説明

ローラマッサージ器

【課題】押圧マッサージと振動マッサージを協調的に行うことのできるローラマッサージ器を提供する。
【解決手段】使用者が把持するマッサージ器本体2に、体表で押圧転動させるローラ3を回転自在に保持してなるローラマッサージ器1に、モータ18の駆動軸に偏心錘19を固定してなる振動装置12と、該振動装置12のモータ18の回転速度を制御する振動制御装置13と、ローラ3の回転速度を検知する回転センサ15とを配設する。そして、前記振動制御装置13に、回転センサ15が検知するローラ3の回転速度が大きいほど、モータ18の回転速度が増大するよう制御させることによって、ローラ3を速く回転させた時に、振動マッサージの強度が低下するのを防止するようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、マッサージ器本体に回転自在に保持したローラを、体表で押圧転動させて押圧マッサージを行うローラマッサージ器に関する。
【背景技術】
【0002】
マッサージ器本体に回転自在に保持したローラを体表で押圧転動し、押圧マッサージを行う手持ち式のローラマッサージ器は広く知られている(例えば、特許文献1。)。かかるローラマッサージ器は、ローラで、皮膚を適度に刺激したり、筋肉を揉み解したりすることで、血行改善や疲労回復などの効果を得ることができ、美容目的で顔面に使用されることが多い。また、特許文献2には、かかるローラマッサージ器に電動式の振動装置を内蔵したものが開示されている。かかるローラマッサージ器では、ローラを振動させながら押圧転動することで、押圧マッサージと同時に振動マッサージを行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】登録実用新案第3149144号公報
【特許文献2】実開平5−84328号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献2記載のローラマッサージ器では、押圧マッサージの強度は、使用者がローラを押圧転動させる速度に依存する。すなわち、使用者がローラを素早く転動させれば、押圧マッサージの効果はより高いものとなる。しかしながら、かかるローラマッサージ器では、ローラを素早く転動させると、ローラの振動が体表の広範囲に分散してしまい、振動マッサージの効果が低下してしまう。このため、上記特許文献2記載のローラマッサージ器では、ローラを速く回転させれば、押圧マッサージの強度が高くなるものの振動マッサージの強度が弱くなり、ローラの回転を遅くすれば、振動マッサージの強度が高くなるものの押圧マッサージの強度は弱くなり、押圧マッサージと振動マッサージを協調的に行うことができていない。特許文献2記載のローラマッサージ器では、かかる不具合を解決するために、手元のスイッチで、振動装置の発生振動数を切替可能としているが、ローラの回転に合わせてスイッチを操作するのは難しく、実用的でない。
【0005】
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであり、押圧マッサージと振動マッサージを協調的に実行可能なローラマッサージ器の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、使用者が把持するマッサージ器本体に、体表で押圧転動させるローラを回転自在に保持してなるローラマッサージ器であって、前記ローラに伝達する振動を発生させる振動装置と、該振動装置が発生する振動の振動数を制御する振動制御装置と、前記ローラの回転速度を検知する回転センサとを備えてなり、前記振動制御装置は、前記回転センサが検知する回転速度が大きいほど、振動装置の発生する振動の振動数が大きくなるよう制御する回転速度依存制御手段を備えることを特徴とするローラマッサージ器である。かかる構成にあっては、ローラを速く転動させるほど、振動装置がローラの振動数を増大させるから、ローラの回転を速くした時に振動マッサージの強度が低下するのを防止でき、また、ローラの回転が遅い時には振動マッサージの強度を抑えることが可能となる。このため、本発明のローラマッサージ器によれば、使用者が特段の操作を行うことなく、ローラの回転速度に合わせて押圧マッサージと振動マッサージを協調的に行うことが可能となる。
