ワイン、スピリッツ又は飲料用容器のための磁気ディスペンサー
ワイン、スピリッツ、その他の飲料の味、風味を変化させるために飲料を磁界を通して通過させる磁化液体ディスペンサーが提供される。磁気ディスペンサーは、注ぎ口と磁石を含む。注ぎ口は、容器内の液体を注ぎ口のあらかじめ設定された通路を通じて注ぎ出すための大きさと形状である。磁石は、磁界を発生させることができる。液体が注ぎ出されるとき、液体は、磁界を通過する。注ぎ口と磁石の位置関係は調整可能である。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2004年11月1日に出願された米国仮出願番号60/623,225号の優先権を主張し、参照によってここに組み込まれる。
【0002】
本発明は、磁気器具に関する。特に、本発明は、ワイン、スピリッツ、又は飲料のボトル、ビン等の容器のための磁気ディスペンサーに関する。
【背景技術】
【0003】
多くのアルコール飲料は、木の特質によって風味や香りを含んだ飲料の感覚刺激性の特性を高めるために、木製の樽内で熟成され、又は一定の期間製品に木や木製チップを混入させることがよく知られている。
【0004】
タンニンは、葡萄の皮、種、茎及び/又は木製の樽、破片、チップの使用によって得られる刺激が強く、苦くて渋い、辛口の味わいのある物質であり、これはワインを熟成し、及び/又は、ワインや他のアルコール飲料に様々な異なる特徴の味覚を与える。ワインのこのようなタンニンは、年月を通じて消滅し、そして、一般に古いワインは、若いワインより、柔らかく、まろやかで、フルーティな味わいを有する。スピリッツでは、タンニンは一般的に様々な新規の及び使い古した木製の樽から得られ、様々な後味を有する完成品とするためにスピリッツは一定の期間熟成される。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
こうしたアルコール製品が市場に販売されるとき、それらは一般的に完全に熟成し、芳香を得るのに十分な期間を与えられることはない。市場に販売される前に、ワインやスピリッツがコントロールした環境の使用によって、貯蔵される。ワインがその最適な熟成に達するまで数年間製品を貯蔵するための製造メーカーの付加経費が、相当のコストとなって最終製品に加えられる。一般の公衆は、一般的にこれらが最適な状態となる前にこうした製品を消費する。
【0006】
マグネットの使用は、酸やタンニンの効果を最小限にする。それゆえ、飲料を提供する時間に、アルコール飲料を特定の方向の磁界に晒すことが所望される。
コーヒー、お茶、フルーツジュースでは、そのような磁界へ晒すと、知覚される酸の風味を減少させることができる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
ワイン、スピリッツ、その他の飲料の味覚や風味を変化させるために飲料を磁界を流すことができる磁気ディスペンサーが提供される。1つの側面として、磁気ディスペンサーは注ぎ口と磁石を含む。注ぎ口は、容器内の液体を注ぎ口の所定の通路を通って注ぎ出されるように大きさ及び形状が形成される。磁石は、磁界を発生することが可能である。液体が注ぎ出されるとき、液体は磁界を通過する。注ぎ口と磁石の位置関係は調整可能である。容器の外に液体を注ぐとき、磁界は、適切な角度で注ぎ出される液体と空気の間の界面を通り抜ける。それゆえディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味へ変化させる。
【0008】
1つの実施形態では、磁石及び注ぎ口は、互いに対して回転可能である。磁石は、空洞を有するドーナッツ型であってもよい。液体が注ぎ出されるとき、液体は磁石の空洞を通る。
【0009】
ベースマウントが磁気ディスペンサーに含まれている。磁石は、ベースマウントに固定して組み込まれている。従って、ベースマウントと注ぎ口の位置関係は、調整可能である。ベースマウントは容器の注ぎ口に取着するのに適合した端部を有する。ベースマウントは、そこに設けられた複数のしるしを有するダイヤル表面を有し、注ぎ口は、前記複数のしるしの1つを指し示すポインターが提供される。ベースマウントのダイアル表面は時計型に形成しうる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
図示するために、用語「上」、「下」、「右」、「左」、「垂直」、「水平」、「頂部」は、以下の図面で方向づけされた発明に関連して表されている。特別に逆さまに明記されたものを除いて、発明は様々なポジションを取りうると理解される。さらに、図面や以下の記述で記載された特定の器具は本発明の単純な典型例であると理解される。それ故、以下で開示した実施形態に関する特定の寸法、その他の特徴は限定するために考慮されてはならない。
【0011】
ここで図面を参照する。これは、図面全体を通じて同様の部品には同様の参照番号を表してある。図1は、ボトルと、エンドキャップを有する磁気ディスペンサーを示す。磁気ディスペンサーは、ボトルの口に取着するため調整される。エンドキャップは、磁気ディスペンサーの開口端部を覆うように調整される。
【0012】
説明目的のため、ボトルは、特定の飲料用に特殊な形態をしている。しかし、磁気ディスペンサーは、ワイン、スピリッツ、ビール、コーヒー、お茶、フルーツジュース、水その他の様々な種類の飲料の他種類の容器に対して使用されると認識される。
【0013】
図示された実施形態では、ディスペンサーは、調節可能なポインターを有する注ぎ口と、ベースマウントの肩部にスケールを有するベースマウントと、ボトルインサートを含む。好ましくは、インサートは、ゴムシールを含む。ディスペンサーは、ボトルの口に差し込まれる。好ましくは、ベースマウントは、注ぎ口に対して回転可能に設けられる。
【0014】
図2aは、図1の磁気ディスペンサーの分解図を示す。それは、ポインターを有する調整可能な注ぎ口と、ベースマウントに取着されたインサートを含む。ベースマウントは、その肩部にスケールと、組み込まれた磁石組立品を有する。図示された実施形態のスケールは、12スケールを有する時計型である。スケールは、12スケールより多かったり、又は少ない他のタイプも可能であると理解される。
【0015】
飲料を注ぐときに、飲料はディスペンサー中央の中空チューブを通って流れる。磁界の方向は、スケールのポインターの異なる位置に対応した種々の角度のチューブを通じて流れ出す液体と入ってくる空気の流れとの境界を通り抜けるように、調整可能な注ぎ口は時計方向又は半時計方向に回転可能である。
【0016】
図2bは、磁気ディスペンサーの組み込まれた磁石の斜視図を示す。図示された実施形態では、磁界をディスペンサーの12時と6時の間の位置に調整し、ボトルの口に取り付けられている。磁界は、例えば、1時と7時の間又は5時と11時の間といった他の2つの位置の間で調整できると理解される。
【0017】
図3a−3eを参照すると、ボトルから液体を注いだとき、スケール6の9時を示し、上方向に向けたポインター36を有する調整可能な注ぎ口34が示されている。磁界F2は、ボトルからの液体の流れに対して0°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体42と入ってくる空気46との界面を通り抜ける。この状態で液体を流したとき、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。注ぎ口は、注いでいる液体の流れ32の方向に応じて時計周り35又は半時計周りに回転して調整される。
【0018】
図4a−4eを参照すると、ボトルから液体を注いだとき、そのスケールの9時と12時の間に合わせ、上方向に配置したポインター36を有する調整可能な注ぎ口34が示されている。磁界F2は、ボトルの液体の流れに対して45°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体42と入ってくる空気46の間の界面を通り抜ける。この位置で液体を流したとき、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。注ぎ口は、注がれる液体の流れ32の方向に応じて時計周り35又は半時計周りに回転することができる。
【0019】
図5a−5eを参照すると、ボトルから液体を注いだとき、スケール6の12時を示し、上方向に向けたポインター36を有する調整可能な注ぎ口34が示されている。磁界F2は、ボトルの液体の流れに対して90°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体42と入ってくる空気46の間の界面を通り抜ける。この位置で液体を注ぐと、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。注ぎ口は、注がれる液体の流れ32の方向に応じて時計周り35又は半時計周りに回転することができる。
【0020】
図6a−6eを参照すると、ボトルから液体を注いだとき、そのスケールの12時と3時の間に合わせ、上方向に配置したポインター36を有する調整可能な注ぎ口34が示されている。磁界F2は、ボトルの液体の流れに対して135°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体42と入ってくる空気46の間の界面を通り抜ける。この位置で液体を注ぐと、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。注ぎ口は、注がれる液体の流れ32の方向に応じて時計周り35又は半時計周りに回転することができる。
【0021】
図7a−7eを参照すると、ボトルから液体を注いだとき、スケール6の3時を示し、上方向に向けたポインター36を有する調整可能な注ぎ口34が示されている。磁界F2は、ボトルの液体の流れに対して180°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体42と入ってくる空気46の間の界面を通り抜ける。この位置で液体を注ぐと、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。注ぎ口は、注がれる液体の流れ32の方向に応じて時計周り35又は半時計周りに回転することができる。
【0022】
図8a−8eを参照すると、ボトルから液体を注いだとき、そのスケールの3時と6時の間に合わせ、上方向に配置したポインター36を有する調整可能な注ぎ口34が示されている。磁界F2は、ボトルの液体の流れに対して225°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体42と入ってくる空気46の間の界面を通り抜ける。この位置で液体を注ぐと、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。注ぎ口は、注がれる液体の流れ32の方向に応じて時計周り35又は半時計周りに回転することができる。
【0023】
図9a−9eを参照すると、ボトルから液体を注いだとき、スケール6の6時を示し、上方向に向けたポインター36を有する調整可能な注ぎ口34が示されている。磁界F2は、ボトルの液体の流れに対して270°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体42と入ってくる空気46の間の界面を通り抜ける。この位置で液体を注ぐと、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。注ぎ口は、注がれる液体の流れ32の方向に応じて時計周り35又は半時計周りに回転することができる。
【0024】
図10a−10eを参照すると、ボトルから液体を注いだとき、そのスケールの6時と9時の間に合わせ、上方向に配置したポインター36を有する調整可能な注ぎ口34が示されている。磁界F2は、ボトルの液体の流れに対して315°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体42と入ってくる空気46の間の界面を通り抜ける。この位置で液体を注ぐと、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。注ぎ口は、注がれる液体の流れ32の方向に応じて時計周り35又は半時計周りに回転することができる。
【0025】
調整可能な注ぎ口34のポインター36は図3−10に示されるダイアルの特定の位置のみ示すが、ポインター36は飲料の最初の風味を異なる風味に変化させるためにダイアルのどのような位置に向けることも可能であると理解される。
【0026】
図11a及び12aは、調整可能な注ぎ口を有する磁気ディスペンサーの他の実施形態の正面図である。注ぎ口は、注がれる液体の流れ62の方向に応じて時計周り35又は半時計周りに回転することができる。ディスペンサー70のベースマウントは1つ又はそれ以上の磁石が取り付けられている。
【0027】
図11b及び図12bは、それぞれ、図11a及び12aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。図示した実施形態では、磁界F4、F5は、ボトルから液体を注ぐとき、ある角度で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体72と入り込む空気74の間の界面を通じて通り抜ける。追加の磁石80は、ディスペンサーのベースマウントに取り付けられている。
【0028】
図13aは、ディスペンサーの内側の構造を示す図3aの磁気ディスペンサーの正面断面図である。図13bは、図13aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。図14aは、ディスペンサーの内側の構造を示す図11aの磁気ディスペンサーの正面断面図である。図14bは、図14aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。図13a及び14aのディスペンサーはそれぞれキャップを含む。
【0029】
図15は、他の実施形態に従ったボトルと固定された注ぎ口を有する磁気ディスペンサーである。本実施形態では、磁界F37は、ディスペンサーの12時と6時の間に調整され、ボトルの口の挿入される。磁界F37は、例えば1時と7時又は5時と11時の間といった他の2つの位置の間に調整することもできる。図示された実施形態のスケールは、12スケールを有する時計型である。スケールは、12スケールよりも多く又は少ない他の型にすることもできると理解される。
【0030】
図16a−16eを参照すると、ボトルから液体を注いでいるとき、固定された注ぎ口254の9時のポイントが上方向に示されている。磁界F2は、ボトルの液体の流れに対して0°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体262と入ってくる空気266の間の界面を通り抜ける。この位置で液体を注ぐと、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。
【0031】
図17a−17eを参照すると、ボトルから液体を注いでいるとき、固定された注ぎ口254の9時及び12時の中央のポイントが上方向に示されている。磁界F2は、ボトルの液体の流れに対して45°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体262と入ってくる空気266の間の界面を通り抜ける。この位置で液体を注ぐと、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。
【0032】
図18a−18eを参照すると、ボトルから液体を注いでいるとき、固定された注ぎ口254の12時のポイントが上方向に示されている。磁界F2は、ボトルの液体の流れに対して90°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体262と入ってくる空気266の間の界面を通り抜ける。この位置で液体を注ぐと、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。
【0033】
図19a−19eを参照すると、ボトルから液体を注いでいるとき、固定された注ぎ口254の12時及び3時の中央のポイントが上方向に示されている。磁界F2は、ボトルの液体の流れに対して135°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体262と入ってくる空気266の間の界面を通り抜ける。この位置で液体を注ぐと、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。
