGCCGARGYNNNNNNNNNX12NNNNNNNNNRYUGGNNNNNNNNNX15AAX16NNNNNNNNNYUGUCAX18UGGAGNRCUWYX19{ここで、
(i)Nはいずれかのヌクレオチドであり、Rはプリンであり、Yはピリミジンであり、WはA又はUであり、Hは、A、C又はUであり、
X1、及びX19は、互いに独立に、いずれかのヌクレオチドの一定可変数を表し、かつ、それぞれ、X19、及びX1に相補的であり、
X3、X5、X6、X7、X8、X12、X15、及びX16は、互いに独立に、いずれかのヌクレオチドの一定可変数を表し、かつ、各々がループを形成し、
X18は、いずれかのヌクレオチドの一定可変数を表し、かつステムとループを形成し、
(ii)1〜5位のヌクレオチドは、134〜138位のヌクレオチドに相補的であり、10〜13位のヌクレオチドは、64〜67位のヌクレオチドに相補的であり、15〜18位のヌクレオチドは、58〜61位のヌクレオチドに相補的であり、27〜33位のヌクレオチドは、45〜51位のヌクレオチドに相補的であり、39位と40位のヌクレオチドは、42位と43位のヌクレオチドに相補的であり、71〜82位のヌクレオチドは、84〜95位のヌクレオチドに相補的であり、96〜106位のヌクレオチドは、111〜121位のヌクレオチドに相補的であり、そして123〜125位のヌクレオチドは、127〜129位のヌクレオチドに相補的であり、
(iii)137位と138位のヌクレオチドは、該発現プラットフォームドメイン内の機能的に意味のある配列に相補的であるように改変されており、かつ、1位と2位のヌクレオチドは、137位と138位の改変されたヌクレオチドに相補的であるように改変されている。}を含む、請求項1に記載の構築物。
【請求項12】
前記アプタマードメインは、天然チアミンピロホスフェート応答リボスイッチに由来し、ここで、該アプタマードメインは、配列
NNNNNNNNGDNNNNNNNCUGAGAX3ANNNNNNNNACCUGAUNNNGX6UX7CNNNCGDAGGRANNNN{ここで、
(i)Nはいずれかのヌクレオチドであり、Rはプリンであり、Yはピリミジンであり、DはG、A又はUであり、
X3は、いずれかのヌクレオチドの一定可変数を表し、かつ、ループを形成し、
X6と、及びX7は、互いに独立に、いずれかのヌクレオチドの一定可変数を表し、かつ、47位のヌクレオチドと一緒になって、6ヌクレオチドのループを形成し、
(ii)1〜3位のヌクレオチドは、61〜63位のヌクレオチドに相補的であり、5〜8位のヌクレオチドは、26〜29位のヌクレオチドに相補的であり、11位と12位のヌクレオチドは、16位と17位のヌクレオチドに相補的であり、35〜37位のヌクレオチドは、56〜58位のヌクレオチドに相補的であり、そして41〜45位のヌクレオチドは、49〜52位のヌクレオチドに相補的であり、そして
(iii)59〜62位のヌクレオチドは、該発現プラットフォームドメイン内の機能的に意味のある配列に相補的であるように改変されており、かつ、2位と3位のヌクレオチドチドは、61位と62位のヌクレオチドチドに相補的であるように改変されている。}を含む、請求項1に記載の構築物。
【請求項13】
前記アプタマードメインは、天然S−アデノシルメチオニン応答リボスイッチに由来し、ここで、該アプタマードメインは、配列
NCUUAUNNNGAGX3GNYNGAGGGANNGGCCCNNYGANRNCX4CRGCAACNNX5NNNGUGCYANNCCNNNNRNX6NYNNRNNGAURAGN{ここで、
(i)Nはいずれかのヌクレオチドであり、Rはプリンであり、Yはピリミジンであり、
X3、及びX4は、互いに独立に、存在しないかの又は1個若しくは2個のいずれかのヌクレオチドを表すかのいずれかであり、かつ、それぞれ、X4、及びX3に相補的であり、
X5、及びX6は、互いに独立に、いずれかのヌクレオチドの一定可変数を表し、かつ、各々がステムとループを形成し、
(ii)1〜7位のヌクレオチドは、78〜84位のヌクレオチドに相補的であり、13〜16位のヌクレオチドは、37〜40位のヌクレオチドに相補的であり、20〜22位のヌクレオチドは、28〜30位のヌクレオチドに相補的であり、42〜44位のヌクレオチドは、56〜58位のヌクレオチドに相補的であり、47〜49位のヌクレオチドは、52〜54位のヌクレオチドに相補的であり、そして66〜69位のヌクレオチドは、71〜74位のヌクレオチドに相補的であり、そして
(iii)80〜85位のヌクレオチドは、該発現プラットフォームドメイン内の機能的に意味のある配列に相補的であるように改変されており、かつ、1〜6位のスクレオチドは、80〜85位の改変されたヌクレオチドチドに相補的であるように改変されている。}を含む、請求項1に記載の構築物。
【請求項14】
前記アプタマードメインは、天然S−アデノシルメチオニン応答リボスイッチに由来し、ここで、該アプタマードメインは、配列
YCUUAUCNAGAGX3GGYRGAGGGAYNGGCCCNNYGANRCCX4CRGCAACNNX5RNNGUGCYAANUCCNRCARRX6YYUGRRAGAURAGR{ここで、
(i)Nはいずれかのヌクレオチドであり、Rはプリンであり、Yはピリミジンであり、
X3、及びX4は、互いに独立に、存在しないかの又は1個若しくは2個のいずれかのヌクレオチドを表すかのいずれかであり、かつ、それぞれ、X4、及びX3に相補的であり、
X5、及びX6は、互いに独立に、いずれかのヌクレオチドの一定可変数を表し、かつ、各々がステムとループを形成し、
(ii)1〜7位のヌクレオチドは、79〜85位のヌクレオチドに相補的であり、13〜16位のヌクレオチドは、37〜40位のヌクレオチドに相補的であり、20〜22位のヌクレオチドは、28〜30位のヌクレオチドに相補的であり、42〜44位のヌクレオチドは、56〜58位のヌクレオチドに相補的であり、47〜49位のヌクレオチドは、52〜54位のヌクレオチドに相補的であり、そして67〜70位のヌクレオチドは、72〜75位のヌクレオチドに相補的であり、そして
(iii)80〜85位のヌクレオチドは、該発現プラットフォームドメイン内の機能的に意味のある配列に相補的であるように改変されており、かつ、1〜6位のスクレオチドは、80〜85位の改変されたヌクレオチドチドに相補的であるように改変されている。}を含む、請求項1に記載の構築物。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41−1】
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【図41−2】
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【図41−3】
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【図41−4】
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【図41−5】