【0007】
本発明にあって、前記ローラは、その回転軸方向に直交する断面が多角形状をなしている構成が提案される。かかる構成にあっては、ローラを押圧転動した時に、断面多角形状のローラがガタガタと転動することで、振動装置の振動に加え、別種類の振動を体表に伝えることができ、二種類の振動を相乗させることで、より効果的な振動マッサージを行うことが可能となる。なお、多角形状のローラが発生する振動数は、ローラの回転速度に応じて増減するため、ローラを速く転動させても、当該振動によるマッサージ効果が低下することはない。
【0008】
また、本発明にあって、前記振動装置は、モータの回転軸に偏心錘を取り付けてなるものであり、前記振動制御装置は、前記モータの回転速度を制御することにより前記振動装置が発生する振動の振動数を制御する構成が提案される。かかる構成にあっては、モータの回転数が振動装置の発生振動数と一致するから、既存のモータの回転制御機構を用いて、振動装置の発生振動数を簡単に制御できる。
【0009】
また、本発明にあって、前記振動装置は、前記ローラを押圧転動させる時に、該ローラに加わる荷重の大きさを検知する荷重センサを備え、前記振動制御装置は、前記荷重センサが検知する荷重が大きいほど、前記振動装置の発生する振動の振動数が大きくなるよう制御する荷重依存制御手段を備えることが提案される。かかる構成にあっては、ローラの回転速度によってだけでなく、ローラに加わる荷重の大きさによっても、押圧マッサージの強度を検知可能となり、荷重センサが検知する荷重の大きさに応じて振動装置の振動数を増大することにより、押圧マッサージと振動マッサージの強度を協調させることが可能となる。なお、かかる構成にあっては、荷重依存制御手段と回転速度依存手段の機能が相乗するようにしても構わないし、いずれか一方が選択的に機能させるようにしても構わない。
【発明の効果】
【0010】
以上に述べたように、本発明にあっては、ローラの回転が速くなるにつれて、ローラの振動数を増大させることで、使用者が特段の操作を行うことなく、ローラによる押圧マッサージと振動マッサージを協調させることができ、二種類のマッサージ効果を適切に相乗させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】ローラマッサージ器1の正面図である。
【図2】ローラマッサージ器1の側面図である。
【図3】ローラマッサージ器1の平面図である。
【図4】図2中のA−A線断面図である。
【図5】ローラマッサージ器1の制御回路を示すブロック図である。
【図6】モータ18の回転速度制御態様を示す図表である。
【図7】(A)は、第二実施例のローラマッサージ器1aの断面図であり、(B)は、(A)のP部分の拡大図である。
【図8】第二実施例に係るモータ18の回転速度制御態様を示す図表である。
【図9】モータ18の回転速度制御態様の変形例を示す図表である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明の実施形態を、以下の実施例に従って説明する。
【0013】
<第一実施例>
図1は、本実施例のローラマッサージ器1の正面図であり、図2は右側面図、図3は平面図である。ローラマッサージ器1は、使用者が把持するマッサージ器本体2と、該マッサージ器本体2の先端に回転自在に保持されるローラ3とを備える杆状体である。
【0014】
マッサージ器本体2は、基端側の太径な柄部4と先端側の細径な保持部5とで構成される長尺な金属製円筒状部材であり、柄部4を使用者が把持し、保持部5の先端にローラ3を軸支するよう構成されている。ローラ3は、長尺方向に垂直な断面が正六角形状をなす長尺金属棒であり、保持部5の先端に、長尺方向を一致させるようにして回転自在に保持される。また、ローラ3の外周面にはゲルマニウムなどの鉱物9が埋設される。
【0015】
図4に示すように、ローラ3の基端には、基端方向に延びる円柱状の支軸8が一体的に設けられる。この支軸8には、ベアリング10が外嵌保持されており、該ベアリング10を保持した支軸8を、保持部5の先端からマッサージ器本体2の中空部6に挿入することで、マッサージ器本体2の先端に回転自在に保持される。
【0016】