【0034】
図20a−20eを参照すると、ボトルから液体を注いでいるとき、固定された注ぎ口254の3時のポイントが上方向に示されている。磁界F2は、ボトルの液体の流れに対して180°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体262と入ってくる空気266の間の界面を通り抜ける。この位置で液体を注ぐと、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。
【0035】
図21a−21eを参照すると、ボトルから液体を注いでいるとき、固定された注ぎ口254の3時及び6時の中央のポイントが上方向に示されている。磁界F2は、ボトルの液体の流れに対して225°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体262と入ってくる空気266の間の界面を通り抜ける。この位置で液体を注ぐと、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。
【0036】
図22a−22eを参照すると、ボトルから液体を注いでいるとき、固定された注ぎ口254の6時のポイントが上方向に示されている。磁界F2は、ボトルの液体の流れに対して270°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体262と入ってくる空気266の間の界面を通り抜ける。この位置で液体を注ぐと、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。
【0037】
図23a−23eを参照すると、ボトルから液体を注いでいるとき、固定された注ぎ口254の6時及び9時の中央のポイントが上方向に示されている。磁界F2は、ボトルの液体の流れに対して315°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体262と入ってくる空気266の間の界面を通り抜ける。この位置で液体を注ぐと、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。
【0038】
図24は、注いでいるとき上方向を指している異なるスケールの表示を有するボトルで回転している磁界の方向を示す。磁気ディスペンサーは注ぐ方向に対して上方向に差している表示に相当する測定値に対して、それぞれの角度で流れ出す液体270と入り込む空気274の界面を通り抜ける。図16−23は、ボトルから液体が注ぎ出されるとき、固定された注ぎ口254の8つの位置を示すが、固定された注ぎ口254は、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させる液体を注ぐどのような位置をとることができる。
【0039】
図25aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図を示す。磁気ディスペンサー102は、一般的に参照番号110によって全体が示された全体的にチューブ状の本体を含む。チューブ状本体又は管110は、開口又はチャンバー108を通る流れと中央の縦方向軸Xによって画定される。チューブ状本体110は、上方部106と下方部128を有する。チューブ状本体110の上方部106は、傾斜した端部104を有する。
【0040】
チューブ状本体110の下方部128は、ボトルの口に挿入されるのに適合したボトルインサート126で画定される。ボトルインサート126がここに挿入されるとき、一般的な円筒型シール120は、ボトルの口と摩擦によって係合できるようにボトルインサート126の外周に取り付けられる。ボトルインサート126をボトルの口に挿入し、ボトルを閉じるのを容易にするために、シール120の外周表面は、ボトルインサート126の底端部に向かってわずかにテーパーがある。好ましくは、シール120は、ゴム又は他の適切な素材によって作成される。
【0041】
参照番号118で全体を特定されている仕切、好ましくは環状の仕切が、下方部126の近傍のチューブ状本体110の外周に提供される。本実施形態によれば、仕切118は、ボトルインサート126の近傍及び上方に配置される。仕切118は、肩部144と裾部126を有する。肩部114及び裾部122は共に、以下に詳細に記載される磁石を受け入れるための空洞又は凹み124で画定される。
【0042】
チューブ状本体110及び仕切180はプラスチック、アルミニウム、銅、その他の適当な素材のような非磁気シールド材料で作成される。
【0043】
他の実施形態によれば、磁石組立品は、少なくとも1つの磁石、すなわち第1磁石112を含む。第2の磁石116及び追加の複数の磁石130を追加できる。2つの磁石112、116のそれぞれは、図25bに描かれているように双極子リング磁石(dipole ring magnet)の形態である。2つの双極子リング磁石112、116は同じ大きさである。2つの双極子リング磁石112、116は、環状の凹部124にはめ込まれ固定される。2つの双極子リング磁石112、116は、図25aで最適例が示されるように、第1磁石の北磁極が第2磁石の南磁極と直接に向かい合うように、かつ、第1磁石112の南磁極が第2磁石116の北磁極と直接に向かい合うような方法で他の頂部に配置される。
2つの双極子リング磁石112、116は、このような方法で偏極され、配置されるとき、2つの磁石112、116は、よく知られているようにそれら磁石の引きつける力で一緒に保持される。
【0044】
図示された実施形態では、2つの双極子リング磁石112、116は環状凹部124に組み込まれるとき、2つのリング磁石112、116の内側の筒型表面は磁気ディスペンサーの内側の筒型表面と実質的に同一表面となる。
【0045】
2つのリング磁石112、116の外側の筒型表面は、環状の仕切118の内側の筒型表面に対して隣接してもよい。頂部のリング磁石112の頂部表面は、環状肩部114の底部表面に隣接してもよい。底部リング磁石116の底部表面はボトルインサート126の頂端部に対して隣接している。
【0046】
2つの双極子リング磁石112、116は、磁気ディスペンサーの開口108を通る流れに広がる磁界を発生する。ディスペンサー内の磁界の方向は、図25aに描かれているように、波形の水平な磁束通路又は磁力線F9によって通常通りに表現されている。
【0047】
磁気ディスペンサー内の2つの双極子リング磁石112、116が示されているが、リング磁石の数や大きさは所望によって磁界を強めるために増加させてもよい。
【0048】
図26a、26bは、磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は少なくとも2つの磁石を含む。すなわち第1磁石115及び第2磁石117である。第3の磁石又はそれ以上の磁石が追加されてもよい。それぞれの2つの磁石115、117は、多極リング磁石の形態をとる。2つの多極リング磁石115、117は、第1磁石115の2つの北磁極がそれぞれ第2磁石117の2つの南磁極と直接に向かい合い、第1磁石115の2つの南磁極はそれぞれ第2の磁石117の2つの北磁極と直接に向かい合うような方法で他の頂部に配置される。
【0049】
2つの多極リング磁石115、117は環状凹部124にはめ込まれていて、2つのリング磁石115、117の内側の筒型表面は、磁気ディスペンサーの筒型表面と実質的に同一表面である。
【0050】
2つの多極リング磁石115、117は、磁気ディスペンサーの開口108を通じる流れに広がる磁界に伝わる。ディスペンサー内の磁界の方向は、図26aに描かれるように、磁力線F10によって示される。
【0051】
図27a、27bは、磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は少なくとも2つの磁石を含む、すなわち、第1磁石132と第2磁石134である。第3の磁石139又はそれ以上の磁石が付加されてもよい。
【0052】
図28a、28bは磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は、少なくとも2つの磁石を含む、すなわち第1磁石136及び第2磁石138である。第3の磁石140又はそれ以上の磁石が付加されてもよい。
【0053】
図29a、29bは、磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は、少なくとも2つの磁石を含む、すなわち、第1磁石142及び第2磁石144である。第3の磁石146又はそれ以上の磁石は付加されてもよい。第1磁石142は、内側の南磁極と同心外側の北磁極の放射状の両極性を有する。第2の磁石144は内側の北磁極と同心外側の南磁極と放射状の両極性を有する。
【0054】
使用において、図29aに示すように、第1リング磁石142は、第1磁石142の外側の北磁極が直接に第2の磁石144の外側の南磁極と直接に向かい合い、第1磁石142の内側の南磁極が第2磁石144の内側の北磁極と直接に向かい合うような方法で第2磁石144の頂部に配置される。
【0055】
2つのリング磁石142、144は環状の凹部124内にはめ込まれ、2つのリング磁石142、144の内側の筒型表面が磁気ディスペンサーの内側筒型表面と実質的に同一表面とされる。
【0056】
2つのリング磁石142、144は、磁気ディスペンサーの開口108を通じる流れに広がる磁界を発生する。図29aに描かれるように、波状の磁力線F17は磁気ディスペンサー内の磁界の方向を表す。
【0057】
図30a、30bは、磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は少なくとも2つの磁石を含む、すなわち、第1磁石144と第2磁石142である。第3の磁石148又はそれ以上の磁石が付加されてもよい。図29a、29b内の磁石144と同じである第1磁石144は、内側の北磁極及び外側の南磁極とで放射状の両極性を有する。図29a、29b内の磁石142と同じである第2磁石144は、内側の南磁極及び外側の北磁極とで放射状の両極性を有する。
【0058】
第1リング磁石144は、図30aに最適例が示されるように、第1磁石144の内側の北磁極が第2磁石142の内側の南磁極と直接に向かい合い、第1の磁石144の外側の南磁極は第2の磁石142の外側の北磁極と直接に向かい合う。
【0059】
2つのリング磁石144、142は、環状の凹部124にはめ込まれるとき、2つのリング磁石144、142の内側の筒状の表面は磁気ディスペンサーの内側の筒型表面と実質的に同一表面である。
【0060】
2つのリング磁石144、142は磁気ディスペンサーの開口108を通じる流れに広がる磁界を発生させる。ディスペンサー内の磁界の方向は図30aに描かれるように、磁力性F28によって図示される。
【0061】
図31a、31bは、磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は少なくとも2つの磁石を含む、すなわち、第1磁石150と第2磁石152である。第1磁石150は上方の北磁極及び下方の南磁極を有する矩形の双極子磁石の形態である。同様の大きさを有する第1及び第2磁石150、152は、図31aに最適例が示されるように、第1磁石150の上方の北磁極が第2磁石152の上方の南磁極と向かい合い、第1磁石150の下方の南磁極が第2磁石152の下方の北磁極と向かい合うような方法で環状凹部124内の他のものと向かい合いそれに配置される。2つの向かい合う磁石150、152の間の距離は磁気ディスペンサーの開口108を通る流れの直径と等しい。
【0062】
2つの矩形の磁石150、152は、磁気ディスペンサーの開口108を通じる流れに広がる磁界を発生させる。波状で水平の磁力線F29は、図31aに描かれるように、磁気ディスペンサー内の磁界の方向を表す。
【0063】
図32a、32bは、磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は少なくとも2つの磁石を含む、すなわち、第1磁石154と第2磁石156である。第1磁石154は、内側の北磁極と外側の南磁極を有する矩形の双極子磁石の形態である。第2磁石156は、内側の南磁極と外側の北磁極の形態である。
【0064】
第1及び第2のマグネット154、156は、図32aに最適例が示されるように、第1磁石154の内側の北磁極が第2磁石156の内側の南磁極と向かい合うような方法で環状凹部124内の他に向かい合うそれに配置される。
【0065】
2つの磁石154、156は磁気ディスペンサーの開口108を通じる流れに広がる磁界を発生させる。磁気ディスペンサー内の磁界の方向は水平方向のみであり、図32aに描かれるように磁力性F20によって表現される。
【0066】
図33a、33bは磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は、管の内側の空洞に面する南磁極を有する2つの筒状の双極子磁石170と、管の内側の空洞に面する北磁極を有する筒状の双極子磁石171を含む。3つの双極子磁石170、171は全体的に120°の等しい間隔あけた管の内側の筒状壁172の外周周辺に配置される。
【0067】
筒型磁石組立品170、171は凹部124に組み込まれるとき、管の内側の筒型壁172は磁気ディスペンサーの内側の筒型表面と実質的に同一表面である。
筒型磁石170、171は磁気ディスペンサーの開口108を通じる流れに広がる磁界を発生する。図33aで描かれるように複数の波形の磁力線F23は磁気ディスペンサー内の磁界の方向を表す。
【0068】
図34a、34bは磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は、管の内側空洞に面する北磁極を有する2つの筒型双極子磁石174と管の内側空洞に面する南磁極を有する筒型双極子磁石175を含む。3つの双極子磁石174、175は全体に120°の間隔で等しく間隔を置いた管の内側の筒型壁176の外周周辺に配置される。
【0069】
筒型磁石組立品174、175が環状の凹部124内に組み込まれるとき、管の内側の筒型壁176は磁気ディスペンサーの内側の筒型表面と実質的に同一表面である。
【0070】
筒型磁石174、175は磁気ディスペンサーの開口108を通じた流れに広がる磁界を発生する。図34aに描かれるように複数の波状の磁力線F24は、磁気ディスペンサー内の磁界の方向を表す。それぞれの筒型磁石170、171,174、175が120°の等しい間隔を開けて配置される23番目及び24番目の実施形態で記述されているが、それぞれの筒型磁石170、171、174、175は磁石のいかなる適切な数が供給されてもよいと理解される。例えば、筒型磁石170、171又は174、175は180°の等しい間隔で配置された2つの周囲に間隔を開けた磁石を提供してもよいし、筒型磁石170、171又は174、175は90°の等しい間隔を開けて配置された4つの周囲に間隔をあけた磁石で提供してもよい。
【0071】
図35a、35bは、磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示してもよい。この実施形態によれば、磁石組立品は、半筒状の双極子磁石180の形態や上方半分に南磁極及び下方半部に北磁極を有する半円形断面部分の形態であってもよい。
【0072】
半筒型磁石180の半筒型表面182は、磁気ディスペンサーの内側筒状表面に対して近傍に形成したり付属させてもよい。本発明によれば、磁石180の上方半分が環状仕切124に近接され、磁石180の下方半分がボトルインサート126に近接されるような方法で環状の仕切118の長さ全体に沿って、及びボトルインサート126の全体の長さに沿って延びる。図35aに描かれるように磁力線F25は、磁気ディスペンサー内の磁界の方向を意味する。
【0073】
図36a、36bは磁化ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によると、北磁極が上方半分に配置され、南磁極が下方半分に配置されるように、磁石組立品は図35aおよび図35bの同一の半筒型柱状双極子磁石180であるが、逆さまである。同様に、半筒型磁石180の半筒型表面182は磁気ディスペンサーの内側の筒型表面に対して近接しておよび付属されている。磁化ディスペンサー内の磁界の方向は、図36aに描かれるように、磁力線F26によって示される。
【0074】