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【図41−6】
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【図41−7】
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【図41−8】
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【図41−9】
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【図41−10】
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【図41−11】
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【図41−12】
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【図41−13】
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【図41−14】
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【図41−15】
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【図41−16】
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【図41−17】
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【図41−18】
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【図41−19】
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【図41−20】
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【図41−21】
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【図41−22】
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【図41−23】
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【図41−24】
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【図41−25】
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【図41−26】
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【図41−27】
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【図41−28】
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【図41−29】
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【図41−30】
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【図41−31】
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【図41−32】
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【図41−33】
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【図41−34】
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【図41−35】
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【図41−36】
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【図41−37】
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【図41−38】
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【図41−39】
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【図41−40】
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【図41−41】
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【図41−42】
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【図41−43】
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【図41−44】
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【図41−45】
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【図41−46】
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【図41−47】
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【図41−48】
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【図41−49】
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【公開番号】特開2012−183068(P2012−183068A)
【公開日】平成24年9月27日(2012.9.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−111172(P2012−111172)
【出願日】平成24年5月15日(2012.5.15)
【分割の表示】特願2010−108775(P2010−108775)の分割
【原出願日】平成15年9月22日(2003.9.22)
【出願人】(593152720)
【氏名又は名称原語表記】Yale University
【Fターム(参考)】