また、図4に示すように、マッサージ器本体2の中空部6には、ローラ3を振動させる振動源となる振動装置12、該振動装置12を制御する振動制御装置13、振動装置12や振動制御装置13に電力を供給する電源装置14、そして、ローラ3の回転速度を検知する回転センサ15等が内蔵される。また、柄部4には、振動装置12のON・OFFを操作するための押ボタン式のスイッチ16が配設される。
【0017】
振動装置12は、直流モータ18の駆動軸に偏心錘19を固着してなり、モータ18が作動すると偏心錘19の回転によって振動を発生させる。この振動装置12が生じる振動は、マッサージ器本体2からローラ3へと伝わり、ローラマッサージ器1ごとローラ3を振動させる。
【0018】
振動制御装置13は、前記振動装置12のモータ18の回転速度を制御するものであり、CPUやメモリ等を実装した基板により構成される。図5に示すように、この振動制御装置13には、前記回転センサ15やスイッチ16が接続される。
【0019】
電源装置14は、充電式電池と電源回路とで構成される。図4に示すように、この電源装置14の近傍には、充電式電池に非接触式充電を行うための、コイル等を具備する充電装置17が配設される。
【0020】
回転センサ15は、ロータリエンコーダによって構成され、ローラ3の単位時間当たりの回転量を検知するものである。この回転センサ15は、センサ本体15aがマッサージ器本体2に固定され、回転軸15bがローラ3の支軸8に固定されており、ローラ3の回転量に応じたパルス信号を振動制御装置13に出力する。
【0021】
図5は、振動装置12の作動制御用の制御回路を示したものである。この制御回路は、振動装置12のモータ18が接続された振動制御装置13を備えている。この振動制御装置13は、演算処理を行うCPUやプログラムが記憶されたメモリ等を実装した基板により構成されるものであり、モータ18の回転速度を制御するためのPWM制御回路を備えている。この振動制御装置13には、前記回転センサ15が接続されており、振動制御装置13は、回転センサ15が出力するパルス信号をカウントすることにより、ローラ3の回転速度を算出する。なお、かかる「回転速度」とは、回転方向に依存しない単位時間当たりの回転量である。そして、振動制御装置13は、算出したローラ3の回転速度に応じてモータ18への出力電圧を調節することで、モータ18の回転速度を制御する。なお、振動制御装置13は、モータ18を常に一方向に回転させるものであり、モータ18の回転方向は制御しない。また、振動制御装置13には、前記スイッチ16が接続されており、振動制御装置13は、スイッチ16が押圧操作されるたびに、振動装置12のON・OFFの切換えを行う。
【0022】
図6は、振動制御装置13によるモータ18の回転速度制御態様を示したものである。振動装置12の作動状態(ON)にあって、ローラ3が全く回転していない状態では、振動制御装置13は、モータ18を最低速度a1で回転するよう制御する。そして、ローラ3が回転している状態では、振動制御装置13は、ローラ3の回転速度が大きいほど、モータ18への出力電圧を上げてモータ18の回転速度が大きくなるよう制御する。具体的には、振動制御装置13は、図6に示すように、ローラ3の回転速度に比例させるようにして、モータ18の回転速度を最高速度a2に達するまで増大させる。なお、本実施例では、本発明に係る振動装置12の振動は偏心錘19の回転により生じるから、振動装置12の発生する振動の振動数は、モータ18の単位時間当たりの回転数と同じである。
【0023】
以上の構成によれば、使用者がローラマッサージ器1を把持して、スイッチ16を押圧操作すると振動装置12が作動状態(ON)になってローラ3が振動する。そして、かかる状態でローラ3を体表で押圧転動することで、ローラ3の押圧転動による押圧マッサージと、ローラ3の振動による振動マッサージとを同時に行うことができる。
【0024】
そして、本実施例のローラマッサージ器1では、ローラ3の回転が速いほど、モータ18の回転が速くなってローラ3の振動数が増加するから、ローラ3を速くした時に振動マッサージの強度が低下しない。このため、かかるローラマッサージ器1では、押圧マッサージと振動マッサージを協調させることで、二種類のマッサージの相乗効果を得ることができる。