図37a、37bは、磁化ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によると、磁石組立品は半筒型柱状多極磁石190の形態である。多極磁石190はS−N−Sの交互の両極性構造を有する。すなわち、磁石の反対端の南磁極および2つの南磁極間の北磁極である。磁石190の磁極の総数は、3,5等の奇数が可能であると思われる。
【0075】
半筒型磁石190の半筒状表面192は磁気ディスペンサー内側筒型表面に対して近接しておよび付属されている。図37aに描かれてるように、磁力線F27は磁気ディスペンサー内の磁界の方向を表す。
【0076】
図38a、38Bは、磁化ディスペンサーの磁石の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は半筒型柱状の多極磁石190の形態である。多極磁石190はN−S−Nの交互の両極性磁石構造を有する。すなわち、磁石の反対端部の北磁極及び2つの北磁極の間の南磁極である。磁石190の磁極の総数は、3,5等の奇数である。
【0077】
同様に、半筒型磁石190の半筒型表面192はディスペンサーの内側の筒型表面に対して近接し、付属されている。磁石ディスペンサー内の磁界の方向は、図38aに描かれているように磁力線F28によって表されている。
【0078】
図39a、39Bは磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は、頂部から底部へ数えられるように交互の両極性構造S−N−S−N5を有する半筒型柱状多極磁石200の形態である。磁石200の磁極の総数は、4、6等の偶数である。
【0079】
半筒型磁石200の半筒型表面は、磁石ディスペンサーの内側の筒型表面に対して近接し、付属されている。図39aに描かれるように、磁力線F29は、磁気ディスペンサー内の磁界の方向を表す。
【0080】
図40a、40bは、磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は図39a、39bに図示されるように同様の半筒型柱状多極磁石200であるが、頂部から底部へ数えられるように交互の多極構造N−S−N−Sと反対にされている。再度述べると、磁石200の磁極の総数は偶数である。
【0081】
同様に半筒型磁石200の半筒型表面202はディスペンサーの内側の筒型表面に対して近接され、付属される。磁気ディスペンサー内の磁界の方向は、図40aに描かれるように、磁力線F30によって表される。
【0082】
図41a、41bは、磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は上方半分に南磁極及び下方半分に北磁極を有する矩形又は棒型の磁極210の形態である。
【0083】
磁石210は、その中央の磁気ディスペンサーの開口108を通じる流れに沿って広がる。図41aに描かれるように、磁力線F31は磁気ディスペンサー内の磁界の方向を意味する。
【0084】
図42a、42bは、磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は図41a、41bに示されるように同じ矩形又は棒状の磁石210であるが、上方半分で北磁極及び下方半分で南磁極と反対におかれている。
【0085】
再度述べると、磁石210は、その中央の磁気ディスペンサーの開口108を通じた流れに沿って広がる。磁気ディスペンサー内の磁界の方向は磁力線F32によって従来通り表される。
【0086】
図43a、43bは磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は、そこの反対端部の南磁極と2つの南磁極の間の北磁極を有する矩形又は棒状の多極磁石220の形態である。磁極配列は、S−N−Sである。磁石220の磁極の総数は、3,5等の奇数である。
【0087】
磁石220は、その中央の磁気ディスペンサーの開口108を通る流れに沿って広がる。図43aに描かれるように、磁力線F33は、磁気ディスペンサー内の磁界の方向を表す。
【0088】
図44a、44bは磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は、その反対端の北磁極及び2つの北磁極間の南磁極を有する矩形又は棒状の多極磁石222である。磁極配列はN−S−Nである。磁石222の磁極の総数は、奇数である。
【0089】
磁石222は、その中央の磁気ディスペンサーの開口108を通じる流れに沿って広がる。磁気ディスペンサー内の磁界の方向は磁力線F34によって表される。
【0090】
図45a、45bは磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は、頂部から底部に数えられるように、磁極配列N−S−N−Sを有する矩形又は棒状の多極磁石230である。磁石230の磁極の総数は、4,6等の偶数である。
【0091】
磁石230は図45a内に図示されたように磁気ディスペンサーの開口108を通じる流れに沿って広がる。磁力線F35は磁気ディスペンサー内の磁界の方向を表す。
【0092】
図46a、46bは磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によると、磁石組立品は図45a、45bに示されるような同様な矩形又は棒状の多極磁石230であるが、頂部から底部に数えられるように磁極配列S−N−S−Nと逆さまにされている。再度述べると、磁石230の磁極総数は、偶数である。
【0093】
磁石230は図46aに図示されるように磁気ディスペンサーの開口108を通じる流れ内に配置される。磁気ディスペンサー内の磁界の方向は、従来通り、磁力線F36によって表される。
【0094】
図47,48,49は、磁気ディスペンサーの異なる実施形態である。
【0095】
図47の実施形態によれば、磁気ディスペンサー306は、開口302を通じる流れを定義するチューブ状部材306を含む。チューブ状部材306は、上方部280及び下方部290を有する。チューブ状部材306の下方部290はボトル250の口249に挿入されるのに適合するボトルインサートを画定する。ボトルインサート292が挿入されるとき、全体的に筒型シール294はボトル250の口249に摩擦で係合するためにボトルインサート292の外周に付属される。シール294の外周は、ボトル250の口249へのボトルインサート292の挿入を容易にするためにボトルインサート292の低端部に向かってわずかにテーパーがある。好ましくは、シール294はゴム又は他の適切な材料で作成される。参照番号284によって全体を指示されるキャップ形状の部材は、その上方部材のチューブ状部材306に提供される。本発明の実施形態によれば、キャップ型部材284はボトルインサート292に近接して又は上方に配置される。キャップ型部材は肩部300、裾部286及び支持部288を含む。肩部300、裾部286及び支持部288は磁極リング磁石112,116をそこで受容するために空間282を画定する。支持部材288はリング磁石112、116を支持するのに適合される。
【0096】
磁気ディスペンサー246は磁極リング磁石112、116が供給されることが示されているが、磁気ディスペンサー246はここで前に記述した他の磁石組立品が供給されてもよい。
【0097】
図48の実施形態によると、磁気ディスペンサーは334は開口328を通じる流れを定義するチューブ状部材330を含む。チューブ状部材330は、上方部310及び下方部318を有する。チューブ状部材330の下方部318はボトル250の口249に挿入されるのに適合されたボトルインサートを画定する。全体的に筒型シール322は、ボトルインサート320がそこに挿入されるとき、ボトル250の口249と摩擦で係合するためにボトルインサート320の外周に付属される。シール322の外周は、ボトルインサート320をボトル250の口249内に挿入するのを容易にするためにボトルインサート320の底部の方へわずかにテーパーがかけられている。好ましくは、シール322はゴム又は他の適切な材料で作成される。
【0098】
参照番号314によって全体を指示された密封仕切は、その上方部分310のチューブ状部材330に提供される。本実施形態によれば、密閉仕切314は、ボトルインサート320に近接かつ上方に配置される。密閉仕切314は、リング磁石112、116をそこに収容するための空間312を画定する。リング磁石112、116は密閉仕切314に配置される。図47のフランジ304で示されるフランジ332は、磁気ディスペンサー334に提供される。
【0099】
磁気ディスペンサー334は双極子リング磁石112、116が提供されるように示されているが、磁気ディスペンサー334は、上述した他の磁石組立品が提供されてもよい。
【0100】
図49の実施形態よれば、磁気ディスペンサー362は開口356を通じた流れを定義するチューブ状部材358を含む。チューブ状部材358は上方部340及び下方部346を有する。チューブ状部材358の下方部はボトル250の口249に挿入されるように適合されたボトルインサート348を画定する。全体的に筒型シール350はボトルインサート348が挿入されるとき、ボトル250の口249に摩擦で係合するためにボトルインサート348の外周に付属される。シール350の外周は、ボトル250の口249にボトルインサート348の挿入を容易にするためにボトルインサート348の底部に向けてわずかにテーパーがある。好ましくはシール350はゴムや他の適切な素材で作成される。
【0101】
参照番号344で全体を示される密閉仕切は、その上方部340のチューブ状部材358に提供される。本実施形態によれば、密閉仕切344はボトルインサート348の近傍及び上方に配置される。密閉仕切344は、リング磁石112、116を収容するために空間342を画定する。
【0102】
図示された実施形態によれば、チューブ状部材358の上方部分340は仕切340から上方向に突出している。傾斜した開口端部360は、チューブ状部材358の上方端部に提供される。
【0103】
磁気ディスペンサー362は、双極子リング磁石112,116が提供されるように示されているが、磁気ディスペンサー362は、上述の他の磁石組立品が提供されてもよい。
【0104】
本発明は、多数の好適な実施形態を特に参照して示され、記述されているが、他の様々な変形や変更が本発明を逸脱しない範囲でなされることに注意すべきである。
【図面の簡単な説明】
【0105】
【図1】図1は、ボトルと調節可能な注ぎ口を有する磁気ディスペンサーの実施形態の図である。
【図2a】図2aは、図1の磁気ディスペンサーの分解図である。
【図2b】図2bは、図2aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。
【図3a】図3aは、ボトルから液体を注いだとき、そのスケールの9時に合わせ、上方向に配置したポインターを有する図2aの磁気ディスペンサーの図である。
【図3b】図3bは、図3aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。
【図3c】図3cは、液体が注ぎ出されている状態を示す図3aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図3d】図3dは、図3bの磁石の平面図である。
【図3e】図3eは、注ぎ出されるときの液体のレベルを示す図3bのマグネットの正面図である。
【図4a】図4aは、ボトルから液体を注いだとき、そのスケールの9時及び12時の間に合わせ、上方向に配置したポインターを有する図2aの磁気ディスペンサーの図である。
【図4b】図4bは、図4aの磁気ディスペンサー内の磁石の斜視図である。
【図4c】図4cは、液体が注ぎ出されている状態を示す図4aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図4d】図4dは、図4bの磁石の平面図である。
【図4e】図4eは、注ぎ出されるときの液体レベルを示す図4bの磁石の平面図である。
【図5a】図5aは、ボトルから液体を注いだとき、そのスケールの12時に合わせ、上方向に配置した図2aの磁気ディスペンサーの図である。
【図5b】図5bは、図5aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。
【図5c】図5cは、液体が注ぎ出されている状態を示す図5aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図5d】図5dは、図5bの磁石の平面図である。
【図5e】図5eは、注ぎ出されている液体のレベルを示す図5bの磁石の平面図である。
【図6a】図6aは、ボトルから液体を注いだとき、そのスケールの12時及び3時の間に合わせ、上方向に配置したポインターを有する図2aの磁気ディスペンサーの図である。
【図6b】図6bは、図4aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。
【図6c】図6cは、液体が注ぎ出されている状態を示す図5aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図6d】図6dは、図6bの磁石の平面図である。
【図6e】図6eは、注ぎ出されている液体のレベルを示す図6bの磁石の平面図である。
【図7a】図7aは、ボトルから液体を注いだとき、そのスケールの3時に合わせ、上方向に配置したポインターを有する図2aの磁気ディスペンサーの図である。
【図7b】図7bは、図7aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。
【図7c】図7cは、液体が注ぎ出されている状態を示す図7aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図7d】図7dは、図7bの磁石の平面図である。
【図7e】図7eは、注ぎ出されている液体のレベルを示す図7bの磁石の平面図である。
【図8a】図8aは、ボトルから液体を注いだとき、そのスケールの3時及び6時の間に合わせ、上方向に配置したポインターを有する図2aの磁気ディスペンサーの図である。
【図8b】図8bは、図8aの磁気ディスペンサー内の磁石の斜視図である。
【図8c】図8cは、液体が注ぎ出されている状態を示す図8aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図8d】図8dは、図8bの磁石の平面図である。
【図8e】図8eは、液体が注ぎ出されている状態を示す図8bの磁気ディスペンサーの断面図である
【図9a】図9aは、ボトルから液体を注いだとき、そのスケールの6時に合わせ、上方向に配置したポインターを有する図2aの磁気ディスペンサーの図である。
【図9b】図9bは、図9aの磁気ディスペンサー内の磁石の斜視図である。
【図9c】図9cは、液体が注ぎ出されている状態を示す図9aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図9d】図9dは、図9bの磁石の平面図である。
【図9e】図9eは、注ぎ出されている液体のレベルを示す図9bの磁石の平面図である。
【図10a】図10aは、ボトルから液体を注いだとき、そのスケールの6時と9時の間に合わせ、上方向に配置したポインターを有する図2aの磁気ディスペンサーの図である。
【図10b】図10bは、図10aの磁気ディスペンサー内の磁石の斜視図である。
【図10c】図10cは、液体が注ぎ出されている状態を示す図10aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図10d】図10dは、図10bの磁石の平面図である。
【図10e】図10eは、注ぎ出されている液体のレベルを示す図10bの磁石の平面図である。
【図11a】図11aは、調節可能な注ぎ口を有する磁気ディスペンサーの別の実施形態の図である。
【図11b】図11bは、図11aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。
【図12a】図12aは、そのスケールの12時に合わせたポインターを有する図11aの磁気ディスペンサーの図である。
【図12b】図12bは、図12bの磁気ディスペンサー内の磁石の斜視図である。
【図13a】図13aは、図3aの磁気ディスペンサーの正面断面図である。
【図13b】図13bは、図13aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。
【図14a】図14aは、図11aの磁気ディスペンサーの正面断面図である。
【図14b】図14bは、図14aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。
【図15】図15は、ボトルと、固定された注ぎ口を有する磁気ディスペンサーの別の実施形態の図である。
【図16a】図16aは、ボトルから液体を注いだとき、スケールの9時を上方向に配置された図15の磁気ディスペンサーの図である。
【図16b】図16bは、図16aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。
【図16c】図16cは、液体が注ぎ出されている状態を示す図16aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図16d】図16dは、図16bの磁石の平面図である。
【図16e】図16eは、注ぎ出されている液体のレベルを示す図16bの磁石の平面図である。
【図17a】図17aは、ボトルから液体を注いだとき、上方向に配置された9時及び12時の間のスケールのポイントを有する図15の磁気ディスペンサーの図である。
【図17b】図17aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。
【図17c】図17cは、液体が注ぎ出されている状態を示す図17aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図17d】図17dは、図17bの磁石の平面図である。
【図17e】図17eは、注ぎ出されているときの液体のレベルを示す17bの磁石の平面図である。
【図18a】図18aは、ボトルから液体を注いだとき、スケールの12時が上方向に配置された図15の磁気ディスペンサーの図である。
【図18b】図18bは、図18aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。
【図18c】図18cは、液体が注ぎ出されている状態を示す図18aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図18d】図18dは、図18bの磁石の平面図である。
【図18e】図18eは、液体を注ぎ出されるときの液体のレベルを示す図18bの磁石の平面図である。
【図19a】図19aは、ボトルから液体を注いだとき、スケールの12時及び3時の間にスケールのポイントが上方向に配置された図15の磁気ディスペンサーの図である。
【図19b】図19bは、図19aの磁気ディスペンサーのマグネットの斜視図である。
【図19c】図19cは、液体が注ぎ出されている状態を示す図19aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図19d】図19dは、図19bの磁石の平面図である。
【技術分野】
【0001】
本出願は、2004年11月1日に出願された米国仮出願番号60/623,225号の優先権を主張し、参照によってここに組み込まれる。
【0002】
本発明は、磁気器具に関する。特に、本発明は、ワイン、スピリッツ、又は飲料のボトル、ビン等の容器のための磁気ディスペンサーに関する。
【背景技術】
【0003】
多くのアルコール飲料は、木の特質によって風味や香りを含んだ飲料の感覚刺激性の特性を高めるために、木製の樽内で熟成され、又は一定の期間製品に木や木製チップを混入させることがよく知られている。
【0004】
タンニンは、葡萄の皮、種、茎及び/又は木製の樽、破片、チップの使用によって得られる刺激が強く、苦くて渋い、辛口の味わいのある物質であり、これはワインを熟成し、及び/又は、ワインや他のアルコール飲料に様々な異なる特徴の味覚を与える。ワインのこのようなタンニンは、年月を通じて消滅し、そして、一般に古いワインは、若いワインより、柔らかく、まろやかで、フルーティな味わいを有する。スピリッツでは、タンニンは一般的に様々な新規の及び使い古した木製の樽から得られ、様々な後味を有する完成品とするためにスピリッツは一定の期間熟成される。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
こうしたアルコール製品が市場に販売されるとき、それらは一般的に完全に熟成し、芳香を得るのに十分な期間を与えられることはない。市場に販売される前に、ワインやスピリッツがコントロールした環境の使用によって、貯蔵される。ワインがその最適な熟成に達するまで数年間製品を貯蔵するための製造メーカーの付加経費が、相当のコストとなって最終製品に加えられる。一般の公衆は、一般的にこれらが最適な状態となる前にこうした製品を消費する。
【0006】
マグネットの使用は、酸やタンニンの効果を最小限にする。それゆえ、飲料を提供する時間に、アルコール飲料を特定の方向の磁界に晒すことが所望される。
コーヒー、お茶、フルーツジュースでは、そのような磁界へ晒すと、知覚される酸の風味を減少させることができる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
ワイン、スピリッツ、その他の飲料の味覚や風味を変化させるために飲料を磁界を流すことができる磁気ディスペンサーが提供される。1つの側面として、磁気ディスペンサーは注ぎ口と磁石を含む。注ぎ口は、容器内の液体を注ぎ口の所定の通路を通って注ぎ出されるように大きさ及び形状が形成される。磁石は、磁界を発生することが可能である。液体が注ぎ出されるとき、液体は磁界を通過する。注ぎ口と磁石の位置関係は調整可能である。容器の外に液体を注ぐとき、磁界は、適切な角度で注ぎ出される液体と空気の間の界面を通り抜ける。それゆえディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味へ変化させる。
【0008】
1つの実施形態では、磁石及び注ぎ口は、互いに対して回転可能である。磁石は、空洞を有するドーナッツ型であってもよい。液体が注ぎ出されるとき、液体は磁石の空洞を通る。
【0009】
ベースマウントが磁気ディスペンサーに含まれている。磁石は、ベースマウントに固定して組み込まれている。従って、ベースマウントと注ぎ口の位置関係は、調整可能である。ベースマウントは容器の注ぎ口に取着するのに適合した端部を有する。ベースマウントは、そこに設けられた複数のしるしを有するダイヤル表面を有し、注ぎ口は、前記複数のしるしの1つを指し示すポインターが提供される。ベースマウントのダイアル表面は時計型に形成しうる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
図示するために、用語「上」、「下」、「右」、「左」、「垂直」、「水平」、「頂部」は、以下の図面で方向づけされた発明に関連して表されている。特別に逆さまに明記されたものを除いて、発明は様々なポジションを取りうると理解される。さらに、図面や以下の記述で記載された特定の器具は本発明の単純な典型例であると理解される。それ故、以下で開示した実施形態に関する特定の寸法、その他の特徴は限定するために考慮されてはならない。
【0011】
ここで図面を参照する。これは、図面全体を通じて同様の部品には同様の参照番号を表してある。図1は、ボトルと、エンドキャップを有する磁気ディスペンサーを示す。磁気ディスペンサーは、ボトルの口に取着するため調整される。エンドキャップは、磁気ディスペンサーの開口端部を覆うように調整される。
【0012】
説明目的のため、ボトルは、特定の飲料用に特殊な形態をしている。しかし、磁気ディスペンサーは、ワイン、スピリッツ、ビール、コーヒー、お茶、フルーツジュース、水その他の様々な種類の飲料の他種類の容器に対して使用されると認識される。
【0013】
図示された実施形態では、ディスペンサーは、調節可能なポインターを有する注ぎ口と、ベースマウントの肩部にスケールを有するベースマウントと、ボトルインサートを含む。好ましくは、インサートは、ゴムシールを含む。ディスペンサーは、ボトルの口に差し込まれる。好ましくは、ベースマウントは、注ぎ口に対して回転可能に設けられる。
【0014】
図2aは、図1の磁気ディスペンサーの分解図を示す。それは、ポインターを有する調整可能な注ぎ口と、ベースマウントに取着されたインサートを含む。ベースマウントは、その肩部にスケールと、組み込まれた磁石組立品を有する。図示された実施形態のスケールは、12スケールを有する時計型である。スケールは、12スケールより多かったり、又は少ない他のタイプも可能であると理解される。
【0015】
飲料を注ぐときに、飲料はディスペンサー中央の中空チューブを通って流れる。磁界の方向は、スケールのポインターの異なる位置に対応した種々の角度のチューブを通じて流れ出す液体と入ってくる空気の流れとの境界を通り抜けるように、調整可能な注ぎ口は時計方向又は半時計方向に回転可能である。
【0016】
図2bは、磁気ディスペンサーの組み込まれた磁石の斜視図を示す。図示された実施形態では、磁界をディスペンサーの12時と6時の間の位置に調整し、ボトルの口に取り付けられている。磁界は、例えば、1時と7時の間又は5時と11時の間といった他の2つの位置の間で調整できると理解される。
【0017】
図3a−3eを参照すると、ボトルから液体を注いだとき、スケール6の9時を示し、上方向に向けたポインター36を有する調整可能な注ぎ口34が示されている。磁界F2は、ボトルからの液体の流れに対して0°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体42と入ってくる空気46との界面を通り抜ける。この状態で液体を流したとき、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。注ぎ口は、注いでいる液体の流れ32の方向に応じて時計周り35又は半時計周りに回転して調整される。
【0018】
図4a−4eを参照すると、ボトルから液体を注いだとき、そのスケールの9時と12時の間に合わせ、上方向に配置したポインター36を有する調整可能な注ぎ口34が示されている。磁界F2は、ボトルの液体の流れに対して45°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体42と入ってくる空気46の間の界面を通り抜ける。この位置で液体を流したとき、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。注ぎ口は、注がれる液体の流れ32の方向に応じて時計周り35又は半時計周りに回転することができる。
【0019】
図5a−5eを参照すると、ボトルから液体を注いだとき、スケール6の12時を示し、上方向に向けたポインター36を有する調整可能な注ぎ口34が示されている。磁界F2は、ボトルの液体の流れに対して90°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体42と入ってくる空気46の間の界面を通り抜ける。この位置で液体を注ぐと、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。注ぎ口は、注がれる液体の流れ32の方向に応じて時計周り35又は半時計周りに回転することができる。
【0020】
図6a−6eを参照すると、ボトルから液体を注いだとき、そのスケールの12時と3時の間に合わせ、上方向に配置したポインター36を有する調整可能な注ぎ口34が示されている。磁界F2は、ボトルの液体の流れに対して135°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体42と入ってくる空気46の間の界面を通り抜ける。この位置で液体を注ぐと、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。注ぎ口は、注がれる液体の流れ32の方向に応じて時計周り35又は半時計周りに回転することができる。
【0021】
図7a−7eを参照すると、ボトルから液体を注いだとき、スケール6の3時を示し、上方向に向けたポインター36を有する調整可能な注ぎ口34が示されている。磁界F2は、ボトルの液体の流れに対して180°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体42と入ってくる空気46の間の界面を通り抜ける。この位置で液体を注ぐと、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。注ぎ口は、注がれる液体の流れ32の方向に応じて時計周り35又は半時計周りに回転することができる。
【0022】
図8a−8eを参照すると、ボトルから液体を注いだとき、そのスケールの3時と6時の間に合わせ、上方向に配置したポインター36を有する調整可能な注ぎ口34が示されている。磁界F2は、ボトルの液体の流れに対して225°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体42と入ってくる空気46の間の界面を通り抜ける。この位置で液体を注ぐと、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。注ぎ口は、注がれる液体の流れ32の方向に応じて時計周り35又は半時計周りに回転することができる。
【0023】
図9a−9eを参照すると、ボトルから液体を注いだとき、スケール6の6時を示し、上方向に向けたポインター36を有する調整可能な注ぎ口34が示されている。磁界F2は、ボトルの液体の流れに対して270°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体42と入ってくる空気46の間の界面を通り抜ける。この位置で液体を注ぐと、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。注ぎ口は、注がれる液体の流れ32の方向に応じて時計周り35又は半時計周りに回転することができる。
【0024】
図10a−10eを参照すると、ボトルから液体を注いだとき、そのスケールの6時と9時の間に合わせ、上方向に配置したポインター36を有する調整可能な注ぎ口34が示されている。磁界F2は、ボトルの液体の流れに対して315°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体42と入ってくる空気46の間の界面を通り抜ける。この位置で液体を注ぐと、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。注ぎ口は、注がれる液体の流れ32の方向に応じて時計周り35又は半時計周りに回転することができる。
【0025】
調整可能な注ぎ口34のポインター36は図3−10に示されるダイアルの特定の位置のみ示すが、ポインター36は飲料の最初の風味を異なる風味に変化させるためにダイアルのどのような位置に向けることも可能であると理解される。
【0026】
図11a及び12aは、調整可能な注ぎ口を有する磁気ディスペンサーの他の実施形態の正面図である。注ぎ口は、注がれる液体の流れ62の方向に応じて時計周り35又は半時計周りに回転することができる。ディスペンサー70のベースマウントは1つ又はそれ以上の磁石が取り付けられている。
【0027】
図11b及び図12bは、それぞれ、図11a及び12aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。図示した実施形態では、磁界F4、F5は、ボトルから液体を注ぐとき、ある角度で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体72と入り込む空気74の間の界面を通じて通り抜ける。追加の磁石80は、ディスペンサーのベースマウントに取り付けられている。
【0028】
図13aは、ディスペンサーの内側の構造を示す図3aの磁気ディスペンサーの正面断面図である。図13bは、図13aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。図14aは、ディスペンサーの内側の構造を示す図11aの磁気ディスペンサーの正面断面図である。図14bは、図14aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。図13a及び14aのディスペンサーはそれぞれキャップを含む。
【0029】
図15は、他の実施形態に従ったボトルと固定された注ぎ口を有する磁気ディスペンサーである。本実施形態では、磁界F37は、ディスペンサーの12時と6時の間に調整され、ボトルの口の挿入される。磁界F37は、例えば1時と7時又は5時と11時の間といった他の2つの位置の間に調整することもできる。図示された実施形態のスケールは、12スケールを有する時計型である。スケールは、12スケールよりも多く又は少ない他の型にすることもできると理解される。