【0025】
特に、本実施例では、ローラ3の回転軸方向に直交する断面が正多角形状であるため、ローラ3は体表でスムーズには転動せず、ガタガタと転動することとなる。このため、ローラ3を体表で押圧転動する際には、振動装置12を振動源とする振動が体表に伝わるだけでなく、正多角形状のローラ3の転動により生じる振動も体表に伝わることとなる。したがって、かかる構成にあっては、振動数や振幅の異なる二種類の振動が体表に同時に作用することで、筋肉の凝りを効果的にほぐすことができるという利点がある。
【0026】
<第二実施例>
本実施例のローラマッサージ器1aは、第一実施例のローラマッサージ器1の構成を一部変更し、ローラ3の回転速度だけでなく、ローラ3に加わる荷重の大きさに応じて、モータ18の回転速度を増加させるようにしたものである。具体的には、図7に示すように、本実施例では、マッサージ器本体2の中空部6の内周面と、ローラ3の支軸8に外嵌するベアリング10との間に円筒状の弾性材21aが配設されており、ローラ3に対して、回転軸と直交方向の荷重が加わると、支軸8が弾性材21aを収縮させることによって、マッサージ器本体2に対してローラ3が微傾動するよう構成される。また、回転センサ15のセンサ本体15aと、中空部6の内周面の間にも弾性材21bが配設され、回転センサ15がローラ3とともに微傾動可能となるよう構成される。
【0027】
そして、中空部6の内周面の先端には、荷重センサ20が配設される。この荷重センサ20はベアリング10と当接しており、マッサージ器本体2に対するローラ3及びベアリング10の傾きを検知する。すなわち、かかる構成にあっては、ローラ3に、回転軸と直交方向に大きな荷重が加わるほど弾性材21aが収縮してローラ3の傾きが大きくなるため、荷重センサ20はローラ3の傾きを検知することで、ローラ3に加わる荷重の大きさを間接的に検知するのである。そして、この荷重センサ20は、傾き(荷重)の大きさに応じた検知信号を振動制御装置13へと送信する。
【0028】
図8は、本実施例に係る振動制御装置13によるモータ18の回転速度制御態様を示したものである。本実施例の振動制御装置13は、モータ18への出力電圧を調節することにより、図8に示すように、回転センサ15の検知する回転速度が大きいほど、モータ18の回転速度が大きくなるよう制御し、さらに、荷重センサ20が検知する荷重が大きいほど、モータ18の回転速度が大きくなるよう制御する。そして、モータ18の回転速度が最高速度a2に達すると、モータ18の回転速度のそれ以上は増加させないように制御する。
【0029】
このように、本実施例にあっては、振動制御装置13は、ローラ3に加わる荷重が大きくなるほど、モータ18の回転が速くなるよう制御する。ローラ3を押圧転動する際に、回転軸に直交する方向にに加わる荷重は、体表を押圧する力に比例するものであり、押圧マッサージの強度に比例するものである。このため、本実施例では、ローラ3の回転速度だけでなく、ローラ3に加わる荷重の大きさに合わせて振動装置12の振動数を増大させることで、振動マッサージと押圧マッサージの強度を、より緊密に協調させることができる。
【0030】
なお、本発明におけるローラマッサージ器1は、上記実施例の形態に限らず本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えることができる。
【0031】
例えば、本発明に係る振動装置の制御内容は、上記実施例の構成に限らず種々変更可能である。図いは、実施例に係るモータ18の制御内容を変更した変形例を示したものである。本発明に係る振動制御装置は、図9(A)に示すように、ローラが回転していない時、又は、回転速度が小さい時は、振動装置を振動させないようにしてもよい。また、振動制御装置は、ローラの回転速度増加に対して、モータの回転速度を一定割合で増加させる必要はなく、図9(B)〜図9(D)に示すように、ローラの回転速度増加に対して、モータの回転速度を加速度的に増加させたり、徐々に増加率を低下させたり、段階的に増加させたりしてもかまわない。
【0032】
また、上記第一実施例では、振動制御装置13は、モータ18の回転速度を、常に図6に示す制御態様で制御するが、本発明に係る振動制御装置は、振動装置の制御態様の異なる複数の制御モードを備えることができる。本発明にあって、振動制御装置が複数の制御モードを具備する場合には、ローラの回転速度の増加に応じて振動装置の振動数を増大させる制御態様を、少なくとも1つの制御モードで実現すればよい。具体的には、第1の制御モードでは、モータが一定の回転速度で回転するよう制御し、第2の制御モードでは、ローラの回転速度の増加に応じて振動装置の振動数を増大させるよう制御し、第3の制御モードでは、ローラに加わる荷重の増加に応じて振動装置の振動数を増大させるよう制御してもよい。
【0033】
また、本発明に係る振動装置は、実施例のようにモータと偏心錘で構成されるものには限られず、例えば、磁石とコイルを用いた振動発生装置を用いてもかまわない。
【0034】
また、本発明に係るマッサージ器本体とローラの構成は、実施例の構成に限られず、例えば、上記特許文献1のようにマッサージ器本体に複数のローラを設けるようにしてもよいし、ローラをマッサージ器本体の長尺方向と直交するように保持してもかまわない。また、上記特許文献2のように、ローラの内部に振動装置(モータ)を収納するようにしてもよいし、また、回転センサをローラの内部に収納してもかまわない。
【0035】
また、上記実施例では、振動制御装置13が、PWM制御回路によってモータ18の回転速度を制御しているが、PWM制御回路に替えて、可変抵抗などを用いてモータの回転速度を制御するようにしてもよい。
【0036】
また、上記実施例では、回転センサとしてロータリエンコーダを用いているが、本発明に係る回転センサは、ロータリエンコーダに限られず、例えば、タコジェネレータなどを採用可能である。タコジェネレータを用いた場合には、振動制御装置の回路構成を簡単にできる。
【符号の説明】
【0037】
1,1a ローラマッサージ器
2 マッサージ器本体
3 ローラ
4 柄部
5 保持部
6 中空部
8 支軸
10 ベアリング
12 振動装置
13 振動制御装置
15 回転センサ
18 モータ
19 偏心錘
20 荷重センサ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
使用者が把持するマッサージ器本体に、体表で押圧転動させるローラを回転自在に保持してなるローラマッサージ器であって、
前記ローラに伝達する振動を発生させる振動装置と、
該振動装置が発生する振動の振動数を制御する振動制御装置と、
前記ローラの回転速度を検知する回転センサとを備えてなり、
前記振動制御装置は、前記回転センサが検知する回転速度が大きいほど、振動装置の発生する振動の振動数が大きくなるよう制御する回転速度依存制御手段を備えることを特徴とするローラマッサージ器。
【請求項2】
前記ローラは、その回転軸方向に直交する断面が多角形状をなしていることを特徴とする請求項1記載のローラマッサージ器。
【請求項3】
前記振動装置は、モータの回転軸に偏心錘を取り付けてなるものであり、前記振動制御装置は、前記モータの回転速度を制御することにより前記振動装置が発生する振動の振動数を制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のローラマッサージ器。
【請求項4】
前記振動装置は、前記ローラを押圧転動させる時に、該ローラに加わる荷重の大きさを検知する荷重センサを備え、
前記振動制御装置は、前記荷重センサが検知する荷重が大きいほど、前記振動装置の発生する振動の振動数が大きくなるよう制御する荷重依存制御手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のローラマッサージ器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2011−229753(P2011−229753A)
【公開日】平成23年11月17日(2011.11.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−104241(P2010−104241)
【出願日】平成22年4月28日(2010.4.28)
【出願人】(500584251)株式会社エヌシィシィ (7)
【Fターム(参考)】