【0030】
図16a−16eを参照すると、ボトルから液体を注いでいるとき、固定された注ぎ口254の9時のポイントが上方向に示されている。磁界F2は、ボトルの液体の流れに対して0°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体262と入ってくる空気266の間の界面を通り抜ける。この位置で液体を注ぐと、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。
【0031】
図17a−17eを参照すると、ボトルから液体を注いでいるとき、固定された注ぎ口254の9時及び12時の中央のポイントが上方向に示されている。磁界F2は、ボトルの液体の流れに対して45°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体262と入ってくる空気266の間の界面を通り抜ける。この位置で液体を注ぐと、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。
【0032】
図18a−18eを参照すると、ボトルから液体を注いでいるとき、固定された注ぎ口254の12時のポイントが上方向に示されている。磁界F2は、ボトルの液体の流れに対して90°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体262と入ってくる空気266の間の界面を通り抜ける。この位置で液体を注ぐと、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。
【0033】
図19a−19eを参照すると、ボトルから液体を注いでいるとき、固定された注ぎ口254の12時及び3時の中央のポイントが上方向に示されている。磁界F2は、ボトルの液体の流れに対して135°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体262と入ってくる空気266の間の界面を通り抜ける。この位置で液体を注ぐと、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。
【0034】
図20a−20eを参照すると、ボトルから液体を注いでいるとき、固定された注ぎ口254の3時のポイントが上方向に示されている。磁界F2は、ボトルの液体の流れに対して180°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体262と入ってくる空気266の間の界面を通り抜ける。この位置で液体を注ぐと、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。
【0035】
図21a−21eを参照すると、ボトルから液体を注いでいるとき、固定された注ぎ口254の3時及び6時の中央のポイントが上方向に示されている。磁界F2は、ボトルの液体の流れに対して225°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体262と入ってくる空気266の間の界面を通り抜ける。この位置で液体を注ぐと、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。
【0036】
図22a−22eを参照すると、ボトルから液体を注いでいるとき、固定された注ぎ口254の6時のポイントが上方向に示されている。磁界F2は、ボトルの液体の流れに対して270°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体262と入ってくる空気266の間の界面を通り抜ける。この位置で液体を注ぐと、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。
【0037】
図23a−23eを参照すると、ボトルから液体を注いでいるとき、固定された注ぎ口254の6時及び9時の中央のポイントが上方向に示されている。磁界F2は、ボトルの液体の流れに対して315°で磁気ディスペンサーの内側のチューブ状の空洞を通って注ぎ出される液体262と入ってくる空気266の間の界面を通り抜ける。この位置で液体を注ぐと、ディスペンサーは、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させることができる。
【0038】
図24は、注いでいるとき上方向を指している異なるスケールの表示を有するボトルで回転している磁界の方向を示す。磁気ディスペンサーは注ぐ方向に対して上方向に差している表示に相当する測定値に対して、それぞれの角度で流れ出す液体270と入り込む空気274の界面を通り抜ける。図16−23は、ボトルから液体が注ぎ出されるとき、固定された注ぎ口254の8つの位置を示すが、固定された注ぎ口254は、飲料の最初の風味を異なる風味に変化させる液体を注ぐどのような位置をとることができる。
【0039】
図25aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図を示す。磁気ディスペンサー102は、一般的に参照番号110によって全体が示された全体的にチューブ状の本体を含む。チューブ状本体又は管110は、開口又はチャンバー108を通る流れと中央の縦方向軸Xによって画定される。チューブ状本体110は、上方部106と下方部128を有する。チューブ状本体110の上方部106は、傾斜した端部104を有する。
【0040】
チューブ状本体110の下方部128は、ボトルの口に挿入されるのに適合したボトルインサート126で画定される。ボトルインサート126がここに挿入されるとき、一般的な円筒型シール120は、ボトルの口と摩擦によって係合できるようにボトルインサート126の外周に取り付けられる。ボトルインサート126をボトルの口に挿入し、ボトルを閉じるのを容易にするために、シール120の外周表面は、ボトルインサート126の底端部に向かってわずかにテーパーがある。好ましくは、シール120は、ゴム又は他の適切な素材によって作成される。
【0041】
参照番号118で全体を特定されている仕切、好ましくは環状の仕切が、下方部126の近傍のチューブ状本体110の外周に提供される。本実施形態によれば、仕切118は、ボトルインサート126の近傍及び上方に配置される。仕切118は、肩部144と裾部126を有する。肩部114及び裾部122は共に、以下に詳細に記載される磁石を受け入れるための空洞又は凹み124で画定される。
【0042】
チューブ状本体110及び仕切180はプラスチック、アルミニウム、銅、その他の適当な素材のような非磁気シールド材料で作成される。
【0043】
他の実施形態によれば、磁石組立品は、少なくとも1つの磁石、すなわち第1磁石112を含む。第2の磁石116及び追加の複数の磁石130を追加できる。2つの磁石112、116のそれぞれは、図25bに描かれているように双極子リング磁石(dipole ring magnet)の形態である。2つの双極子リング磁石112、116は同じ大きさである。2つの双極子リング磁石112、116は、環状の凹部124にはめ込まれ固定される。2つの双極子リング磁石112、116は、図25aで最適例が示されるように、第1磁石の北磁極が第2磁石の南磁極と直接に向かい合うように、かつ、第1磁石112の南磁極が第2磁石116の北磁極と直接に向かい合うような方法で他の頂部に配置される。
2つの双極子リング磁石112、116は、このような方法で偏極され、配置されるとき、2つの磁石112、116は、よく知られているようにそれら磁石の引きつける力で一緒に保持される。
【0044】
図示された実施形態では、2つの双極子リング磁石112、116は環状凹部124に組み込まれるとき、2つのリング磁石112、116の内側の筒型表面は磁気ディスペンサーの内側の筒型表面と実質的に同一表面となる。
【0045】
2つのリング磁石112、116の外側の筒型表面は、環状の仕切118の内側の筒型表面に対して隣接してもよい。頂部のリング磁石112の頂部表面は、環状肩部114の底部表面に隣接してもよい。底部リング磁石116の底部表面はボトルインサート126の頂端部に対して隣接している。
【0046】
2つの双極子リング磁石112、116は、磁気ディスペンサーの開口108を通る流れに広がる磁界を発生する。ディスペンサー内の磁界の方向は、図25aに描かれているように、波形の水平な磁束通路又は磁力線F9によって通常通りに表現されている。
【0047】
磁気ディスペンサー内の2つの双極子リング磁石112、116が示されているが、リング磁石の数や大きさは所望によって磁界を強めるために増加させてもよい。
【0048】
図26a、26bは、磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は少なくとも2つの磁石を含む。すなわち第1磁石115及び第2磁石117である。第3の磁石又はそれ以上の磁石が追加されてもよい。それぞれの2つの磁石115、117は、多極リング磁石の形態をとる。2つの多極リング磁石115、117は、第1磁石115の2つの北磁極がそれぞれ第2磁石117の2つの南磁極と直接に向かい合い、第1磁石115の2つの南磁極はそれぞれ第2の磁石117の2つの北磁極と直接に向かい合うような方法で他の頂部に配置される。
【0049】
2つの多極リング磁石115、117は環状凹部124にはめ込まれていて、2つのリング磁石115、117の内側の筒型表面は、磁気ディスペンサーの筒型表面と実質的に同一表面である。
【0050】
2つの多極リング磁石115、117は、磁気ディスペンサーの開口108を通じる流れに広がる磁界に伝わる。ディスペンサー内の磁界の方向は、図26aに描かれるように、磁力線F10によって示される。
【0051】
図27a、27bは、磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は少なくとも2つの磁石を含む、すなわち、第1磁石132と第2磁石134である。第3の磁石139又はそれ以上の磁石が付加されてもよい。
【0052】
図28a、28bは磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は、少なくとも2つの磁石を含む、すなわち第1磁石136及び第2磁石138である。第3の磁石140又はそれ以上の磁石が付加されてもよい。
【0053】
図29a、29bは、磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は、少なくとも2つの磁石を含む、すなわち、第1磁石142及び第2磁石144である。第3の磁石146又はそれ以上の磁石は付加されてもよい。第1磁石142は、内側の南磁極と同心外側の北磁極の放射状の両極性を有する。第2の磁石144は内側の北磁極と同心外側の南磁極と放射状の両極性を有する。
【0054】
使用において、図29aに示すように、第1リング磁石142は、第1磁石142の外側の北磁極が直接に第2の磁石144の外側の南磁極と直接に向かい合い、第1磁石142の内側の南磁極が第2磁石144の内側の北磁極と直接に向かい合うような方法で第2磁石144の頂部に配置される。
【0055】
2つのリング磁石142、144は環状の凹部124内にはめ込まれ、2つのリング磁石142、144の内側の筒型表面が磁気ディスペンサーの内側筒型表面と実質的に同一表面とされる。
【0056】
2つのリング磁石142、144は、磁気ディスペンサーの開口108を通じる流れに広がる磁界を発生する。図29aに描かれるように、波状の磁力線F17は磁気ディスペンサー内の磁界の方向を表す。
【0057】
図30a、30bは、磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は少なくとも2つの磁石を含む、すなわち、第1磁石144と第2磁石142である。第3の磁石148又はそれ以上の磁石が付加されてもよい。図29a、29b内の磁石144と同じである第1磁石144は、内側の北磁極及び外側の南磁極とで放射状の両極性を有する。図29a、29b内の磁石142と同じである第2磁石144は、内側の南磁極及び外側の北磁極とで放射状の両極性を有する。
【0058】
第1リング磁石144は、図30aに最適例が示されるように、第1磁石144の内側の北磁極が第2磁石142の内側の南磁極と直接に向かい合い、第1の磁石144の外側の南磁極は第2の磁石142の外側の北磁極と直接に向かい合う。
【0059】
2つのリング磁石144、142は、環状の凹部124にはめ込まれるとき、2つのリング磁石144、142の内側の筒状の表面は磁気ディスペンサーの内側の筒型表面と実質的に同一表面である。
【0060】
2つのリング磁石144、142は磁気ディスペンサーの開口108を通じる流れに広がる磁界を発生させる。ディスペンサー内の磁界の方向は図30aに描かれるように、磁力性F28によって図示される。
【0061】
図31a、31bは、磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は少なくとも2つの磁石を含む、すなわち、第1磁石150と第2磁石152である。第1磁石150は上方の北磁極及び下方の南磁極を有する矩形の双極子磁石の形態である。同様の大きさを有する第1及び第2磁石150、152は、図31aに最適例が示されるように、第1磁石150の上方の北磁極が第2磁石152の上方の南磁極と向かい合い、第1磁石150の下方の南磁極が第2磁石152の下方の北磁極と向かい合うような方法で環状凹部124内の他のものと向かい合いそれに配置される。2つの向かい合う磁石150、152の間の距離は磁気ディスペンサーの開口108を通る流れの直径と等しい。
【0062】
2つの矩形の磁石150、152は、磁気ディスペンサーの開口108を通じる流れに広がる磁界を発生させる。波状で水平の磁力線F29は、図31aに描かれるように、磁気ディスペンサー内の磁界の方向を表す。
【0063】
図32a、32bは、磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は少なくとも2つの磁石を含む、すなわち、第1磁石154と第2磁石156である。第1磁石154は、内側の北磁極と外側の南磁極を有する矩形の双極子磁石の形態である。第2磁石156は、内側の南磁極と外側の北磁極の形態である。
【0064】
第1及び第2のマグネット154、156は、図32aに最適例が示されるように、第1磁石154の内側の北磁極が第2磁石156の内側の南磁極と向かい合うような方法で環状凹部124内の他に向かい合うそれに配置される。
【0065】
2つの磁石154、156は磁気ディスペンサーの開口108を通じる流れに広がる磁界を発生させる。磁気ディスペンサー内の磁界の方向は水平方向のみであり、図32aに描かれるように磁力性F20によって表現される。
【0066】
図33a、33bは磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は、管の内側の空洞に面する南磁極を有する2つの筒状の双極子磁石170と、管の内側の空洞に面する北磁極を有する筒状の双極子磁石171を含む。3つの双極子磁石170、171は全体的に120°の等しい間隔あけた管の内側の筒状壁172の外周周辺に配置される。
【0067】
筒型磁石組立品170、171は凹部124に組み込まれるとき、管の内側の筒型壁172は磁気ディスペンサーの内側の筒型表面と実質的に同一表面である。
筒型磁石170、171は磁気ディスペンサーの開口108を通じる流れに広がる磁界を発生する。図33aで描かれるように複数の波形の磁力線F23は磁気ディスペンサー内の磁界の方向を表す。
【0068】
図34a、34bは磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は、管の内側空洞に面する北磁極を有する2つの筒型双極子磁石174と管の内側空洞に面する南磁極を有する筒型双極子磁石175を含む。3つの双極子磁石174、175は全体に120°の間隔で等しく間隔を置いた管の内側の筒型壁176の外周周辺に配置される。
【0069】
筒型磁石組立品174、175が環状の凹部124内に組み込まれるとき、管の内側の筒型壁176は磁気ディスペンサーの内側の筒型表面と実質的に同一表面である。
【0070】
筒型磁石174、175は磁気ディスペンサーの開口108を通じた流れに広がる磁界を発生する。図34aに描かれるように複数の波状の磁力線F24は、磁気ディスペンサー内の磁界の方向を表す。それぞれの筒型磁石170、171,174、175が120°の等しい間隔を開けて配置される23番目及び24番目の実施形態で記述されているが、それぞれの筒型磁石170、171、174、175は磁石のいかなる適切な数が供給されてもよいと理解される。例えば、筒型磁石170、171又は174、175は180°の等しい間隔で配置された2つの周囲に間隔を開けた磁石を提供してもよいし、筒型磁石170、171又は174、175は90°の等しい間隔を開けて配置された4つの周囲に間隔をあけた磁石で提供してもよい。
【0071】
図35a、35bは、磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示してもよい。この実施形態によれば、磁石組立品は、半筒状の双極子磁石180の形態や上方半分に南磁極及び下方半部に北磁極を有する半円形断面部分の形態であってもよい。
【0072】
半筒型磁石180の半筒型表面182は、磁気ディスペンサーの内側筒状表面に対して近傍に形成したり付属させてもよい。本発明によれば、磁石180の上方半分が環状仕切124に近接され、磁石180の下方半分がボトルインサート126に近接されるような方法で環状の仕切118の長さ全体に沿って、及びボトルインサート126の全体の長さに沿って延びる。図35aに描かれるように磁力線F25は、磁気ディスペンサー内の磁界の方向を意味する。
【0073】
図36a、36bは磁化ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によると、北磁極が上方半分に配置され、南磁極が下方半分に配置されるように、磁石組立品は図35aおよび図35bの同一の半筒型柱状双極子磁石180であるが、逆さまである。同様に、半筒型磁石180の半筒型表面182は磁気ディスペンサーの内側の筒型表面に対して近接しておよび付属されている。磁化ディスペンサー内の磁界の方向は、図36aに描かれるように、磁力線F26によって示される。
【0074】
図37a、37bは、磁化ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によると、磁石組立品は半筒型柱状多極磁石190の形態である。多極磁石190はS−N−Sの交互の両極性構造を有する。すなわち、磁石の反対端の南磁極および2つの南磁極間の北磁極である。磁石190の磁極の総数は、3,5等の奇数が可能であると思われる。
【0075】
半筒型磁石190の半筒状表面192は磁気ディスペンサー内側筒型表面に対して近接しておよび付属されている。図37aに描かれてるように、磁力線F27は磁気ディスペンサー内の磁界の方向を表す。
【0076】
図38a、38Bは、磁化ディスペンサーの磁石の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は半筒型柱状の多極磁石190の形態である。多極磁石190はN−S−Nの交互の両極性磁石構造を有する。すなわち、磁石の反対端部の北磁極及び2つの北磁極の間の南磁極である。磁石190の磁極の総数は、3,5等の奇数である。
【0077】
同様に、半筒型磁石190の半筒型表面192はディスペンサーの内側の筒型表面に対して近接し、付属されている。磁石ディスペンサー内の磁界の方向は、図38aに描かれているように磁力線F28によって表されている。
【0078】
図39a、39Bは磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は、頂部から底部へ数えられるように交互の両極性構造S−N−S−N5を有する半筒型柱状多極磁石200の形態である。磁石200の磁極の総数は、4、6等の偶数である。
【0079】
半筒型磁石200の半筒型表面は、磁石ディスペンサーの内側の筒型表面に対して近接し、付属されている。図39aに描かれるように、磁力線F29は、磁気ディスペンサー内の磁界の方向を表す。
【0080】
図40a、40bは、磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は図39a、39bに図示されるように同様の半筒型柱状多極磁石200であるが、頂部から底部へ数えられるように交互の多極構造N−S−N−Sと反対にされている。再度述べると、磁石200の磁極の総数は偶数である。
【0081】
同様に半筒型磁石200の半筒型表面202はディスペンサーの内側の筒型表面に対して近接され、付属される。磁気ディスペンサー内の磁界の方向は、図40aに描かれるように、磁力線F30によって表される。
【0082】
図41a、41bは、磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は上方半分に南磁極及び下方半分に北磁極を有する矩形又は棒型の磁極210の形態である。
【0083】
磁石210は、その中央の磁気ディスペンサーの開口108を通じる流れに沿って広がる。図41aに描かれるように、磁力線F31は磁気ディスペンサー内の磁界の方向を意味する。
【0084】
図42a、42bは、磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は図41a、41bに示されるように同じ矩形又は棒状の磁石210であるが、上方半分で北磁極及び下方半分で南磁極と反対におかれている。
【0085】
再度述べると、磁石210は、その中央の磁気ディスペンサーの開口108を通じた流れに沿って広がる。磁気ディスペンサー内の磁界の方向は磁力線F32によって従来通り表される。
【0086】
図43a、43bは磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は、そこの反対端部の南磁極と2つの南磁極の間の北磁極を有する矩形又は棒状の多極磁石220の形態である。磁極配列は、S−N−Sである。磁石220の磁極の総数は、3,5等の奇数である。
【0087】
磁石220は、その中央の磁気ディスペンサーの開口108を通る流れに沿って広がる。図43aに描かれるように、磁力線F33は、磁気ディスペンサー内の磁界の方向を表す。
【0088】
図44a、44bは磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は、その反対端の北磁極及び2つの北磁極間の南磁極を有する矩形又は棒状の多極磁石222である。磁極配列はN−S−Nである。磁石222の磁極の総数は、奇数である。
【0089】
磁石222は、その中央の磁気ディスペンサーの開口108を通じる流れに沿って広がる。磁気ディスペンサー内の磁界の方向は磁力線F34によって表される。
【0090】
図45a、45bは磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によれば、磁石組立品は、頂部から底部に数えられるように、磁極配列N−S−N−Sを有する矩形又は棒状の多極磁石230である。磁石230の磁極の総数は、4,6等の偶数である。
【0091】
磁石230は図45a内に図示されたように磁気ディスペンサーの開口108を通じる流れに沿って広がる。磁力線F35は磁気ディスペンサー内の磁界の方向を表す。
【0092】
図46a、46bは磁気ディスペンサーの磁石組立品の他の実施形態を示す。この実施形態によると、磁石組立品は図45a、45bに示されるような同様な矩形又は棒状の多極磁石230であるが、頂部から底部に数えられるように磁極配列S−N−S−Nと逆さまにされている。再度述べると、磁石230の磁極総数は、偶数である。
【0093】
磁石230は図46aに図示されるように磁気ディスペンサーの開口108を通じる流れ内に配置される。磁気ディスペンサー内の磁界の方向は、従来通り、磁力線F36によって表される。
【0094】
図47,48,49は、磁気ディスペンサーの異なる実施形態である。
【0095】
図47の実施形態によれば、磁気ディスペンサー306は、開口302を通じる流れを定義するチューブ状部材306を含む。チューブ状部材306は、上方部280及び下方部290を有する。チューブ状部材306の下方部290はボトル250の口249に挿入されるのに適合するボトルインサートを画定する。ボトルインサート292が挿入されるとき、全体的に筒型シール294はボトル250の口249に摩擦で係合するためにボトルインサート292の外周に付属される。シール294の外周は、ボトル250の口249へのボトルインサート292の挿入を容易にするためにボトルインサート292の低端部に向かってわずかにテーパーがある。好ましくは、シール294はゴム又は他の適切な材料で作成される。参照番号284によって全体を指示されるキャップ形状の部材は、その上方部材のチューブ状部材306に提供される。本発明の実施形態によれば、キャップ型部材284はボトルインサート292に近接して又は上方に配置される。キャップ型部材は肩部300、裾部286及び支持部288を含む。肩部300、裾部286及び支持部288は磁極リング磁石112,116をそこで受容するために空間282を画定する。支持部材288はリング磁石112、116を支持するのに適合される。
【0096】
磁気ディスペンサー246は磁極リング磁石112、116が供給されることが示されているが、磁気ディスペンサー246はここで前に記述した他の磁石組立品が供給されてもよい。
【0097】
図48の実施形態によると、磁気ディスペンサーは334は開口328を通じる流れを定義するチューブ状部材330を含む。チューブ状部材330は、上方部310及び下方部318を有する。チューブ状部材330の下方部318はボトル250の口249に挿入されるのに適合されたボトルインサートを画定する。全体的に筒型シール322は、ボトルインサート320がそこに挿入されるとき、ボトル250の口249と摩擦で係合するためにボトルインサート320の外周に付属される。シール322の外周は、ボトルインサート320をボトル250の口249内に挿入するのを容易にするためにボトルインサート320の底部の方へわずかにテーパーがかけられている。好ましくは、シール322はゴム又は他の適切な材料で作成される。
【0098】
参照番号314によって全体を指示された密封仕切は、その上方部分310のチューブ状部材330に提供される。本実施形態によれば、密閉仕切314は、ボトルインサート320に近接かつ上方に配置される。密閉仕切314は、リング磁石112、116をそこに収容するための空間312を画定する。リング磁石112、116は密閉仕切314に配置される。図47のフランジ304で示されるフランジ332は、磁気ディスペンサー334に提供される。
【0099】
磁気ディスペンサー334は双極子リング磁石112、116が提供されるように示されているが、磁気ディスペンサー334は、上述した他の磁石組立品が提供されてもよい。
【0100】
図49の実施形態よれば、磁気ディスペンサー362は開口356を通じた流れを定義するチューブ状部材358を含む。チューブ状部材358は上方部340及び下方部346を有する。チューブ状部材358の下方部はボトル250の口249に挿入されるように適合されたボトルインサート348を画定する。全体的に筒型シール350はボトルインサート348が挿入されるとき、ボトル250の口249に摩擦で係合するためにボトルインサート348の外周に付属される。シール350の外周は、ボトル250の口249にボトルインサート348の挿入を容易にするためにボトルインサート348の底部に向けてわずかにテーパーがある。好ましくはシール350はゴムや他の適切な素材で作成される。
【0101】
参照番号344で全体を示される密閉仕切は、その上方部340のチューブ状部材358に提供される。本実施形態によれば、密閉仕切344はボトルインサート348の近傍及び上方に配置される。密閉仕切344は、リング磁石112、116を収容するために空間342を画定する。
【0102】
図示された実施形態によれば、チューブ状部材358の上方部分340は仕切340から上方向に突出している。傾斜した開口端部360は、チューブ状部材358の上方端部に提供される。
【0103】
磁気ディスペンサー362は、双極子リング磁石112,116が提供されるように示されているが、磁気ディスペンサー362は、上述の他の磁石組立品が提供されてもよい。
【0104】
本発明は、多数の好適な実施形態を特に参照して示され、記述されているが、他の様々な変形や変更が本発明を逸脱しない範囲でなされることに注意すべきである。
【図面の簡単な説明】
【0105】
【図1】図1は、ボトルと調節可能な注ぎ口を有する磁気ディスペンサーの実施形態の図である。
【図2a】図2aは、図1の磁気ディスペンサーの分解図である。
【図2b】図2bは、図2aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。
【図3a】図3aは、ボトルから液体を注いだとき、そのスケールの9時に合わせ、上方向に配置したポインターを有する図2aの磁気ディスペンサーの図である。
【図3b】図3bは、図3aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。
【図3c】図3cは、液体が注ぎ出されている状態を示す図3aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図3d】図3dは、図3bの磁石の平面図である。
【図3e】図3eは、注ぎ出されるときの液体のレベルを示す図3bのマグネットの正面図である。
【図4a】図4aは、ボトルから液体を注いだとき、そのスケールの9時及び12時の間に合わせ、上方向に配置したポインターを有する図2aの磁気ディスペンサーの図である。
【図4b】図4bは、図4aの磁気ディスペンサー内の磁石の斜視図である。
【図4c】図4cは、液体が注ぎ出されている状態を示す図4aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図4d】図4dは、図4bの磁石の平面図である。
【図4e】図4eは、注ぎ出されるときの液体レベルを示す図4bの磁石の平面図である。
【図5a】図5aは、ボトルから液体を注いだとき、そのスケールの12時に合わせ、上方向に配置した図2aの磁気ディスペンサーの図である。
【図5b】図5bは、図5aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。
【図5c】図5cは、液体が注ぎ出されている状態を示す図5aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図5d】図5dは、図5bの磁石の平面図である。
【図5e】図5eは、注ぎ出されている液体のレベルを示す図5bの磁石の平面図である。
【図6a】図6aは、ボトルから液体を注いだとき、そのスケールの12時及び3時の間に合わせ、上方向に配置したポインターを有する図2aの磁気ディスペンサーの図である。
【図6b】図6bは、図4aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。
【図6c】図6cは、液体が注ぎ出されている状態を示す図5aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図6d】図6dは、図6bの磁石の平面図である。
【図6e】図6eは、注ぎ出されている液体のレベルを示す図6bの磁石の平面図である。
【図7a】図7aは、ボトルから液体を注いだとき、そのスケールの3時に合わせ、上方向に配置したポインターを有する図2aの磁気ディスペンサーの図である。
【図7b】図7bは、図7aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。
【図7c】図7cは、液体が注ぎ出されている状態を示す図7aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図7d】図7dは、図7bの磁石の平面図である。
【図7e】図7eは、注ぎ出されている液体のレベルを示す図7bの磁石の平面図である。
【図8a】図8aは、ボトルから液体を注いだとき、そのスケールの3時及び6時の間に合わせ、上方向に配置したポインターを有する図2aの磁気ディスペンサーの図である。
【図8b】図8bは、図8aの磁気ディスペンサー内の磁石の斜視図である。
【図8c】図8cは、液体が注ぎ出されている状態を示す図8aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図8d】図8dは、図8bの磁石の平面図である。
【図8e】図8eは、液体が注ぎ出されている状態を示す図8bの磁気ディスペンサーの断面図である
【図9a】図9aは、ボトルから液体を注いだとき、そのスケールの6時に合わせ、上方向に配置したポインターを有する図2aの磁気ディスペンサーの図である。
【図9b】図9bは、図9aの磁気ディスペンサー内の磁石の斜視図である。
【図9c】図9cは、液体が注ぎ出されている状態を示す図9aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図9d】図9dは、図9bの磁石の平面図である。
【図9e】図9eは、注ぎ出されている液体のレベルを示す図9bの磁石の平面図である。
【図10a】図10aは、ボトルから液体を注いだとき、そのスケールの6時と9時の間に合わせ、上方向に配置したポインターを有する図2aの磁気ディスペンサーの図である。
【図10b】図10bは、図10aの磁気ディスペンサー内の磁石の斜視図である。
【図10c】図10cは、液体が注ぎ出されている状態を示す図10aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図10d】図10dは、図10bの磁石の平面図である。
【図10e】図10eは、注ぎ出されている液体のレベルを示す図10bの磁石の平面図である。
【図11a】図11aは、調節可能な注ぎ口を有する磁気ディスペンサーの別の実施形態の図である。
【図11b】図11bは、図11aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。
【図12a】図12aは、そのスケールの12時に合わせたポインターを有する図11aの磁気ディスペンサーの図である。
【図12b】図12bは、図12bの磁気ディスペンサー内の磁石の斜視図である。
【図13a】図13aは、図3aの磁気ディスペンサーの正面断面図である。
【図13b】図13bは、図13aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。
【図14a】図14aは、図11aの磁気ディスペンサーの正面断面図である。
【図14b】図14bは、図14aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。
【図15】図15は、ボトルと、固定された注ぎ口を有する磁気ディスペンサーの別の実施形態の図である。
【図16a】図16aは、ボトルから液体を注いだとき、スケールの9時を上方向に配置された図15の磁気ディスペンサーの図である。
【図16b】図16bは、図16aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。
【図16c】図16cは、液体が注ぎ出されている状態を示す図16aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図16d】図16dは、図16bの磁石の平面図である。
【図16e】図16eは、注ぎ出されている液体のレベルを示す図16bの磁石の平面図である。
【図17a】図17aは、ボトルから液体を注いだとき、上方向に配置された9時及び12時の間のスケールのポイントを有する図15の磁気ディスペンサーの図である。
【図17b】図17aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。
【図17c】図17cは、液体が注ぎ出されている状態を示す図17aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図17d】図17dは、図17bの磁石の平面図である。
【図17e】図17eは、注ぎ出されているときの液体のレベルを示す17bの磁石の平面図である。
【図18a】図18aは、ボトルから液体を注いだとき、スケールの12時が上方向に配置された図15の磁気ディスペンサーの図である。
【図18b】図18bは、図18aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。
【図18c】図18cは、液体が注ぎ出されている状態を示す図18aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図18d】図18dは、図18bの磁石の平面図である。
【図18e】図18eは、液体を注ぎ出されるときの液体のレベルを示す図18bの磁石の平面図である。
【図19a】図19aは、ボトルから液体を注いだとき、スケールの12時及び3時の間にスケールのポイントが上方向に配置された図15の磁気ディスペンサーの図である。
【図19b】図19bは、図19aの磁気ディスペンサーのマグネットの斜視図である。
【図19c】図19cは、液体が注ぎ出されている状態を示す図19aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図19d】図19dは、図19bの磁石の平面図である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
飲料容器の口に直接又は間接的に取り付けられる磁化液体ディスペンサーにおいて、
(a)注ぎ口のあらかじめ設定された通路を通じて、容器の中の液体を注ぎ出すための大きさ及び形状を有する注ぎ口と
(b)容器の外に注がれる液体を通す磁界を発生可能で、注ぎ口に対して適切に配置可能な磁石と、
で構成されることを特徴とする磁化液体ディスペンサー。
【請求項2】
磁石は、ドーナッツ状の空洞を有し、注がれるときに液体は磁石の空洞を通じて流れることを特徴とする請求項1記載のディスペンサー。
【請求項3】
磁石及び注ぎ口は、互いに対して回転可能であることを特徴とする請求項1記載のディスペンサー。
【請求項4】
磁界は、容器から液体が注がれるとき、適切な角度で、注ぎ出される液体と空気の界面を通じて通過することを特徴とする請求項1記載のディスペンサー。
【請求項5】
ベースマウントで構成されており、磁石は、ベースマウントに組み込まれ、ベースマウントと注ぎ口の関係位置は調整可能であることを特徴とする請求項1記載のディスペンサー。
【請求項6】
ベースマウントと注ぎ口は、互いに対して回転可能であることを特徴とする請求項5記載のディスペンサー。
【請求項7】
ベースマウントは容器の口に係合する用に適合された端部を有することを特徴とする請求項5記載のディスペンサー。
【請求項8】
ベースマウントは、そこに提供された複数のしるしを有するダイヤル表面を含み、注ぎ口は、前記複数のしるしの1つを指すポインターが提供されていることを特徴とする請求項5記載のディスペンサー。
【請求項9】
ベースマウントのダイヤル表面は、時計型であることを特徴とする請求項8記載のディスペンサー。
【請求項1】
飲料容器の口に直接又は間接的に取り付けられる磁化液体ディスペンサーにおいて、
(a)注ぎ口のあらかじめ設定された通路を通じて、容器の中の液体を注ぎ出すための大きさ及び形状を有する注ぎ口と
(b)容器の外に注がれる液体を通す磁界を発生可能で、注ぎ口に対して適切に配置可能な磁石と、
で構成されることを特徴とする磁化液体ディスペンサー。
【請求項2】
磁石は、ドーナッツ状の空洞を有し、注がれるときに液体は磁石の空洞を通じて流れることを特徴とする請求項1記載のディスペンサー。
【請求項3】
磁石及び注ぎ口は、互いに対して回転可能であることを特徴とする請求項1記載のディスペンサー。
【請求項4】
磁界は、容器から液体が注がれるとき、適切な角度で、注ぎ出される液体と空気の界面を通じて通過することを特徴とする請求項1記載のディスペンサー。
【請求項5】
ベースマウントで構成されており、磁石は、ベースマウントに組み込まれ、ベースマウントと注ぎ口の関係位置は調整可能であることを特徴とする請求項1記載のディスペンサー。
【請求項6】
ベースマウントと注ぎ口は、互いに対して回転可能であることを特徴とする請求項5記載のディスペンサー。
【請求項7】
ベースマウントは容器の口に係合する用に適合された端部を有することを特徴とする請求項5記載のディスペンサー。
【請求項8】
ベースマウントは、そこに提供された複数のしるしを有するダイヤル表面を含み、注ぎ口は、前記複数のしるしの1つを指すポインターが提供されていることを特徴とする請求項5記載のディスペンサー。
【請求項9】
ベースマウントのダイヤル表面は、時計型であることを特徴とする請求項8記載のディスペンサー。
【図19a】図19aは、注ぎ出されるときの液体のレベルを示す図19bの磁石の平面図である。
【図20a】図20aは、ボトルのから液体を注いだとき、スケールの3時が上方向に配置された図15の磁気ディスペンサーの図である。
【図20b】図20bは、図20aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。
【図20c】図20cは、液体が注ぎ出される状態を示す図20aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図20d】図20dは、図20bの磁石の平面図である。
【図20e】図20eは、注ぎ出されるときの液体のレベルを示す図20bの磁石の平面図である。
【図21a】図21aは、ボトルから液体を注いだとき、スケールの3時及び6時の間にスケールのポイントが上方向に配置された図15の磁気ディスペンサーの図である。
【図21b】図21bは、図21aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。
【図21c】図21cは液体が注ぎ出される状態を示す図21aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図21d】図21dは、図21bの磁石の平面図である。
【図21e】図21eは、注ぎ出されるときの液体のレベルを示す図21bの磁石の平面図である。
【図22a】図22aは、ボトルから液体を注いだとき、スケールの6時が上方向に配置された図15の磁気ディスペンサーの図である。
【図22b】図22bは、図22aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。
【図22c】図22cは、液体が注ぎ出される状態を示す図22aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図22d】図22dは、図22bの磁石の平面図である。
【図22e】図22eは、注ぎ出されるときの液体のレベルを示す図22bの磁石の平面図である。
【図23a】図23aは、ボトルから液体を注いだときにスケールの6時及び9時の間にスケールのポイントが上方向に配置された図15の磁気ディスペンサーの図である。
【図23b】図23bは、図23aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。
【図23c】図23cは、液体が注ぎ出される状態を示す図23aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図23d】図23dは、図23bの磁石の平面図である。
【図23e】図23eは、注ぎだれるときの液体のレベルを示す図23bの磁石の平面図である。
【図24】図24は、異なる時計位置での図15の磁気ディスペンサー内の飲料の位置を示す図である。
【図25a】図25aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図25b】図25bは、図25aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図26a】図26aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図26b】図26bは、図26aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図27a】図27aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図27b】図27bは、図27aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図28a】図28aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図28b】図28bは、図28aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図29a】図29aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図29b】図29bは、図29aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図30a】図30aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面分解図である。
【図30b】図30bは、図30aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図31a】図31aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図31b】図31bは、図31aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の縦断面図である。
【図32a】図32aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図32b】図32bは、図32aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図33a】図33aは、磁石ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図33b】図33bは、図33aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図34a】図34aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図34b】図34bは、図34aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図35a】図35aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図35b】図35bは、図35aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図36a】図36aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図36b】図36bは、図36aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図37a】図37aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図37b】図37bは、図37aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図38a】図38aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図38b】図38bは、図38aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図39a】図39aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図39b】図39bは、図39aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図40a】図40aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図40b】図40bは、図40aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図41a】図41aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図41b】図41bは、図41aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図42a】図42aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図42b】図42bは、図42aの磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図43a】図43aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図43b】図43bは、図43aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図44a】図44aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図44b】図44bは、図44aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図45a】図45aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図45b】図45bは、図45aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図46a】図46aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図46b】図46bは、図46aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図47】図47は、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図48】図48は、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図49】図49は、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図1】
【図2a】
【図2b】
【図3a】
【図3b】
【図3c】
【図3d】
【図3e】
【図4a】
【図4b】
【図4c】
【図4d】
【図4e】
【図5a】
【図5b】
【図5c】
【図5d】
【図5e】
【図6a】
【図6b】
【図6c】
【図6d】
【図6e】
【図7a】
【図7b】
【図7c】
【図7d】
【図7e】
【図8a】
【図8b】
【図8c】
【図8d】
【図8e】
【図9a】
【図9b】
【図9c】
【図9d】
【図9e】
【図10a】
【図10b】
【図10c】
【図10d】
【図10e】
【図11a】
【図11b】
【図12a】
【図12b】
【図13a】
【図13b】
【図14a】
【図14b】
【図15】
【図16a】
【図16b】
【図16c】
【図16d】
【図16e】
【図17a】
【図17b】
【図17c】
【図17d】
【図17e】
【図18a】
【図18b】
【図18c】
【図18d】
【図18e】
【図19a】
【図19b】
【図19c】
【図19d】
【図19e】
【図20a】
【図20b】
【図20c】
【図20d】
【図20e】
【図21a】
【図21b】
【図21c】
【図21d】
【図21e】
【図22a】
【図22b】
【図22c】
【図22d】
【図22e】
【図23a】
【図23b】
【図23c】
【図23d】
【図23e】
【図24】
【図25a】
【図25b】
【図26a】
【図26b】
【図27a】
【図27b】
【図28a】
【図28b】
【図29a】
【図29b】
【図30a】
【図30b】
【図31a】
【図31b】
【図32a】
【図32b】
【図33a】
【図33b】
【図34a】
【図34b】
【図35a】
【図35b】
【図36a】
【図36b】
【図37a】
【図37b】
【図38a】
【図38b】
【図39a】
【図39b】
【図40a】
【図40b】
【図41a】
【図41b】
【図42a】
【図42b】
【図43a】
【図43b】
【図44a】
【図44b】
【図45a】
【図45b】
【図46a】
【図46b】
【図47】
【図48】
【図49】
【図20a】図20aは、ボトルのから液体を注いだとき、スケールの3時が上方向に配置された図15の磁気ディスペンサーの図である。
【図20b】図20bは、図20aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。
【図20c】図20cは、液体が注ぎ出される状態を示す図20aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図20d】図20dは、図20bの磁石の平面図である。
【図20e】図20eは、注ぎ出されるときの液体のレベルを示す図20bの磁石の平面図である。
【図21a】図21aは、ボトルから液体を注いだとき、スケールの3時及び6時の間にスケールのポイントが上方向に配置された図15の磁気ディスペンサーの図である。
【図21b】図21bは、図21aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。
【図21c】図21cは液体が注ぎ出される状態を示す図21aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図21d】図21dは、図21bの磁石の平面図である。
【図21e】図21eは、注ぎ出されるときの液体のレベルを示す図21bの磁石の平面図である。
【図22a】図22aは、ボトルから液体を注いだとき、スケールの6時が上方向に配置された図15の磁気ディスペンサーの図である。
【図22b】図22bは、図22aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。
【図22c】図22cは、液体が注ぎ出される状態を示す図22aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図22d】図22dは、図22bの磁石の平面図である。
【図22e】図22eは、注ぎ出されるときの液体のレベルを示す図22bの磁石の平面図である。
【図23a】図23aは、ボトルから液体を注いだときにスケールの6時及び9時の間にスケールのポイントが上方向に配置された図15の磁気ディスペンサーの図である。
【図23b】図23bは、図23aの磁気ディスペンサーの磁石の斜視図である。
【図23c】図23cは、液体が注ぎ出される状態を示す図23aの磁気ディスペンサーの断面図である。
【図23d】図23dは、図23bの磁石の平面図である。
【図23e】図23eは、注ぎだれるときの液体のレベルを示す図23bの磁石の平面図である。
【図24】図24は、異なる時計位置での図15の磁気ディスペンサー内の飲料の位置を示す図である。
【図25a】図25aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図25b】図25bは、図25aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図26a】図26aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図26b】図26bは、図26aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図27a】図27aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図27b】図27bは、図27aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図28a】図28aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図28b】図28bは、図28aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図29a】図29aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図29b】図29bは、図29aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図30a】図30aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面分解図である。
【図30b】図30bは、図30aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図31a】図31aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図31b】図31bは、図31aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の縦断面図である。
【図32a】図32aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図32b】図32bは、図32aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図33a】図33aは、磁石ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図33b】図33bは、図33aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図34a】図34aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図34b】図34bは、図34aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図35a】図35aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図35b】図35bは、図35aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図36a】図36aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図36b】図36bは、図36aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図37a】図37aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図37b】図37bは、図37aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図38a】図38aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図38b】図38bは、図38aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図39a】図39aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図39b】図39bは、図39aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図40a】図40aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図40b】図40bは、図40aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図41a】図41aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図41b】図41bは、図41aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図42a】図42aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図42b】図42bは、図42aの磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図43a】図43aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図43b】図43bは、図43aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図44a】図44aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図44b】図44bは、図44aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図45a】図45aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図45b】図45bは、図45aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図46a】図46aは、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図46b】図46bは、図46aの磁気ディスペンサーの磁石組立品の分解図である。
【図47】図47は、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図48】図48は、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図49】図49は、磁気ディスペンサーの他の実施形態の縦断面図である。
【図1】
【図2a】
【図2b】
【図3a】
【図3b】
【図3c】
【図3d】
【図3e】
【図4a】
【図4b】
【図4c】
【図4d】
【図4e】
【図5a】
【図5b】
【図5c】
【図5d】
【図5e】
【図6a】
【図6b】
【図6c】
【図6d】
【図6e】
【図7a】
【図7b】
【図7c】
【図7d】
【図7e】
【図8a】
【図8b】
【図8c】
【図8d】
【図8e】
【図9a】
【図9b】
【図9c】
【図9d】
【図9e】
【図10a】
【図10b】
【図10c】
【図10d】
【図10e】
【図11a】
【図11b】
【図12a】
【図12b】
【図13a】
【図13b】
【図14a】
【図14b】
【図15】
【図16a】
【図16b】
【図16c】
【図16d】
【図16e】
【図17a】
【図17b】
【図17c】
【図17d】
【図17e】
【図18a】
【図18b】
【図18c】
【図18d】
【図18e】
【図19a】
【図19b】
【図19c】
【図19d】
【図19e】
【図20a】
【図20b】
【図20c】
【図20d】
【図20e】
【図21a】
【図21b】
【図21c】
【図21d】
【図21e】
【図22a】
【図22b】
【図22c】
【図22d】
【図22e】
【図23a】
【図23b】
【図23c】
【図23d】
【図23e】
【図24】
【図25a】
【図25b】
【図26a】
【図26b】
【図27a】
【図27b】
【図28a】
【図28b】
【図29a】
【図29b】
【図30a】
【図30b】
【図31a】
【図31b】
【図32a】
【図32b】
【図33a】
【図33b】
【図34a】
【図34b】
【図35a】
【図35b】
【図36a】
【図36b】
【図37a】
【図37b】
【図38a】
【図38b】
【図39a】
【図39b】
【図40a】
【図40b】
【図41a】
【図41b】
【図42a】
【図42b】
【図43a】
【図43b】
【図44a】
【図44b】
【図45a】
【図45b】
【図46a】
【図46b】
【図47】
【図48】
【図49】
【公表番号】特表2008−517844(P2008−517844A)
【公表日】平成20年5月29日(2008.5.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−538249(P2007−538249)
【出願日】平成17年11月1日(2005.11.1)
【国際出願番号】PCT/CN2005/001820
【国際公開番号】WO2006/047943
【国際公開日】平成18年5月11日(2006.5.11)
【出願人】(507095079)
【出願人】(507095080)
【復代理人】
【識別番号】110000659
【氏名又は名称】特許業務法人広江アソシエイツ特許事務所
【Fターム(参考)】
【公表日】平成20年5月29日(2008.5.29)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年11月1日(2005.11.1)
【国際出願番号】PCT/CN2005/001820
【国際公開番号】WO2006/047943
【国際公開日】平成18年5月11日(2006.5.11)
【出願人】(507095079)
【出願人】(507095080)
【復代理人】
【識別番号】110000659
【氏名又は名称】特許業務法人広江アソシエイツ特許事務所
【Fターム(参考)】
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